青山社中筆頭代表 朝比奈一郎のブログ

「世界に誇れ、世界で戦える日本を創る」ことを標榜し、人づくり、政策づくり、組織づくりの各方面から日本の建て直しに取り組んでいる青山社中株式会社筆頭代表CEOの朝比奈一郎のブログです。 リーダーシップ、地方創生、政治経済などのジャンルを中心に、「国や社会のことを考えつつ、変革に向けた行動を起こしていく人材」にとって有益な意見を発信していきます。

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更新情報

1.中国における「懐かしい未来」 約6年ぶりに中国に行ってきた。我が畏友で霞が関同期の金田修君(大蔵省勤務後にマッキンゼーでパートナーにすぐ上り詰め、その後、現在は中国で起業して大成功とダイナミックな人生を送っている)が中心となって10年ほど続いている

3.日本への教訓とリーダーシップ ともすると日本の多くの政治家などは、「最近の石丸現象、国民民主党現象などを見ると、SNSの活用、切り抜き動画などによるネット民や若手への支持の拡大こそが、政治活動上も選挙活動上も重要になっている。そして、その原点はアメ

1.トランプ現象の最大の問題 トランプ大統領の勢いが止まらない。   現地ではFlood the Zone(情報、打ち手の氾濫)と表現されることが多いようだが、様々な分野でこれまでの政策をひっくり返すような、或いは極端に推し進めるような大改革を進めている。いわば改

1.トランプ政権の強みと弱み トランプ政権が成立してまだ一か月強。既に世界を大きく揺り動かしているが、その評価については世界を二分しているようだ。卑近な事例だが、昨晩、青山社中フォーラムを開催し(元経済安保大臣の小林鷹之衆議院議員と細谷雄一慶大教授がゲ

1. 盛り沢山な一月 1月ももう終わりだが、今年は既に半年くらい過ぎたのではないか、と思うくらい目まぐるしく色々なことが動いている。   トランプ就任を前に慌ただしくイスラエルとハマスの停戦合意が成立し(親ユダヤのトランプ政権誕生に際しての成果強調のため

新年が始まる前に縁起でもないが、もう随分前から、2025年は日本にとってどん底とも言うべき年になると感じ続けている。特段の強い根拠があっての話ではないが、多くの識者が指摘しているように、私もまた、日本の近現代を「40年―80年周期」で見る歴史観に勝手に共感を覚え

世の中は偽善と露悪の繰り返し(夏目漱石)毎週見るのを楽しみにしているドラマの一つが、日曜深夜にNHK総合で放映されている坂の上の雲(再放送)だ。ドラマの主人公は3人いるが、日露戦争でロシアのバルチック艦隊を壊滅させる作戦を立てた秋山真之と俳句の世界に新風を吹

総論1か月前には、正直ここまでの大敗になるとは予想していなかったが、与党(自民党・公明党)が大きく議席を減らして衆院選が終わった。橋下徹氏は「神の見えざる手」が影響したと結果を絶賛していたようであるが、まさに、自民党にはお灸をすえたいが、政権交代までは望

1.石破新総裁の誕生自民党総裁選が終わり、石破新総裁が誕生した。明日(10月1日)に国会で総理に選出されることが確実であり、まもなく、石破政権が誕生する。既に、自民党執行部や内閣の顔ぶれが固まり、早くも「実力派内閣だ」「安定感がある」といった前向きな評価や、

1.企業や学校は何故、社長や校長を選挙で選ばないのか小さい頃、不思議に思ったことがある。どうして、総理大臣(や政治家)は選挙で選ばれるのに、社長は選挙で選ばれないのか。学校で、学級委員選挙や生徒会役員の選挙をする際などに、「一人一票で公平に、民主的に自分

都知事選にみる民主主義へのどうしようもない絶望オリンピックにおける連日の日本選手の活躍の報に接し、文化・スポーツ面における我が国の世界的なプレゼンスの向上に喜びを隠せない毎日ではあるが、同時に、政治・経済面における凋落が相対的に何とも悲しく見える今日この

1.官僚人気の凋落先週、霞が関の採用戦線では山場を迎え、多くの学生たちが、色々な省庁から内定をもらったようだ。私の元にも、知り合いの学生などから、嬉しい知らせや残念な知らせが届いている。「立派だなぁ」と思う学生が、現在も数多く官僚を目指してくれていて、自

(起)いきなりの変化球な話題で恐縮だが、今シーズンは、何と5つの記憶喪失もの(記憶を短期的・長期的に失う人物が出てくる作品)のドラマが放映されているそうだ。全て見ているわけではないが、暇な時間には何となく色々なドラマを眺めている私も、確かに多いと感じている

0.導入 ~ 現代社会のどうしようもない病理:コミュニケーション不全私だけではないと思う。「現代社会は、何かとてつもなく大きな根源的問題を抱えてしまっている」と感じているのは。今の社会を広く深く覆うコミュニケーション不全についての話である。結論から書くと

「バカヤロウ」 私の心の中での叫びでもなければ、ビートたけしの決め台詞でもない。 85歳の大ベテラン政治家、二階俊博氏の次回選挙不出馬会見での一言である。   最初にこの報に接した時、率直に感じたのは、「よく、そんな発言ができるな」というものであった。こ

1.ウェルビーイング狂騒曲 仕事柄、色々な自治体の政策作りなどに関与させて頂いているが、もはや、触れていないところ、書いていないところが無いのではないか、というくらいに最近氾濫している文言が「ウェルビーイング」である。どこの自治体の総合戦略や人材育成方針に

0.乾坤一擲の大勝負1月19日(金)15時頃、たまたま某省の大臣で大臣と向き合っていた私は、二階派の解散と、その時情報として入ってきた同日夜の安倍派の集まりでの同派解散の知らせに接し、不思議な感情に包まれていた。派閥が次々に解散する。凄く晴れやかなような、同時

1.2023年の政治の振り返り2023年が終わろうとしている。凡庸な、月並な感想にはなるが、まさに光陰矢のごとしで、月日が経つのが本当に早い。ついこの前、春先にWBCで大谷選手の活躍などで日本が優勝し、政治関連では、4月に統一地方選や補選があり、子ども家庭庁が発足し

1.大事なのは、①素直に実力差を認め、②学び(真似び)、③いつか勝つとの根性は忘れないこと今から丁度171年前の11月(1852年11月13日)、米国海軍長官のケネディは、東インド艦隊司令官だったペリーに対日使命遂行に関する訓令を与えた。計画自体はそれ以前からあったが

1.タクシーが捕まらない!タクシーが捕まらない。約14年勤務した経産省を辞めて青山社中を立ち上げてから、この11月15日で丸13年となるが、仕事の仕方として大きく変わったのは、日中にタクシーに乗る頻度だ。前職では、深夜帰りの際に乗るくらいだったタクシーを、日中に

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