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ゴミ箱から失礼いたします 2 (MF文庫J)

ゴミ箱から失礼いたします 2 (MF文庫J)ゴミ箱から失礼いたします 2 (MF文庫J)
著者:岩波 零
販売元:メディアファクトリー
発売日:2010-02-25
おすすめ度:4.0
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 ギャグでありラブコメであり、変態。

 あえて一番最後が真理なのではないかと思うのですが、方向性が定まった印象。そこはMF文庫Jさんなので、無難にラブコメを押しています。

 氷柱などは前からそうでしたが、彩音さんが新たにラブコメに加わり大活躍の巻です。萌える太を純粋にドギマギさせていたのは良い。

 ――しかし、そんな彩音の健気さや、氷柱の毒舌会話劇を持ってしても、沙紀さんには勝てなかったかな。沙紀さんに関してはその衝撃が強すぎる。

 ラブコメしているのだけれど、どこかおかしい。

 はっきり言いましょう、変態です。沙紀さんに家の中では常に全裸という新設定が加わってしまうのです。もっとも、これは彼女も好きでそうなっているわけではないのですが。

 そもそも、全裸にならなければならない設定が、という話ですよね。沙紀さんの祖父が変態なのか、そうさせてしまった著者が変態なのか。

 口絵が意味不明だと思うのですが、これを読んでから読むととてもシュールに映ります。

 また、今回もゴミ箱バトルしているわけですが、まさかここでも全裸を見せ付けられるとは思いませんでした。男と男の勝負でした(全裸で)。

 加えて、萌える太のアレがここまで巨大になってしまうとは……(全裸)。それに相手も素晴しく巨大でした(全裸)。

 これからも、ゆるゆるギャグラブコメとして――ゆるゆる、ギャグラブコメとして頑張ってもらいたい。説得力がないのは何故でしょうね、不思議です。

おすすめ度:4.0

Presented by Minai.


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