青山社中筆頭代表 朝比奈一郎のブログ

「世界に誇れ、世界で戦える日本を創る」ことを標榜し、人づくり、政策づくり、組織づくりの各方面から日本の建て直しに取り組んでいる青山社中株式会社筆頭代表CEOの朝比奈一郎のブログです。 リーダーシップ、地方創生、政治経済などのジャンルを中心に、「国や社会のことを考えつつ、変革に向けた行動を起こしていく人材」にとって有益な意見を発信していきます。

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更新情報

1.はじめに崩れる時は意外にあっけない。あれだけ誰もが見て見ぬふりをしていた問題、一切報道等がされていなかったジャニーズ事務所における性被害問題が、大きく世間を賑わし、日本社会を揺り動かしている。海外メディアが騒ぐまで箝口令でも敷かれていたかのように本件

【起】いきなりの質問で恐縮だが、読者諸賢は「アドベンチャー・ツーリズム(トラベル)」(略称AT:以下、基本的にATと記述)という言葉をご存知だろうか。今年、北海道で国際大会(アドベンチャー・トラベル ワールド・サミット(ATWS2023)が開かれるということで、実は私

1.岐路に立つ岸田政権岸田政権の支持率が振るわない。7月28日~30日の日経新聞・テレ東の調査こそ、内閣支持率は40%で横ばいであったが、他の今月の支持率調査では、読売は6%下落して35%と政権発足以来最低となり、共同通信の調査でもほぼ同様に6.5%下落して34%と過去

赤信号で前のトラックが止まった。青になったのに動こうとしない。私は軽くクラクションを鳴らした。やがて動き出すと、横断歩道に車椅子の人がいた。私にはトラックで車椅子の人が見えなかったが、クラクションを鳴らしてしまった。そのことをずっと後悔していた。私たちが

凄く盛り上がっている、というわけでもない感じだが、事実としては、このところ、淡々とG7関連会合が相次いで日本で開催されている。林大臣率いる各国外相団の新幹線移動の模様が映像で流れたりしているので、軽井沢での外相会合は若干メディアで取り上げられた感じもあるが

1.国際競争力からみた重点移動(政治経済→文化スポーツ)ドイツやスペインを撃破し日本が奮闘したサッカーW杯ほどは盛り上がらないだろう、と勝手に思っていた野球のWBCだが、日米対決の決勝戦を僅差で制し、大盛況のうちに終わった。もはやTVが全ての時代ではないし、放

神戸三宮のレムホテル26Fの窓からの美しい夕暮れを眺めつつ、このエッセイを書いている。海に映える赤とオレンジの中間色の光線が、港の空気を漂わせる街並みに柔らかく放射していて何とも美しい。1年前の今頃、思えばちょうど神戸に向かう新幹線の中でのことだった。医

早くも1か月が経ってしまったが、2023年がスタートした。年初からフル回転で、相変わらずの貧乏暇なし生活送っている。このメルマガのエッセイもアドバイザーを務める出張先の那須塩原市で書いているが(ちなみに、明日から、別途アドバイザーを務める浜松市)、本年最

1.2022年や最近の政治状況を振り返っての雑感毎年同じ慨嘆をしている気がするが、2022年も、何も成し遂げられないまま、あっと言う間に幕を閉じようとしている。今年は特に酷い年だった。2月に母が急逝し、プーチン・ロシアがまさかのウクライナ侵略をはじめ、7月に

0. 青山社中設立12周年の決意 ~変わらないこと、柔軟に変えること~1. 日本の「改革」が遅々として進まないわけ ~3つの“革命”軸と、地域という可能性~2. 『すずめの戸締り』にみる地域への郷愁と希望3. 分散型社会構築(シン日本列島改造論) 〜ワーケーション2.0、

1.エネルギッシュな“ワル系”叩き上げの圧倒的勝利~上海ロックダウンは、現代の「大躍進政策」(毛沢東)~党大会の結論蓋を開けてみれば、習近平氏の圧倒的な勝利であった。10月22日に閉幕した5年に1度の中国共産党の党大会にて決まった新たな人事の話である。短期的

1.まだ残る良識安倍元総理の国葬の日。9月27日。最近としては珍しく、晴れ晴れとした気分になった。日本国民の良識を見た気がしたからだ。それまでの国葬を巡る議論が、「いかに公共のために尽力された方を社会として弔うか」という本質ではなく、国葬という形式につい

【起】:長崎にて(龍馬、原爆、、、、、公共(パブリック)への想い)坂本龍馬が回天の事業を成し遂げるべく亀山社中を立ち上げた場所、長崎。日本の再生のため、薩長同盟や大政奉還のアレンジから、幕府による長州征伐における戦闘への参加まで、陰に陽に激しく動いて駆け

1.情けない状況安倍元総理が、誰も予想しなかった形で襲撃され、逝去されてから3週間が経過した。国内はもちろん、国際的にも大きな衝撃を与えたこの大事件を受けて、我々は何を考え、何を成すべきであろうか。このような、一見深遠ながら、極めて当たり前のことを我々は

一死君国に報ずるは素より武人の本懐のみ、豈戦場と銃後とを問はむや。優先奮闘戦場の華と散らんは易し、誰か至誠一貫俗論を排し斃れて已むの難きを知らむ。~ 山本五十六 『述志』より抜粋 ~【起】民主主義の劣化・溶解への懸念が世界を覆っている。幸いにして日本では

「近ごろの青年は我々時代の青年と違って自我の意識が強すぎていけない。我々の書生をしているころには、する事なす事一として他(ひと)を離れたことはなかった。すべてが、君とか、親とか、国とか、社会とか、みんな他(ひと)本位であった。それを一口にいうと教育を受け

高止まりする支持率の不思議:「隠れ岸田?」岸田内閣の支持率上昇が止まらない。今月22~24日に行われた日経新聞とテレ東の世論調査によれば、内閣支持率は64%に上がったそうだ。政権発足から半年が経とうかという3月末の前回調査の際に内閣支持率61%という数字

1.ウクライナの泥沼 ~復讐の連鎖~ 泥沼状態、とはこのことを言うのであろう。ロシアのウクライナ侵略開始から1か月強が経つが、軍事的にも、政治的にも未だ決着の兆しが無い。一時は首都キーウの陥落は時間の問題だとみられていたが、ロシア軍は少なくとも一時的には首

1.ロシアのウクライナ侵攻をどう見るか:プーチンの“悪手” 丁度一週間前の2月21日(月)のことであった。経産省時代の経験も踏まえたロシアのウクライナ対応(柔道家プーチンに注目して彼の動きを探る内容)に関する拙稿がサイト(JB Press)にアップされ、ヤフーニ

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