09 望月さんの小布施スケッチ旅行
2009年09月28日
望月麻里さんの小布施スケッチ旅行 その1
ブラムリーファンで画家の
望月さんが、
3年越しの念願をはたし、
ブラムリー農園へ
スケッチ旅行に出かけました。
望月さんは
「ブラムリーの応援になるのなら・・・」と、
ブラムリーファンクラブのために、
この絵を提供してくださった方です。
今回のスケッチ旅行は、
小布施屋さんのご協力もあって、
とても有意義なものだったそうです。
これから、その報告をシリーズでお送りします。
新たなカテゴリー
「09 望月さんの小布施スケッチ旅行」も作りました。
小布施スケッチ旅行
ブラムリー農園を訪ねて
リポート/望月麻里
ファンクラブの皆様、
ご機嫌いかがでいらっしゃいますか?
いつも楽しくblogを拝見しております。
さて、先日、
私は小布施町のブラムリー農園にお邪魔して
樹に実るブラムリーを描かせて頂くという
特別な時間をお許し頂きました。
日本のブラムリーを初めて知ったのは2006年、
それ以来、愛らしいこの林檎を
私はずっと、ずっと、描き続けてきました。
昨年末に銀座で開催した個展では、
ブラムリーを描いた日本画を発表する事も出来ました。
いつか樹に実るブラムリーを描いてみたい…。
アートにご理解のある沢山の方々のお支えによって
その願いが実現しました。
この喜びを皆様にもご報告したく、
お知らせ申しあげます。
づづく・・・
2009年09月27日
望月麻里さんの小布施スケッチ旅行 その2
小布施スケッチ旅行
ブラムリー農園を訪ねて
リポート/望月麻里
快晴の空。
車窓からは彼岸花咲く田園風景、
新幹線が軽井沢を過ぎたあたりからは、
山々も紅葉をはじめ
水田は黄金色に輝いていました。
長野駅から乗り換える長野電鉄の
超レトロな車両にビックリ。
車窓からの満開のコスモス、
林檎や栗、葡萄の樹々を楽しみながら、
あっという間に小布施駅に到着しました。
駅からは小布施屋の優しいYさんが
エスコートしてくださいました。
*
まずは、小布施駅から車で数分の
「フローラルガーデンおぶせ」へ。
ガーデン内の駐車場には色とりどりの林檎の樹があり、
どの樹も林檎をたわわに実らせていました。
その一角にブラムリーの樹もありましたよ〜。
8月末の収穫時期を終えて、
観察用に実らせてあるブラムリーは
ほんのりピンク色染まっていました。
他の林檎の木と比べると、葉の色がやや黄緑が強く、
実の形も、軸の形も、ぷっくりとしていて
とても愛らしかったです。
ガーデン内の駐車場の林檎は
近所の子供達が育てているそうです。
林檎の精達が歓迎してくれているようでした。
紅玉
つづく。。。。。。。。
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2009年09月26日
望月麻里さんの小布施スケッチ旅行 その3
小布施スケッチ旅行
ブラムリー農園を訪ねて
リポート/望月麻里
「フローラルガーデン おぶせ」で一息したら、
念願のブラムリー農園に出発!
のどかな山々の風景、
近くには上質な採石場もあるそうで、
どことなくイタリアの風景を感じました。
山の中の農園に近づくにつれ…、
いかにもイノシシや猿が出てきそうな…。
「熊はでないですよね。」と
Yさんに思わず聞いてしまいました。(笑)
*
ブラムリー農園は
緑に囲まれた、まるで秘密の庭のようでした。
ブラムリーの樹々はのびのびと枝を伸ばし
葉を輝かせています。
鳥の声、蜜蜂の羽音、
草花は蝶を集め、
林檎の木漏れ日の中で絵が描ける…、
なんて幸せな時でしょう。
つづく 。。。。。。。。。。。。。。
http://mochizukimari.com
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2009年09月25日
望月麻里さんの小布施スケッチ旅行 その4
小布施スケッチ旅行
ブラムリー農園を訪ねて
リポート/望月麻里
陽光が眩しく感じられる頃に、
ブラムリーの素描が2枚完成しました。
時の記憶を画面に封じ込めて、
それらが線や色になって
1枚の絵に仕上がっていきます。
スケッチブックを閉じても、名残惜しくて
農園に落ちているブラムリーの葉をお土産にし、
樹々の美しい緑を眼に焼き付けました。
次は収穫前の樹を描かせて頂けたら…。
どうか、実現しますように。
*
フローラルガーデンへ戻り、昼食後、ガーデン内を見学。
珍しい植物をスケッチしたい気持ちを抑えて、
今日はブラムリーを描く事に集中…、
次は駐車場にある観察用のブラムリーの実を
描く事にしました。
つづく 。。。。。。。。。。。。。。。
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2009年09月24日
望月麻里さんの小布施スケッチ旅行 その5
小布施スケッチ旅行
ブラムリー農園を訪ねて
リポート/望月麻里
小布施屋の小布施屋太郎さんから
ブラムリーについてのお話を伺いました。
ブラムリーはそのままだと数個まとまって実り、
その分、実が小さくなるそうです。
また、ブラムリーは軸が短いので、
軸より実が太ると自然に落ちてしまうそうです。
樹にはすでに来年の花芽が沢山ついていて、
小布施屋太郎さんによると来年は豊作との事!
*
皆様の温かいお支えによって、
数点のブラムリーの素描を完成させる事が出来ました。
画面はまだ詩の断片ではありますが、
時間をかけて1枚の絵に仕立てていこうと思います。
日頃、私が用いている画材は
天然石等の粉末を絵具にした
いわゆる岩絵具(いわえのぐ)です。
美しい緑の絵具が多いので、
ブラムリーに相応しい色を選んで描いていこうと思います。
余談ではありますが、
小布施は上質の石が採れるそうなので、
小布施産の石を粉砕し岩絵具にして色として用いても
楽しいな…とも思いました。
充実した一日を終え、帰路へ。
小布施屋のYさんは最後まで素晴らしいエスコート。
駅のホームで電車を待っていたら、思いがけず、
お仕事中の小布施屋太郎さんが
見送りにいらして下さいました。
青林檎ブラムリーをめぐる、
素晴らしい出会いに感謝。
また、小布施に伺うのを楽しみにしております。
つづく 。。。。。。。。。。。。。
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2009年09月23日
望月麻里さんの小布施スケッチ旅行 その6
小布施スケッチ旅行
美味しい小布施 編
リポート/望月麻里
スケッチの合間、小布施屋のYさんのお心遣いで
「フローラルガーデンおぶせ」内のレストラン
「OBUSE 花屋 HANAYA」さんのランチを頂きました。
ここは、庭に面した気持ちよい空間で、テラス席もあり、
また、厨房の方々も、サーヴィスの女性達も
爽やかな笑顔でとても気持ち良かったです。
花屋ランチ
1.朝採り野菜のサラダ
2.小布施産ピクニックコーンのスープ
3.豚ロースのソテー
素材の下ごしらえが丁寧で
シェフの細やかな人柄が感じられる、素敵なコースでした。
豚肉ソテーは、
ブラムリーとの組み合わせも無理がなく、
もう一度、食べたくなるような満足の1皿です。
デザートの
「りんごはちみつ と りんご酢のアイスクリーム」は
酸味と甘みのバランスがよく、
これから始まる午後への祝福のようでした。
*
お土産も買いましたよ〜。
長〜い瓶は、
小布施ワイナリーのプチ・カルヴァドス
”Calvados d' Obuse” です。
中央は、
小布施屋(小布施町振興公社)の「栗の純蜂蜜」、
チーズとワインで楽しむ予定です。
三角の細長い瓶は、小布施屋の「りんご酢」。
その他、小布施屋の直売所で
新鮮なニンニクや野菜、果物も買いました。
*
お土産に洋菓子を買いたいという希望に、
小布施屋のYさんは
「Patisserie Rond-to /パティスリー ロント」
を提案して下さいました。
あの噂のケーキ「ブラムリー」があるではありませんか!
樋田シェフの美しいプロダクツは
私が小布施のお土産にイメージしていたものとぴったり。
ショコラをプレゼントに包んで頂きました。
若いマダムでしょうか、
女性のサーヴィスが素晴らしかったです。
帰りの新幹線の中で
「ロント」のクロワッサンを頂きました!
そして、翌朝のブランチに「ロント」の「ブラムリー」を。
何て、贅沢な時でしょう!
小布施の旅の思い出は、
絵日記「麻里の美味しいノート」にも描こうと思います。
。。。。。。。。。。。。
小布施スケッチ旅行 リポート
END
望月麻里
望月さん、本当にありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。
自分が初秋の小布施を旅したようでした。
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落ち着いたら、上下を入れ替えて
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設定し直します。