2020年10月12日

    

頸椎四番という処

華やかに


合宿のテーマに絡んで更年期の話をしたいのですが、その前に頸椎四番というところについて。

頸椎は7つありますから、場処としては ちょうど首の真ん中くらいに位置する椎骨です。
これまでもちょこちょこいろんなことに絡んでお話ししていると思いますが、この頸椎四番、まぁ本当にいろんなことと関係が深いんです。

羅列的に挙げてみると、とにかく いの一番に耳の働き、それに絡んで平衡を保つ働き、
それから口腔、ガク関節、腕(特に肩)の筋肉、
大事なところで甲状腺の働き、肺の収縮・拡張などに関連があります。

肺の拡縮と関係が深いですから、頸椎四番の動きが悪くなると、息が浅くなってしまいます。
特に頸椎四番は、ホッと息を吐く働きと関係が深い。
ホッとひと息つけて、肩が弛む・・ということが出来るかどうかと、直結しているんですね。

ですから頸椎四番の動きが悪いと、ホッと息を吐けなくて 息が浅くなっちゃいます。
当然眠りも浅くなる。
だから神経が弛まない。

また消化器系統や それと裏表の関係になっている感情の動きと深く関連している腰椎二番と、この頸椎四番は対応関係にあるので、感情の浮き沈みとも関係が深い。
息の浅さ・深さに関係が深いんですから、まぁ当たり前と言えば当たり前ですよね。

ですから、例えば月経前の感情の激しい浮き沈みとか、あるいは神経症的な問題の多くが、頸椎四番の異常と絡んでいるんです。
そんなことで、ここは感情の急処だとも言われています。

さらにガク関節とも関係が深いわけですが、ストレスが強いと口が大きく開かなくなってしまうことがありますよね。
あれは頸椎四番の動きの問題だから・・なんです。
ガク関節の動きがおかしくなりますし、同じく耳に絡むようなことにも異常が出てきやすくなります。

ストレスが強かったり、あるいは加齢による老化(こちらは腰椎五番ー腰椎二番との対応関係ですが)の延長で、
例えば耳鳴りや 突発性難聴が起こったり、
あるいは平衡感覚がらみで めまいやメニエルみたいなことになったり、
そんなこんなが、直接的にはこの頸椎四番の異常だったりするわけです。

そのほかにも、歯や舌を含めた口腔まわりなどにも関係しますから、例えば長期の歯の治療や歯列矯正などから、同じような異状状態が起こることもあり得ます。

そして この頸椎四番、どうしても頭に入れておかなければならないのは、甲状腺の働きとの関係です。
整体的には頸椎四番の三側、「中頸ちゅうけい」と呼ばれる処が その中心となっています。

特に女性の場合には、この頸椎四番(甲状腺)、胸椎四番(乳腺)、腰椎四番(卵巣)という“四”つながりの椎骨の密接な関係性があって、これが骨盤の開閉運動や仙椎の動きと連動しているんです。
それによって、月経の動きや妊娠・出産・出産後(授乳etc.)の一連の体の連動関係が機能していく。

ですから この頸椎四番に異常があると、例えば月経にからんで月経前症候群や月経不順みたいなことになっていたり、
妊娠・出産にからんで骨盤の動きがよくなくて、いろんな異状を起こしていたり、
更年期に骨盤の動きが鈍くなって、いわゆる更年期症状といわれるいろんな症状が起こったり、
そういうことが多く出てくるわけです。

一般にざっくり説明するときには「首に問題があると」なんて言い方をすることがよくありますが、実際にはこういう細かいところの動きの話なんですね。

特にいろんなことと関連の深い この頸椎四番は、こういったストレスや神経症的問題、感情の激しい浮き沈み、甲状腺の働きの問題、ガク関節にからむ問題、月経に絡む問題、更年期的な諸症状などなどに深く関係している、まぁ言ってみれば とても悩ましい椎骨なわけです。 (^_^;)

というお話を前フリにして。
次回、更年期に絡むお話を。 (^^)



野口整体に関する記事は「光るナス@らくらく塾」に、だんだんとりまとめ中。

*前後のエントリーは左上の「過去の記事とシリーズ」からとべます♪

こんな華やかさも

Posted by appie_happie at 15:32│Comments(0)