今年は、例年に比べてその数が多いです。
先日、中古住宅を購入なさって6年になるお宅を検査
させて頂きました。
この建物は、購入時点で既に雨漏れがあったようですが、
そのことを伝えられないまま購入に至ったようです。
この6年間雨漏れの補修工事を何度も何度も繰り返し
行い、その後しばらく雨漏れが止まるようですが、また直
ぐに雨漏れが発生するとのことです。
放水検査をすると、屋根、排水ドレイン、棟、外壁に新築
当初からの施工の誤りが観られ、建物の11箇所で雨漏れ
があります。
雨漏れが、過去にあった建物であるか否か中古住宅を
購入する際には、非常に重要なポイントです。
雨漏れだけは、検査をして見ないと、どこからどのように
雨漏れが起きているかは分かりませんが、今回の建物
であれば、中古住宅購入前の検査で、その瑕疵は見つけ
ることが出来たものと確信します。
これから中古住宅の購入をご検討の方は、大きな買い物
に後悔をしないよう、是非プロの検査を受けて頂くことを
お勧めします。