アメリカのニュースを見てみた

私はアメリカ通ではないし、帰国子女でもあるまいし、英語がペラペラなわけでもなんでもない。でも最近ふとアメリカのニュースを見てみたら面白いし、言っている事がわかっているような気がしてきた。間違いなく錯覚なのですが、ひょっとしてこのまま見続けたら「英語の達人」になれるかもなんてスケベ心から始めたブログです。好奇心全開でつづる内容が正しいかどうか全く保証の限りにあらず。その節は洒落で許して下され。

トランプ大統領の元個人弁護士でありフィクサーと呼ばれたコーエン氏が連邦裁判所から3年の刑を宣告されたらしい。

sentenceという単語が使われていました。これって学校の英語の授業で先生から「そのセンテンスを訳してください」なんて言われて、私達にも馴染みがありますが、全く違う意味もあるようで、勉強になりました。

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コーエン氏は司法側と司法取引をしており、もっと軽い刑で終わるのかと思っていたので3年の刑とは驚きました。

今回の判決には色んな罪が含まれていますが、そのうちの一つはトランプ大統領が不倫した二人の女性への「口止め料」の支払いが、選挙運動に関する法に違反したとされるものです。こんなのが何の関係あるのとも思いますが、「女性が話すことによって選挙運動の状況が変わる可能性があり、それを恣意的に変えようとした金銭支払い」なので違法と言う論理らしい。

当初大統領は、「そんな支払いは知らない」とシラを切っていましたが、今では代理人としてコーエン氏が支払い、大統領がコーエン氏に返したことを認めています。但し、それは「選挙運動に全く関係しない、単なる個人的な支払いだ」と大統領は反論しています。

大統領の気持ちは十分わかりますが、自分の代わりに弁護士が逮捕されたという事実をもっと自覚するべきだし、アメリカの大統領として自国の法律をもっと尊重すべきのような気がします・・・




これってどうなんでしょうかね。大統領の指示のもとに弁護士がした行為によって、弁護士が牢屋に入るわけですが、大統領に罪はないのですかね。

日本でも良くあるパターンで、「弁護士に対して指示はしたが、何も違法してまでやれと言っていない。弁護士は専門家なので、違法だったら、その旨を私に説明するべきだった。そうすれば支持を撤回していた」なんて、今後言い訳するのかなあ???


大統領の選挙期間中のロシア政府との共謀疑惑については、モーラー特別検査官の捜査は進んでいますし、今後の動きに注目されます。


本ニュースは台湾でも報道されていましたが、私が見たところ日本では報道されていません。何故だろう?

https://news.tvbs.com.tw/world/1046613




トルコにあるサウジアラビア領事館で発生したカショギ氏の殺害に関するCNNの報道をご紹介します。

サウジアラビア当局は「カショギ氏は領事館から帰った」と当初説明していました。その後に当局は騙せないと観念したのか、今現在は態度を一転させ「領事館内での殺人」を認めていますが、サウジ王室の関与は否定しており、今回の関係者に全責任があるというストーリーで進んでいることは御存じの通りです。

サウジの関係者は「カショギ氏は領事館から帰った」というストーリーを偽装する為に、替え玉が領事館の裏口から出る行動もとっていましたが、その企みはトルコ当局には見破られており、関連する映像がトルコ関係者から今回リークされています。


今回のニュースのタイトルは、「Shocking VIDEO of Saudis using body double to cover-up murder(替え玉を使って惨殺を誤魔化そうとするショッキングなビデオ)」でした。

Body doubleという単語は初めて見ましたが、調べてみると、正に替え玉とか影武者の意味でした。

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さて、今回の動画について解説します。


① カショギ氏が領事館に到着した時の映像。

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② 実は、カショギ氏が到着する2時間前に、年齢・体格の似た替え玉男が領事館に到着していました。

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③ 左はカショギ氏の映像。右は領事館で殺害後に、替え玉がカショギ氏の服を着て裏口から出る時の映像。

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替え玉はカショギ氏の服装を着ていますが、靴はサイズが合わなかったのか自分のものを履いています。

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④ 替え玉はその後でタクシーに乗ります。

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⑤ 替え玉は有名な観光地であるモスクでタクシーを降りて人混みに紛れます。

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⑥ そしてトイレに入りました。

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⑦ トイレで服を着替えて、元の自分の服装で出てきました。

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⑧ その後はレストランに行っています。

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替え玉は髭がないので、領事館を出た時は「つけ髭」をしていたらしい。
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そこで手に持っていた白いナイロン袋をゴミ箱に捨てる瞬間をカメラが捕えていました。恐らくカショギ氏の服を捨てたらしい。

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⑨ 替え玉男がホテルに戻った時の映像。任務完了でホッとしたのか笑みが見えます。

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さて、これからサウジ政府による事件の調査結果の発表が待たれますが、トルコ側も注目しておりサウジが嘘をつかないように牽制するためなのか、少しづつ情報のリークが行われています。

殺害時の音声データもトルコ側は握っているとも噂されていますが、流石にそのネタはまだリークされていません。


それでは以下の動画をご覧ください。





アメリカのシアーズ社の倒産のニュースには非常に驚いた。



シアーズ社は日本では全く知名度はないし、私も詳しいわけではないのですが、私が知る限りでは、この会社はかつてはアメリカ最大の小売業者であり、つまり世界最大の小売業者だったという凄い企業なのです。おそらく今のアマゾンやウオールマート以上の存在感だったと思います。

私は30数年前の大学生時代に、たまたまゼミで1冊4000円もする専門書を上下2冊も買わされ、その中にシアーズ社についても書かれており、たまたまレジメを書いて発表したことがあったので名前くらいは知っていました。私は帰国子女でもあるまいし、勿論シアーズのお店に行った経験はないし、アメリカ社会における位置づけを感覚的に知っているわけではありません。

最近の私は何を考えてか突然大学院でMBAなるものを勉強したりしましたが、実は学部の学生時代にも少し経営学なるものをかじっていたのでした。当時は山登りのクラブに熱中し一切勉強しない学生でしたが、3回生ではゼミを選ばなければならず、マルクス経済学は嫌だし(のちに中国に留学する癖にマル経は嫌いでした)、近代経済学は数学とかややこしそうだし(のちの大学院では数学で大苦戦)、残ったのが経営学だったという消極的な理由で選択していました。

久しぶりに昔の専門書を今回開いてみましたが、内容が素晴らしいのでビックリしました。当時はわけがわからないし、嫌々読んでいましたが、今読むと目から鱗です。40年以上前に書かれた古い本ですが、私のような素人にはまだまだ新鮮な内容です。経営の神様と呼ばれるドラッカーの偉大さに今更ながらビビりました。MBAで戦略本を読むときは、翻訳がスムースではなくて意味不明な部分も多かったですが、ドラッガーの著作は翻訳も素晴らしいので読みやすいですね。

「マネジメント課題・責任・実践」上下、P.F.ドラッカー著、ダイアモンド社、1974年 を私が買ったのは1984年なので、出版から10年たっていました。今回シアーズの部分を読みなおしてみたので内容を一部ご紹介します。MBAでは、色んな企業の「実例」を読み込んでから授業で活発に議論するようなケースメソッドを経験しましたが、ドラッカーは40年以上前にそのような手法を取っていたようです。


第一部課題 5企業の経営:シアーズ物語
書籍から、目を引いた部分を以下の通り抜粋しました。

「企業とは何か、どのように経営されているか」
生産、マーケティング、財務、技術、購入、人事、パブリック・リレーションズ等々、企業でさまざまな職能の管理を扱った本は、数千といわないまでも数百はある。だが、企業を経営するとはどのようなことなのか、経営陣は何を行うものと考えられ、また、それをどのように行っているべきなのか。これらの議題についてはまれにしか議論されていない。
こうした見落としは偶然ではない。それは、筋道がたった「企業の理論」も適切な「経営学」も共に欠けているからである。したがって我々は、我々自身の理論化を試みる前に、まずは実際の企業の行為と行動をよく観察することにしよう。シアーズローバック社は、最も成功しているアメリカ企業の一つであるが、同社ほど企業とは何か、企業を経営するとはいったいどういう意味なのか、をよく例示しているのは他に無い。

「シアーズローバックという企業の生い立ち」
シアーズ社の売上は100億ドルを超え、世界最大の小売業者である。同社は、いかなるところにおいてもスバぬけて収益力がある小売業であり、またどの尺度から見てもアメリカ経済では最も収益力がある会社の一つ。
彼らはたとえその所属業種の小売業が、いうまでもなく、古くからある確立された業種で、高度の技術とか科学革新といった華やかさを全く欠いているにもかかわらず、大手の成長会社になってきている。そうした今世紀以前から一貫した成長ぶりを示している企業はアメリカにはない。この点はGMさえもシアーズに及ばない。
いろんなビジネススクールで研究される典型的な「事例」は、失敗の事例、ないしは少なくとも「問題児」の事例である。だが人は成功の事例からのほうがもっと多くのものを学べる。してはならないことを知るより、してよいことを知る方がはるかに重要である。

シアーズ社は、今世紀に入るころ、アメリカの農民が「別個な」「特異な」市場を形成していることに着目したために企業になれた。「別個な」という意味は、既存の流通経路では実質的に農民に到達することが出来ないほど農民が孤立していることを言っている。また「特異な」は重要な点で都市の消費者の欲求と違っている農民特有な欲求を指す。農民の購買力は個人個人では低かったが、全体として見ると大きな、ほとんど開発されていない潜在購買力を示していた。
農民にまで到達するには新しい流通経路を創造する必要があった。農民が必要とし、また欠乏するものに応じる商品を生産する必要があった。さらに、それらの商品を低い価格で、規則正しい供給を保証して、農民にまで届ける必要があった。農民に対して、供給者側が信頼性と誠実性を保証する必要があった。というのは農民は物理的に孤立していたので、商品を引き渡される前に検査するとか、万一だまされた場合に救済を受けるとかはできなかったからである。
したがってシアーズ社を企業として創造するには、顧客と市場について、とくに農民が価値を認めているものについて分析する必要があった。
第一に必要なのは、システマティックな商品計画であった。つまり農民が必要とする特別な財貨を、農民が支払いうる価格で、農民が必要とする質と量を供給しうる仕入先を見つけて育成する必要があった。
第二に、農民にはできない大都市までの買い物旅行のかわりとして十分に役立つことができる通信販売カタログを作る必要があった。通信販売の伝統を破り、誇張した文句で農民に高い圧力をかけて買わせてしまうのではなく、商品について事実にもとづいた説明をすることも勉強する必要があった。カタログとその背後にいる会社とが信頼できることを農民に納得させて、恒久的な顧客を創造することに狙いを定め、つまりカタログを農民向けの「通販カタログ」にする必要があった。
第三に、「買い手が用心せよ」という古い格言を、「売り手が用心せよ」に変える必要があった。これが「異議無く返金します」というシアーズ社の有名な営業方針となる。
第四に、顧客からの大量な注文件数を、安い費用で迅速に処理する方法を見つける必要があった。これは後に、通信販売工場を設立することになる。有名なフォードの自動車工場よりも5年も先んじた最初の現代的な大量生産工場で、仕事をすべて単純な反復作業に分割し、組み立てライン・コンベアーベルト・交換可能な企画部品を備え、とりわけ工場全体の日程計画を立てるというように完璧であった。
第五に、人的組織を築く必要があった。

「シアーズ社の第二期」
シアーズ物語の第二期は1920年代中ごろからはじまる。この頃のシアーズ社の市場は急速に変化していた。農民はもはや孤立していなかった。自動車で町に行って買い物ができるようになっていたからである。農民はもはや特異な市場ではなくなり、主としてシアーズ社のおかげで生活様式と生活水準を都市の中流階級のものに急速に同化させていた。

これと同じ時に都市にも膨大な市場が生まれていた。都市の低所得層は生存ぎりぎりの水準と特異な「下層階級」から脱却し、中流・上流と同じ商品を買える金と欲望を急速に身につけていた。言い換えると、アメリカ全体が急速に一つの大きな同質的な市場になっていた。それに対し、流通組織は依然として別個の、特異な、階級別の市場から成り立っていた。

これら分析に従い、シアーズ社の重点を小売店に切り替える決定をした。それら小売店は、自動車を持つようになった農民にも、また都市の住民にも奉仕できる設備を持ったものとした。

この時期の改革として、製品の設計とそれら製品を大量に生産できる製造業者の育成という大きな職能を追加する必要があった。「上流階級市場」向けの製品、例えば1920年代の冷蔵庫、を限られた購買力しかない「大衆市場」向けに設計しなおす必要があった。また修正した設計で商品を作る納入者を創造する必要もあった。更にもう一つの重要な革新は、商品計画と研究を工夫し、また大衆市場向けに生産する能力を持った何百という小さな納入業者をシステマティックに育成する必要があった。この2つが第二期での大量流通にとって基本的なものになったのは、第一期での通信販売工場とカタログの場合と同じである。

だがそれでけでなく小売販売業に進出する為には、店長を得る必要もあった。通信販売業は高度に集権化していたが、小売店を2000マイルも離れた本社から運営することは出来ない。分権化した組織構造、分権化した会社の経営方法、店長の成績の測定、最大限に現地に自律性をもたせた会社の統一性の維持等、小売販売業を実現するために考案せねばならなかった。

最後に、シアーズ社は小売店の立地、建築、店内設備に関しても革新的になる必要があった。これは単に、店舗を都市の郊外に建てて、適当な駐車場を付設するというような問題ではなかった。小売店に対する考え方全体をかえる必要があった。小売店へ進出する決定をしたのが1920年代中頃であり、基本的な革新が行われたのが1930年代初めであった。これにより売上げと利益は、大不況でも、第二次世界大戦でも増え続けた。

「シアーズ社の第三期、販売から仕入れ、調達へ」
シアーズ社は、その市場の定義をアメリカ国民の移りゆく消費パターンにそって再三変更した。第一期では新たに出現しつつあった「大衆市場」に「量産商品」を入手できるようにした。第二期は「大衆市場」に、例えば台所器具といった「上流階級市場」のものだったものを入手出来るようにした。

シアーズ社は「販売者」から「仕入れ者」に移行し、更にアメリカの家庭向け「メーカー」として定義しなおすようになる。アメリカの家庭の為に、彼らが必要とし、また欠乏しているものを設計する、情報に通じた責任あるメーカーとしての立場にますます重点を置くようになる。これはアメリカで最初の本当に「マーケティング中心」の製造業者になっており、他の業者がお題目を唱えるだけだった「トータル・マーケティング・アプローチ」を実践している。製品を公衆に販売するというよりはむしろ、仕入源を創造するほうに重きを置くマーケティング戦略であるために、売り上げを大きく伸ばし、収益力も向上している。

「前途に控えた挑戦」
シアーズ社は再び新しい挑戦に直面しており、これらの挑戦は過去における事態の進展と同様に、革新と戦略的な考え方を要求するだろう。
アメリカの前途には新しい市場への移り変わりが控えているかもしれない。それに対して今日のシアーズ社は戦略的に良い位置にないかもしれない。1970年代中ごろまでには、教育がある若い家族(そのパンの稼ぎ手は知識労働者として生計を立てる)によってアメリカの市場は支配されるだろう。それらの家族に、たとえシアーズ社が移行できても、彼らの両親(大産業都市のブルーカラー労働者)とシアーズ社が結んできた特殊関係とは違ってきている。つまり、若い家族(知識労働者)の欲求が最大で、彼らの支出が最も急速に増えると思われる分野で製造したり、仕入れたり、販売したりしていない。シアーズ社は依然として基本的には「ものを重視」しており、基本的には製造される商品のメーカー、仕入者、販売者なのである。教育ある若い家族は、ものに対して健全な欲求を持っている。彼らはたとえ収入が平均並みでも、その支出行動と価値観の点では「上流階級」というより、むしろ「上の上」なのである。この意味は、彼らの家計で大きく伸びる分野は、ものではなくて、情報・教育・保健・旅行・レジャー・信頼できる財務上の助言とサービス・仕事と職歴の進路指導であるかもしれないということなのである。これらはまた、アメリカの家族が欠乏し、必要としている分野である。だがこれらは、概していうとシアーズ社が責任あるバイヤーとして自己を確立してきた分野ではない。

さらにシアーズ社は、自社の市場をつねに同質的なものとみなしてきた。少数者の市場セグメントが自社の顧客にならなかった事実を苦にしたことはない。非常に貧しい人も、非常に富める人もシアーズで買い物をしない。だがシアーズ社では、国民の大半が同じ商品を買い、同じものに価値を認め、共通した経済生活像と共通した経済心理を持っているのは当然として疑ったことはない。これはもはや当てはまらなくなるかもしれない。アメリカの市場はいくつかの大きなセグメントに分かれつつあり、購入行動と経済価値観の点で有意味な差異が認められる兆候を示している。それらの事態の進展に、どうもシアーズ社は全く不用意のようである。

シアーズ社が、その主導的地位とその成長能力を維持したいのであれば、今日のシアーズ社は、新しい大きな挑戦に直面しており、再び「自社の事業は何か、自社の市場はどこにあるのか、どの分野で革新が必要なのか」について十分に検討する必要があるかもしれない。

正しい答えというものは、事後的に見ればつねにはっきりしている。だがそれはシアーズ物語の教訓なのではない。それどころか基本的な教訓は正しい答えというものは答えが証明されるまでは、はっきりしたものではないということなのである。1900年頃に「だれにもわかっていた」のは、「ご不満の節
返金します」と約束することは小売業者に財産難をもたらすだけということであった。また1925年ごろに「だれにもわかっていた」のは、アメリカの市場が特異な所得層にはっきりと区別されており、それぞれ違った場所で購入しているこちうことであった。さらに1950年ごろに「だれにもわかっていた」のは、アメリカの消費者がした街で買い物をしたがっているということであった等々。

だが、シアーズ物語の教訓としてさらに重要なのは、「正しい答え」というものが、すぐれた才気とか「勘」から生まれるものではないということである。現にリチャード・シアーズは両方持っていたが、失敗した。正しい答えというものは、正しい質問をした結果として得られるものなのである。そして、この答えからさらには企業とは何か、また「わが社」の事業は何かを理解するために、厳しいシステマティックな仕事が必要となるのである。


(所感)

今回の部分の私の感想は、一部をご紹介しようと思って始めたものの、重要なフレーズの連続に、シアーズの部分はほぼ全文を書き写すことになってしまいました。著者は失敗事例より成功事例の方が学ぶものが多いとして、出版当時に世界最大の小売業であったシアーズ社を取り上げていますが、40年以上が過ぎた今となっては、皮肉にもシアーズ物語は失敗事例になってしまいました。

今回読んで一番驚いた部分は、著者が最強の企業として君臨していたシアーズ社が当時直面していた危機について、「今後は情報等が伸びる時代に変わり、シアーズ社はその用意が疎か」と明確に指摘していた点でした。さらにご丁寧にも「自社の事業は何か、自社の市場はどこにあるのか、どの分野で革新が必要なのかについて十分に検討する必要があるかもしれない。」とアドバイスまでしていたのでした。

シアーズ社は、戦前から時代を明確に分析し、農民を市場に仕上げるために通販システムを確立したり、中流階級の出現を見越し華麗に大型スーパーに転身し世界最大になるような、経営管理に優れた非常に優秀な現代的な企業でした。勿論、ドラッカーの助言も十分理解していたでしょうし、彼ら一流の経営管理手法を駆使したはずですが、最終的には2018年の倒産に至りました。

今回は大変刺激的だったので、ドラッカーの「マネジメント」を今更ですが読み直したい気がしてきました。


(おまけ)

シアーズ社に興味がわいたので、少し調べてみました。


シアーズの歴史が簡単に見れる動画がありました。

1886年創業の歴史ある企業。

カタログ通販からスーパーに転身してアメリカナンバーワンとなる。1991年にウオールマートにナンバーワンの座を譲る。





その昔、アメリカの多くの農家で聖書と並んで見受けられる唯一の本がシアーズのカタログだったそうです。

1902年のカタログを紹介する動画がありました。電話帳のようなカタログに綺麗に整理されている商品群に驚きます。100年以上も前のものとは信じれません。我が国は、その昔にこんな先進的な国に対して宣戦布告したなんて信じられない。




1960年代のカタログ




アメリカナンバーワンスーパーとして成功したシアーズのCM。1976年のものなので、ドラッカーがマネジメントを書いたのと同時期のシアーズが見られます。


























サウジアラビアの反体制記者がトルコのサウジアラビア領事館に行ってから行方不明になっていた事件が、驚くべき展開を見せています。

[ワシントン 15日 ロイター] - サウジアラビアの反政府記者ジャマル・カショギ氏がトルコで行方不明になった問題で、サウジ当局は、同氏に取り調べを行ったところ誤って死亡させたとする報告書を準備しているという。米CNNが15日、匿名の関係筋2人の話として伝えた。

それによると、うち1人は報告書はなお変更される可能性があると話した。また別の関係者によると、今回の対応が許可なく行われ、関与した人物が責任を問われるとの内容が報告書に含まれる見通しだという。


アメリカのトランプ大統領から「フェイクニュース」とよく非難されているCNNの特ダネ報道が元ネタです。CNNは大体チェックしているのですが、このネタは見逃していたので探してきました。



Saudis preparing to admit Khashoggi was killed.(サウジは記者が殺されたことを認めようと準備している)

Sources: Will say death was result of interrogation that went wrong. (関係筋:間違った取り調べの結果としての死亡と言うだろう)



interrogationなんて単語は知らなかったので調べてみました。「取り調べ」くらいの意味ですが、死ぬほどのものですから「拷問」くらいの訳の方が適切なような気がします。

単語レベルは英検1級以上、TOEIC950点以上だそうです。そりゃ知らないわ。

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それにしても本人はどう思ってサウジ領事館を訪問したのですかね。

こんな仕打ちに遭う可能性があると思っていたら行くわけないので、いくらサウジでも「あっと驚くような蛮行」だったと考えられます。それとも行かざる得ない何らかの理由があったのかなあ。

いずれにしても恐い話です。

久しぶりに英語のニュースもご紹介しておきます。

このニュースのタイトルは、「 wall of untruth(偽りの壁)」でした。

何だろうと思って中身を見てみると、


1.トランプ大統領の選挙公約にメキシコとの国境に壁を新設するというのがあり、それについて大統領は写真付きで「予算も取ったし建設が始まった」と宣伝してるらしい。

2.ここにCNNが突っ込んでいます。予算は大統領が言うように「新しい壁の建設」のものではなく、国境セキュリティそのものに関する予算です。また大統領が主張している建設が始まったという写真も、そうではなくて「既存の壁の交換作業」のものであり、新たに始まったわけでは無く以前から続けているメンテナンス作業の一環だそうです。

3.今回のニュースではペンス副大統領が、大統領が建設が始まったと主張する現場を訪問するシーンが映し出されています。「大統領のリーダシップに感謝します」なんて演説しているので、毎度のことながら、ゴルゴ13みたいな渋い顔をして「ヨイショ」をするところに凄い違和感を感じます。

4.記者はペンス副大統領にもストレートに突っ込んでいます。副大統領は、「既存の交換作業」であることを認めながら、「それでも新しく交換された壁は以前の2倍以上もの高さであるので、これは新しい壁の建設の開始と言えるのだ」なんて苦しい言い訳をしています。親分の大統領が言い切っちゃっているので、ミスター太鼓持ちとしては死んでも「新しい壁の建設なんだ」としか言えない苦しい立場のようです。

何というか、日本も似たようなものかも知れませんが、何でこんな簡単にバレるような嘘を平気でつくのか、つけるのかが私には理解できません・・・・







トランプ大統領からツイッターで首を通知されたティラーソン国務長官が3月22日に国務省で最後のスピーチをしました。


特に最後の部分が良かったので、英文を書きだして私なりに翻訳してみた。(3:46あたりからです)





In closing I’d like to ask that each of you undertake to ensure one act of kindness each day towards another person.
(最後に、皆さんには、他の方に対して、日々誠心誠意接する決意を約束して欲しい。)

This can be a very mean-spirited town,
(ここは非常に意地の悪い町かも知れない。)


But you don’t have to choose to participate in that.
(しかし皆さんはそんな習慣に染まる必要はない)

Each of us get to choose the person we want to be, and the way we want to be treated, and the way we will treat others.

私達それぞれは、自分がそうありたい人物像を選びます。そしてそこに至る過程は、私達がどう取り扱われたいか、私達が他の人をどう扱うかによるのです。

God bless you all loved ones, God bless America.
(皆さんと全ての愛すべき人達の幸運をお祈りします。アメリカに幸運あれ。



mean-spirited townなんて単語は今回初めて見たので調べてみた。

mean-spirited

【形】
    心の狭い、狭量な、卑劣な、意地悪な、悪意の、たちの悪い


なるほど。ワシントンを形容するのにピッタリな単語ですね。その昔、田中真紀子さんが使った「伏魔殿」そのものですねえ。

この「決めせりふ」が滑らずに、聴衆に受けた時の、ティラーソン国務長官の「ドヤ顔」が忘れられません。

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最後の 「and the way we want to be treated, and the way we will treat others.」の部分の訳は全く自信がない。その前の部分のPersonを「自分がそうありたい抽象的な人物像」としたが、実際存在する具体的な人物を指すのかも知れない。そしてthe wayとくるので悩んでしまった。「理想像に至る過程」と無理やり解釈して、その過程は「自分自身の行い如何による」と結論付けたが、怪しいものである。


最後の少し前のフレーズもグッとくるのでご紹介しておきます。(2:53~)

Never lose sight of your most valuable asset, the most valuable asset you possess: your personal integrity,
(貴方の最も価値のある存在意義を見失わないで欲しい。最も価値のある存在意義とは貴方の高潔な人格の事です

Not one of you was gifted it. You were born with it. It belongs to you, and always has and will belong to you and you alone. 

(天分という訳ではないが、生まれた時からあなたと共にあるもの。それらは常に貴方専属のもの

Only you can relinquish it or allow it to be compromised. Once you’ve done so, it is very, very hard to regain it.”
貴方のみが、それを放棄する、もしくは妥協することを決定できる。但し、一度決定すると、それを回復する事は難しい


話は変わるが30年ほど前に私自身が社会に出た時の事を思い出した。

アメリカ国務省とは全く違うが、日本企業の本社の伏魔殿のような部門で社会人生活が始まった。その時の上司から「思った事は言うべし。いくらなんでも殺されるわけではないのだから」と言われていた。垢抜けない新入社員で日々ビクビクとして過していた私を励ます意味もあったのだとは思うが、上司自身も実践していたように思う。ある時のこと、上司は会社の重役と対立するも、正々堂々と自分の信じることを主張した。結果、私の上司は「請われて会社の関連会社に出向」する事になった。

あまりに露骨だし、サラリーマンを題材にした漫画のいちシーンのようだが、自分の目の前で本当に起きたので驚いた。この時の強烈な思いを抱いて私はその後の会社生活を送った。勿論、日本的なシキタリに従ってサラリーマンをする日々でしたが、ここぞという時は上司の言葉を思い出し私は行動したので、きっと「可愛くない不良社員」であったと思う。幸い会社を首になることはなかったが、最後には自分から退場して今に至る。そして今も基本的には同じ行動規範で生きている。

アメリカのティラーソン国務長官と私の上司の像が重なって見えてきた。

God bless Mr.Tillerson!



アメリカのABCニュースが「ジョージア」のスキー場で発生した事故を放送していました。ジョージアと言ってもアメリカのジョージア州ではなくて、コーカサスの「ジョージア」の事でした。

少しピンとこない人も多いとは思いますが、この国は昔「グルシア」と呼ばれていた国の事です。それにしても映画の場面のような光景に驚かされました。


 

久しぶりの更新です。CNNで面白いニュースがありましたのでご紹介します。


① オレゴン州のポートランドからミズーリ州のカンザスシティに引っ越しする家族が、愛犬をユナイテッド航空の貨物便で送りました。

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② 家族がカンザスで犬を引取りに行きましたが、犬は到着しませんでした。航空会社でもどこにいったのかわかりませんでしたが、翌朝分かった時には犬は日本に到着していました。

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③ 航空会社の人は貨物便で連れてくることを申し出ましたが、家族は拒否し、機内に乗せて運ぶことを要求しました。結局航空会社はチャーター便でカンザスまで犬を輸送しました。

当初の計画では犬は1524マイルの旅路でしたが、日本に運ばれてしまい12939マイルの旅となりました。犬は無事に返されましたが、家族の精神的なダメージに対する保障についてはまだ航空会社とは話していないので、今後交渉するとの事。

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それでは動画をご覧ください。






1992年から1995年のボスニア戦争。セルビア人とムスリムの戦いかと勘違いしそうだが、良く見るとクロアチア人を交えた三つ巴の内戦であり、我々外国人には理解しがたい複雑な状況だったようです。私は旅行でボスニアの首都サラエボを訪れたことあるが、内戦で破壊されたビルがそのままゴーストタウンのように残されていて驚いた記憶有る。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%B9%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%84%E3%82%A7%E3%82%B4%E3%83%93%E3%83%8A%E7%B4%9B%E4%BA%89


さて、今回のニュースは、そのボスニア内戦関連である。旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷(オランダ・ハーグ)で、クロアチア軍の幹部が戦争犯罪者として判決を受けた際に、判決を不服として何と毒を飲み自殺してしまったという衝撃のシーンです。裁判官をはじめとする関係者は、何が起こったのか自体を把握できず、茫然とする様が映し出されています。まるで映画の1シーンのように見えますが、掛け値なしの実映像なので本当に恐ろしいです。

 

カリフォルニアの山火事は災害が発生して1週間以上になりますが、収まる気配はありません。現時点でまだ100名以上の行方不明者がいるそうですし、また火事の消火に当たる消防士の死亡災害も発生しています。

Wildfireですから自然発火なんですね。アメリカの自然災害のスケールは日本では想像できない位に凄いです。物凄い台風が来たり、ものすごい竜巻が起こったりしたかと思えば、記憶が覚めない間に今度は凄い山火事です。次から次へと起る自然災害に加え、銃器を使った人為的な殺人事件が起こったり、政治的や人種差別的な衝突が頻発したりと、アメリカの生活って大変そうです。

 

ショーンスパイサーの後任のサラ・ハッカビー・サンダースもなかなかの強面のようです。彼女はスパイサーのようなエキサイトはしませんが、発言内容は負けずと劣らず高飛車です。

今回の動画では、毎度トラブルメーカーとなるCNNのレポーターのJim Acostaからの質問を受け、質問には正面から答えず「トランプ大統領は、株価の回復、失業率の低下、規制の撤廃等良い事を沢山やっているのに、マスコミはそんな良い話題についてはたった5%しか報道しない」とグダグダと文句の述べています。

 

CBSの特番が面白かったのでご紹介します。

Darien Gapって聞いて、一瞬「大連(だーりえん)?」と勘違いしてしまいました。

そこは南米のコロンビアと中南米のパナマの間に広がるジャングル地帯の事でした。世界中からの難民が、そのDarien Gapを越えてパナマに入り、それ以降も6つの国境を超えてアメリカを目指すそうです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E7%9C%8C

Darien Gapは凄いジャングルですから、河に流されたり蛇に噛まれたりして命を落とすケースも多く、また麻薬の密輸団のルートでもあり、そちらと遭遇してしまうリスクもあり、正に命がけのルートだそうです。番組で登場した人物だけでも、南米・アフリカ・インド・スリランカ・パキスタン等、世界中に及んでおり、いくら危険でも本国におれなくて挑戦するしか他に道がない人達のようです。

飛行機や船でアメリカを目指すと、警察に見つかり即送り返されてしまうそうですが、この陸路を越えていくと、アメリカで一旦拘束されて亡命の審査に入れる為に、挑戦して見る価値があるようです。

WS000813

それでは動画をご覧ください。

 

アメリカのペンス副大統領がNFLの試合を観戦し、開会式で国家斉唱時に起立しない選手がいたとして退場したニュースは日本でも報道されていました。

https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e5%9b%bd%e6%ad%8c%e6%bc%94%e5%a5%8f%e4%b8%ad%e3%81%ab%e8%86%9d%e3%81%a4%e3%81%8d%e3%80%81%e7%b1%b3%e5%89%af%e5%a4%a7%e7%b5%b1%e9%a0%98%e3%81%8cnfl%e8%a6%b3%e6%88%a6%e4%b8%ad%e6%96%ad/ar-AAt8bRm?ocid=sf

退場については、トランプ大統領から事前に指示されていたそうで、個人的には「副大統領ともあろう人が、こんな事まで大統領から指示されているんだ」と違和感を感じたニュースでした。但し、この副大統領は、ゴルゴ13のように渋い外見の割に、事あるたびに取って付けたような大統領の「ヨイショ」をするので少し不思議な人物でもあるので、この話には納得できる部分はありますが。

今日アメリカのニュースを見ていて、少し違う視点でも議論されていたのでご紹介します。




要は「多額の税金を使って試合を見に行ったくせに、個人的な政治パフォーマンスで退場するってどういうこと?」という視点です。

仮に費用を試算して見ると、飛行機のAir Force2を6時間使用するだけで96万ドル(約1.1億円)かかり、更に空港への送迎費用や、シークレットサービスの費用も加算すると100万ドルを超える費用がかかっているはずです。

ちなみに、ニュース等でトランプ大統領が乗るAir Force1って飛行機の名前を良く聞きますが、今回はAirForce2ですから、副大統領用にも似たような飛行機があることを今回初めて知りました。


尚 今回のニュースのタイトルが、「So Much Worse Than Bridgegate': Vice President Mike Pence's Walk-Out 」とあり、「今回のペンスの退場はブリッジゲートより悪い」とあり、

「ブリッジゲートって何?」と疑問有りました。ネット検索してみると以下のような解説がみつかりました。

要は「クリス・クリスティというニュージャージー州知事が、かつて共和党の大統領候補として有力だったようですが、支持をしない町の市長をいじめる為に、その町とニューヨークをつなぐ橋を故意に封鎖した為に、大渋滞が起こり多くの人が迷惑した」という事件で、ニクソンで有名はウオーターゲート事件に真似て、ブリッジゲート事件と呼ばれているようです。今回のペンスの会場からの退場にも、安全確保の為にシークレットサービスが道路の封鎖等を行っているはずなので、非難されているようです。

(ネットの解説)

2013年の知事選で支持を表明しなかった民主党のフォートリー市のマーク・ソコリッチ市長に対し、知事の側近が政治的報復として、その町とニューヨークをつなぐ重要な橋ジョージワシントンブリッジの車線を一部封鎖し、前代未聞の大渋滞を意図的に引き起こしていた事が2014年になって発覚。

この渋滞で一般車両だけでなく警察車両や救急車などの緊急車両も長時間足止めされて救急車で運ばれていた救急患者が死亡するといった事例もあったほか、ちょうど学校の新学期が始まる時期だったため、時間通りに学校にたどり着けない子供達が続出しました。

ニクソン大統領が辞任を余儀なくされた「ウォーターゲート事件」にちなんで「ブリッジゲート事件」と呼ばれ当時は全国区の主要なテレビニュース番組で連日のように報道されたこのスキャンダル。クリスティ氏の側近の副補佐官とクリスティ氏が任命した港湾公社の高官の間で交わされた「そろそろフォートリーに渋滞を引き起こす時が来たようよ」「了解」と言うメールのやり取りのほか、学校に行けなかった子供達のことについても「どうせフォートリー市の子供達でしょ。ふふっ。」と言ったメールも公開され、そのあまりの意地悪ぶりに批判が集中。クリスティ氏自身も「意地悪」「弱い者いじめ」の性格だとの逸話等が様々公開されました。

非難が集中したことを受け、クリスティ氏は2時間以上かけて記者会見を行って「私は知らなかった」と釈明して火消しに走り、その後の調査でもクリスティー氏が事前にこの報復のことを知っていたことを裏付ける「証拠はない」との結論が出ましたが、人気は一気に下降線をたどりました。


 


サウジ国王が飛行機から降りるときに使うお馴染みの金のエスカレーター。モスクワの空港で、降りる途中に動かなくなったようです。結局自分で歩いて降りたみたいです。以上、これだけのニュースでした。


 


先日アメフトの選手が国家斉唱の時に起立をしなかった事に対して、トランプ大統領が口汚く罵り、そんな奴は首にすべきだと主張して、大騒ぎになっています。

その際に、大統領はサノバビッチという放送禁止用語も使っていましたが、その点について記者がホワイトハウスの報道官にコメントを求めています。流石に記者も質問でも言葉が汚すぎるので、SOBと略称で質問しているようです。

質問に対してスパイサーの後釜の報道官は、「大統領は何時も適切です」とスパッと回答しています。

それにしても、SOBという言葉は、どのような場面において適切でありようがないとは思いますが・・・・

こんな御用すぎる報道官なら要らないような気がしますが。

 


ちなみに本件の波紋は広がっており、バスケットのチームがホワイトハウスを表敬訪問する予定あったものが、メンバーの一人が行きたくないと言っているのを聞いた大統領が、「表敬は名誉なものである。そんなこと言うなら、招待は取り下げてやる」と何ともまた大人げない行動に出ています。

私の見た限りでは、国歌や国旗に対して不満ある人は、「今でも黒人に対して差別が無くならない国だから」との理由のようです。日本の日教組等の理由とは少し違うようです。



サウジの女性が車を運転している動画をネットにアップして逮捕された事件で有名になりましたが、サウジでは今でも法的に女性の運転は許されていません。

近年は選挙権が認められたり、国立競技場への入場が認められたりと流石のサウジも女性の権利が徐々に拡大してきていますが、この度は「女性の運転を認める」という発表がありました。即OKというわけではなく、移行期間を経て来年の6月から解禁となるようです。

 

共和党がオバマケアーの代案を投票にかけることを断念したようです。

「オバマケアーは災難だ。廃棄して新しいものに変えないといけない」が大統領の選挙公約でした。

議会で共和党案が公表され、一度下院で通過したことがありましたが、一部共和党議員の反対にあい廃案になっていました。共和党は改定案で再挑戦しようとしていましたが、アメリカの有名なトーク番組からの強烈なネガティブキャンペーンを受け、更に一部共和党議員の投票を受けれれない事も明白になっていたので、最終的にギブアップした様子です。

 


私はアメリカのシステムを理解していないので詳細は不明ですが、私が理解している状況は以下の通りです。


1.アメリカの番組のホストとはJimmy Kimmelです。日本だったら文化人キャスターと扱われそうですが、アメリカではコメディアンと分類されるようで、「コメディアンの分際で何を言う」とトランプ擁護のFOXニュース等からは強烈に非難されています。

2.Jimmy Kimmelも負けずに反論します。彼の子供は先天的に障害があり生まれてきました。オバマケアーは保険会社に「pre existence condition(既にある条件)」を理由にすることを禁止している為に、保険適用で治療できた事を涙ながらに番組で語り、多くのアメリカ視聴者の感動を呼んでいました。その時の共和党の改定案作成の議員が、その条件を守りますと約束していたのですが、今回明らかになった案が、そうなっていなかった為に、Jimmy Kimmelが番組で「嘘つき」と非難して今回の騒動は始まりました。


3.どうやら今回の共和党案は、地方に選択の自由を与える案のようであり、州の考え方により「pre existence condition」に対する解釈が変わり、かならずしも保証されていない点が問題のようです。






4.いずれにしても「国民皆保険の日本」から見るとアメリカの問題は理解しにくいのですが、やはり根本問題は「医療費が異常に高すぎる」点にあり、それさえ無ければ、皆保険でも個人保険でも、どちらでも成り立つので、そこにもっとメスを入れて議論すべきとしか私には思えません。勿論、そんな単純な問題じゃないから混乱しているのだ。外野は黙っていろと言われそうですが・・・・



先日の国連での演説でトランプ大統領は北朝鮮のキムジョンウンの事を「ロケットマン」と呼んでいましたが、エルトンジョンの昔の歌に「ロケットマン」というのがあるそうです。

大統領は昔のインタビューでエルトンジョンが好きだと答えていた事があるので、今回の発言は、この曲名から来ているのかもしれません。


 

うわ~、滅茶苦茶驚いた。アメリカのエミー賞の授賞式の1シーン。

マジですか????
何度も目を疑った。何かのやらせに違いない。それともアメリカの事だからそっくりさんか??

慌てて調べましたが、どうやらマジのようです。

ホワイトハウスのショーン・スパイサー元報道官がゲストで出て来て、強烈なギャグをかましています。


司会者:今日ここに来られている観客の皆さんの数はわかりません。誰ならわかるのでしょうか。ショーン、貴方ならわかりますか?


ショーン: (なんと本人が登場)

This will be the largest audience to witness in Emmy's Period ! both in person and around the world 
( これは個人的にも、世界的にも証明されているエミー史上最大の観客数です。 ピリオド!)

 


ショーン本人が本当に出てくるのも驚きなら、そのセリフも凄すぎです。

トランプ大統領の就任式の観客が史上最高と胸を張るものの、その後マスコミからオバマ大統領の就任式の写真と並べて比較され、トランプ大統領の時はガラガラであることが明確に指摘され、嘘であることが確実になった時でも、スパイサー報道官は超強気に、「写真は故意に観客数が最小に見えるアングルにしてあり、フェイクだ」と反論するシーンで有名な話でした。また発言の途中で、「ピリオド!」と挟む特徴もあり、それも今回忠実に本人がパロディにしていたので超驚きです。

それでは当時の映像を見てみましょう。




もう1点面白かったのは、ショーンスパイサー元報道官の物真似で大人気のメリッサ・マッカ―シーはサタデーナイトライブのメンバーとしてエミー賞にノミネートされて会場で座っているシーンもテレビカメラは捉え、彼女の苦笑する姿が映し出されていました。出来れば、彼女もステージに呼んで、ショーン本人との2ショットも見てみたかった気がしますが、流石にそこまではしなかったようです。

彼女は、アクションを滅茶苦茶誇張して、ショーンスパイサーを小バカにしており、記者会見の机を押しながら記者をいじめるシーンもあり、今回本人が登場するのも、記者会見用の机を押しながら出てくるところに観客は大爆笑でした。

いくつものバージョンがありますが、それではメリッサ・マッカ―シーの熱演も確認しておきましょう。

  








はぁ~、 トランプが大統領になってしまうのも驚きの国だし、こんな凄すぎるギャグもまかり通る国、アメリカ。何と言っていいのか今日は絶句です。




国連でのトランプ大統領の演説には凄く違和感を感じた。アメリカのニュース番組を色々見ていて、MSNBCの ニュースキャスターである Lawrence O'Donnellの解説が非常に素晴らしかったのでご紹介します。

 
1.彼の解説によると、今のアメリカは「1962年のキューバ―危機」と同じように非常に核戦争に近づいている状況にある。

2.但し、今私達がトランプ大統領に感じている以下のような心配点は、1962年当時の人達は全く抱いていなかった。

① 大統領は精神的に大丈夫なのか?

② reckless in XXXX ( 最後の言葉が聞き取れない。無謀なXXXX)

③ 大統領の子供じみた自己顕示欲

④ 今の危険な状況を、ひょっとして大統領は認識していない?


3.当時の大統領のJFケネディは、予備選挙で指名を争ったスチーブンソンをアメリカの国連代表に任命した。そのスチーブンソンが国連の場で、ソ連がキューバにミサイルを設置したことを冷静に指摘し、廃棄を迫りました。

4.国連でのスチーブンソンのスピーチが素晴らしい。感動しました。

 「我々はすぐにストップするべきだ。話し合う準備は出来ている。   our job here is not to score debating points (私達のここでの仕事はディベートの大会のように演説の得点を争うものではないのだ)。our job is xxxx(聞取り不能)save the peace.(我々の仕事はXXXで平和を維持する事だ)」 


5.このスチーブンソンの主張を今のトランプ大統領に聞かせたいくらいですね。大統領は、大統領選挙で地方を回り、受けを狙った演説で皆を魅了した、そのままのスタイルを国連に持ち込んでいます。

北朝鮮のリーダーを「ロケットマン」なんて呼んだりして、ちょっと舐めすぎですよね。いくら酷いリーダーであっても、下には多くの国民がいるわけですから、少なくとも正式な名前で呼ぶべきです。


 


6.キューバ危機の時のアメリカの国連大使であったスチーブンソンに興味をおぼえ少し調べてみた。wikipediaに当時の発言が記載有ったのでご紹介しておきます。


(wikipedia)

ケネディが勝利するとアメリカの国連大使に任命され、熱心にアメリカの外交政策を支えた。スティーブンソンが最も有名になったのはキューバ危機の時である。

1962年10月25日に行われた国際連合安全保障理事会の緊急会議においてソ連の代表団にミサイルをキューバに設置しているのか尋ね、ソ連大使ワレリアン・ゾリンが存在しないと否定した後、それを反証する決定的な写真を見せ、

「通訳は必要ないでしょう。(ミサイルがあるのか否かを)イエスかノーでお答えしてほしい( Don't wait for the translation, answer 'yes' or 'no'! )」と再質問し、ゾーリンが解答を拒否するや、「地獄が凍りつくまで解答をお待ちしますよ( I am prepared to wait for my answer until Hell freezes over. )」と言い放った。この駆け引きで、ソ連がキューバにミサイルを配備していることを世界中に知らしめることに成功した。


7.大統領のアメリカファースト発言も気になった。「私はアメリカファーストだし、他の国の人も自分の国ファーストでしょう。」なんて胸を張って言ってますがどうでしょうか。当然、そんなことは常識だし、否定する事はありません。但し、それによって矛盾が発生し、戦争が起こることもあるので、それらを解決する「特別な場所」が国連であり、そんな場所で「自分の国がファースト」なんて大声で叫ぶなんて非常識です。自分の国がファーストとの原則を胸の奥にしまい、共存の道を探る場であるべきです。


8.その他、イランの核合意の非難にも驚いた。北朝鮮問題で何らかの合意に向かうのがベストな道ですが、イランの合意を破棄するなんて言い出したら、北朝鮮との合意も意味のないものである可能性が高まり、北朝鮮がそんな合意を話し合う席につくわけがない。



アメリカの超優秀な大統領のブレーンが準備した演説でしょうけれど、私のような凡人にはサッパリと理解が出来ません。









アメリカにサポートされた韓国軍は巡航ミサイルの発射演習を開始しており、500kmの射程の巡航ミサイルを装備した戦闘機が、出撃すれば15分で金正恩を暗殺出来る能力があるらしい。