2020年11月20日

    

『メイキング・オブ・モータウン』

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       『メイキング・オブ・モータウン』
       2019年製作 アメリカ・イギリス合作


映画館で予告編を観て、とても興味が湧いて観に行った映画です。
2019年に創設60周年を迎えた音楽レーベル「モータウン」の歴史を描いたドキュメンタリーです。

創設者ベリー・ゴーディに密着しつつ、関係者や所属アーティストの回想や証言など貴重な映像群から構成されています。
もうスゴいです。

なおかつ、ゴーディの親友&戦友のスモーキー・ロビンソンと旧交を温めながら、1972年にロサンゼルスに移転するまでの初期のモータウンの歴史、そのレーベルの魅力を解き明かしていきます。

ご存知の方も多いでしょうけれど、このモータウン・レーベルは、ソウルやR&Bのヒットを数多く連発し、多くのスターを世界に送り出しているんです。
スティーヴィー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、ジャクソン5、ダイアナ・ロス&シュープリームス、テンプテーションズなどなど、
今やこの時代の音楽の先駆者として崇められるアーティストたちが、レーベルの出発点となった一軒家「ヒッツヴィル」で、膝を突き合わせてレコーディングしていた。

そこから光り輝く大スターになっていったんですね。
創設者ゴーディの才能と手腕おそるべし! です。

日本名のタイトルになっている「モータウンの作り方」は、本来は副題になっているものですが、このドキュメンタリーが、「自動車工場で学んだ一つ一つの工程を経て自動車を作るやり方を 音楽作りに生かした」というゴーディの発言が土台になっているからです。

作曲、音作り、振り付けなど、パートパートを分けて制作し、それをベルトコンベア方式で一つのものにまとめていく、ヒット曲量産のシステムに加えて、
ゴーディの人種の壁を気にしない、黒人だろうが白人だろうが才能があれば採用する、男性だろうが女性だろうが才能があれば採用して自由闊達に活動させる、
そういうやり方が名曲、名アーティストをたくさん産んだのだろうと思います。

これと一緒に創設者のゴーディは、昨年90歳近くで引退することになったようなのですが、映っているゴーディも親友のスモーキーも すごい若いんです。
見た目もそうなのですが、何と言っても気持ちがすごい若々しい。
観ているこちらが、思わず楽しくなってしまいます。

そして特筆すべきは、まずは彼らの友情。
それから彼らのまわりの人たちとの関係性と愛情。
それを土台とした仕事のしかた。
「あぁ こういうふうに仕事をしたいものだなぁ」と強く想ってしまうような、出演者それぞれのコメント。

DVDが出たら、もう一回は必ず観ようと思っています。
必見です。


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Posted by appie_happie at 16:29│Comments(0)