April 12, 2018

新年度になりました!

お久しぶりです。無事に進級し、学部3年になりました門原です。
本日は新年度になりはじめての実習が行われました。
記念すべき今年度最初の実習では、毎年恒例の作品の取り扱いについて学びました。

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研究室に新たに学生がたくさん入ってきたので、若さの風を感じる、にぎやかな実習となりました。

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普段の実習ではなかなか巻物や掛け幅を取り扱う機会がないので、貴重な経験です。
ただ繰り返すのではなく、その合理性にも考えを巡らせつつ、練習しました。
個人的には去年より進歩したなとの所感を得、人間の可能性を感じました!


本年度も作品調査などを通して、大いに考え、学び、充実した実習にしていきたいと思います。


学部3年 門原 百花

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February 11, 2018

第3章作品紹介


こんにちは。学部3年の中西です

いよいよ会期も残り僅かとなってまいりましたが、
今回は第三章の展示作品について一部を取り上げてご紹介したいと思います。

取り上げる作品はこちらの4点です。

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先日郭さんが投稿された記事にも掲載されていましたが、
《工学部2号館裏通り》と《銀杏の木と法文系ビル》のそれぞれ吉川幸作氏による墨彩画と桂木勝彦氏による写真です。

吉川幸作は1968年の九大ファントム墜落事故以来、
墨彩画という独自の技法を用いて箱崎キャンパスの姿を描いてきました。

その墨彩画の中には今はもう無い風景も残されており、その姿を鑑賞者にありありと想起させるのです。

そして、私達が桂木氏に墨彩画と同じ構図で撮っていただいた現在の箱崎キャンパスの写真と見比べていたとき、
その対比に一番グッときたのがこの《銀杏の木と旧法文系ビル裏》の一対でした。


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銀杏の木と旧法文系ビル裏


































墨彩画の中には白亜の殿堂と呼ばれた白い旧法文系ビルと葉を落とした銀杏の木が描かれ、
彩りは少なくどこか寂しいような印象を受けます。

一方、写真に写るのは、青々と茂った銀杏の木と、建物が無くなったことによって開けた空間から見える青空です。
この写真だけ見れば、鮮やかな緑と青、そして赤いレンガのコントラストは爽やかにも思えるでしょう。
しかし、墨彩画と並べることで、そのぽっかりと空いた空間がまた違った意味を持つのです。
むしろこの写真からの方が寂しさを感じることもあるかもしれません。


そして《銀杏の木と法文系ビル》はチラシのメインビジュアルとしても採用されており、
このブログをご覧いただいている皆さまにはおなじみのことと思います。

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こちらの作品は墨彩画、写真ともに木々が鮮やかで美しく、その彩りをまず楽しんでいただきたいところなのですが、
よく見てみると向かって右手にあった建物が姿を消していたり、停まっている車が普通の自動車から工事車両に変わっていたりして、
変わらない木々と対称的に変化していくその場所の様子というものも感じていただけると思います。

更にここで少しばかり裏話なのですが、この写真には、展示していない別バージョンが存在しているのです。

それがこちら。


工学部2号館裏通り


同じ日に、同じ場所で少し引いて撮影した作品です。
そう、この場所は既にフェンスで囲まれており、閉ざされた空間となっているのです。

箱崎キャンパスでは、あらゆるところで、
かつて学生も多く行きかっていた場所が徐々にフェンスで囲まれ、忽然と姿を消しています。


さて、少ししんみりとしてしまいましたが、展覧会はまだ開催中です。
しかし会期は残り3日間と僅かですので、ぜひ今回ご紹介した作品の実物を皆さまの目でご覧いただけましたら非常に幸いに思います。


「そして はこぶねは ゆく -AND THE ARK SAILS ON-」
会期:2017年12月15日(金)〜2018年2月14日(水)
開館時間:10:00〜17:00
休館:日曜日、祝日、2017年12月28日から2018年1月4日まで
入場:無料
展覧会場:九州大学箱崎キャンパス・総合博物館[三階展示室]



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February 08, 2018

第三章『沈まぬもの』内容のご紹介

 こんにちは。博士課程一年の郭と申します。
 先日、福岡は雪に覆われていて、立春とは名ばかりの寒さが続いておりますが、皆様お変わりございませんか。

 さて、現在「そして はこぶねは ゆく」展において第三章の『沈まぬもの』が公開中です。ここで、展示の内容をご紹介させていただきます。

 今回、作品の展示については、理系中門から、博物館近くの保存図書館と旧法文経ビル、旧工学部二号館、航空工学教室、創立50年記念講堂の順番で展示しております。
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(箱崎キャンパス図 部分)

 その中には、吉川幸作氏の水墨画も展示されており、そこでは、倉田謙(1881-1940)氏により設計された旧法文経ビル、旧工学部二号館が描かれています。これらの建物はすでに取り壊されていまいましたが、私たちは吉川氏の作品を通じて、過去の姿に思いを馳せることができます。
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(左:桂木勝彦撮影 / 吉川幸作 《工学部2号館裏通り》
 右:桂木勝彦撮影/ 吉川幸作《銀杏の木と旧法文経ビル裏》)

 《正門守衛室》にて最後に展示されるのは、箱崎キャンパスを去る九州大学が「はこぶね」に乗って、次の段階へゆくことを象徴しています。
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(左:桂木勝彦撮影 右:吉川幸作 《正門守衛室》)


 これは、青山熊治の遺作である《九州大学工学部壁画》です。歴史ある壁画を前にして、未来の象徴である子ども達を抱く家族の笑顔が映っています。このように、九州大学も明るい未来へと進んでいくことと思います。
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 展覧会はあと一週間開催されているので、皆様にも作品をご覧いただければ幸いです。
 お近くにいらした際は、ぜひともご来場ください。

博士課程一年 郭

「そして はこぶねは ゆく -AND THE ARK SAILS ON-」
会期:2017年12月15日(金)〜2018年2月14日(水)
開館時間:10:00〜17:00
休館:日曜日、祝日、2017年12月28日から2018年1月4日まで
入場:無料
展覧会場:九州大学箱崎キャンパス・総合博物館[三階展示室]



aqa_art at 22:09|PermalinkComments(0)

February 01, 2018

第三章『沈まぬもの』章テーマのご紹介

こんばんは、学部3年の稲葉です。
今宵はおよそ150年ぶりとなる天体イベント「スーパーブルーブラッドムーン」が世界各地で観測される歴史的な日でしたが、皆様は拝むことができたでしょうか。こちらの空は雲に覆われていて見ることは叶いませんでした…。

さて、現在私たちが開いております「そして はこぶねは ゆく」展では、第三章となる『沈まぬもの』を公開しています。
今回はこの章のテーマとそこに至った経緯をご紹介していこうと思います。

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吉川幸作 《工学部2号館裏通り》

私たちは箱崎キャンパスの美術品の調査を進める中で、画家の吉川幸作氏による、在りし日の箱崎キャンパスの姿を描いた絵の存在を知りました。墨彩画という独自の技法で描かれた絵からは温かい光を感じられ、この地の記憶を呼び覚ますようでした。

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左:桂木勝彦撮影 航空工学教室 右:吉川幸作 《航空工学教室》

そこで、九州大学専任の写真家である桂木勝彦氏に協力していただき、現在のキャンパスを写した写真と過去のキャンパスを描いた絵を並べ、記憶と感情を喚起できるような展示としました。
変化し消えゆくこの地の思い出は、時間の波に流されずにいられるのでしょうか。

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皆様が実際に見たり訪れたりしたことがある場所や、思い入れがある場所もあるのではないかと思います。


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そして今回、箱崎に眠る巨大な壁画、青山熊治による《九州大学工学部壁画》を紹介、期間限定で実物を公開しています。
「沈まぬもの」というテーマの下、この作品のことをぜひ多くの人に知ってほしいというという思いもあり、今回この壁画について紹介している映像をご覧いただけます。

また今週の2月3日には、博物館協力のもと会議室を開放し、壁画を実際に見ることができます。
月ではありませんが、歴史に覆われた至宝を見ることができるとても貴重な機会です。ぜひご覧にお越しください!


学部3年 稲葉



「そして はこぶねは ゆく -AND THE ARK SAILS ON-」
会期:2017年12月15日(金)〜2018年2月14日(水)
開館時間:10:00〜17:00
休館:日曜日、祝日、12月28日から翌年1月4日まで
ただし、1月11日と25日は展示替えのため閉室(博物館常設展示は見られます)
入場:無料
展覧会場:九州大学箱崎キャンパス・総合博物館[三階展示室]


青山熊治『九州大学工学部壁画』公開
日時:2018年1月27日(土)、2月3日(土) 10:00〜16:30
会場:九州大学箱崎キャンパス旧工学部本館4階会議室
*当日はAQAプロジェクトの学生が本壁画についての紹介、説明を行います。



aqa_art at 00:37|PermalinkComments(0)

January 31, 2018

旧工学部会議室公開1日目

こんばんは。学部2年の林です。

現在AQAプロジェクトで行っている展覧会「そして はこぶねは ゆく」では関連事業として、九州大学箱崎キャンパス旧工学部本館4階会議室の
青山熊治『九州大学工学部壁画』
を公開しております。

その第1日目(1月27日㈯)はどのくらいの方にお越しいただいたのでしょうか。

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会議室は午前10時から午後16時半まで開放しておりました。
午前中に2、3名ほど、午後からも3名ほどの方々にお越しいただいたようです。
私は14時から16時半まで会議室に待機しておりましたが、学生の方が1名来てくださいました!
寒い中足をお運びくださり、ありがとうございました!

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迫力ある青山熊治の大作『九州大学工学部壁画』はさることながら、
見事な刺繍が施された椅子やカーテン、レトロな蓄音機や黒電話など、会議室のおごそかな置物や装飾も魅力的です。
是非お越しになって、その雰囲気を肌で感じてみてください!

肌で感じるで思い出しましたが、会議室には空調が無いため、少々寒くなっております…
どうぞ暖かい恰好でお越しください!

次の壁画公開日は2月3日㈯10:00〜16:30です。(残る壁画公開日はこの日だけです!)
常設展示室での展示は壁画公開日でなくても行っているので、そちらの方にも是非お立ち寄りください。

学部2年 林

「そして はこぶねは ゆく -AND THE ARK SAILS ON-」
会期:2017年12月15日(金)〜2018年2月14日(水)
開館時間:10:00〜17:00
休館:日曜日、祝日、12月28日から翌年1月4日まで
ただし、1月11日と25日は展示替えのため閉室(博物館常設展示は見られます)
入場:無料
展覧会場:九州大学箱崎キャンパス・総合博物館[三階展示室]


青山熊治『九州大学工学部壁画』公開
日時:2018年1月27日(土)、2月3日(土) 10:00〜16:30
会場:九州大学箱崎キャンパス旧工学部本館4階会議室
*当日はAQAプロジェクトの学生が本壁画についての紹介、説明を行います。

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