January 19, 2018

お久しぶりです

おはようございます。お久しぶりです、学部2年の門原です。
長らく更新が滞っていたブログですが、これからまた更新を再開していきたいと思います!

 さて、現在私たちは実習で展覧会を企画、運営しているのですが、
先週の展示替え、そして昨日18日の実習での話し合いで今後の方向性を改めて打ち出し、展覧会の後半にむけて大きく舵を切りはじめました。

 現在開催中の「そして はこぶねは ゆく」展では、箱崎キャンパスが持つさまざまな所蔵品の中から私たち学生が出品作品を選び、第一章「円/線」、第二章「科学/美術」、第三章「沈まぬもの」というテーマで三期に分け、展示をしています。
現在は第二章「科学/美術」が公開中です。

展覧会のちらしはこのようになっております。
表面
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裏面
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 展覧会タイトルにある「はこぶね」ということばには、旧約聖書の「ノアの方舟」と「箱崎の舟」という意味が重ねられています。
伊都キャンパスへの移転が迫り、日を追って殺風景さを増していく箱崎で学ぶなか、これが箱崎で展覧会を開催できる最後の機会だということもあり、本展覧会では伊都へ、未来へと渡っていく「はこぶね」にのせて伝えていきたい箱崎の歴史や日々、それらが培ってきた財産を紹介しています。

 美学・美術史を学ぶ者として、私たちには箱崎にある財産に美術的価値を見いだし、作品が持つもともとの意味に広がりを与え、その重要性を伝えるという使命があります。
現在九州大学では様々な視点から箱崎キャンパスの歩みを振り返る催しが開催されていますが、私たちは美学・美術史を学ぶ学生の視点から、箱崎キャンパスの誇るべき財産を皆さんに伝えていきたいと考えています。

 箱崎キャンパスから伊都キャンパスへの過渡期、その渦中にあり、実際に「はこぶね」に乗り、箱崎で先達が培ってきたものを伊都につないでいく役割を担う私たちであるからこそ、箱崎とは何であったかを一度振り返ってみる機会をもつのは大切なことなのだと思います。
本展覧会が、美術を通して箱崎キャンパスの足跡を振り返り、皆さんが大切にしたいものを思い起こす契機になればと思っています。

ぜひ試験勉強やレポートの合間などにもいらっしゃってください。

学部2年 門原

「そして はこぶねは ゆく -AND THE ARK SAILS ON-」
会期:2017年12月15日(金)〜2018年2月14日(水)
開館時間:10:00〜17:00
休館:日曜日、祝日、12月28日から翌年1月4日まで
ただし、1月11日と25日は展示替えのため閉室(博物館常設展示は見られます)
入場:無料
展覧会場:九州大学箱崎キャンパス・総合博物館[三階展示室]


青山熊治『九州大学工学部壁画』公開
日時:2018年1月27日(土)、2月3日(土) 10:00〜16:30
会場:九州大学箱崎キャンパス旧工学部本館4階会議室
*当日はAQAプロジェクトの学生が本壁画についての紹介、説明を行います。



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July 01, 2017

6月29日の実習

初めまして、学部2年の中村です。

今回の実習では、総合研究博物館にお邪魔させていただきました。
まずは、『本草正画譜』などの植物図を拝見することに。5446
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植物の観察図であることを忘れてしまうような精密で美しいものでした。

また、鉱物や石炭に関する展示、現在開催されている「骨を識る」展も見て参りました。
これから展示を企画する際のお手本にしたいと思います。

そして最後に旧工学部本館の青山熊治の壁画も拝見しました。
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作品自体が大きいので迫力があり、圧倒されました。しかし、それに負けないくらい作品のある第二会議室も重厚な空間で訪れることができ感激しております。

これから徐々に展覧会を企画する段階へと入っていきます。これまでの実習での体験を生かしてより良いものを作っていきたいです。

学部2年 中村


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June 21, 2017

6月15日の実習

こんにちは。今回はじめて記事を書かせていただきます、学部2年の門原です。

さて、今回は6月15日に行った箱崎キャンパスでの実習についてです。
普段はなかなか立ち入ることのできない記録資料館・保存図書館にて、調査を行いました。

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記録資料館での調査の様子

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保存図書館での調査の様子


今回はきわめて作品数が多く、特に仙僂諒製掛軸の調査ではなかなか1つ1つの作品にじっくり向かい合う時間は取れなかったのですが、各自手分けして調査を進めました。
晩年に至るまでの様々なる作品に向き合う中で、仙僂里澆覆蕕妻製に関わった人の生の痕跡をも垣間見ることができたのはたいへん興味深かったです。


保存図書館は元々法文学部の図書館として竣成した今はなき法文学部本館と対になる建物で、一時は食堂としても利用されていたようですが、現在はふたたび元来の役目に戻り、しずかに解体の時を待っています。

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キャンパス移転の過渡期にあり、今や有限の歴史的資産となった空間の中で、未来に向けて引き継がれていくであろう作品たちを調査できたこと、その中に人々の生活の痕跡を見られたことはとても良い経験となりました。
万物流転の世にあってもその当時の刹那の機微、生の温熱感を結晶させ、今日までその輝きを伝えてくれる作品たちと向き合える時間を大切にしていきたいですね。



さて、次回の実習では福岡アジア美術館に赴き、アーティストのYALOOさんにお話を伺う予定です。


学部2年 門原


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June 14, 2017

6月8日の実習

こんにちは、学部3年の稲葉です。

同日に二回のブログ更新となってしまいましたが、今回は6月8日に行った箱崎キャンパス所蔵の絵の調査についてです。

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新入生もだんだん調査の仕方に慣れてきて、各自班に分かれ絵の調査を進めました。


今回は作品数が多く、絵に関する情報の少ない作品や、描かれているものの説明が難しい作品も多く見受けられましたが、みんなで意見を出し合い、協力して絵を味わいました。
実習を通し、学生同士の声の掛け合いや笑顔が増え、良い雰囲気ができてきているように感じます。

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中には九大の先生にとても縁の深い絵もあり、驚きとともに、九州大学と美術の歴史的な繋がりも感じられるようでした。
この繋がりをこれからも大事にしていきたいですね。

次回の実習も、そんな歴史ある箱崎キャンパス内を調査する予定です。


学部3年 稲葉

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ジェームズジャック氏の個展を訪問しました

初めまして。今回記事を書かせていただくことになりました、学部3年の稲葉です。

風の涼しい、過ごしやすい陽気が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。
今年の九州は梅雨をあまり感じられないようでしたね。鳥のさえずりが心地いいです。


さて、先日天神で、アメリカ出身の画家ジェームズジャックさんの個展 (Transpacific Crossing 太平洋のなかの風景 James Jack 2017年5月3日ー6月3日 TMT ART PROJECTS 3丁目ギャラリー) が開かれていましたので研究室一同訪問させていただきました。

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船の運転席をモデルに描いた作品と、太平洋の海の断面を横から覗いたような、深浅を表した長大な作品です。


太平洋を横断して様々な島を巡り、自然の美しさや雄大さに魅せられたジャックさん。

植物や土から抽出した、自然的で優しい色を使って描かれた太平洋をモチーフにした絵は、見る人にどこか懐かしいような、温かい想いを起こさせるようでした。



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ジャックさんの熱い言葉に耳を傾ける一同。


人と人とは自然の中で繋がっている、自分はそれを絵で伝えるための道の途中なのだと語るジェームズジャックさんの、新しい作品とより一層のご活躍が楽しみです。


学部3年 稲葉





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