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宇宙は超知性を持つ宇宙人によってデザインされたマトリックス的コンピューターゲームである。(英研究)

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宇宙は超知性を持つ宇宙人によってデザインされたマトリックス的コンピューターゲームである。(英研究) 

2015年05月16日 ι コメント(138) ι 知る ι サイエンス&テクノロジー ι # 

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 イギリスの哲学者ニック・ボストロム博士は論文の中で、人類は進化した異星人が”デジタル監獄”と彼が呼ぶものの中の囚人であると主張した。彼によれば、このエイリアン、あるいは超人類とでもいうべき存在は、仮想現実によって時空をシミュレートしているという。

 NASAジェット推進研究所の進化的計算および自動設計センター(Center for Evolutionary Computation and Automated Design)局長であるリッチ・テリル氏は、ボストロム博士が何らかの真実に到達したと感じている人物だ。
 
「現在、NASAが誇る最速のスーパーコンピューターは、人間の脳のおよそ2倍の演算速度を備えています。ここに単純にムーアの法則を当てはめれば、10年後には、それまで知覚されたあらゆる思考を含む、80年の全生涯を1ヶ月のうちに計算する能力が実現されるでしょう」とテリル氏は語る。

 「量子力学において、粒子は観測されるまで明確な状態を持たないとされる。多くの理論家が、これを説明するために多大な時間を費やしてきた。そうして導き出された説の1つが、我々はシミュレーションの中に生きており、見るべきことを、見るべきときに見ているというものだ。感銘を受けることは、我々がシミュレーションの中に生きているとしても、あるいは多くがシミュレーションのレベルに落とし込まれているのだとしても、どこかの時点で、何らかの存在が原始の浸出液を放ち、我々となり、我々を作り出すシミュレーション結果を得たということだ…実に素晴らしいことである。」

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 宇宙がコンピュータープログラムによって作られたフィクションであるという仮説は、宇宙にまつわる数々の矛盾と謎を解決してくれる。

 1つにはフェルミのパラドックスが挙げられる。これは物理学者エンリコ・フェルミが1950年代に指摘した問題で、地球外文明の存在可能性の高さにもかかわらず、そうした文明と人類が接触したことがなく、その証拠すらないという矛盾のことである。フェルミは同僚との昼食中に、「彼らはどこにいるんだ?」と問いを発したと言われている。

 だが、実は地球と人類が単純に宇宙の中心だったという可能性もあるだろう。

 暗黒物質の役割も、シミュレーション理論が解決してくれる。米理論天文学者マイケル・ターナーはこの仮説上の物質について、「科学全体における最も深遠なる謎」と述べている。過去50年の間で素粒子と力を説明するために用いられてきた標準モデルには数多くの未解決の問題があるが、暗黒物質は、これらを説明するために提唱された仮説上の物質の1つである。

 粒子物理学の標準モデルは、17種類の素粒子が存在し、これが物質を構成しているとしている。ヒッグス粒子は1960年代に理論化された、そうした素粒子のうちの1つだ。2012年の夏、CERNの科学者がいわゆる「神の粒子」と思われるものの観測に成功した。

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 しかし、それでも標準モデルは、宇宙がこれまでになかった速度で膨張しているなど、宇宙の不可解ないくつもの性質を説明することができない。

 暗黒物質は、見える物質を結びつける蜘蛛の巣のようなものだと考えられている。仮にこれが存在するのであれば、銀河が今あるような速度で回転しているという未解明の謎を説明できるようになる。そして、謎めいた暗黒物質も、シミュレーション仮説なら説明できるだろう。

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 このマトリックス的な理論に誰もが納得しているわけではない。オックスフォード大学で哲学とコンピューター科学の教鞭を取るピーター・ミリカン教授は、仮想現実説には欠陥があると見なしている。

 「この理論は、”超知性”は我々がするものとほぼ同じことを行うという仮定に基づいているように思われます。この世界がシミュレーションだというのなら、シミュレーションの外にいる超知性が、我々の思考様式に制約される根拠は何でしょうか? 」とミリカン教授は問う。

 「シミュレーション仮説の支持者は、本当の世界の究極的な構造が格子状であるはずがないとしながらも、超知性は格子を利用して仮想世界を構築すると想定しています。我々が架空の現実を構築する上で格子を利用するからというだけでは、格子構造を仮想現実の証拠と結論することはできません。」

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 こう反論しながらも、ミリカン教授は、非常に面白いアイデアであることは認めており、奇想天外なアイデアを着想することは健康的だとも話している。数百年前のデカルトとバークリーのアイデアにも類似すると同教授が評するマトリックス的思考実験のように、こうした突飛な考えから重要な飛躍がもたらされることも珍しくないのだ。

via:yournewswire・原文翻訳:hiroching

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虎馬:トップクォーク - W 
トップクォーク
Top antitop quark event.svg
トップクォークの関わる粒子衝突
組成素粒子
粒子統計フェルミ粒子
グループクォーク
世代第三世代
相互作用強い相互作用
弱い相互作用
電磁相互作用
重力相互作用
反粒子反トップクォーク(t)
理論化小林誠益川敏英 (1973)
発見CDFの共同実験 (1995)
記号t
質量172.0±2.2 GeV/c2[1]
平均寿命5×10−25 s
崩壊粒子ボトムクォーク (99.8%)
ストレンジクォーク (0.17%)
ダウンクォーク (0.007%)
電荷+23 e
色荷持つ
スピン12
トップネス1
弱アイソスピンLH: +12, RH: 0
弱超電荷LH: +13, RH: +43

トップクォーク: top quark、記号:t)は、素粒子標準模型における第三世代のクォークである。

概要

トップクォークは、+2/3 の電荷を持ち、質量は170 GeV 前後と推定されている。他のクォークよりもはるかに大きく、原子とほぼ同じ質量である。また、未発見のヒッグス粒子も同程度の重さであると予測されている。

1973年、小林誠益川敏英によって、K中間子CP対称性の破れを説明するために、第三世代の素粒子の存在が仮定された。1977年、フェルミ研究所E288実験によって、初めて第三世代に属するクォークであるボトムクォークが発見された。そこで、ボトムクォークと対になる同じ世代のクォークの存在が予測され、観測が期待された。そして、質量が非常に大きいため、存在が確実視されながらも観測できない状態が約20年が続いたのち、1995年に、トップクォークがフェルミ研究所のCDF実験およびD0実験で発見された。この成果を受けて、小林誠と益川敏英は2008年にノーベル物理学賞を受賞した。

トップクォークは主に強い相互作用で他の粒子と相互作用するが、崩壊する場合は必ず弱い相互作用が関係し、ほぼ例外なく Wボソンボトムクォークに崩壊する。標準理論によればトップクォークの寿命は 1×10−25秒程度であり、強い相互作用が働く時間の 1/20 である。そのためトップクォークはハドロンを生成せずに崩壊することから、裸のクォークを観測するのに最も適している。

関連項目

脚注

  1. ^ K. Nakamura et al. (Particle Data Group) (2010年). “PDGLive Particle Summary 'Quarks (u, d, s, c, b, t, b', t', Free)'”. Particle Data Group. 2010年8月11日閲覧。

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