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先週末の22日、そう土曜日に、京都を含め、日本国内で30カ所以上、全世界では100カ所以上の都市で開催された、インターナショナルオープンデータデイ2014に参加してまいりました(ちと長いので、オープンデータデイと略させてくださいね)。で、オープンデータデイってなんだとか、主催はどこだってことですが、それは、今回コーディネートしたのは、 Open Knowledge Foundation Japan(略称でokfjと略しますね)という団体で、そちらの代表理事もされている国際大学の庄司先生がビシッとわかりやすくまとめてくださってるので、そちらのリンクをはっておきます。

オープンデータとオープンガバメントを推進する Open Knowledge Foundation Japan
インターナショナルオープンデータデイ 2014 について
インターナショナルオープンデータデイ2014 公式サイト

 先ほど紹介した、okfjのサイトにもオープンデータとは何かとか、何を目的としてokfjが活動しているかとかも書いているんですが、念のために、ウィキペディアのオープンデータの解説と、それと、このインターナショナルオープンデータデイの京都でのイベントのツイートまとめもしてくださってるんで、そちらも貼り付けておきますね。
オープンデータ - Wikipedia
International Open Data Day 2014 in Kyoto ツイートまとめ

 京都でのオープンデータデイの取り組みに参加してどうだったかといいますと、まずは会場が、堀川に面した二条城よりちょっと北のエリアで色々な意味でコンテンツ化しやすい街中にあるというのが興味深かったです。
 午前中、はじめに、この日のファシリテータをされている高橋さんからオープンデータデイの趣旨説明と昨年に比べて今年がいろいろな意味で参加都市も増えて注目が増しているというオープニングのお話がありました。その後、京都の取り組みとしては、実際に4カ所のテーマ(例えば、水の都市、史跡、二条城、堀川団地(商店街)など)別にグループに分かれフィールドワークを午前中行い、その後、午後からは各グループでオープンストリートマップと、ウィキペディアにも記載事項を載せ、更にすでにweb上にある古地図と現在のマップデータをリンクさせるなど、本日の進行予定がわかりやすくまとめられていました。
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 オープンデータの活用実験ということなのですが、午前中のお話の中で、カッパ研究会の方が、水の都市京都の歴史という観点で歴史的な絵図等と現代の様子を重ね合わせるだとか、あるいは古文書的な部分や歴史資料として、公立図書館の方が歴史的な資料についての解説や著作権等の権利関係にもわかりやすく説明してくれていました。これは、ウィキペディアなどでは「客観的な」参照資料が必要であったり引用などの内容を充実させることも念頭に置かれているからでしょうか。
 図書館やカッパの会、そして歴史的な蓄積…何層にもコンテンツのレイヤーがありそうな京都だけに、オープンデータかもそれこそミルフィーユ的な重層性をイベントの最初から予感しました。
カッパ研究会のサイト
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 ちなみに、既に2月16日に先行して22日のプレイベント的な位置づけの企画をすでに実施されてたようでした。そちらの様子が、うじじすさんという方のブログで紹介されてましたので以下に勝手にリンクを。
インターナショナルオープンデータデイ 2014 in 京都  プレイベントが行われました! (うじじす@オープンデータeventブログ)

 で、さそくフィールドワークなんですが、その前にグループでミーティングして、テーマについての簡単な予備知識をシェア。私は堀川団地(一階が商店街でその上に居住団地がある戦後すぐにできた団地)のグループに同行しました。参加者の中には、外国の方も2名おられ、その方が一切日本語ができないので英語でやり取りとなりました(お二人だけの時はドイツ語らしき言語をしゃべられていたので気を使って英語で話してくれたもよう)。フィールドでは、なるべく写真を撮り、オープンストリートマップ上にみんなでデータをタグ付けるという解説がなされ、場合によっては手書き地図にデータを書き込んでも良いという、そういった形式でエリアに向かいました。対象の堀川商店街は、堀川通りにそって、たぶん1キロ強のエリアですが、街角にある30センチ四方程度の小さなお地蔵さんもマップデータに載せることもできるそうです。また、建物の高さのデータも入力できるとのことで、将来的には3Dのマップデータになるのかもしれないです。作業に使ったアプリは、ios用のPushpin OSMというアプリで、手軽にピンをうってオープンストリートマップを編集できます。もちろんアプリを使わなくても手書きでメモして、後でPCで作業してもOK。
Pushpin OSM
 
 私は午後から社会文化学会西部会の集まりがあったんで午後の作業は抜けて、成果発表とクロージングに参加。それぞれのグループの成果物が、まとめで報告されました。一緒に参加した人に聞くと、午後の作業でも、皆さん作業などの編集作業のやり方など丁寧に教えてくださり、同行した人に言わせると、「今までの出張で一番刺激があって楽しかった」とのこと。

ちなみに午後は私はこちらに…↓
週末洛中奇行 その1  #GACCOH での社会文化学会

 やはりおもてなしは京都にはかなわないのかもしれませんね。日本で30カ所同時で行われたこの企画では、それぞれの地域で取組がいろいろと工夫が凝らされていたようですが、京都の取組では、京都という地域性と、それを理解している多方面からの文化の担い手が、オープンストリートマップでつながっていた、そんな感じの実践のように感じました。

 そうそう、さっそく私が同行した堀川団地のウィキペディアの記事ができてその記事にオープンストリートマップがリンクされてるようなんで、そちらもご参照ください。↓
Wikipedia-堀川団地

 準備された方々やこの企画で知り合いになった方々にはお礼申し上げます。
 

 あ、そうそう、あのドイツ人の方々が、フェイスブック上に京都の実践のphotoレポートをアップしているようなので、そちらのリンクも。まあはっきり言って、私の英語なんて、大映映画に出てくる日本人が扮する中国の方の中国語ぐらいブロークンだったのに、爽やかに「英語上手ですね」なんてお世辞を言っていただいてこちらも話しやすかったなぁ…。
 オープンナレッジに関するジャーナルOpen Stepsのフェイスブクページ

 というところで午後から会議です。