2008年02月05日

    

五種という人たち その1 〜 チャキチャキとしたテンポ 〜

にょっきり


人間動物園へようこそ♪
さて、お次は前後型と言われる人たちを観察してみましょう。
(勝手に動物園になっている (´▽`◎))

今回は、前後型の中の 能動的・うっ散要求型の「五種」 です。

前後型の人たちは、捻れ型と同じく行動型です。
なんですが、捻れ型はどちらかというと闘争的、前後型(特に五種)は純粋に行動的という感じ。

五種はとにかく運動したくなる人たちで、エネルギーを呼吸器と運動に昇華しやすいタイプです。
興味を持てば、すぐ行動する。
コマが廻れば廻るほど安定するのとおんなじじように、動けば動くほど安定しますし、面白いもので動けば動くほど冷静になります。

一人じゃいられないし、静かなのもダメ。
いったん動き出すといつまでたっても疲れないで動いてます。
くたびれちゃうまでやっている。
五種は 大体において体が丈夫に出来ていて、こまめに忙しく動くのも エネルギーが行動によって消耗するからなんですね。

そのためとっても冒険心があって、決して石橋を叩いて渡るような行動はとりません。
とはいえ、やっていけるという計算は立っている。
そのへんが捻れ型とは違うところです。 (^o^)
計算が立ちさえすれば、多少の危険を冒かしても行動します。
細い綱渡りのような状況でも、ドンドン渡っていってしまう。

スポーツや冒険、情熱的なことが好き、要するにいつでも「前のめり」ってわけです。
前のめりで重心が上にあって、絶えず行動していることによってエネルギーが分散されるから、動いていないと逆に不安。
動作がテンポよく速い。
逆に、そういうチャキチャキしたテンポよい速度がないとダメなんです。

例えば、五種の人に物事を説明して分かってもらおうというときには、テンポよくパッパッパッといかないと、なかなかうまく相手に入っていかないということが起こります。
次から次へ要領よく かいつまんで説明していかないと、快く受けとってもらえない。
「だから要するに 何なんだよ」って思われちゃう。

また、五種の子どもを叱ったりするときには、不意に何か新鮮な感じでパッと叱られないと変わらないわけです。
間延びしたのろい感じでは、あまりいい感じがしない、不快なんですね。

だから、その逆のパターンも出てきてしまいます。
前後型・五種の先生がいたとします。
例えば、上下型や左右型の人たちというのはわりとテンポ的にはゆったりしたタイプですから、もし先生が、五種的な感受性で上下型や左右型の子どもを叱っちゃうとします。

そうすると、パッと来てパッパッパッと叱言を言いますから、上下や左右の子どもからしたら、何だかよく分かんないけれどもいきなり叱られた、という感じがしちゃうんです。
まるで見せしめのために叱られた、みたいな感じになる。

上下型や左右型は、そういうのはとっても不快でイヤですから、その叱言は受け入れられない。
ところが五種の先生は、自分が元々そういうテンポですから、相手がビックリして不快に思って生理的に拒否反応を起こしてることに、たいていは気がつかない。
テンポの違いというだけで、そういうことも起こるわけです。

そういうテンポでチャキチャキ動いていることが とても快い五種ですから、逆に ジッとしていることには耐えられないんですね。
典型的な「行動しながら 考える」タイプです。
しかも動きながらの方が、断然頭がキレよく働く。

いわゆる「ながら族」は五種のお家芸です。
騒々しい中でも平然と読書することが出来ますし、騒々しい方がものがよく考えられるという感じがある。

ですから五種の子どもだと、テレビを見ながらの方が よく勉強できたりする。
それを「テレビ消して ちゃんと集中して勉強しなさい!」とやっちゃうと、かえって成績が悪くなったりする。
また、先に運動してから、遊んでから勉強する方が能率がいい。
そういう感受性があるわけです。


*前後のエントリーは左上の「過去の記事とシリーズ」からとべます♪

降るように

Posted by appie_happie at 08:56│Comments(6)
この記事へのコメント
お久しぶりです。
捻れの話は読んでなかった訳ではないんですけど、、、入るタイミングを逃したので、読んでるだけでした。
あと、思い当たる人が居るときと居ないときで、読んでての理解度が違うようで、今回は、自分も含め分かる話が多そうでちょっと、楽しみですねぇ。
Posted by ロケットバナナ at 2008年02月05日 18:20
ムフ、私っぽいかもと途中まで思っていたのですが、が、が、

一人じゃいられないし、静かなのもダメ。

ってわけじゃないんです。ワタクシ。一人でまったり本など読んですごく週末とかだーーーーーーーい好き。(はあと)

ですもの。

あと、ながら族には絶対になれません。気が散ると勉強には全く集中できない。意識を集中させなくてはならないときに、バックミュージックが流れるのってすごく嫌いです。静かなところで静かに行動したいときもある私です。
Posted by minira at 2008年02月05日 20:50
・ロケットバナナさん
おひさしぶりです♪

>思い当たる人が居るときと居ないときで、読んでての理解度が違うようで、
<
これ、ありますよね。
是非「あ、あの人だ」って人を見つけて下さい。
面白さは倍増でしょう。 (^o^)
Posted by アキラ@ロケットバナナさん at 2008年02月05日 23:33
・miniraさん
でしょ?
僕はミニーにお会いするまでは、五種っぽいのかも と思ってたんですけど、実際に会ってからは やっぱ違うかな〜?っていうところで、かなり揺らいでしまってます。 (^_^;)
会った印象だけで言うと、(僕の思ってる)五種っぽくないんですよ、ユーは。

でもまぁ、4割五種とかあるでしょうから、ちょっとこのシリーズは楽しみにしていてください。
3割くらいはあるんじゃなかろうか、ってのが僕の今のところのミニー観です。
Posted by アキラ@miniraさん at 2008年02月05日 23:41
私は五種じゃなさそうですね。でも幾分傾向はある様子。

>テレビを見ながらの方が
これはそうですね。なにせ「芳香」の原稿は、自宅だと書いている最中TVは点きっ放し。会社では仕事中って事が普通です(これはまずい・・・でもいいネタが浮かぶんです)。静かなところだと落ち着きません。その場にあわせて頭がアイドリング状態になるようです。

>計算が立ちさえすれば、多少の危険を冒かしても行動します
でも、立たなければ一切手を出しません。安全第一・・・。即断即決はほとんどしませんね。閾値が非常に高く設定されているんだと思います。

こんな私は何種?
Posted by 銕三郎 at 2008年02月06日 12:29
・銕三郎さん
銕さんも、両極端なところがありますよね。
行動的な面があるのと同時に、引きこもりにもなれるでしょ。 (^o^)
ミニーとおんなじ??

銕三郎さんの行動的なところを、僕ははじめ捻れ的なのかな?と思っていたのですが、どうも前後的なもののようですね。
ただし前後型が強いと、計算はわりと瞬時に立ちます。
そうして、7〜8割方の計算が立てばダッと行っちゃうんですよ。
その意味では、五種があっても割合はあんまり多くないかも、ですね。
Posted by アキラ@銕三郎さん at 2008年02月06日 19:56