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75a32f5c.jpg 前回のブログにて、新車の登録台数にはお客様に購入して頂いたもの以外に、ディーラー名義に登録した試乗車も含まれると申しましたが、試乗車について触れたついでに、新車ディーラーに在籍していた経験から、試乗車にまつわるアドバイスをいくつかお話させて頂きます。

 まず、新車ディーラーにおいて、どこの店舗にもあるくらい、たくさん試乗車が用意されている車種は、供給過多の傾向にあると思われますので、新車交渉時にサービス(露骨に申しますと、値引きです。)が期待出来そうです。通りから見えるショールームの脇あたりに、マグネットでくっつく試乗車ステッカーをつけて止まっていたりしますので、同一銘柄ディーラーで複数の店舗の前を通る機会がある方は、お目当ての車種をチェックしておいてもよいかも知れません。

試乗車として社用車登録するよりも、お客様へ販売したほうが、もちろん利益が上がりますし、それが本来の姿。ましてや、大人気で納車待ちのお客様が多数いらっしゃるのであれば、試乗車よりお客様の車の登録を優先するはず。にも拘らず、試乗車がたくさんあるということは、・・・・・・余っている車種?新たに生産ラインへ注文を入れるものはダメですが、在庫車であれば、ディーラーさんにとっても売りたい車でしょうから、そこにつけ込んで下さい。

 つけ込んでというと表現が悪いですが、大丈夫。この自動車不況下なら、ディーラーさんも、営業スタッフさんも、売りたい車には、是非つけ込んで!安くしますから!と思っているに違いない!?余談ですが、昔、私が新車販売をしていた頃には、完成検査切れ間近な長期在庫車など会社が売りたい車に、賞金がついたことがありました。値引きは許してもらえるし、賞金は貰えるしで、嬉しかったものですが、そんなときには、つけ込んでもらいたい??

 また、試乗車そのものをねらうのも手です。こちらは、ディーラーでも中古車センターの扱いになります。高年式で、純正オプションが多数付いているものがあったら、試乗車であったかどうか、スタッフに尋ねてみるとよいかも知れません。ストレートに聞かずに、「この車、この年式で、この距離で、この装備なのに、なんで前のオーナーは、手放したのでしょうかね?」と、ちょっと違う方向から攻めると、お客様の不安を払拭する為、「いやぁ、実は試乗車だったんですよ。」と打ち明けられたりします。

試乗車は、お客様に「こういうオプションがあります。いかがでしょう?」とアピールする目的もあり、ナビなどの装備が充実していることが多いので、その点お得です。そして、ディーラーさんも、試乗車であったことに引け目みたいなものを感じるのか、身内からの仕入れなので原価が安いのか、店頭プライスも割安だったりすることが多い気がします。ディーラ自身の車ですので、点検整備の履歴もバッチリ。

 あと、たまに間違われるのが、展示車が安いという噂。あの、ショールーム等に飾ってある車です。たしかに、多くの人が触ったり、座ったりしたので、安くなりそうですが、キズでもない限り、普通の新車と同じに販売されるでしょう。むしろ、ディーラーによっては、砂利の敷かれた埃だらけの新車置場より、保管状況が良好であったりします。

 展示車が安くなるとすれば、展示車だからというよりも、在庫車だから安くすると考えたほうが、ディーラーの考えに近いと思います。

 でも、ちょっとヤリ手の営業スタッフでしたら、お客様次第では、展示車は安いというお客様の思い込みを否定せずに利用し、「そうなんです。展示車だから特別お安くなります。でも、展示車だからといって、キズも無いし、他の新車と変わりませんよ!」という作戦で来るかな?

 車にあまり興味が無く、購入したからには、(下取り査定が無くなるくらい)長く乗ろうと思っていて、購入時価格(値引き額)を最重要視するという新車購入予定のお客様は、新車ディーラーの営業スタッフが、特にこれでしたらお安く出来ますとすすめる車があれば、ひとつご検討してみて下さい。

 営業スタッフは言わないでしょうが、そういう車のキーワードとなるのは、(長期)在庫車、月内登録可能、不人気色、不人気グレード、モデルチェンジ前の型、登録前キャンセル車といったところでしょうか。別に長期在庫でも腐るものではないし、色もなんでもいいし、不人気グレードといっても、エアコン・パワステ・パワーウィンドウ等の基本装備がついていない訳でもなく、エアロパーツなんてなくてもかまわない、特別安くなるのであればというのでしたら、おすすめ。

 少し前ですが、ホンダさんが、新型オデッセイ発表後にも旧型の新車を販売していたことがあります。新車とはいえ、既に生産ラインは新型のものになっており、メーカーオプションや色など、在庫からしか選択出来ない状況下のことです。その代り、大幅なお値引きをしていました。ディーラーの売りたい車を購入するとお安くなるという典型的な例といえます。

 そうではなく、車にこだわりがあり、数年後には高い下取り金額をねらうお客様へは別のアドバイスがございますので、そちらは、ご来店時か、またの機会にでも。
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