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エクリプス前
 エクリプスGSR-4という、アメリカンなマシーンがあります。フロントには赤い三菱マークのエンブレムがあり、リヤガーニッシュには大きくローマ字で MITSUBISHI と書いてありますので、「三菱って日本のメーカーでしょ、どこがアメリカンなの?」と思われるかも知れません。

 ところが、近づいてドアを開けた時、いつもの国産車とは異質な光景を目のあたりにします。「あれっ?ハンドルが逆(左)だ。」「シートベルトが、こんな所(フロントピラー)から伸びている。」「スピードメータが180km/hではなく、240km/hまであり、MPHという表示もある。」などというように。

エクリプス内
 また、車検証を見ると、車名が三菱ではなく、ダイヤモンドスターとなっていることに気付きます。ダイヤモンドスターとは、かつて三菱がアメリカにおいて、クライスラーと共に設立した会社の名前。つまり、このマシーンは、アメリカで生産された逆輸入車なのです。アメリカンと申しても過言ではない内容を有しています。

 そのように、中身は殆どアメ車でありながら、三菱マークと MITSUBISHI の文字を誇示しているスタンスを、なんとなく素敵に感じます。他の日本メーカーにも逆輸入車はございますが、右ハンドルにせず、左ハンドルのまま持って来たのは、三菱とホンダくらいでしょうか。一説には、売れそうもなかったから、右ハンドルにするコストを掛けなかったともいわれておりますが、日本車なのに左ハンドルというのはインパクトがあり、面白いと思います。

エクリプス後
 いにしえのスーパーカーも採用していたリトラクタブルヘッドライト、高性能エンジンの搭載を連想させる左側が膨れ上がったボンネット、そしてダウンフォースを発生させる大型リヤスポイラーなどのエアロパーツ。それらを具有した3ドアハッチバック・クーペスタイルは、得体が知れない存在感とあいまって、速そうな雰囲気を醸し出しています。

 もちろん、雰囲気だけではなく、実際の速さもなかなかのもの。なぜなら、このエクリプスGSR−4には、あのWRC(世界ラリー選手権)で活躍したギャランVR−4や、ランサーエボリューションと同じ、名機4G63ターボエンジンが搭載されているのです。駆動システムも同様に、トラクションに優れた4WDが採用されています。

エクリプスエンジン
 生まれ故郷アメリカでは、兄弟車(プリムス・レーザーとイーグル・タロン)が沢山売れたらしいのですが、日本では希少車に属するようです。同じ車とすれ違わない、他人が知らない車に乗っている、比較的注目度が高いなどという満足感を充分味わえることと存じます。更に、前述の特徴を武器?として、有効的に活用出来るのではないかと考えてみました。
 
 たとえば、この車で、女の子を初めてドライブ・デートに誘うとします。車名は言わず、赤い三菱の車などとだけ伝えておくと良いでしょう。待ち合わせ場所へ到着しましたら、車を降り、車から少し離れて待ちます。やって来た彼女、まずは、名前も分からない、今では少数派のスポーツカーを見て、好印象とは限りませんが、少しは驚いてくれることでしょう。

 そのまま、自分は車から少し離れた位置を保つようにして、彼女が先に車へ向かうように仕向けます。三菱の車という前知識がありますので、おそらく自然と車輌の左側へ行く筈です。左ハンドルに気が付かないうちに、「あれっ、運転してくれるの?」と、とぼけてみましょう。

 彼女が、右側の助手席に座る際、変な所から伸びているシートベルトについて質問してきましたら、「じっとしてて。」と言い、おもむろにイグニッションをひねります。突然、フロントピラーからセンターピラーへ移動し始め、体を固定してくる自動装着式シートベルトには、かなり驚いてくれることでしょう。ついでに、「このシートベルトは、もう、外れないんだ。」と言ってみてもよいですが、怒って帰ってしまうかも知れませんのでご注意下さい。

 あとは、現在の日本車において、右ハンドルのオートマを普通であると仮定すると、この車は左ハンドルのマニュアルという異常な状態ですが、それを何事も無いようにスムースに運転しましょう。ただ、高速道路の料金所はETC付ですので大丈夫ですが、駐車券を取るような駐車場では、右側の彼女にお願いすることになります。彼女が、喜び率先して、駐車券を取ってくれるようになれば、前途は明るいかも?
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