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ALDNOAH.ZERO - (保存)【前半】

虎馬:ALDNOAH.ZERO - ウ 
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このページの名前に関して「アルドノア・ゼロ」への改名が提案されています。
議論はこのページのノートを参照してください。(2014年9月)
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この項目には放送開始前の番組に関する記述があります。Wikipediaはニュース速報でも宣伝サイトでもありません。方針に従い独自研究の予測などは載せず、出典に基づいて正確な記述を心がけてください。また、特に重要と思われることについてはウィキニュースへの投稿も検討してください。(2014年9月)
ALDNOAH.ZERO ジャンル ロボット アニメ 原作 Olympus Knights
監督 あおきえい  シリーズ構成 高山カツヒコ  キャラクターデザイン 志村貴子(原案) 松本昌子
メカニックデザイン I-IV、寺岡賢司  音楽 澤野弘之  アニメーション制作 A-1 Pictures + TROYCA
製作 アニプレックス、芳文社、TOKYO MX 日本BS放送、朝日放送、MAGES. ニトロプラス、ムービック
放送局 #放送局を参照  放送期間
第1期:2014年7月 - 9月
第2期:2015年1月 - (予定)
話数
第1期:全12話
漫画 原作・原案など
Olympus Knights
作画 ピナケス
出版社 芳文社
レーベル
まんがタイムKRコミックス
発表期間
2014年8月11日 -
巻数
既刊1巻
テンプレート - ノート  ウィキプロジェクト アニメ・漫画  ポータル アニメ・漫画
『ALDNOAH.ZERO』(アルドノア・ゼロ)は、日本のテレビアニメ作品。分割2クールで放送される予定となっており[1]、第1期は2014年7月より9月まで放送され、第2期は2015年1月から放送予定。
目次
1 概要
2 ストーリー
3 登場人物 3.1 主要人物
3.2 地球連合 3.2.1 民間人
3.2.2 軍関係者
3.3 ヴァース帝国 3.3.1 火星貴族
3.3.2 その他の火星人
4 登場メカニック 4.1 地球の兵器 4.1.1 地球のカタフラクト
4.1.2 地球の艦艇
4.1.3 その他の地球の兵器
4.2 火星の兵器 4.2.1 火星のカタフラクト
4.2.2 その他の火星の兵器
5 用語
6 スタッフ
7 主題歌
8 各話リスト
9 放送局
10 BD / DVD
11 Webラジオ
12 書籍
13 出典
14 外部リンク
概要
AICからの独立組の1つ、TROYCAがA-1 Picturesと共同制作するオリジナルロボットアニメ。監督はTROYCAの取締役であるあおきえい、ストーリー原案は製作にも名を連ねるニトロプラスの取締役である虚淵玄、シリーズ構成は高山カツヒコ、キャラクターデザインは漫画家の志村貴子による原案を基に松本昌子が担当している。脚本は第1期終了時点で、第1-3話を虚淵、第4-12話を高山が担当している。

監督のあおきえいによると本作は“王道”を目指して制作された。物語の主人公と呼べるキャラクターは三人存在し、地球側の主人公として界塚伊奈帆、火星側の主人公としてスレイン・トロイヤード、その中心に位置する主人公としてアセイラム・ヴァース・アリューシアを挙げており[2]、複数の人物からなる群像劇を意識しているのだという[3]。また、ロボットアニメ作品としては「リアルロボット路線でいま一度、物語をつくるとどうなるか」という視点で製作されている。それで、地球側のロボット(カタフラクト)が工業的なデザインのリアルロボット、火星側が古代文明の超技術を導入したスーパーロボットとして位置づけられており、「火星側のスーパーロボットをどうやって地球側のリアルロボットが倒していくか」を全体のコンセプトとする[4]。
オープニングの最後には”LET JUSTICE BE DONE, THOUGH THE HEAVENS FALL.”という英文が表示される。これは法学のラテン語成句の”Fiat justitia ruat caelum”の英訳と同じ文である[要出典]。

ストーリー
1972年、アポロ計画の最中に月で地球と火星を繋ぐ古代文明の遺産「ハイパーゲート」が発見された。地球はレイレガリア博士を中心とする調査団を火星に派遣する。その後、火星で古代火星文明のテクノロジー「アルドノア」が発見され、火星側の独占の主張と地球側の共有化の主張が対立し、徐々に火星と地球との軋轢が増加していった。
1985年、レイレガリア博士は自らを皇帝と称し、火星に「ヴァース帝国」を建国。1999年、新皇帝となったレイレガリアの息子、ギルゼリアが地球へ宣戦を布告する。しかし、突如ハイパーゲートが暴走を起こし月が砕ける大惨事「ヘブンズ・フォール」が発生。ギルゼリアの戦死も伴い、2000年に地球と火星間で休戦が結ばれた。この時の教訓から地球側は火星軍との交戦を想定して、人型機動兵器「カタフラクト」の操縦・戦闘技術を義務教育として指導することを決定する。

2014年、休戦から10年以上が経った現在も地球側と火星側の和平交渉が進められていた。その一環でヴァ―スから地球へ親善大使が訪れることとなる。物語は、その役目を担う火星の皇女であるアセイラム・ヴァース・アリューシアが、彼女を敬愛する少年スレイン・トロイヤードの二人が地球について語るところから始まる。

アセイラムの歓迎パレードが行われる日、日本の新芦原(しんあわら)市に暮らす界塚 伊奈帆も、その教育を受ける一介の高校生であり、いつも通り、級友と合流して学校へ向かっていた。

放課後、伊奈帆は級友と共に新芦原市で行われるアセイラムのパレードの手伝いをさせられる。だが、そのパレードはテロリストによる襲撃を受け、彼女は生死不明となる。火星側はこれを地球による宣戦布告と判断して休戦協定を破棄し、地球の衛星軌道上に駐屯していた火星騎士の軍勢が地球へと降下、世界各国に攻撃を開始する。

様々な経緯を経て、アセイラムの生存を知り、彼女を保護することとなった伊奈帆は、襲い来る火星騎士たちを迎撃しつつ、彼女と共にロシアの地球連合本部を目指す。一方、アセイラムの生存を知ったスレインは、そのことを皇帝レイレガリアに報告して戦争を止めようとするが、火星騎士の一人・ザーツバルムに全て見抜かれており、逆に状況は悪化してしまう。そしてザーツバルムは、スレインの行動を受けて休戦を申し入れようとしたクルーテオを始末し、地球連合軍との決戦に打って出る。

そして、アセイラムはザーツバルムに撃たれ、それを目撃したスレインがザーツバルムへ発砲。その後、お互いに銃を向けたのちスレインは伊奈帆へ引き金を引き、伊奈帆とアセイラムが生死不明という結末で第1期の幕は閉じる。

登場人物[編集]

主要人物[編集]
界塚 伊奈帆(かいづか いなほ)声 - 花江夏樹本作の主人公、および地球側の主人公[2]。2月7日生まれ、15歳、身長164cm、AB型[5]。新芦原市の芦原高校に通う地球人の高校生。ヘブンズ・フォールによる天変地異で両親を亡くしてからは姉のユキに育てられ、姉と二人暮らしをしている[5]。家事全般が得意で、中でも料理が好き。日常生活では世話の焼ける姉を「ペニビア(怠惰の女神の意)」と揶揄しながらも大切に思っている。理知的で滅多なことでは取り乱さない冷静沈着な性格だが、律儀で身内に対する情は深い。ユキによるとアセイラムに「相当入れ込んでいる」とのこと。学力・軍事教練共に主席を修め、僅かな情報から敵機の特性・弱点を見抜くほどの高い作戦立案能力とカタフラクト操縦技量を有し、次々と火星騎士達を撃破してゆく。主な搭乗機はスレイプニール。軍属となってからはマスタング小隊に所属し、コールサインは「マスタング2-2」。ノヴォスタリスクにてザーツバルムのディオスクリアと対峙し圧倒するが、トドメを刺す寸前にタルシスに搭乗したスレインの妨害により、乗機を撃破される。その後、ザーツバルムに撃たれたアセイラムに重傷を負った体で這いよろうとした所を銃を構えたスレインに制止されるが、それに対して自らも銃を向けた事で彼に撃たれ、生死不明となる。スレイン・トロイヤード声 - 小野賢章本作のもう一人の主人公、および火星側の主人公で、物語の鍵を握る人物[2]。1月11日生まれ、16歳、身長170cm、A型[5]。火星に住む地球人の少年。元々は北ヨーロッパの出身で[6]、研究者の父親と共に世界中を転々とする生活を送ったのち、物語開始の5年前に火星へ移住するが、道中で事故に遭遇し、瀕死の状態だったところをアセイラムに救われたという過去を持つ[5]。暫くはヴァース帝国の宮殿に滞在しており、父に先立たれてから引き取り先が決まるまでの間、アセイラムからの要望で地球の知識を教える教師役をしていた[6]。その後は宮殿を離れ、使用人としてクルーテオに仕えているが待遇は悪く、アセイラム以外の火星人から酷く蔑まれており、肩身の狭い暮らしを強いられている。命の恩人であり差別せずに接してくれるアセイラムには恩義と共に忠誠を誓っており、彼女が親善大使として地球へ向かう別れ際、「地球に伝わる魔除けのお守り」とされている父の形見のペンダントを贈り、その身を案じていた。アセイラムの暗殺が謀略で、トリルランや他の火星騎士が関わっていることを知るが、その元凶であるザーツバルムの「火星人の生活をより良くしたい」という大義に理解を示し始め、それと同時に姫を救いたいという行動原理で苦悩しながら行動することとなる[7]。しかし、危機的状況を見て咄嗟に助けてしまったザーツバルムがアセイラムを銃で撃ったのを見て、激昂し発砲。アセイラムに近寄った伊奈帆に銃を向け制止するが、それに対し銃を向けられたため引き金を引く。その後、火星騎士に任命される[7]。アセイラム・ヴァース・アリューシア声 - 雨宮天伊奈帆、スレインに続く本作のもう一人の主人公[2]で、火星側と地球側の中央に位置する人物。9月20日生まれ、15歳、身長155cm、O型[5]。ヴァース帝国の皇女で皇帝レイレガリアの孫娘で、火星生まれの純粋な火星人。皇帝のレイレガリア以外で唯一全てのアルドノアを起動・停止できるため、侍女のエデルリッゾからは「神の力を呼び覚ます身の上」と言われている。火星では珍しく地球人に対して偏見を持っていない人物で、地球の出身であるスレインとも幼い頃から仲が良い。穏やかな性格だが皇女としてのマナーや護身術の教育を受けている[5]。火星と地球は友好を結ぶべきという理想を持つが、国家を代表する身分としての自覚が薄い面もある。理想の実現のため親善大使として地球を訪れるが、戦争を目論む火星騎士が起こした暗殺事件によって開戦のきっかけを作ってしまう。しかし、体調不良のため護衛隊が急遽立てた影武者により九死に一生を得て、光学迷彩のホログラムを応用して民間人に姿を変え、侍女のエデルリッゾと共に潜んでいた所を伊奈帆と出会い、事態収拾のため地球連合軍側と行動を共にする。ノヴォスタリスクにて大破したスレイプニールから伊奈帆を見つけ安堵するも、背後からザーツバルムにより銃弾を受けて倒れ、消息不明となる。
地球連合[編集]

民間人[編集]
ライエ・アリアーシュ声 - 三澤紗千香8月24日生まれ、16歳、身長158cm、A型[5]。ヴァース帝国のスパイとして長年地球へ潜伏し、皇女暗殺テロを実行したウォルフ・アリアーシュの娘。父や仲間がテロ事件の口封じとしてトリルランに殺害される現場に居合わせてしまい、自身も抹殺対象として追われていた所をユキに助けられ、伊奈帆たちと出会い、その後は彼らと行動を共にすることとなる。父の理不尽な死からヴァース帝国への憎悪は強く、二ロケラスとヘラスとの戦闘では伊奈帆たちに協力する。地球潜伏中に学校へは行っていないが、武器の造詣が深く、カタフラクトの操作もこなす。伊奈帆たちと合流後、今までの経緯と素性から苦悩することとなり、結果アセイラムを襲ってしまう。襲撃後、自らの素性を明らかにし、命を絶とうとするが阻止され、拘束される。その後、ノヴォスタリスクの戦闘では伊奈帆たちに協力する。網文 韻子(あみふみ いんこ)声 - 小松未可子伊奈帆の同級生で幼馴染。ニーナの親友。4月11日生まれ、16歳、身長165cm、A型[5]。学力が高く、伊奈帆と学年トップを争うほど。生徒会役員も務めている。実家が定食屋を営んでおり、伊奈帆は幼い頃から立ち寄っていた[5]。二ロケラスとの戦闘ではスレイプニールに搭乗し、伊奈帆の作戦の一役を担う。宣戦布告を受け軍属となってからはアレイオンに搭乗、マスタング小隊に所属する。コールサインは「マスタング1-1」。装甲車の運転やガントリークレーンの操作もこなすなど、行動力にも長けている。カーム・クラフトマン声 - 村田太志伊奈帆の同級生。1月23日生まれ、15歳、身長175cm、B型[5]。元々新芦原に住んでいたわけではなく、ヘブンズ・フォールで母国をなくし、日本へ疎開してきた[5]。元々火星人への敵意が強く、起助が死んだことや新芦原市への隕石爆撃が行われたことから、さらに火星人への敵意が強くなっている。ただし、アセイラムとの対面でその考えを改めている。二ロケラスとの戦闘と港でアルギュレの襲撃を受けた際は、スレイプニールに搭乗し、伊奈帆の作戦の一役を担う。宣戦布告を受け、軍属となってからはカタフラクトの操縦の成績が悪かったこともあり整備員として配属される。ニーナ・クライン声 - 加隈亜衣伊奈帆の同級生で韻子の親友。3月2日生まれ、15歳、身長158cm、O型[5]。カーム同様、ヘブンズ・フォールにより新芦原に移り住んできた。おっとりとした性格で、育ちが良い[5]。孝一郎の呼び掛けに応じて避難民の救助に向かうべく、操舵手として揚陸艇に乗り込んだ。宣戦布告を受け、軍属となってからも操舵を担当している。箕国 起助(みくに おきすけ)声 - 山谷祥生伊奈帆の同級生。7月15日生まれ、16歳、身長170cm、A型[5]。愛称はオコジョ。二ロケラスとの交戦により損傷した機体からユキを救出しようとするが、乗っていた装甲車から投げ出される形でニロケラスのバリアに分解され死亡する。祭陽 希咲(まつりび きさき)声 - 河西健吾芦原高校の生徒で、伊奈帆たちの先輩。10月3日生まれ、17歳、身長170cm、A型[5]。地球連合軍と合流してからは強襲揚陸艦「わだつみ」の通信士を務めている。詰城 祐太朗(つむぎ ゆうたろう)声 - 斉藤壮馬芦原高校の生徒で、祭陽の友人。4月25日生まれ、17歳、身長176cm、B型[5]。地球連合軍と合流してからは強襲揚陸艦「わだつみ」のレーダー手を務めている。耶賀頼 蒼真(やがらい そうま)声 - 鳥海浩輔新芦原市に住む医者。7月2日生まれ、28歳、身長180cm、O型[5]。専門は外科と心療内科で、伊奈帆たち芦原高校の学生とも面識がある[5]。孝一郎の主治医でもあり、伊奈帆たちと合流してからも艦内で医療活動に従事し、PTSDに苦しむ孝一郎の治療に当たっている。
軍関係者[編集]
界塚 ユキ(かいづか ゆき)声 - 大原さやか伊奈帆の姉で地球連合の軍人。階級は准尉。8月18日生まれ、21歳、身長168cm、B型[5]。アレイオンの操縦士。ヘブンズ・フォールで両親を亡くしてからは親代わりとして伊奈帆を育てているが、家事全般を弟に任せていたため、家事が苦手[5]。弟とは対照的に明るい性格で、喜怒哀楽がはっきりとしている。鞠戸と連携してトリルランに追われるライエを救助し、伊奈帆たちと合流する。ライエ救出時に左腕を負傷するが、後に合流した耶賀頼に動作補助器具「アーマチュア」を着けてもらい、職務に復帰。新芦原市脱出後はマスタング小隊に所属、隊長として伊奈帆と韻子を率いる。コールサインは「マスタングリーダー」。私情を挟むこともあるが、伊奈帆の能力と性格はよく理解しており、独断で行動した時にも本人の意思を尊重している。鞠戸 孝一郎(まりと こういちろう)声 - 中井和哉地球連合の軍人。階級は大尉。6月2日生まれ、37歳、身長183cm、O型[5]。アレイオンの操縦士で芦原高校での軍事教練では教官を務める。15年前に種子島でヴァース帝国の襲撃を受けた際の生き残り。その後、戦闘の詳細を記した「種子島レポート」を連合軍に提出するが黙殺され、その経緯から連合軍のやり方を斜に見ており、自己嫌悪に苛まれ続けている。表面的な事情しか知らない兵士たちから、戦友達を死なせて一人生き延びた卑怯者と思われており、あまり信頼されていない。勤務中に飲酒するなど不真面目な態度を取ることもあるが、軍人としては模範的であり、ユキからは「本当は立派な軍人」と評されている。戦闘技能も高く状況判断能力にも優れているが、カタフラクトのコクピットに乗り込むと操縦桿を握る手が震えたり、視界がぼやけるなどPTSDの症状に苦しめられるようになる。ダルザナ・マグバレッジ声 - 茅野愛衣地球連合の軍人。強襲揚陸艦「わだつみ」の艦長。階級は大佐。12月29日生まれ、27歳、身長170cm、O型[5]。基地放棄のため鞠戸に撤収を急がせようとするが、部下と教え子の救出を嘆願する彼に興味を持ち、自らも救出チームに加わり、ニロケラスと戦う伊奈帆達を援護する。アセイラムの正体を知ると同時に開戦の背後にある陰謀を知るものの、彼女の希望を尊重して、火星側と連絡を取ることが可能と思われる連合本部まで連れて行くことを了承する。マグバレッジは里親の姓で、種子島で戦死した鞠戸の親友ジョン・ヒュームレイの実妹。不見咲 カオル(みずさき かおる)声 - 嶋村侑地球連合の軍人。強襲揚陸艦「わだつみ」の副長。階級は中佐。5月14日生まれ、25歳、身長166cm、B型[5]。ダルザナの補佐をしており、艦長代理を務める事もある[5]。淡々とした調子で思ったことをはっきり言ってしまう性格だが、思考基準は冷静かつ守勢的でもあり、ダルザナからは度々それを「モテない理由」と言われている。筧 至鋼(かけい しごう)声 - 古川慎地球連合の軍人。階級は軍曹。強襲揚陸艦「わだつみ」の機関士。6月24日生まれ、24歳、身長172cm、O型[5]。ジョン・ヒュームレイ声 - 細谷佳正鞠戸の戦友だった連合軍の軍人で、ダルザナの実兄。15年前に連合軍の戦車隊の一員として、鞠戸と共に種子島にてデューカリオンを迎撃するが全く歯がたたず、乗っていた戦車を大破させられる。その際、残骸に足を挟まれてしまい、炎上する車内から脱出が出来なくなり、生きたまま焼かれてしまう。助けを求める叫び声を聞き、鞠戸は彼を射殺。このことが彼のトラウマとなってPTSDを患い、15年経った現在も苦しみ続けている。
ヴァース帝国[編集]

火星貴族[編集]
レイレガリア・ヴァース・レイヴァース声 - 小川真司ヴァース帝国の皇帝でアセイラムの祖父。6月15日生まれ、70歳、身長185cm、B型[5]。当初は火星に派遣された調査団の一員だった。古代火星に存在した高度文明の管理システムから「継承者」として認められ、軍事的・政治的に強大な力を得ることになったが、アルドノア利権をめぐり、経済的な圧迫を加える地球側に反感を覚え、ついに開拓民を扇動して帝国を建国した。後に病により息子のギルゼリアに皇位を譲ったものの、彼の戦死を受けて再び皇帝に復位する。皇女暗殺の報を受けても地球側の意図に疑問を抱き、休戦布告を提案するなど穏健派の一面もあるが、地球への不信を捨てきれず、最終的には地球・火星間の全面戦争開始を決断してしまう。クルーテオ声 - 速水奨火星騎士で37家門の騎士の一人。身分は伯爵。3月26日生まれ、37歳、身長187cm、A型[5]。揚陸城を持つ地位にある。先帝・ギルゼリアの反地球思想を受け入れて地球人を「劣等民族」と嫌っており、トロイヤード博士が亡くなってからはスレインの主人となるが、地球出身である彼を「下郎」、「犬」と呼び、快く思っていない。その一方、アセイラムには忠実で、友人であるザーツバルムの行動の真の理由についても知らず、皇女暗殺計画には関わっていない様子を見せる。脱走したスレインを捕らえて拷問し、処刑しようとするが、アセイラムのために全てを敵に回しても忠義を貫こうとした彼の真意に気付き、彼を保護するとともにその志を汲んで地球との停戦を申し入れようとする。しかし、直後にザーツバルムの奇襲を受け、彼が皇女暗殺に関わっていることを悟るが、反撃の間もなく始末される。ザーツバルム声 - 大川透火星騎士で37家門の騎士の一人。身分は伯爵。8月7日生まれ、43歳、身長190cm、AB型[5]。地球側のテロに偽装したアセイラムの謀殺と地球への全面侵攻を画策した人物。表面的にはクルーテオの友人だが、彼の周囲に幾人もスパイを配置して動向を探るなど、いざとなれば排除することさえ躊躇しない冷酷な策士。長きにわたり本国を離れていた事情も手伝って一種の軍閥を形成し、地球との戦争を望む強硬派を主導する立場にあり、アセイラムの死を契機にして他の火星騎士を煽動し地球侵攻を実現する。生活が困難になりつつある火星人の生活をより良くしたいという大義を持っているが、15年前の戦争に尖兵としてオルレインと共に参加した際の一件や、反地球感情を煽ることで国内の結束を固める政策を取るヴァース帝国には冷淡な感情を持ち、地球のみならず皇帝一族にも根深い恨みを持っている。その一方で、15年前に助けられたという過去からスレインの父親であるトロイヤード博士には恩義を感じており、それに報いる義務としてスレインを保護し、自ら過去と謀殺計画の真相を語るが、アセイラムを殺さないで欲しいというスレインの要望を聞き届ける事は無かった。アセイラムが地球連合本部から発した休戦の呼びかけも意図的に遮断し、自らの揚陸城を地球連合本部に降下させて決戦に挑むが、伊奈帆とのカタフラクトでの一騎打ちに敗れ、アセイラムに揚陸城のアルドノアを強制停止され、地球連合軍に敗北。その後、アルドノアの間にいたアセイラムを見つけ銃撃するが、それを見て激昂したスレインの銃撃を受け、生死不明となる。トリルラン声 - 櫻井孝宏火星騎士の一人。身分は男爵。11月18日生まれ、25歳、身長185cm、O型[5]。ザーツバルムの配下の一人。表向きはクルーテオの食客だが、実際はクルーテオ側の内部事情を探るスパイで、アセイラム謀殺を企てた勢力の一人。地球人を「ネズミ」と呼び、いたぶり殺すことを楽しむ残忍な性格。スレインを従えて地球に出撃しテロ実行犯の口封じを行うが、その性格が災いして生き残りであるライエを取り逃がし、乗機のニロケラスの特性を見抜かれ敗退する。撃破されたニロケラスから脱出した際にアセイラムの生存を知り、逆賊になることを避けるべく今度こそ彼女を殺そうと息巻くが、焦りのあまりアセイラムの謀殺計画について暴露してしまい[8]、それを知ったスレインに銃を奪われ射殺される。謀殺を企む黒幕にアセイラムの生存を隠すため、スレインは彼の死を隕石爆撃に巻き込まれたためと報告、戦死として扱われている。ブラド声 - 安元洋貴火星騎士の一人。身分は騎士。4月1日生まれ、44歳、身長182cm、B型[5]。クルーテオの配下の一人。クルーテオの揚陸城に逗留している。銃火器などの飛び道具を「無粋」として嫌い、カタフラクト戦でも剣のみで戦う。クルーテオの命で港にいた伊奈帆らを襲撃するが、初戦では港のガントリークレーンを使った作戦によって機体を中破され、取り逃がす。その後、自らの名誉回復のために火星側の休戦布告を無視して強襲揚陸艦「わだつみ」を強襲するが、伊奈帆の策略に嵌って彼の機体ごと海へ落下、アルギュレのビームサーベルが放つ熱量で発生した水蒸気爆発に巻き込まれる。フェミーアン声 - 甲斐田ゆき火星騎士で37家門の騎士の一人。身分は伯爵。2月14日生まれ、28歳、身長173cm、A型[5]。女性で一人称は「わらわ」。好戦的な性格で、自らの領地とした種子島に入港しようとした「わだつみ」に単独攻撃を仕掛ける。しかし伊奈帆の作戦によりヘラスの腕を全て破壊され、種子島内部に隠されていたデューカリオンの体当たりにより破損したところをライエの攻撃によって撃破される。オルレイン声 - 能登麻美子ザーツバルムの婚約者だった火星騎士の女性。身分は子爵。15年前、飛行能力を有するカタフラクトを有していたのは彼女とザーツバルムのみだったために種子島へと降下し、専用機デューカリオンで先制攻撃をかけた。その際にヘブンズ・フォールが発生したために帰投しようとしたが、デューカリオンの重力制御システムがヘブンズ・フォールの影響を受けて飛び立てなくなり、月の破片の落着に巻き込まれて生死不明となる。
その他の火星人[編集]
エデルリッゾ声 - 水瀬いのりアセイラムの侍女。5月23日生まれ、12歳、身長134cm、A型[5]。物語開始の2年前に教師役をしていたスレインの代わりの世話係として、アセイラムの従者が用意した火星人の少女[6]。火星の選民思想の影響から地球人に良い感情を抱いておらず、スレインに対しても厳しい目で見ている。アセイラムに対しては健気に仕えているが、年下であるため思考や立ち回りは相応に子供らしい面もある。避難民に変装したアセイラムに付き従い、種子島で彼女が正体を明かすまでは「セラムの妹」として振る舞っていた。アセイラムの行動に苦慮しながら、彼女の希望である火星と連絡が取れる拠点を目指す。ウォルフ・アリアーシュ声 - 木下浩之アセイラム暗殺未遂事件の実行犯で、ライエの父。ヴァース帝国の強硬派のスパイであり、地球攻撃の大義名分を作るため、皇女暗殺の機会を狙って仲間たちや娘と共に長年潜伏していた。任務達成後は火星に凱旋し爵位を与えられる約束であったが、謀殺計画の真相が発覚する事を恐れたトリルランによって仲間もろとも殺される[8]。
登場メカニック[編集]

地球の兵器[編集]

地球のカタフラクト[編集]
KG-6 スレイプニール地球連合軍のカタフラクト。頭頂高13.5m。機体色はオレンジ。アレイオンの前世代機で、主に訓練用として使用されている。武装は後述するアレイオンと互換性がある。その他、オプション装備として「タクティカルスーツ」や「コンフォーマルパワーアシスト」という強化システムが用意されている。脚部に推進器と滑空用の大型安定翼を持ち、これを展開することで短時間ながら低高度を飛行することが出来る他、緊急時にはスタビライザーを盾として使用可能である。また、モジュール式脱出装置を備えている。作中の日本では高校においてカタフラクトを用いた兵科教練を受けることが必修となっており、伊奈帆らはこの機体で教習を受けていた。開戦後、ニロケラスに対抗するため伊奈帆らは高校で保管されていた本機を3機持ち出し「わだつみ」と合流、種子島に向かう途中のアルギュレとの戦闘で1機が失われている。伊奈帆は軍属となってからも、慣れていて軽い機体が良いとして本機を使い続けている。 タクティカルスーツ装着タイプ - 対アルギュレ用に伊奈帆が装着した装備。リアクティブアーマーが追加されている[9]。
コンフォーマルパワーアシスト装着タイプ - ザーツバルムの揚陸城攻略作戦の際に伊奈帆が装着した装備。小型ミサイルを多数搭載しているほか、下部の車輪で高速移動が可能となっている[9]。
KG-7 アレイオン地球連合軍の主力量産型カタフラクト。頭頂高13.5m。機体色は緑褐色(鶯色)。主な武装は75ミリマシンガン、75ミリハンドガン、グレネードランチャー、120ミリライフル、格闘用ナイフなど。スレイプニールよりも小型化された安定翼を持つ。また、正式装備の中にスレイプニールとも互換性のある外装式のリアクティブアーマーがある。前世代機であるスレイプニールに比べ装甲が増強されており防御力は優れているが、その分機動性の面では若干劣っている。
地球の艦艇[編集]
揚陸艇エア・クッション型の揚陸艇。カタフラクトを4機搭載して輸送できる他、艦橋の両脇に8連装SSM発射機を1基ずつ装備している。避難民の救出、更にニロケラスと戦う伊奈帆達の援護を行った。わだつみUFE第四護衛艦隊所属の強襲揚陸艦。カタフラクトおよび揚陸艇を搭載でき、カタフラクトの母艦機能を持つ。逆船首形状を持ち、インボード式2基デッキサイド式1基の計3基のエレベーターを搭載。艦内後部にウェルドックを装備している。武装は速射砲3基、CIWS2基、VLS20セル、8連装発射機を1基装備する。下向きの湾曲煙突が特徴。ヘラスとの戦闘で甚大な損傷を受けるが機関が無事だったため、攻撃を避けるために種子島の隠しドックへ強引に入港・座礁し破棄された。デューカリオン(戦艦)種子島の秘匿基地で対火星軍用の兵器として実験的に開発され、格納されていた飛行戦艦。カタフラクトのデューカリオンから移されたアルドノアドライブを動力源としているが、肝心のアルドノア起動の術を見出せなかったため、実用化が暗礁に乗り上げた格好になり、計画は凍結状態となって半ば放棄されていた。「わだつみ」が基地に避難した際にアセイラムの手で起動され、「わだつみ」の乗員と物資を移して伊奈帆一行の新たな母艦となる。巨大な船体ながら離水・大気圏内の飛行が可能。艦橋の壁面に「DEUCALION」と銘打たれたプレートが飾られている。大口径の3連装砲塔4基や多数のミサイルを備え、カタフラクトの母艦機能も有する大型艦。主砲は連射が可能[10]。アセイラムがライエに襲われた影響でアルドノアが機能停止し墜落するが、再起動に成功し、地球連合軍本部に無事到着した。その後ロシアのノヴォスタリスクの戦闘にて、アルドノア停止作戦の中核的存在となるも、敵の襲撃で機関部が損傷、アセイラムをザーツバルムの揚陸城に送り届けるべく突撃し、擱座した。
その他の地球の兵器[編集]
装甲車大径の車輪を持つ4輪の装甲車。操縦室、兵員室共に潜望鏡ではなく窓ガラスによって外部視界を確保している。車内には多数の人員を収容可能。避難民の収容・輸送に用いられた。作中では「輸送車」と呼ばれている。トランスポーター地球カタフラフト用の大型装輪輸送車。スレイプニールやアレイオンの運搬に用いられている。ニロケラスを誘導するための囮にも使われた。作中では「トレーラー」と呼ばれている。
火星の兵器[編集]

火星のカタフラクト[編集]
ニロケラス火星騎士のトリルラン専用機。頭頂高18m。巨大なマント状の腕を使った格闘攻撃を行う。機体表面に特殊なフィールド「次元バリア」を展開しており、光線を含めたすべての物理現象を吸収・消滅させる。この特性上、展開すると直接視界を得ることができず、「鷹の目」と呼ぶ浮遊型外部カメラを散布して視覚を確保している。しかし、バリアで覆えない部位も存在し、足裏部の接地面や外部カメラのデータ受信部などがそれにあたる。また、本来ならバリア展開中は外部からは、ほぼ黒一色に見えるはずだが、バリアの上に光学迷彩を展開し、元のカラーリングを投影する事でバリアの穴の発覚を防いでいる。伊奈帆の立案した作戦で海に落とされた事でバリアの穴の位置(海水が吸い込まれない箇所)を割り出され、撃破された。なお、元の設定では、腕が展開するギミックは無かった[10]。アルギュレ火星騎士のブラド専用機。頭頂高16.5m。装甲はさほど厚くはないが、その分機動性は高い。ブラドの流儀からか遠隔火器を一切装備しておらず、左右の腰部スリットに一基ずつビームサーベルの発振器を装備している。伊奈帆との初戦では、彼の作戦であるガントリークレーンを使った攻撃で頭部が半壊したことと、わだつみが救援として現れたため不利を悟り撤退を余儀なくされる。その後頭部を応急処置してリベンジ戦に挑むも伊奈帆の策で海へ落下、ビームサーベルの圧倒的な熱量によって発生した水蒸気爆発に巻き込まれて破壊された。なお、元のデザインでは、腰アーマーが翼のように展開できる予定であった[10]。ヘラス火星騎士のフェミーアン専用機。頭頂高22m。巨大な腕を6本も装備しており(これらにはそれぞれソロモン72柱の悪魔における伯爵の地位にあるものの名が付けられており(ボティス、マラクス、ロノウェ、ハルファス、ラウム、ヴィネ)、フェミーアンは「眷属」と呼ぶ)、それらをロケットパンチの様に飛ばし、遠隔操作することで攻撃を行う。これらの腕は「巨大分子と化している」との説明がスレインからされているように通常の攻撃では腕の破壊はできず、HE弾によって進行方向を逸らすのが精一杯である。破壊できるチャンスは、分子構造が戻る平手の状態で指を狙う、または背面のエンジンを狙うかの2つである。腕がすべて破壊された場合の切り札として、機体自体が変形し体当たり攻撃をすることもできる。最後は突如現れたデューカリオンの船底に激突、中破し、直後にライエが乗るアレイオンの狙撃で撃破された。なお、主に腕(ロケットパンチ)は揚陸城内に置いてあるが、実際のヘラスの腕の最大搭載数はかなり多く、6本どころかそれ以上装備できるとのこと[10]。デューカリオン(カタフラクト)15年前の戦争の際、ヘブンズフォール発生より前に種子島に降下したオルレインの搭乗していた大型の赤い火星カタフラクト。種子島に駐屯していたUFE部隊を壊滅させ、直後に発生したヘブンズフォールの影響によって消滅したと思われていた。経緯は不明だが、種子島の秘匿基地に半壊した状態で鹵獲され、搭載していたアルドノアドライブは、その一部機能諸共、戦艦のデューカリオンに移植されている。鞠戸が提出した種子島レポートの黙殺はこの機体の鹵獲を隠匿するために行われたのだと推察されている。鞠戸にとって因縁の機体。重力を制御する能力があり、戦車の砲弾を弾いたり、最寄の物体を宙へ浮遊させて放擲する等の能力を有している。他のカタフラクトと違って人型をしておらず、巨大な3本の脚を持つ。タルシス火星騎士のクルーテオ専用機。崩壊したクルーテオの揚陸城からザーツバルムによって奪取された白いカタフラクト。当初はアルドノアドライブが停止していたが、揚陸城内での決戦時、タルシスの中へ逃げ込んだスレインが搭乗した際に突然起動。攻撃を受けても弾道を予測しているかのような特殊な能力を搭載している。ディオスクリア火星騎士のザーツバルム専用機。頭頂高31m[9]。機体名は火星の古い地図に見られる地名に由来する[10]。15年前の侵攻時には飛行能力に長けたこの機体とデューカリオンが火星の先鋒として種子島に降下した。多数のミサイルを搭載し、単独で大気圏突入を可能とする漆黒の大型可変機。翼を分離させて台座とし、その上に乗って空中を移動できるほか、子機と合体することで、複数のアルドノア武装(ニロケラスの次元バリア、アルギュレのビームサーベル、ヘラスのロケットパンチ)を制御できる。分離時はザーツバルムが乗るコア機が他を遠隔操作する。分離可能な機体は6機であり、実際は全てが人型へと変形できる(飛行支援機が歪な形状なのは、人型だったものを無理に飛行機械へと改造したため)[10]。一見無敵に近い機体だが、その巨体故に揚陸城内などの閉所では飛行できないなど動きが制限され、ビームサーベルも使用していない。また、眷属を使用する間は干渉する恐れがあるため次元バリアを解除しなければならないなど、機能を集約させたが故の欠点も存在し、伊奈帆の策により眷属を分離させた上腕部を狙い打たれて中破。コアユニットのみになっても戦闘を続行するも格闘戦で一方的に打ちのめされて撃破された。
その他の火星の兵器[編集]
スカイキャリア火星カタフラクト用の戦術輸送機。装備は自衛用の機銃やミサイル、短砲身の榴弾砲など。バリアなどの特殊能力は有していない航空機だがそれなりの戦闘力はあり、カタフラクトを搭載したままで地球側の戦闘機を撃ち落とすほどの運動性と火力を持つ。揚陸城高位の火星騎士に与えられた巨大な航宙艦。艦自体を地球へ落下させ質量兵器として利用できるほか、攻撃手段として側面に多数のミサイル発射口(バンカーバスタータイプなどの種類がある)、上部に対空砲を持つ。また、内部にカタフラクトやスカイキャリアを配備している。降着の衝撃波で周辺一帯を掃討すると共に、船体の一部が傘のように開き橋頭堡として機能する機動要塞。
用語[編集]
地球連合地球の統一連合組織。ヴァース帝国に対抗するため、1986年に国連の主導で樹立された。政治的には傘下に各国支部を有し、軍事的には各国軍をUFEの下に完全統合している。本部はロシア領のノヴォスタリスクにある。概ね外見的には史実現代社会と同じ様式だが、カタフラクトの開発など、特にアルドノア技術の実用化が火星側に比べ著しく劣っている。本部は地下600メートルに存在する広大なシェルターであり、定員3年分が生活できるほどの物資を貯蔵している。しかし、実際には本部に辿り着く前に死んでいった人々の方が多いため、物資に余剰が生じている。ザーツバルム伯爵の揚陸城と激闘の末、おびただしい犠牲を払いながら揚陸城のアルドノア・ドライブ停止作戦を成功させた事で火星軍側を無力化させ、辛くも勝利を収める。ヴァース帝国1985年に火星に樹立されたレイレガリア・ヴァース・レイヴァースを初代皇帝とする帝政国家[11]。アルドノアを巡る地球側との軋轢により建国以来、1999年の月面戦闘も挟んで地球とは長らく断絶状態にあり、地球人を「野蛮で信用ならない旧人類」として見下す選民思想を持つ者が多い。こうした背景から地球社会よりも復古調かつ貴族主義的な身分制度を有しており、上流階級の間では近世から近代の欧州貴族を基にしたデザインの服飾文化が根付いているが、武断政治寄りの思想が社会に普及しているため、一般的な文化振興は乏しい状態にある。アルドノア技術の占有の影響で地球側に先駆けてカタフラクトや航宙艦を実用化したが、その産業構造はアルドノア関連に特化した形態となっており、工学系の技術以外では地球に劣った状態が続いている。テラフォーミングも不充分な状態で住民の主食はクロレラとオキアミという有り様で、このような国土環境による人心の不安を抑え地球に対し優位性を保とうとした第二代皇帝ギルゼリアの工業化に偏重した政策もあり、反地球感情を煽ることで国内の結束を維持している状況となっている。しかし国内問題や対地球政策においては意見が分かれている状態にあり、皇帝を中心とした一枚岩の権力構造ではなく、地球との和平を望む穏健派と地球の武力制圧を画策している強硬派による権力闘争が水面下で行われている。火星騎士ヴァース帝国の軍人。地球の衛星軌道上に展開する軌道騎士、月に展開する月面騎士の存在が確認されている。それぞれ象徴たる専用のカタフラクトを与えられ、軍装には灰色のダブルブレストのフロックコートが採用されている。史実現代的な軍組織とは異なり、国家による一元的統制ではなく37家門の騎士たちによる個別統制で戦うことを旨とする軍閥に近い組織体系となっている。37家門の騎士たちは独自に配下の部隊を指揮して軍事行動を取る権限があり、論功行賞においては地球の地域制圧をいち早く成し遂げた騎士が栄誉を受けられるため、原則的に他部隊との連携は取らない。このため、皇帝による正式な宣戦布告が行われる前でも騎士が独自に軍事行動を起こしており、軍隊の最高指揮官の所在が不明確になっている。 37家門火星騎士の中でも特に有力な37の貴族家。当主は伯爵で、赤い軍装を着ている。それぞれが揚陸城を治める。地球の衛星軌道に駐留する火星騎士の上位にあり、配下の火星騎士(男爵、騎士など)と共に地球各地に降下侵攻する。その威光はヴァース帝国国旗の意匠にも見ることが出来る。カタフラクト本作に登場する人型機動兵器の呼称[11]。略称は「カット」。火星側のカタフラクトは機体にアルドノア技術を用いた武装(光学兵器や分解バリア、高度な遠隔操作技術など)を搭載しており、非搭載の地球製カタフラクトに対して圧倒的な戦闘能力を持つが、アルドノア機関の性格上、機能的に一点特化型で汎用性が低い傾向がある他、アルドノア技術を除けば基本性能は地球製と大差が無い。日本ではカタフラクトの兵科教練が高校の必修科目になっている。アルドノア火星において発見された古代文明のテクノロジー。ヴァース帝国においてカタフラクトや揚陸城などに軍事転用され、神格化されている。普遍的なものではなく、アルドノアを利用(起動)するには遺伝子に焼き込まれた起動因子が必須である。本来ならばアルドノアを起動できるのは、アルドノアの発見者で起動因子を焼き込まれたヴァース皇帝レイレガリアと彼の直系の子孫のみ。火星騎士は、アルドノア起動因子を借り受ける対価として皇帝と主従関係を結んでいる。アルドノアドライブアルドノアの力を開放するための装置。起動するためには起動因子が必要であり、持ち主の心臓が止まると機能を停止してしまう。また皇帝とその血族のみアルドノアを強制的に停止させることもできる。古代文明3万年ほど前に火星に存在した文明。アルドノア技術の実用化や月面にハイパーゲートを設置するなど惑星間移動すら可能とした高度な文明だったが、その担い手である古代火星人の消息は不明なままである。古代文明当時の火星は水と空気が豊富であったが、現代ではかなり少なくなっている。ハイパーゲート月面で発見された地球圏と火星間の相互瞬間移動が可能な古代文明の遺産[11]。1972年にアポロ17号の調査で発見された。惑星間戦争火星での食糧をはじめとする資源不足において、地球との貿易摩擦に端を発し、1999年に勃発した地球とヴァース帝国間の戦争。月へ侵攻した第二代皇帝ギルゼリア率いるヴァース帝国軍とUFE月面基地の間で激しい戦闘が繰り広げられた。アルドノアを使った火星カタフラクトを主戦力に攻め込むヴァースにより月面基地は壊滅。しかし戦闘の余波でヘブンズ・フォールが発生。ギルゼリアが崩御し勝者なく休戦条約が締結された。種子島でも戦闘があったが、その事実は地球連合の公式記録からは隠蔽されている。ヘブンズ・フォール惑星間戦争中に月面のハイパーゲートが暴走し、月が崩壊した大災害[11]。月は大きく抉れ、その破片の多くがサテライト・ベルトと呼ばれる地球の環になった。環にならなかった破片の落下とその後の環境変動により、地球各地で人口が半減するほどの甚大な被害が発生した。謁見の間火星騎士がヴァース皇帝に謁見するための部屋。揚陸城に設けられている通信室で、バーチャルリアリティ技術により地球圏に居ながら火星本国にいる皇帝に謁見することができる。

スーパーロボットアニメ50確認準備

2009〜最新(重要アニメ検索過程)
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 2014
銀河機攻隊マジェスティックプリンス 2013(未見)
翠星のガルガンティアGargantia on the Verdurous Planet 2013(未見)
革命機ヴァルヴレイヴValvrave the Liberator 2013(未見)
マクロスF 2008
ゼーガペインZEGAPAIN 2006
蒼穹のファフナー 2004
スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター 2010(少見)

1999〜最近
ラーゼフォンRahXephon 2003 
コードギアス 反逆のルルーシュ 2006
コードギアス 反逆のルルーシュR2 2008
コードギアス 亡国のアキト 2012〜1015(未見)
鉄のラインバレル 2008
ぼくらの 2007
ヒロイック・エイジ Heroic Age 2007
天元突破グレンラガン 2007(未見)
創聖のアクエリオン Genesis of Aquarion 2005
ダイバージェンスイブ 2004
↑兇澆気クロニクル 2004
機動天使エンジェリックレイヤー 2001

1989〜近代
天空のエスカフローネ 1996
ガサラキGasaraki 1998

1979〜中世
聖戦士ダンバイン 1983
装甲騎兵ボトムズ 1983
超時空要塞マクロス 1982
銀河漂流バイファム 1983
機甲創世記モスピーダ 1983
プラレス3四郎 1982
蒼き流星SPTレイズナー 1985
(六神合体ゴッドマーズ 1981)
太陽の牙ダグラム
伝説巨神イデオン 1980

1969〜古代
マジンガーZ 1972
勇者ライディーン 1975
超電磁ロボ コン・バトラーV 1976
ゲッターロボ 1974

〜1968原始
鉄腕アトム 
鉄人28号 

別記GAMDAMシリーズ 
機動戦士GAMDAM 1979
ガンダムZ 1985
ガンダムZZ 1986
(機動戦士SDガンダム 1988)
機動戦士Vガンダム 1993
機動武闘伝Gガンダム MOBILE FIGHTER G GUNDAM 1994
機動新世紀ガンダムX After War Gundam X 1996
∀ガンダムターンエーガンダム 1999
機動戦士ガンダムSEED 2002
(SDガンダムフォース Superior Defender Gundam Force 2003)
機動戦士ガンダムSEED DESTINY 2004
機動戦士ガンダム00 2007
(SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors 2010)
機動戦士ガンダムUCユニコーン 2010
機動戦士ガンダムAGE 2011
ガンダム Gのレコンギスタ Gundam Reconguista in G 2014

追記別記リンク予定

翠星のガルガンティア - W(保存)【前半】

虎馬:翠星のガルガンティア - W 
ジャンル
ロボット、SF、冒険活劇
アニメ
原作
オケアノス
監督
村田和也
シリーズ構成
虚淵玄
脚本
虚淵玄、谷村大四郎、砂阿久雁、
七篠トリコ、海法紀光
キャラクターデザイン
鳴子ハナハル(原案)
田代雅子

メカニックデザイン
石渡マコト

音楽
岩代太郎

アニメーション制作
Production I.G

製作
「翠星のガルガンティア」製作委員会

放送局
#放送局を参照

放送期間
2013年4月7日 - 6月30日

話数
全13話 + OVA2話

OVA:翠星のガルガンティア 〜めぐる航路、遥か〜


原作
オケアノス

監督
村田和也

脚本
谷村大四郎

キャラクターデザイン
鳴子ハナハル(原案)
田代雅子

メカニックデザイン
石渡マコト

アニメーション制作
Production I.G

発表期間
2014年11月21日 - 2015年5月27日予定

話数
前後編

漫画


原作・原案など
オケアノス

作画
三途河ワタル

出版社
角川書店

掲載誌
ニュータイプエース

レーベル
カドカワコミックス・エース

発表号
Vol.17 -

発表期間
2013年1月10日 -

巻数
既刊3巻
テンプレート - ノート

ウィキプロジェクト
アニメ・漫画

ポータル
アニメ・漫画

『翠星のガルガンティア』(すいせいのガルガンティア、Gargantia on the Verdurous Planet)は、Production I.G制作の日本のテレビアニメ作品。

2013年4月より6月までTOKYO MX・読売テレビ・中京テレビ・BS11にて放送された。全13話+映像特典2話(第14話、第15話)。
目次
1 概要
2 ストーリー
3 登場人物 3.1 主要人物
3.2 ガルガンティア船団
3.3 ラケージ海賊団
3.4 クーゲル船団
3.5 旧文明時代
3.6 その他

4 登場船舶 4.1 ガルガンティア船団の船舶
4.2 ラケージ海賊団の船舶
4.3 クーゲル船団の船舶

5 登場メカニック 5.1 人類銀河同盟の兵器 5.1.1 マシンキャリバー
5.1.2 艦艇
5.1.3 その他の兵器

5.2 地球のメカニック 5.2.1 ユンボロイド

5.3 その他のメカニック

6 用語
7 スタッフ
8 主題歌
9 各話リスト
10 放送局
11 イントロダクションノベル
12 ショートムービー
13 Blu-ray Disc
14 書籍一覧 14.1 コミカライズ
14.2 ノベライズ
15 オンラインゲーム
16 イベント等
17 脚注 17.1 注釈
17.2 出典
18 外部リンク

概要
陸地のほとんどが水没した未来の地球を舞台に、遥か彼方の星系で戦争に明け暮れていた主人公が乗機のロボットと共に地球を訪れ、ヒロインとの出会いを通じて文化の違いに触れたり人間らしさを取り戻していきながら、やがて世界の真実を知ることとなる物語である。

監督には『鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星』などで知られる村田和也、シリーズ構成には『魔法少女まどか☆マギカ』を手掛けた虚淵玄、キャラクター原案には『かみちゅ!』のコミカライズ版作者である鳴子ハナハルがそれぞれ起用されている[1]。

村田によれば企画は2010年以前から立ち上がっており、彼が同年末に参加した時点で虚淵をメインライターとして、バンダイビジュアル・Production I.G・ニトロプラスの3社で「オリジナルのロボットアニメを作ろう」という企画が動いていたとのこと。初期企画の「水の惑星を舞台にしたい」という内容に惹かれた村田が「水の惑星に船が寄り集まった船団があり、人々がそこで暮らしている」というアイディアをイメージスケッチなどで提示したところ企画の面々に気に入られ、虚淵が船団を舞台として企画を再構築した結果、「主人公のレドが宇宙から来た少年である」という設定なども加わり、現在の形となった。なお、初期企画では地球とは別の入植惑星が舞台となっており、宇宙戦争が物語に関わることもなかったという[2]。

テレビ放送開始に先駆け、2013年2月から同年3月にかけて第1話と第2話の先行上映イベントが日本各地の映画館にて行われた[3]。また、アニメ コンテンツ エキスポ 2013では、第1話と第2話を収録したBDが無料配布された[4]。

画像投稿サイトpixivとのコラボ企画で、2013年4月26日より5月12日にかけてガルガンティア乗組員のキャラクター原案コンテストを実施[5]。優秀作品は最終話の群集シーン(ベベルが考古学の授業を行っているシーンの生徒たち)に混じって登場した[6]。

2013年10月13日には「Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2013」で本作がメカデザイン賞の第3位を、主役ロボのチェインバーがマスコットキャラクター賞の第1位を、チェインバー役の杉田智和が男性声優賞の第1位をそれぞれ受賞している[7]。

2013年11月20日発売のKADOKAWA発行『オトナファミ』1月号に掲載された、「掘り出しエンタRANKING 2013」(業界関係者1,000人による投票)のアニメ部門で第1位にランクインしている[8]。

2013年10月10日には続編の制作決定が公式サイトで告知され、新作OVAとして『翠星のガルガンティア 〜めぐる航路、遥か〜』(すいせいのガルガンティア 〜めぐるこうろ、はるか〜)が制作されることが発表された。OVAは前後編で構成される。

ストーリー
遠い未来、宇宙に進出した人類は「人類銀河同盟」を結成し、宇宙生命体「ヒディアーズ」と争いを続けていた。人類銀河同盟の少尉レドは、ワームホールを使って作戦宙域から撤退する際にヒディアーズに襲われ、乗機「チェインバー」と共に転移事故に巻き込まれてしまう。

半年後、チェインバーの中で冷凍睡眠から覚めたレドは、未知の言語を話す人々に囲まれていた。近くにいた少女エイミーを人質にして脱出したレドは、果てしなく広がる海を目にする。そして、チェインバーの解析により、ここが氷河期の到来によって滅んだはずの人類の故郷・地球であることを知る。海水面上昇により陸地のほとんどが海に沈んだ今は、レドを引き揚げた「ガルガンティア船団」をはじめとする船の上で人々は生活していた。

レドは友軍と合流する方法を探るためにガルガンティア船団補佐のリジット達と交渉を続けるが、その最中に船団の一員ベローズが海賊に襲われているという連絡が入る。エイミーに助けを求められたレドは交渉材料になると判断して海賊団を殲滅させるが、その際に海賊全員を敵と見なして殺害したため、女海賊ラケージ率いる海賊団による報復を呼び込み、事態は悪化する。

ベローズからガルガンティア船団の生き方を学んだレドは、ラケージ海賊団を誰も殺さず撃退することに成功し、船団に受け入れられる。宇宙へ戻る方法がわかるまでの間、エイミーの弟ベベルや医師のオルダム達と交流するうちに、兵士として生きてきたレドの中では変化が生じ始める。同じく母艦との相互リンクが途切れたことにより、チェインバーも人知れず変化してゆく。レドはベローズやピニオンに誘われてサルベージを手伝うことになるが、その仕事中に人々が神聖視しているクジライカと遭遇する。

クジライカがヒディアーズと同種だと知ったレドは、クジライカを殺害する。そのためにガルガンティア船団には動揺が広がり、彼らの「共存共栄」の精神が理解できないレドと船団の人々の間に溝が生まれる。この事件の最中にフェアロック船団長が死去し、リジットが新船団長となるが、ピニオンはフランジ大船主と共に船団を離れることを決意する。観測の結果、本隊との合流が事実上不可能と知ったレドは改めて自分の使命をヒディアーズの抹殺と認識し、引き留めようとするエイミーに別れを告げ、クジライカの巣に宝があると信じるピニオンやフランジ達と共に船団を離れる。

クジライカの巣である旧文明時代の遺跡へ向かったレドとチェインバーは、襲いかかってくるクジライカの群れを殲滅すると、巣の中に大昔の記録媒体を発見する。そこには氷河期の到来を知った人類が、新たな惑星への移民を目指す「コンチネンタル・ユニオン」と、極限環境に遺伝子操作とナノマシンにより適応しようとする自発的進化推進派「イボルバー」の2つの勢力に別れ、戦争を行った記録が残されていた。ここでヒディアーズの正体が、遺伝子操作によって誕生した人類のもう1つの姿であるという事実が明かされる。

旧文明の遺産を手に入れたピニオンは、修復した兵器を利用して自分の船団の拡大を目論む。一方、事実を知ったレドは激しく狼狽して戦いを拒絶するようになるが、文明と知性を捨てたヒディアーズは、文明を築き知性を持つ人類とは相容れない存在であり、人類の尊厳を懸けて戦わなければならないことをチェインバーは淡々と説明する。それと同時刻、地球に到着していたレドの上官の中佐クーゲルとその乗機「ストライカー」、そして彼率いる船団がレド達の前に現れる。

ラケージ達も所属するクーゲル船団では、クーゲルとストライカーを頂点とした宗教的な支配体制が築かれていた。レドはクーゲルとの再会を喜ぶが、彼がピニオンの船団も吸収して人々を力によって支配し、ヒディアーズ殲滅を最優先とする人類銀河同盟の思想を実現するため、全ての地球人類を貢献させようという意義に疑念を抱く。滞在中、生気のない人々の姿や弱者を切り捨てるクーゲル船団の実態を見て更に疑念を深め、ガルガンティア船団も標的に加えられたことを知ったレドの中でその思いは決定的なものとなり、クーゲルとの戦いを決意する。クーデターを起こしたラケージとピニオンの援護によって、レドはストライカーの動きを封じることに成功するが、クーゲルは既に死亡しており、ストライカーがクーゲル船団を支配していたことが明らかとなる。

人類支援啓蒙レギュレーションシステム「神」を自称し、考えることを放棄して服従せよと誘うストライカーに対し、レドとチェインバーはストライカーを地球に有るべきでないものとして破壊するため、再び戦いを繰り広げる。その死闘中、エイミーを想い涙するレドを見たチェインバーは彼の人間的成長を知ってコックピットを分離させると、レドが生きて成果を得ることが自らの存在意義を充足すると告げ、ストライカーと共に散った。そして遺跡は、ガルガンティア船団の秘密兵器であるマスドライバーキャノン「天の梯子」によって海に沈んだ。

物語は、クジライカとの共存の道を選び彼らの巣から遺産を回収する探検家となったレドと、平和が戻ったガルガンディア船団で彼を支えるエイミー、そして海底でクジライカの巣礁となったチェインバーの姿を映し、幕を閉じる。

登場人物[編集]

主要人物[編集]
レド声 - 石川界人身長:173cm[9]本作の主人公。16歳。人類銀河同盟軍の少尉。撤退時に転移事故に巻き込まれて地球に飛ばされ、海底に沈んだ乗機・チェインバーの中で冷凍睡眠していたが、約半年後、そのチェインバーを発見したベローズにチェインバーごと引き上げられた。そして、自分やチェインバーが起こす損害の賠償や自らの食い扶持を稼ぐために船団で働くことになる。一見非効率的に見える船団の文化の違いに戸惑いながらも、その独特の発想を理解しようと努める寛容さと生真面目さによって人々と交流を深め、徐々に変わってゆく。当初は地球の人々との会話をチェインバーの通訳を通してしか行えず、考えることもチェインバー任せにしていたが、自身も言葉を覚えるよう努力して日常会話程度は通訳なしにできるようになり、自分の意志や感情に基づいて動くようになった。暇な時はレーザーガンを使い、ヒディアーズの牙を材料にしてオカリナに似た笛を制作している。この行為は幼い頃に処分された弟分の少年・ロンドに贈り物をしたことに由来し、彼のことを記憶から消されても無意識に笛を作り続けていた。後に古代遺跡基地からヒディアーズに関する重大な情報を知り苦悩し、その直後に再会するクーゲルによって重大な決断を迫られることになる。悩みの末にクーゲルと敵対する道を選び、彼らの次の目標となったガルガンティアを守るため、チェインバーに搭乗してストライカーと戦うも、クーゲルが既に死んでいたことを知る。その後は自らを神と名乗るストライカーを倒すため、チェインバーと機械化融合を果たし、自分の生命維持も構わず限界まで戦闘を行うが、レドの成長を知り、彼は生きるべきだと判断したチェインバーにより同盟軍兵士としての軍籍を剥奪され、コクピットを分離されて一人生還する。全てが終わった後は、ガルガンティアへと戻りエイミーや船団の仲間達と暮らしていく道を選んだ。なお、チェインバーとの会話に使っていた通信デバイスは彼の手元に残っている。『ぷちっとがるがんてぃあ』劇中では、本編以上に傷つきやすく落ち込みやすい性格で、凹むとカタコトになる。エイミー声 - 金元寿子身長:156cm、スリーサイズ:B84 W56 H79[9]本作のヒロイン。15歳。活発で好奇心旺盛な少女。レドに「目的」を与える人物であり、目的を意味する「aim(エイム)」が名前の由来[10]。弟のベベルの生活のために配達業に就いている。グレイス(声 - 茅野愛衣)という彼女に懐いているモモンガのような小動物が側におり、普段は肩に乗っている。ベローズの引き上げたチェインバーを気にして近づき過ぎたせいでレドに人質にされる。その後、リジットたちから交渉のために送り込まれて以降、彼に船団での常識などを教え、人間性を獲得して行く手助けをしていく。優秀な風の乗り手でハンググライダーやサーフカイト(ウィンドゥサーフィンから変形する動力付きグライダー)を配達屋の仕事や偵察などに活用している。また、祭の際にはサーヤやメルティと共に踊り子として人々を楽しませている。レドがガルガンティアを離れることを知った際は悲痛な表情を見せ苦悩するも、弟がいるからと彼と共に行くことはしなかったが、その後も彼の身を案じていた。ガルガンティアとクーゲル船団との戦闘では、ガルガンティア号のマスドライバーの着弾観測員としてカイトに乗りストライカーと戦うレドの元へ駆けつけ、「レドの側にいたい」「ガルガンティアに帰って来てほしい」というレドへの想いを打ち明けた。物語の最後では、冒険家として活動するレドを支えている。
ガルガンティア船団[編集]
サーヤ声 - 茅野愛衣エイミーやメルティと3人で行動することが多い少女。15歳。穏やかな性格。巨乳。レドがガルガンティアを離れる際、エイミーへ一緒に行ってあげたらどうかと勧めるも、本心では彼女が残ることを望んでいた。『ぷちっとがるがんてぃあ』では腐女子と設定されている。メルティ声 - 阿澄佳奈3人娘の一人で、色恋沙汰や噂に目ざといものの恋愛には奥手な少女。貧乳。エイミーやサーヤよりも年下の14歳で、同じくカイトを使ったメッセンジャーをしている。美男子に目ざといため、当然ながらレドに対しても気のある素振りを見せるが、大抵はエイミーに先を越されていることが多い。後にフランジやピニオンと共にガルガンティアを離れる。クーゲル船団がガルガンティアを狙うと知った際は、レドに頼まれてカイトに乗り一人で長距離を航行、情報をガルガンティアに伝えた。ベローズ声 - 伊藤静サルベージ業を営む褐色肌の少女。ユンボロイドの操縦に秀でている。18歳。ピニオンとは喧嘩するほど仲が良い。チェインバーを海底から引き揚げた。レドが海賊への攻撃で人的被害を出して船団から追放されそうになった際に、感謝しつつも「相手の命を尊重すること」「交渉の重要性」を説いて以来、何かと彼を気に掛けている。レドの才能を高く評価しており、自身の行うサルベージ業に引っ張り込んだ。リジット声 - 大原さやかフェアロックの補佐を務める女性。22歳。フェアロックの意向を汲みながら船団のための判断を下す。レドが船団に到着してしばらくは、エイミーを経由してレド達の対応にあたる。やや警戒心が強く、レド達を船団の安全を脅かす存在と考えており、厳しい対応を見せるが理不尽なことはしない。しっかり着込んだ服の通り理知的な性格だが、水着は結構派手でかなりのナイスバティ。フェアロックが倒れた後、彼から臨終の際に「金色の鍵」を託され、船団長の後任に任命される。一時は抱え込みすぎて悩みこむが、先代のフェアロックもうまく「皆を頼る」ことをしていた点に気づき、残る船団をまとめあげる。クーゲル船団との戦闘では鍵で起動させたガルガンティア号のマスドライバーを使って砲撃を行った。『ぷちっとがるがんてぃあ』でのチェインバーによる身体計測によれば、持久力は船団内では最高クラスで、スリーサイズはB94 W62 H89と、バストサイズさえも船団内で最高クラスである[11]。ピニオン声 - 小西克幸機械の整備や修理を営む気障な青年。20歳。自慢の金髪リーゼントを整えるのが癖となっている。修理屋としての腕前は確かなもの。女と酒と美味い飯をこよなく愛する。仕事に対する姿勢はかなり不真面目ながら野心家で冒険心に富み、片手間でサルベージ業も行っているが、水に潜れないために手をこまねいており、当初は敵愾心を向けていたレドとチェインバーを引き入れたがるようになる。ベローズとは喧嘩するほど仲が良い。過去に兄(声 - 小野大輔)をクジライカに殺されており、トラウマとなって水に入れなくなった。兄の敵討ちも兼ねてクジライカの縄張りを侵して中に眠るとされる宝を奪いたいと目論んでいたが、レドとチェインバーがクジライカを殺害したことをきっかけに、フランジなど賛同する者を集めガルガンティアと離別する。霧の海のクジライカを殲滅した際、宿願を果たしたことなどから有頂天となり、無線で大々的に報じて宝物の独占と自己顕示を行う。宝に釣られてきた海賊などを旧文明の兵器で撃退する一方で船員などを取り込み、自らの船団の勢力拡大を目論む。しかしそれがクーゲル率いる船団を呼び込み、頼りの旧文明の兵器もチェインバーも通じず、フランジ船団までもがクーゲル船団に下る結果を招く。それと同時に腕を見込まれてクーゲル船団に引き入れられ、豊富な旧文明の遺物に喜ぶがクーゲル船団の実態を知り迷いが生じる。そこへラケージとフランジから反乱の誘いを受け、叛旗を翻す。その後は旧文明遺産の兵器を復旧してチェインバーの武装としたり、レーザー砲を復旧させてクーゲル船団とストライカーを攻撃するなどしてレド達を支援。最後は部下の仲間達を避難させ、一人遺産の島に残り敵集団を道連れに今までのけじめをつけるため自爆して死のうとするも、ラケージに助け出され生還した。ベベル声 - 寺崎裕香エイミーの弟。10歳。病気を患っており、自室のベッドで日々を過ごしている(出歩けない程ではない)。レドが遠い宇宙から来た人間ではないかという考えを持つ、聡明な少年。手先が器用で、廃パーツから帆船模型を作るのを趣味としている。人類銀河同盟では戦えない者は淘汰されるという事実をレドから聞かされるも、非効率を疑問視する彼に非効率の必然性を説き、価値観を変えるきっかけとなる。レドがガルガンティアから離れる際、ヒディアーズの牙の笛を託される。物語の最後ではガルガンティアの人々に地球が氷河期から現在の状態に至った経緯を教授し、クジライカと人類が対話できる日が来るかもしれない、と語った。フェアロック声 - 手塚秀彰ガルガンティア船団の船団長。豊富な経験と常に冷静で的確な判断力から船員からの信頼も篤い。足や心臓が悪いため、車椅子に乗っている。そのため、リジット達へは通信機で話を伝えることが多い。第7話終盤に心臓発作から倒れてしまい、リジットへ「金色の鍵(ガルガンティア号のマスドライバーの制御キー)」を託して船団の未来を頼むと、息を引き取った。葬儀後、遺体は水葬にされた。ジョー声 - 早志勇紀船同士を接続する連結屋。チェインバーの性質を的確に理解したことで、労働時間中のみ作業監督としてチェインバーのコマンド権限を委譲されている。マイタ声 - 徳井青空ピニオンの部下の少女。ピニオンをからかうラケージを面白くなさそうに見ている。フランジ声 - 津田英三ガルガンティア船団の大船主で、船団の財布と武装防衛力を握っている。レドとチェインバーを厄介者として扱っていたが、その戦闘力を認め後に宝の島に眠る古代遺産を狙い、ピニオンの誘いに乗る形で彼らと共に行くことを決める。船団分離後はレドを君付けで呼び、彼の理解者となっている。クジライカの巣である霧の海から引き揚げた宝物を人類の復興に当てようと考えており、私利私欲に利用しようとしたピニオンと対立するも、ピニオンに賛同した船主達に引きずられる形で彼に従うことになった。ピニオンが呼び込んだクーゲル船団に対しては自らが率先して対応する器量を持ち、戦力差を冷静に判断して軍門に下ることを選ぶ。しかしその実態を知って、自分たちの船団の人々も教団の構成員と同じになってしまうことに危機感を持ち、真っ先に反乱を考えた。クラウン声 - 星野充昭ガルガンティア船団の大船主。フェアロックが亡くなった際、フランジからは後継の船団長になるべきだったと言われるも、年だからと固辞し、フランジとは違ってガルガンティアに残る。ウォーム声 - 保村真ガルガンティア船団の護衛船団長。オルダム声 - 梅津秀行ガルガンティア船団の老医師で、ベベルの主治医。五賢人の一人。失われた技術の一部が載った蔵書を所有しており、船団一の物知りとして知られている。クーゲル船団との戦闘では、リジットにガルガンティア号に搭載されていたマスドライバーの封印を解かせた。オルダムの助手声 - 日高里菜オルダムの仕事を手伝う少女。ストーリア声 - 堀江由衣第14話(OVA)に登場。リジットの親友の看護師。おっとりした性格ではあるが、仕事はてきぱきとこなす。リトナーに好意を抱いている。リーマ声 - 水瀬いのりOVA『めぐる航路、遥か』に登場。元クーゲル船団の少女。13歳。エイミーの後輩になる新人メッセンジャーで、機械のことに興味がありユンボロの操縦もうまい。フライス声 - 鳥海浩輔OVA『めぐる航路、遥か』より登場。サーヤ達6人兄弟の長男で、家でもあるアルテミア号のブリッジを任されている。イザベラ声 - 瀬戸麻沙美(ゲーム版)pixvが行っていた「キャラクター原案コンテスト」の優秀賞受賞12人の内の1人。優秀賞の特典がアニメラストへのキャラクター原案としての出演だった。アニメ第13話(最終話)のラストでベベルが考古学を教えているシーンに登場しているがセリフは無い。DMMゲームズの「翠星のガルガンティア ONLINE FLEET」にも登場。プレイヤー率いる船団の副長を務める。ゲーム中のプレイヤー船団に来る前は、ガルガンティアに逗留していたと語るシーンが有り、エイミーやメッセンジャー娘達とは知り合いの模様。
ラケージ海賊団[編集]
ラケージ声 - 恒松あゆみ「大海賊ラケージ」の通り名を持つ女海賊。貫禄のある妖艶な美女だが、年齢は19歳と若い。部下の海賊達を率いてガルガンティア船団を襲うが、レドとチェインバーによって撃退され、そのまま側近の奴隷たちと共に行方不明になる。その後、いつの間にかクーゲルの軍門に下っており、工作員として働いていたが、実は反乱の機会を虎視眈々と窺っていた。チェインバーとストライカーの戦闘が始まると時を同じくして行動を起こす。危機に臨んで男気を見せたピニオンを気にかけていたらしく、旧文明遺産の島に自己犠牲で残ろうとしていた彼を叱咤し、助け出した。その後は、部下の海賊達共々ガルガンティアに在籍し、ピニオンに気のあるそぶりを見せてはからかっている。パラエム声 - 種田梨沙ラケージの側に控える女奴隷。短い金髪が特徴。パリヌリとともにラケージの戦闘を支援する。パリヌリ声 - 山崎はるかラケージの側に控える女奴隷。長い黒髪が特徴。
クーゲル船団[編集]
クーゲル声 - 小野友樹人類銀河同盟軍中佐。チェインバーの上位機「ストライカー」を愛機とし、マシンキャリバー隊を率いる指揮官。同盟軍によるヒディアーズ母星への直接攻撃が失敗して撤退を余儀なくされた際、友軍の撤退支援を引き受けたレドを迎えに戻り、その帰路に追撃してきたヒディアーズからレドを守るべく単身で殿を務めた後、レドやチェインバーと同様にワームホールに呑まれ、レドの位置から反対側の地球に奇跡的に漂着した。そこで出会った海賊団とその後継者のリナリアと協力して情報収集を開始。現地人からはその隔絶した能力から現人神のように扱われ、ストライカーも神の使者「雷の巨人」として崇められるようになる。しかし、その最中に心の支えとなったリナリアを病で失い、その動揺をストライカーに巧妙に付け込まれ、銀河同盟と同じ徹底した啓蒙活動を行うようになる[12]。レドとの再会時には風土病によってすでに死亡していたが、彼の目標はストライカーの支援啓発システムに託され、クーゲルの死を隠蔽しつつ代行状態が続けられていた。オンデリア声 - 内山夕実クーゲル船団の巫女。クーゲルへの敬愛は強く、船団の巫女として住人を統べようとする。前身となった海賊船団の姉妹で、リナリアとは腹違い。クラリア声 - 米澤円クーゲル船団の巫女。前身となった海賊船団の姉妹で、リナリアとは腹違い。後にオンデリアと共にクーゲル(実際はストライカー)を支える。リナリア声 - 茅原実里第15話(OVA)に登場。海賊船団の末娘で、父の遺言により船団の後継者として選ばれていた。クーゲルを「空神」と崇めて巫女になるが、1人の女性として慕ってもいた様子がうかがえる。クーゲルと出会う前から死に至る病に冒されており(出会った後にはクーゲルもこの病に冒されたことがうかがえる)、後継者として船団のために自分の命を使い尽くす覚悟を決めていたが、その責任感がストライカーのシステム暴走を引き起こす一因となった。船団の繁栄を見届けて死亡した後、これを境に他者への情をかなぐり捨てたクーゲルの理想のため、遺体は海へ投棄された。アレリア声 - 能登麻美子第15話(OVA)に登場。前身となった海賊船団の長女で、リナリアとは腹違い。死亡したリナリアに代わり巫女の座に就くことで権力を握ろうと目論んだが、その心底はクーゲルに見抜かれており、不穏分子と見なされて抹殺された。クーゲルの理想のため、遺体は海へ投棄された。
旧文明時代[編集]
ライアン・マツモト声 - 竹内良太最初のヒディアーズ(自発進化推進派イボルバーの共生体)への進化実験体となった人物。コンチネンタル・ユニオンや世間に極秘で実験を受けて宇宙へ密航し、自発進化推進派の研究が真空にも適応可能であることを示した。しかし、その後は更なる進化を経て人型の共生体からクジライカの成体へ進化してしまい、完全に人の形を失ってしまう。その映像が全世界へ露呈した結果、世界中で強烈な反発が発生し、コンチネンタル・ユニオンとイボルバーの熾烈な戦争が始まることになる。エイダ・マツモト声 - 櫻井浩美ライアンの妻。イレーヌ・マツモトライアンの娘で、エイミーによく似ている。記録映像から、父と同様に遺伝子手術を受けていたことが判明している。小説版ではエレイン・マツモトと記載されている。
その他[編集]
リトナー声 - 中村悠一第14話(OVA)に登場。7年前にリジットとストーリアが出会った連結ギルドのギルド長。
登場船舶[編集]

ガルガンティア船団の船舶[編集]

ガルガンティア船団は複数の船舶を連結器などを用いて連結し、一つの都市のような形を形成している船団の総称。船の形に隊列を組んでおり、船団の前後の距離は直線距離で4km[11]ほど。風を動力にしているため、凪になると船が全く動かなくなり銀河道を逸れてしまう。そのため、凪の時は船団の電気を止めて船のメンテナンスに当てており、その要員以外は仕事ができず休暇に当てている。
ガルガンティア号船団のほぼ中央に位置し、大型の農場船で船団の象徴ともいえる高さ数百メートルに達するクレーンタワーがある。実はこのクレーンタワーは旧文明時代の遺産であるマスドライバーキャノン(ガルガンティアでは「天の梯子」と呼ばれている)で、船団長のフェアロックが管理していた金色の鍵(制御キー)を差して起動、長砲身の砲台となる。その際、頂上部のスプリンクラーは水を使った衝撃波の軽減装置になり、砲弾は爆発物を満載した廃棄船を使用する。ガルガンディアの建造経緯は地球放棄の際に発生したコンチネンタル・ユニオンとイボルバーとの戦場が軌道上と地球の打ち上げ施設であったことから、移動しながら攻撃を回避しつつ物資や人員を宇宙に打ち上げるために、イボルバーが建造したとされる。オケアノス号ガルガンティア船団の陣頭に位置し、船団全体の運行および運営の要となる船で船団長のフェアロックやリジットらが乗船している。ステュムパリ号船団で暮らす人々の住居が集まった船で、左右に張り出している連結通路は広場としても使われている。ヒロインのエイミーもステュムパリ号の最上部付近に居住している。バイコルン号船前方と後方に大きくつきだした居住区画が特徴で、巨大な砲を備え付けた船。船所有者はガルガンティア船団を構成する大船主の一人フランジ。一般船アーチの形状をした独特の居住区画を持ち、船の両舷にはクレーンが並んでいる。スヴァロギア号いくつものパイプラインが縦横に走る大型の工業船。サルベージされた資材から生活に必要な工業製品などを生産する船。クルルキス号大型の工業船より小型であるが、工場がまるまる一つ船に乗ったような形状の船。一般工業船小型の工業船よりさらに小型で、パイプの形状も大型、小型の工業船と比べるとよりシンプルな形をした船。パイストス号修理業を営むピニオンの所有する船であり、日々使用され続けているユンボロから船までありとあらゆるものの修理を請け負っている。船体修理船船体自体が通常の船を丸ごと収容ができる大型ドック船で、深刻な不具合が起きた船を収容して修理を行うことができる。カーキナス号ベローズが所有するサルベージ船で、巨大なクレーンを2基備えている。冷凍睡眠中のレドを乗せたチェインバーを海底よりサルベージした船はこの船である。サルベージ船(大型タイプ)資材を海底から引き揚げることができる専用船。ベローズが所有するカーキナス号の数倍の大きさがあり、より巨大で重量のあるものでもサルベージできる。サルベージ船(中型タイプ)固定型のクレーンが備わった中型船。サルベージ船(小型タイプ)回転式のクレーンが備わった小型船。マーウォルス号船団の護衛船団旗艦で、4基の旋回砲塔を装備し、艦橋上部には長距離砲用の測定儀を備えている。中型護衛船3基の旋回砲塔を備え4基の推進用スクリューを備えた攻撃、速度共にバランスの取れた船。小型護衛船A小型の船体を生かしながら索敵や陽動などに活躍する船。マスト上部には回転灯やスピーカーを備え、味方の船に情報を伝達することができる。小型護衛船B主に索敵や陽動に使用される船。
ラケージ海賊団の船舶[編集]
ネフロプス号女海賊ラケージが乗船する船でラケージ海賊団の旗艦的な船。ロブスターのハサミを模したような2つの帆が特徴で、軸先には巨大な主砲を装備し、3基の旋回砲塔を持っている。海賊船A3枚の重なった帆が特徴で、後部甲板の大半が水上バイクの格納庫になっている。海賊船B小型砲塔を各部に配置し、前部甲板には海賊船Aと同様に水上バイクの格納庫がある。海賊船C特徴的な4枚の帆を持ち、2基の円筒形の旋回砲塔を装備している。
クーゲル船団の船舶[編集]
神殿の船クーゲル船団の中心といえる存在で、巨大なピラミッド状の構造物がある。
登場メカニック[編集]

人類銀河同盟の兵器[編集]

マシンキャリバー[編集]

人類銀河同盟が製作した対ヒディアーズ殲滅兵器。人類銀河同盟の基本理念に従ってヒトの姿を模した二足歩行ロボットで、搭乗者との円滑なマンマシンインターフェースを図るため高性能な会話型支援AI・「パイロット支援啓発インターフェイスシステム」を搭載しており、自律起動・思考と共に、会話による育成・支援、戦闘シミュレート、パイロットスーツと連動した恒常性維持(冷凍睡眠)、推論エンジンによる未知の言語・記録媒体解析など、搭乗パイロットに対し様々な方面からの支援を行う機構を持つ。両腿に設けられた穴・量子インテークから、空気中・真空を問わず空間中に存在する物質を吸収しエネルギーに変換しており、時間無制限稼働が可能。重力制御による飛行もできる。また「限定解除」により、一時的なパワーアップも可能。
チェインバーAI音声 - 杉田智和レドの愛機で、人類銀河同盟で広く運用されている量産型マシンキャリバー。レド機の機体ナンバーはK-6821。ヒディアーズとの決戦からの撤退時に母船に戻り損ね、単機でワームホールに落ちた際に遠く離れた太陽系第3惑星・地球にパイロットのレド共々飛ばされた。ガルガンティア船団では海賊等に対する用心棒の他、荷運び・船体部品組み立て・漁業・サルベージなど豊富な武装を生かしてあらゆる業務を請け負っているが、レド同様地球の慣習に馴染めず行動がどこかズレている。対ヒディアーズ用の携行装備(ランスライフルやシールド)は、地球漂着以前の対ヒディアーズ戦により全て失われた[13]が、クーゲル船団でのストライカー戦では、ピニオンが船団から奪取した旧文明の武装を装備した。自機の性能を上回るストライカーに対して、レドとの機械化融合(ニューロプラスパワード)で対抗するが、それでも勝てないと判断し、レドの意志に反して融合を解除。さらに軍籍を剥奪しコクピットを分離させると、レドのさらに成長を期待することを告げ、ストライカーを道連れに爆発した。その後、海中に沈んだ機体の残骸はクジライカの巣礁となっている。『ぷちっとがるがんてぃあ』劇中では、人間臭さが倍増し本編以上に辛辣で口さがなく、露骨に自分の性能を鼻にかけている。女性の身体データを詳しく記録していたりと結構俗ぽくなっている。なお、人類銀河同盟では多くの同型機が存在しており、主に小隊長機を務める単機攻撃型(他のマシンキャリバー部隊よりも格上で機体色は黒)、マルチコアキャノンを装備する組織攻撃型(機体色は赤紫)、クローザーパスを設置する爆弾設置班所属機(機体色は青紫)、その他の護衛機(機体色は深緑)、の4種類に分けられている[14]。また、複座型の練習機も存在する。レドが搭乗するのは其の中の一機(黒の機体色)[注 1]。に過ぎないが、技術力において銀河同盟に遠くおよばない地球の勢力とは次元の異なる圧倒的な戦力を有する。武装の詳細は下記の通り。 デフレクター・ビーム - 両手首と両足首に取り付けられたレーザーモジュール(外部兵装)から放つ偏向粒子砲(デブリ・スィーパー)。人体程度ならば一瞬で蒸発させる程の威力がある。
グラビティウェイバー - チェインバーの胸部にある主砲で、出力の調整が可能。ショック防御用のバリア展開機構も有する。
ランスライフル - チェインバーの全高を凌ぐほどの長さを誇る携行兵器。先端部は加速器となっている。これとシールドを合わせて、多数のチェインバー部隊によりファランクス槍兵のような陣形を組む[14]。
シールド - ランスライフルと共に装備する防御兵装。四葉のクローバーのような形状をしている[14]。
マルチコアキャノン - チェインバー2機で発射する大型の高出力合体砲。前方の機体が照準を合わせ、後方の機体が出力する[14]。
ピニオンハルバード - クジライカを倒すためピニオンが製作した大型槍。炸薬の仕込まれた先端のブレード部分を射出し、敵に当てて爆裂させた後にワイヤーで回収する[14]。
ビームライフル - ストライカーとの最終決戦時に装備した武装。海底遺跡から発掘された、バヨネット付のビームライフル(バヨネット部分は有線式で射出が可能)[14]。
ガトリングガン - ストライカーとの最終決戦時に装備した武装。ドラムマガジンの付いた5銃身のガトリングガン[15]。
5連装ミサイルランチャー - ストライカーとの最終決戦時に装備した武装。両脚部に搭載されたミサイルランチャー。

革命機ヴァルヴレイヴ - W(保存)【前半】

虎馬:革命機ヴァルヴレイヴ - W 
ジャンル ロボット、スペースウォーズ アニメ 原作 サンライズ 監督松尾衡 シリーズ構成 大河内一楼 脚本 大河内一楼、熊谷純
キャラクターデザイン 星野桂(原案)、鈴木竜也  メカニックデザイン 石渡マコト、鷲尾直広、寺岡賢司 宮本崇、柳瀬敬之、大河原邦男 音楽 千住明
アニメーション制作 サンライズ 製作 サンライズ、MBS ヴァルヴレイヴ製作委員会 放送局 #放送局を参照
放送期間 1stシーズン:2013年4月11日 - 6月27日 2ndシーズン:2013年10月10日 - 12月26日
話数 全24話  ラジオ 小説 漫画 テンプレート - ノート  ウィキプロジェクト アニメ・ライトノベル・漫画  ポータル アニメ・文学・漫画
『革命機ヴァルヴレイヴ』(かくめいきヴァルヴレイヴ、Valvrave the Liberator)は、サンライズ制作の日本のテレビアニメ。分割2クール[1]で、
2013年4月11日から6月27日までMBS『アニメイズム』B1ほかで1stシーズンが放送され[2]、同年10月10日から
12月26日まで2ndシーズンが放送された。公式サイトなどで用いられている略称は「VVV」。
目次 1 概要 2 製作 3 沿革 4 タイアップ 5 反響 6 ストーリー 6.1 第1期(1stシーズン) 6.2 第2期(2ndシーズン)
7 登場人物 7.1 主要人物 7.2 マギウス(ヴァルヴレイヴ搭乗者) 7.3 ジオール 7.3.1 咲森学園 7.3.2 政治家・研究員
7.4 ドルシア軍事盟約連邦 7.5 環大西洋合衆国(ARUS) 7.6 第三銀河帝国 7.7 ヴァルヴレイヴのGUI 7.8 外伝『アンダー・テイカー』の登場人物
8 登場メカニック 8.1 ヴァルヴレイヴ 8.1.1 機体解説 8.1.2 機体一覧 8.1.3 ヴァルヴレイヴの支援メカ
8.2 ジオール軍 / モジュール77の兵器 8.2.1 ジオール軍の艦艇 8.2.2 モジュール77の兵器
8.3 ドルシア軍の兵器 8.3.1 ドルシア軍の機動兵器 8.3.2 ドルシア軍の艦艇・航空機・車両 8.3.3 ドルシア軍のその他の兵器
8.4 ARUS軍の兵器 8.4.1 ARUS軍の全領域型戦闘機 8.4.2 ARUS軍の艦艇・航空機・車両 8.4.3 ARUS軍のその他の兵器 8.5 200年後の兵器 
9 用語 9.1 世界観・歴史 9.2 国家・組織 9.3 ヴァルヴレイヴ関連 9.4 その他の用語
10 スタッフ 11 主題歌 12 各話リスト 13 放送局 14 BD / DVD 15 WEBラジオ 16 イベント 17 小説 18 漫画 19 脚注 19.1 注釈 19.2 出典 20 外部リンク
概要
成り行きから乗った巨大ロボットによって人ならざる者と化した少年と、
幼少時の体験から冷酷に徹して世界の改革を目論むもう1人の少年を中心に描かれる、200年以上にも及ぶ戦いの物語である。
作品のテーマは「学生と軍人の遭遇から始まる群像劇」とされており、同じ出来事に際しての感想や言動、人間性の違いなどを描く方針となっている[1]。
キャッチコピーは「世界を曝く」[3]。
日本の市場(#放送局や#BD / DVDを参照)だけでなくアメリカの市場も視野に入れられており、アニプレックスの米国法人
「アニプレックス・アメリカ」の運営する無料動画配信サイト「Aniplex Channel」では最新話が無料配信されている[4]。そのため、オープニングテロップの人名や作品タイトルには英語による表記も行われている。
製作
キャラクター原案には『D.Gray-man』の漫画家・星野桂、監督には『ローゼンメイデン』や『夏雪ランデブー』の演出家・松尾衡、シリーズ構成には『コードギアス 反逆のルルーシュ』の脚本家・大河内一楼、キャラクターデザインには『いばらの王』のアニメーター・鈴木竜也、メカニカルデザインには『機動戦士ガンダム』の大河原邦男や『PSYCHO-PASS』の石渡マコトや『蒼穹のファフナー』の鷲尾直広といった各デザイナーがそれぞれ起用された[2]。また、デザイン協力には『コードギアス 反逆のルルーシュ』のアニメーター・木村貴宏が、オープニングアニメーションの絵コンテ・演出にはサンライズ作品の演出業へは初参加となるアニメーター・後藤圭二がそれぞれ起用された。音楽は『機動戦士Vガンダム』の千住明が担当している[5]。ナレーションは本編と次回予告の両方を、アニメ作品以外のナレーション経験も豊富な声優・関俊彦が担当している。
 企画は放送開始の約3年前に遡る。サンライズのプロデューサー・池谷浩臣が各所からの「ロボットアニメをサンライズで作りたい」という声に応える形で、池谷と共に『機動戦士ガンダム00』などサンライズのロボットアニメに携わってきたMBSのプロデューサー・丸山博雄ら「オリジナルアニメに携わりたい」という面々が集い、立案に至った[6]。松尾の起用については『機動戦士Ζガンダム A New Translation』や『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』での実績[6]、石渡の起用については多面的な要素[6]、星野の起用についてはスタッフに『D.Gray-man』のファンが多数いたことがそれぞれ決め手となった[1][注 2][7]。
放送開始前の時点で1クール分の音声を収録済みというプレスコ形式で制作されており、後から作画以降の作業に取りかかっている[1]。分割2クール放送は、2クール連続放送が難しいという制作状況を踏まえ、その代わりに視聴者の反響を後半1クールへ活かせるという見解によるものである[1]。
沿革
2012年12月13日の深夜に『アニメイズム』枠で第一報のCMが放送され、それと同時に公式サイトが開設された後、翌日の12月14日には報道向けの制作発表が行われた[3]。
放送開始前の宣伝の一環として、『アニメ コンテンツ エキスポ 2013』では作品出展に加え、2013年3月30日にステージイベント『「革命機ヴァルヴレイヴ」キックオフステージ』が開催された。事前に発表されていた主人公・時縞ハルト役の逢坂良太ら主要声優陣に加え、ドルシア側の声優陣が初めて発表されると共に登壇して主要声優12人が並び立ったほか、オープニングテーマ「Preserved Roses」を歌う西川貴教と水樹奈々も登壇し、「Preserved Roses」のシングルの発売日や、本作の誌面展開(詳細は#小説版や#漫画版を参照)が発表された[8][9]。また、このイベントとは別に主役ロボ「ヴァルヴレイヴI」の約2メートル高の立像が製造され、2013年4月11日から同年4月13日まで秋葉原駅構内に展示された[10]ほか、『「革命機ヴァルヴレイヴ」展』が2013年4月12日から同年4月24日まで東京アニメセンターで開催され、本作の版権画、スタッフや声優陣のサイン色紙、前述の立像、バンダイから発売されるプラモデルの展示、PVや第1話の上映などが行われた[11]。なお、放送開始後の各種イベントについては#タイアップや#イベントを参照。
タイアップ
主題歌については#主題歌、小説や漫画については#小説や#漫画をそれぞれ参照。
革命機ヴァルヴレイヴ×パセラ[12]カラオケボックスチェーン・パセラを運営するニュートンと本作の製作委員会によるタイアップ。2013年5月24日から同年6月23日までの期間限定で、新宿本店、池袋西口店、上野御徒町店、AKIBAマルチエンターテインメント、秋葉原昭和通り館の各店舗で本作とのコラボメニューが提供された。また、秋葉原パセラ昭和通り館には本作の版権画像やタイトルロゴで装飾したコラボルームも開設された。goo×革命機ヴァルヴレイヴ プレゼントキャンペーン -ボイスメッセージ付き キャラクター診断-[13]インターネットポータルサイト・gooを運営するNTTレゾナントと本作の製作委員会によるタイアップ。2013年5月24日から同年7月24日までの期間限定で、ユーザーと本作の登場人物の相性を診断する。
反響
「アニメ!アニメ!」(イード)が2013年5月7日に公開した同年春放送開始のテレビアニメ視聴者アンケートでは、総合ランキングで第1位の『進撃の巨人』や第3位の『はたらく魔王さま!』と並び、第2位を獲得した[14]。このうち、性別ランキングでは女性が第4位[15]、男性が第5位[16]であった。
2013年春期は本作以外にも『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』や『翠星のガルガンティア』といった同ジャンルの作品が同時期に放送開始となったため、それらと比較しながら評価する向きも見られる。その中でも「日刊サイゾー」(サイゾー)では、「オッサン世代も大興奮! 今期の本命ロボットアニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』」と題して取り上げられたうえ、過去のロボットアニメへのオマージュシーンをはじめ本作に盛り込まれた様々な要素が「突き抜けた割り切りが実に心地いい」と評された[17]。しかし、「Preserved Roses」のシングルの10万枚超ヒット[5]やmoraにおける上半期ダウンロードランキング第1位[18]、ヴァルヴレイヴIのプラモデルの即完売[5]などといった好調な商業関連とは裏腹に、アニメ本編のストーリーはインターネット上で賛否両論となっている[5]。
ストーリー
第1期(1stシーズン)
真暦71年。人類総人口の7割が地球から離れた宇宙都市・「ダイソンスフィア」で暮らす世界は、「ドルシア軍事盟約連邦」と「環大西洋合衆国 (ARUS)」の2大勢力に分かれて対立し、中立の小国・「ジオール」は平和を謳歌していた。
 ジオールの一区画・「モジュール77」で咲森学園に通う普通の高校生・時縞ハルトは、片思い中の幼馴染・指南ショーコとの平和な日常を過ごしていた。しかし、モジュール77は突如ドルシア軍の攻撃を受ける。ショーコが人命救助のために死亡したと思い込んだハルトは、突然地下から出現した謎のロボット・ヴァルヴレイヴIへ搭乗してドルシア軍を撃退するが、その対価として肉体が人ならざる者・マギウスと化したうえに戦闘後にショーコの生存を知ったことも重なり、居合わせた元アイドルの後輩・流木野サキと一部の友人たちだけが秘密を知る中、自責の念に悩むこととなっていく。また、間接的にヴァルヴレイヴIの力を知ったARUSも、機体を奪取すべく学園の生徒たちを半ば人質にして策を弄する。
 一方、大佐のカイン・ドレッセルからヴァルヴレイヴIの奪取命令を受け、同僚・アードライたちと共に学園へ潜入していたドルシア軍のエージェントのエルエルフは、ハルトに肉体を乗っ取られた時の行動が原因で、ドルシアに裏切り者と見なされてしまう。エルエルフは再びハルトの前に現れ、「ドルシアを革命する」という自らの野望と「皆を助ける」というハルトの望みを両方とも達成するための「契約」を迫るが、それを拒んだハルトは2大勢力のどちらにも学園や自分たちの家族を攻撃させないためにヴァルヴレイヴIを「人質」に取ったショーコの発案[注 3]による、「学園の独立」という道を選ぶ。
 1週間後、学園の地下ではエルエルフがヴァルヴレイヴIII〜VIを発見していた。後からサキと共に地下を訪れたハルトはマギウスが増えることを懸念し、彼女に口外しないよう頼む。しかし、サキは迷わずヴァルヴレイヴIVのマギウスとなったうえ、学園の面々を翻弄してドルシア軍の再襲撃にも嬉々と出撃。イデアール級機動殲滅機を駆るエージェント・イクスアインの策に竦みながらも、ショーコの叱咤激励を受けて勝利する。
 その後、ハルトはエルエルフを粛清すべくモジュール77へ再潜入したアードライと対峙するが、彼の同僚・クーフィアがエルエルフを殺害しようと乗機・バッフェの機銃を掃射したため、居合わせた友人・櫻井アイナは死亡してしまう。アードライと彼の部下たちによる攻撃は、モジュール77の外でハルトとサキを足止めする同僚・ハーノインたちと相俟って学園を窮地へ追い込むが、エルエルフの過去を垣間見て契約を結んだハルトにエルエルフが応えたことで、形勢は逆転する。
 エルエルフを軍事指導に迎えて中立の月へ向かうモジュール77では、学生たちが有事に備えるようになっていく。そんな中、アイナの友人・犬塚キューマは友人を亡くした不良・山田ライゾウの熱い言葉に答えを見出し、ヴァルヴレイヴVのマギウスとなって出撃する。続いてライゾウもヴァルヴレイヴIIIのマギウスとなり、キューマと共にドルシア軍を撃退する。格納庫ではエルエルフに対し、物理教師・貴生川タクミが自分たち大人の大半が実はジオール軍人か軍属であることや、モジュール77自体がヴァルヴレイヴ専用の存在であることを明かす。しかし、ヴァルヴレイヴの根幹を成す情報原子・RUNE(ルーン)とヴァルヴレイヴIのみが持つ異質さは、タクミにも解明できていなかった。
 ハルトはキューマとライゾウのマギウス化に複雑ながらも安堵感を覚えるが、サキは逆に疎外感を覚えていた。そんな中、新生ジオール暫定代表の教育実習生・七海リオンによって総理大臣の選挙が提案される。ショーコはジオール総理大臣だった父・指南リュージの消息が途絶え、皆に父を忘れられることに傷付いていたが、そのことから自責の念に憤るハルトを見て彼と並ぶために立候補し、当選する。しかし、ショーコを見送った後でかつてない衝動に自我を支配されたハルトは、傍にいたサキを強姦してしまう。
 月を目前にしたモジュール77では、ショーコの下で新内閣が組織されていた。そこへリュージを人質にしたドルシア艦隊が立ちはだかり、ショーコへヴァルヴレイヴ全機の譲渡と引き換えに学生や家族の第三国への亡命を提案するが、決断に迷う彼女の目前で敵艦隊の大半が「ハラキリ・ブレード」で一掃され、リュージも死亡する。その直後、モジュール77はカインの駆るイデアールと敵小隊に真下から侵攻され、窮地へ陥る。緊張の中、サキの本心や寂しさを汲んだハルトは求婚するが、彼女は責任感の先立つそれを断るのだった。
 イデアールの発射したドリルビットは、致死性の毒ガスを噴出しながらモジュール77を貫いていく。ショーコや兄の連坊小路サトミから避難を呼びかけられたクラッカー少女・連坊小路アキラは、イジメによるトラウマから学園内に引きこもっていたが、ショーコの危機に飛び出してヴァルヴレイヴVIのマギウスとなり、ドリルビットを破壊する。一方、エルエルフと合流したハルトは、格納庫でカインと対峙する。カインはヴァルヴレイヴVI起動の混乱に乗じたヴァルヴレイヴIの攻撃を生身で防ぐと、未完成のヴァルヴレイヴIIへ搭乗して結晶体・プルーを使い、機体を起動させる。
 その頃、とある場所でARUS大統領のジェフリー・アンダーソンと、ドルシア総統のアマデウス・K・ドルシアが謎の会合を行っていた。
第2期(2ndシーズン)
 ジェフリーとアマデウスの会合場所に居たマギウスの集団「101人評議会」はアマデウスの裏切り行為を指摘し、彼の身体を乗っ取る。同じ頃、ヴァルヴレイヴIIを奪取したカインらは撤退する。それから2か月後、月へ到着したショーコたちは新生ジオール政府で他国との交渉を始めていたが、実務の権利をARUSに握られてしまう。
 そんな中ハルトたちは、エルエルフの提案で5機のヴァルヴレイヴと共に地球への威力偵察に出発する。地球降下への旅には、ヴァルヴレイヴ制作者のジオール人に会い、マギウスの呪いを断ち切る方法を探るという目的もあった。一行はジオール領へ降下するために宇宙ステーションで降下用シャトルを強奪してフォロリングを使うが、降下中にドルシア軍の攻撃を受け、降下進路上から外れたシャトルはドルシア領内へ着陸してしまう。
 降下場所の側には、エルエルフがかつて在籍していた「カルルスタイン機関」があった。ジオールへの足を確保するためにドルシアの輸送艦を奪う作戦を立てたエルエルフは、サキとアキラにジャックを利用した潜入作戦を命じる。ドルシア軍の新型機・キルシュバオムがキューマとライゾウを圧倒する戦況の中、ショーコの親友・野火マリエがヴァルヴレイヴIのテストパイロットを務めていたマギウスだったことが判明する。マリエはヴァルヴレイヴIのGUI・ピノから自らの記憶喪失の原因がRUNEを搾取されたためであることを聞かされ、記憶を失う恐怖に苦しみながらも仲間の窮地を救うべくヴァルヴレイヴIで出撃し、自らの記憶と命を引き換えにして作戦を成功させる。マリエの死を目の当たりにして恐怖に竦むハルトだったが、自ら戦うことのできないエルエルフの激情を垣間見たことによって、改めて戦う決意を固めていく。一方、訓練生時代の頃より別人の様に変わってしまったカインに疑念を深めていたハーノインは一人潜入行動を取るが、101人評議会の元へ辿り着き真実の一端を知った事でカインに殺害される。
 エルエルフたちはドルシア王党派からの援助を受けるべく、現体制が隠し持つ所属不明の潜水艦「ファントム」の破壊任務を請け負うが、そこでは大量の人々がRUNEを搾取されていた。作戦終了後、ファントムの宇宙型が月へ向かっていることを知ったハルトたちは博物館の旧式ロケットを使い宇宙へ戻ろうとする。その前に強制収容されたジオール人を救うため、一行は彼らが捕われた古都ドルシアナへ潜入。作戦の最中、ハルトは父・時縞ソウイチとの再会に喜ぶが、実は彼こそがVVV計画の最高責任者であり、咲森学園の生徒全員がヴァルヴレイヴを使った人体実験のモルモットであったという事実を聞かされ、驚愕する。父と思っていた男の常軌を逸した悪行に絶望と怒りを覚え、悪びれる様子も見せないソウイチを殴りつけたハルトは彼と完全に決別する。
 一方、王党派に属していたカインの副官・クリムヒルトとの合流時、自らの想い人であるリーゼロッテ・W・ドルシアの居場所を知ったエルエルフは、捨て身の覚悟で行動を起こし、念願だったリーゼロッテの救出を果たす。しかし脱出の最中、敵の攻撃で一行は危機を迎え、その状況を察したリーゼロッテは自分を愛してくれたエルエルフのためにRUNEを使い果たし、彼らの大気圏離脱と引き換えに命を散らせた。一方、一人地球に残されてしまったサキは、ジャックしていた少年兵から元の体に戻る所をアードライに目撃され、捕縛されてしまう。
 リーゼロッテの死に衝撃を受けエルエルフは戦意喪失し、それによって作戦行動に精細さを欠きながらも一行はモジュール77へ無事帰還する。ショーコたちは地球降下隊が留守の間に高名なジャーナリストを口説き落として自分たちのドキュメンタリー番組を作らせ、各国に呼びかけてドルシアへの非難決議を成功させるが、101人評議会は学生たちへの報復を決定する。新生ジオールが主催する世界各国のサミットの開始直後、アマデウスとカインは捕らえたサキを利用してヴァルヴレイヴのパイロットの正体を全世界に曝した。追い打ちをかけるようにファントム内部でRUNEを吸収されている人々の姿が報道され、アマデウスは自分たちの罪をハルト達に擦り付ける形で新生ジオール殲滅を宣言する。
 サミットは一転して魔女狩りへと変わり、ヴァルヴレイヴのパイロットたちのみならず普通の学生たちも危険生物とみなされ、虐殺が始まる。そして全て仕組まれていたようにドルシアとARUSは手を組み、新生ジオールは世界の敵となってしまう。取り囲まれたモジュールを脱出するためにパイロットたちは出撃するが、ARUSから持ちかけられた「ヴァルヴレイヴのパイロットを差し出せば、生き残った学生を脱出させる」という取引により裏切りが発生する。そしてついにはハルトの異常性、RUNEの消費により失っていた記憶の齟齬からショーコはハルトへの信頼を失い、彼の身柄を差し出してARUSの取引に応じるが、ハルトの身柄を確保した途端にARUSは攻撃を再開する。再び陥った絶体絶命の窮地の中、キューマは自らの意志で仲間たちの盾となり、捕らわれていたハルトとエルエルフを取り戻した後、敵を道連れにして宇宙に散る。
 モジュールを脱出し一人また一人と仲間たちが息絶えていく中、ショーコは残されたI号機に乗り込むが、そこでピノからヴァルヴレイヴの秘密やハルトがマギウスになって戦う事になった原因を知らされ、後悔と自責の念に押しつぶされて号泣する。一方、月面に取り残されたハルトとエルエルフは、激しい殴り合いの末に互いに抱えていた秘密を暴露するが、それによってハルトは自分が望むこと、エルエルフはリーゼロッテの願いと向き合うことになる。「世界を暴く」という新たな目的を胸に二人はRUNEの光と共に立ち上がり、そこにエルエルフの真意を察したアードライの助けによって脱出したサキが涙ながらに舞い戻る。宇宙を舞うIV号機の前で、ハルトとエルエルフは改めて「契約」を超えた「約束」を交わし、その手を握った。
 IV号機と共に仲間たちの元に戻ると、ハルトは人とマギウスの共存のための国を作ると宣言し、パイロットたちを始めとする地球降下組も同意を示す。しかし、ショーコとの溝は互いに芽生えてしまった疑心や立場の違い等から修復不可能だと悟り、ハルトは世界を暴くことだけを告げて彼女と決別する。一方、負傷した兵士を装いドルシア軍に潜入したエルエルフは真実を知ったアードライとイクスアインに合流し、ドルシアとARUSの同盟式典に乗じた作戦が開始する。ヴァルヴレイヴによる総攻撃で敵陣を突破し、ライゾウの命を賭した守りによってモジュール77のアンテナに辿り着いたアキラは、VI号機を用いて放送電波をクラッキングする。その中でエルエルフがアマデウスを襲撃し、ついにマギウスの正体が全世界に暴かれる。その最中、カインは鹵獲したヴァルヴレイヴII号機を改修した新型機「ダーインスレイヴ」に搭乗し、人間を憎み続けるプルーと共に出撃する。
 ハーノインの仇を討つべくカインに挑んだイクスアインは返り討ちに遭って戦死し、自らの欲望のままに暴走を続けたクーフィアもアードライとの戦闘でその命を散らせた。このままではカインに勝てないと判断したエルエルフは、自分の身体をハルトにジャックさせ、文字通り一心同体となってカインと壮絶な激闘を繰り広げる。RUNEの流出によって記憶が失われ、カインから自分達が世界における悪であると断言されながらも、ハルトは最後まで諦めず、その力を振り絞ってダーインスレイヴを破壊し、プルーも奪われたカインは爆発と共に死亡する。ヴァルヴレイヴIの中でピノとプルーは再会し、ハルトのジャックから目覚めたエルエルフは全てのRUNEを失ったハルトに対し、自らが「友達」である事を告げ、それを聞いたハルトはいつもの優しい微笑を浮かべた後、安らかな眠りにつく様に息を引き取る。サキのヴァルヴレイヴIVによってモジュール77は奪還され、遂にエルエルフやショーコ、サキ達は、多くの犠牲を経る形で自分達の「居場所」を取り戻す。
 モジュール77を巡る決戦は終結したが、それが戦いや世界の混乱の終わりを意味している訳ではなかった。WIREDによりマギウスの真偽不明な情報が拡散され、マギウスに裏から支配されていたドルシアではアードライ等を中核とする王党派の決起で勢力各地で反乱が起き始め、それらを抑える力を持つ権力者の殆ども、混乱に乗じて101人評議会の殲滅を目論むジェフリーの陰謀によって次々と強引に逮捕された。やがて真実を隠しきれなくなった事でパニックが発生し、世界ではマギウスを標的とした無関係の者を多く巻き込んだ血の粛清が行われ、追い詰められた101人評議会の面々も武装勢力によって倒れていった。そして、この年が第三銀河帝国成立の元年となるのだった。
 それから約200年後、第三銀河帝国に異星人(第53生命体)が潜入し、辿り着いたメモリアルコアには「始まりの騎士」としてかつての戦いで死んでいったハルト達の胸像が建てられていた。その場には、200年前と変わらぬ姿で赤いパイロットスーツに身を包んだショーコの姿があり、彼女は自らに銃口を向けてくる異星人達に笑顔で対話を持ちかけるのだった。そして、ヴァルヴレイヴIのコクピットには、咲森学園の思い出の数々と、「ニンゲンシンジマスカ?」のメッセージが灯っていた。

登場人物
  群像劇という性質から、登場する全員を挙げていけば膨大な数と文面になってしまいます。百科辞典としての体裁を整えるためにも、箇条書きで記述するのは最低でも2話以上に登場して物語上でそれなりに必要な役割を持たされた者のみに留めて下さい。また、物語の進行に伴う行動の記述も最少限に留めて下さい。登場人物節は、ストーリーを詳細に補填する場所ではありません。
主要人物
時縞 ハルト(ときしま ハルト)声 - 逢坂良太本作の主人公。咲森学園の2年生。陸上部所属。10月15日生まれ。血液型はO型。身長は17cm[注 4]。ヴァルヴレイヴIのマギウス(詳細は#その他の用語を参照)。VVV計画の責任者・時縞ソウイチを父に持つ。新生ジオール内閣設立に伴い、国防大臣に就任[19]。争い事はじゃんけんすら苦手で、勝負事に奮起できない温厚な性格。しかし、譲れないもののために戦渦へ立ち向かう勇敢さや、怒りに我を忘れると躊躇せずに敵を殺す冷徹さも併せ持つ。ドルシア軍の初襲撃時にヴァルヴレイヴIに搭乗し、衝動的に機体を起動しマギウスとなる。初戦でヴァルヴレイヴIの秘めた力を開放してドルシア軍を撤退させたことや、アキラによってその奮戦ぶりを世界中へ流出されたことで、7億人以上の人間から「世界と戦う少年」というキャッチフレーズと共に英雄視されていく。しかし、本人はマギウスの力を「呪い」と評して恐れを抱いており、自分以外のマギウス化に強く反対している。また、オリジナルレイヴの眷属であるハルトのみ、ヴァルヴレイヴのエネルギー源であるRUNEを回収・供給するために度々発作に襲われては顔に赤い痣が浮かんだ状態で凶暴化する。なお、その不死性からカインには「第三世代」のマギウスと見なされており、マギウスの紋章が左の鎖骨下に現れている。エルエルフとは彼に一度殺されたことに加え、手段や理念の不一致から反目し合っている。一度は革命への「契約」を迫られて拒絶するが、ジャックを通じてエルエルフのリーゼロッテに対する想いと行動理念を知ったため、逼迫する戦況と窮地を打開できる彼の能力を信じて契約を果たす。あくまでその契約は協力関係として留まっているが、緊急時には采配に自分の身を委ねるなど軍事面では信頼しているため、キューマとライゾウのマギウス化における経緯や、機密保持と地球降下部隊の瓦解阻止のためにマリエを銃撃したことには憤りを隠せずにいた。幼馴染のショーコへは片思いで、ドルシア軍の襲撃直前に一度は告白を試みたものの、自分がマギウスであることを顧み、はぐらかしてしまった。ただしショーコを支えたいという思いは人一倍強く、彼女を「大切な人」と面と向かって宣言した。しかし知らずして父親のリュージを殺害してしまい、本人も意図せずにショーコと距離を作ることとなってしまう。傍目には良好な関係が続いていたが、双方を思いやっての行動は確実な溝を育み、サミット直後に表面化してしまった。サキとは戦争が始まってから最も多くの秘密を共有しており、同じマギウスとして共に窮地を切り抜けてきた。サキの奔放な性格には振り回されてもいるが、次第に彼女の内に秘めた本心や孤独感を感じ取っていく。その関係はマギウスの「呪い」も絡みながら、肉体関係を経て求婚[注 5]にも至った。求婚に至ったのは責任感の面が大きくはあるものの、後述の自棄になった際には大切な人としてショーコと共に浮かんだことから、その存在は次第に大きくなりつつあり、後にサキとある約束を交わすことになる。『2nd』では、自分の身に起こる異変の危険性から人体実験を出願し、自分が人を襲うことでヴァルヴレイヴの動力源が供給されるという「誰かの犠牲の上に成り立つ存在」であることを知る。一度は「自分が死ねば誰にも迷惑をかけない」と自棄になりかけ、エルエルフから「お前が死ねば次のパイロットを選ぶだけだ」と突き放されて死を宣告されたが、誰かに代わりを務めさせたくないという思いと大切な人を守りたいという願いから、改めて彼と契約を結ぶ。地球降下後、ドルシアに強制連行されたジオール人の救出作戦で3年ぶりに父・ソウイチと再会するが、父の本性やVVV計画のために咲森学園の学生たちや他のジオール人が犠牲になったことに激しい失望や憤怒を見せつつ、前述の決意を明かして決別する。モジュール77へ帰還後は浮かれる周囲とは反対に、エルエルフの力の欠如やサキの安否、101人評議会の魔の手に焦慮していた。サミットと共に暴かれた秘密を契機に「英雄」から一転して「化け物」扱いされ、数々のすれ違いがショーコとの決裂を生んでしまう。取引材料として売り渡された後、キューマの決死の救出によりエルエルフと共に月面へ不時着し、エルエルフとの殴り合いの末に互いの気持ちを知り合い、「契約」ではなく「約束」を結び、世界を曝き、マギウスと人間の理想郷を作るために立ち上がる。そして、モジュール77奪還作戦前、合流したサキとも「最後まで絶対に諦めない」約束を交わす。同盟式典の戦いの中、マリエと同じようにRUNEが漏出し過去の記憶を失いながらも、前に進むべきだと戦闘を続け、カインの乗るダーインスレイヴと交戦する。エルエルフの身体をジャックし彼の戦闘経験を活かして戦いに勝利するが、その代償としてRUNEを全て使い果たしてしまう。そして、エルエルフに看取られ、自分を「友達」と言ってくれた彼に微笑みながらその生涯を閉じる。ハルト達の命がけの戦いは「第三銀河帝国」誕生の切っ掛けとなり、ハルトを含む命懸けで戦った者達は帝国の英雄として祀り上げられた。エルエルフ(L-ELF)声 - 木村良平本作のもう1人の主人公。17歳。銀髪の少年。身長は177cm。ドルシア軍のカルルスタイン機関出身のエージェント。階級は特務大尉。「エルエルフ」はコードネームであるために姓はなく、便宜上のフルネームとしてエルエルフ・カルルスタインを名乗ったことがあるだけで、本名はミハエル(姓は不明)。聡明な状況把握能力と一瞬で大多数の相手を殲滅するほど高い戦闘能力から、ARUSには「一人旅団」という通称で恐れられている[注 6]。また、その能力は予言の域にまで達したり、マギウスの力を容易に把握するほか、咲森学園の特殊なカリキュラムの目的も看破した。作戦や戦略を立てる際、シミュレーションの材料要因を列挙した後に「導き出される結論は」と言う癖がある。元は孤児。ストリートチルドレン当時は、物語開始10年前の真暦61年には反政府運動を行うテログループの末端構成員となっていた[19]。組織を利用していた総統派が彼らを切って捨て、捕まったエルエルフも脱走を図って危うく殺されるところを王女のリーゼロッテに救われた。そのため、現在は常に携帯しているリーゼロッテの写真と、時折口にする彼女の名に強い思い入れを持っている。リーゼロッテの方もエルエルフのことを知っており、3年前に再会した際には彼女を幽閉から解放し共に逃げようとしたが、逃亡の先に安全な場所は無く自分達にはまだ道がないと諭され断念する。カルルスタイン機関に所属していた当時、仲間の1人・エフゼクスが王党派の反政府分子であることを知り、「裏切り者を見過ごせば全員が殺される」という機関の非情な原則に従って彼を殺害した。この件は殺害を躊躇いつつもこれを止められなかったアードライたちにとっても消せない過去となっており、エルエルフ本人はこの経験から自分にとって絶対に容認できない事態を防ぐためなら、たとえ仲間であっても殺害を辞さない非情さを持つようになった[注 7]。モジュール77への潜入の際にはクーフィアと2人で偽名を使って咲森学園への転校生を装い、入国審査官らを殺害すると共に転校生として未登録だった他の3人も連れて潜入した。当初はモジュール77でハルトを殺害してヴァルヴレイヴIの鹵獲を目論んだが、彼にジャックされたことをきっかけにドルシア軍から裏切り者と認識される。しかし、ドルシアを革命して世界を変えるという野望を持っていたため、ハルトをその軌道修正と前倒しに使えると考え、彼に「契約」を迫る。その後もモジュール77に潜伏しながらヴァルヴレイヴの格納庫を発見してハルトとサキにそこへ向かうよう仕向けたり、新生ジオールの軍事国家化を計画してモジュール77の占領を開始するなど、自らの野望を実現すべく暗躍し始める。やがて、自身の能力をハルトから求められたことで契約は成立し、彼との協力締結に伴って新生ジオールへの最初の亡命者となる。その後は相互監視を目的としてハルトと同室になり、モジュール77の配置整備や軍事教練で生徒たちを指導する一方、密かに彼らのヴァルヴレイヴへの適正を把握し、替えの効かないマギウスを厳選しながら事態を思う方向へ誘導していく。しかし、月へ到着する直前にドルシア軍の侵攻を受けた際にはカイン率いる小隊にモジュール77内へ侵入され、ハルトと共にカインと対峙するも圧倒されてヴァルヴレイヴIIを奪われてしまった。『2nd』では月に到着後、新生ジオールを影ながら支える一方、ハルトの人体実験を通してヴァルヴレイヴやマギウスの研究をタクミと共に行う。その結果、ハルトが人を襲うことでヴァルヴレイヴが稼働するという事実を突き止め、ハルトと「ヴァルヴレイヴの動力源供給のため、発作を起こした際は自らを襲わせる」という契約を交わした。地球降下後は、パイロット適性を持たない故に直接革命に手を下せないことを歯がゆく思っている旨をハルトに吐露している。ジオール人救出作戦の際にはドルシア王党派と通じ、古都ドルシアナ内で再会したクリムヒルトから「ミハエル」の名を聞いたことでリーゼロッテが近くにいることを確信し、単身で救出に向かい彼女への愛を打ち明ける。しかし、追手との戦いで満身創痍となった果てにハルトに回収されての脱出中、リーゼロッテが自分たちを守るために犠牲となったことを知り、生きる意志すら失ってしまう。新生ジオール崩壊後にはハルトと共に売り渡されそうになったところをキューマによって救出され、月面へ不時着する。そこでハルトからリーゼロッテがマギウスであった事実を告げられて驚くも、彼女の想いを知ったことで立ち直る。その後、負傷兵を装ってドルシアに戻り、真相を知ったアードライやイクスアインと行動を共にして、マギウスの真実を世界に暴いた。その後、追い込まれるI号機と合流し、ハルトに自分の身体をジャックさせ、カインと戦うよう指示する。戦闘が終わり意識を取り戻すと、瀕死のハルトに「(ハルトは)俺の友達だ」と告白し、彼の最期を看取りながら涙を流す。モジュール77奪還作戦後はサトミとタカヒの結婚式に出席し笑顔を浮かべて祝福していた。外伝『アンダー・テイカー』では、ヴァルヴレイヴ5機とカゲロウ2機の双方の存在を知る数少ない一人でもあり、月到着前にドリルビットと毒ガスを伴ったドルシア軍小隊の侵攻を受けた際にカゲロウの存在を知る。カゲロウの操縦装置「DRI-Ve」による遠隔操作という形でカゲロウに搭乗したジンとナオの操縦技能を高く評価し、ヴァルヴレイヴ5機がモジュール77から離れてもカゲロウ2機が防衛を担えると判断したため、これが地球降下作戦実行の後押しとなっている。なお、ジンたちにはカゲロウ2機をモジュール77の潜在的な防衛力とするため、最悪の事態に陥るまではその存在を周囲に漏らさないよう、緘口令を敷いている。指南 ショーコ(さしなみ ショーコ)声 - 瀬戸麻沙美本作のヒロインの1人。咲森学園2年生。陸上部所属。総理大臣選挙で当選し、新生ジオールの内閣総理大臣に就任。ハルトの幼馴染で同級生にして、ジオール総理大臣[注 8]・指南リュージを父に持つ。明るい性格で友人が多い。入学時にマリエと友人になった際は「記憶が無いのならこれから作ればいい」と励まし、戦争中に偶然出会ったアキラにも多少強引ながら接し続け、心を開かせることに成功している。アキラハルトとも喧嘩友達にして彼の性格を叱咤するような関係であるが、ハルトの癖や性格を熟知しており、彼が告白しようとした際にはまんざらでもない反応を見せた。また、ドルシア軍の再襲撃でフィガロが逃亡しようとした際にはヴァルヴレイヴIを「人質」に取り、学園の独立を宣言して生徒一同の支持を得るなど、大胆さやカリスマ性も持ち合わせている。落ち着かなくなるとスカートの裾を握る癖を持ち、その際に事態を好転させる発想や行動を出す傾向にある。その一方、補給の目処が付いていない状況下でも遊び半分で食料を粗末に扱う、友人たちが一触即発となった状況下でも唐突に歌い出すなど奇人的な一面も強い。そういった理由から、ハルトには「黙っていれば美人」と評されている。また、服装のセンスは壊滅的で、周囲から度々指摘されるも一向に改善していない[注 9]。作る料理はサキ曰く「カエルに変身できそう」なほど見た目が悪く、好きなおやつに「福神漬を乗せたウエハース」を挙げるなどゲテモノ好きに見られるが、いずれも味は美味であったため、マリエには「見た目よりも中身の女」と評された。また、エルエルフの「保存食を作れ」という指示に逆らって作った羊羹は、無理矢理食べさせられた彼がその美味に思わず素の表情を見せたほどである。ドルシア軍の初襲撃の際、車内からタクミを救助しようと向かった時に流れ弾で死亡したと思われたが、車が地中に埋もれていたことでタクミ共々無事だった。マギウスとなったハルトに告白をはぐらかされたことをきっかけに、自身の総理大臣就任、マギウスの秘密を共有するサキの存在や、月付近での戦闘でリュージを結果的に殺されてしまった悲しみも重なり、ハルトとの関係は揺れ動いていく。『2nd』での月到着後は、学生だけで国を運営していく現実の厳しさを目の当たりにするようになり、同時に総理大臣としての責務を理由としてハルトと距離を置くようになる。モジュール防衛に関してはエルエルフの指示が残っていた為、ハルトたちがモジュール77を発った後は、自身はメディア活動に専念しバラエティ番組への顔出しや報道記者への接触などのアピールを行っていた。それが結実し、月で新生ジオール主催の世界各国サミットの開催までに至るが、ドルシア軍の妨害により生徒達が虐殺され、ハルトがやむを得ず隠していた秘密を目の当たりにし、彼の記憶の祖語も重なって数々のすれ違いが表面化する。大切な共通の思い出をハルトが忘れた事で冷静さを失い、怒りのままハルトを「人ならざる者」と認識してエルエルフ諸共ARUSに売り渡し、結果二人を救おうとしたキューマが戦死してしまう。その後、自ら戦おうとシャトルに残っていたヴァルヴレイヴIに乗り込むが、ピノにコクピット内の録画映像を見せられたことでハルトがマギウスとなった原因が自分にあったと知り、自責と後悔の念から泣き崩れる。ハルトの生還後は、報復を恐れる「ハルトを売り渡そうとした者たち」である学園生徒に対する自分の立場もあってか謝りたい気持ちを押し殺して他人行儀な態度で接し、まともに言葉を交わすことはなかった。モジュール77奪還作戦終了後、ハルトとは最後まで仲直りできぬまま永遠に別れることとなり、アキラから受け渡された彼のヘルメットを抱きながら号泣する。小説版においては、ピノの録画映像を見て全ての真実を知った後、ハルトに涙ながらに謝罪し、望むなら自分を殺しても構わないとまで言い放つが、無事に彼と和解した。その後、生徒達を集めてモジュール77にハルト達が帰ってきたら彼らを迎え入れ、彼らの言葉をちゃんと聞いて欲しいと説得している[20]。200年後、第三銀河帝国にヴァルヴレイヴ用と思われる赤いパイロットスーツに身を包んだ彼女が変わらぬ姿で存在することから、マギウスとなったことが示唆されている。遭遇した異星人(第53生命体)に銃口を向けられながらも、臆することなく「私達仲良くしましょう。それですべてが解決するなんて言わないけれど、そうしたら痛みも喜びも半分こにできるから」と手を差し伸べるという結末で締めくくられた。流木野 サキ(るきの サキ)声 - 戸松遥本作のヒロインの1人。咲森学園1年生。家庭科部所属。ヴァルヴレイヴIVのマギウス。新生ジオール内閣設立に伴い、広報大臣に就任[19]。かつては人気アイドルとして活動していたが、現在は休止中。実際は所属事務所からの突然の契約解除通告を受けており、さらにその真相は、VVV計画に備え彼女を咲森学園に入学させようとしたジオール軍からの圧力によるものだった。授業に無関心な行動を取る一方、他人頼みではなく自分の意志で進もうとする大人びた性格。また、自分を特別視せずに接してくれるアイナを助けたり、初戦闘の際に率先して応援してくれたショーコへ料理の手伝いを申し出たり、地球降下後のアキラとの潜入行動では不器用ながらも自分を気遣ってくれた彼女と友誼を交わすなど、他人に借りを作ることを良しとしない律儀な面も持ち合わせている。その裏で、幼い頃やアイドル時代に両親を含む大人たちから受けた非情な仕打ちから、大人を「汚いもの」と見なして強い不信感を持っており、自分を虐げた世界への反抗心を燃やし続けている。それゆえに疎外感も抱えており、誰か1人からでも大切にされたいという「ふたりぼっち」という関係に憧れ、望んでいる。ドルシア軍の初襲撃の際にハルトがヴァルヴレイヴIのマギウスとなったことを知り、エルエルフの身体を乗っ取った彼と共にヴァルヴレイヴIへ同乗するなど、ハルトの身体の異常を知る1人として最も深く関わることとなる。独立を宣言した学園から世界中へ歌を披露して独立維持の資金集めに貢献した後、モジュール77の地下で発見したヴァルヴレイヴIVへ搭乗し、「有名になりたい」という願望を露にして躊躇せずにマギウスとなった。ハルトの身体をジャックして自分の売名に利用する一方、彼の前では素の表情を見せたり抱きついたりするなど、気を許している描写が多く見られたが、自分の過去を嘘とはぐらかして煙に巻いたり、あえて自虐的な態度で突き放すなど、本心は押し隠していた。しかし、秘密を共有して戦ったり助けられていくうちにハルトの心の強さや甘さと優しさに触れ、その感情はいつしか好意にまで発展していた[19]。特に、『1st』の後半ではハルトとショーコの親密さに機嫌を損ねたり、パイロットが自分たち2人だけでなくなったことに寂しさを覚えるなどの姿が散見された。また、かつてなく狂暴化したハルトに強姦された際には、完全に正気を失った彼の眼差しからマギウスの「呪い」を理解し、半ば受け入れていた。ハルトへ自分の「ふたりぼっち」の願いを明かした後には再び開かれた戦端の中で彼から求婚されるが、責任感の先立つそれをあえて断り、自らの行動に苛まれながらショーコの救出を促した。『2nd』では、月到着後からの2か月間でリリースされた歌は世界中の学生に歌われるベストセラーとなり、「有名になりたい」という願いは果たされる。エルエルフもメロディラインを暗号の解除に使用するほどサキの歌を聞きこんでいた。求婚は断ったもののハルトへの想いは変わっておらず、人を襲う危険性と過ちを犯したくない想いで人体実験を申し出た彼のことを他の誰よりも心配しており、発作に苦しむハルトには状態の深刻さと強姦後に発作が治まっていたことから推測し、自分の身体を投げ打つこともいとわない献身的な思いを寄せるようになっていた。地球降下後は、エルエルフの命令でカルルスタイン機関の少年兵・カーツベルフ(声 - 鷄冠井美智子)をジャックしてドルシア軍へ潜入する。作戦中にはアードライと遭遇し、彼からエルエルフとの過去を聞かされる。エルエルフたちが輸送艦を奪取した後は別行動となり、なし崩し的にアードライと行動を続けることになる。エルエルフの奪取した輸送艦に潜入して本体へ戻れたものの、その光景をアードライに目撃されてドルシア軍に捕縛され、新生ジオールへの報復の一手として利用されてしまう。その後、真実を知ったアードライから釈放され、ヴァルヴレイヴIVと共に脱出して月面に打ち捨てられていたハルトとエルエルフを救助し、涙ながらに喜ぶ。モジュール77奪還作戦前にはハルトと「最後まで絶対に諦めない」約束を交わし、同盟式典の戦いでは殿を務め、ハルトたちを先行させた。作戦中、ハルトへの想いやショーコへの憧れと嫉妬心を吐露し、たとえハルトがショーコを選ぶとしても、前述の約束どおり彼を好きであり続ける決意を新たにした。その後、モジュール77奪還に成功し、無事に戦いを生き延びることになった。200年後には、モジュール77から始まった第三銀河帝国の一員となっており、落ち着いた物腰で母性的な人物になっている。帝国の歴史について知る者として、帝国暦211年の時点では皇子へ帝国の成り立ちを教えている。その3年後の帝国暦214年には黄金のヴァルヴレイヴIVを駆って可変メカを操る中年男性と戦っており、とある人物との約束を守り続けているらしい。その男からは「黄金の七人」と呼ばれている。
マギウス(ヴァルヴレイヴ搭乗者)
時縞 ハルト(ときしま ハルト)#主要人物を参照。ヴァルヴレイヴIのマギウス。流木野 サキ(るきの サキ)#主要人物を参照。ヴァルヴレイヴIVのマギウス。犬塚 キューマ(いぬづか キューマ)声 - 小野友樹咲森学園3年生。バレーボール部所属。ヴァルヴレイヴVのマギウス。新生ジオール内閣設立に伴い、財務大臣に就任。ハルトたちにとっては良き先輩であり、ハルトやショーコ、アイナとよく行動を共にする。高額な手術費用が捻出できずに病気の姉を亡くしたため、お金への強い執着を持っている[19]。そのため、「将来は大金持ちになる」と公言してお金の話ばかりするが、性格自体は明朗快活。学園の独立後は義捐金を集めようとホームページで独立維持費を募ったり、ショーコの作った羊羹を新生ジオールの名物として売り出そうと考えるが、本人の金儲けの能力自体はさほど高くない模様。執着心は企業からの契約金目的で愛機名を決めるほどで、ライゾウには呆れられた。ドルシア軍の初襲撃の際、ハルトの身体とヴァルヴレイヴIの奪還に協力し、彼の身体の異常を知る1人となった。それゆえ、ショーコへの告白を断念してしまったハルトを心配している。アイナに好意を持っていたため、彼女の死を目の当たりにして深く悲しむと同時に自分の無力さを痛感し、戦うための術を身に付けていく。ドルシア軍の策略でハルトらが引き離されたモジュール77の窮地に際し、どさくさに紛れてヴァルヴレイヴIIIへ搭乗しようとするライゾウと口論を繰り広げた末、自分もアイナへの思いから戦う意志を固め、「皆を守るための盾」を持つヴァルヴレイヴVのマギウスとなった。『2nd』では地球降下作戦に参加し、年長者として他のパイロットのまとめ役を務める。輸送艦奪取時には、ライゾウと共にイデアール・ブルーメを撃破した後、キルシュバオムによって窮地に陥るものの、マリエの駆るヴァルヴレイヴIに救われ、作戦を成功させる。その後もヴァルヴレイヴVの特性を活かし、輸送艦の盾になる活躍を見せる。月への帰還後は金策に奔走する一方、思い悩むハルトを先輩として支えるが、サミットを契機に他のパイロットたちと同様に周囲から迫害され、脱出の際にはショーコたちの裏切りに直面する。それでも「神憑き」の名に込めた想いやアイナのことを胸に秘めながらショーコたちの盾となり、売り渡されたハルトとエルエルフを救出。追撃を受ける中、ハルトにショーコへの気持ちを訊くと、彼らだけでも逃がすべく、敵を道連れに宇宙へ散った。その後、第三銀河帝国誕生の英雄の1人(始まりの騎士)として祀り上げられている。山田 ライゾウ(やまだ ライゾウ)声 - 中村悠一咲森学園2年生、部活動では茶道部に所属(ただし幽霊部員)。ヴァルヴレイヴIIIのマギウス。リーゼント頭で不良グループのリーダーを務めており、粋がって「サンダー」を自称しているが仲間たちからそう呼ばれたことはなく、そのたびに修正するのがお決まりとなっている[注 10]。やや粗暴な性格から学園内での評判は良くないが、ドルシア軍の初襲撃で死亡した友人・ノブの墓を前に涙して彼の仇を討つためにヴァルヴレイヴIを自分に渡すようハルトに迫ったほか、ダウンした環境システムのリストアへ向かった際にはユウスケの窮地を咄嗟に救い、アイナの死を気安く扱う集団を「可哀想ごっこ」と吐き捨てるなど、根は義理人情に厚く勇気に溢れた性格である。その一方、おだてられると調子に乗ってしまう軽薄な面もあり、代表選出総選挙の際は「面白そう」という理由だけで出馬した。自分の手で友人の仇を取れない現状にもどかしさを感じ、何度も保管中のヴァルヴレイヴへの搭乗を目論んでは独房入りとなっていたが、モジュール77が窮地に陥った際に独房を脱出して格納庫でヴァルヴレイヴへの搭乗を巡りキューマと口論を繰り広げた末、結果的に彼のマギウス化を後押しすることとなった。また、自身もイメージカラーである黄色をしていたヴァルヴレイヴIIIのマギウスとなるが、サキやキューマと違ってハルトの異変を目にしていなかったため、搭乗者登録時の質問を深く考えずに承諾した。初戦後にハルトたちから詳しく説明されるが、むしろ自分に起きた変化を嬉々として受け入れている。『2nd』では地球降下作戦に参加し、ハルトたちと行動を共にしている。輸送艦奪取作戦時にはキューマと共にイデアール・ブルーメを撃破する戦果を挙げるものの、キルシュバオムによってヴァルヴレイヴIIIの左腕を損失したため、月に帰還するまではアキラと共に後方支援に回る。ショーコたちの裏切りを知った時は真っ先に激昂し、殿を買って出たキューマとの別れに悔し涙を流しつつ、生き残った学生たちのシャトルとともに月を脱出する。その後、シャトルへの乗船を拒否するショーコに罵声を浴びせながらも、キューマの遺志を尊重して彼女たちを守り続けることを誓う。同盟式典の戦いの最中、アキラを守るべくクーフィアと交戦。死闘の末、油断した隙を突かれ敗北するが、マギウスとなったことは後悔せず、仇討ちができて仲間を守れることを誇りに思いながら戦死した。その後、第三銀河帝国誕生の英雄の1人(始まりの騎士)として祀り上げられている。連坊小路 アキラ(れんぼうこうじ アキラ)声 - 悠木碧咲森学園2年生。連坊小路サトミの妹。ヴァルヴレイヴVIのマギウス。卓越したクラッキングスキルを持ち、学園内のシステムどころか軍用最新式暗号回線もクラッキングできる。WIREDの開発者。かつて両親からの重圧・受験に苦悩していたサトミを助けたい一心で受験校の試験問題をハッキングで入手し補導されたことが原因で、 小・中学校時代に渡っていじめを受けていた。その経緯から重度の対人恐怖症に陥っており、サトミ以外とは会話もおぼつかず、大勢との接触を促されるとパニックに襲われる。そのため、学園の校舎内に設立したダンボールハウスへ引きこもり、外部とはWIREDのユーザー・「RAINBOW」として接触している。サトミとは顔を合わせて接触できる程度には気を許しているが、自身へのいじめに対して見て見ぬふりをされていたため、少々邪険に扱っている。ドルシア軍の襲撃以降は、ハルトがヴァルヴレイヴIでドルシア軍を相手に奮戦する映像をWIREDを介して世界中へ拡散したり、ARUSの通信を傍受したりと、独自の情報戦略を用いて対応する。その最中に偶然拠点を発見したショーコに遭遇し、初めはパニックに陥って拒絶するが、その後も度々訪ねてきては強引に交流を持とうとする彼女に少しずつ心を開いていく。モジュール77がドリルビットの侵攻を受けた際には避難せずそのまま死を選ぼうとするが、モニター越しにショーコの危機を目にし、彼女を救うべくダンボールハウスから飛び出す。救出に向かう最中に瓦礫の中で偶然見つけたヴァルヴレイヴVIへ搭乗し、躊躇せずにマギウスとなった。すぐにショーコを救い、ヴァルヴレイヴVIのハッキング性能を使いこなしてカインの作戦を破綻させ、モジュール77全体を救う。これ以降、ショーコへの友情はさらに固いものとなり、ハルトとの仲睦まじい姿を見て嫉妬するほか、彼女を危機に晒す者へ容赦の無さを見せるようになっていく。『2nd』では地球降下作戦に参加し、当初はヴァルヴレイヴVI内に閉じこもって皆と顔を合わせようとしなかったが、夜中に食料を調達しようとコクピットから出た際にマリエと友人になり、輸送艦奪取の際にはサキとも友誼を交わすなど、徐々に周囲との距離を縮めていく。大気圏突入時、サトミのミスが原因で敵に見つかった事実を知った際には、そのフォローをしようと必死に戦う。輸送機と離れすぎた事で孤立してしまい大気圏の摩擦で命の危機に瀕するが、サトミが自身を助ける為にエルエルフに進路変更を懇願したことを知り、ハッキング能力で情報を送って彼に助けを求め、一応の仲直りをした。その後も数々の作戦にて、その類稀なクラッキング能力を最大限に駆使した電子戦によって、作戦を成功に導いている。ARUSによる咲森学園の虐殺時には、ヴァルヴレイヴVIでパイロットたちの反撃の端緒を作り、生き残りの学生たちと共に月を脱出する。また、カミツキの存在を拒絶するショーコに対して次第に悲しみと憤りを募らせていく(しかし、親友であるショーコにカミツキのことを黙っていた後悔もあり、責める立場ではなかった)。一方で、自身がマギウスと知ってからも変わらず接しようと努力してくれたサトミに対しては安心感を覚えていた様である。同盟式典の戦いではライゾウに守られながらアンテナをクラッキングし、アマデウスの正体を全世界に向けて発信。無事に戦いを生き残り、ショーコに死んだハルトのヘルメットを渡し、泣き続ける彼女の姿を見届けた。モジュール77奪還作戦後、サトミとタカヒの結婚式に参列していた際には、どこか寂しそうな表情をしていた。その後は第三銀河帝国の一員となっており、サキと共に自分達の経験した戦いについて皇子に語っている。野火 マリエ(のび マリエ)声 - 福圓美里咲森学園2年生。水泳部所属。新生ジオール内閣設立に伴い、総務大臣に就任。ショーコの親友。幼い外見に反して精神的には成熟しており、ショーコに片想いしているハルトを見て「青春」と茶化している。口数が少なくマイペースな面を持ち、リオンやアキラにセクハラまがいの行動を取ることもあった。その一方、負傷したタクミを手当てしたり、選挙ではショーコを信じて立候補用紙を用意しておいたりするなど、気の配り方は上々。2年前から記憶喪失であり、かつてはそのことに引け目を感じ他人との交流を持たなかったが、ショーコの言葉により「未来の思い出」を作っていくことを決め、以来「友達」という言葉に強い思い入れを抱くようになる。モジュール77司令部の配置整備後は、モニター監視を担当。『2nd』では失われた記憶の手掛かりを求め、ハルトたちと共に地球降下部隊に参加する。ショーコからはアキラの面倒を見るよう頼まれており、降下作戦前に彼女と友人になる。大気圏突入中の戦闘にてハルトの左目が負傷からすぐ治るという異変を目撃するが、輸送艦奪取作戦時にそれをハルトに詰問していた際、エルエルフの銃撃を受けたことで自分も人間でないことを知る[注 11]。その直後、キルシュバオムの爆撃に遭って地盤崩落に巻き込まれ、エルエルフやヴァルヴレイヴI共々生き埋めになる。その正体は、ヴァルヴレイヴIのテストパイロットにして人類初の第三世代マギウス(神憑き)。ただし、レイヴによるRUNE搾取へのリミッターを持たず、搭乗するだけでもRUNEを急速に消費する「欠陥品」であることから、テストパイロット登録を抹消されていた。ヴァルヴレイヴIを操縦すれば記憶を失うことをピノから聞かされるが、状況の打開と仲間の窮地を救うために再度パイロット登録を行い、出撃する。かつてショーコに激励された時のように「思い出も友情もまた作ればいい」と、残存する2年間の記憶と引き換えにヴァルヴレイヴIの出力を上昇させ、圧倒的な力でドルシア陸軍を殲滅した。そして、モニター越しのハルトと言葉を交わした後に「自分にも大好きな友達がいた」と微笑み、残された力でハラキリ・ブレードを使用したことで全てのRUNEを失い、命を落とす。ハルトたちが月へ帰還した後、マリエの死は多くの生徒たちの悲しみを呼び、彼女の亡骸は地球に残されたまま、他の生徒たちの亡骸と同じ場所に墓が作られた。その後、第三銀河帝国誕生の英雄の1人(始まりの騎士)として祀り上げられている。
ジオール

クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 - W(保存)【前半】

虎馬:クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 - W 
ジャンル ロボット、ファンタジー  アニメ 原作 サンライズ 監督 芦野芳晴 シリーズ構成 樋口達人 キャラクターデザイン 
松尾祐輔(コンセプト) 小野早香、鈴木竜也(サブ) メカニックデザイン阿久津潤一(パラメイルデザイン) 宮本崇、寺岡賢司
音楽 志方あきこ アニメーション制作 サンライズ 製作 サンライズ、PROJECT ANGE  放送局 放送局参照
放送期間 2014年10月 -  話数 全25話予定  漫画:クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 原作・原案など サンライズ 樋口達人(ストーリー協力) PROJECT ANGE(監修)
作画 竹下けんじろう  出版社 KADOKAWA  掲載誌 ComicWalker  発表期間 2014年8月3日 -
漫画:クロスアンジュ 天使と竜の学園(エコール) 原作・原案など サンライズ PROJECT ANGE(監修)
作画 おさじ  出版社 KADOKAWA  掲載誌 ComicWalker  発表期間 2014年10月5日 -  テンプレート - ノート
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ポータル アニメ
『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』(クロスアンジュ てんしとりゅうのロンド)は、日本のテレビアニメ。
目次 1 概要 2 あらすじ 3 作品設定・用語 3.1 世界観 3.2 国家・施設 3.3 技術・兵器 3.4 その他の用語
4 登場人物 4.1 主要人物 4.2 アルゼナル 4.2.1 パラメイル第一中隊 4.2.2 その他の関係者 4.3 ミスルギ皇国 4.4 ローゼンブルム王国 4.5 その他
5 登場メカニック 6 スタッフ 7 主題歌 8 各話リスト 9 放送局 10 BD / DVD 11 漫画 12 脚注 12.1 注釈 12.2 出典 13 外部リンク
概要
サンライズとキングレコードの2社による制作で、2014年8月に発表された。まず竹下けんじろうによる漫画版が同月から連載開始となり、10月からテレビアニメが放送されている。
キングレコードのアニメ部門である第三クリエイティブ本部とスターチャイルドレコードが初の共同製作を行う[1]。監督は芦野芳晴だが、各種基本設定や音楽、コンテ等はクリエイティブプロデューサーの福田己津央に決定権があり、オープニングのクレジットでも福田の名前が最初に出てくる他、福田の代表作である『機動戦士ガンダムSEED』シリーズを連想させるカットが多数盛り込まれている[2]。また『コードギアス』や『革命機ヴァルヴレイヴ』などのスタッフも製作に携わっている。
製作開始当初からスケジュールの遅滞が発生しており、第3話放送日の夜に第4話のビデオ編集を行う予定であることをツィッターで福田が語っている[3]。また、性的または恐怖感をあおる描写についてテレビ局の指摘があり、既に描き直しも出来ないという点から黒線等で修正して放映し、BD / DVDでの販売バージョンでは修正をしていない(性・残酷描写の強い)ものを出す他、作成時間に余裕があるカットについては2種類(一般向けと刺激が強いもの)作り、放送用と販売用で使い分けると発言している[4]。
また、演出上の主眼は「毒」であり、性的・残酷描写は中途半端ではいけないというスタンスでいる。そのため、考査に見つからないなら放送倫理上問題のあるカットを忍びこませてもいいと福田は考えている[5]。
あらすじ
「マナ」と呼ばれる画期的な情報技術の発展により、戦争や環境などの諸問題がなくなり、世界に安寧の日々が訪れた。
しかし、それはマナの恩恵を得られる人間のみにとって都合の良い偽りの平穏であり、マナをあつかえない者たちは「ノーマ」という蔑称で反社会的人物として虐げられ、「ノーマ管理法」と呼ばれる法律に基づき、社会から隔離されるという非人道的なあつかいを受けていた。それは生まれたばかりの赤子ですらも例外として認められず、マナをあつかえる者たちはそのことに何の疑問も抱かず、むしろ当然のように考えていた。
大国「ミスルギ皇国」の第一皇女で、民衆から絶大な支持を受け何不自由の無い人生を約束されていたアンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギもまた、ノーマ根絶を理想とする歪んだ思想に染まっていた人間の1人であったが、16歳を迎えて洗礼の儀が執り行われた際、兄・ジュリオによって自身がそれまで人間と認めようとしなかったノーマである事実を暴露される。まったく知らなかった事実を受け入れられず、困惑するアンジュリーゼに対し、皇国の人々はあっけなく掌を返す形で彼女を憎むべき敵としてあつかい、その混乱の最中でアンジュリーゼを兵士の銃弾から庇った母・ソフィアは命を落とし、父・ジュライは皇帝の座を簒奪される。
 辺境の軍事基地「アルゼナル」へと追放されたアンジュリーゼは、身分だけでなく名前すらも奪われ、ただの「アンジュ」という人型機動兵器「パラメイル」に乗る「メイルライダー」として、人類の敵「ドラゴン」と戦うことになるが、未だに自分がノーマである事実を受け入れられないアンジュは周囲との軋轢を繰り返し、戦闘中にミスルギ皇国へ戻ろうと勝手に戦線離脱した結果、ドラゴンの攻撃によって同期であるココやミランダ、総隊長であるゾーラまでも戦死に至らしめる。完全に度が過ぎた暴走に、ほかのライダーたちからは激しく咎められるが、それでもアンジュは一向に現実を認めなかった。
 戦死した者達の埋葬が行われる中、総司令官であるジルから、ドラゴンと戦ったノーマたちの犠牲によってマナをあつかう者たちの社会が守られていた事実や、ミスルギ皇国が革命によって滅んだことを聞かされて絶望したアンジュは「死にたい」と言い出すが、ジルは「死ぬなら戦って死ね」と告げ、旧式の欠陥パラメイル「ヴィルキス」をアンジュに与える。
 新たにサリアを隊長、ヒルダを副隊長に出撃する第一中隊であったが、想定外の事態に対処できないサリアの指揮ではまともに行動がとれず、次第にドラゴンに圧されていく。そんな中でアンジュは、ドラゴンへの恐怖心からそれまでとは逆に「死にたくない」という思いに駆られ、その叫びに反応する形でヴィルキスは変形。内に秘めた闘争心の赴くままに、アンジュはドラゴンを撃破する。
 ドラゴン撃破後、ようやく自分が元の場所に戻れないことを認めたアンジュは、それまでの人生と決別すべく自らの長い髪を切り、父や母、妹のシルヴィアに別れを告げ、生きるためにドラゴンと戦い続けることを決意する。
作品設定・用語  世界観
マナ人類が進化の果てに得たとされる魔法のような技術。意志の力で手を触れずに物を動かしたりできる他、光や熱を発生させることもできる。また、人を閉じ込めるような結界を張ったり身を守る障壁を張ることも可能。更に統合システムへのアクセスによって大多数の人間と情報を共有することも可能であるため、相互理解を深め合うことが容易になった。これらマナ技術の発展により戦争や貧富の差も消滅したとされる。作中世界の根幹となる設定で、マナを扱えることが「普通の人間」の絶対条件である。ノーママナを扱えず、マナによる干渉も受け付けない人間を指す蔑称。マナ社会の崩壊を招く危険な存在として畏怖・嫌悪されている。マナ干渉を受け付けないので上記の結界のようなマナによる捕縛はできないが、マナで動かした物による拘束は行うことはできる。女性にしか発生しない。日々検疫官がその存在を取り締まっており、大多数は幼少時に社会から隔離される。ノーマと判明したものはノーマ管理法に基づき認定番号(アンジュの場合は「1203-77号ノーマ」)が与えられて拘束され、対ドラゴン用兵器としてアルゼナルへ送られて名前を取り上げられる。ドラゴンアンジュらノーマが戦う人類の敵。「Dimensional Rift Attuned Gargantuan Organic Neototypes」(次元を越えて侵攻してくる巨大攻性生物)の各単語の頭文字をとって名付けており、空間に門(ゲート)を開いて現れる。外見はファンタジー作品に登場するドラゴン(飛竜)に酷似している。個体差が大きく、体格によって「ブリッグ級」や「ガレオン級」、「スクーナー級」などに分類されている。肉食性で、メイルライダーも捕食対象としている。知能も相応にあり、フライトモード時のパラメイルに体当たりすることでライダーを機外に放り出したり、戦況に応じた攻撃方法を用いたりする。ガレオン級などの大型種になると、魔法陣の発動で防御壁の展開や固有の特殊攻撃を行ううえ、頭部を損傷しても活動するほどの生命力を持つ。
国家・施設
ミスルギ皇国ミスルギ皇家によって代々統治されてきた巨大国家。現皇帝はジュライ・飛鳥・ミスルギ。公用語は英語。皇族を含む一部の人間の名前には漢字(日本語)が混じっている。皇族は高い知性と美貌を兼ね備えており、皇女アンジュリーゼをはじめとするロイヤルファミリーの人気は非常に高いとされる。16歳を迎えた第一皇女アンジュリーゼの洗礼の儀の際にジュライが拘束・退位させられ、皇太子であったジュリオが新皇帝に即位し、国の実権を握る。のちにアルゼナルとは音信不通となるが、その理由を総司令官のジルは「アンジュがノーマであると知った民衆が暴動を起こしてクーデターが勃発し、皇国は滅亡した」と推測した。アルゼナル「兵器工廠」という意味を持つ、ローゼンブルム王家管轄の対ドラゴン用軍事基地。ノーマの収容先でもある。男性のノーマは存在しないため、基地の人員は必然的に女性のみで構成されている。幼いうちに収容されたノーマのための養護・教育施設もあり、授業では「ノーマには生きる権利はないが、ドラゴンを殺す兵器としてのみ生きることを許されている」と教えられる。定期的に生活費(通貨単位は「キャッシュ」)が支給され、その金で生活や任務に必要なものを買う。任務達成率によって給与が上がるほか、素行不良も黙認されるようになり、ゾーラのように新兵へセクハラを繰り返しても咎められることはなくなる。ただし、同性愛については基地全体で寛容な雰囲気があり、作中でもメイルライダーたちが全裸で同衾しているカットが随所にみられる。戦死したノーマは収容時に取り上げられた名前が返還され、基地内の墓地に葬られる。ジャスミン・モール基地内にある巨大酒保(公式サイトでは「巨大市場」と呼称されている)。店主はジャスミン。経営に関する全てのことをジャスミン一人で執り行っており、コストコのような倉庫型箱売り形式が基本となっているが、小さなアクセサリーやシールなどはバラ売りもしている。「ブラジャーから列車砲までなんでもそろう」がセールスポイントで、パラメイルのカスタムパーツとして、RX-78-2 ガンダムのビームライフル、フリーダムガンダムのMA-M20ルプス ビームライフル、M100バラエーナ プラズマ収束ビーム砲、ウイングバインダー、M1アストレイの対ビームシールド、超電磁マシーン ボルテスVの天空剣、モーターヘッドのバスターランチャーなどが並んでいる[注 1]ほか、制服等の生活用品、備蓄用の食料品、天蓋付きベッド等の贅沢品、マスコット人形等のファンシーグッズまで、取り扱う品目は多岐にわたる。ただし価格は全般的に高めで、欲しくても手が出ないノーマたちがため息をつくことも多い。隣接するアミューズメントブースでは卓球やクレーンゲーム、スマートボール、ビリヤードなどの娯楽設備も楽しめ、ノーマたちの癒しの場となっている(もちろん有料)。ローゼンブルム王国アルゼナルを所掌する国家で作中未登場。国家としての規模、正確な位置やミスルギ皇国との外交関係は不明だが、王女率いるエアリアのチームをミスルギに送ったり、ノーマと判明したアンジュをアルゼナルで引き受けたりと、ある程度の友好関係は築けている様子。
技術・兵器
パラメイル本作に登場する可変式ロボット兵器の呼称。戦闘機形態「フライトモード」と、人型の駆逐形態「デストロイヤーモード」の2形態に変形する。パイロットは「メイルライダー」と呼ばれる[6]。パイロットスーツは、長時間の行動と排泄の利便を考えて胴体部前面と臀部が露出している。ショーツらしきものを着用しているように見えるがスーツの一部であり、着脱可能となっている。スーツの下に下着はつけない[7]。頭部に関する防御はなく、一部のライダーはヘルメットをかぶるものの、ほとんどのノーマは風防で目をガードする程度のバイザーしか着用しない。コクピットはバイクのように跨る形式をとっており、風防となるカウルもないため、フライトモード時は外気や風圧にさらされるが、デストロイヤーモードに変形する際周囲の装甲に包まれる形で格納される。搭乗するライダーとはパイロットスーツ腰部のケーブルで有線接続しており、ライダーが装備する銃火器や剣と同期した動作を取ることが可能になっている。パイロットを操縦席に固定するための装備等はなく、フライトモードではドラゴンの体当たりでメイルライダーが機外に放り出されたり、デストロイヤーモードで衝撃を受けた際にコクピット内壁に叩き付けられ負傷したりしている。ガレオン級などの大型種に対しては両腕部に搭載している「凍結バレット」を撃ち込み凍結させて撃破する。兵士の逃亡を防止するため、出撃のたびに1回分の燃料しか搭載されず、それでも逃亡者が出た場合は僚機が追跡して撃墜することになっている。パイロットの裁量で広範囲なカスタム(武装、装甲、デコレーション等)が許されているが、これは「パラメイルはノーマの棺桶。死に場所だからこそ自分好みに改装することが許される」という考え方による[8]。
その他の用語
エアリア作品世界で行われている球技。ラクロスとクィディッチ(ハリー・ポッター・シリーズを参照)を合わせたような印象。チーム人数は不明だが、二人一組でタンデム式のエアバイクに乗り、一人は操縦、一人はラクロスに似たスティックを振るってボールを奪い合い、ボールを相手チームゴールであるサークル内に入れるとポイントとなり、最終的に得点が多い方が勝利となる。グラウンド上空でエアバイクをぶつけ合ったり、スティックで相手選手に攻撃しても危険行為と認定されないなど、かなり荒々しいスポーツである。エアバイク搭乗者への安全策は講じられておらず、高度に関する規定も作中では描写されていない。そのため、トラブルやアクシデントで高い位置から落機した場合、死の危険がある。バイク等に見られる『操縦桿』というものがなく、マナを通じてエアバイクとリンクすることによって操縦する。
登場人物
公式サイトや書籍などからの文章の転載(丸写し)は、しないようにお願いします。著作権侵害となる恐れがあります。また、物語の記述は節の無駄な肥大化につながるだけですので、こちらもしないようにお願いします。プロジェクト:フィクション/登場人物と設定の記述に編集のガイドラインがありますので、面倒でも編集の前に目を通されるようお願いします。
主要人物
アンジュ / アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ[6]声 - 水樹奈々本作の主人公。16歳。ミスルギ皇国の元第一皇女。皇女時代はノーマの根絶こそが最高の理想と信じ、ノーマとして生まれた赤子すらも人間と見なさないなど、歪んだ思想に染まっていた。しかし、洗礼の儀の際、兄のジュリオによってノーマであることが暴露され、周囲から掌を返される形で立場は急転落し、アルゼナルに送還される。その際、皇女の身分だけでなく本名すらも取り上げられ、すべてを失った末に「アンジュ」という名の一兵士へと身を堕とす。兵士としての適性試験では全てにおいて平均以上の能力を示し、特にパラメイル操縦ではエアリアでのエアバイク操縦の経験からジルらが驚愕する数値を叩き出した。格闘能力も抜群で、ナイフを使って着用者の肌を傷つけずに制服だけ切り裂く離れ業を見せている。アルゼナルで暮らし始めてからも「自分は皇女でノーマではない」と現実を認めようとせず、周囲の人間とも反発し皇国に戻ろうと足掻き続ける。自身の身勝手な行動で命を落とした者たちのことも「ノーマは人間ではない」として全く責任を感じなかった。しかし、ドラゴンとの命懸けの戦いによる恐怖を経験し、ジルから知らされたミスルギ皇国の消滅情報などから改めて現状を認識、今はここで生きていくという覚悟を固めるが、「ノーマは人間ではない」という差別意識を改めることはなく、裸同然の姿をとがめられても「虫に裸を見られても恥ずかしいと思わない」と言い返したり、嫌がらせをする同僚を「ゴキブリ」と罵ったりするなど、酷薄な性格は健在である。
アルゼナル  パラメイル第一中隊
ゾーラ / ゾーラ・アクスバリ声 - 根谷美智子アルゼナルの第一中隊隊長。経験豊富なベテランライダーで、過去の負傷により右目が義眼になっている。レズビアンで、ヒルダをはじめとした若い兵士たちに手を出しており、アンジュも手籠めにしようとファーストキスを無理矢理奪う。その直後の戦闘でドラゴンの群れを壊滅寸前に追い込むも、ドラゴンに追われる恐怖で錯乱するアンジュにしがみつかれたことで、最後に残った大型ドラゴンの攻撃を避けきれず戦死する。サリア声 - 喜多村英梨アルゼナルのパラメイル第一中隊副長であり、ゾーラの死後は隊長に昇格する。基本的に真面目で冷静な性格だが、不慮の事態に遭遇した際はパニックに陥り正常な判断が出来なくなることもある。隊長として任命された最初の戦闘では彼女の指示の不徹底から隊を危機に晒すことになり、サリア本人の機体も大型ドラゴンに捕縛され絶体絶命の危機に陥るが、覚醒したヴィルキスとそれを駆るアンジュの活躍により無事生還した。男女の恋愛に憧れている面もあるが、所有しているそれに関する書物は18禁であるらしく、若干不純でもある。ジルの事は普段は「司令」と呼んでいるが、ときおり「ジル」と名前で呼びかけることがある。ゾーラからアンジュの世話役を任せられており、自分で服も着られない彼女の世間知らず振りに呆れる。アンジュの搭乗しているヴィルキスに執着しており、ヒルダの陰謀でアンジュが墜落に追い込まれた際も、ヴィルキスの方を心配している。ヒルダ声 - 田村ゆかり第一中隊の突撃兵。ゾーラの死後は副隊長を兼務。部隊の中でも1,2を争うほど実力が高い。ゾーラの寵愛を主に受けており、新たに配属されてきたアンジュをその挙動から「痛姫(いたひめ)[9]」と呼んで軽侮している。ゾーラの死後、義眼を形見として所持しているが、彼女の部屋や私物を全て買い取った後、海に投げ捨てている(一応本人曰く「好きだった」らしい)。腹に一物抱えている部分があり、ロザリーやクリスを自らの派閥に取り込んでいる。自分以上の戦果を挙げていくアンジュを目障りに思っており、ヴィルキスのエンジンに細工する事で彼女を航行不能に陥らせている。ヴィヴィアン声 - 桑島法子第一中隊の突撃兵。幼い外見に明朗な性格だが、戦闘においては卓越した戦闘技術を見せる部隊のエース格。相手に構わずクイズを出すのが趣味であり、隊に配属されたばかりのアンジュら新兵に対し「誰が一番最初に死ぬか」というクイズを出すなど、無邪気ではあるが突拍子もない発言も目立つ。常に棒付きキャンディを舐めている。他のメンバーとは異なってアンジュとは親身に接そうとしてはいるものの、本人からは拒否されている。ロザリー声 - 石原夏織第一中隊の軽砲兵。自らに実力が無いことを自覚しており、ゾーラ隊長に取り入ることで何とか生き残ってきた。パラメイルの操縦シミュレーターを初体験した際には失禁するなど小心者であるが、ヒルダと共にアンジュに対しては敵意を剥き出しにする。エルシャ声 - 小清水亜美第一中隊の重砲兵。料理好きで、隊内では母親的な存在。おっとりとした外見とは裏腹に、本気で怒らせると『エルシャラリアット』『エルシャティックマグナム』『真空エルシャ車』といった技を相手にかける[注 2]。ヴィヴィアンと同様、アンジュを仲間として受け入れようとしており、孤立しがちな彼女を心配している。クリス声 - 小倉唯第一中隊の重砲兵。片目が髪で隠れたネガティブ思考の少女。ヒルダやロザリーと一緒にいることが多い。ココ / ココ・リーヴ声 - 辻あゆみアンジュの同期として第一中隊に入隊した新兵。12歳になったばかりで、絵本やプリンが好き。物心付いた時からアルゼナルに居たため「外の世界」をまったく知らず、本の中でしか知らない存在である皇女かつ、訓練で高い能力を示すアンジュを慕い、彼女が話す外の世界に憧れるようになる。しかし、プレゼントしたプリンを後で捨てられるなどアンジュからは見下されていた[10]。初出撃の際に逃亡しようとしたアンジュに付いていこうと隊列を離れた結果、真上に出現したドラゴンの攻撃を受け戦死する。ミランダ / ミランダ・キャンベル声 - 茅原実里アンジュの同期の一人。面倒見のいい性格。ココの友人で、彼女と同じようにアンジュと親しくなろうとする。初出撃でのココの戦死後、なおも逃亡を図ろうとするアンジュを止めると同時に浅はかな夢を抱いた結果死んだココに涙するが、上空からドラゴンの体当たりを受けて機体から投げ出され、落下途中でドラゴンたちに捕食され戦死する。メイ声 - 渕上舞第一中隊の整備班長。容姿は幼いが技術は一流。「(ヴィルキスが壊れたら)命を懸けて直す。それが一族の使命」と発言するなど、ノーマであるという以上にパラメイルに関して因縁を持っていることをうかがわせる。
その他の関係者
ジル声 - 本田貴子アルゼナルの総司令官。右腕が義手になっている。喫煙者。自他共に厳格であるが、周囲からは慕われている。アルゼナルに送られてきたアンジュを暴力的な身体検査で迎え大きなショックを与える。その後も何かとアンジュに厳しく接し、彼女が初出撃において身勝手な行動を取りゾーラ隊長以下三名を(結果的に)死亡させた際も、安易に戦いの場から降りることを許可せず「戦って死ね」と叱責した。乗機を失ったアンジュにヴィルキスと彼女の指輪を与える。監査官であるエマには内密で「リベルタス」という計画を実行に移そうとしている。エマ・ブロンソン声 - ゆかなアルゼナルに送り込まれた監察官で、アルゼナルにいる人間の中で唯一のマナ。規律に厳しくノーマに対して差別意識はあるが、ジルとの関係に特に問題は無い。マギー声 - 豊口めぐみアルゼナルの軍医。ジルの親友で、腕も確かな女性。ジルの右腕を治療する際に異様に興奮するなど、サディストのきらいがある。ジャスミン声 - 玉川砂記子アルゼナルにある市場「ジャスミン・モール」の店主。基地内最年長であり、ジルの義手の整備も担当している。ノーマでありながら外界と交流を持ち、さらには大量の物資を購入しアルゼナルに運び込めるという、謎の多い人物。金銭にがめついところもあるが、アルゼナル内での母親的存在でもあり、戦死した兵たちを弔う際も「親族」として同席する。ジルとも懇意にしており、「リベルタス計画」についても詳細を把握している。その上で、多数の死者が出ることが予想される計画には難色を示している。パメラ声 - 初谷順子アルゼナルのオペレーター。ヒカル声 - 森なな子アルゼナルのオペレーター。オリビエ声 - 東山奈央アルゼナルのオペレーター。
ミスルギ皇国
ジュライ・飛鳥・ミスルギ声 - 山寺宏一ミスルギ皇国の皇帝。アンジュリーゼの父。アンジュがノーマであることを知っていたが、娘の安全のためそれを秘匿していた。しかし、洗礼の儀で実の息子のジュリオにその事実を暴露され、自身も拘束される。ソフィア・斑鳩・ミスルギ声 - 林原めぐみミスルギ皇国の皇后。アンジュリーゼの母。アンジュがノーマだと発覚した際、彼女を連れて逃げるも、兵士の放った銃弾からアンジュを庇い、死亡する。死の間際に彼女へ「何があっても生きるのです」と言い残す。ジュリオ・飛鳥・ミスルギ声 - 鳥海浩輔ミスルギ皇国の皇太子。アンジュリーゼの兄。ノーマを毛嫌いしている。アンジュがノーマだという事実を事前につかみ、彼女の洗礼の儀の際に全国民に対してそれを暴露。アンジュを追放した上、母を死に追いやり、父も拘束する。その結果、新生皇帝ジュリオ一世として皇帝の座を手に入れる。シルヴィア・斑鳩・ミスルギ声 - 東山奈央ミスルギ皇国の第二皇女。アンジュリーゼの妹。電動車椅子に乗っている。アンジュがノーマだと発覚した際、ショックで気を失う。リィザ・ランドッグ声 - ゆかなミスルギ皇国の近衛長官。ジュリオの腹心だが、彼に対しても何らかの企みを秘めているかのような様子を見せる。モモカ・荻野目声 - 上坂すみれアンジュリーゼの侍女。働き者な世話焼きメイド。長年、皇族は自らマナを使わず、近辺の者に使わせるという建前で代わりにマナを使ってアンジュがノーマだという事実を隠してきた。アキホ声 - 上田麗奈鳳凰院の女子生徒。エアリアの代表選手としてアンジュリーゼと共に活躍していたが、彼女がノーマであることが発覚してからは「この嘘つき」と吐き捨てている。マキ声 - 藤井ゆきよ鳳凰院の女子生徒。アキホの友人。
ローゼンブルム王国
ミスティ・ローゼンブルム声 - 伊瀬茉莉也ローゼンブルム王国の王女。アンジュの旧友。
その他
タスク声 - 宮野真守アンジュが出会った謎の青年。海の底深く沈んだアンジュを助け、未知の陸地に運んだ。サラ声 - 堀江由衣

ロボットアニメ - W(保存)【前半】

虎馬:ロボットアニメ - W 
ロボットアニメ
目次 1 類型 1.1 ヒト型ロボット 1.2 自律型ロボット 1.3 装着型ロボット 1.4 遠隔操作型ロボット
1.5 搭乗型ロボット 1.6 分類基準 2 歴史 2.1 70年代から80年代まで 2.2 90年代以降 2.3 00年代以降
3 ロボットアニメの制作会社 3.1 ロボットアニメの主な制作会社 4 放映局 5 世界のロボットアニメ
6 著名なロボットアニメのシリーズ 7 関連項目 8 外部リンク
類型
ロボットアニメは登場するロボットの種類によって幾つか類型に分けられる。ただし、「ヒト型(等身大)ロボットアニメ」「装着型ロボットアニメ」という分類が使われた事例が皆無に等しく、また一般的にロボットアニメといえば「自律型ロボット」「遠隔操作型ロボット」「搭乗型ロボット」もしくはそれらをひっくるめた「巨大ロボットアニメ」を差すことは留意されたし。なお、ここでは日本におけるロボットアニメについて述べる。
ヒト型ロボット
ヒトの形をしたロボットがおもに主人公となるジャンルで、等身大ロボットアニメとも呼べる。活劇はもちろん、人間との交流・共存、果ては恋愛がテーマとなることが多い。 最初のロボットアニメ作品は最初のテレビアニメ作品でもある『鉄腕アトム』(漫画:1952年、アニメ:1963年)。
自律型ロボット
自我を持つロボットが主人公となるジャンル。ヒト型と同様、活劇はもちろん、人間との交流・共存がテーマとなる作品が多い。 代表作品は『タイムボカンシリーズ』『トランスフォーマーシリーズ』『勇者シリーズ』など。 カラーのロボットアニメ作品第1号である『アストロガンガー』(アニメ:1972年)では、「生きている金属」を使って生成した自律型ロボットに主人公が融合することでさらなる力を引き出すという異色な作品となっている。
装着型ロボット
ヒトが装着型ロボットに変身するジャンル。補佐キャラクターに自律型ロボットが登場する作品も多い。 代表作品は『機甲創世記モスピーダ』『トランスフォーマーシリーズ』『機甲警察メタルジャック』など。
遠隔操作型ロボット
巨大ロボットを、人間が外部から操作するタイプ。 代表作品に、最初の巨大ロボット作品でもある『鉄人28号』(漫画:1956年、アニメ:1963年)など。
搭乗型ロボット
巨大ロボットに人間が乗り込み操作するタイプ。ロボットアニメの中で、最も作品数の多い一大ジャンルである。一般的にロボットアニメというとこのジャンルを指す例が多い。 最初の搭乗型巨大ロボットが登場する作品は、フランスの『やぶにらみの暴君』(アニメ:1950年)であり、『マジンガーZ』(漫画・アニメ:1972年)でジャンルとして確立。以降の代表作品に『機動戦士ガンダム』(アニメ:1979年)、『超時空要塞マクロス』(アニメ:1982年)、『新世紀エヴァンゲリオン』(アニメ:1995年)がある。 操縦方法も多種に渡り、『アストロガンガー』(アニメ:1972年)や『勇者ライディーン』(アニメ:1975年)では、ロボットと操縦者がシンクロする操縦方法が採用されている。
分類基準
何をもってロボットアニメとするかは見る側で基準がまちまちである。本記事においても「ロボットが登場する作品一覧」と題された項目へ無造作に作品を列挙する事態が常態化していた。ちなみに同一覧は編集履歴2014/2/8およびそれ以前の版を参照。
巨大ロボットは登場してもそれが物語の中枢に無いもの『キスダムR』『ヒロイックエイジ』などが該当。ネット上でしばしばロボットアニメ扱いされるもの『ドラえもん』『Dr.スランプ アラレちゃん』などが該当。いずれも主人公がロボットであるのでそう扱われやすい。パワードスーツを題材とした作品『IS 〈インフィニット・ストラトス〉』などが該当。パワードスーツ装着状態の上からロボットを着る(纏う)、あるいはロボットに内蔵される様式でより判別が難しい作品もある。こちらには『バブルガムクライシス』『Get Ride! アムドライバー』などが該当。一般的にはロボットアニメ扱いだが、その風潮に反発があるもの『新世紀エヴァンゲリオン』などが該当。これに登場する人型兵器・エヴァンゲリオンは設定上かつ描写的には旧来からのロボットとは程遠い人造人間であるゆえ、一般的にロボットアニメ扱いされる現状に未だ難色を示す意見もある。スーパーロボット大戦シリーズに参戦したもの『宇宙の騎士テッカマンブレード』『疾風!アイアンリーガー』などが該当。前者については上記「パワードスーツを題材とした作品」にも該当し、ロボットに内蔵される要素も持つ。
歴史
70年代から80年代まで
1970年前半は現在では「スーパーロボット系」などと呼ばれるジャンルのテレビアニメが生まれた時代である。魅力的かつ個性的な造形を持ち、通常兵器では到底及ばぬ強大な戦闘力を持つ巨大人型戦闘ロボットの存在を前提として、勧善懲悪と巨大メカ戦を基本にしながら今なお多くのファンを持つ作品群が数多く生まれた。そのほぼ全ての作品が玩具として商品展開されており、その中には『鋼鉄ジーグ』の様に視聴率には恵まれなくとも、玩具の販売成績の優秀さに支えられて放映が続いた作品も存在していた。

1974年に「合体・変形ロボット」作品の元祖と位置づけられる『ゲッターロボ』が制作される。これ以降数々の合体・変形ロボットアニメが制作されるようになった。

1976年になると長浜ロマンロボシリーズの第一作である『超電磁ロボ コン・バトラーV』が制作された。それまでのロボットアニメにみられる勧善懲悪から脱却し、敵側が地球を侵略する理由を強く描いて善悪の相対化を行い、それと同時に様々なドラマ性が追求され高年齢のファンを獲得することになる。

その後、1979年の『機動戦士ガンダム』の出現を皮切りに、世界観に政治・軍事・組織論なども絡ませ複雑化する物語や、物理学・機械工学・SF理論などにある程度準拠したリアリティのあるメカデザイン・設定や戦闘描写がなされた「リアルロボット系」と総称されるアニメ群が一代ムーブメントを巻き起こす。そして、このリアルロボット系作品もまた『超時空要塞マクロス』『装甲騎兵ボトムズ』など様々な方向性に分化し、それぞれに頂点といえる作品を経ながら、その席巻は1980年代中盤にかけて続いた。

この1970年代から1980年代は、ロボットアニメブームと呼ばれるほど多数のロボットアニメ作品が制作された。これは、当時の日本の人口の多数を占めていたバブル世代・プレ団塊ジュニア・ポスト団塊ジュニアの子供たちによって支えられていたと考えられる。視聴率も平均して高く、主な放送時間も夜7時から9時のプライムタイムであった。視聴者層の大半を占める子供たち向けの玩具(アニメに登場するロボットのプラモデルなど)の売り上げも好調であり、それらを販売する玩具メーカーがテレビアニメのスポンサーについた。だが、ピークを過ぎてくると、作品の量的飽和や過剰なリアル志向への行き詰まり感、人間キャラによるバトル物の流行などに伴ってタイアップ玩具の市場の閉塞感が見え隠れする様になり、それらに反動するかの如く、1970年代のスーパーロボット系作品へのオマージュを盛り込みつつ美少女や超能力といった要素を持たせたOVA作品が1987年頃から立て続けに製作され、この流れは1990年代前半まで続いた。
90年代以降
1990年代でも玩具業界のタイアップによるロボットアニメの特徴を正統に受け継いだ作品は製作され続け、『勇者シリーズ』や『エルドランシリーズ』『平成ガンダム』と呼ばれる一連の子供向け作品群が生まれた。また、テレビゲーム『ドラゴンクエスト』などのブームを受けて、『魔神英雄伝ワタル』といったファンタジー要素を持たせたロボットアニメも放映された。

こうした状況下で『新世紀エヴァンゲリオン』は発表された。アニメ・漫画・特撮・SF・その他文芸作品など、過去作品のオマージュをふんだんに盛り込んでおり、リアルやスーパーといった分類ではくくりきれない個性を放つ作品となった。

しかし、1990年代後半には視聴率低下やテレビ局側の事情などによる『勇者シリーズ』や『平成ガンダム』の打ち切りで陰りが見え始め、2000年代に入るとポストエヴァの作品も勢いを失い、その後継となる大きな潮流も生まれずロボットアニメは全体的に衰退傾向を呈している。特に全日帯アニメにおけるロボットアニメは壊滅状態となり、深夜アニメでの放映が事実上の標準となった。これは家庭用ゲームやトレーディングカードゲームの普及などによる趣味の多様化によって選択肢が増加した事を原因とする玩具業界全体の不振に伴うスポンサーの撤退、テレビ局と制作会社・玩具会社との軋轢などや、日本の総人口に占める子供の割合が低下したことによってそこからさらに獲得できる客層の割合が減少したこと、そして現実の技術の発達や情勢の変化による従来の定番の陳腐化などが主な要因だった。
00年代以降
こうした経緯を受けて、その後のロボットアニメでは企画段階から玩具会社を排除し、従来は子供向け玩具として製作されていた立体造形物も対象年齢がより高いガレージキットなどの限定的な版権許諾型ビジネスに留める一方で、DVDを販売する映像レーベルやメディアミックス系出版社などの販売が企画の中核となり、既にロボットアニメに親しんでいる大人層向けのアニメとして制作しソフトの売り上げを主たる収入源と位置づけるという、新たなビジネスモデルに基づいた作品が作られるようになり、それら客層に合わせて過去のヒット作のリメイクや続編作品なども作られるようになっていった。

今日ではオリジナル・シリーズもの共に一定のヒット作が生まれつつも、上記の通り大人層を主流としたことによる主要客層の高齢化・固定化や定番構造をあまりにも多用し続けていることによる作品構造のマンネリ化といった問題は依然として抱えており、特に子供や若年層などの新規客層の乏しさが一層問題視されるようになっている。それでも現在は未だ数多くの作品が制作され続けているが、ロボットを単独のメインに据えずあくまで一構成要素に留める作品も作られる等ジャンルの拡散が進んでいる状況であり、現在も各社が新しいロボットアニメの主流の模索を続けている。
曖昧さ回避 この項目では、ロボットの登場するアニメーション全般について説明しています。2013年放送のテレビアニメについては「直球表題ロボットアニメ」をご覧ください。
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ロボットアニメとは、ロボットを主人公格に据えた、あるいは中心的な題材としたアニメのこと。

ソードアート・オンライン - W(保存)【前半】

虎馬:ソードアート・オンライン - W 
この項目には、過剰に詳細な記述が含まれているおそれがあります。
百科事典に相応しくない内容の増大は歓迎されません。内容の整理をノートで検討しています。(2012年7月)
ソードアート・オンライン
ジャンル
VRMMORPG、サイバーパンク
小説
著者 川原礫
イラスト abec
出版社 日本の旗  アスキー・メディアワークス
その他の出版社
中華民国の旗香港の旗
韓国の旗
中華人民共和国の旗
タイ王国の旗
アメリカ合衆国の旗
ドイツの旗
フランスの旗
レーベル
電撃文庫
刊行期間
2009年4月10日 -
巻数
既刊15巻+SAOP既刊2巻
(2014年8月現在)
漫画
アニメ:ソードアート・オンライン(第1期)
ソードアート・オンラインII(第2期)
原作
川原礫
監督
伊藤智彦
脚本
木澤行人、菅原雪絵、中本宗応
向井良和、入山修司、東海林直樹
キャラクターデザイン
足立慎吾
川上哲也(第1期)→山下祐(第2期)(サブ)
音楽
梶浦由記
アニメーション制作
A-1 Pictures
製作
SAO Project(第1期)
SAOII Project(第2期)
放送局
放送局参照
放送期間
第1期:2012年7月7日 - 12月22日
第2期:2014年7月5日 -
話数
第1期:全25話

インターネットラジオ:ソードアート・オンエアー


配信期間
2012年5月21日 - 2013年3月25日

配信サイト
超!A&G+、HiBiKi Radio Station

配信日
毎週月曜日(超!A&G+)
毎週火曜日(HiBiKi Radio Station)

パーソナリティ
鷲崎健・松岡禎丞・戸松遥
テンプレート - ノート

ウィキプロジェクト
ライトノベル、漫画、アニメ

ポータル
文学、漫画、アニメ

『ソードアート・オンライン』(Sword Art Online、略称:SAO)は、川原礫による日本のライトノベル、およびオンライン小説。イラストはabecが担当している。

作品中に登場するゲーム『ソードアート・オンライン』の詳細については本項VRMMORPGを参照。



目次 [非表示]
1 概要
2 あらすじ
3 登場人物
4 設定 4.1 VRマシン
4.2 VRMMORPG 4.2.1 ソードアート・オンライン
4.2.2 アルヴヘイム・オンライン
4.2.3 ガンゲイル・オンライン

4.3 「ザ・シード」
4.4 プロジェクト・アリシゼーション

5 既刊一覧
6 漫画
7 テレビアニメ 7.1 スタッフ
7.2 主題歌
7.3 各話リスト
7.4 放送局 7.4.1 日本国内
7.4.2 日本国外

7.5 Blu-ray / DVD

8 ドラマCD
9 ラジオ
10 ボイスドラマ
11 ゲーム 11.1 コンシューマーゲーム
11.2 モバイルゲーム
11.3 カードゲーム
11.4 タイアップ 11.4.1 トレーディングカードゲーム
11.4.2 オンラインゲーム
11.4.3 その他


12 脚注 12.1 注釈
12.2 出典

13 外部リンク


概要[編集]
オンライン小説からの成功元々は著者が2002年の電撃ゲーム小説大賞応募用に執筆した[注釈 1]長編を、「九里史生」名義で自身のウェブサイトに掲載したオンライン小説である。本編の連載は同年11月から2008年7月まで続き、2004年頃には既にオンライン小説として高い評価と知名度を得るに至った[注釈 2]。2005年1月から、最長のエピソードとなった「アリシゼーション」の連載が開始される。この連載の気分転換に書かれた『アクセル・ワールド』が2008年に第15回電撃小説大賞の大賞を受賞。その際、本作を読んだ担当編集者の提案により電撃文庫から商業作品として刊行されることになった[2]。商業化にあたってウェブ版の内容・表現に大幅な加筆修正がなされている[注釈 3]。商業化により、著者のウェブサイトに掲載されていた本シリーズは商業化決定以降の連載を除き削除されており、サイト上の「お知らせ」[3]によってその経緯を知ることができる。2012年10月より、「アインクラッド」攻略に焦点を当て、第1層から順に描いていく新シリーズ『ソードアート・オンライン プログレッシブ』が刊行されている[注釈 4]。評価と受賞2014年8月現在の原作文庫シリーズの累計発行部数は日本国内では1,000万部を突破し、全世界では1,400万部以上となっている[4]。2011年発行の『このライトノベルがすごい!2012』では、作品部門ランキングとキャラクター部門総合ランキングで1位を獲得。翌年の『このライトノベルがすごい!2013』においても2位以下に大差を付けて1位の座を堅持し、『このライトノベルがすごい!』刊行史上初の作品部門2連覇を達成した。メディア展開『電撃文庫MAGAZINE』2010年9月号(Vol.15)から、作画:中村貯子[注釈 5]による漫画版と、南十字星によるパロディ4コマ漫画『そーどあーと☆おんらいん。』の連載が開始された。また、2011年10月2日に行われた「電撃文庫 秋の祭典2011」ではアニメ化とゲーム化が発表され、2012年7月から同年12月までテレビアニメが放送された。同アニメ作品は第12回東京アニメアワードにおいて、テレビ部門優秀作品賞と個人部門原作賞を受賞している。その他タイトルの「ソードアート・オンライン」は作中に登場するオンラインゲームの名称であり、作品自体にもゲームと同じくSAOという略称が使われる。作者によれば、自身もプレイし『ウルティマオンライン』や『ラグナロクオンライン』の影響を受けているという[5]。東日本大震災を受けた電撃文庫のチャリティ企画「電撃スマイル文庫」ではカバーイラストに本作が起用された[6]。
あらすじ[編集]
アインクラッド第1部。収録巻:第1・2巻(黒の剣士/心の温度/朝露の少女/赤鼻のトナカイ)、第8巻(圏内事件/はじまりの日)2022年、世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン」(SAO)の正式サービスが開始され、約1万人のユーザーは完全なる仮想空間を謳歌していた。しかし、ゲームマスターにしてSAO開発者である天才プログラマー、茅場晶彦がプレイヤー達の前に現れ、非情な宣言をする。SAOからの自発的ログアウトは不可能であること、SAOの舞台「浮遊城アインクラッド」の最上部第100層のボスを倒してゲームをクリアすることだけがこの世界から脱出する唯一の方法であること、そしてこの世界で死亡した場合は、現実世界のプレイヤー自身が本当に死亡するということを……。それから2年、最前線は74層、残りプレイヤーは約6000人となっていた。プレイヤーの一人である少年キリトは、ソロプレイヤーとして最前線で戦っていた。ひたすら最前線で戦うキリトは、同じく攻略組として戦い続ける女流剣士アスナとの絆を少しずつ深めていった。フェアリィ・ダンス第2部。収録巻:第3・4巻SAOがクリアされて約2か月が経過した2025年1月。現実世界への帰還を果たしたキリトこと桐ヶ谷和人だったが、SAOで心を通わせた少女アスナこと結城明日奈は帰還することなく眠りつづけていた。同様に、300人ものSAOプレイヤーが意識を失ったまま眠り続けており、初期化されるはずのSAOサーバーも不可解な稼動を続けているという。明日奈が病院のベッドで眠り続けることを利用し、SAOサーバーの維持管理を担当している須郷伸之は、強引に明日奈との結婚を推し進めようとする。自らの無力感に苛まれる中で和人は、妖精たちのファンタジー世界を舞台としたハイスペックVRMMORPG「アルヴヘイム・オンライン」(ALO)の中で、アスナらしき人物が目撃されたという情報を得る。真実を確かめるために再び仮想世界へダイブした和人は、かつてSAOで共に暮らした「娘」のユイや、ALOへのダイブ直後に出会った剣士のリーファと共に、ALOの中心「世界樹」を目指す。ファントム・バレット第3部。収録巻:第5・6巻SAOがクリアされて1年後の2025年12月。戦いの果てに明日奈を助け出した和人は、かつての仲間たちと共にALOの世界を生きていた。そんなある日、和人はSAO事件で顔見知りとなった役人の菊岡誠二郎から、銃撃戦が繰り広げられる銃器世界「ガンゲイル・オンライン」(GGO)に出没した謎のプレイヤー、「死銃(デス・ガン)」が関わるとされる連続変死事件の調査を依頼される。真相を究明するべくGGOへダイブした和人は、ログイン直後に知り合った少女・シノンからGGOの世界についてのレクチャーを受けつつ、「死銃」との接触を図るべく最強のガンナーを決める大会バレット・オブ・バレッツ(BoB)へとエントリーすることになる。これまでと全く勝手の違う銃器世界での戦いに苦戦するキリトだったが、持ち前の反射神経とセンスを駆使しながら戦いを勝ち抜いていく。やがて一連の事件の真実に迫る中、キリトはかつての忌まわしき因縁と対峙することになる。マザーズ・ロザリオ外伝。収録巻:第7巻「死銃事件」から数週間後の2026年1月。アスナはリズベットたちから「絶剣」と呼ばれる凄腕の剣士がALOに現れたことを聞く。その剣士は自らの「オリジナル・ソードスキル」を賭け、1対1の「デュエル」の相手を募集しているらしい。キリトすら破ったその腕に興味を持ったアスナは、自分も「絶剣」に勝負を挑む。交流の末、「絶剣」ことユウキと親しくなったアスナは彼女がリーダーを務めるギルド「スリーピング・ナイツ」を紹介され、他のメンバーとも打ち解けていく。だが、ユウキにはある哀しい秘密が隠されていた。アーリー・アンド・レイト外伝。収録巻:第8巻本編を補完する短編集。アインクラッド編の2編(「圏内事件」〈2024年4月〉、「始まりの日」〈2022年11月〉)と、ファントム・バレット編とマザーズ・ロザリオ編の間を描いた「キャリバー」(2025年12月)が収録されている。アリシゼーション第4部。収録巻:第9〜14巻GGOで起きた「死銃事件」から半年が経った2026年6月。和人は菊岡からの紹介で、謎多きベンチャー企業「ラース」の開発した次世代フルダイブ実験機「ソウル・トランスレーター」のテストダイバーのアルバイトを行っていた。ある日、和人は「ダイシー・カフェ」での談笑の帰りに、「死銃事件」の実行犯最後の1人の襲撃を受け、薬剤注射による昏睡状態に陥ってしまう。次に和人が目を覚ました時、眼前には現実世界と遜色ないクオリティを持ち、人間同然の豊かな感性を持つNPC達が住まう仮想世界「アンダーワールド」(UW)が広がっていた。ログアウト不可という旧SAOと同じ状況に陥る中、キリトは現実世界への道を求め、親しくなった少年・ユージオと共に世界の中心「セントラル・カセドラル」を目指すことになる。一方、現実世界の和人は搬送先の病院から昏睡状態のまま連れ出され、行方不明になっていた。明日奈たちは和人の行方の手がかりを求め、藁をも掴む思いで茅場の恋人だった神代凛子にコンタクトを取る。アリシゼーション新章 アンダーワールド大戦第4部新章。収録巻:第15巻〜人界の民を恐るべき兵器に変えようとしていた「セントラル・カセドラル」の支配者アドミニストレータとの戦いにからくも勝利したキリトであったが、その代償はユージオの死と自身の精神喪失であった。キリトと共闘した聖合騎士の1人アリスは彼を連れ、ルーリッドの村はずれでひっそりと暮らしていた。しかし、人界とダークテリトリーの全面戦争が近いことを知ったアリスはキリトを連れ戦場へと向かう。現実世界ではアンダーワールドが存在するオーシャンタートルが謎の襲撃者達によって占拠されていた。明日奈はキリトと完全な人工知能となったアリスを救うため、アンダーワールドへのログインを決意する。そして襲撃者のリーダーであり人間の魂を求める男ガブリエルもまた、闇の皇帝ベクタとしてアンダーワールドへとログインする。
登場人物[編集]

詳細は「ソードアート・オンラインの登場人物」を参照
キリト(Kirito)声 - 松岡禎丞本作全編を通しての主人公。SAO時代は「黒の剣士」の二つ名を持ち、「ビーター」と揶揄されながらも、最前線で独り戦い続けていた。リアルはゲームとPC操作技術に長けた少年。アスナ(Asuna)声 - 戸松遥本作のヒロインにして、もう1人の主人公。SAO時代は「閃光」の二つ名を持つ「攻略組」のひとり。リアルは大企業の令嬢。ユイ(Yui)声 - 伊藤かな恵SAOに現れた記憶喪失の少女。キリトとアスナを「パパ」「ママ」と呼び慕う。リーファ(Leafa)声 - 竹達彩奈フェアリィ・ダンス編のヒロイン。成り行きでキリトと行動を共にするALOプレイヤー。シノン(Sinon)声 - 沢城みゆきファントム・バレット編のヒロイン。GGOのプレイを通しトラウマと向き合う女子高生。ユウキ声 - 悠木碧マザーズ・ロザリオ編のヒロイン。一人称は「ボク」。ALOにおいて「絶剣(ぜっけん)」と呼ばれる圧倒的な強さを誇るプレイヤー。クライン(Klein)声 - 平田広明SAOサバイバー。キリトの悪友。SAOにおいては、レア武器である日本刀を使う。エギル(Agil)声 - 安元洋貴SAOサバイバー。商人プレイヤーで斧使い。キリトの良き理解者。シリカ(Silica)声 - 日高里菜SAOサバイバー。小竜・ピナを「使い魔」として使役する「ビーストテイマー」。リズベット(Lisbeth)声 - 高垣彩陽SAOサバイバー。武具を鍛える鍛冶屋でもある。茅場 晶彦(かやば あきひこ)声 - 山寺宏一SAOの開発者。天才的ゲームデザイナー、量子物理学者として知られる科学者で本作のキーパーソン。
設定[編集]

VRマシン[編集]

本作の根幹を成すバーチャルリアリティ技術。

ハードの内側に埋め込まれた無数の信号素子で発生させた多重電界でユーザーの脳を直接接続し、感覚器官を介さずに脳に直接仮想の五感情報を与えて仮想空間を生成する。同時に脳から体へ出力される電気信号も回収するので、仮想空間でいくら動き回っても現実世界の体はピクリともしない。また、一定以上の痛覚もペイン・アブソーバ機能によって遮断される。

なお、全ての人間がシステムに適合できるわけではなく、脳との通信に微妙なラグが発生したり、五感の一部が正常に機能しないといった障害が発生する例が少数ながら存在し、そういった障害は「フルダイブ不適合(ノン・コンフォーミング)」、通称「FNC」と呼ばれて、最悪の場合はダイブそのものが不可能な場合も存在する。

以下は作中に登場したハードである。
第1世代機極一部のアミューズメント施設やリラクゼーション施設にのみ導入、設置された最初期のマシン。名称は明らかにされていない。第2世代機民生用にダウンサイジングがなされたマシン。作中には以下の2つが登場している。 ナーヴギア(NerveGear)民生用VRマシンの第1号機。形状は頭全体を覆う流線型のヘッドギア。基礎設計は茅場晶彦。世界初のNERDLES技術を用いた家庭用ゲーム機として様々なメーカーから発売され、絶大な売り上げを記録した。価格はSAO同梱版で12万8000円[7]。しかしSAO起動中にゲームオーバーになった場合、および外部からの停止・解除が試みられた場合に強電磁パルスを発生させて装着者の脳を破壊するよう設計されており、政府により回収され製造も打ち切られたが、すべてが回収・破棄されたわけではなく、和人はSAO事件で装着したナーヴギアを茅場に関する情報提供と引き換えに自宅に持ち帰り、それを使ってALOにログインしている。また、『インフィニティ・モーメント』では直葉がSAOに乗り込むべくナーヴギアを入手、使用している。SAO事件以後は悪魔の機械として認知され、さらにALO事件において須郷伸之がナーヴギアの機能を利用したフルダイブ技術によるプレイヤーの人格操作実験を行っていたことが発覚するに至る。同作者の文庫『アクセル・ワールド』にも旧世代のVR機器として登場[8]している。アミュスフィア(AmuSphere)SAO事件から半年後に発売されたナーヴギアの後継機で、セキュリティシステムおよびセーフティ機構が強化されている。形状は2つのリングが並んだ円冠状の器具。規格はナーヴギアと同一であり、対応ソフトも同じ。SAO事件を踏まえて電磁パルスの出力は大幅に弱められ、脳の破壊は物理的に不可能になっている。また、一定以上の生理的反応[注釈 6]や外部刺激で強制的にゲームを終了する機能を搭載している。出力の低下に伴い若干解像度も落ちているため、「SAO生還者」を始めとするナーヴギア経験者は物足りなく感じている模様。後継機として「レクトエレクトロニクス」主導による複数メーカーによってアミュスフィア2(仮)が開発されている。第3世代機メディキュボイドVR技術を医療用に転用した世界初の医療用フルダイブ機器。キュボイドの名の通りベッドと一体化した箱型となっている。開発者は神代凛子だが、基礎設計は茅場晶彦が行なっている。ゲーム機であるアミュスフィアと異なり、出力はナーヴギア以上に強化され、CPUはAR(拡張現実)技術にも対応可能なスペックを確保している。電磁パルス発生素子の密度はナーヴギアの数倍で、脳から脊髄までカバーしており、アミュスフィアやナーヴギアでは難しい体感覚の完璧なキャンセルも可能となっている。ターミナルケアをはじめとして多くの分野で活用が期待されており、木綿季がその試作1号機の被験者となっている。『インフィニティ・モーメント』ではPTSDの治験にも利用されていたが、システムエラーを起こしたカーディナルシステムにナーヴギア端末と誤認される事故が発生。被験者であった詩乃がSAOにログインさせられた上、名前以外の記憶を失ってしまうといった事態が発生してしまう。実験世代機ブレイン・インプラント・チップ(Brain Implant Chip)研究課程の技術。アメリカサンタクララの大学にて研究されている脳インプラント型VRマシン。下記のSTLとは異なり、その系譜はあくまで既存のVR技術の延長線上にあるため、和人はこれを「正常進化形」と評している。『アクセル・ワールド』にも登場。こちらでは作中の過去に一時市販されていたが現在では規制された製品として語られている。販売開始時期の関係で第4世代VRマシンと呼ばれているソウル・トランスレーター(Soul TransLator)茅場晶彦の開発した彼にとっての「本命」のVRマシン、茅場晶彦がAn INCarnating RADiusであるSAOや「ザ・シード」で展開する異世界に入り込むために作られたマシンである。SAO事件の終盤で茅場が自らの脳をスキャニングして意識を電子化する際にこのマシンを使用した[注釈 7]。また、茅場を対象にした長期間のある種の医療介護データは神代凛子によって「メディキュボイド」の開発に活かされることになる。『アクセル・ワールド』のニューロリンカーはSTLのモバイル版であり、第5世代VRマシンとされている[9]。
VRMMORPG[編集]

正式名称はVirtual Reality Massively Multiplayer Online Role-Playing Game。NERDLESマシンによる仮想空間を舞台とした新世代のMMORPG。限りなく現実に近い環境下にて生み出される圧倒的な臨場感は既存のあらゆるゲームを過去の物とし、世のゲーマー達にとって正に究極のRPGを体現したジャンルとなった。

SAO事件およびALO事件によってVRMMOに対する世論は極めてネガティブな方向に向かい、一時期はその将来を危ぶまれたが、「ザ・シード」によってその状況はひっくり返され、VRMMOをはじめとする仮想世界は混沌とした発展と拡張を続けている。

なお、デスゲームとなった製品版SAOを除き、アバターはアカウント毎にランダムで容姿が決定される(SAOについては後述)。一度決定されたアバターは基本的に変更は出来ず、どうしても変えたい場合は新たにゲームソフトを購入するなどして新規のアカウントを入手しなければならない。

また、SAO以降は脳波パターンによるアバターの性別決定が行われるようになり、基本的には自身の性別と異なるアバターを作製することは出来なくなった。自身の性別と異なるアバターの使用を続けると、現実世界の人格に影響を及ぼす懸念が生まれたためとされている。

以下は作中に登場し、名称が明らかになっているゲームタイトルである。

ソードアート・オンライン[編集]

Sword Art Online、略称はSAO。完全なる仮想世界を構築するナーヴギアの性能を生かした世界初のVRMMORPG。価格は初回生産版が3万9800円(1か月無料券付き)。

2022年10月31日にゲームメーカー「アーガス」より発売。期待は非常に高く、初期出荷分1万本は瞬時に完売。

自らの体を動かし戦うというナーヴギアのシステムを最大限体感させるべく魔法の要素を排し、ソードスキルという必殺技とそれを扱うための無数の武器類が設定されている。また戦闘用以外のスキル[注釈 8]も多数用意され、ゲーム内で文字通り「生活」することができる。

その実態は茅場晶彦の「真の異世界の創造」という渇望を具現化するための狂気のソフトウェアであり、2022年11月6日の正式サービス開始と同時に生死を賭けたデスゲームの舞台と化した。クリアに至るまでに4000人近くの死者を出す大惨事となったが、2024年11月7日14時55分、ヒースクリフの正体をキリトが看破。最終ボスである彼を撃破したことで、予想よりも遙かに早いゲームクリアに成功する。クリア後、「アーガス」本社地下に設置されていたSAOメインフレームの全記憶装置よりデータが消去[注釈 9]され、ゲームとしては完全に消滅した。

「アーガス」は、開発費と被害者への補償で莫大な負債を抱え解散。事後処理とSAOサーバーの維持管理は「レクト」に委託される。

ベータテスト時および正式サービス開始直後はプレイヤーが各々デザインしたアバターが使われていたが、この世界が紛れもない現実であることを実感させるため、事前に計測した身体データを元にアバターが現実世界同様の容姿・性別に再構築された。

13歳以上推奨という年齢制限(レイティング)が存在したがそれが守られなかった例は少なからず存在し、年齢制限以下の子供は作中で確認されているだけでも20人以上存在する[注釈 10]。確認されている最年少プレイヤーはデスゲーム開始当時10歳である。
浮遊城アインクラッドSAOの舞台。無限の蒼穹に浮かぶ巨大な天空城。アインクラッドとはAn INCarnating RADius(具現化する異世界)の略である。城の名の通り先細りの構造をもつ。内部には都市や村、森や湖など様々な「フィールド」を内包し、形状こそ城だが質量的には浮遊大陸に近い。最も広大な第1層の直径は10km、最も狭い層でも3kmに及ぶ。通貨単位は「コル」[注釈 11]。全100層で構成され、上下のフロアを繋ぐ階段は各層1つのみ。その全てが怪物のうろつくダンジョン「迷宮区」に存在し、階段の直前には強力なフロアボスが立ちはだかっているため、これを倒さなければ上の階へは進めない。外壁をよじ登って次の層へ向かうことも不可能で、ある程度上昇した段階でシステムによってそれ以上の侵入を阻まれる[注釈 12]。足を踏み外して転落すれば高さに応じた落下ダメージを受け、アインクラッドの外部へ投げ出されればプレイヤーは死亡する。ALO版では飛行システムの関係から上昇自体は可能であるが、外壁をよじ登る場合と同様に未到達層への侵入は不可能。到達済の層は各層の「主街区」に存在する「転移門」を介して町から町へ直接行き来が可能になる。各層はそれぞれ様々な特色を持っており、中には65・66層(ホラー系エリア)や61層(通称むしむしランド)[注釈 13]などいかにもな層も存在し、女性プレイヤーなどその手のものが苦手な人種には非常にキツイようである。お化け嫌いのアスナも理由をつけてホラー系エリアの攻略をサボっている。逆に観光地化している層も存在し、カップルに人気の47層(フラワーガーデン)や迷宮区を除き敵の現れない22層(針葉樹と湖が美しい階層)などがそれにあたる。また、最序盤の第3〜9層ではNPC(または敵モンスター)である森エルフと黒エルフが戦争を繰り広げており、それに関するキャンペーンクエストを受けることが可能となっている。原作は75層でクリアされたのでそれ以上の層の描写は無いが、ゲーム版においては最終盤の98層以降は主街区を除いて層全体が迷宮区となっており、ラストボスの鎮座する第100層「紅玉宮」へと続くラストダンジョンのような構成となっていることが語られている。主街区も同様にバリエーションに富んでおり、雑多な雰囲気のアルゲード(50層)3本の巨大樹の内部に存在するズムフト(3層)、高級住宅然とした湖畔のセルムブルグ(61層)などが登場する。プレイヤーは気に入った層の主街区に拠点を置いており、そこから最前線や狩り場へと出発する。 大地切断作中作としてのSAOの設定で、アインクラッド成立の経緯。「大地切断」とはゲーム内NPCによる呼称である。SAOの設定は正式サービス開始前の事前情報ではアインクラッドの構造程度語られていなかった。千古の昔、地上は森エルフ族の「カレス・オー王国」、黒エルフ族の「リュースラ王国」、人間族の「九連合王国」、ドワーフ族やその他の種族の暮らす中小国家に分割統治され、時折小競り合いがあったものの平和な時代が長く続いていた。しかしある時起きた何かによって全国家の主要な百の地域が円盤状に切り抜かれて空へ引き上げられるという天変地異が起き、円錐状に積み重ねられてアインクラッドを形成したとされている。作中では王家による統治を残している2つのエルフ族のみが「大地切断」に関する伝承を残しているとと語られている。所謂「システムと設定のすり合わせ」も含まれており、SAOの世界に魔法や国家が存在しない理由[注釈 14]も「大地切断」が原因である。フロアボスアインクラッドの各階層に存在する上層へ繋がる迷宮区の最奥を守るボスモンスターの総称。主な特徴として、名前に必ず“The”が付く[注釈 15]ことや、各層につき一体[注釈 16]、基本的に守護する区画より外へは出ないことが挙げられる。また、一度倒すと二度と出現せず、さらにとどめを刺したプレイヤーにはラストアタックボーナスとして、膨大な経験値とレアアイテムが与えられるため、プレイヤーからは迷宮区における最大最後の難関であると同時に得難いレアモンスターとしても捉えられていた。下層部のボスに関しては基本的にベータテストと同じであるが、正式サービスではいくつか変更点が加えられている。第1層のボスは武器が変更されており、第2層ではボスのHPが減ると新たなボスモンスターが援軍として加わる設定になっていたため、ベータテスト時の情報頼みで攻略に臨んだプレイヤーたちが苦戦を強いられる原因となった。しかし、これらの変更点を含めたボスの情報は特定のイベントをクリアすると得られるようになっており、第三層ではその情報を元にベータテスト時には無い攻撃を仕掛けてくるボスを苦も無く倒している。ある程度ゲームが進むと攻略のセオリーが確立され、犠牲者を出さないよう、偵察と撤退を重ねて能力を調べあげてから本格的な攻略戦を挑むようになった。しかし、75層に置いてはボスのフロアが一度入ると脱出できない仕様になっていたため、調査隊が全滅させられた他、ぶっつけ本番でボス戦に臨んだ攻略組に多大な犠牲者が出ることとなった。 クォーター・ポイントボス攻略の側面から見た25層、50層、75層のこと。25層は双頭の巨人、50層は仏像めいた多腕型の動く像、75層は鎌状の両手とムカデのような脚を備えた異形の骸骨「The Skull reaper(骸骨の狩り手)」が守護していた。フロアボスは階層を重ねるごとに強くなっていくが、この3体は他のフロアボスよりも抜きんでた巨体と桁違いの戦闘力を誇り、いずれも攻略組に多大な損害を与えている。特に75層においてはボスの桁違いの強さに加え、直前の74層同様にフィールドが結晶無効空間で、戦闘開始と同時に入り口が閉じて脱出不能になる仕掛けになっていたため、多大な犠牲者を出す結果となった。 25層でもアインクラッド解放隊が再起不能な損害を受けて攻略組を脱落し、50層のボスもヒースクリフ率いる援軍が現れなければレイドを総崩れにする寸前まで追い込んだ。なお、キリトのエリュシデータは50層ボスのドロップアイテムである。生命の碑アインクラッド第一層、始まりの街に存在する黒鉄宮に設置されている[注釈 17]金属製の巨大な碑。SAOにログインしている全プレイヤーの名前がアルファベット順に記載されている。死亡したプレイヤーは名前に横線が引かれ、隣に死亡日時(ただし、死亡した時の年のみ記載なし)と死亡原因が記載されている。これにより、誰でも全プレイヤーの生死を一目で確認することが可能である。ソードスキル魔法が存在しないSAOに設定された最大の攻撃システムであり、予備動作をシステムが検知することで発動する必殺技。「ソード」と名が付いてはいるが、いわゆる刀剣類だけでなく斧、投剣、手足(体術)といったSAOに存在する様々な武器に対応したスキル系統が無数に存在する。発動時には武器が発光する「ライトエフェクト」と、攻撃軌道を補正する「システムアシスト」を伴い、通常攻撃を遙かに凌駕する破壊力と攻撃速度を得ることが出来る。その反面、所定の硬直時間と使用間隔が存在する。プレイヤーの大きな強みではあるが、獣人や骸骨などの人型モンスターも使用するためにその対策も強いられる。システムアシストに合わせて自発的に体を動かすことで威力と攻撃速度を増幅できるが、アシストを妨げるような動きをすればモーションが中断され発動後硬直へ移行してしまう。また、人型のボスモンスターもソードスキルに独自のカスタマイズが加えられている場合がある。 エクストラスキル / ユニークスキルソードスキルの中でも特に習得に条件が必要なもの。更にその中で修得者がたった1人しか判明していないものを「ユニークスキル」と呼ぶ。特に「ユニークスキル」はゲームバランスを大きく歪めるほどの強力な性能を有しており、「二刀流」「神聖剣」「射撃」[10]を含め全部で十種類存在していたらしい。「ユニークスキル」は意図的にプレイヤーサイドに与えられており、茅場はスキル所有者達がこれらのスキルを以てしてゲーム内で何らかの役割を果たすことを期待していたようである。なお、「二刀流」は(茅場の言によれば)「プレイヤー中で最大の反応速度を持つ者」に与えられる模様。この他にも、索敵スキル、聞き耳スキル、バトルヒーリングスキルといった戦闘補助系のスキルや、料理、裁縫といった日常生活系のスキルなど、多種多様なスキルが存在している。圏内正式名称は「アンチクリミナルコード有効圏内」。SAOではモンスターがはびこる「フィールド」と、プレイヤー達が準備・休息するための「主街地」に区分され、「主街地」の内部は「圏内」と呼ばれる。「圏内」ではプレイヤーはシステム的に保護されており、高所からの落下やプレイヤーの攻撃などいかなるダメージも無効化される。各種の毒アイテムも一切機能せず、アイテムを盗むことも不可能である。「圏内」でのプレイヤーへの攻撃は不可視の障壁に阻まれ、HPは減少せず犯罪者カラーにもならない。ただし攻撃時には障壁が衝撃音と共に発光し、ノックバックも発生する。これらは攻撃者のパラメータとスキルが高いほど肥大化する。この仕様を利用した「圏内戦闘」という模擬戦も行われている。ただし装備の耐久力は減少する他、デュエル中は圏内でも対戦相手にダメージを与えることが可能となる。しかし「圏内」も完全に安全ではなく、一部の「オレンジプレイヤー」や「レッドプレイヤー」によってシステム保護の隙間を突いた悪質なハラスメント行為[注釈 18]や圏内PK技[注釈 19][注釈 20]が開発されている。ハラスメント防止コードプレイヤーによるハラスメント行為を防止するためのシステム。アンチクリミナルコードとは異なり、圏内、圏外問わず有効な他、NPCにも適用される。ただし、異性でなければ発動しない。異性のプレイヤーやNPCに不適切な接触行為を一定時間繰り返すと警告と共に電気ショックめいた反発力が生まれ、それでもやめない場合は第一層の「はじまりの街」にある牢獄エリアに強制転移させられる。転移アイテムの存在しない攻略初期において、攻略組の一部によって、このシステムを緊急脱出に利用できないか検証されたが、前述の通り強制転移させるには、電気ショックのような不快な衝撃に耐えつつ不適切接触を繰り返さなければならない上、相手は異性のプレイヤーでなければならない。転移まで時間がかかる上、プレイヤーの著しく不均衡な男女比率、さらに転移させられた牢獄エリアからは簡単には出られないということもあり、あっさりとご破算になった。デュエルその名の通り、プレイヤー同士による1VS1の決闘。強攻撃の一撃ヒットで勝敗が決まる「初撃決着モード」、HPが半減した時点で勝敗が決する「半減決着モード」、どちらかのHPが0になるまで戦う「完全決着モード」の3種類が存在する。「デュエル」の最中はたとえ「圏内」であっても攻撃によってお互いのHPを減らすことが出来る。主に腕試しや意見が対立した場合に行われるもので、正式サービス開始後は「HP0=死」である「完全決着モード」を選択する者はまず存在しない。「半減決着モード」でもHP半減手前から強力な一撃で一気にHPを奪うことで殺害が可能であるため、大半が「初撃決着モード」で勝敗を決める。勿論、降参も可能。結婚システム男女のプレイヤーのうち、どちらかが相手にプロポーズメッセージを送り、相手が受諾することで結婚できるシステム。結婚状態にあるプレイヤーは互いのステータスをいつでも自由に見ることができ、かつアイテムストレージが統合、共有化され、所持容量も二人分となる[注釈 21]。いわば生命線の共有化とも言える行為であり、大変な利便性をもたらす半面、アイテムを持ち逃げされる、いわば結婚詐欺に見舞われるリスクを含んでいる。男女比の著しい不均衡に加え、詐欺や裏切り行為が横行するアインクラッドに置いて、どんなに仲の良いカップルでも結婚に至るケースは非常に稀[注釈 22]。離婚する際にはアイテムストレージの共有化も解除されるため、互いに同意の上でストレージ内のアイテムを二分することになる。分配法に関しては複数あり、アイテムを自動的に二分する自動等価分配、パーセンテージで偏りを付けた自動分配(いわゆる慰謝料)、お互いに一つずつ交互に選んでいく交互選択分配などがある。相手の同意が得られない場合、ストレージ内のアイテムをすべて相手に譲渡した場合にのみ、無条件で一方的な離婚が可能。この場合、ストレージに収まりきらないアイテムはすべて相手の足元にドロップすることになる。なお、結婚相手が死亡した場合も無条件での離婚と同様、ストレージの共有化が解除され、全てのアイテムは相手のストレージに残るか足元でオブジェクト化する。カーディナルシステム人間のメンテナンスを不要とするエラーチェックおよびゲームバランサー機構。「カーディナルシステム」自体も2つのメインプログラムが互いを修正し合うことで自身をメンテナンスしており、ゲームを滞りなく運営・維持している。これによりゲーム内での不具合やシステムの穴を付いた不正行為はほぼ完封され、ゲームバランスを崩壊させる恐れのある裏技的な手法などが発見された場合も即座に修正される。フルスペック版はSAOとALOにのみ使用[注釈 23]され、「ザ・シード」のカーディナルシステムは一部機能を削除したシュリンク版となっている。フルスペック版にはクエスト自動生成機能[注釈 24]やゲームデータの自動消去機能、下位プログラムとしてMHCPシリーズが搭載されていた。しかしこれらの機能はいずれも事実上の暴走や不具合[注釈 25]を起こしている。攻略組SAOプレイヤーの内、自力での解放を目指して積極的にゲーム攻略を進める者たちの中でも、最前線で戦い続けるトッププレイヤーたちの通称。危険なモンスターが徘徊する前人未到の迷宮区を踏破し、フロアボスを攻略できる高いレベルとスキルを有する一方、攻略済みの中層、下層部へはほとんど降りてこないため、他のプレイヤーたちからは尊敬と憧れを抱かれる半面、滅多にお目にかかることのできないレアな存在と捉えられている。元々SAOに囚われたプレイヤーのほとんどが普通のネットゲーマーであり、ゲームオーバー=死という極限状態の中、危険な迷宮区に挑む者自体がかなり少ない上、モンスターとの戦いで命を落とす者や、攻略を諦める者も多いため、全体としてはせいぜい数百人程度しかいない。また、可能な限り死のリスクを減らすため、大半が何かしらのギルドに属しており、キリトの様にソロで迷宮攻略を進める者はほとんどいなかった模様。中層プレイヤートッププレイヤーである攻略組には及ばない、中位レベルのプレイヤーたち。主に攻略済みの中層エリアで活動している為このような愛称で呼ばれている。内情としては、攻略組の一員になるべく精進する者、逆に攻略を諦めた者、商人や職人として攻略をサポートする者など様々で、SAOプレイヤーの大多数を占めている。また、犯罪を犯したいわゆるオレンジプレイヤーも、大半が中層プレイヤーに大別される。この他、攻略活動を一切せず、スタート地点の「始まりの街」から一歩も出ずにゲームクリアを待つだけのプレイヤーも少なからず存在する。オレンジ(犯罪者)プレイヤー盗みや傷害、あるいはプレイヤーキル(PK)といったシステム上の犯罪を行ったプレイヤーの通称。犯罪を行ったプレイヤーはカーソルが緑からオレンジに変化するのが所以。同様に犯罪者プレイヤーの集団は「オレンジギルド」と呼ばれる。オレンジプレイヤーは「圏内」に立ち入ると鬼のように強いNPCガーディアンに大挙して襲われるため事実上「圏内」へ立ち入ることが出来ない。転移門は「圏内」にのみ設置されているため、「オレンジプレイヤー」が層を移動する方法は限られている。転移結晶で「圏外村」を指定する、攻略済の迷宮区タワーを歩く、極めて高価な回廊結晶を使用するなどの方法が用いられる。通常のプレイヤーがオレンジプレイヤーを攻撃してもオレンジ化することはないため、オレンジプレイヤーには犯罪者狩りや襲撃した相手の過剰防衛による死のリスクがつきまとう。一度カーソルがオレンジになると、カルマを回復するためのクエストをクリアしない限り解除されない[注釈 26]。しかし直接手を下さなければオレンジ化することはなく、逆にプレイヤーの中には身を守るためにやむを得ずオレンジ化してしまう者も存在するためカーソルオレンジ=犯罪者プレイヤーとは言い切れない面がある。極端な例を挙げれば、圏外でグリーンのオレンジギルドメンバーに襲われ、仲間や自分の身を守るために正当防衛的に手に掛けてしまった場合でも、襲われた方のカーソルはオレンジ化してしまう[注釈 27]。また、オレンジギルドの手口に圏内に偵察役のグリーンを放って獲物を見繕い、圏外に出たら仲間のオレンジプレイヤーに襲わせる、と言うものが多く見られた。 レッドプレイヤーゲームオーバー=死であるSAOに於いて、積極的にPKを行う殺人者たちの自称、及び通称。殺人ギルド「ラフィン・コフィン」が最初に宣言した。多くの一般プレイヤーにとって恐怖の対象であるが、時にはグリムロックのようなプレイヤーが汚れ仕事を依頼することもある。あくまで通称のためシステムには規定されておらず、カルマ回復クエストをこなせば何食わぬ顔でグリーンに復帰出来てしまう。ビーストテイマーモンスターを飼い慣らし(テイミング)して自らの使い魔としたプレイヤーの通称。あくまでも通称であり、システム上は「ビーストテイマー」というクラスやスキルは存在しない。通常は攻撃的(アクティブ)なモンスターが、稀にプレイヤーに対して友好的な興味を示してくるイベントが発生することがあり、その際に餌を与えるなどして飼い慣らしに成功するとそのモンスターはプレイヤーの「使い魔」となる。作中で唯一の使い魔であるピナで例えれば、モンスターの接近を知らせる索敵能力、モンスターの技の発動を阻害する眩惑魔法、少量ながら主(シリカ)のHPを回復するヒーリング能力など、様々なサポートを行ってくれる。テイミングのシステムは謎が多く完全には解明されていないが、大した力を持たない小動物型のモンスターしかテイムすることができない、また同種のモンスターを倒し過ぎるとテイミングのイベントが発生しないなどの推測が立てられている。ビーターベータテスト出身のプレイヤーを貶めて言う蔑称。"ベータテスター上がりのチーター(不正行為者)"を縮めた造語で、ベータテストで培った経験と知識を独占する利己的なプレイヤーを指す。キリトは「ビーター」を最初に自称している。なお、ここで言うチーターはシステムの不正改竄を意味するものではない。デスゲーム開始直後、キリトも含め多くのベータテスト出身者は自身の生存を優先してテスター時代に培った膨大な知識と経験を独占した利己的な自己強化に走り、ハイレベルプレイヤーとして活動する一方、恐慌する初心者達をほとんど顧みなかった。それゆえにデスゲーム開始直後は多くの一般プレイヤーはベータテスト出身者をひどく毛嫌いしており、ベータテスト出身者達は批判や中傷を恐れ自身の出自を隠して活動していた[注釈 28]。しかし、下層部においてはいくつかのモンスターの行動パターンがベータテスト時とは変更されており、先入観故にそのことに気づかずに命を落としたベータテスターも少なからずおり、第一層におけるプレイヤーの死亡率は一般プレイヤーよりもベータテスターの方が高かった。「ビーター」という蔑称が定着した後はベータテスト出身者であるというだけで差別されることは減ったようだが、それでも風当たりは良くはない。結晶アイテム魔法という要素がほとんど存在しないアインクラッドに存在する唯一のマジックアイテムであり、八面柱型の宝石のような形をしていることからこのような総称で呼ばれている。色によって使い方が異なり、主な例として、青は使用者を任意の町へ瞬間移動する「転移結晶」、ピンクはHPを回復する「回復結晶」、緑の「解毒結晶」などがある。特に危機の際に戦場から緊急離脱できる転移結晶と、HPを瞬時に回復[注釈 29]する回復結晶は攻略組のプレイヤーの間では重宝されているが、迷宮区には稀に結晶アイテムが一切使用できない「結晶無効空間」と呼ばれる区画が存在する。利便性に比例してかなり高価であるため、攻略組であってもよほどの緊急事態でない限り使用しない。また、攻略用以外にも、音声の録音、再生や写真撮影を可能とする「記録結晶」などの様々な種類がある。極めて希少なものとして、任意の地点を記録し、そこに向って瞬間転移のゲートを開き、多人数を転移させる「回廊結晶」が存在するが、宿屋などの安全圏でも使用できるため、しばしばPKに悪用されていた。SAO生還者(サバイバー)SAOから生還したプレイヤー達を指すネット用語。生還者達は2年間という長期間をVR世界で過ごしたためか仮想空間への適性が高く、常人なら音を上げる長時間のダイブにも耐えうることが可能[注釈 30]。一方で、HP0=死という極限の環境の中で余りにも長い時を過ごしてしまったため、何処か浮世離れした雰囲気を纏っている。SAOクリア直後、須郷伸之により生存者6147人中300人がALOに拉致され精神操作研究の被検体にされるが、須郷の逮捕後全員解放され現実に帰還する[注釈 31]。ゲーム開始当時高校生以下だったプレイヤー500余名は、政府の配慮により西東京市に設置された高等専修学校に通っている。積極的殺人歴のある本格的な「オレンジプレイヤー」はカウンセリングの要有りということで1年以上の治療と経過観察を義務付けられている。
アルヴヘイム・オンライン[編集]

ALfheim Online、通称はALO。SAO事件の1年後に「レクト」の子会社「レクト・プログレス」より発売されたVRMMORPG。

「レクト」が「アーガス」から継承したSAOサーバーが丸ごとコピー・流用されており、基幹プログラム群とグラフィック形式は完全に同一である。また、旧SAOプレイヤーのセーブデータがそのまま保存されており、一部共通するシステムデータはそのままALOで使用することが可能。

火妖精族(サラマンダー)、水妖精族(ウンディーネ)、風妖精族(シルフ)、土妖精族(ノーム)、闇妖精族(インプ)、影妖精族(スプリガン)、猫妖精族(ケットシー)、工匠妖精族(レプラコーン)、音楽妖精族(プーカ)の9つの妖精族が、空を自在に飛ぶことができる高位種族・光妖精族(アルフ)へと転生すべく、世界樹と呼ばれる巨大な樹木の頂点にあるとされる空中都市を目指すという内容で、種族間抗争が前面に打ち出されている。通貨単位は「ユルド」。

ゲームシステムはスキル制が採用され、レベルの概念は存在しない。ソードスキルが存在せず、直接戦闘はプレイヤーの運動能力に大きく依存する。また、他種族にはPK可能とかなりハードな仕様である。最大の特徴はフライト・エンジンを搭載していることで、時間制限はあるが自らの翅で自在に空を飛ぶことが可能。

SAOに迫る高スペックに加えて魔法や飛行システムの実装で爆発的人気を獲得していたが、2025年1月下旬に「レクト」研究員の須郷伸之が、ALOを隠れ蓑[注釈 32]に拉致したSAOプレイヤー300人を被検体に人体実験を行っていたことが発覚し運営中止となる。須郷は逮捕され、拉致された300人は開放され現実世界に帰還するも、「レクト・プログレス」は回復不可能な打撃を受け最終的に解散。「レクト」本社も、社長以下経営陣は引責辞任する等の大きな痛手を蒙った。

事件で存続が危ぶまれたが、全ゲームデータを無料同然で「レクト」から譲り受けたベンチャー企業「ユーミル」の手により「ザ・シード」規格のVRMMORPGとして復活[注釈 33]した。データにはSAOのものも含まれており、ソードスキルの実装などの仕様変更・アップデートが順次行われている。

運営再開後にはSAOのデータを利用した以下の仕様変更・アップデートが行われた。
滞空制限の撤廃による飛行時間の無制限化。
元SAOプレイヤーがプレイする場合、SAOのセーブデータ(容姿とステータス・使い魔)の引き継ぎ選択が可能。
魔法属性を付与した新ソードスキルと、その発展形で自分だけの技を作るシステム「オリジナル・ソードスキル(OSS)」の追加実装。ユニークスキルは全て廃止。
「浮遊城アインクラッド」を、フロアボスの大幅強化などのアレンジを施して実装。

ガンゲイル・オンライン[編集]

Gun Gale Online、通称はGGO。「ザ・シード」によって誕生したVRMMOFPSの1つ。

アメリカにサーバーを置く「ザスカー」が運営。日本で稼働しているVRMMORPGで唯一リアルマネートレーディングが可能であり、これによって生計を立てている「プロゲーマー」が存在しトッププレイヤーは月当たり20万 - 30万円稼ぐという。それ故プレイヤー間の摩擦は他のVRMMOに比べて激しく、トッププレイヤー達も他のVRMMOにおける廃人プレイヤー以上の時間と情熱を注ぎ込んでいる。通貨単位は「クレジット」。電子マネー還元レートは100クレジット=1円。

最終戦争後の荒れ果てた遠い未来の地球が舞台で、剣と魔法ではなく銃火器による銃撃戦がメイン。プレイヤーは筋力(STR)、敏捷力(AGI)、耐久力(VIT)、器用度(DEX)などの6つのステータスと数百種類のスキルを自由に選択・上昇させて、自分だけの能力構成(ビルド)を構成していく。ただし余りにも無計画な能力構成は戦闘力を削いでしまうため、定番の組み合わせも幾つか存在する[注釈 34]。

ゲーム内に登場する銃器は大きく分けて実弾銃と光学銃の2つがあり、双方にメリット・デメリットがある。実弾銃は現実の銃器をモデルとしているため、GGOプレイヤーにはいわゆるガンマニアが多い。また、ゲーム的な面白さを盛り込むため、銃撃者には自身が発射する弾丸の「着弾予測円(バレット・サークル)」が緑色の円として、被銃撃者には自身を狙う弾丸の「弾道予測線(バレット・ライン)」が赤い輝線として視認できる。

先に「銃火器による銃撃戦がメイン」と述べたが、本ゲームには銃剣や「光剣(フォトン・ソード)」といった叩く・斬る系統の武器も一応存在する。しかし、超近接戦闘でしか使えない剣で敵に近づいても長距離から銃で狙い撃ちされるのが明白なこと、ガンマニアがプレイヤーの大半を占めるGGOでわざわざ剣を選ぶ人はいない、需要が少ない割に高価、などの理由により実戦で使う者は少ない。
BoB(バレット・オブ・バレッツ)GGOにおける最強ガンナー決定戦。まずブロック毎に別れて1対1の対人トーナメント型の予選を行い、各ブロックの上位2名、合計30名が総当たりで挑むサバイバル型の本戦への出場権を得ることが出来る。本戦の出場者には順位に応じて景品が与えられる。景品の大半はゲーム内で使える装備品やアイテムであるが、現実のモデルガンもある。後者を入手するためにはエントリー時に送付先の入力が不可欠となり、「死銃」は入力の瞬間を盗み見ることで標的の素性を把握していた。第3回優勝者のキリト(シノンと同率)が試合で魅せた「光剣」による白兵戦が注目され、その後一時期「光剣」使いが増えた。しかしながら、シノンも含めて極めたプレイヤーは現れなかった様子。
「ザ・シード」[編集]

コンパクトなサイズのVRMMORPG作成・制御用のフリーソフト。茅場晶彦がキリトに託した「世界の種子」。

VRMMOを動かすのに必須となる幾つかのシステムをはじめ、開発用のツールも同梱しており、3Dオブジェクトとゲーム用のサーバーさえ用意すれば、基本的には誰でもVRMMOの運営が可能となる。また、カーディナルシステムは余分な機能をオミットしバージョンアップされている。

このソフトの拡散によって仮想世界は爆発的な拡張を続け、様々なVRワールドを生み出し続けている。またGGOでのBoBといった大会の中継を、別のVRゲームでも視聴出来る等のネットワークが結ばれている。

カスタマイズは可能ではあるがコアがブラックボックスとなっており、ペインアブソーバなどの機能は完全に無効化する事が出来ない等明らかでない部分もある。
コンバートシステムあるVRMMOで育てたキャラクターを別のVRMMOへと移すことが出来る機能。「ザ・シード」によって開発されたタイトルならば例外なくコンバートが可能で、運営開始から3ヶ月が経過した時点でこの機能は自動的に有効になり、無効にすることはできない。コンバートに際しては所持金やアイテムの持ち出しなどは出来ず、ステータスなどは元々のキャラクターの傾向に応じて自動的に調整される。あるゲームで中の上程度の強さを持ったキャラクターをコンバートすれば、移転先でも中の上程度のステータスを持ったキャラクターが誕生する。一度コンバートを使用すると各ゲーム毎に当該アカウント固有の容姿が与えられる。一度他のゲームにコンバートした後再度コンバートし直しても容姿の変更は不可能である。
プロジェクト・アリシゼーション[編集]

高度なボトムアップ型のAIを作りだし、それを軍事転用することを最終目的とした、自衛隊主導の極秘計画。表向きはベンチャー企業「ラース」として偽装されている。
フラクトライト(Fluct Light)揺れ動く光、フラクチュエーティング・ライト(Fluctuating Light)の略称。量子脳理論に基づいて提唱され、「ラース」が観測に成功した、人間の脳神経細胞内のマイクロチューブル内に存在する光量子であり、人間の魂とされる。 精神原型 / ソウルアーキタイプ(Soul Archetype)生後間もない赤ん坊12人からコピーした「フラクトライト」の誤差0.02パーセントを削除したもので、自我や自意識が発生する前の人間の意識体のこと。ソウル・トランスレーター(Soul TransLator)略称はSTL。「ラース」によって開発された実験機。主任は比嘉タケルだが中心部には茅場晶彦による量子演算回路が使われている。六本木支部に2台、「オーシャン・タートル」の第一STL室に2台、第二STL室に2台の計4台存在する。文庫版での初出は『アクセル・ワールド』第10巻収録の「バーサス」。第3世代機までのそれとは異なり脳接続インターフェースではなく、「フラクトライト」に直接量子的なアクセスが可能なインターフェース。機構自体は「メディキュボイド」の純発展系であるため、医療目的にも応用できる。 ニーモニック・ビジュアル・データ(Mnemonic Visual Data)記憶的視覚情報。人間の「フラクトライト」に直接仮想世界を出力することで、意識レベルでの再生を可能とする技術であり、ゆえにSTLでの仮想世界は現実とまったく区別がつかない。フラクトライト・アクセラレーション(Fluct Light Acceleration)略称はFLA。意識中の思考クロック決定パルスに干渉し、加速させる機能。脳に悪影響を与えることがないため理論上では加速上限は存在しない。ライトキューブ(Light Cube)光量子ゲート結晶体の通称。「フラクトライト」を保存するためのメディアで、一辺5cmのプラセオジウム結晶からなる構造体。保存されたフラクトライトに何らかの構造的欠陥を発生させてしまうらしく、これにコピーされたフラクトライトは、自身がコピーであることを自覚すると自己崩壊を起こしてしまう。さらに「アンダーワールド」内で育った人工フラクトライトは遵法精神が極めて強く、法規やシステムから逸脱した行動を取ることが出来ない。オーシャン・タートル(Ocean Turtle)「ラース」の本拠地が存在する自走式メガフロート。表向きは大型海洋研究母船。全長400m、全高100mの巨大なピラミッド型をしており、動力は加圧水型原子炉を使用している。アリス(A.L.I.C.E.)Artificial Labile Intelligent Cyberneted Existence。「人工高適応型知的自立存在」の略であり、「ラース」が目指す高度なボトムアップ型AIのコードネームにして、「ラース」を含むすべての計画の礎となった概念につけられた名前。法規を逸脱できない人工フラクトライト達をA.L.I.C.E.へと昇華させることこそが、アリシゼーション計画の最終目的である。アンダーワールド(Under World)「ラース」によって作られた人工フラクトライト達による仮想世界。制作には「ザ・シード」が使用されている。常時FLAが掛けられており、現実の人間がダイブしている場合は現実世界の1000倍、それ以外の場合は5000倍の速度で時間が流れている。FLA倍率を1倍にまで落とせばアミュスフィアでのダイブも可能。痛覚制限が存在せず、負傷時には現実世界同様の痛みを伴う。基盤となっているシステムは「ザ・シード」であるため、他のVRMMORPGと類似した特徴がいくつか見受けられる。アンダーワールド内には、あらゆるオブジェクトに「天命」という、いわばHPに相当する概念が存在し、「ステイシアの窓」と呼ばれるステータスウインドウから確認することができる。また人間の場合、オブジェクト・コントロール権限とシステム・コントロール権限という、レベルに類似した非公開パラメータが存在し、これらの数値は何らかの動的オブジェクトを殺傷することで上昇する。様々な剣術の流派が存在し、それぞれの流派の秘奥義とされる技はSAOにおけるソードスキルであるが、なぜこれらの技が存在するかは不明。 人界アンダーワールドの中心に存在する人間達の世界。直径1500kmの円形を成しており、人口は約8万人ほどが存在する。誕生から450年以上が経過しており、独自の文化や宗教まで生み出すほどに世界は発展。その様はもはや1つの文明のシミュレートと言っても過言ではなくなっている。ダークテリトリーゴブリンやオークといった亜人種達が住まう世界。人界の外側を取り囲むように存在しており、両世界は「果ての山脈」と呼ばれる境界で隔たれている。人界人からは「闇の国」と認識されており、二つの世界は対立関係にあるものの、整合騎士の存在により両世界の住民の邂逅は滅多に起きずにいる。ある程度の秩序は存在するものの、基本的には過酷な弱肉強食の世界であるらしく、それ故に人界とは比較にならないほどの強大な戦力を擁する。また、住人達は異形の姿をした者が多いが、彼らのフラクトライトも元は人間の物であり、本質的には人界人と全く同じ存在である。ただしこちらのフラクトライトは、自身の欲望のままに行動するように修正が加えられている。神聖術「システム・コール」に続けて術式を詠唱することで発動する、魔法に類似した超常現象。発動には空間リソースと呼ばれる概念を消費し、熱や光といった様々な属性を有する。その原理はパソコンのシステムリソースに類似しており、空間リソースが不足した状況下では神聖術の発動自体が不可能になる。公理教会アンダーワールドの宗教であり、絶対統治機関。アンダーワールド誕生から100年が経った頃に作られた。実際はクィネラが自分の支配欲を満足させるために作った組織。禁忌目録公理教会が作り出したアンダーワールドの絶対の法。第一項に教会への忠誠を書き、第二項に殺人の禁止を記してあり、親は子供に言葉を教える過程でこれを教えるように義務付けられている。実際には、クィネラが自身の治世を脅かす存在の発生を防ぐために生み出された法律である。殺人が禁じられたことで人界の住民達の権限レベルの上昇は抑制されており、その結果、ダークテリトリーとの深刻な戦力格差を招いている。セントラル・カセドラルアンダーワールドの中心に存在する公理教会の白亜の塔。全百階建てで、天頂は霞んで見えないほど高い。整合騎士(インテグレーター)公理教会に所属する武官であり、人界最高の秩序執行者。闇の軍勢から人界を守る守護者とされ、全修剣士の憧れの存在である。普段は果ての山脈の防衛をしており、一般民の前に姿を見せるのは重罪人を連行する場合のみ。整合騎士達はいずれも神器級の武器で武装し、更に「武装完全支配術」と呼ばれる超高等神聖術を習得している。その正体は、アドミニストレータが対カーディナル用に作り出した絶対忠実の手駒。整合騎士達は、「シンセサイズの秘儀」と呼ばれる処理によって自身にとって一番大切な記憶を奪われており、代わりに「自分は天界から召喚された神の騎士である」という偽りの記憶を埋め込まれている。彼らの元となった存在は、四帝国統一大会に優勝した貴族の子弟と、公理教会に反旗を翻して連行された罪人たちである。全員が「シンセシス」というミドルネームと、数字をラストネームとして与えられているが、これは整合騎士になった順番を示している。このため、元老長チュデルキンはベルクーリを「1号」、アリスを「30号」と呼んでいた。武装完全支配術アンダーワールド創世時に存在した「時計の針」から生み出された整合騎士ベルクーリの「時穿剣」、アンダーワールド最古の破壊不能オブジェクトである「金木犀の樹」から生み出されたアリスの「金木犀の剣」といったように、アンダーワールド内の武具の中には、「何らかの高リソースオブジェクトを由来に持つ武器」が存在する。神器、あるいは神器級と称されるそれらは、発生から長い月日を経たことで、記憶という名の莫大なリソースをその身に宿しており、これらを解放することで、その武器の元になった存在(前世)の力を解放・再現する超高等神聖術が、「武装完全支配術」である。その威力は、ソードスキルや通常の神聖術を遙かに上回る。最終負荷実験人界とダークテリトリーを隔ている結界を撤廃し、両世界による最終戦争を引き起こすことでAI達のブレイクスルーを促す、アリシゼーション計画の最終段階現在の人界は、クィネラの治世によって200年以上軍備が停滞しており、ダークテリトリーとの深刻な戦力格差を招いている。その上、最終負荷実験への移行は既に秒読みの段階にあり、人界の軍備を整える時間はもはや残されていない。そのため、仮に計画が最終段階へ移行した場合、人界側には筆舌に尽くしがたい大虐殺が待っているとカーディナルは推測している。

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魔弾の王と戦姫 ジャンル ファンタジー  小説 著者 川口士 イラスト よし☆ヲ(第1巻 - 第8巻→キャラクター原案) 
片桐雛太(第9巻 - ) 出版社 KADOKAWA メディアファクトリー  レーベル MF文庫J
刊行期間 2011年4月25日 -  巻数 既刊9巻  漫画 原作・原案など 川口士(原作)
よし☆ヲ→片桐雛太(キャラクター原案) 作画 柳井伸彦  出版社 KADOKAWA メディアファクトリー
掲載誌 月刊コミックフラッパー  発表期間 2011年11月号 -  巻数 既刊5巻
アニメ 原作 川口士 監督 佐藤竜雄  シリーズ構成 佐藤竜雄  脚本 佐藤竜雄
キャラクターデザイン 椛島洋介  音楽 横山克、信澤宣明  アニメーション制作 サテライト
製作 魔弾の王と戦姫製作委員会  放送局  放送局参照  放送期間 2014年10月 -
話数 全13話予定  ライトノベル、漫画、アニメ  ポータル 文学、漫画、アニメ
プロジェクト ライトノベルPJ ライトノベル  ポータル 文学
『魔弾の王と戦姫』(まだんのおうとヴァナディース)は川口士によるライトノベル。イラストは8巻まではよし☆ヲが、9巻以降はキャラクター原案よし☆ヲ、イラストは片桐雛太が担当。KADOKAWA メディアファクトリー・MF文庫J刊。既刊9巻。柳井伸彦による漫画版が『月刊コミックフラッパー』2011年11月号より連載されている[1]。こちらは既刊5巻。
目次 1 ストーリー 2 登場人物 2.1 主要人物 2.1.1 主人公2.1.2 七戦姫2.2 ブリューヌ王国 2.2.1 アルサス関連
2.2.2 ブリューヌ本国関連2.3 ジスタート王国 2.3.1 七戦姫公国関連2.3.2 ジスタート本国関連2.4 ムオジネル王国
2.5 アスヴァール王国2.6 魔物2.7 その他 3 用語 4 既刊一覧 4.1 ライトノベル 4.2 漫画 5 テレビアニメ 5.1 スタッフ
5.2 主題歌 5.3 各話リスト 5.4 放送局 5.5 BD / DVD 5.6 webラジオ 6 出典 7 外部リンク
ストーリー
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このあらすじは作品内容に比して不十分です。この文書を参考に、物語の流れが理解できるよう加筆してください。(2014年6月) (使い方)

ブリューヌ王国とジスタート王国が両国の国境にあるディナント平原で激突したディナントの戦いは当初のブリューヌ王国の圧倒的な勝利という予想を大きく覆し、ジスタート王国にいる七戦姫の一人『銀閃の風姫(シルヴフラウ)』こと『エレオノーラ=ヴィルターリア(エレン)率いるジスタートの勝利で終戦。ブリューヌ王国の伯爵位の貴族の少年ティグルヴルムド=ヴォルン(ティグル)は、味方の逃亡を手助けする為にエレンを討ち取ろうとするものの失敗、彼女の捕虜となる。

出会うはずのなかった二人の出会いがブリューヌとジスタ−トのみならず、周辺の国々を巻き込み後の世に語り継がれる程の英雄譚の始まりになるとはまだ誰も知る由もなかった。

登場人物

主要人物

主人公
ティグルヴルムド=ヴォルン声 - 石川界人本作の主人公。ブリューヌ王国北部の辺境アルサスを治める伯爵。16歳。赤色の髪を持つ。愛称はティグル。オルメア会戦を経て『流星落者(シーヴラーシュ)(流星さえも射落とす者という意味)』の異名を贈られ、更にブリューヌ内乱を経て『月光の騎士(リュミエール)』の称号を賜る。アルサスで幼少時より狩りに明け暮れていたため、高い視力と超人級の弓矢の腕を持つ。その反面、弓以外の武芸はまったくできない。他にも、一流の戦術眼と優れた内政手腕も持つが、弓を蔑視する祖国での評価は低かった。基本的に楽天的な性格。趣味は昼寝と狩猟で、一度寝たらすぐ起きない。公私を履き違えて狩猟を優先してしまうことが時折ある。自身の領地にして故郷であるアルサスとその領民への想いは強く、領民からも慕われている。なお、周囲も呆れるほど野心を持っておらず、栄達なども望んでいない。ヴォルン家の宝弓の力を不完全ながら覚醒させたため、戦姫に匹敵する力を持つ。この黒弓は竜具と呼応してより大きな力を発揮するなど謎が多く、使用者であるティグルでさえも詳細を知らない。ディナントの戦いで敗走中にエレンたちと遭遇し、弓矢の腕を認められエレンの捕虜となる。その後、アルサスを焼き払いに来たテナルディエ軍をエレンの助力を得て返り討ちにし、そのままブリューヌ内乱から領地を守るべく奮闘することとなる。ナヴァール騎士団やムオジネルの軍を退け、さらにはテナルディエ侯爵を倒したことでブリューヌの内乱を治める。また、内乱の過程で王女であるレギンの命を救ったことで救国の英雄として大陸中に名を知らしめる。内乱終結後は3年間の客将待遇でライトメリッツに戻り、帰国した際に必要な勉強などに励み、趣味の狩りをしつつ日々を過ごしていたが、半年経ったある日ジスタ−ト国王のヴィクトールから密使としてアスヴァール王国に赴くよう要請を受ける。その道中でサーシャと出会い船を手配後、放浪していたオルガと共に巻き込まれる形でアスヴァール内乱に参戦する。その過程でソフィーを救出し、共に王女ギネヴィアを擁立し友好関係の締結を約束させることに成功するも、帰国中に襲撃を受け海中に転落し行方不明となる。海へ転落後はジスタ−トの西部の海岸へ流れ着くも、黒弓と記憶を失う。それからは“ウルス”と名乗るようになり、紆余曲折を経てリーザの従者となる。記憶喪失状態でも弓矢の技量や戦略眼は健在で、リーザに気に入られたこともあって彼女の下で異例の出世を果たしていく。
七戦姫[編集]
エレオノーラ=ヴィルターリア声 - 戸松遥本作のヒロイン。ジスタート七戦姫の1人。ライトメリッツ公国公主。16歳。銀の髪と赤い瞳を持つ。愛称はエレン。操風の長剣「アリファール」を持ち『銀閃の風姫(シルヴフラウ)』『剣の舞姫(メルティス)』などの異名を持つ。自身も優れた剣術と大胆で的確な戦術指揮能力も持つ。反面、単騎で突撃する傾向も少なからず見られる。為政者としても優秀。よく冗談とも本気とも付かない言動で周囲を翻弄することがある。ソフィーとサーシャに絶大な信頼を寄せ、何かあれば必ず協力を約束する一方でジスタート国王に対してはその小心ぶりを鼻で笑い、ミラと顔をあわせると必ず喧嘩に発展し、過去の確執からリーザを一方的に悪とみなすなど、人の好き嫌いが激しい。その傾向から身内や仲間をに対して甘く、危機に晒されると冷静さを失う。ディナントの戦いに圧勝後、ティグルの弓術を気に入り、捕虜とする。ライトメリッツに被害がおよぶのを防ぐという口実で内乱に武力介入するが、彼と過ごしていくうちに彼に惹かれていく。内乱終結後はティグルと共に過ごし、王命によりティグルのアスヴァール派遣を支援するも、彼が行方不明になると知るとショックを隠せなかった。更にトルバラン襲撃の際、援軍に駆け付けるも何も出来ずに親友のサーシャを失う。その後、王命によりイルダーとユージェンの仲裁に向かう途中でリーザと行動するティグルと再会。彼を取り戻すべくリーザに剣を向けるも、ティグル本人だと断定する確たる証拠がなかったため、その場は引き下がった。リュドミラ=ルリエ声 - 伊瀬茉莉也ジスタート七戦姫の1人。オルミュッツ公国公主。16歳。青い髪をショートヘアにまとめている。愛称はミラ。操氷の槍「ラヴィアス」を持ち『凍漣の雪姫(ミーチェリア)』という異名を持つ。真面目かつ聡明で誇り高い。文武両道の実力者だが、故に高慢であり劣る者を見下す傾向もある。ルリエ家は本来世襲でない戦姫の地位を代々受け継ぐ希少な存在であり、彼女も相応の教育を受けて戦姫となった。そのため「ぽっと出」のエレンを「品がない」と嫌う。エレンのほうも彼女の高慢な態度を嫌っており、会えば派手にいがみ合う関係。小柄でエレンよりも胸が小さいため、そのことをエレンからは頻繁にあげつらわれている。ジャムを入れた紅茶(チャイ)が好物で、それを自分で淹れるのが趣味。テナルディエ家と付き合いがあるため、ティグル討伐の援助を頼まれる。しかし内心で彼を嫌っており、それらを矜持で押さえ込んでいた。雪山で偽名を用いたティグルと遭遇した際にはこれらの不満をぶちまけており、そのことと一騎打ちの最中に暗殺者から自分を救ってくれたことから彼を気に入り、ブリューヌ内乱において中立を宣言。その後、ムオジネル侵攻の際『銀の流星軍』の救援に駆けつけ、黒弓の力を知ることを条件に協力関係になる。オルメア会戦を共に戦い抜いたティグルに対しはっきりと好意を抱くようになり、以後は彼とはお互いを愛称で呼び合うようになる。そのまま内乱に参戦、終戦後は彼を引き抜こうと度々誘う。ソフィーヤ=オベルタス声 - 茅野愛衣ジスタート七戦姫の1人。ポリーシャ公国公主。年齢は20歳。緑柱石色の瞳、緩やかなウェーブを描く淡い金髪の美女。長身で起伏に富んだ抜群のスタイルの持ち主でもある。愛称はソフィー。操光の錫杖「ザート」を持ち『光華の耀姫(ブレスヴェート)』の異名を持つ。いかにも深窓の姫君といった評価が合うおっとりとして穏やかな性格の持ち主だが、怒ると怖い。外見からは想像し難いが、情報収集に非常に長け、戦姫の例に漏れず高い戦闘能力を持つ。また、彼女の竜具は形状から武器としては警戒されにくいため、外交特使として他国に赴いての交渉に当たることも多い。竜を愛でるのが好きで、エレンの飼っているルーニエが特にお気に入り。エレンのことは公私共に大切に思っている。好奇心が強く、あらゆるものに興味を示す一面がある。とりわけ強い興味を持った対象についてはその意をはっきり口に出すという特徴があり、ティグルはその対象になっている。ブリューヌの内乱終結後はアスヴァールのエリオット王子の下に使者として赴くが、罠に嵌められるもティグルに救出され、以来感謝とも恋情とも取れる感情を抱くようになる。戦姫の中で彼女のみ本編で出自が紹介されていないが、MF文庫Jのサイトで公開された作者インタビューにおいて、オルミュッツとポリーシャの間にあるルブリンという町の出身であることが明かされている。彼女の父は領主に仕える騎士で、事後処理や交渉事を得意としていた。両親は父母共に忙しかったため祖父に面倒を見てもらっており、その時に文字の読み書きや棒を使っての護身術などを教えられている。アレクサンドラ=アルシャーヴィン声 - 小松未可子ジスタート七戦姫の1人。レグニーツァ公国公主。エレンが戦姫に選ばれた際に必要なことを教えてくれた人物。愛称はサーシャ。操炎の双剣「バルグレン」を持ち『煌炎の朧姫(ファルプラム)』『刃の舞姫(コルティーサ) 』の異名を持つ。遺伝性の血液の病気に冒されているが、それでもエレンが剣の勝負で勝てたのは一度だけで、病に冒される以前は三人の戦姫を相手に勝利するなど戦姫の中でも異例の強さを持っていた。病が重症化してからは竜具を振るうこともままならなくなり、寝たきりの生活が続いていた。アズヴァールへ向かう途中のティグルと屋敷で出会い、互いに気に入り再会を約束した。トルバラン襲撃を受けてリーザに援軍を要請した後、決死の覚悟で出陣、紙一重の差で勝利する。その後、エレンに看取られながら息を引き取った。22歳没。エリザヴェータ=フォミナ声 - 小林ゆうジスタート七戦姫の1人。17歳。ルヴーシュ公国公主。金色の右目と碧色の左目を持つ『異彩虹瞳(ラズイーリス)』と呼ばれるオッドアイの少女。愛称はリーザ。操雷の鞭ヴァリツァイフを持ち『雷渦の閃姫(イースグリーフ)』『鞭の舞姫(クヌートス)』の異名を持ち、上記の『異彩虹瞳』も今では彼女を指す異名である。ライトメリッツ貴族出身だが、この地域では凶兆とされる『異彩虹瞳』を理由に放逐される形で田舎の寒村で虐められながら育つ。その時、当時傭兵団の下働きだったエレンと出会っており、互いに戦姫になった際に再会したがエレンは覚えていない。戦姫に選ばれた際、『異彩虹瞳』を吉兆と崇めるルヴーシュの主になったことから自信を取り戻すが、心の底では『異彩虹瞳』へのコンプレックスが根強く残っており、度々周囲の者に「私の瞳をどう思う」という問い掛けをする。ルヴーシュへの思いは強いのだが、配下が全員先代戦姫が選抜した人材であり、よく手腕を比較され苦悩している。1年前に起きた疫病と貴族の着服問題でエレンとは確執があり、彼女からの評価は低い。また、その時にエレンに決闘を挑んでいるが、完膚無きまでに叩きのめされ敗北している。後にバーバ=ヤガーの神殿で祈りを捧げ、力が欲しいと望んだことでヤガーと契約し人間とは思えぬほどの強力を授かる。しかし、現在はその力に執着しておらず、力をヤガーに返してやりたいとさえ言っている。トルバランとの戦いで援軍として駆け付け、サーシャと共に海賊とトルバランを討伐する。終戦後に“ウルス”(記憶喪失のティグル)と出会い、自分の眼に対して忌憚のない感想を述べた“ウルス”を気に入り部下として迎える。彼と過ごすうちに偶然が重なった出会い、素性不明を理由に孤立する彼を見てかつての自分を連想する同情と親近感、初めて自分の意思で抜擢した部下という拘りなど様々な要因や感情が重なった結果、“ウルス”に対し強い執着心を持つようになる。後にエレンの言動から“ウルス”の素性を察するが、“ウルス”とティグルは別人であると自らに言い聞かせ、新参の従者としては破格の待遇を与えるなどして必死に彼を自分の下につなぎとめようとする。ヴァレンティナ=グリンカ=エステス声 - 原田ひとみジスタート七戦姫の1人。オステローデ公国公主。年齢は22歳。ジスタート王家の傍系の貴族出身で、青みがかった長い黒髪の儚い雰囲気を持った女性。大鎌エザンディスを持ち『虚影の幻姫(ツェルヴィーデ)』の異名を持つ。17歳の時に戦姫に選ばれ、当時オステローデは7つの公国の中で最も弱い国だったが、力も領地もない小貴族だった彼女にとってはかけがえのないものとなり、5年間で他の公国と比べても遜色ないほどに発展させている。エザンディスは瞬間移動能力を持ち、遠くへ行くほど体力を使うとされるが事実不明。ソフィ−同様に情報収集能力が高く、外見からは想像もつかないほど武術に長け、ティグルの部屋に侵入した際は気配に敏感な彼が気づかない程に完全に気配を絶つ。いくつかの方面で都合が良い為に病弱と偽っており、滅多に人前に姿を見せずソフィーから警戒されており、実際はアスヴァールのかつての女王ゼフィーリアのような女王となることを目標としている野心家。ブリューヌ内乱終結後にガヌロン、グレアストと合流。ティグルをアスヴァールへの密使にして使うよう進言した張本人で、彼に興味を持っており利用出来るか排除するか見極める為、接触を試みている。アスヴァール内乱終結後は、王位継承権を持つユージェンとイルダーを潰し合わせる為に謀略を練る。オルガ=タムジスタート七戦姫の1人。年齢は14歳。ブレスト公国公主。薄紅色の髪と艶のない黒真珠のような瞳が特徴的な少女。大斧ムマを持ち『羅轟の月姫(バルディッシュ)』の異名を持つ。単騎での戦いを得意としている。元々はジスタートの東部に位置するブレストの東端の草原に住む騎馬民族族長の孫娘。12歳の時にムマによって戦姫に選ばれブレストの地を統治することになったが、故郷とブレストの大きさの違いを思い知らされ自信喪失。置き手紙を残し、ムマと共に2年近く放浪の旅をしていた所を、偶然ティグルに同道することとなる。ティグルと出会った当初を除いては普段は大人の振る舞いと言葉使いをしているが、子供扱いされると不機嫌になったり、猪突猛進で独断行動で危険な目に遭ったことをティグルに咎められると拗ねてそっぽを向くなど、年相応の子供らしい一面を持っている。アスヴァールでティグルと共に行動していくうちに、彼に惹かれるようになる。 
ブリューヌ王国[編集]

アルサス関連[編集]
ティッタ声 - 上坂すみれティグル付きの侍女。15歳。ツインテールにまとめた栗色の髪が特徴。ティグルの幼馴染であり妹のような存在。元々は巫女の娘として生まれ、彼女自身も巫女となるための修行をしていたが、領主の屋敷で働いていた伯母の所に行くことを好んだのがきっかけでティグルと親しくなる。11歳の時に侍女となる意志を母に伝え反対にあうも、ティグルの口添えにより希望を叶えた。現在、ティグルの屋敷に常に勤めている侍女は彼女のみで、彼の身辺の世話を一手に担う。ティグルに想いを寄せているが、身分の違いを意識してか侍女として尽くすに留まっているが、次々と現れる女性の前に嫉妬を隠せない。テナルディエ軍の襲来に際しても領主の館を離れようとしない芯の強さを持ち、その後にティグルが戦に身を投じていこうという状況でも、彼のそばを離れぬ決意を固め、付き従う。内乱終結後は、ティグルに同行する形でライトメリッツの公宮に勤務。バートラン声 - 菅生隆之ティグルの側近。アルサスの領主がティグルの父ウルスである時からヴォルン家に仕え、従軍経験は豊富。ティグルを息子に対するような愛情を持って接している。ティグルにはティッタが相応しいと考えており、彼に近付くエレンのことをあまり良く思ってはいない。テナルディエ軍のアルサス侵攻をティグルに知らせるべくエレンの公宮に忍び込み、ティグルやエレン率いるジスタート軍とともにアルサスへ急行、防衛を果たした。その後、ティグルが戦いに身を投じてからも、ティッタ同様ティグルに付いていき、彼のサポートを行なっていた。聖窟宮にてスティードの攻撃からティグルを庇い、ティグルとウルスを想いながら息を引き取った。ウルス=ヴォルン声 - 小杉十郎太故人。ティグルの父。領主として堅実な経営を行っており、彼が教えたことはティグルの生き方の指針となっている。ティグルが偽名を名乗る際、この名前を用いている。
ブリューヌ本国関連[編集]
マスハス=ローダント声 - 飯島肇ブリューヌ北部のオード地方を統治する貴族。階級は伯爵。灰色の髭を生やしたずんぐりとした体躯の初老の男性。55歳。ティグルの父ウルスの親友にしてティグルの恩人であり、後見人と言える存在。年齢を重ねている貴族だけあって、貫禄のある振る舞いと豊富な知識で若いティグルを支える。また他の貴族や王宮の人間等に顔が利き、宰相のボードワンとも親交がある。その人脈を頼りに、ティグルがエレンの捕虜となった際の身代金の用立てやテナルディエ軍の侵攻の折に、ティグルがジスタート軍を引き込む形になったことへの弁明書を王へ届ける役割等で奔走した。意外な一面として、占いに凝っていたという過去を持つ。ブリューヌ内乱終結後は、ボードワンと共にレギンを補佐する。ユーグ=オージェアルサスの南方に位置するテリトアール地方を治める貴族。爵位は子爵。青銅色の瞳を持つ小柄で痩せ気味の老人。普段は好々爺然とした笑みを浮かべる穏やかな人物だが、施政者としての厳しさも併せ持つ。当初は内乱に対し中立を標榜していたが、マスハスの手引きによってティグルと接触し盗賊退治の恩から彼の味方し、自身の兵や近隣の貴族たちによる軍一千を率いてアルサスでティグル達と合流。ジェラール=オージェオージェの息子。癖のある褐色の髪と父同様の青銅色の瞳を持つ二十代半ばの青年。親子で銀の流星軍に参加。皮肉屋かつ、楽観的なものの見方をしないリアリスト的な性格で、父であるオージェが認める存在であるティグルに対してものっけからは信用せず、彼に厳しい意見をぶつけ人となりを計っていた。一方で戦い疲れから寄り添って眠ってしまったティグルとミラを見つけた際には見なかったことにしてその場を去り、他の者にも立ち入らせないようにする等、気の利く一面も見せる。武芸に秀でるタイプではなく戦場で直接的な活躍はしないが、速さと正確さを兼ね備えた計算能力の持ち主で、補給や分配等の事務処理で大きな力を発揮する。ティグルに心酔し戦場で武芸を以って活躍するルーリックとは対照的な存在で、全く反りが合わず彼と会うと互いに罵詈雑言を飛ばしあうなど仲が悪い。内乱終結後は、事務処理能力を買われ書記官として勤務。ファーロンブリューヌ王国国王。大貴族の力の増大を招くも内政・外交に優れた手腕を発揮し国内の平和を保ってきたが跡継ぎのレグナスをディナントの戦いで失って以降精神を病んでしまい、積み木遊びをするなどの幼児退行に陥った。実はガヌロンによって精神と肉体を弱らせる毒薬を盛られ、ティグルが王都凱旋した際には精神は辛うじて戻るが、肉体は40代とは思えないほどやせ細り、数日後に死去。レグナス / レギンファーロンのたった一人の子で、国王から溺愛され次期国王と目されていた。中性的で優しげな顔だちから、華奢な印象を与える。ディナントの戦いで突如刺客に襲われ護衛とともに脱出するも、戦死と扱われた上に妨害にあって王都に入れず、アニエスの村に逃げ延びるもそこでムオジネルの侵攻にあい、ティグルに救われる。実は女性で、本名はレギン。ブリューヌでは女子しか産めない王妃は蔑視される風潮があり王位継承権もないに等しく、2人を守るためにファーロンに男として育てられた。ガヌロン曰く「無能ではないが特に秀でた所もない」と評されるが、ティグルが信頼に値する人物であるか確かめるためにワザと自分の体を拭かせるなど、大胆な一面もある。内乱終結後は、父王ファーロンによって王女として即位。ティグルとは幼少期に一度出会い、その時に始めて温かい食事をしたことから彼を特別に想うようになり、内乱での恩が恋心へ変わる。その想いの強さはティグルが3年エレンの元へ行くと合意した際も不満を隠さず、ティグル生死不明の報を聞いた際は大きくショックを受けるも、彼の生存を信じ想い続ける。ピエール=ボードワンブリューヌ王国宰相。病に倒れた国王に代わり国を支えるべく激務をこなす。ティグルに対しては当初野心を警戒していたが、本人と対面した際に野望が全くない事を聞かされた時は唖然としていた。ブリューヌ内乱終結後は、マスハスと共にレギンを支える。フェリックス=アーロン=テナルディエ声 - 松本大ネメタクムを治めるブリューヌの大貴族。爵位は公爵。42歳。エレンと互角の剣の腕前を持つ。国王の姪を妻としている。自身より大きく能力が劣る者は息子のザイアンを除き全員弱者と切り捨て嬲る外道だが、ボードワンやロランなど才能や能力のある人間は素直に評価する。力の誇示とジスタートへの牽制の為、ザイアンにアルサスを焼き払うよう命じるが、敗死した事を知り激怒。復讐の為に次々と計略を練るも、全て当てを外す。当初はティグルを惰弱と侮るも、後にティグルを自らが全力を注いで倒すべき相手と評価を改め、その実力を認める。銀の流星軍との戦いにおいて確実に勝てる策がありながら、子と側近を殺された復讐心に狂い自らティグルを討つことを望み、その策を捨てた。最期はティグルとの一騎打ちに敗れ戦死。ザイアン=テナルディエ声 - 木村良平テナルディエの一人息子。武芸に優れるが性格が伴っておらず、格下の者には尊大かつ無礼だが、咄嗟の事態には役に立たない。父同様ティグルを見下していた。アルサスに侵攻するも、ティグルとの戦いに敗死。スティード声 - 浜田賢二テナルディエの筆頭家臣である青白い顔をした騎士。33歳。テナルディエが有能と認めた数少ない人物だが謙虚な所があり、テナルディエにとってはそこがいささか物足りないと感じている。忠誠心が高く、聖窟宮では崩落の中でもティグルを確実に葬るべく斬りかかるが、バートランが身を挺して庇った為に失敗、崩落に巻き込まれ圧死。マクシミリアン=ベンヌッサ=ガヌロン声 - 飛田展男ルテティアを治めるブリューヌの大貴族。階級は公爵。姉が国王の甥と結婚しており、こちらも王家の姻族。可愛げの欠片もないと称される程の醜悪な小人。作中でも際立って残忍な性格で、その残忍さは味方にもおよぶ。容赦しない苛烈さも含んでいるが、上述の性格やその行動の殆どは本来の目的を覆い隠すための目隠しにするなど、周囲にはあえてそう思い込ませている。ドレカヴァクと通じているらしく、自らが人外のような言動やティグルの持つ黒弓の存在も知っている素振りも見せている。その気になれば、すぐに竜の頭を握りつぶせるとのこと。ただしヴォジャノーイとは違い、黒弓や竜技などで倒されたら復活出来ない。ブリューヌの内乱の最中、国内に見切りをつけ自身の治めるルテティアを焼き払い、グレアストと共にヴァレンティナの手引きでジスタ−トに逃亡。カロン=アンクティル=グレアスト傘下の貴族。階級は侯爵。残酷な思考の持ち主だがガヌロンにはおよばないと自覚している。銀の流星軍との会談にてエレンと会って以来、彼女に異様な執着を見せる。ロラン声 - 東地宏樹『黒騎士』という異名を持つブリューヌ最強の騎士。ナヴァール騎士団団長。27歳。13歳で試練を受け騎士となり、以後一度も負けたことが無く国王より宝剣デュランダルを下賜され、17歳で騎士団長となった。最初の戦いではエレン達を退け、二度目の戦いでも七戦姫2人を相手に優位に戦いを進めるが、ティグルの信念と黒弓の前に心身共に戦意喪失し降伏。その後、誤りを正すべく王都に向かうも、ガヌロンに謀殺される。オリビエナヴァール騎士団副団長。ロランの副官として騎士団の指揮にあたる。オーギュストカルヴァドス騎士団団長。アルサス出身で、騎士になる以前はティグルの父であるウルスに仕えていたため、ティグルとも親しい。騎士という立場上、反逆者となったティグルに協力することが出来ず歯がゆい思いをしていたが、ムオジネル軍の侵略の際にロランとオリビエから手紙で救援を頼まれ、ペルシュ騎士団やシャイエ騎士団と共にティグルの危機を救った。その後、そのままティグルと共にテナルディエと戦う。
ジスタート王国[編集]

七戦姫公国関連[編集]
リムアリーシャ声 - 井口裕香エレンの筆頭家臣。19歳。長い金髪をサイドテールにまとめている長身巨乳の女性。愛称はリム。厳格かつ生真面目な性格で、人を愛称で呼ばない。その一方で、可愛い熊のぬいぐるみを集めるのが趣味。手に入れたぬいぐるみには、一つ一つ名前をつけてやるほどの溺愛ぶりを見せる。エレンとは、戦姫以前に幼少の頃からの付き合いであることが示唆されている。当初はエレンがティグルを捕虜としたこと自体が気に入らず、彼に厳しい目を向けていたが彼と過ごすうちに考えを改めていき、その過程で彼に惹かれていくようになる。また、ティグルの教師として内政や軍略を教えることもある。ルーリック声 - 興津和幸エレン直属の腹心。秀麗な顔立ちの優男で、年齢は21歳。ライトメリッツ一の弓の名手で、270アルシンまで矢を飛ばした記録を持つ。ティグルがエレンの捕虜となり、弓の技量を披露することになった際、彼を貶めようと粗悪な弓を渡すが、逆に圧倒的な技量の差を見せ付けられる。その弓技に感服した事と、ティグルを貶めようとした罪で死刑寸前の所を助命された事で、以降は彼に完全に心酔するようになる。また、それまでは肩まで伸ばしていた艶のある黒髪を、この件のけじめとして喜んで完全に剃り落とし、以降は見事なまでの禿頭がトレードマークとなる。ティグルがライトメリッツを出て戦いに身を投じてからは副官として護衛や軍議への参加、兵の統率などを行なっている。自身とは異なる役割で同じくティグルの副官であるジェラールとは、ティグルへの接し方の違いが元で犬猿の仲。ルーニエエレンが飼っている幼竜。ソフィーヤのお気に入りだが、本人はソフィーヤが来ると一目散に逃げ出すなど苦手。主人であるエレンを除いては、ティッタに懐いている。ティグルには特に懐いているわけではないが、彼が狩りに行く際には何時の間にかついていっており、狩りの際の獲物のお零れに預かるなど、ちゃっかりしている。マトヴェイリプナの町の船乗りで商船『誇り高き白イルカ(ゴルディベルーガ)号』の船長。『白イルカ(ベルーガ)のマトヴェイ』と呼ばれている。年齢は30代半ばで、他の水夫たちと比べても一回り大きな体格をしている。強面であるため笑うと「獲物を見つけた海賊」のように見えたり、「何かを企んでほくそ笑んでいる」ように見えたりする。立ち寄った村で村人に警戒されたときは、オルガにマトヴェイの顔に驚いたのではと冗談を言われることもあった。サーシャの頼みでアスヴァールへ向かうティグルに同行し、アスヴァール語に不慣れなティグルの通訳としての役割もこなす。ナウムリーザの筆頭家臣。先代戦姫から使えるベテラン騎士。ルヴーシュ公宮では唯一記憶喪失のティグルの実力を認めている人物だが、同時に彼に拘りリーザが公宮から顰蹙を買うことを恐れている。
ジスタート本国関連[編集]
黒竜の化身初代ジスタート国王。およそ300年前、当時戦乱の最中にあったジスタート一帯に突如現れ、自らに忠誠を誓った7つの部族を従えてジスタート統一を果たした男。また、歴代国王の中で唯一、戦姫全員の忠誠を勝ち得た王でもあった。ヴィクトール=アルトゥール=ヴォルク=エステス=ツァー=ジスタートジスタート王国国王。60歳。戦姫を恐れており、隣国ブリューヌが内乱に突入しようとしている状態でも積極的に事を起こす姿勢を見せなかった。エレンからその小心ぶりを酷評されている。軍事に関しては消極的な姿勢が強いが、内政と謀略術に優れた手腕を発揮する。ユージェン=シェヴァーリンジスタート南部のパルドゥの地を治める貴族。爵位は伯爵。44歳。戦姫になったばかりのエレンとリムに礼儀作法を教えた恩人。かつてはヴィクトールの側近を務めており、気に入られて王の姪と結婚。妻が持っていた王位継承権が彼に移っており、第8位の王位継承権を持つ。ヴィクトール王に次代の王に指名されたことに戸惑いながらもイルダーの心情にも気を使い、ヴァレンティナの勧めでイルダーに火酒を送るがそれが原因で毒殺騒ぎが起き、修復不可能なまでに関係が悪化してしまう。イルダー=クルーティスジスタート北部のビドゴーシュの地を治める貴族。爵位は公爵。34歳。ヴィクトール王の甥(王弟の息子)にあたり、第7位の王位継承権を持つ。ジスタート北部で彼にかなう者はいないと言われるほど武勇に優れており、エリザヴェータに請われて剣術の手ほどきをしたこともある。その縁もあってかエリザヴェータとは良好な関係を築いている。ユージェンは年上の義弟であり、自分より継承権が下位であまり交流がなく疎遠だったこともあって特に悪い感情は抱いていなかったが、国王の指名によってユージェンが次代のジスタート王に選ばれたことが彼との関係に影を落とすことになる。自分ではなくユージェンが選ばれたことについて悩み、ヴァレンティナの言葉で一度はユージェンとの関係を前向きに考えるようになるが、直後にユージェンから送られてきた火酒に毒が盛られていたことに激怒し、ユージュンを討つために行動を起こす。
ムオジネル王国[編集]
クレイシュ=シャヒーン=バラミールムオジネル国王の弟。『赤髭(バルバロス)』の異名を持つ。37歳。指揮官たる相応の実力を持ち、軽口をたたくなど寛容な人柄ゆえに兵からは信頼されている。その実力をもって『銀の流星軍』を追い詰めるも、次々と救援が現れる敵に対し長期戦の不利を悟り、別働隊の敗北を知り即撤退。ティグルを英雄と称賛することで敗戦の傷を小さくするなど、非常に強か。ティグルの能力を認めており、将軍首3つに相当と評価し警戒している。行方不明の報を聞くもジスタート側の工作を疑い、腹心のダーマードを派遣し事実を探ぐる。再びブリューヌへ侵攻しようと虎視眈眈と狙う。カシムムオジネル王国将軍。30歳。元奴隷出身だが才覚を認められ、武勲を重ねて若くして将軍となった。内乱に乗じて先遣隊としてブリューヌに侵攻したが、ティグルの策略にはめられ射殺された。ダーマードクレイシュの側近。19歳。2年前にクレイシュに抜擢され今に至る。ティグルの実力を評価しており、力比べを望んでいる。主命によりジスタートへ密告し、ティグルの生死確認および生存時の暗殺を目論む。
アスヴァール王国[編集]
始祖アルトリウス故人。初代アスヴァール国王。神託を受け付き従う12人の騎士と共に乱を治めアスヴァール島を統一したとされるアスヴァール王国の英雄。ゼフィーリア故人。アスヴァール女王。かつて国家存亡の危機にあったアスヴァールを救い、アルトリウスの悲願であった大陸の領土化を叶えた人物。大陸初の女王でもあった。武勇に優れ生涯独身を貫いたとされている。タラード=グラムジャーメイン配下の百騎長。20代半ばで短い金髪に透き通るような碧い瞳をしている。元平民で漁村生まれの狩人。そのためか本人は剣も使えるが弓の方が得意。常勝不敗といわれるほど戦上手の将軍だったが兵が民に非道を働いているのを止めさせるよう進言したことで降格され、このときから叛乱を計画。ジャーメインがティグル達に刺客を差し向けたのを機に実行に移す。バルベルデの町の住人たちからも人気があり、叛乱を起こしたときも首謀者がタラードと知ると住人たちは落ち着きを取り戻すほど。しかし実際は勝利の為なら手段を選ばない非情な面を持つ。叛乱成功後はバルベルデ城主となり、ジャーメインに代わって同盟をティグルたちに持ち掛ける。内乱終結後はギネヴィアを擁立し、将軍となる。ジャーメインアスヴァール王国第一王子。27歳。傲慢で猜疑心が強い性格をしており、先王ザカリアスの遺言により王位を継承するはずだったが、戴冠式の前に自分の弟妹たちに謀反の疑いを着せ殺害。しかしエリオットとギネヴィアを取り逃がしてしまい、さらに貴族諸侯からも反発を招き内乱の原因を作ってしまう。ティグル達が使者として訪れた頃には軍としては末期的な状態となっており、それを挽回するためにティグルたちを捕らえてムオジネルから支援を得るための取り引きに使おうとしたが、館の警備が手薄になったところにタラードに叛乱を起こされ殺害される。エリオット=ブルーム=ゴドウィン=ナサニエル=ガラハッド=アスヴァールアスヴァール王国第二王子。ザカリアス王の死後、ジャーメインに謀殺されそうになるがその手を逃れ、ジャーメインに反発する貴族や北の海を荒らし回っていた海賊たちを配下にして叛乱を起こす。当初はジスタートからも支援を受けていたが、後にムオジネルと手を結ぶことを決め、支援を受ける対価として差し出すために使者として訪れていたソフィーを捕らえ監禁する。タラードとの戦いで敗れ逃走を図ろうとするも、ティグルに船を破壊され生け捕られた後、晒し首になった。ギネヴィア=コルチカム=オフィーリア=ベディヴィア=アスヴァールアスヴァール王国第一王女。20歳。ザカリアス王の死後、同じくジャーメインに謀殺されそうになるがその手を逃れ隠れるように生きていたが、タラード達の助けも会って内乱後アスヴァール女王として即位し、ブリューヌやジスタートと友好を結ぶ。レスタートルバランを参照。ハミッシュエリオット筆頭家臣。爵位は子爵。エリオットと長い付き合いのある貴族。長弓の名手で射撃距離はティグルを超える。タラードとの戦いでティグルと一騎打ちになるが、ティグルに圧倒的な腕の違いを見せられ討ち取られる。バイルド=ルドラータラード直属の腹心の1人で筆頭武官。32歳。ティグルの能力や性格に好感を抱いており、彼に対して素直に尊敬の念を抱く。だが黒弓の力を見てその念は畏怖に変わっており、タラードがティグルを仲間にしようと考えた時は反対した。クレスディルタラード直属の腹心の1人で筆頭文官。狐のような細目が特徴で、ティグルに仮面をつけているようだと評価されるほど無表情。ティグルをルドラー以上に警戒している。フィッツ=ラフォールタラード直属の腹心の1人。38歳。タラード配下の最年長で纏め役を務める。主に投石機といった兵器の設計などを携わる。
魔物[編集]
ドレカヴァク声 - 根本明宏テナルディエに仕える老人。占い師として仕えているが竜の調教も行っている模様。テナルディエには重用されているが、ザイアンから嫌われていた。黒弓の使い手であるティグルの捕獲を目論む一方で、「ろくでもないことを考えてる」としてガヌロンを警戒している。ヴォジャノーイドレカヴァクと通じている男で、まるで人間とは思えない跳躍力や長い舌を持つ。おとぎ話に出てくる蛙の化物と同じ名を持つ。黒弓とティグルを狙って襲ってきたが、ティグルとミラの前に粉々に砕かれて倒される。だが、その後に何も無かったかのようにドレカヴァクの元に現れている。ガヌロンからは『金喰い蛙』と呼ばれている。トルバランレスターという人間の姿でルクス城砦に構えていた。好みの若い娘を見つけてはさらって城砦に連れ帰るという問題のある人物で、タラードとはよく衝突していた。後にエリオット側に寝返り、タラードと手を組んだティグルたちと戦うことになる。ねじれた角と赤い目白すぎる肌を持つ。幼い娘を攫う怪物と同じ名を持つ。ドレカヴァクやヴォジャノーイとは知り合いであるらしくティグルの持つ黒弓の存在も知っていたが、二人と違い生け捕る気は全くない。また七戦姫とは長年の因縁があり、これまで40人前後の戦姫と戦ってきたという。オルガや黒弓の一撃を受け止めるほどの力を持つが、ムマの力を上乗せした二撃目を受け敗北。ジスタートへ帰国するティグル達へ報復の為海竜と共に襲撃するも失敗。その後、レグニーツァを襲撃しサーシャと死闘を繰り広げ、相討ちに等しい形で戦死。バーバ=ヤガー物語の2年前にリーザに力を与えた老婆。ローブにフードを被り箒をつかんだ骨と皮しかない異様に白い手しか露出させていない、おとぎ話で語られる通りの姿を持つ。
その他[編集]
神々の王ペルクナスブリューヌとジスタートで信仰される十神の1柱にしてその筆頭神。太陽と光の神とも称されている。戦神トリグラフブリューヌとジスタートで信仰される十神の1柱。傭兵や軍人に信仰される。家畜の神ヴォーロスブリューヌとジスタートで信仰される十神の1柱。熊はヴォーロスの化身とされている。大地母神モーシアブリューヌとジスタートで信仰される十神の1柱。4柱いる女神の1柱でありその像は自身は花で飾っている。犬が眷属とされる。風と嵐の女神エリスブリューヌとジスタートで信仰される十神の1柱。4柱いる女神の1柱であり角笛が持ち物とされる。ティグルがよく祈りを捧げている神でもある。豊穣と愛欲の女神ヤリーロブリューヌとジスタートで信仰される十神の1柱。4柱いる女神の1柱でありその像は薄布を纏っている。夜と闇と死の女神ティル=ナ=ファブリューヌとジスタートで信仰される十神の1柱。4柱いる女神の1柱でありがたられることは非常に少ない。ペルクナスの妻であり姉であり妹であり永遠の宿敵とされている。ティグルは黒弓を通して聞こえる声は彼女のものだと推測している。
用語[編集]

本作の地理に関しては、2巻冒頭の地図を参照のこと。
ブリューヌ王国本作の主な舞台。王都はニース。国旗は紅馬旗(バヤール)。ディナントの戦いで王子を失った国王が失意の余り政務を放棄してしまったため、テナルディエとガヌロンという2大公爵家による内乱の機運が高まりつつある。ジスタート王国ブリューヌと並ぶ本作の主な舞台。ブリューヌとヴォージュ山脈を隔てた隣国。王都はシレジア。国旗は黒竜旗(ジルニトラ)。かつての伝承から、国王の下に7人の戦姫を置き、戦姫それぞれが公国として自身の領地を治めるという国家体制を持ち、公国は戦姫不在でも政治が回るよう官僚制を敷いている。 ライトメリッツ公国アリファールの所有者が治める公国。ティグルが治めるアルサスと隣接している。公国旗は黒の銀剣旗。オルミュッツ公国ラヴィアスの所有者が治める公国。ライトメリッツの南にありムオジネル王国とブリューヌ王国と隣接している。公国旗は白の蒼槍旗。ポリーシャ公国ザートの所有者が治める公国。ムオジネル王国と隣接している。レグニーツァ公国バルグレンの所有者が治める公国。ライトメリッツと隣接している。公国旗は黄の交差した朱刃と金刃旗。ルヴーシュ公国ヴァリツァイフの所有者が治める公国。レグニーツァの北に隣接している。『異彩虹瞳』を吉兆と崇めている。公国旗は紫の金鞭旗。オステローデ公国エザンディスの所有者が治める公国。パルドゥの北東に位置している。ブレスト公国ムマの所有者が治める公国。アスヴァール王国大陸と大陸から離れたアスヴァール島を領土に持つ国。王都はコルチェスター。国旗は赤竜旗。ザクスタン王国ブリューヌ王国と隣接している国家。度々ブリューヌと小競り合いを起こしている。国旗は白鷲旗。ムオジネル王国ブリューヌとジスタートの南にある王国。国旗は緋の角突き黄金兜と金剣旗。これは戦神ワルフラーンの象徴とされる。奴隷制を唯一持つ国で国民は褐色肌が特徴。戦争で身代金が払えない捕虜はここに売り飛ばされる。ムオジネル産の紙や絨毯は上質とされ、紅茶などの珍しい特産品が多い。戦姫(ヴァナディース、せんき)ジスタート王国独特の制度。竜具に選ばれた7人の女性が、国王に次ぐ地位として国を治める一方で、いざ戦いとなれば竜具を振るい敵と戦う。なお、戦姫となるには竜具に選ばれなければならないため、ルリエ家のように「先祖代々戦姫」というのは稀有な例。竜具(ヴィラルト)戦姫が振るう武具。全部で7種類存在し、それぞれ特殊な力を有する。また、その力を最大限に発揮する『竜技(ヴェーダ)』は、一撃で竜を倒すことも可能。次代の戦姫を自ら選ぶなど、独自の意思を持つ。なお、携行したままでの王との謁見が許される。 アリファール『降魔の斬輝』という異名を持つ長剣。風を操る能力を持つ。ラヴィアス『破邪の尖角』という異名を持つ槍。氷を操る能力を持ち、柄の長さを自在に変化できる。ザート『退魔の祓甲』という異名を持つ錫杖。光を操る能力を持つ。バルグレン『討鬼の双刃』という異名を持つ双剣。炎を操る能力を持つ。ヴァリツァイフ『砕禍の閃霆』という異名を持つ鞭。雷撃を操る能力を持ち、雷光となって長鞭や打撃武器の形態に変化できる。エザンディス『封妖の裂空』という異名を持つ大鎌。瞬間移動能力を持つ。ムマ『崩呪の弦武』という異名を持つ戦斧。ラヴィアスと同じく柄の長さを変化させたり、刃の大きさや形状を変える事ができる。単位チェート作中で使用されるセンチメートルの単位。アルシン作中で使用されるメートルの単位。ベルスタ作中で使用されるキロメートルの単位。銀の流星軍(シルヴミーティオ)ティグルたちが率いるブリューヌとジスタートの混成軍。エレンが命名。ヴォルン家の黒弓(仮称)声 - 桑島法子ヴォルン家の家宝として伝わってきた宝弓。材質不明。竜具の力を矢に上乗せして放つことが出来、通常は傷付けることも不可能とされる竜を一撃で倒すほど。時折弓を通して何者かの声が聞こえることがある。竜具とは性質が全く異なるらしい。その気になれば町を一瞬で消せる。伝承よりも遙かに古い話に『魔弾の王』と呼ばれた人物の話があるが、その人物が使っていたものと同一かどうかは不明。ちなみに、タイトルの「魔弾」とはこの弓から放たれる矢のこと。宝剣デュランダル『不敗の剣』とも呼ばれるブリューヌの宝剣。材質不明。竜技すら打ち破る力を発揮する。ロランが降伏の際にティグルに預け、彼の死により内乱終結後に王家へ返却。竜大陸に存在している大型生物。普段は森や山奥に奥深く生息しているため人が目にすることはほとんどなく、その為伝説上の生物を信じる人間も少なくない。様々な色や種類の竜が存在しており、ジスタート王国では黒竜と幼竜への危害を加えることを禁じている。身体は非常に頑丈で通常兵器では傷つけることは不可能。最大で150チェート(15メートル)まで成長する。 地竜(スロー)鰐のように四足で移動する竜種。空竜(ヴィーフル)竜種の中でも翼が発達し自由に飛行出来る。人を乗せて飛行可能。火竜(ブラーニ)竜種の中で唯一炎を吹く竜種。灰や炭、鉱物を常食している。双頭竜(ガラ・ドヴア)竜種の中で奇形種とされ最大の大きさを誇る。最大の特徴はそれぞれ独立した双頭で片方が死んでも活動可能。竜種の中でも一際獰猛で同族すら餌にする。ジスタートでは凶兆を運ぶとして忌み嫌われている。海竜(バダヴア)竜種の中で唯一海で生息している。蛇のような身体が特徴。魔物人ならざる異形の者たち。常人を遥かに超える身体能力や超常的な能力などを有している。作中で登場する魔物達はスラブ神話に出てくる精霊の名前を名乗っている。戦姫とは敵対関係にあり、戦姫が誕生した当時から現在に至るまで何らかの因縁があることが示唆されている。また、ヴォルン家の黒弓の正体を知っているようで、その使い手を戦姫以上に貴重な存在として特別視している。
既刊一覧[編集]

ライトノベル[編集]

川口士(著)/よし☆ヲ(イラスト)、メディアファクトリー〈MF文庫J〉
『魔弾の王と戦姫』 2011年4月25日初版発行 ISBN 978-4-8401-3857-4
『魔弾の王と戦姫2』 2011年8月24日初版発行 ISBN 978-4-8401-3970-0
『魔弾の王と戦姫3』 2011年12月21日初版発行 ISBN 978-4-8401-4339-4
『魔弾の王と戦姫4』 2012年4月23日初版発行 ISBN 978-4-8401-4553-4
『魔弾の王と戦姫5』 2012年8月23日初版発行 ISBN 978-4-8401-4685-2
『魔弾の王と戦姫6』 2013年1月31日初版発行 ISBN 978-4-8401-4962-4
『魔弾の王と戦姫7』 2013年7月24日初版発行 ISBN 978-4-8401-5187-0
『魔弾の王と戦姫8』 2014年1月31日初版発行 ISBN 978-4-0406-6154-4
『魔弾の王と戦姫9』 2014年5月31日初版発行 ISBN 978-4-0406-6749-2
『魔弾の王と戦姫10』 2014年10月24日初版発行 ISBN 978-4-0406-7124-6

漫画[編集]

柳井伸彦(作)
『魔弾の王と戦姫1』ISBN 978-4-8401-4457-5
『魔弾の王と戦姫2』ISBN 978-4-8401-4789-7
『魔弾の王と戦姫3』ISBN 978-4-8401-5035-4
『魔弾の王と戦姫4』ISBN 978-4-8401-5341-6
『魔弾の王と戦姫5』ISBN 978-4-0406-6545-0
『魔弾の王と戦姫6』ISBN 978-4-0406-6880-2

柳井伸彦他(作)
『魔弾の王と戦姫 アンソロジー』ISBN 978-4-0406-6881-9

テレビアニメ[編集]

2014年10月より放送中。ナレーションは小杉十郎太。

スタッフ[編集]
原作 - 川口士(MF文庫J『魔弾の王と戦姫』 / 株式会社KADOKAWA メディアファクトリー刊)
キャラクター原案 - よし☆ヲ、柳井伸彦、片桐雛太
監督・シリーズ構成・脚本 - 佐藤竜雄
キャラクターデザイン・総作画監督 - 椛島洋介
サブキャラクターデザイン - いとうまりこ
プロップデザイン - 大橋幸子、秋篠 Denforword 日和
デザインワークス - 大河広行、石川寛貢
エフェクト作画監督 - 酒井智史
馬術アクション - 赤堀重雄
美術設定 - ニエム・ヴィンセント
美術監督 - 甲斐政俊
色彩設計 - 篠原愛子
CGプロデューサー - 橋本トミサブロウ
CGディレクター - 畑山勇太
撮影監督 - 岩崎敦
編集 - 定松剛
音響監督 - 本山哲
音楽 - 横山克、信澤宣明
音楽制作 - KADOKAWA(メディアファクトリー)
音楽プロデューサー - 竹山沙織
製作統括 - 中山卓也、万木壮
プロデューサー - 田中翔、中道圭吾、大貫一雄、上間康弘、清水美佳、植木達也
アニメーションプロデューサー - 金子文雄
アソシエイトプロデューサー - 西川和良
アニメーション制作 - サテライト
製作 - 魔弾の王と戦姫製作委員会

主題歌[編集]
オープニングテーマ「銀閃の風」作詞 - 坂井竜二 / 作曲・編曲 - 鈴木ヤスヨシ(カプリチオ・ミュージック) / 歌 - 鈴木このみエンディングテーマ「Schwarzer Bogen」作詞 - LINDEN / 作曲・編曲 - 片山修志(Team-MAX) / 歌 - 原田ひとみ
各話リスト[編集]


話数

サブタイトル

絵コンテ

演出

作画監督

アイキャッチ

原作巻

第一話 戦場の風姫 佐藤竜雄 近藤一英 椛島洋介
大橋幸子(食事) ほりょ【捕虜】
せんき【戦姫】 第1巻
第二話 帰還 稲井仁 石川俊介 いとうまりこ りゃくだつ【略奪】
第三話 甦る魔弾 佐藤竜雄 渡部高志 福世孝明 りゅうぎ【竜技】
りゅうぐ【竜具】

放送局[編集]

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[2]


放送期間

放送時間

放送局

対象地域・備考 [3]

2014年10月4日 - 土曜 20:00 - 20:30 AT-X 日本全域 / リピート放送あり
2014年10月5日 - 日曜 1:58 - 2:28(土曜深夜) 毎日放送 近畿広域圏 / 『アニメシャワー』第1部
2014年10月7日 - 火曜 0:30 - 1:00(月曜深夜) TOKYO MX 東京都
2014年10月8日 - 水曜 2:05 - 2:35(火曜深夜) テレビ愛知 愛知県
2014年10月10日 - 金曜 0:00 - 0:30(木曜深夜) BS11 日本全域 / 『ANIME+』枠

日本国内 インターネット / 放送期間および放送時間[2]


放送期間

放送時間

配信元

備考

2014年10月10日 - 金曜 0:30 - 1:00(木曜深夜) ニコニコ生放送
金曜 1:00(木曜深夜) 更新 ニコニコチャンネル 最新話1週間無料
2014年10月17日 - 金曜 0:00(木曜深夜) 更新 バンダイチャンネル
2014年10月24日 - 金曜 12:00 更新 dアニメストア

BD / DVD[編集]




発売日

収録話

規格品番


BD

DVD

1 2014年12月24日予定 第1話 - 第3話 ZMXZ-9751 ZMBZ-9761
2 2015年1月28日予定 第4話 - 第5話 ZMXZ-9752 ZMBZ-9762
3 2015年2月25日予定 第6話 - 第7話 ZMXZ-9753 ZMBZ-9763
4 2015年3月25日予定 第8話 - 第9話 ZMXZ-9754 ZMBZ-9764
5 2015年4月24日予定 第10話 - 第11話 ZMXZ-9755 ZMBZ-9765
6 2015年5月27日予定 第12話 - 第13話 ZMXZ-9756 ZMBZ-9766

webラジオ[編集]
ティグルとリムの魔弾ラジオ2014年9月30日よりHiBiKi Radio Stationにて配信されているWebラジオ番組。毎週火曜日更新。パーソナリティは石川界人(ティグルヴルムド=ヴォルン 役)、井口裕香(リムアリーシャ 役)
出典[編集]

1.^ “『魔弾の王と戦姫』、10月5日発売の月刊コミックフラッパー11月号にてコミカライズ連載開始!!”. MF文庫J編集部ブログ (2011年9月6日). 2014年10月10日閲覧。
2.^ a b “放送情報”. TVアニメ『魔弾の王と戦姫』公式サイト. 2014年10月4日閲覧。
3.^ テレビ放送対象地域の出典: “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)”. 政府規制等と競争政策に関する研究会「通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方」. 公正取引員会. p. 2 (2009年10月9日). 2014年8月19日閲覧。 “基幹放送普及計画”. 2014年8月19日閲覧。 “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会 (Dpa). 2014年8月19日閲覧。

外部リンク[編集]
MF文庫J「魔弾の王と戦姫」特設サイト
TVアニメ『魔弾の王と戦姫』公式サイト
『魔弾の王と戦姫』公式ツイッター (@madan_anime) - Twitter
カテゴリ: 日本のファンタジー小説
2011年の小説
MF文庫J
漫画作品 ま
コミックフラッパー
ファンタジー漫画
アニメ作品 ま
2014年のテレビアニメ
サテライト
メディアファクトリーのアニメ作品
ショウゲートのアニメ作品
ブシロードのアニメ作品
AT-Xのアニメ
UHFアニメ
ライトノベルを原作とするアニメ作品
継続中の作品

アニメインターナショナルカンパニー - W(保存)

虎馬:アニメインターナショナルカンパニー - W  
株式会社アニメインターナショナルカンパニー  (多分勘違異)
Anime International Co., Inc.
AIC logo.png   種類 株式会社
略称 AIC   本社所在地 日本の旗 日本
〒176-0023
東京都練馬区中村北三丁目19番9号
設立  2008年5月(分割新設により成立)
業種 情報・通信業
事業内容 アニメーション制作全般
代表者 代表取締役社長 三浦 亨
資本金 2億円
発行済株式総数
8,200株(うち自己株式200株)
売上高
1,829,611千円(2012年12月期)
営業利益
-296,916千円(2012年12月期)
純利益
-305,336千円 (2012年12月期)
純資産
-660,418千円(2012年12月期)
総資産
599,628千円(2012年12月期)
決算期 6月
主要株主
三浦 亨 97.56%
(2014年1月20日現在)
関係する人物 関連人物を参照
外部リンク
http://anime-int.com/
特記事項:株式会社アニメインターナショナルカンパニー(初代)設立は1982年
テンプレートを表示
株式会社アニメインターナショナルカンパニー(英: Anime International Co., Inc. 通称:AIC)は、
アニメーションの企画・制作ならびにプロデュースを主な事業内容とする日本の企業。練馬アニメーション協議会会員。
目次
1 沿革
2 作品履歴 2.1 AIC制作・下請け参加作品 2.1.1 テレビアニメ
2.1.2 OVA
2.1.3 劇場アニメ
2.1.4 Webアニメ
2.1.5 ゲーム
2.1.6 その他
2.2 AICデジタル制作・下請け参加作品 2.2.1 テレビアニメ(Digital)
2.2.2 OVA(Digital)
2.3 AICスピリッツ制作・下請け参加作品 2.3.1 テレビアニメ(Spirits)
2.3.2 OVA(Spirits)
2.4 AIC ASTA制作・下請け参加作品 2.4.1 テレビアニメ(ASTA)
2.4.2 OVA(ASTA)
2.4.3 劇場アニメ(ASTA)
2.5 AIC宝塚制作・下請け参加作品 2.5.1 テレビアニメ(宝塚)
2.5.2 OVA(宝塚)
2.6 AIC PLUS+制作・下請け参加作品 2.6.1 テレビアニメ(PLUS)
2.6.2 OVA(PLUS)
2.6.3 Webアニメ(PLUS)
2.7 AIC Build制作・下請け参加作品 2.7.1 テレビアニメ(Build)
2.7.2 OVA(Build)
2.8 AIC Classic制作・下請け参加作品 2.8.1 テレビアニメ(Classic)
2.9 AICフロンティア制作・下請け参加作品 2.9.1 テレビアニメ(フロンティア)
3 関連人物
4 関連項目
5 脚注
6 外部リンク
沿革
1980年のリメイク版『鉄腕アトム』のグロス請けを機に設立されたスタジオ「ドゥ・ビー」を母体として、1982年7月15日に設立。初代代表取締役社長は旧虫プロダクション出身の演出・プロデューサーである野村和史。野村の独立・A.P.P.P設立後の1985年5月、AIC設立に参加したイージー・ワールド・プロ出身の三浦亨が代表取締役社長に就任する。
1980年代後期のOVAブームに乗り、『戦え!!イクサー1』や『破邪大星ダンガイオー』など、平野俊弘による(美少女アニメの要素を多分に含んだ)ロボットアニメを多数発売したことで、注目を浴びる。1995年にはビデオメーカーのパイオニアLDC製作による『天地無用!魎皇鬼』の元請制作を受託し、テレビシリーズに本格進出。1990年代後半には出版部門を立ち上げ、「AICコミックLOVE」を創刊(2000年廃刊)。さらにはゲームソフト開発にも進出し、事業を拡大した。
2003年、制作体制を『AICデジタル』(本社)、『AICスピリッツ』、『AIC A.S.T.A.』(現:AIC ASTA)の3系統に再編。その後は作品制作を各スタジオが請け負い、「デジタル」は『ああっ女神さまっ』シリーズやゴンゾとの共同制作、「スピリッツ」は『天地無用!』シリーズや『神秘の世界エルハザード』シリーズなどAICが過去に制作した作品を中心とした制作やそれに準じた新規制作、「A.S.T.A」は外部スタッフを起用しての新規制作を行う[1]。
2006年、兵庫県宝塚市のアニメ産業拠点構想に応じて『AIC宝塚』を設立[2]。『AIC PLUS+』(西東京市)と合わせて5系統の制作体制で、元請制作やグロス請けを行う。
2007年、AIC ASTAが制作したテレビアニメ『バンブーブレード』の予算表などがWinnyを通じてインターネット上へ流出する事件が発生。同年10月8日、AIC公式サイトへ三浦の名前によるお詫び文を発表した。2008年、新会社「株式会社アニメインターナショナルカンパニー」を分割設立した。
2009年以降、5系統の制作体制を跨いで制作する作品があるため、その場合はスタジオ名義ではなく「AIC」と統一した名義で発表される作品もある[3]。2010年、『AIC Build』、『AIC Classic』を立ち上げ、7系統の制作体制となる。
2010年9月、パチスロ機器メーカーのオーイズミが全株式を買収し、同社の完全子会社となった[4]。次いで2011年3月、アプリックス(現・アプリックスIPホールディングス)がAICの自己株式を除く全株式を取得し、同社の子会社となった[5]。
2012年6月、元フレックスコミックスの高倉誠司をプロデューサーに起用し、日本国外での展開を視野に入れた作品の制作を開始した[6]。同月頃には『AICフロンティア』を立ち上げ、8系統の製作体制となる。2012年9月には、香港で開催した「100 Years Before the Birth of Doraemon」(ドラえもん100展)を共同開催した[7](同展覧会はその後アジア各地を巡展[8])。
2013年2月、AICスピリッツの制作プロデューサーらが独立しプロダクションアイムズを設立。これにより『そらのおとしもの』など一部作品の制作が同社へ移行した[9]。また、同年5月にはAIC Classicの制作プロデューサーが独立し、AIC出身のあおきえいと共にTROYCAを設立した[10]。
2013年8月、アプリックスIPホールディングスが、企画開始から3か月でテレビアニメシリーズの放映を行う体制を構築したと発表した[11]。
2014年1月20日、アプリックスIPホールディングスがAICの全株式を三浦亨へ8000円(1株あたり1円)で譲渡[12]。AICの2012年12月期決算では3期連続の赤字を計上し、約6.6億円の債務超過となっていた[13]。
作品履歴  AIC制作・下請け参加作品
複数系統制作作品も含む。
テレビアニメ
1980年代
科学救助隊テクノボイジャー(制作元請:じんプロダクション、制作協力、1982年)
ガラスの仮面(第1作、制作元請:エイケン、各話制作協力、1984年)
レモンエンジェル(1987年-1988年)
小松左京アニメ劇場(制作元請:ガイナックス、制作協力、1989年-1990年)
1990年代
天地無用!(1995年)
神秘の世界エルハザード(1995年)
魔法少女プリティサミー(TV版)(1996年)
新・天地無用!(1997年)
バトルアスリーテス 大運動会(1997年)
吸血姫美夕(1997年-1998年)
BURN-UP EXCESS(アニメーション制作:マジックバス、1997年-1998年)
異次元の世界エルハザード(1998年)
ロードス島戦記-英雄騎士伝-(1998年)
Night Walker -真夜中の探偵-(1998年)
バブルガムクライシス TOKYO 2040(1998年-1999年)
A.D.POLICE(1999年)
デュアル!ぱられルンルン物語(1999年)
課長王子(A.P.P.P.と共同制作、1999年)
今、そこにいる僕(1999年-2000年)
Blue Gender(1999年-2000年)
トラブルチョコレート(1999年-2000年)
2000年代
破邪巨星Gダンガイオー(2001年)
おねがい☆ティーチャー(制作元請:童夢、各話制作協力、2002年)
天地無用! GXP(2002年)
サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER(制作元請:ジャパンヴィステック、各話制作協力、2002年)
ぷちぷり*ユーシィ(ガイナックスと共同制作、2002年-2003年)
アベノ橋魔法☆商店街(制作元請:マッドハウス・ガイナックス、各話制作協力、2002年)
G-onらいだーす(制作元請:TNK・SHAFT、各話制作協力、2002年)
LAST EXILE(制作元請:GONZO、各話制作協力、2003年)
おねがい☆ツインズ(制作元請:童夢、各話制作協力、2003年)
BPS バトルプログラマーシラセ(2003年)
BURN-UP SCRAMBLE(実制作:AICスピリッツ、2004年)
Xenosaga THE ANIMATION(制作元請:東映アニメーション、各話制作協力、2005年)
明日のよいち!(2009年)
にゃんこい!(2009年)
ささめきこと(2009年)
2010年代
おおかみかくし(2010年)
迷い猫オーバーラン!(2010年)
祝福のカンパネラ(2010年)
アマガミSS(2010年)
R-15(2011年)
アマガミSS+ plus(2012年)
あっちこっち(2012年)
トータル・イクリプス(制作元請:ixtl×サテライト、各話制作協力、2012年)
生徒会の一存 Lv.2(2013年)
宇宙戦艦ヤマト2199(先行上映版の第三章までをXEBECと共同制作、2013年)
幻影ヲ駆ケル太陽(2013年)
ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation(制作元請:ラルケ、各話制作協力、2013年)
ハイスクールD×D NEW(制作元請:ティー・エヌ・ケー、各話制作協力、2013年)
咲-Saki- 全国編(制作元請:Studio五組、各話制作協力、2014年)
ノブナガ・ザ・フール(制作元請:サテライト、各話制作協力、2014年)
いなり、こんこん、恋いろは。(制作元請:プロダクションアイムズ、各話制作協力、2014年)
健全ロボ ダイミダラー(制作元請:ティー・エヌ・ケー、各話制作協力、2014年)
ALDNOAH.ZERO(制作元請:A-1 Pictures+TROYCA、各話制作協力、2014年)
戦国BASARA Judge End(制作元請:テレコム・アニメーションフィルム、各話制作協力、2014年)
白銀の意思 アルジェヴォルン(制作元請:XEBEC、各話制作協力、2014年)
OVA
1980年代
くりいむレモン(3作目以降、1984年-1987年)
メガゾーン23(アートミックと共同制作、1985年-1989年)
戦え!!イクサー1(1985年-1987年)
Call Me トゥナイト(1986年)
コスモス・ピンクショック(制作協力、1986年)
ウォナビーズ(アートミック・アニメイトフィルムと共同制作、1986年)
学園特捜ヒカルオン(1987年)
破邪大星ダンガイオー(1987年-1989年)
魔龍戦紀(1987年-1989年)
ブラックマジック M-66(1987年)
大魔獣激闘 鋼の鬼(1987年)
バブルガムクライシス(アートミックと共同制作、1987年-1991年)
パンツの穴 まんぼでGANBO!(1987年)
レリックアーマーLEGACIAM(制作元請:アトリエ戯雅、制作協力、1987年)
竜世紀(1988年)
孔雀王 鬼還祭(1988年)
吸血姫美夕(1988年-1989年)
冥王計画ゼオライマー(1988年-1990年)
アップルシード(制作元請:ガイナックス、制作協力、1988年)
ドラゴンズヘブン(1988年)
メタルスキンパニック MADOX-01(アートミックと共同制作、1988年)
銀河英雄伝説(制作元請:キティ・フィルム、各話制作協力、1988年-1989年)
極黒の翼バルキサス(1989年)
BE-BOY KIDNAPP'N IDOL(1989年)
エクスプローラーウーマン・レイ(アニメイトフィルムと共同制作、1989年)
聖獣機サイガード -CYBERNETICS・GUARDIAN-(1989年)
1990年代
冒険!イクサー3(1990年-1991年)
緑野原迷宮(1990年)
SOL BIANCA(1990年)
THE八犬伝(1990年-1991年)
孔雀王3 櫻花豊穣(1991年)
BURN-UP(1991年)
魔獣戦士ルナ・ヴァルガー(1991年)
がんばれゴエモン 次元城の悪夢(1991年)
機動警察パトレイバー (OVA)(後期OVA。動画下請け参加。1990年-1992年)
DETONATORオーガン(1991年-1992年)
ねこ・ねこ・幻想曲(アニメイトフィルムと共同制作、1991年)
天地無用! 魎皇鬼(1992年-1993年、1994年-1995年)
超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-(1992年)
創世機士ガイアース(1992年)
三毛猫ホームズの幽霊城主(1992年)
BASTARD!! -暗黒の破壊神-(1992年-1993年)
グリーンレジェンド乱(1992年-1993年)
間の楔(第1期)(1992年-1994年)
THE 八犬伝 〜新章〜(1993年-1995年)
機神兵団(1993年)
モルダイバー(1993年)
ああっ女神さまっ(1993年-1994年)
マジカルトワイライト(1994年)
ツインビー ウィンビーの1/8パニック(童夢と共同制作、1994年)
戦ー少女イクセリオン(1995年)
精霊使い(1995年)
アミテージ・ザ・サード(1995年)
魔法少女プリティサミー(OVA版)(1995年-1997年)
神秘の世界エルハザード(OVA版)(1995年-1996年)
タトゥーン★マスター(1996年)
BURN-UP W(1996年)
Ninja者(1996年)
バトルアスリーテス 大運動会(OVA版)(1997年-1998年)
フォトン(1997年-1999年)
聖少女艦隊バージンフリート(1998年)
教科書にないッ!(1998年)
御先祖賛江(1998年-1999年)
Space Ofera アッガ・ルター(1998年-1999年)
世紀末リーダー外伝たけし!(1998年)
太陽の船 ソルビアンカ(1999年)
快刀乱麻 THE ANIMATION(1999年)
2000年代
鬼点睛(2000年)
創世聖紀デヴァダシー(2000年-2001年)
続・御先祖賛江(2000年-2001年)
ヤーリマ・クイーン(2000年)
高校鉄拳伝タフ(2002年)
殺し屋1 THE ANIMATION EPISODE.0(2002年)
PARASITE DOLLS(2003年)
天地無用! 魎皇鬼(第三期)(2003年-2005年)
サクラ大戦 ニューヨーク・紐育(2007年)
貴方だけこんばんわ(2009年-2011年)
2010年代
ああっ女神さまっ いつも二人で(2011年、『DVD付き ああっ女神さまっ42巻限定版』のDVD)
祝福のカンパネラOVA(2011年)
合体ロボット アトランジャー(2011年)
間の楔(第2期)(2012年)
時期不明
片翼のクロノスギア
劇場アニメ
うる星やつら オンリー・ユー(制作元請:ぴえろ、制作協力、1983年)
劇場版 天地無用! in LOVE(1996年)
劇場版 天地無用! 真夏のイヴ(1997年)
劇場版 天地無用! in LOVE2 遙かなる想い(1999年)
ああっ女神さまっ(劇場版)(2000年)
マインド・ゲーム(制作元請:STUDIO 4℃、動画、2004年)
ストライクウィッチーズ 劇場版(2012年)
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語(制作元請:シャフト、制作協力、2012年)
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編] 永遠の物語(制作元請:シャフト、制作協力、2012年)
Webアニメ
魔法遊戯(2001年)
ゲーム
バステッド(1994年)
ポリスノーツ(1994年)(アニメーション担当)
その他
魔法使いなら味噌を喰え!(2012年) - プロモーションアニメ
AICデジタル制作・下請け参加作品
テレビアニメ(Digital)
モンキーターン(制作元請:オー・エル・エム、2Dパート制作協力、2004年)
ああっ女神さまっ(2005年)
SoltyRei(ゴンゾとの共同制作、2005年-2006年)
ああっ女神さまっ それぞれの翼(2006年)
パンプキン・シザーズ(ゴンゾとの共同制作、2006年-2007年)
ああっ女神さまっ 闘う翼(2007年)
瀬戸の花嫁(ゴンゾとの共同制作、2007年)
スカイガールズ(制作元請:J.C.STAFF、各話制作協力、2007年)
S・A 〜スペシャル・エー〜(ゴンゾとの共同制作、2008年)
シャングリ・ラ(制作元請:ゴンゾ、第4話劇中アニメ「マジカルギーナ」制作協力、2009年)
OVA(Digital)
Candy☆Boy(2007年)
Candy boy(2008年)
AICスピリッツ制作・下請け参加作品
テレビアニメ(Spirits)
BURN-UP SCRAMBLE(2004年)
最遊記RELOAD GUNLOCK(制作元請:ぴえろ、各話制作協力、2004年)
GIRLSブラボー first season(2004年)
リングにかけろ(制作元請:東映アニメーション、各話制作協力、2004年)
GIRLSブラボー second season(2005年)
SHUFFLE!(制作元請:アスリード、各話制作協力、2005年-2006年)
TOKKO 特公(グループ・タックとの共同制作、2006年)
砂沙美☆魔法少女クラブ(2006年)
吉宗(銀画屋、ゴンジーノと共同制作、2006年)
僕等がいた(制作元請:アートランド、各話制作協力、2006年)
東京魔人學園剣風帖 龍龍(2007年)
ご愁傷さま二ノ宮くん(2007年)
もえがく★5(2008年)
To LOVEる -とらぶる-(制作元請:XEBEC、各話制作協力、2008年)
Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち-(制作元請:XEBEC、各話制作協力、2008年)
ストライクウィッチーズ(制作元請:ゴンゾ、各話制作協力、2008年)
鉄腕バーディー DECODE(制作元請:A-1 Pictures、各話制作協力、2008年)
喰霊-零-(アスリードとの共同制作、2008年)
VIPER'S CREED(デジタル・フロンティアとの共同制作、2009年)
シャングリ・ラ(制作元請:ゴンゾ、各話制作協力、2009年)
キディ・ガーランド(制作元請:サテライト、各話制作協力、2009年)
ストライクウィッチーズ2(2010年)
戦国乙女〜桃色パラドックス〜(制作元請:トムス・エンタテインメント、各話制作協力、2011年)
マケン姫っ!(2011年)
未来日記(制作元請:アスリード、各話制作協力、2011年)
OVA(Spirits)
天罰エンジェルラビィ☆(2004年)
異世界の聖機師物語(2009年)
AIC ASTA制作・下請け参加作品
テレビアニメ(ASTA)
神魂合体ゴーダンナー!!(オー・エル・エムとの共同制作、2003年)
神魂合体ゴーダンナー!! SECOND SEASON(オー・エル・エムとの共同制作、2004年)
To Heart 〜Remember my Memories〜(オー・エル・エムとの共同制作、2004年)
GIRLSブラボー first season(制作元請:AICスピリッツ、各話制作協力、2004年)
まじかるカナン(2005年)
ガン×ソード(2005年)
SoltyRei(制作元請:ゴンゾ・AIC、各話制作協力、2005年-2006年)
BLOOD+(制作元請:Production I.G、各話制作協力、2006年)
ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU(制作元請:東映アニメーション、各話制作協力、2006年)
獣王星(制作元請:ボンズ、各話制作協力、2006年)
ときめきメモリアル Only Love(2006年-2007年)
らぶドル 〜Lovely Idol〜(ティー・エヌ・ケーとの共同制作、2006年)
鋼鉄神ジーグ(制作元請:アクタス、各話制作協力、2007年)
バンブーブレード(2007年-2008年)
天体戦士サンレッド(2008年-2009年)
あかね色に染まる坂(制作元請:ティー・エヌ・ケー、各話制作協力、2008年)
そらのおとしもの(2009年)
天体戦士サンレッド(第2期)(2009年-2010年)
そらのおとしものf(2010年)
Persona4 the ANIMATION(2011年-2012年)
人類は衰退しました(2012年)
THE UNLIMITED 兵部京介(制作元請:マングローブ、各話制作協力、2013年)
デート・ア・ライブ(制作元請:AIC PLUS、各話制作協力、2013年)
WHITE ALBUM2(制作元請:サテライト、各話制作協力、2013年)
OVA(ASTA)
きグルみっく☆V3 -ベストエピソードコレクション-(2009年)
劇場アニメ(ASTA)
劇場版 そらのおとしもの 時計じかけの哀女神(2011年)
AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜(2013年)
「PERSONA3 THE MOVIE」 #1 Spring of Birth(2013年)
AIC宝塚制作・下請け参加作品
テレビアニメ(宝塚)
天元突破グレンラガン(制作元請:ガイナックス、各話制作協力、2007年)
バンブーブレード(制作元請:AIC ASTA、各話制作協力、2007年)
デルトラクエスト(制作元請:オー・エル・エム、各話制作協力、2008年)
S・A 〜スペシャル・エー〜(制作元請:ゴンゾ・AIC、各話制作協力、2008年)
イナズマイレブン(制作元請:オー・エル・エム、各話制作協力、2009年)
OVA(宝塚)
眼鏡なカノジョ(2010年)
AIC PLUS+制作・下請け参加作品[編集]
テレビアニメ(PLUS)[編集]
ハヤテのごとく!(制作元請:SynergySP、各話制作協力、2007年-2008年)
ケロロ軍曹(制作元請:サンライズ、各話制作協力、2007年-2008年)※192話、200話のみ
ヤッターマン(第2作、制作元請:タツノコプロ、各話制作協力、2008年)
絶対可憐チルドレン(制作元請:SynergySP、各話制作協力、2008年)
GA 芸術科アートデザインクラス(2009年)
あそびにいくヨ!(2010年)
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(制作元請:AIC Build、各話制作協力、2010年)
猫神やおよろず(2011年)
デート・ア・ライブ(2013年)
Super Seisyun Brothers -超青春姉弟s-(2013年)
プピポー!(2013年)
ピンポン THE ANIMATION(制作元請:タツノコプロ、各話制作協力、2014年)
愛・天地無用!(2014年)
OVA(PLUS)[編集]
クイズマジックアカデミー(2008年)※原作ゲームのアニメーションパート制作も担当している。
GA 芸術科アートデザインクラス OVA(2010年)
G-taste(2010年)
ナナとカオル(2011年)
あそびにいくヨ! おーぶいえーであそびきにました!! OVAすぺしゃる(2011年)
Webアニメ(PLUS)[編集]
ぷちます!! -プチプチ・アイドルマスター-(制作元請:ギャザリング、各話制作協力、2014年)
AIC Build制作・下請け参加作品[編集]
テレビアニメ(Build)[編集]
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(2010年)
僕は友達が少ない(2011年)
恋と選挙とチョコレート(2012年)
僕は友達が少ないNEXT(2013年)
OVA(Build)[編集]
僕は友達が少ない あどおんでぃすく(2012年)
AIC Classic制作・下請け参加作品[編集]
テレビアニメ(Classic)[編集]
放浪息子(2011年)
えびてん 公立海老栖川高校天悶部(2012年)
琴浦さん(2013年)
AICフロンティア制作・下請け参加作品[編集]
テレビアニメ(フロンティア)[編集]
マジでオタクなイングリッシュ!りぼんちゃん 〜英語で戦う魔法少女〜(2012年)
天使のどろっぷ(2013年)
マジでオタクなイングリッシュ!りぼんちゃん the TV(2013年)
関連人物
平野俊弘
垣野内成美
梶島正樹
北爪宏幸
大張正己
秋山勝仁
林宏樹
合田浩章
谷口悟朗
牧野竜一
あおきえい
斎藤久
岸誠二
堀内博之
うるし原智志
関連項目[編集]
アニメ制作会社一覧
プロダクションアイムズ - AIC出身のプロデューサーらによって設立。
EMIミュージック・ジャパン(旧東芝EMI) ユーメックス
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン(旧・ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン、パイオニアLDC)
KADOKAWA
ハピネット(旧ビーム・エンタテインメント)
脚注
1.^ 「A.S.T.A」は、スタジオが存在する田無駅前の専門店街「ASTA」から付けられた。 AIC A.S.T.A >>Studio紹介を参照。なお、専門店街「ASTA」は「明日の素晴らしい田無」の略である。[1]
2.^ アニメ産業拠点構想進まず 宝塚市、進出わずか1社 - MSN産経ニュースより。
3.^ 『明日のよいち!』はAIC PLUS+、『ささめきこと』はAICスピリッツがそれぞれ実制作を担当。
4.^ 株式会社アニメインターナショナルカンパニーの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ、オーイズミ、2010年9月27日
5.^ 株式会社アニメインターナショナルカンパニーの株式取得(子会社化)に関するお知らせ、アプリックス、2011年3月10日
6.^ AIC、高倉誠司氏をプロデューサーに起用のお知らせ - AICニュース、AIC、2012年6月14日
7.^ ドラえもん誕生まであと100年 香港で「ドラえもん誕生 100年前祭」ITmedia、2012年08月14日
8.^ 「実物大」のドラえもん100体大集合、マレーシア AFP、2014年01月09日
9.^ スタッフ&キャスト、『そらのおとしもの』アニメ公式サイト、2013年10月25日
10.^ TROYCA Inc.
11.^ アニメ制作効率化、人気コンテンツを企画から3ヶ月でテレビ放映、アプリックスIPホールディングス ニュースリリース、2013年8月19日
12.^ 連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ、アプリックスIPホールディングスの連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ、2014年1月20日
13.^ アニメ制作会社AICをアプリックスIPが売却 譲渡額8000円(ITmediaニュース、2014年1月21日)
外部リンク
公式サイト

カテゴリ: AIC
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