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上記はレギスタン広場から撮影したもの。





一日の始まりは宿の朝食から。朝食では皆が顔を合わすので、この宿には日本人・韓国人・イギリス人・ウズベク人他が宿泊している事がわかりました。

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今日の最初の活動は昨日町中で一番最初に到着したモスクと市場のエリアを再度訪問することにしました。

「ビビハニムモスク」はやはりデカイ。中央アジア最大のモスクらしい。入り口の門だけでも巨大で油断するとカメラにも収まりきれない大きさ。見上げると少し威圧される感じ。

このモスクには興味深い言い伝えがあるので、その一つをご紹介しておきます。


インド遠征から帰ってくるティムールを迎えようと、妃のビビハニムはモスクを作らせます。
その建築の途上、当時随一の美男建築家が妃への愛を告白。妃の心は揺れ、とうとう彼にキスを許してしまいます。そしてその頬には痣が…。

 ティムールは帰還とともに見事なモスクに驚き一刻も早く妃にお礼を、と駆けつけますが、頬の痣を見てキスの事実を知り激怒。建築家は死刑。妃は彼への贈り物のはずだったミナレット(塔)から投げ捨てられてしまったといいます。


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モスクには入らず外から見るだけにしておきました。次はモスクのそばのシヨブバザールへ。

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ウズベキスタンには韓国系の人もいるので、市場ではキムチも売っていると聞いていましたが、正にこれですね。右端の女性なんか金髪にしていますが、どうみても韓国系の顔つきですよね。

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この人も韓国系のアジュマですよね。

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お米売り場

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これってヨーグルトなんですかね。

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いちじくですね。

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サマルカンドのナンはウズベキスタンでも有名らしい。テカテカと光ったナンは素晴らしい。

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彼女は英語が上手でした。祖先は韓国だと言ってましたが、途中で地元の血が混ざってそうです。

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次はアフラシャブの丘にある「シャーヒズインタ廟群」に向かった。ガイドブックによると、チムールゆかりの人々の霊廟が一直線に並ぶ「死者の通り」で今でも巡礼に訪れに来る人が絶えない場所との事。

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青色はサマルカンドブルーとも呼ばれるそうで、ドキッとするくらい美しいです。

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一番上まで上がると普通の人達のお墓になってました。

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お墓には仲良く夫婦で入るのですね。

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次の目的地に移動する道端にて。彼女はロシア系ですね。

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ジャーン。昨日の夜も見に来ましたが、この景色を見に来たのですよね。

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良く似た建物ですが。まずは左側。ウルグベク・メドレセ。

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右側はシエルドル・メドルセ。 

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イスラム教は偶像崇拝を否定しており、人や動物を描いたデザインはタブーを犯したものらしい。この建築家は責任をとって自殺したとの伝説まであるそうな。

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次は中央の「ティラカリ・メドレセ」
中にはには青のドームに礼拝所があり、その荘厳さから「ティラカリ(金箔された)」と呼ばれるらしい。

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このモスクに入場する時に、入り口にいたフリーのガイドが「ミナレットにも登れるよ」と言っていたので真っ暗なミナレットによじ登って写真を撮った。思ったほど良い景色ではなかったが、これが後で大騒ぎとなった。警官が飛んできて、「ミナレットには登ってはいけない。罰金だ。ミナレットの扉にその旨を書いてあるだろう」という。

私は「ガイドが言ってたから登った。 罰金だと言うなら扉の鍵を閉めておくべき。また罰金の紙はロシア語なので意味不明だが、そもそも扉の表に貼るべき。裏に貼るのはおかしい」と反論。

ゴチャゴチャ揉めていたら、私に教えてくれたガイドさんがやってきて助けてくれた。彼曰く、「きみはツーリストなんだから問題ない。警官は小ずかい稼ぎに罰金やっているだよね。」

いずれにしても何の関係も無い通りすがりのガイドさんでしたが助けてもらいました。

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この低めのミナレットに登ったのですよね。

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最後に名残惜しく全体撮影。

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次はテクテクと歩いて「アムール チムール」に向かった。

ここはチムールをはじめ息子達が眠る霊廟ならしい。ガイドブックの説明文が興味深いので紹介しておきます。

1.チムールはトルコ遠征で戦死した孫のために廟を建設した。

2 廟が完成した後で、チムールは中国遠征し途中で急死し、彼自身がこの廟に葬られた。

3.チムール自身は生誕の地を希望し死後の廟も作っていたが、ここに葬られた。また「名を刻んだ石だけを墓標
  にするように」と死の直前に言っていたそうですが、その二つともかなわなかった。

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チムールさんのお墓なので興味深いですが、そろそろ何を見ても同じように見えてきて、入場料も取られるためここは外から見ただけにしておいた。

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さて昼食に向かう。 少し表の道から外れて中の路地裏に入ってみた。

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超豪華なチムールさんとは全然違った普通のお墓のようです。

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表の通りに戻る。

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昼食は餡かけ麺と生ビール。

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食後にはまたシヨブバザールをぶらつく。

この金色の水晶のようなものは何だろう。 鉱石のように見えるが凍砂糖のような食べるものなのかなあ。

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テカテカのナン。美味しそうに見えますが、一度ボロ雑巾のようなもので表面を艶出しの為に拭いているシーンを見てしまった、、、、

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とにかく真っ赤なトマト。太陽の恵みが凝縮されているように見えてくるから不思議。

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このヌガーのようなお菓子。目茶甘くて濃厚な味ですが美味しかったです。疲れたときに熱いお茶と食べればグッときそう。

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今日の活動は終了。宿でビールでも飲みながらユルユルしました。


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ユルユルする屋上はこんなとこ。朝食もここです。

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宿の中庭はこんな感じ。結構広いです。

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部屋はこんな感じ。

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さてさて時間が過ぎて夕食の時間。 サマルカンドは食事の場所が少なくて困ります。昼間めぼしをつけていた場所に行きました。

お店には例によってメニュはない。

店員さん曰く、スープ 2種類と串焼き各種らしい。 1種類のスープは昨夜飲んだやつなので、もう一つのボルシチにした。出てきたのが下の写真。 あれれ少し違うぞ。赤くない。これが庶民派なのかなあ?

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オープンエアーな席だったので、串焼きが出てきた頃は既に暗い。何時も「つくね」のようなものばかりなので肉そのものをオーダー。 一つは鶏でもう一つは羊のスペアリブのようなもの。 鶏は非常に美味しい。いままでで最高かも。 羊は滅茶苦茶食べにくい。手にとって苦闘した。羊は大好物なので美味しく頂くも野獣になったような気がした。ワイルドだぜえ。

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お店はこんな感じでした。

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串はお店の入り口で焼いてました。

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宿に帰る途中で買ったブドウ。値段が安くて驚いた。30円くらいでしょうか。 ビックリするように甘いシルクロードの神秘のようなものを期待したのですが、素朴な味でした。プリプリした日本の物の方が好ましいかな。値段は違いますが。


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