先月(2008年12月)の乗用車車名別新車販売台数(軽自動車及び輸入車を除く)が日本自動車販売協会連合会により発表されました。
1. フィット ホンダ 9,910台 (52.9%)
2. カローラ トヨタ 6,617台 (66.4%)
3. プリウス トヨタ 6,047台 (158.3%)
4. ヴィッツ トヨタ 5,945台 (76.2%)
5. キューブ 日産 5,051台 (176.2%)
6. フリード ホンダ 4,918台 (20年5月から)
7. パッソ トヨタ 4,012台 (102.4%)
8. スイフト スズキ 3,328台 (84.0%)
9. セレナ 日産 3,185台 (68.3%)
10. ヴェルファイア トヨタ 3,161台 (20年4月から)
※ %は前年同月比。
※ 通称名については同一車名のものを合算して集計。
(カローラ、キューブ等)
首位には、10月、11月とカローラに抑えられていた、フィットが返り咲きました。ただ、首位とはいえ、前年同月比52.9%では、メーカーの嬉しさも半減ではないでしょうか?
気になったのは、5月29日にデビューし、翌6月には10位、以降7〜11月までの5ヵ月間、4位をキープしていたフリードが6位となったこと。はたして勢いが衰えてしまったのでしょうか?最近いつも上位を占めるフィット、カローラ、ヴィッツに加えて、プリウスが前年同月比58.3%増で3位、キューブが同比76.2%増で5位に食い込んできた為ですが、この先どうなるか?
プリウスは、今年5月にフルモデルチェンジ予定という噂ですが、納期3か月前後といわれている程、たまっている受注があるので、まだまだランク上位を狙えそうです。それにしても、昨秋からの不景気にもかかわらず、昨年は常に前年同月比を上回ってきたとは凄いですね。とはいえ、納期が3か月前後ということは、昨年12月に登録されたプリウスには、リーマン・ショック前で、まだ景気が良く、高いガソリン価格がハイブリッド車に追い風であった頃の契約分まで入っていたのかな?
キューブは、11月のフルモデルチェンジの影響でのベスト5入りかと思われますが、この調子が維持出来るのかどうか。
そして、伏兵はパッソではないでしょうか。昨年は年間を通じてベスト10から外れませんでしたし、年末にはセッテという3列シートが加わっています。
中古車相場にも影響を及ぼす、新車の販売台数ランキング。これからも注目していきたいと思います。
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