新型ガスコンロの弱点克服
9/18日に入れ替えたガスコンロ(リンナイ社 RHS31W17G11R-STW)で燻蒸調理を試しましたが、予想通り失敗しました。中央のコンロを使用して 2時間以上弱火で燻煙材を燻したいのですが数分で Siセンサーが作動して自動的に弱火や消火されてしまいます。この機能は2008年10月1日以降のコンロには装着が法制化され 250℃でリミットがかかる仕様とのことですがこれでは炒め物、焼き物等の調理はほとんどできない、と言って過言ではありません。(炒め物ボタンを使ってもせいぜい 290℃まで)
今回のロースハムとベーコンスモーキングは急ぐので仕方なくカートリッジ式ガスコンロを持ち込んで一時的に凌ましたが燻製ボックス内は高温になるので好ましくありません。
そこで制御回路に手を加えず且つ原状復帰が簡単で安価な恒久対策を考えました。長さ約 20cm、太さ 2Φの針金でフックを作成しました。 Siセンサー部を温度が上がる鍋底から離すことで鍋底が 290℃以上になってもリミッター制御回路を働かせなくする作戦です。
工作図面 Siセンサーを挟んで押し込みます バーナーキャップをはめる
(単位mm)
バッチリです!!
昔のガスコンロで使い慣れた(300g以下の軽い)調理器も使い続けられると奥さんにも好評です。
