レシピABC
2007年01月09日
配布資料(1)
2004年に配布したレシピABCは、
その後、
「料理用リンゴ・ブラムリーを
ご注文くださった皆さまへ」の配布になりました。
これは、キッチンガーデンクラブの
御倉多公子さんがレイアウトしています。
その全文を、3回に分けて配信します。
■STORY■
イギリスで"クッキングアップルの王様"として不動の地位を占めている青リンゴ、ブラムリー(Bramley's seedling)は、1809年〜1815年の間に、少女メアリーが偶然蒔いたタネから生まれました。その後、イギリス全土に広まり、1883年、英国王立園芸協会(The Royal Horticultural Society 略RHS)から最高賞であるFCC賞を受賞しました。
日本へは、1987年に当協会の日本支部(RHSJ)を
設立の際、初代日本支部理事長であった荒井豊氏が、
その交渉の過程で何度も渡英し、
リンゴが英国では単なる食用ではなく
ガーデニングの分野や童話の世界でも
重要な位置をしめており、
RHSのロゴマークもリンゴの木であること。
また、氏の故郷である小布施町は、
実家がリンゴ農家であることから、
リンゴ談義に花が咲き、
1990年、5品種の料理用リンゴの穂木を導入。
横浜検疫所にて一年間の検疫を経て4種が合格。
その後、日本の風土や食味などから
2品種に絞られました。
なかでもブラムリーは
その形、色、香り、風味の点ですぐれています。
RHSJ、長野県果樹試験場の協力、
小布施町生産者のみなさんの熱意と努力により、
1997年、10kgから、
2005年にはようやく800kgまでに
年々生産量を増やしています。
2007年01月07日
配布資料(2)
■小布施町とブラムリー■
小布施町との縁の深いブラムリー。
栗と北斎の町、そしてガーデニングの町として観光客もふえています。
かねてから、長野県下随一のリンゴの生産地でもあります。
おなじみの紅玉はもちろんのこと、
ブドウ、ナシ、プラム等果樹栽培の
盛んな土地柄でもありますが、
イギリスからきた料理用のリンゴ・ブラムリーの町
として話題の町になることを願っています。
小布施町公式HP
http://www.town.obuse.nagano.jp/index.html
小布施観光ガイド
http://www.e-obuse.com/
2007年01月05日
配布資料(3)
■COOKING■
ブラムリーが届いたら、
まず、薄くスライスして食べてみてください。
酸っぱいさわやかな酸味が特徴です。
サラダで。
熱を加えるとすぐに煮溶けて形がなくなる。
40%以上の砂糖を加えて煮れば、
あっという間に(漉さずとも)滑らかな
リンゴジャムができます。
お砂糖を控えめにして塩コショウすれば、
アップルソースのできあがり。
豚肉との相性は抜群です。
玉ねぎやマッシュルームといっしょに
豚の塊肉を煮込んだポット・ローストもお勧めです。
なんといっても、ブラムリーを使っての
アップルパイを試してみてください。
あらかじめフイリング(詰め物)として
リンゴを煮ておかなくてもよく、
生のまま並べて焼けるので手軽です。
■保存法■
酸っぱいリンゴですが、
そのまま置いておいても甘くなりません。
すぐにボケてしまいます。
独特の酸味と香りを生かすには、
なるべく早くジャムやソースなどに
加工しておくことをおすすめしますが、
一個一個をきっちりラップで包んで、
冷蔵庫の野菜室に保管すれば、
晩秋まで持ちます。
2006年12月17日
とっさのブラムリー(ジャムとソース)
熱を加えれば、すぐに煮とけるからこそ
できる簡単お手軽レシピです。
アップルジャム
ブラムリー半分を幅1〜1.5cmの
8〜9片(櫛形)にカット。
さらにそれを、5〜6片にカット。
ブラムリー160gに対して
洗双糖(ブラウンシュガーや三温糖も可)
大さじ4を深めの耐熱容器に入れて
電子レンジで約5分。
(3〜4分加熱したら、
一度かき混ぜて、残り時間は様子をみて)
アップルソース
ブラムリーは同じように切り、
ブラムリー160gに対して
洗双糖 大さじ2
塩 少々
ナツメグ 少々
バター 大さじ1
約3分電子レンジで加熱してください。
(御倉多公子)
2006年12月15日
ナスとブラムリーのチャツネ
「おいしい食べ方ABC」で紹介されいる
チャツネのレシピを紹介します。
カレーの味付けや薬味として使われる
チャツネですが、ソースとして
揚げた魚介や揚げナスに添えたり、
焼きブタや鶏のローストと
ボリュームのある
サンドイッチにしたり、
スピーディーに凝った味が楽しめる、
冷蔵庫に一瓶あると
うれしい食材です。
ブラムリー独特のコクが
スパイシーな風味と絶妙にマッチします。(ふじっこ)
<材料>
ナス 4個
ブラムリー 大1個
オリーブ油 小サジ1
たまねぎ 1/2個分
無臭にんにくのすりおろし 小サジ1
砂糖 小サジ1
塩 小サジ1
ベイリーフ 1枚
タイム 小サジ1
ハチミツ 小サジ1
酢 1/4カップ
<作り方>
ナス、リンゴ、たまねぎはそれぞれ
5、6mmのみじん切り
オリーブ油でこれらの野菜を軽く炒め
調味料・ハチミツを入れて
15分程度やわらかくなるまで煮る。
2006年11月15日
ミックスも楽しんで&りんごパン
紅玉、ブラムリー、ウィルクス混合ジャムと
ブラムリーのりんごパンです。
久しぶりにりんごパンを作ってみましたが、
ちょっと焦げたけどすごくうまく焼けました。
混合ジャムも絶品よ。
(えのっち)
ブラムリーと他のりんごや果物のミックスジャムも
大変美味しいです。
味や香りに奥行きが出て、それぞれの特徴が
上手に表現される感じがします。
バナナとのミックス(てんさん作)は、
パワーブレックファストというイメージで
好きでした。
みなさんのミックス情報、お待ちしてます。
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