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2016年06月

ビルド10532で日本語に対応したCortanaだが、多くのWindows 10ユーザーは今回のメジャーアップデートが初のお目見えとなる。だがCortanaは、執筆時点では必要最小限の機能しか持ち合わせず、理想的なパーソナルアシスタントシステムに達していない。先行する英語版などは手書きメモの認識や、Windows 10 Mobileで着信した電話を通知する機能などを備えているが、日本語版はまだ未実装のようだ。
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それでも必要最小限の機能は備えている。例えば地域や日時を指定した天気予報の確認や、カレンダー&スケジュールの登録、アラーム設定、音楽再生、株価の確認や計算などが可能だ。
実際に試してみると、やはり音声認識部分に難があるのか初期状態では認識率が低い。そのため、設定の「応答する相手」を自分のみに変更し、あらかじめ自身の声を登録するウィザードを行った方が認識率も高まるようである。
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気になるのは音声合成エンジンだ。日本語環境では「Microsoft Ayumi Mobile」「Microsoft Ichiro Mobile」から選択する仕組みだが、チューニングが足りないのか辿々しい喋り方は以前と変わっていない。以前、日本マイクロソフトは発表会で「リリース時はさらに発声能力が高まる」と説明していたため、音声合成エンジン(もしくはデータ)のチューニングが行われると期待していたが、こちらはしばらく先の話になりそうだ。
なお、実際にCortanaを使用するには音声入力デバイスが必要になるため、デスクトップPCの場合はスタンドマイクや、マイクを備えたWebカメラなどを用意しなければならない。加えて一定品質以上のマイクを必要とするため、デバイスの選定が重要になる。
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筆者は普段仕事場でBGM代わりにTV番組を流しているが、この状態でWebカメラの内蔵マイクによる音声コマンドはほぼ不可能だ。そのため、Bluetoothマイクを別途購入してCortanaの検証に用いている。2-in-1 PCで試す場合も内蔵マイクがある部分に顔を近づけて喋らなければならないため、スマートフォンと異なるスタイルで使う必要があることは念頭に置いておくべきだ。

Windows 10の目玉機能の1つに、スマートフォンをデスクトップとして利用する機能がある。
 Microsoftの新型スマートフォン「Lumia 950」および「950XL」は、無線またはドック経由でディスプレイ、マウス、キーボードに接続して、Windowsデスクトップとして使用することができる。
 Windows 10は、実行されているのがスマートフォンかデスクトップかに合わせて、一部のアプリの見た目や使い勝手や、OS自体の表示を変更することができるほか、マルチタスクやUSBメモリからのファイルのコピーなどの、デスクトップで日常的に行っている作業も行うことができる。
 Microsoftは2016年に、このスマートフォンをデスクトップとして使用するというアイデアをさらに推進すると予想されており、うわさによれば、Surfaceシリーズのハイエンドモデルである「Surface Book」を手掛けたPanos Panay氏と同氏のチームが、2016年に「Surface Phone」をリリースするために作業を進めているという。

Windows 10には、「Internet Explorer」の古いコードの多くを捨てて新たに作られた新ブラウザ「Microsoft Edge」が付属している。
 ところが、このブラウザは仕様の上では高速で機能も高いものの、それなりのバグがあるほか、「Chrome」や「Firefox」などの競合ブラウザにはある拡張機能がサポートされていないという問題を抱えている。
 Microsoftはこの問題を「来年の早い時期」に解消する予定で、Korst氏によれば、一般提供を開始する前に、Windows 10のテストビルドでEdgeに拡張機能を追加するという。
 拡張機能は、通常HTML、CSS、JavaScriptを使用して書かれた小さなソフトウェアで、ブラウザの機能を拡大するものだ。
 12月、Microsoftは誤って、Windows 10のテストビルドに拡張機能を導入したことを発表するウェブサイトを公開した。このサイトはすでに取り下げられたが、そこでは「Pinterest」と「Reddit」用の拡張機能について言及されていた。
 同社はもともと、Edgeの拡張機能サポートを2015年中に追加する予定だった。

メニューやタイル、ウィンドウバーのフォントサイズは変更することができるが、フォントの変更などは行えない。より詳細なカスタマイズをしたい場合には、フリーソフトをインストールする必要がある。

 自分の思い通りのカスタマイズをしたいという人にとっては、Windows標準機能で行えないのは不満だろう。

Microsoft Edgeでフルスクリーン表示が使えない

 Windows 10から採用された新ブラウザ「Edge」。期待している人も多いだろう。そのEdgeにも不満の声が。フルスクリーン表示にしても、タブやナビゲーションバーなどが消えず、完全なフルスクリーンにならないのだ。

 Webページのみのフルスクリーン表示にしたい場合は、Windowsアプリの「Internet Explorer」を使用しなければならない。

 このほか、サードパーティ製のドライバ類が対応していない、メーカー製の独自機能に未対応といった、Windows 10にアップグレードすることで起きる不具合の報告もある。

 全体的にはWindows 10は小気味良い動作のいいOSだとは思うが、ほぼ強制的にアップデートされてしまうというのは、あまり歓迎されるべきものではないだろう。

私はプロダクト·レビューは苦手だ。Windows 10の各機能の詳細なレビューならThe VergeのTom Warrenの記事 が素晴らしい。Warrenの総合評価は10点満点の8.8点だったが、これは私の直感的評価に一致する。新製品としては十分な完成度といえるだろう。

最初に、Windows 10の新機能を簡単におさらいしておこう。 音声認識アシスタントのCortanaはデスクトップ·パソコンの使い方に新しいページを開くものだ。IEに変わる新ブラウザのEdgeはMicrosoftがとうとうインターネットを真剣に考え始めたことを意味する。アプリ·ストアはよくできている。スタートメニューは不評だったWindows 8のスタートスクリーンを置き換え、洗練させている。動作は快適だ。私自身はスタートメニューをあまり頻繁に使っていないが、Windowsコミュニティーからは好評だ。

気が早く要約してしまえば、Windows 10は役に立つという意味で標準的といっていいだろう。オフィスでMacbook Airを使うときと同じ感覚だ。つまり仕事に使って不愉快な、邪魔になる要素が何もない。Windows 10はリリース時点でこのレベルの完成度に達しているので、今後にさらに期待が高まる。

(念のために申し添えておけば、私が使っているベータ版にはまだ多少のバグがある。製品版にもいくつかのマイナーなバグが残っているかもしれない。しかしそうしたバグは早急に修正されるだろうし、長期的には悪影響を与えないだろう。本質的な機能として優れているということが重要だ。)

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