May 19, 2017

グアムのダイビングショップ物語2075―今日のグアムと、3スタッフ揃いました

guam519intro9アクアアカデミーのスタッフたちも一通りにヴァケーションをいただきまして、グアムを離れて気分転換終了。
楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、グアムに戻って来たら来たで楽しいんですが、あの美味しい食べもの〜とかあの美味いビールがぁ〜ってことになるのが厄介。
グアムでは食欲は切り捨てる。
毎日スパムおにぎりで文句言わない。だからせめて美味いビールだけは飲ませてね〜っていう生活。
でも最近思うんだけど、グアムのビール日本より美味いもん増えたんだよね〜!

guam519intro1っていう久しぶりの3人スタッフ揃い踏みな今日。
これから夏に向けて頑張ってまいります。

お一人ダイバーの方がいたんだけど訳分かんない。
東京湾でダイビング実習をしたって!
東京湾で潜る許可を持っているインストラクターが知り合いでその人に認定してもらったんだそう。
guam519intro2訳わかんないっていうのは東京湾に行こうぜっていうことで嬉しかったんだろうかという疑問。
そりゃあマニアックなダイバーは好きでしょうね。
東京湾には意外に生物がたくさんいるんだぜってことで記録したり、全員が東京湾に潜れる訳ではないんで優越感っていうのか自分たちだけ潜ってるとかなのかな。
でもね、これから初めて潜ってみようって言う人が楽しかったんだ
guam519intro3ろうか・・・。
自分も興味はありますよ。
潜ったことないんだもん江戸前の海なんてね。
穴子にシャコにコハダ辺りがいいなあ。(笑)

それじゃあきれいなグアムの海にご案内します。
みなさんほぼ揃った感じで同じペースで進めていけそうなんだけ
guam519intro4ど、みなさんたちの会話の中で一組が新婚カップルって言うことが発覚。
本人以外のところからちゃんと水中できれいな写真撮って上げてくださいよって。
あんまりそういうことを事前に知っておきたくないタイプなのにわかっちゃったんで、そのカップルを捜すんだけど、彼は絶対いる。すぐ後を泳いで来ている先頭集団の一人。
guam519intro5でもね彼女は視界に入らない。
誰かの後に隠れた感じで前に出て来そうもない。そこで後のスタッフがグイグイって押して前に出して来るんだけど、またあっという間に後に戻って行っちゃう。
二人は1ダイブのツアーなので後で修正もなにもないのでひたすらグイグイ作戦を繰り返すことに。
でもいい妻です。
ご主人の影を踏まず三歩下がって付いて来る。
それに引き換えご主人は亭主関白だなあ〜(笑)

左手の親指をグイッと曲げたところから来てくれた3人。
guam519intro6男女はダイビング経験ありだけど一番若手の男性は初体験。
でもこの男性と新婚のご主人が先頭を泳いで来る。
最初は3人揃って後であまり見えなかった女性チーム。
その中で一番心配していた女性が一本目の後半からダイビングに開眼したみたいで、グイグイ前に出て来てこの3人がどうやら先頭集団となったみたい。

セカンドダイブは東京湾ダイバーの男性チームと後半グイグイの女性チーム。
みなさん調子を上げて来てくれているので水中展望塔も行くし、カメにも会いに行くぜ。
guam519intro7ちょっと1ダイブツアーの方に意地悪しているとか、差をつけているとかの変な気持ちはなく、本当に一本目のダイビングでは水中展望塔の方に泳いで出て行ける安定感がないんです。
それが2ダイブのメリットだから、相変わらずスノーケルツアーにカメが抱えられているけど、最近はそれに負けじと下から隙をうかがってる。
「あそこにカメがいるよ。」って指差しても下からは逆光だし、見
guam519intro8慣れていない人にはカメとスノーケラーの区別が付いていないのでなるべく近付いて行こうと思って。
その甲斐あって今日の2ダイブツアーの人たちには全員カメを見てもらうことができました。
写真はなし。
全く隙がなくて撮れなかった・・・。
こっちも餌持って行こうかな〜。  

May 18, 2017

グアムのダイビングショップ物語2074―今日のグアムと、零式水偵の謎

guam518reisui3零式水上偵察機を水中で見ることができるところは他にどこだろう?
自分の知っているのはサイパンのマニャガハ沖で、裏返しになって沈んでいてほぼ砂に埋もれてるもの。
昔は零戦ポイント呼ばれていて長い時間が経過したが1987年に三菱重工の方に「これは零式ではあるが戦闘機ではないので零戦ではない。」と教わり、引っ繰り替えしたら座席が3つ出て来るはずだと。
そしてもう一カ所がグアムのアプラハーバーの中で最近知ったところだ。
他にまだ見に行ったことはないが、パラオでは水深10mほどのところに一機、岩に囲まれて絶好の隠し場所だった浅瀬にプロペラの先端を出しスノーケリングで見に行くことができるところに数機。
これら以外には知らない。

guam518nishikitaiteiトラックに零式水上偵察機があるとは聞いていないが二式大艇がある。
サイズはだいぶ違うが零式水上偵察機と同じ水上飛行艇だ。
これらの水面に降りることができる航空機たち。パラオの零式水上偵察機を除いてどれもが裏返しで沈んでいる。
当たり前と言えば当たり前。
水面に浮かぶためのフロートが付けられた航空機である。
沈んで行けばフロートが最後まで浮かぼうと残る訳だから逆さまに引っ繰り返ってしまうに違いない。
たとえ着水したときに上を向いていたとしてもだ。

guam518reisui2ところがパラオの水上偵察機はどうだ。
全て引っ繰り返ってはいない。
そして鹿児島の万世で見た零式水上偵察機。
展示されているものにはフロートが両方とも残っていない。
水中で発見されたときの姿をそのままで展示されていると言われ、実際に水中で発見された当時の写真を見ても上を向いたまま砂に埋もれていた。

なぜだ。

guam518valフロートの付いていない航空機を水中で見ると、上を向いたままだったり引っ繰り返っていたり様々だ。
たぶんそれは水面に落ちた時の状況によるのだろう。
同じグアムに沈んでいる九九式艦上爆撃機は昔は上を向いていたそうである。
それを引き揚げようとした者が失敗して二つに折れ、引っ繰り返ってしまったらしい。
あの九九式艦上爆撃機が沈むことになった状況から推測すると、グアムのオロテ岬上にある滑走路に着陸しようとしていた中で零戦に援護されながらも撃墜されそうになり、しかしまだ機体のコントロールができていた。
二人の乗員は上空から見えたサンゴ礁の浅瀬。
今ではそのサンゴ礁の上に岩を積まれブレイクウォーターと言われる防波堤のようになっているが、それはグアムがアメリカに奪われた1943年から1946年の間に造られたもので当時はない。
その浅瀬の脇に何とか着水できれば沈む前に脱出して浅瀬を伝って陸地に帰ることができる。
そう思ったに違いない。
だからあの二人の乗員たちは助かったと思っている。
運命の分かれ目は着水時の機体の姿勢だ。

guam518reisui5パラオのアラカベサン沖に沈む零式水上偵察機は基地から離陸して間もなく撃墜されたという意見が多い。
着水の失敗と言う人もいる。
しかし機体とフロートを固定する脚はそんなに丈夫だろうか。
もっと強度を高めたくても飛行時の抵抗を考えるとあの程度の太さの脚しか付けることができず、それを補うためにワイヤーが付けられてもいる。
撃墜されたのならフロートは機体から取れてしまうだろうし、上を向いたまま沈んでいることが納得できない。
写真を見る限り、アラカベサン沖の零式水上偵察機には右側はないようだがしっかり左のフロートは残っている。

guam518reisui1guam518reisui4一機だけ沈んだ様子がわかっている機体がある。
鹿児島の万世のだ。
乗員3名は無事に生還して平成までお元気でいたので、雑誌に寄稿した方もいるし、当時の様子を話してくれてる方もいる。
沖縄から戦闘機に追われて逃げ帰り、知覧の基地に降りようとしたところ敵機と間違えられて高射砲を撃たれ、最後は燃料切れで不時着水した。
体勢を崩した着水だったようで木製だった尾翼の先端につかまって泳いで岸に帰り着いたと。
つまり機体がかなり壊れたということでフロートはどちらも残っていないのと尾翼が一部しか残っていない。
しかしそのまま上を向いたままで沈み、プロペラは三枚とも無傷。

このことから鹿児島の零式水上偵察機は水平を保ってはいたものの、尻を下げ過ぎて着水。
尾翼とフロートが壊れ、その外れたフロートのお蔭で上を向いたままの姿勢で着底した。幸い沈んだところの水深は浅かったので機体がバランスを崩す間もなかった。
という推測ができるのではないだろうか。

guam518reisui6それともう一機、記録はなくても沈み方が想像できるのがパラオの浅瀬でスノーケリングで見に行くことができる零式水上偵察機。
近くの洞窟に隠してあった機体の中の一機であり確実に海に浮かんでいたはずで決して飛んではいない。
上空から航空機の攻撃で沈んだに違いない。
かなり機体は壊れているように見えるが、それは近年に人が色々外して持って行ったということもあるはず。
また攻撃は爆弾ではなく機銃掃射だろうと思う。
そこで沈んだ原因はフロートの浸水により浮力を失い、そして今のように海中にあるのではないだろうか。

同じようにアラカベサン沖の零式水上偵察機。
アラカベサンは水上飛行機の基地だった。
アラカベサン沖とはどの程度の距離なのかは行ったことがないのでわからないが、地上にあったらいざという時に飛び立つのが遅れる。数機は水面に浮かべておいて全く不思議ではない。
インターネットで見た写真の中にフロートの上部に大きな穴が開いているものを見た。
おそらくあの穴などにより浮力を失って沈んだのではないかと思うのだがどうだろう。
もちろん機体後部がないなど他の損傷もあるが、逆に機銃掃射でフロートにだけ当たる方が不自然で機体後部も機銃により破壊されたのではないか。

本当に人の褌で相撲とってるみたいで申し訳ないし、まだ見たこともないパラオの零式水上偵察機ではあるのだけど、何でパラオの零式水上飛行機だけが上を向いているのかが不思議でならないのだよなあ。
  
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May 17, 2017

グアムのダイビングショップ物語2073―今日のグアムと、手間暇かけます

guam517intro1キャノンのS95を持って来てる。
ちゃんと防水ケースに入れて。
これは只者ではない。

体験ダイビングに参加する方の中には、自分はダイバーなんだけど一緒に来ている方がダイバーではないというパターンは多くあり、ダイビングする場合はボートに乗って行くファンダイブではなく初
guam517intro2めての方でも潜れる体験ダイビングに参加するしかない。
自然相手の遊びはレベルの高い方に合わせることはできないわけだ。
しかし、その場合はダイバーである方がかなり譲歩したダイビングで、どうせ大したことしないんだよねって思われるに違いないんだけど、アクアアカデミーの場合それを裏切ることを目標にしている。
下手するとダイバーが置いて行かれちゃうくらいにガンガン泳ぐ。
最近なんてカメが見えちゃうし、バラクーダも悠然と頭上に現れたりする。

guam517intro3だからこういうダイバーは歓迎なんだけど、彼女は沖縄でやった体験ダイビングが楽しくてダイバーになってるらしい。
でもそのときのダイビングはインストラクターが後でタンクバルブを掴んで連れて行かれたという内容だったそう。それでも楽しくてダイバーになっているんだから、今日はきっと彼女にも楽しんでもらえると思う。
決して体験ダイビングに付き合っちゃったっていう落胆な感じはないはず。
あとは初体験の彼女だ。

正直言ってしまうと、第一印象は「大丈夫かなあ〜?」だったので、説明の段階でそれに対する方法を重点的に言っておいた。
実際に海に入ったって、もう一人は放っておいていいわけだから、これはもうマンツーマン。
水中に入ってくれさえすれば後はどうにでもできる。
最初が肝心ってことだ・・・。
大丈夫!
彼女は一度も顔を上げることなく少しずつ魚と戯れながら顔の表情が楽しそうに。

guam517intro5ってところでさあ出発です。
ダイバーはカメラ片手に自由なのでなかなか二人が一緒にいるシーンは少ないんだけど、初体験の彼女も上手にフィンを使ってダイビングしてるので彼女も自分に付いて来てる範囲で自由自在。
最初のダイビングで多少の問題が見えたので、悪い癖が身に付かないうちに一度中段。
戻って来てワンポイントアドヴァイス。
セカンドダイブはしっかり修正。
カメを見るだけは普通通りのダイビングでいいんだけど、もうちょっとカメに近付いてみる〜?っていう動きは水面近くに上がって行かなくてはならない。
そうすると水面にポッカリ浮いてしまう人がいたり、ちょっと浮力を減らすと今度は水底に落ちて行ってしまう人が出て来る。
だから毎回カメに近付くことは無理ではあるんだけど、彼女は手を貸さなくても上下の動きを自分でコントロールしてる。
無意識だろうけど。(笑)

guam517intro4guam517skyofthedayこれならもう水中展望塔の沖側だって大丈夫。
二人で真っ白な砂地の上で浮いてみたり、とっても楽しそうな二人を見ているとこちらもハッピーな気分。

上がって来ると、ダイバーが絶賛してくれます。
こんなダイビングは体験じゃない!
私が数回やった体験ダイビングと全然違う!
手間暇って言うのは申し訳ないのですけど、手間暇かけて最高のものを提供しようとしているだけです。
手間暇をかけなければもっと回転よくツアーを回すことができるので大勢を連れて行くことができるんだけど、みなさんがダイビング終わったときの満足度が全然違うから、自分たちはみなさんのとびっきりの笑顔を見たいだけなんです。
格好よく言うとだけど。(笑)  

May 16, 2017

グアムのダイビングショップ物語2072―今日のグアムと、痛恨のミステイクだな

guam516intro3guam516intro4ツーリストたちのクレームは高いお金を払っている人ほど、いいホテルに泊まっている人ほど、サービスする人間が日本語を話すほど大きくなる。
世間的に高くないとされる料金を払っている場合のクレームは少ない。
だから以前HISを利用して来た方たちのクレームはほぼな
guam516intro1かった。
逆は多かったけど。

今日はホテルのフロントの従業員のお蔭でてんてこ舞い。
ホテルのお迎えは早めに着くのが当たり前だ。
以前は旅行会社のバウチャーに10分前に集合してくださいと書かれていたので尚更早めに到着しておかなければならないと思っている。
しかし最近のお客様は時間ピッタリ。
下手すると集合時間に部屋を出てるということが多くなってる。
必然的にフロントで部屋に電話を繋いでもらうことになるが、プラ
guam516intro2イバシーだか何だかっていう理由で部屋番号を教えられることはない。
連絡が付かなければ、それはまだ部屋で寝ているのか、どこかに行ってしまっているのか、このまままだ待つべきなのか、次のホテルに向かうべきなのか、その選択に迫られることになる。

例えば電話したときとお客様が部屋を出たのが同時であるとする。
guam516intro5guam516intro7だからそのまま数分待てばエレベーターでロビーに降りて来るお客様に無事に合流できる。
問題はその数分が過ぎたときだが、今日の場合はプライバシーの問題でほとんど何も教えてくれることはなく唯一部屋に連絡してもらうことができるフロントの従業員がこう言ったのだ。
「日にちを間違えてるわ。その人は明日のチェックインよ。」
こう言われればそれ以上何も反論できない。
次のホテルに向かうしかない。
特にホテルが怪しい安いホテルじゃないだけに・・・。

当然こんなことを言っているくらいだから後から「ホテルで待っているんですけど。」っていう連絡が来たってことだけど・・・。
そんなスタートの今朝のダイビング。
幸い2ダイブのツアーだったので最初のダイビングで修正できる余裕がある。
1ダイブの人たちには徹底的に説明してあるので、最悪は分かれてもいい。スタッフは二人付いている。

guam516intro6みんな楽しくダイビングだ。
水中展望塔にもみんなで行くことが出来た。
カップルの男性たちはダイビング初体験。二人とも上手く泳いでいる。
ちょっとだけ後悔したことは経験者の女性のダイビング。
説明をした1ダイブの女性はしっかり修正してダイビングできていたが、説明できていない女性は立ち上がってしまう以前経験した癖
guam516intro8に全く違和感を持たずに浮力をマイナス気味にするしかない。
みなさんそういうものだと思って潜っているのでそれぞれが楽しめたと言って間違っていない。
インストラクター側が勝手に「惜しいなあ」って思っているだけなのでこれでいいのかもしれない。
ただやっぱり説明は必要なものだということを再認識した日でもあった。

次回は間違いのないようにお願いしますフロント従業員。
まあ信用したこっちがいけないのかもしれないなあ。
教訓だ。
  

May 15, 2017

グアムのダイビングショップ物語2071―今日のグアムと、高松塚古墳

guam515kohun1970年に明日香村の人に発見された高松塚古墳。
1972年には極彩色の壁画が見つかって一躍有名になる。
様々な人が高松塚古墳の研究に没頭し、壁画は何を描いているのか、誰の墓であるのか様々な意見が出て来るが決定的な確証がなく、誰々と誰々のどちらかの墓であろうとしか言われていなかったものが2017年。
45年の時間を掛けてほぼ決定的な答えが出た。

答えは時間だけが解決したわけではない。
最新の技術と研究が当時の色を再現することに成功したことが大きいが、今まで地道に研究して来た資料とその再現された色を合わせて考えることで一つの答えが出たわけだ。

壁画には16人の人間が描かれている。
石室の入口側の両壁に4人ずつの男。奥の両壁にに4人ずつの女。
その16人の男女の着ている服装の色がわかったことで、当時の位(身分)の違いで使い分けられていた色と比較してみると、黄色や灰色の位のない低い身分の人が数名いることがわかった。

guam515kohun2色の順位は、橙ー紺ー紫ー赤ー桃色ー緑ー黄緑ー青ー水色となっていて、これ以外には位が付いていない。
この順番に当てはめてみると赤い服装をしている女の位が一番高く、男の位は女より低いことがわかった。
男女はそれぞれ違った方向を向いて描かれているが、壁画の色だけでなく描かれた人物の輪郭もはっきりと再現されたことで女たちのスカートのような服の裾の動きが見られ、全員が石室の入口に向かって動いている。
つまり、入口近くにいる男たち8人が先頭を歩き、身分の高い女たちがそれに続いてどこかに向かっていることになる。
石室に眠る主人を連れて。

guam515kohun3そんな女たちの中の一番位の高い赤色の服の女。
当時の絵には正面を真っ直ぐ見つめている所謂カメラ目線という肖像画はない。しかし赤色の服の女は見事に真っ直ぐな視線を向けている。
視線の先には眠る主人の顔があることから、主人の妻ではないのかと言われ、身分の高い赤い服を着ていることにも納得できるのである。

石室に描かれている男女たちは手ぶらではない。
何かしら手にしていて、椅子、太刀、鉾、杖、袋、団扇、蝿を払うハタキ、孫の手、傘。
太刀と鉾は戦う武器というよりも身分を示す装備品的なもの。
袋は手ではなく首から下げていて中には敷物などが入っていると言われるのでまるでピクニックにでも出掛けるようであるが、杖が面白い。
打毬というホッケーのような遊びが当時は流行っていたようで、杖はそのためのスティックとなる。

guam515kohun4石室の発掘作業から土器が発見されている。
それによると8世紀初め頃の10年間の間と時期が限定されてきた。
奈良時代になる直前の藤原京の時代である。
その時代に葬られた主人は誰か。
これだけ特別な墓が作られた時点で身分は高い。
ここで決定的に主人を特定できることになるのが再現された色。
傘の色が緑色であることがわかったのである。
緑の傘は一位の身分の主人に差し掛けるもであり、一位とは天皇の下、太政大臣ということになり、対象になる人は二人。
高市皇子と忍壁皇子。

701年大宝律令が制定。
唐の圧力に負けず対等な国にしていく上で作られた法律は東アジアの国々の中では唐と日本だけが持っていたものであり、日本が国際レベルに達したことを内外に広めることになった。
その祝賀の儀式。
平安時代に書かれた貞観儀式によれば朝廷の重要な儀式で携える持ち物には、傘、団扇、太刀、鉾、杖、如意、蝿払いとある。
これは高松塚古墳の石室に描かれているものと重なるのである。

もう一つ。
高松塚古墳の石室から発見されたものに鏡がある。
それは唐で発見されたものと同じものであり、702年に送った遣唐使が持ち帰って来たものと想像でき、それを渡した主人であるのは忍壁皇子。
忍壁皇子は705年に亡くなっている。
高市皇子は10年ほど早く亡くなっているが、キトラ古墳の年代も高松塚古墳よりも若干古いことがわかっているので、キトラ古墳に眠るのは高市皇子。
高松塚古墳の主人は忍壁皇子。
そして壁画は大宝律令制定の祝賀の儀式を描いているのではないか。

面白いなあ。
高松塚古墳の研究者は何十年も調べて考えて来たことだと思うけど、とうとう誰がそこに眠り、壁画は何を描いていたのかを究明した。
超々長編の推理小説を読み終えたようなワクワク感と達成感。
レックダイビングってこれと同じなんだよなあ!
海に沈む船や飛行機。
古墳のように1300年も前のことではないので資料を見つけたりするのは古墳ほどは難しくないけど、一つ一つの謎が解明された時のワクワク感と達成感。
そりゃあたまりませんぜぇ!
  
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May 14, 2017

グアムのダイビングショップ物語2070―今日のグアムと、順番は入れ替わらないんだぞ(笑)

guam514skyofthedayアクアアカデミーではダイビング器材をしっかりサイズの合ったものを事前に準備しておきたいと思っているので申し込みの段階で身長・体重・足のサイズ、そして年齢を伺ってる。
それはホテルにお迎えに行くときにも役立ち、該当しない人に無駄に声をかけないで済むことになってピンポイントでお客様をピックアップできることに繋がってもいる。
しかし正直言って遣り辛いと思うところが年の差。
ショップに到着して書類を記入してもらえば、苗字が違うとか同じだとかで親子であるとか、これは関係を聞いてはいけないはわかることになるわけだが、車の中で色々と会話をすることでみなさんのことをわかっておきたいとか、馴染んでおきたいなどの理由がある
guam514intro1ので結構喋る。そのときに困ることがあるわけだ。

今日もそんな男女がいて、彼は友好的に他の人の会話にも反応するんだけど彼女は全く口を開かない。
こういうのはだいたい若いお姉ちゃんを連れてきちゃったパターンなので、こちらはそう思うことにする。
ダイビングの説明を始めてもやはり彼女は全く声を出さない。
guam514intro2益々やり辛い・・・。
と思ったら彼がトイレに行ったときに「お父さん・・・・」って言い出した。
「え〜〜〜!?」
早く言ってよ〜。(笑)
これで安心して海に行けるよ。

お父さんはスポーツマンタイプで娘が遅れてようとどんどん付いて歩いて来る。
後を振り返って「順番は入れ替わることはないんだぞ。」
自分が説明で言っておいたんですよ。
guam514intro3最初に上手に泳ぎ出した人がずうっと先頭になって後の人と順番が入れ替わることはないって。
だから最初が肝心って話をしたいわけだけど、お父さん歩いている段階で娘に「お父さん行けてるぜ。」って自慢してるじゃん。
娘は娘でそんな言葉は全く無視で完全マイペースで歩いてる。

こちらもそんな娘さんが心配。
ダイビングできないって可能性もあるのかも?なんて思ってる。
ところが・・・。
水中に入ったら娘がなかなかやるんですよ。
なかなかどころか常にお父さんを後に引き離して圧倒的に娘さんが先頭でお父さんが追い掛けて来る姿が。

guam514intro4guam514intro52ダイブのツアーなんでお父さんに言いました。
「順番は入れ替わらないんですよね〜。」(笑)
一緒に言ったワンポイントアドヴァイスもあってセカンドダイブのスタートは素晴らしいスタートダッシュで今日初めての先頭に立つ。
しかし、それも束の間。
自力に勝る娘さんが途中から逆転しちゃった。
お父さん、やっぱり若さは強いんですかねえ。
guam514intro7guam514intro6全く疲れた感じを見せない娘さんで、しっかりグアムの海を楽しんじゃいました。(笑)  

May 13, 2017

グアムのダイビングショップ物語2069―今日のグアムと、行ってみたいな鳥取

guam513skyofthedayguam513intro1自分にとってはかなり神秘的な地域からグアムに来てくれました。
どんだけ大きいんだか全く想像が付かない砂漠って言うのか砂丘って言うのか。
ちょっと前にはそこが真っ白に雪で覆われたっていう景色も全然想像が付かない。
行ってみたいなあ。
そして自分にとって興味深いのがその地方独自の言葉。
少し隣近所の県の言葉のようにも感じたけど、いいねえ。どうして
guam513intro2guam513intro7そういう言い方になって来たんだろうねえ。
本当に言葉っていうのは面白い。

4人の女子チーム。
グアム旅行が本当に楽しそ
guam513intro4う。
そんなグアム旅行のメインイベントがダイビング。
やっぱりグアムと言えば海でしょう!
とりあえず暑いからね。水中には沢山の魚を見ることができるしね。透明度も素晴らしい!

・・・と思ったんだけど、二人しかまっすぐに来ないんだよねえ。
guam513intro3(笑)
後のFlavinが大忙しだよ。
ダイビングはほんのちょっとしたことでこんだけ差が付いてしまうんだよね。
そして悩めば悩むほど泥沼になっちゃう人が多いんだよ。
だから悩み始めない内の早め。最初から意識してやってもらうことが重要。
guam513intro5その最初の1分が運命の分かれ目!って言っても過言じゃないんだよねえ。

水底近くにいるときにはそれほど差が出ないので今日はその辺りでダイビングする時間を多く作っていこうかな。
時間的にと言うか時期的にそれほど多くの人がダイビングしていないので魚がもう飢えちゃって大変。
guam513intro6どこにいても魚まみれになることができる。
こういうダイビングを経験しちゃうと次のダイビングは大変だよね。
どこで潜っても「グアムのダイビングが一番だね!」なんて言われることは勘弁してもらいたいよ、自分がそのインストラクターだったとしたら。

今度はみんなしてダイバーになりに来てね!
ちょっと遠い感じがあるけど、飛行機に乗っちゃえばあっという間だからね、グアム!  

May 12, 2017

グアムのダイビングショップ物語2068―今日のグアムと、いいやつと出会えた

guam512skyoftheday今日はいい人と巡り会えたと思います。
仕事で繋がっている方だけれど普段の遣り取りに自分は関わっていないので名前しか知らないんだけど、Ichiがヴァケーションでグアムにいないので自分が一緒にダイビングすることになった女性。



guam512vel1guam512vel3同じ体験ダイビングという名称のツアーでも内容には差があることが多い。
グアムでの体験ダイビングツアーは世界有数の大人数が参加しているが、そのツアーを引率する人間は代々自分の先
guam512vel2輩から学び、その技を受け継いで来ている。
そしてその先輩が別の会社に移っていくことがあって、その技は他社にも引き継がれていくことも多く、だいたいの会社のツアー内容は同じものになってる。
日本人インストラクターがちゃんとやろうとするツアーでも人手が足りないときに依頼するスタッフは他と同じ内容のツアーを行うことになる。
その結果、会社で内容が違うはずであったのに現場を見ていると皆ほぼ同じ内容になっているというのが実情。

別の地域に行けば、海の中や地形も違うので、その地域の先輩イン
guam512vel4ストラクターがやっていた体験ダイビングの形が根付いていることになっているはず。
だからどこで体験ダイビングをしたことがあるのかがわかれば、だいたいどのようなダイビングを経験したのかも想像が付くことになる。

その色々な体験ダイビングを見たり聞いたりしてそれらとは違う体
guam512vel7験ダイビングを行っているという自負があったので、グアムに来て以来ずうっと内容が違うことを伝えようと努力してきた。
その内容が全ての方に合っているとは思っていない。 他と違わない内容の方が合っているのではないかと思える方もときどきいる。
でもその内容の違いが体験ダイビングツアーの選択に繋がって欲しい。
値段やコミッションの差で選択されるのはおかしいと思い続けて来た自分の気持ちを初めて理解してくれたのが彼女の会社であり、苦節22年である。

そんな彼女が体験ダイビングに実際に参加してみたいと。
人から伝え聞いているものではなく自分で体験してみることで本当にその内容が理解できる思ってくれたわけだ。
たまたま他のお客様がいない時間になってしまった。
色々な人の反応なんかも見てもらいたかったけどしょうがない。いつも通りの内容を見てもらって、グアムの海を楽しんでもらうだけで特別なものはない。

guam512vel5見た目はいい女という女性。
しかし話をしたり一緒に行動して行くうちになかなか男っぽいことがわかって行く。
運動神経も良いようで説明したことをそのまま実行に移せている。
最初から「こわい」「ムリ」などの気持ちの問題は全く見せてない。
これなら全く初めてと言っていたこの体験ダイビングは楽しんでもらえてるだろう。
そう思った。

guam512vel6しかし彼女の第一声は楽しかったではなく、反省だった。
足がダメですね。
もうちょっと上手にできると思っていたんですが、悔しいですねえ。
いや。初めてでここまでダイビングできていたら上等なんだけど、自分が説明したことができていないというのが不満らしい。
負けん気強いなあ。
でも思った。
こんな彼女がうちの担当で、これからのグアムを盛上げて行こうとする同志でいてくれるのなら嬉しい。
力を合わせてもっともっと盛上げて行きたい。
見た目とは全く違ういいやつでした!
(もうあんまり女扱いはしない笑)  

May 11, 2017

グアムのダイビングショップ物語2067―今日のグアムと、ナマイキテレビ

先月のコモラン100周年平和祈念式典に合わせてコモランをテレビ番組に取り上げてくれた東日本放送。
朝のナマイキテレビで20分ほどのコーナーを設けてくれて4月24日、25日、26日と予定よりも1日多く時間をとって放送してくれたそうです。
残念ながら東日本放送のナマイキテレビは宮城県内でしか視聴できないので自分も含めて誰もその番組を見ることができてなかったものが、東日本放送から映像データを送っていただきました。

もう一つ残念ながら著作権という関係で一切ここに載せることもできないので、何とかしてみなさんにも見てもらいたいと思ってます。
まあ主題はコモランであるはずがなく「グアムでやりたい10のこと」だった。(笑)
そしてアクアアカデミーの担当はコモランだけではなくスノーケリングも!
カメが最近一緒に泳いでくれるって話から急遽カメスノーケリングもってことなんだけど、自分は撮影日にはマリンダイビングフェアだったので、コモランについてのインタビューは録画しスノーケリングはIchiが担当。
自分の部分はもちろんわかるんだけど、スノーケリングについては直前に「カメがいなくなった!」とか「戻って来た」の状況報告はあったものの当日の様子は「上手くいきました」くらい。

テレビ局からは「いやあ好評でした!特にスノーケリング。」っていう連絡は受けてて、何だよやっぱり沈船じゃなくてカメかあーってなってた。
で、それを今日見てみたところ!
あれはずるいなあ〜。
Ichiに笑の神が降りてる!

二人のスノーケラー(主役2人)を連れてタンクを担いだIchiがフロートをもってエントリー。
ところが番組上では次の絵は何だかションボリ帰って来る絵に。
ガッカリしてそうにしておいて、実はカメを見ることができましタァ!っていう盛り上げ。
なんでそんなんになるかって言うと、いきなりカメが来てくれたらしい。でもいきなり過ぎてIchiが準備できてない。フロートをどこかに結ぼうと思ったんだろうか、番組側が持って来たGoProの映像に水中にいるIchiが画面の隅に写っていて、モゴモゴしてる。
カメラが方向を変えてもう一度戻って来てもまだモゴモゴしている姿が。
フロートのロープがタンクバルブに絡まっちゃっててもう大変!(笑)
そしてその姿が画面の隅に映るたびに「絡まってる」って吹き出しが出ちゃってるもん。
これはスタジオからお茶の間からもう爆笑だもんなあ〜。
反則だよね。
コモランがカメに負けたんじゃなくてすっかりIchiにやられちゃったってことなんじゃないの〜。

自分の番はなかなか格好良く語ってましたよ。
絶対に見てもらいたいとくらいの格好良さだったと思うなあ。
  

May 10, 2017

グアムのダイビングショップ物語2066―今日のグアムと、アンカー比べ

guam510tokai自分のiPadのパスワードを入れる画面。
パスワードを入れちゃうとあっという間に消えていく画面なので全く気がつかなかったんだけど、ようやく気が付いた。
東海丸の左舷から水中で見たのと同じようにアンカーがぶら下がってる!

そもそも何ヶ月か前の「コモランに落とされてるアンカーは東海丸のものだ。」って昔聞いたんだっていう話を聞いていなければ全然気にしなかったことだけど、それ以来結構気にしていた。

guam510hieでも確認する術がなかったのでどうしようもない。
どうしようもないんだけど鹿児島で「おお!」なんて思ったりして写真撮ったりはしておいた。
コモランに乗っかってるアンカーと形が一緒だもんね。
もしかしてアンカーなんてそんなに種類はないんじゃないの?って思ってたりしてるんだけど、これは戦艦「比叡」の主錨で何トンあると思う?
何と6トン。



guam510cormoranそして肝心のコモランに残ってるアンカー。
形は3つとも同じ。
あとは大きさが一緒だったら、コモランの上に乗っかってるアンカーが東海丸のものだっていうのを信じていいのかもしれない・・・のかな。

じゃあ大きさが問題だ。
コモランのは写真では見えてないが、比叡と東海丸の鎖の形と大きさ一緒じゃない?
ということはこの鎖の大きさを基準にして何個分かを数えたらいい。
もう一つの物差しは東海丸の鉄板だ。
このまんま今でも見えるのでメジャーを持っていけばそりゃあ一発で高さがわかる。

guam5102003guam5102008写真で見る限り、すでに同じもんだと思ってたりするんだけど。(笑)
そしてついでに写真って撮影した日時が出るんだってことを思い出した!
2003年はもちろんだけど2008年でもまだアンカーが東海丸からぶら下がってる。
しかもどっちの年度も7月22日だよ!
guam5102016でも2016年には鎖が切れてアンカーは無くなってるんだ。

やっぱり水底に行くしかないんだよね。  
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May 07, 2017

グアムのダイビングショップ物語2065―今日のグアムと、駆逐艦・五月雨

Guam507samidare駆逐艦・五月雨

1935年7月6日に進水した駆逐艦・白露型6番艦。
全長111m、全幅9.9m。
乗員226名。
ミッドウェー作戦、第二次ソロモン海戦、第三次ソロモン海戦、キスカ島撤退作戦、ブーゲンビル島沖海戦、マリアナ沖海戦に参加した。
1944年8月マニラ〜パラオ間の輸送任務についた五月雨は8月18日午前1時15分、鬼怒、時雨と共に航海中、ガルワングル環礁に座礁。
火災も発生し深刻な損傷を負った。
各部隊の救助活動は難航し、空からはBー24爆撃機の攻撃も受ける。
8月26日18時30分、潜水艦バットフィッシュが五月雨に向けて魚雷を発射。
これが五月雨の前部機関室の右舷側に命中。
五月雨は前方が座礁していたため、魚雷命中部から二つに切断され、後部が沈没。
なおこの雷撃時に乗員37名が戦死しているが、残った乗組員は駆逐艦・竹に移乗しフィリピンのセブで下船している。

今日からパラオのクルーズ船・龍馬が特別ツアーに出発。
だいたいの位置はわかるものの確実にたどり着く保証がないという駆逐艦・五月雨を探しに行って潜ろうというもの。
これに雑誌「丸」でも連載しているレック写真家の戸村裕行さんが同行。
さらに何とAkikoまでがくっ付いて行っているというので羨ましいやらでちょっと調べてみた。

あとで彼らから色々な話を聞きたいので是非とも見つけて潜って来て欲しいものだが、条件は厳しそうだ。
まず座礁したところが、 Wikipediaによればガルワングルとなっているがデイドリームによるとベラスコリーフとなっていて、同じカヤンゲル州にある環礁だが隣のリーフになってる。
(パラオ本島・バベルダオブ島の北に位置するカヤンゲル州はカヤンゲル、ガルワングル、ベラスコの3つの環礁から成る。)
どちらの情報が正しいかわからないが、ここで迷っていれば時間切れになる。
五月雨の前部は座礁したまま残っていたようなので、この部分については持ち帰られたり、台風などで跡形はなくなっていそうなもの。
後部は沈没しているがどの程度の水深なのか。
あまり浅いとやはり波などの影響で崩れている可能性があるのではないか。

そんな粋なツアーを企画したデイドリームに拍手を送りたいし、戸村さんの五月雨の写真を期待して待っていたいと思います。
Good Luck !
  
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May 06, 2017

グアムのダイビングショップ物語2064―今日のグアムと、マリンダイビングフェアで来てくれた

guam506skyoftheday先月のマリンダイビングフェア。
その会場でグアムブースに立ち寄っていただいたご家族が本当にグアムまで、アクアアカデミーまで来てくれました!
二十数年マリンダイビングフェアのグアムブースにいますが実際の売上に繋がったことは5件くらいしかない。
全く集客や売上増には繋がらないマリンダイビングフェアで、一体どうしてみんなあんなに金を使って出展するんだろうねえ。(笑)
各地域の政府観光局っていうところは金が余ってるんだろうなあと思います。
そう言いながら来年も出るんだけどね〜。

両親がダイバーで、8歳の子供が体験ダイビングっていう話をしていたとは思うんですが、昨年グアムでダイビングにチャレンジしていたっていうのは真剣に聞いてなかったみたい。
てっきり全くの初めてかと思ってたんだけど、前にやったのにできていないっていうのは今回だってヤバい可能性が大きいじゃん。
まあいいや。聞かなかったことにして始めよう。

マスクは自前だし水には慣れていそうだから問題になるのはきっと耳抜きだね。
難しい説明はなしでとにかく痛くなる前に耳抜きするんだぞっていうことだけを伝えて、水中でも耳抜きをするように指示して行こう。
マンツーマンみたいなもんだし。
・・・ところが耳がプクってなる感覚がわからないらしい。
じゃあ飛行機で耳がおかしくなったらどうやって直してるの?
「口開けて・・・」
はいはい。その方法は水中では使えないんだよね。水飲んじゃうもんね。
だから、レギュレーターを咥えて耳抜きさせて、半開きになっている唇のせいでマウスピースの中に息が漏れてることとちゃんとプクって耳抜きできていることの区別がわからない。

guam506scuba1こうなったら鼻つまんで唾ごっくんしかない。
水底にいるときはそれでいいんだけど、子供は起きたり浮いたり下がろうとしたり忙しい。
その下がって来る度に唾ごっくんは間に合わないかもなあ・・・。
少しずつ行ってみよう。
・・・ところがですよ!

「あの〜フィンは?」
「持ってますよ、ほら(子供の分ね)」
「いえ、私たちのフィンです。」
「!?」
え〜!だってBCとレギュレーターしかいらない。他は持って行くって言ってたじゃん。
そしたら私たちフィンなくても行けますからって。

guam506scuba3guam506scuba2こういう経緯なのでKasumiちゃんが泳げるようになっちゃうと両親が付いて来られない。
「なめてました。フィンがこんなに重要だとは。」
体験ダイビングがほとんど動かないものならいいですけど、アクアアカデミーの場合はけっこう泳ぐんですよね〜。動くからフィンに慣れてきて上手になるし、フィンが使えるようになると安定感が全然違って来る。
だから両親を尻目にKasumiちゃん、こんなに上手にダイビングしてるじゃないですか。

guam506scuba4前は耳が痛かったりで水深50センチくらいだったらしい。
それじゃあフィンなくても大丈夫って言うよなあ。
別チームに1ダイブで先に上がる二人がいるから、そのフィンを貸してもらおう。
だって二人は全くダイビングしたことになってないし、お父さんのカメラにKasumiちゃんの格好いい姿が記録されてないもん。

guam506scuba5ということで、水面のすぐ下をダイビングしてカメに会いに行くことに。
Kasumiちゃんは疲れた〜って言ってたけど、カメって言ったら行く〜ってなってた。(笑)
でもマウスピースが歯茎のどこかに当たるのか一回目は夢中で咥えていたけど、一度外してみると実は痛かったことがわかってしまったようで最後は水面を仰向けにして連れて帰って来ることになったけど、ダイビングもカメも楽しかったみたい。
マリンダイビングフェアで「アクアアカデミーなら絶対大丈夫ですよ!」って自信満々に答えていたけど、結果がその通りになってよかった〜。(笑)  

May 05, 2017

グアムのダイビングショップ物語2063―今日のグアムと、ゴールデンウィーク最終日

guam505intro1ゴールデンウィーク最終日のこどもの日。
さすがに今日はアクアアカデミーも混雑してるね。
子供たちは午後からやって来てくれるけどまず午前中は大人。
今日の大人は年代が揃ってて全員が20代!
カップルが二組に女子チームは結婚式でグアムに来た新婦とその友だち。

記念日的な日の初ダイビングなので写真的にはそこら辺を狙ってあげたいとは思うものの、この女子チームはまとまりがない・・・。
泳げないって言っていた女子は始終ニコニコしながらダイビングしていて先頭グループに入っているけど、主役ともう一人は自分の位
guam505intro2置からはよく見えてない。
困ったことに今日の世代が揃っていることにプラス、その二人ともう一人の女性が白いマスクで見分けが付きづらいと言うよりも見分けることを諦めた。(笑)



guam505intro6説明のときにちょっとだけ不安そうな表情をしていた黄色いマスクを付けた女子も上手にダイビングしているので、顔がよく見えてる位置にいられてここも区別できてる。
彼はフットボーラーで放っておいても上手にダイビングしてるしで、ここも写真撮りやすい。
二人はいつも揃って上手にダイビングしてくれていて、こちらから言わせてもらえれば安全牌ってやつです。
本当に上手だったと思うよ。
2ダイブしてたら良かったよなあ。


guam505intro7もう一人の男性も先頭に出て来てるんだけど彼女は後方。
この後方にいる彼女が女子チームの二人とみんなして白いマスクで全く区別付かない状態。
いや一人は区別付くかな・・・、絶対運動神経いいって思われる彼女はときどき上がるんだよね。そして後のスタッフに面倒見られてるからね。(笑)
最後にようやく3人を無理矢理集めて記念写真を撮ったけど、よ〜く見てみるとみんなVサインを出していて。主役なんか両手Vサインなんだけど、そのVの一つをグワシってつかまえて安定を保とうとしてるでしょ?
さすが!上がる女子なんだな。(笑)

guam505intro3guam505intro34こういうのは問題とは言わないね。
それぞれが一応それなりにダイビングできてるしね。
だから1ダイブ目に水中展望塔に行ってみた。
窓に張り付いていても誰にも問題は見えない。
ちょっとだけカメが寄って来て、フッとボーラーが持って来ていたGoProに見事に収め
guam505intro5られていたけど女子チームは見ることができていない。

セカンドダイブはそのカメを見に行こう!っていうのが目標になった。
女子チームは1ダイブのツアーだから行けない。
行くのは彼が先頭で彼女が後方っていうカップルだけど、もう二人だけだから揃うだろって思ったら二人だけになっても前と後だった。
彼はグイグイ行くけど彼女のフィンはそれには付いて行けない。
後の方でよく見えてなかったので彼女の泳ぎを修正してあげることができなかった・・・。

guam505intro8でもカメはじっくり見ることができたからね!
グッドタイミングでスノーケルツアーのグループが入れ替わる時間にぶつかったので、カメが一人で待機中。
そこにスノーケリング並みの浅さで泳いで行くからカメからこっちに向かって来てくれたね。
なんだかんだ言ってもかわいいやつだね。
何かスノーケリングツアーではこのカメに名前がつけられてるらし
guam505intro9いよ。
「ココちゃん」って言ってたかな?
  

May 04, 2017

グアムのダイビングショップ物語2062―今日のグアムと、ゴールデンウィーク中日

guam504intro1ゴールデンウィークの中日。
今年のゴールデンウィークは5月3日から5日までの3日間のようなので、今日4日は中日。
そんな今日はようやくゴールデンウィークらしく子供たちが来てくれた。
若手のカップルがスノーケリングツアー。
8歳の男の子が子供用の体験ダイビングツアーであるスクーバ体験。
そして自分が担当の11歳の男の子とお父さんが最初はアクアスノーケルに申し込もうとしていたので、アクアスノーケルは8歳未満の子供を対象にしているツアーなので普通の体験ダイビングができますよということで、ビーチ体験ダイビングに誘導。
危うく一番年少の8歳の男の子だけがタンクを背負って水中に行くのに他のみんなは水面かよ〜ってことになりかけてた。(笑)

guam504intro2結果的にはそれで良かったみたいだったようだけど・・・。
Sakae君は初めてのダイビングみたいだけどお父さんはどうやらダイバーみたいなので、水中カメラも持っているし放っておくことにしてSakaeに集中。
ちょっとヤバい予感・・・。
最初にうつ伏せになったところよりは確かにちょっとは深くなった。
でもまだ本人は上体を起こしているし頭の上30センチのところに水面があるってところで「耳が痛い」のサインを出して来たねぇ。
確実に水圧で耳が痛いことはない。
こういう場合はビビってるだけなんだけど耳が痛いって訴えれば戻してくれるだろうという作戦で、大人もよく使う。
はいはい少しずつ慣れて行こうねえ〜ってことにします。

guam504intro3guam504intro4説明の段階で耳抜きがあまりよくわかってはいないことがわかったけど、子供の場合は魚に夢中になっている間に勝手に耳抜きを完了してどんどん行けちゃうこともある。
Sakaeの場合ははしゃぎ回る子供じゃないので、泳ぎはなかなか上手になってダイビングも楽しそうなんだけどある一定のラインで耳が痛くなり
guam504intro5だす。
だから深さはそこまでで押さえるけど、深いところがいいばかりではないのがダイビングだからね。
楽しめたらいいんだよね。
お父さんも途中からほぼ水面にいて「お父さんも耳抜きできなかったよ。」って言ってたしSakaeはよく頑張ってダイビングしてたよ!

「Sakaeって珍しい名前ですね。」
「漢字1文字で読み方3文字という名前を付ける習わしがあるんですよ。」
なるほど!
「じゃあ『Homare』っていう子はいるんですか?」
「ああ、それはいないけどいいですねえ。」
って言ってたのでこれからHomare君が誕生するかもしれない。
栄と来たら誉が来るんだけどなあ〜(笑)
  

May 03, 2017

グアムのダイビングショップ物語2061―今日のグアムと、ほぼ同じところに10匹

 guam503sub原潜が入って来ます。
無茶苦茶スピード早いんだけどあのままのスピードで水中を深く静かに潜航できるんだよね。
真近で写真なんか撮っちゃっていいのかなあって思うけど、一番隠したいところは姿形じゃなくてプロペラなんだと思うなあ。
もちろん形は上からは全く見えてないけど、今日は湾内に入って来るところだったのでタグボートで押されてるのではなくて、自力のプロペラで航行中だった。
たぶん水深7−8mのところを回っているプロペラの作る航跡は秘密にするべきなんだと思った。
見たことないものだったもん。

でもこれは特に北朝鮮問題での活動ではなくてグアムでは日常茶飯事の原潜の往来。
常日頃から準備しているからこそいざというときに慌てない。
そういうことだと思う。

guam503kame1そんな中本当は昨日行く予定だったボートダイビングに訳あって一日遅れで出発。
昨日ブルーホールに行ったことはわかっているのでとりあえず良かった。
今日のダイバーは一年前にライセンスを取っただけなのでブルーホールはとんでもない。
クレバスとバラクーダロックになった。
そうなって来るとカメとウミウシを楽しもうかなという計画になる。

guam503kame2最初からセカンドダイブがバラクーダロックってわかっていたらあそこまでやってないんだけど、ちょっと流れが西に向かっていた。
見たいものだとか彼女のレベルを考えると東にちょっと行きたかったので簿妙な流れの中を逆らってみた。
彼女は意地でも私は誰よりも早く水底に降りて行くわよって感じで頭下にして降りてる。
表情も何もかも講習の4ダイブを受けただけで一年のブランクがあるようには見えない。
泳ぎ方以外は・・・。
だからちょっと逆らってみたんだけど、それにしても酷い泳ぎ方だよねって言ったら、講習のときにもそう言われたって。

guam503kame3ちょっと待てよ。
なら、そのインストラクターはちゃんと泳ぎを教えてあげるべきじゃないの講習中に。
何のための講習なんだよ!
本当に酷いよ。
特に足。
クワみたいに足首力入れて固まってるから、あれでは逆の推進力になってるよ。だって水を足の甲でバック方向に蹴飛ばしてるんだもんね。
それと連動して膝もどうしてそこまで曲げられるんだ?って感じ。
もちろんセカンドダイブの前に説明はしたけど、あれは背の立つところでああだこうだ言いながら、ダメなら顔を出して言葉で説明しつつ「はいもう一回泳いでみて〜」っていう練習じゃないと直せないよね。
そういうのをダイビング講習って言うんだよね。

guam503kame4まあ逆らっても大丈夫そうなので最初のダイビングからカメは3匹見ることができたけど、セカンドダイブは新記録だね。
もう数えてられない10匹以上いたもん。
ほぼ一カ所に。
最初のダイビングでも見つけたけど左手を失ってるカメにはあまり近付かないように思ったんだけど、なくなってるその左手で一生懸命に首の左側を掻こうとしてるように見えたので、よっぽど掻いてあげようかと思ったよ。
切なくなっちゃうよね、こういうカメに遭っちゃうと。

guam503umiushiguam503oiranウミウシはあんまり見つけてられなかった。
彼女は日本のダイビングは合わないんだと思うなあ。
だって止まってないもん。ウミウシを見つけて「ほら」ってやれば見てるけど、探すのに夢中になって壁を見つめてると人を追い越して泳いでるもんね。
それならウミウシを止めて泳ごうかって思うよ。
だからウミウシは一種類。
寂しいからオイランヨウジも撮ってみた。


  
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May 02, 2017

グアムのダイビングショップ物語2060―今日のグアムと、戦前に横浜ーパラオ便があった!

guam502negishi大日本航空。
満州の南満州鉄道と同じように政府の要請で作られた航空会社であり、日本航空の前身とも言える。
すでに太平洋で営業を開始していたアメリカのパンナムへの対抗意識、日本が統治していた南洋の空からの視察という意味もあり、日本政府から要請により水上飛行艇による横浜ーパラオの定期航空便の運営を1940年4月に開始した。

使用した機材は川西が造った九七式飛行艇が原型だが、それを輸送機に改造した九七式輸送飛行艇。
川西はこれを38機造るが20機を海軍に18機を川西式四発飛行艇の名称で大日本航空が採用した。
名称の通りエンジンは3枚羽の4基。
三菱の金星エンジンである。
営業は1939年4月から郵便・貨物の輸送として開始されていたが、海軍の教官が同乗する実質的な訓練期間であり、翌年1940年3月16日に旅客便一番機が横浜の海を離水した。

guam502kyunana1000馬力ほどの金星エンジン4基での巡航スピードは260キロなので今の新幹線の速さ。
パラオまでの飛行時間は15時間であったが、営業上サイパン経由となり、サイパンで一泊してからのパラオ着には二日を要したが、船での移動に11日間かかっていたものを2日間に短縮できたことは目覚ましいスピードアップである。
料金もそれなりで片道¥365。
船の一等運賃が¥180だったので倍の料金に過ぎないとも言えるが当時の大卒の月給が¥70であったことを考えると安くはない。
旅客は軍人、南洋庁の役人、南洋興発会社の社員が主なものなので、まあ自分で払ってないからいいか。

航路は、横浜ーサイパンーパラオが週に一往復。
サイパンートラックーヤルートが隔週に一往復運行され、サイパンは即日、パラオとトラックまでは二日、ヤルートまでは3日間の旅であった。
1941年4月には新しい飛行艇基地・根岸飛行場も完成し便数も増え、横浜ーサイパンーパラオ間は週3往復。
サイパンートラックーヤルート間は週1往復となるが、12月の開戦とともに海軍の徴用となり、定期航空便はなくなる。

guam502arakabesan時を同じくしてパラオの水上飛行艇基地・アラカベサンも海軍に徴用。
1935年に建設されたアラカベサン水上飛行艇基地のすべりと呼ばれる巨大なコンクリート製の飛行艇揚げ卸しのための傾斜路があり、幅40mX長さ120mの巨大さで九七式飛行艇だけでなく二式大艇の陸揚げも行われ整備されていたが、その中には大型艇以外の零式水上偵察機も発着していた。
またアラカベサンの他にも現在のパラオパシフィックリゾートの敷地内にも同じようなスロープ・すべりが残されていて、当時は飛行艇を収容できる格納庫もあったと言う。

guam502etenこのように戦前から飛行艇を活用していたという経緯があり、パラオのロックアイランドと呼ばれる小さな島の集まりという地形。
トラックにはエテンと言う丸ごと滑走路として使っていた島もあった。
パラオのペリリューには滑走路があったと聞くが、このような理由で水上飛行艇を便利に使っていたのではないかと推測すると、現在パラオの水中に零式水上偵察機が3機見ることができるのも頷ける。
そして沈船・通称ヘルメットと呼ばれる船内に金星エンジンが残されていることも納得できる。
零式水上偵察機には金星エンジンが搭載されていた。
その機体が多くパラオに残されていたとすれば予備エンジンが必要であったはず。

横浜の根岸、パラオのアラカベサン。
水上飛行艇が離発着する場所がわかっているが、サイパンはどこだったのだろうか?
その水上飛行艇基地所属の零式水上偵察機がマニャガハ沖に沈んでいるんだろうか。  
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May 01, 2017

グアムのダイビングショップ物語2059―今日のグアムと、カメが見たい!

guam501skyoftheday5月になりました。
5月って言うとやっぱり新緑の季節って感じがします。
言いようによっては2ヶ月に渡ってダイビングに来てくれる昨日のカップル。
他のスケジュールもあるでしょうし、昨日2ダイブしているので今日は説明も練習も基本いらない状態なので、他のグループとは別個にご案内することにしました。

普通ならこんなことはさせないんだけどね。
最初のクマノミのサンゴのところから沖に向かう時、通常は「こちらからこっちの方はこっち側へ。そこからこっちの方は反対側
guam501intro1へ。」っていうサインを出してサンゴを迂回してもらいます。
彼のようにサンゴを乗り越えようとしたら止めちゃうぐらい。
何故なら飛び越えて水底に降りて来ると耳抜きに問題が起きやすい、と言うか起きてしまう。
でも二人は最初のダイビングからそういう泳ぎ方だったので仕方ないし、昨日の様子を見る限り耳抜きに問題は起きそうもなかったので放置。

ただ基本はアクアアカデミーならではの体験ダイビングを改めて目指していくつもりなので、泳ぐコースはいつも通り。
だけど水中展望塔にはダイビング開始後10分で到着しちゃったよ。
guam501intro2カメはもういることはわかったし、指差して二人にも確認してもらったけどスノーケルツアーの人たちが凄い勢いでカメを取り囲んでるので、一度沖に向かいます。
きれいな砂地。
岸寄りよりも高い透明度。
ボムホールのこの魅力も体験してもらいたい。

guam501intro3そしてカメのところに帰って来てみると・・・。
まだ同じメンバーがいるのかよ!
スノーケルツアーの参加者の中のほんの一握り。他の人たちに子供や家族もいるんだけどその人たちはカメに来てはいなく、本当に特定の人だけに楽しませてるんだろうかね。
それにしても執こいねえ。
そろそろ他のダイバーたちにもカメを見せてくれよね〜。

今心配することがカメのこともさることながら、下から上がって来るダイバーを水面のスノーケリングツアーの人たちが足をバタバタさせて蹴飛ばすこと。
guam501intro5ダイバーのマスク辺りを蹴られてマスクが取れてパニックということもあり得るけど、水深が浅いし、そういう動きが出来るってことはそれなりに上手になってるってことなのでそういう心配じゃなくて、スノーケリングツアーの人がタンクなどを蹴飛ばして足を怪我するってところ。
絶対文句言ってくるんだろうし。

guam501intro5何とかカメにこっちに気を向けてもらうしかない。
と思ったら、彼女がホテルからパンを持って来てた。
そんなもん食べないよって思ったけど、なにせ普段はイカを餌付けされているのでこのパンが効いた!
ヒラヒラ白いもんに見事に反応してカメが彼女に近付いて行く。
そしたら彼女。
何でそこまで?!ってくらいにパンをヒラヒラさせながらカメの口の中まで押し込んだ!
次の瞬間カメに指噛み付かれたよ。
「え!」
指どうなった?!
二度と指をカメに近づけることはしなくなったけど、どうやら無事に「OK」サインを返して来てる。
よかった〜。
カメも指だとわかって本気で噛むことをしなないでいてくれたのかもしれない。

guam501intro4あんだけカメを見たかったんだと言っていたくらいなので、ちょっと長めにカメのところにいることに。
そんな不安定な水深にいても二人はかなりコントロールできてる。
下に行こうと思えば行けるし、上がろうと思えば自分で泳いで上がって来てる。
ちょっと違うけど好きこそものの上手なれってことかな。
それにしてもスノーケルツアーは未だに同じ人が上にずうっといるよ。

二日続けて3ダイブ。
ライセンスコースが終了できるくらいの時間をかけて楽しんでもらい
guam501intro7ましたけど、でも今回はこれでよかったのかもしれないね。
彼は単身静岡にいるそうで周りにダイビングしている方が多いそう。
だから自分もライセンス取りたいなあって気持ちみたいだけど、今回はまずはカメと一緒にダイビングを楽しんで、次回伊豆にでも行ってライセンス取ったらいいよね。  

April 30, 2017

グアムのダイビングショップ物語2058―今日のグアムと、お天気最高の中GWが始まった

guam430skyoftheday昨日からですね、日本のみなさんのゴールデンウィークって。
まだまだそんなイベントが始まってるんですかぁ?っていうグアムですけど、お天気は最高ですね〜!
高い飛行機代払ってお天気悪かったら申し訳ないので、天気に関してはちょっとホッとしてるところ。
海も全く波がないしね。
そんな今日は久しぶりのボートでの体験ダイビング。

何回も言いますけど、ボートダイビングでの体験は基本やってない。
やりたくもないと言って過言ではない。
guam430intro5背の立つスペースがなくて説明とか練習とか、ちょっと上手く行かないときのやり直しが利かない・・・。
とりあえず笑顔のままで水中に入ってくれてボートに戻って来られたら御の字。
ダイビングを上手にさせようとか、水中写真をこうして撮って上げようとか余計なことは考えない。
ボートでの体験ダイビングを開催している地域は世界中にあると思うけど、正直に告白させたらどこのインストラクターもやりたくてやってるんだとは言わないはず。
自然条件がビーチダイビングに適してないから仕方ないんだよね。
自分もサイパンや宮古島で体験ダイビングだとか限定水域トレーニ
guam430intro4ングとかをやるところ結構探したことある。
サイパンは当時ボートがあればマニャガハに勝手に上陸して潜れてたのでそこが自分の見つけられた唯一のポイント。
宮古島は何て言ったかなあ。
昔々に作ったリゾートで建物の上に牛が乗っかってるところ。そこの小さな橋の下が海から繋がっていて浅くて波がなかったのでそこでやったことある。

それだったらもっと簡単に時間もかからないボートに乗せた方が効率いいし、ちゃんとダイビングさせることができたら喜んでもらえるはず。
問題はちゃんとダイビングさせられるかどうかなんだけどね。
でも今日のお客様は以前に沖縄とバリでやったことあり。
うちのメニューには載ってないけどボートでの体験をリクエスト。
それなら受け付けちゃってもいいかな。
正直言って売上的にもいいしね。

guam430intro2ボートはアガットから出港!
次にグアムでボートでの体験ダイビングをやってもまず絶対行かないポイントだからラッキーだね。
だってネイサンズディントとコーラルガーデンからアナエアイランドへのドリフトだもん。
同じボートに乗ってるのは当然全員ダイバー。(日本人は他にいない)
guam30intro3「どこに行く?」
「なるべく浅い方がいいなあ。」
っていう会話をしてるのに、コーラルガーデンは浅いけど何でそんなに長い距離泳いで反対側のアナエまで行く予定になるんだよ〜。(笑)
完全に他のダイバーはうちのお客様が体験ダイビングだってわかってないよね。
って言うか同じくらいのレベルでダイビングしてるけどさ。
自分だってやったことないよ!
コーラルガーデンのブイからアナエアイランドのブイまでダイビングしたことなんて。
おまけにマダラトビエイやサメも見たけどね。

guam430intro1ショップに戻って来て朝一緒にホテルからダイビングに来た家族の写真を何気無く見てみた。
家族での参加だったんだけど写真になかなかお父さんとお母さんが出て来ない。
しばらく浅いところが続いてると思ったら二人はダイビングせずに先に上がったって。最初は全員一緒に上がろうと思ったお父さんらしいけど二人の子供は写真で見ても上手だもん。
やらせてあげてくださいよ!
ってことで、沖に出て行ったらカメと戯れちゃってる。
それを見たこちらのカップル。
「私はカメが見たかったんですよ〜!」
ってことで何と明日はビーチに行ってカメとダイビングしようってことに!(笑)

ね!やっぱりグアムのボムホールは凄いよ。
正直ボートで行った今日のポイントよりもボムホールの方がいいと思うもん。
それは透明度も魚もカメも含めてね。  
Posted by aquaacademy at 15:23Comments(0)TrackBack(0)グアムのダイビング

April 24, 2017

グアムのダイビングショップ物語2057―今日のグアムと、天気が悪くなっちゃった

guam424skyoftheday天気が崩れて来た・・・。
台風1号が発生したようだけどヤップの方にできたっていうからてっきりフィリピン方向に行くのかと思えば、やっぱり気圧配置だの風だので北東方向に上って来た。
あとは早く行ってもらうしかない。

そんな天気の中急遽ダイビングの予約が入った。
guam424intro1一人のダイバーに一人の見学者という予定で迎えに行ったんだけど、初めての体験ダイビングに挑戦したいという見学者の意向にダイバーもいいよ!っていうことになって、ファンダイビングが体験ダイビングになった。
あまり観光客もいないボムホールなのでカメがいてくれたらゆっくりカメと遊ぼうと思ってたけど、体験ダイビングがどこまでできるかだなあ。
guam424intro2
第一印象は大丈夫。
ダイバーの意見も「大丈夫と思わなかったら誘ってないもん」。
車の中でちょっとした説明の中、ダイバーが外に出て行ったのでフィンの秘訣を伝える。
自分の狙いは最低30本は潜っているというダイバーに、体験ダイビングだったからいまいちだったという印象は与えない。隙あらばダ
guam424intro3イバーを追い越してやろうかなあに変わった。(笑)

予想よりも水中慣れしているダイバー。
だけどフィンだけは体験ダイビングも負けてないよ。
高さ調節はうまく出来る訳もないので調整してやるんだけど十分なダイビング。
ダイバーも体験ダイビングに合わせてやったという気持ちはないで
guam424intro4しょうし、体験ダイビングは何せやったことがないので比べるものもなく、体験ダイビングってこんな感じなんだと思ったことだろうなあ。

まあこれだけカメが近付いて来てくれたり、一緒に写真が取れたりするダイビングはファンダイビングにしてもあんまりないからね。
あとはお天気が良ければ最高だったんだけどね。
数日続いちゃいそうだねえ、このお天気・・・。
  

April 23, 2017

グアムのダイビングショップ物語2056―今日のグアムと、栄21型エンジン

guam423sakae1パラオに沈む船の中に積み込まれていた栄21型エンジンの写真が手に入ったので比べるために鹿屋で写真を沢山撮って来たわけだけど、基本的なエンジンの構造がわかってない・・・。
しかもピストンの配置が星型でしかも二重になっているので余計にわからない。
先日書いたと思うエンジンの向きは上下が逆さまなようだ。
てっきりサックスの先っぽみたいなものがエンジンオイルの冷却用空気取り入れ口だと思っていたけど、こっちが零戦の上、コックピットの目の前に位置するようで、この近辺に7.7ミリ機銃が発射される銃口があったみたい。

guam423sakae4無理矢理柵に入らずに撮っておいた写真。
零戦越しに反対側から望遠にして撮ったものだけど、この黒い丸い穴が冷却用空気取り入れ口なのか?
ということは、上部のサックスの先っぽはキャブレーター用の空気取り入れ口なのか?
それぞれの部品がわかれば水中で70年経っているエンジンのパーツとこうしてピッカピカに復元されてるエンジンのパーツとを比べて見ることができ、パラオの水中に残されてるエンジンが栄21型エンジンであると証明できるんだが・・・。

guam423sakae2guam423sakae3この角度で比べるとわかりやすいんだけど、パラオの水中に残るエンジンの写真で一番目立つのがタコの足のように太いパイプが伸びてる部分。
これはまず吸入管に間違いない。
鹿屋の写真で見るとピッカピッカの銀色のパイプだ。
もう一つ何本も伸びてる黒いパイプ。
こちらは先端部分を見るとスパッと切れているし、その形状からして確実に推力式単排気管だ。
自分も勘違いしていたが、排気の勢いが凄くて推進力になっている訳ではない。
丸かったパイプをわざわざ先端を薄く尖らせて、さらに微妙なカーブを付けてエンジン本体側に曲げているのは、排気を零戦の丸い胴体に沿って流れるようにすることで飛行時の空気との摩擦を減らす効果があったため。
零戦のエンジンパワーを上げるためのエンジン載せ変えが上手く進まない中、この推力式短排気管の効果で10%近いスピードアップが実現していた。

そしてこの推力式短排気管が装備されたのが零戦52型からなので、パラオで見ることが出来るエンジンを特定するための決定的な材料と思って写真を確認しているんだけど、吸入管はあっても排気管が見えない。
鹿屋に展示されてる栄21型エンジンは触ることができないけど見た感じの材質の違いがわかる。
排気管の方が薄い金属に思う。
水中に70年あると排気管は朽ちてしまうんだろうか・・・。
やはりパラオで零戦52型用のエンジンが沈んでいるという話がどこから来ているのかに興味があるね。
  
Posted by aquaacademy at 11:32Comments(0)TrackBack(0)レック