昨夜は酔っぱらって早く寝たので十分な睡眠がとれた。朝起きてからエレバン駅前を散歩。リダの家は本当に便利だ。
朝市は今日もやっていたので、毎日やっているのでしょうね。東京駅前でやっているかと思うと凄い。
駅前のパン屋さんで朝食。
とっても美味しいけど、日本人的にはサイズが大きすぎかも。一つ食べればお腹いっぱいです。パンもコーヒーもコーカサスはバルカン半島より美味しい。
朝市で買ったザクロを宿で食べる。旅先で何度も食べたことあるが、実がカラカラで美味しいと思った事は無かったが、今回は汁がほとばしるほどジューシー且つ甘く酸っぱい濃厚な味で、初めてザクロの美味しさに触れた気がした。
昼前まで宿でゴロゴロしてから、外出した。地図を見る限りエレバンの町はコンパクトで、一番賑やかそうなエリアまでも、頑張れば宿から歩いていけない距離ではなさそうに見えるが、興味あるのでメトロに乗ってみた。
メトロの駅のホームはエレバン駅のホームと並行してあったので、ここはメトロと言っても地上駅でした。メトロの切符は、アゼルバイジャンやジョージアではSuicaのようなカードを買うものでしたが、ここはプラスチック製のコインを買って投入するものでした。
目的地で駅を降りた。エレバンの町並みって、想像以上にヨーロッパしていました。何だか得した気分。
動画を撮影していてふと気が付くと、稲光していたので、ひょっとして雨が降るのかと感じた。雨なんか降るなんて微塵も思っていなかったので少し混乱した。
マジデスカ? 本当に雨が降り出した。慌てて近くのレストランに避難した。昼食となる。
丁度昼ごはん時であり、店内は満席でテラスの席しか空いてなかった。雨が降り少し肌寒いが贅沢言っている場合では無かった。
旧ソ連を連想させるようなヨーグルトのスープ。酸味が強くあまり美味しくなかった。
パンは今回の旅でベストでした。表面はパリッとしており、中身はフワフワ。町のパン屋さんのワイルドなパンも美味しいですが、たまにはレストランの丁寧なパンを食べるのもよいものです。
チョウザメを注文してみる。アゼルバイジャンのカスピ海で食べたかったが機会がなかった。アルメニアは海に面していない国とは言え、内陸のセヴァン湖で獲れるらしい。
初めて食べた魚ですが、脂も乗っているし臭みもないしとても美味しい。テレビ番組でキャビアを採るために日本でチョウザメを養殖している人がいるのを見たことありますが、卵だけでは無くて魚自体も流通させたら人気となるような気がしました。近大マグロの近大あたりが大量に養殖してくれればいいのに。
実はこんな格好で出てきたらどうしようかとドキドキしてましたが、塩サケみたいなものが出てきて拍子抜け・・・
雨から避難せざる得なかったお店でしたが、割といいお店でした。
雨も止んだので出発。
依然と雲は多いものの薄日も差してきた。
ほ~、このメトロの駅は素敵。
地下から噴水も噴出していた。
この駅は地下でした。他の旧ソ連の国々のものと同じく無機質なエスカレーターで降りていきますが、あまり深いところに建設されていないようで、エスカレーターは長くない。
駅構内の雰囲気や列車はアゼルバイジャンやジョージアと似ていた。前にも書きましたが、旧ソ連邦の国々の首都に、あの時代にこんな地下鉄を建設した旧ソ連って凄い国だった事実に感動する。
リダの家の最寄りのメトロ駅に到着。すぐ正面に鉄道のエレバン駅のホームも見える。
リダの家に戻って休憩した後、夕方に駅の裏側にあるカルフールに出かける。
エレバン駅前の風景。朝早くはここに朝市が立つ。
スーパーのカルフールが入っているモールは意外にお洒落なモールです。ここにも例の「メイソウ」が入っていたので動画でご紹介します。
店内には「From Japan to the World 」とか「Japanese Design Brand」なんて強調しているのが気になる。私が知る限りは彼らは純粋な中国企業であり、日本を名乗る為に形式的な会社登録を日本でしているらしい。今のところは悪い噂は聞きませんが、日本のイメージを変に壊さないように真っ当な商売を心掛けてほしいものです。
店を出るときは真っ暗になっていました。
カルフールで調達した食材。
参考までに価格を書き出してみました。かなり安いですよね。特に野菜なんてタダみたい。
いくら何でもこれは安すぎたので「人造イクラ」なのかなあ?
アルマニアはブランデーで有名らしい。何でもヤルタ会談にやってきたイギリスのチャーチル首相がアルマニアのブランデーを飲んでお気に入りになったという逸話もあります。飲んでみると確かに旨い。帰国時のお土産に決定です。
晩ご飯です。おっさんが調理するのを見ていて不安だったのが、リダが厨房にやってきてガスコンロに火を付けたり、包丁を出しありと何かと手伝ってくれる。
今日は雨が降り中庭のテーブルは濡れていたので自分の部屋で食べる。安物ワインは相変わらず不味いがブランデーはかなりいい感じ。
むね肉なのでパサパサで前回の豚肉には美味しさが及ばない。
お惣菜コーナーのサラダは美味しい。現地の物価で考えると、お惣菜は相対的に高い。日本であまり見かけない小さなキュウリは新鮮です。そのままかじる。
お惣菜コーナーで調達したご飯に「いくら」を乗せてみた。醤油漬けではなく塩漬けなので日本のような味はしないが、それでも雰囲気あり美味しく頂けました。こんな瞬間は楽しいものです。
ちなみに「イクラ」ってロシア語なんですよ。なので、こちらはある意味本場なんです。
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