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 「完璧キャラ設定なのに次々出し抜かれるエルエルフはネタキャラにしかみえない」というのは「一面では真」であっても「たった一面の真」でしかない。

 話のスジを知らない、キャラクターを知らないイニシャルの状態でエピソードを走破していくと、最初は「優秀な少年兵なんだろう」程度で観ているから、既に何度も外しまくったあとに「予言」なんてことばを持ち出してきて、ギャグめいた域の過剰演出(ひとり旅団という渾名、ピースサイン)でそれをやってみせ、キャラ紹介の用が済めばまた都合よく予測を外す…という支離滅裂さに見えるのね。
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 「予言」はハルトを懐柔するための心理戦の手練手管であって、エルエルフ自身がホントにそう思ってるワケじゃないだろう。2話ラスト、ハルトに直接アプローチできる最後のチャンスで放った「このバケモノめ!」も同様。彼はそんな動揺してないもの。のちの契約交渉のために前もって打っておいた布石。
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 見せるべきをすべて見せ、構図が固まる4話までのひと続きの序章編、これをもう一度観なおしてみる。コイツ、適当に外したり当てたりしてるんじゃないよな、実は。しくじったのは3度。強襲と、奪取と、取引の3度。順序やタイミングや先入観に囚われずに俯瞰してみると「この3つにだけ外させないといけない意味」がみえてくる。
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 母国の革命を望むエルエルフにとって「必要なモノ」=「彼の世界に足りなかったモノ」が、序章での「しくじり」に翻訳されて描かれてる。彼は分析して予測する。それが予言。予測できないものは分析できていないもの。それは彼が彼の世界で「知らない」もの。それが「ヴァルヴレイヴ」と「ハルト」と「ショーコ」の3つ。
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 地下施設を襲った潜入部隊、エルエルフはヴァルヴレイヴを目撃しとたんに魅入られる。なんもかんも作戦活動ほったらかしでフラフラ近づいてって、そのせいもあって寸前で地上に射出されてしまうんだけど、彼はそれでも振り向かない。ずっとヴァルヴレイヴだけをみつめ続けてて、最後にやっと悔しがる。
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 エルエルフの革命にとって必要なモノ、彼にとって重大なモノはヴァルヴレイヴとハルトとショーコの3つ。サキは…とくに必要ないみたいです。まぁ、ここでもちゃんと主役ロボットが主人公+ヒロインと共に革命トリオのひとつとして等価に含まれてる、っつーのが安心安定の「ロボットアニメ」っぷりですよねー。
 
(※ここまで、5月10日第4話視聴時点の感想です)