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75a32f5c.jpg ハイブリッド・カー販売競争において、好調なホンダ インサイトを足留めすべく、トヨタが大きく動きました。

 これまでも、新型プリウスの外見・内装・性能などの情報を、まだまだ数ヶ月も先の発売であるにも拘らず、かなり流出させてきたトヨタ。

あたかも「もうすぐ、こんなに良いものが出ますよ。だから(インサイトを購入せずに)待っていて下さい。」と言っているような感があります。

 しかしながら、排気量拡大・車体大型化・性能向上に加え、新型になる度に値上げを繰り返してきた経緯から、新型プリウスは250万円くらいからの価格設定になるのではないかと噂され、「新型プリウスが出るのは知っているけれど、どうせ高くて買えない。」とでも思われてしまったのでしょうか、189万円からの価格を訴求するインサイトの好調な売れ行きを食い止めるには至っていなかったようです。

発売後一ヶ月で、インサイトは18,000台の受注を得ました。その中には、新型プリウスを待ちきれずに、もしくは新型プリウスは高額そうだからと、インサイトを購入したお客様もいらっしゃったかも知れません。新型プリウス発売まで、まだあと約二ヶ月あります。この状況を放置しておくことは出来ない。トヨタは、そう思ったことでしょう。

 ついに、5月中旬に発売予定の新型プリウスを205万円からの価格設定にすると、今月発表してしまいました。今まで流してきた新型プリウスの情報に、価格まで加えてしまうとは、もう発売したも同然?注文書も作成可能?前回、現行プリウスのオーダーストップが早すぎるような気がすると申しましたが(2009年2月 新車乗用車販売台数ランキング(軽自動車と輸入車を除く)について)、この価格発表とも関連がありそうです。

 インサイトとの価格差16万円。自動車は数年間使用します。5年間使用すれば、年間32,000円の差、一ヶ月約2,667円高い計算となりますが、これくらいなら、新型プリウスであれば、インサイトとの燃費の優劣で解消可能かも知れません。また、200万円以上の買物をしようというお客様にとっては、物が良ければ、あと16万円は、出せる金額ではないでしょうか?

 これにより、新型プリウスも見てから、インサイトと比較検討するというお客様も増えるに違いありません。更にトヨタは、2011年には200万円以下の新型ハイブリッド車を発売すると追撃ちもかけてきました。おまけに、廉価版として新型発売後にも継続販売されるという現行プリウスも、新型が205万円であれば、当然インサイトと同じくらいの価格となることが予想されます。

 トヨタが、ハイブリッド・カーに関して、攻勢に転じます。守勢にまわるホンダは、どう迎え撃つのか?

 そして、中古車相場への影響は?新型プリウスの新車が205万円であることを基準とすると、その納期にもよりますが・・・・・・。そのお話は、弊店店頭にて。
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