December 07, 2018

ダイビングショップ物語2445―今日のグアムと、近道などないのである!

PC070024もうかなり昔のことなので間違った記憶なのかもしれないと思い始めていた。
川口から来たと言う方に聞いても誰もそれを知らなかったからだ。
でも今日は5人の内4人が川口駅を利用している。そして年齢的にも東日本震災前から川口駅を知っている方達だ。
「川口の駅から見えている青い建物のSEA&SEAって知りませんか?」
PC070015おお〜知っている。そこの社長知っている。その社長と一緒に仕事していたことがある。
ものすごい反応だぞ。
知ってるどころか社長をかなり知っている人たちだった。
やはり自分の記憶は正しかったのだ。
何だか薄い水色みたいな建物の壁にでっかくSEA&SEAって書いてあったのが駅のホームから見えていたはずだ。
PC070026
そんな懐かしい時代を知っているグループと、カップル、そしてアクアアカデミーの常連ダイバーの方の紹介で来てくれた姉妹。
おかしいと思ったんだ。
二人のサイズが全く一緒で年齢も一緒。
これは確実に双子だろうと思っていたが、現れたら二人が色違いの全く同じポーチって言うのか小さいバッグというのかを持ってい
PC070036PC070043た。
聞いてみると一緒に買ったわけではないし買った場所も別々だと言う。
やはり不思議なつながりがあるのだろうと思った。

ダイビング的には9人中経験者が7人。
二人の男性が経験なし。
ところが泳ぎ始めるとその一人が素晴らしいフ
PC070053ォームで泳ぎだす。
だからダイビングの合間に褒めまくる。
当然セカンドダイブでも上手に泳いでいるのだが、ちょっと調子に乗ってしまったのか、いきなり仰向けになって水面見たまま後ろ泳ぎを始めた。

こちらも背泳ぎをしてみなさんにカメラを向けたり、ちょっと下に
PC070058降りてとか上に上がってなどの指示を送りながら泳いでいるのでそんな光景は初めから見えている。
自分がそうしているように背泳ぎしてみようかなって言う余裕が出始めたのだろう。
その気持ちはよくわかる。
わかるのだが、結果は見えているのだ。
案の定ちょっとずつ上に浮いて行き、ほぼ水面近くまで行ってしまった頃に気がついたようで下に降りようと一生懸命に泳ぎだした。

PC070060うちのスタッフたちはと言えば、なんだなんだ何か始めたぞって眺めていた。(笑)
その状態から戻って来れたんだからなかなかやるのだ。
毎回思うのだが、ダイビングだけではなく何事もそうだろう。
基本が大切だってこと。
昨日の水球選手みたいに飛び抜けたスキルがあれば別だが、普通はなんだって基礎から始め、その基礎が身に付いたら基礎を踏まえた上で応用テクニックに進んでいく。

PC070065これ以外の近道などないのである。  

December 06, 2018

ダイビングショップ物語2444―今日のグアムと、リスラニヤード返して!

PC060025先月だったか来てくれた男3人チーム。
自分の記憶に残っているのは一人よく喋る彼だ。
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけだが太めだったような記憶の彼だったが、会話しているとその記憶と完全に一致するみたいなので間違いない。

今日の二人女子は最初から言ってくれたらいいのに、こっちが色々
PC060003聞き出すまでわからなかった。
自分と同じ大学に現在通っていると言っていた彼らの知り合いらしい。
そして彼らがアクアアカデミーを紹介してくれたんだそうだ。
しかも学部まで一緒だ。
国文学科。
もう一人の女子は大学は違うが教員を目指していると言う。
PC06003040年ほど前の自分を思い出す感じがするが40年ってどんだけ早いのだろう。そしてこの40年間で教員の方達の環境は著しく変わってしまっていて、今の人はそれが当たり前のことだと思っているのかもしれないが、自分なら納得できないし、あっという間に首を切られて、新聞テレビで報道されることになるのだろう。

そしてその二人の女子だけが1ダイブのツアーでの申し込みであっ
PC060054PC060037たので一通りの説明が終わったところで確認してみた。
もし今の説明を聞いて2ダイブに変えようかと思っているのなら今ならまだ変更できるけど。
こちらからは楽しそうにやる気が見えてみたので聞いてみたのだが、その通りに変更になった。
これでみんな一緒にダイバーの楽しさを体験しにいける。
PC060056
一緒のメンバーには経験者もいるし中には水球選手だって言う彼までいる。
水の中のラグビーみたいなスポーツだからそれは半端ないんじゃないか。

そして自分の思い描いていた状況になった。
みんな揃って楽しそうにダイビングしていて上手だ。
水球選手にしてみると自分が行った説明、泳げない人でも上手に楽しくダイビングできるようになってもらうためのコツ。
そういうの要らないんだよね。
PC060061すでに持っている水中での身体の動かし方。それが自然にダイビングに合わせていけてるのだろう。
効率としては基本に忠実な方が良いに決まっているのだが、普通の人には多少それが運動過剰になる動きだとしても関係なくなっているのだ。
でもあんなか細い女子たちがそんな水の中の格闘家と一緒にダイビングできているのだ。
それはやっぱりすごいことだと思う。

思い出した!
PC060062PC060063GoProにつける棒忘れたって言うから貸してあげたオリンパスの赤いリストラニヤード。
返してもらうの忘れた!
これ見たら返してくれ〜!
彼女が手に巻いている赤い紐だよ!  

December 04, 2018

ダイビングショップ物語2443―今日のグアムと、ちょっと休憩

一つ忘れていたことを思い出した。
目下、光明学園修学旅行計画に没頭しているのだが、ちょっと休憩してもいいかな。
自分の氷川丸の記憶になかったものを平安丸で見たので、10月に光明学園のみんなに会いに行った時にちょっと寄り道して確認してきたのだ。

前にも言ったとは思うが、横浜の氷川丸は左舷側を見学コースにしていることが多いのに対して、チュークの平安丸は主に右舷側を見て来るので完全一致するところはなかなか多くないのだが、多くの船で右舷にあって左舷にはないという装備はないような気がするので似たような景色でということになるが比較してみる。

こういうのがレックダイビングの魅力を表すと思う。
例えばこの両船で言えば74年隔てた景色が蘇るのだ。

P9211170IMG_0359平安丸が特設潜水母艦の役割だったため、プロムナードデッキには潜望鏡が置かれているのだが、氷川丸には暖かい太陽光が差し込む気持ちの良い外廊下となっている。

P9211172IMG_0311そしてその廊下の壁に付いていた手摺だ。
平安丸の手摺は失われているが、手摺のバーの付け根にあるバーを固定している金具が今も残っているのを教えてもらった。
こういうちょっとしたものはなかなか気づかないものであるが、見つけた時はかなり興奮するものだ。

P9211188IMG_0322救命ボートが備え付けられていたところだ。
同じアングルで撮影したいところだが氷川丸は水中ではないので残念ながら船外からカメラを向けることはできないのだ。
この救命ボートの装備の仕方が相当にグアムに沈む東海丸とは異なる。
同じ年に作られたのにこれだけ違うというのはやはり氷川丸が客船であるということが理由なのだろうか。東海丸も69人ほどの乗客を運んでいたはずなのであるが。

IMG_0325IMG_0327氷川丸の建屋の一番前の部分。
3階建てのようになっているが、2階には船長室などがあって一番上への階段を登って行くと操舵室となっている。
右の写真の階段の左側に見え
P9211195る入り口が船長室へと続いていて、階段を上ると接岸作業を目視しながら指示を出せるデッキとなり、左に曲がると操舵室内へと入ることができる形である。
現在の平安丸で同じところを撮影すると、階段は失われているが階段枠の手摺が残っていて、その左に船長室へと入る入り口も見えている。
また操舵室の屋根も失われている。
これも同じアングルで撮影したいところだが、平安丸の透明度だと氷川丸ほど離れて撮ると霞んでしまいそうなのだ。

P9211203そしてその接岸作業を確認するデッキ。
右舷側の一番端の角である。
デッキのほとんどが70年の歳月で消失していることが多いのだが、ちょうどこの場所には太陽光も当らず、おそらく壁に囲まれているため水の動きも最小限であることが幸いしているかもしれない。
木製のデッキが残っていた。
船のデッキは部分的に補修したり張り替えたりするものらしいが、
P9211199IMG_0347作った当初から全く張り替えない部分もあると言う。
もしかしたらここは90年近く前のままなのかもしれない。

さて楽しい今と昔の一致点の比較なのだが、今回どうしても確認できなかったものがある。
P9211168IMG_0368ざっと見渡してもないように思うのだが、残念ながら氷川丸の未公開部分全てを見ていないので断言はできないのだが、展示してある氷川丸の大型の模型を見てもなかった。

平安丸に見える壁側にある四角い穴。
これはどう見ても当時には手摺が付いていて階段があったと思われる。
階段を上がって来るとそのまま右の扉から船内に入って行く。
デッキは救命ボートが装備されているデッキの一段下のはずだ。
ちょっと似ている部分の氷川丸の写真を並べてみるが、デッキは同じであると思うし、同じく右舷側である。  
Posted by aquaacademy at 12:40Comments(0)レック

December 01, 2018

ダイビングショップ物語2442―今日のグアムと、12月だ

PC010032さあ12月に入った。
もうすぐ神奈川県から光明学園がグアムにやって来る。
今年の2月からその準備を始めていたが、とにかく生徒数が多い。
直前に怪我などがあり少し変更があったが102名の生徒たちがダイビング実習を受ける。
そこに校長先生を始め先生方も3名の方が実習を受講するので105名となる。
PC010046もちろんアクアアカデミーのインストラクターだけでは足りないため、信頼できる日本人インストラクターの皆さんに応援をお願いしている。
総勢9名のインストラクターに3人のアシスタントが迎えることになっている。

準備はほぼ万全に整ったはず。
スケジュールも綿密に立てられている。
心配はないはずであるのだが、とにかく我々インストラクターの都合ではなく生徒たちダイビング実習を受講する相手があってのことであるため、その
PC010044時になって変更があるなどが予想され臨機応変という動きが不可欠になって来るはずなのである。
だから今月はもう完全に頭の中は光明学園モードとなるし、今日からシミュレーションなどを繰り返したりすることに集中させてもらう。

そのために通常行なっているダイビングツアーは少し受け入れ人数
PC010017PC010018を少なくしなくてはならずご迷惑をかけてしまう部分もあるのだが、本当に申し訳ないのが応援を頼んでいるインストラクターたちの通常営業もお休みになってしまっているということで、おそらくグアムのダイビング予約上では「なんでどこも予約が取れないのだろう」という事態が起きているのではないだろうか。
PC010015なにせ5社が12月10日から5日間予約を受けられない状況にしているのだ・・・。

そんな中決して手は抜いていないのだが、一人が耳抜きのトラブルで先に上がってしまった今日の体験ダイビングツアー。
超久しぶりにボラが群れて現れてくれたのだが、全員に見せることはできなかった。
それにしても奥様のダイビングは美しかった。

  
Posted by aquaacademy at 11:35Comments(0)修学旅行

November 30, 2018

ダイビングショップ物語2441―今日のグアムと、日の丸ではないのか!?

PB250023 (1)これって!
もしかして!
日の丸!?

前から気になって仕方なかったのだが、表面に積もっている堆積物をどけるということは、ただでさえ濁っている水底近くがどうしようもないことになってしまう。
PB250027これがどうしてもできなかった理由なのだが、今日はどうしてもその衝動を抑えられなかった。
もちろんダイバーの皆さんの満遍なく機体の各部を見たり撮影した後の、立ち去る直前にさささって具合にどけてみたのだが、想像以上に濁りが広がった。(笑)
そして想像したよりも早く濁りが収まりもしてくれたので写真を撮ることもできたのだ。

ショップに戻るまでは正直言って肉眼でもカメラのモニター越しでも確証はなかったのだが、これはどう見ても一つはジュラルミンの機体の表面が綺麗に出て来ているようだし、もう一つは赤くないか。
同じ主翼部分なので、これは自分には日の丸ではないのかとしか思えないのだがどうだろう。

先日レックスペシャルで行った零式水上偵察機の写真である。  
Posted by aquaacademy at 14:26Comments(0)レック

November 28, 2018

ダイビングショップ物語2440―今日のグアムと、飛行機が大型化され日本人が増えた!

PB280044意外に珍しいんだなあ。
そういえばそんなことは今までそんなになかった。
一緒にダイビングする、メンバーが全員同い年。
たった4人だけだがカップルと女子チーム。
住んでいるとこも雰囲気も全く違うのだが、ダイビングという同じ楽しみを共有すれば仲良しになるわけだ。ただし彼氏彼女の関係に発展する仲良しさとは別のものとは思うが。

PB280032そんな中で人一倍目力が強く、キャプテンタイプの女子が飛び出して泳いで来る。
どんなスポーツでもそうだろうがキャプテンというのはそうそう簡単にはならない。
当然みんなをまとめる統率力もあるだろうが、そのスポーツである程度優秀な者がキャプテンという大役を担っているのが普通だろう。
ダイビングがそのスポーツと同じではないかもしれないが、やはりキャプテンタイプはそつなくダイビングをまとめて来る。
泳ぎ方が上手なだけではなく安定感も抜群なものとなるのだ。

PB280033それに付いて来るもう一人の女子なのだが、曇り止めをしてもしてもマスクが曇って来る。
ほんのときどきだけだがマスクの曇り止めが効かないような方がいる。
うちのマスクがよく洗われてないせいなのかと思ったりもするが、ついさっき使った人は曇らずにダイビングできているということならそれは違うだろう。
曇り止めが効いていない。曇り止めの塗り方が足りないのか、またはその曇り止めに曇り止めの効果がないものなのか。
だから曇り止めをこちらから提供するのは気が引けるのだ。
その提供した曇り止めのせいで視界が悪いままダイビングすることになってしまう。でも自分のつばでの曇り止めならその人の問題となるからだ。
責任を逃れたいということよりも確実に曇り止めの効果を出したい。つばの効果は絶大だ。

PB280017彼女は最初はこちらが用意した曇り止めを塗った。
でも曇ったので今度は自分のつばを塗ってもらう。
それでもダメなのでよっぽどこちらのつばをかけてやろうとも思ったが、流石にそれはできず、曇り止めを自分が力一杯に塗ってあげた。
効果は少し長持ちしたが結局最後にはまた曇り出してしまった。

PB280054そんな間にカップルのダイビングも整って来てくれて、これでみんなして離陸できる。
今月はどういうことか日本からのお客様が増えたように思える。
アクアアカデミーはグアムでも忙しい方ではないが、それでも夏休みくらいの忙しさに近い疲れが襲っている。
その疲れの中には新しい場所にショップを移したばかりで、まだオペレーションに慣れていないという要素も大きく影響していることはわかっているが、もう一つの影響がユナイテッド航空だろう。

PB28004610月末から成田からの3便の内の2便の機材を大きくしてくれたのだ。
来年春まで日本航空も成田から2便を維持してくれることになっているが、それが続いてくれれば昨年の北朝鮮問題で大幅に減らされてしまった乗客数が戻ることになるのだ。
成田・関空・中部・福岡からユナイテッドはB737を一日6便にしていたため一日のグアムへの送客数は満席としても996人。
日本航空が成田から1便。機材はB767を使っていたので199人。
これ以外に韓国のLCCが数便飛んでくれているが日本からの一日の送客は1200人だったのに対して、日本航空が成田からB767をもう一本、ユナイテ
PB280050ッドが成田からの3便の内2便をB777に大型化してくれたことにより595人増えることになったのだ。
月にすれば18000人の増加となり、今月は早速そんな効果が出てくれたのではないかと思う。

送客数が増えれば当然ツアー料金の値下がりにつながるはずで、誰が何と言おうともやはりグアムは安近短が大きな魅力に違いないのだ。
まだ12月一ヶ月が残っているが、来年はグアムへの日本人ツーリストの復活を願いたい。
そのためには航空会社様様なのである。

  

November 27, 2018

ダイビングショップ物語2439―今日のグアムと、東海丸の謎の5本の大きなタンク

C731A529-CA20-4CD2-883F-621A511FCBE0大型の船舶エンジンをどのように始動するのかなんて考えたことある人っているだろうか?
流石に車のエンジンのようにキーを差し込んでグイッと回すとセルモーターが回って、キュルキュルブイーンとエンジンが始動するとは思ってはいなかったが、ではどのように。

多くの船舶がディーゼルエンジンを動力にしていると思うがタービンを回したり原子力エンジンだったりすると、一度始動したエンジンは簡単には止めないらしい。
原子力エンジンは燃料を交換するとき以外は止めないらしい!
タービンは止めると軸の重量でたわんでしまうためエンジンを切ってもターニングモーターを使って数分に一回転ほどは回し続ける必要があるらしいのだ。

C067A3E2-C78D-4ECA-824A-2CDC392752A7これでグアムのアプラ湾にもいくつか見ることのできるターニングモーターの役割がわかったように思う。
同じものを氷川丸のエンジンオープニングでも見たが、氷川丸の何を回し続ける必要があったのだろうか。氷川丸がタービンを使って動力を発生していたとは思えないのだが・・・。
何か別のものを回転させ続ける必要があったのだろう。
ということは平安丸にも備わっているということだろうし。
A58FF382-02DC-4C93-BD15-FE6A079DD71A
先日レックスペシャルで来てくれたダイバーは昨年に続いて2回目のリピーターだ。
アクアアカデミーでもレックのリピーターができて来たのだ。
東海丸に昨年も案内したが、初めてのダイバーをいきなり真っ暗になるところや入り組んだところには案内していない。
だから昨年では行っていないところはわかっているつもりで今回はそこへと案内したのだが、エンジンオープニング内の最近までわかっていなかった場所である。

642EF3EA-0410-4C8A-BD83-0DE296EEA5A4そしてそこには東海丸の図面にはっきりと記載されているのだが、全く正体のわからない大きなタンクが5本並んでいるのが見えるのだ。
どうやら5本は上のバルブをパイプで連結している。
大きなボルトがかなりの密度で止めてあるところをみると大きな圧力がかかっており、気体か液体を貯めておくタンクであろうとは想像はつく。

08AC7B13-4638-4109-B40D-380D9C6DDC7Dダイバーの一人Ishizukaさんは自動車のメカに滅法強い方である。
普通のダイバーでは目に止めないところも目ざとく見て来ているのだ。
そこで自分の聞きたいこと第一はエンジンオイルを循環するための大きなモーターの存在だ。
てっきり最初見たときには発電機を見つけたと思っていたのだが、やはり氷川丸で確認すると同じ形のモーターが置いてあり、エンジ
F40D8E53-4382-49CE-A663-3E9B439D74E6ンオイル循環用モーターと説明してあった。
なぜオイル送るのにモーターが別にいるのか?と思えばすかさずIshizukaさんが言うのだ。
「ピストンってかなり大きいでしょ。」
「はい。Ishizukaさんより大きいと思います。」
「エンジンが始動してからオイルを回してもピストンに回り切らなくて焼きつくんだろう。」

なるほど先に別の動力でオイルをピストン内に送っておかないと意味ないのだ。
流石だなあと感心していると例の大きな5本のタンクを逆に質問してくるのだ。
自分もわからずに悩んでいる状態であることを伝えておくと、日本に帰ってからちょっと考えてくれたようで一つの回答が届いたのだ。

エンジン始動用のエアタンク。
そばにコンプレッサーが見つかれば確実だと言う。
なるほど大型船舶のエンジンは圧縮空気をピストン内に送り込んで始動させるのだそうだ。
だからエンジンはキュルキュルブイーンではなく、シュードコドコっていとも簡単に始動するのだそうだ。
やっぱり餅は餅屋なのだ。
チュークに一緒に行った方は航空機に滅法詳しいから一緒に潜ってて疑問やパーツの名称などはすぐわかったりして楽しかった。
今回のIshizukaさんも自分の引き出しにはないエンジンのメカニカルな専門知識豊富な方なので、一緒にダイビングさせてもらって無茶苦茶楽しい。
さらにアフターダイビングで何倍も盛り上がるのは間違いないのである。  
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November 26, 2018

ダイビングショップ物語2438―今日のグアムと、関門海峡を挟んで二組

PB260072関門海峡。
興味深いところだった。
壇ノ浦の戦いも武蔵対小次郎の戦いもここだったことを訪れて初めて知った。
大昔から戦いの歴史があるところであり、今はそんな歴史に興味を持てば必ず訪れて楽しいところになっている。
ちょっと焼きカレーはよくわからないが・・・。

そんな関門海峡を隔てたところからグアムまでダイビングに来てくれた二組
PB260021が今日の自分の担当である。
ファミリーとカップルで自分的にはいい感じで行けそうな予感だ。

一番年齢の低い妹(とは言っても20歳)が体格も大きくないし気になるところと思っていたのだが、私脱いだらすごいのよではないが海に行ったら逞しく見えた。
それが水中に入っても変わらず真っ先に上手に泳ぎ出した。
PB260025PB260071泳ぎ出したのだが、耳抜きに苦手意識が芽生えたようでずうっとマスクの耳近くを触りながら泳ぐので段々と姿勢が崩れて行く事になっていく。
足は上手なままだがとにかく姿勢が問題となり残念な事になりそうなので1ダイブの後にアドヴァイスしてみる。

そんな隙にお姉ちゃんの泳ぎが安定し出し、カ
PB260043ップルの2人の泳ぎも上手になって行ったのだ。
実はお母さんの泳ぎがボロボロなので最初に泳ぎだしてまだ瀬の立つところで一度浮上。
そのアドヴァイスで妹と並ぶ上手な泳ぎに大変身したので感心するは驚くはの状態だったのだが、流石に親子なのだ。
何かが気になり出したらダメになって行くのだ。
お父さんは男なので黙って適応する方向で泳いでいるのだが、女子
PB260061たちと同じところを泳げるかの気持ちなのかちょっと間を置いて一人端っこから我が道を行っている。

総じてみなさんが上手にダイビングを楽しんでいるという事だと思うのだ。
相変わらず透明度の高いボムホール。
グアムの中でも世界でも屈指の体験ダイビングスポットであり、そ
PB260062ろそろ娘さんたちも卒業旅行などで友達との旅行が増えて行く時期なのかもしれないが、グアムが家族揃って良い思い出になってくれたら嬉しい。
カップルにも事情がありそうで少しの間別々になるのかもしれないし、やはりこの旅行が良い思い出になり、そんな思い出の一ページに自分も関わることができたことが嬉しいのだ。  

November 25, 2018

ダイビングショップ物語2437―今日のグアムと、朝一番の海は綺麗だった

PB250006昨日の午後からのレックスペシャルツアーがてんてこ舞いになったことを踏まえ、今日は朝の体験ダイビングツアーは一番乗りでボムホールに乗り込んでみた。
まだ誰もいないボムホールにはすでに熱い太陽が降り注ぎ、透明度も抜群だ。
そして誰も他に海に入っている人間がいないのでお腹を空かせた魚たちが全員集合で周りに集まって来た。
PB250015PB250020悪いが餌は持ってないよ!

男性が2人。
車の中で話を聞くと1人はダイバー。
でも1人は昨日初めてスノーケリングをやったが海で泳ぐのは好きではないという話になっていた。
もちろん2人しかいないし、2人は友人どうしだし、合わせるレベルはダイバーではない。
PB250023PB250028いくつかのチームがいてレベルがバラバラなときとは違って問題はない。
ないのだがなるべく高いレベルに仕上げて行き、2人ともに楽しんでもらいたいと考えてしまうわけなのだ。
今日も行くよ。

潜ってみればそんな心配をよそにかなりダイビングが様になっている。
PB250036PB250045ダイバーの彼も遠慮することなく楽しめるレベルだ。
それならこちらは撮影に集中する事にする。
あまり修正する要素もないのでダイビングの合間にも本当に一言だけでOKだ。

普通にある体験ダイビングの記念写真。
PB250067水底に膝で座って、サンゴ礁が前とか横にある。
そこにソーセージなどの餌を持っているため魚は嫌ってほどに集まっている。
その中でピースサインをしている2人。
そういう写真は撮らない。
今日は特にそんな場面は必要ない。
普通にファンダイブだと思ってもらえる内容にしてみた。
  

November 24, 2018

ダイビングショップ物語2436―今日のグアムと、やはり全員ってわけには・・・

PB240039今朝は久しぶりの大人数。
やっぱり盛り上がる。
バンの中に人が多過ぎて全員の皆さんと会話するのは難しくなるが、やはり楽しい。
そして色々な人たちが集まっているのだが、面白い事に東京と九州に綺麗に分かれて席についてくれたのは全くの偶然であった。

申し込み時の年齢の記入を依頼したのだが20代、30代の幅の中なので極端な話年齢が10歳くらい予想したのと違うことがあるわけだ。
PB24002830代の方が30歳でも39歳でも大した差は感じないが50歳と59歳はだいぶ違うのだ。
自分の年齢を考えるとその10年の間の体力の衰えは半端ではない。
そしてひと組は年齢表示を省略していたときの予約のため全く年齢は会うまでわからない。

そんなグループも会話が始まれば問題ない。
PB240044今日も盛り上がって行くのだ。

水中に入るとちょっと年代の差が出るのだろうか。
でも4人の熊本チームの中で1人の方は前半から先頭グループに入るくらいに泳いでいる。
年齢ではない別の要素なのだろう。
1人の方のマスクは何度曇り止めを仕直してもこちらから顔が見え
PB240050なくなる。よほど興奮して体温が上がっているのか、あれでは見えないのでなかなかリラックスできない可能性もありそうだ。

福岡チームのカップルもかなり順調そうに泳いでいるのだが、東京のカップルチームの男性がダイバーで他のチームと別の動きをするのだが彼女がそっちについて行ってしまうのにはちょっと困った。
途中耳抜きが上手くいっていないことがあったらしくマスクの中に
PB240055薄い赤色の水を溜めていたが、申し訳ないがそこんとこの目撃はしていない。
自分の動きと別方向なので後ろのIchiが対応していた。

そして東京の女子チーム。
3人女子チームで旅行っていうのはいかにも楽しそうだが、1人の女子は泳げないらしい。
前半はその通りの動きで自分の範囲ではなく後ろで付いて来ていたのだが、やはりセカンドダイブがある効果だろう。他の2人と一緒に全く同じペース
PB240066で泳げている。
ダイビングの間のワンポイントアドヴァイスが相当に効果的に働いた良い例なのだ。

結果全員が途中で上がって行くこともなく無事にダイビングを終了したのだが、マスクの曇りっぱなしだった女性や数人は体力を消耗していたのではないだろうかと思う。
PB240068「いい経験だった」という感想は決して楽しかったということではないのだ。
やはり全員を2ダイブの体験ダイビングに誘うということではない方がいいのだろうか。
アクアアカデミーでダイバー体験ダイビングと呼ぶ2ダイブのツアーは、ダイバーのように泳ぎ回って遊んでくる内容にしているため体力はある程度必要になるだろう。
PB240072その体力を少しでも楽にするための泳ぎ方は伝えているが、その泳ぎにならなければ体力を消耗してしまうだろうし。

しかし年齢が相当高く体力がなさそうに見えている方でも楽しそうに上手にダイビングする方も大勢いることも事実であるし、要するに一概に参加制限は設けられないのであるが、アクアアカデミーには体験ダイビングツアーが3種類あり、それぞれ初級、中級、上級となっていることはツアーに申し込まれる代表者の方がみなさんに伝えてもらえたら、もう少し参加するみなさんの様子も変わるかもしれない。
いやそんなことはないか・・・。  

November 22, 2018

ダイビングショップ物語2435―今日のグアムと、台風28号接近

PB220037以前にアクアアカデミーでダイビングしてくれた方が今度は社員旅行で大勢を引き連れて帰って来てくれた。
男女や子供も混じっているがどうやらみなさんはファミリーのような仲らしい。
だからダイビングレベルは上級コースとは言え、みんなが同じように楽しめるように工夫することになるだろう。
どんなにすごいダイビングが体験できても誰か一人が欠けてしまう
PB220026ことの方が残念になるのだ。

そうは思ったのだが背の立たないところに行く前に2人が止める事になってしまった。
子供を一番心配したが、彼は説明中の質問にも大人より早く答えることができていたし、やはり賢さは色々なことに有利に働くものだ。
PB220041ただ身体のサイズだ。
体積が小さければ水温が身体の芯にまで到達するのに時間がかからないのだ。
楽しそうにしていたとは思うのだが寒さに耐えきれずにお母さんと一緒に1ダイブで先に上がる事になった。

残ったメンバーはみんな同じようなペースで進んでくれているの
PB220054で、では2回目の本番ダイビングは優雅に全員で泳いで行く事にしよう。
他に体験ダイビングのグループが多くなかったこともあるが、今日はやけに大型のアジが纏わりついてくる。
透明度も素晴らしい。

朝の大雨や風が嘘のようにボムホールの水中は子供も楽しめる快適な水中となっていた。
実は今朝、台風がグアムに最も近づいていたのだ。
コンディションは2。
PB220068色々なツアーがキャンセルされてもいただろう。
ホテルで一緒に出発準備を整えていた他のグループはトレッキングツアーのスタッフが迎えに来ていたし、本人たちもトレッキング満々の格好で待っていたのだが話し合いの末キャンセルする事になってた。

そんな台風の日にツアーを行おうとしている自分たちが変なのかと
PB220070思う部分もあるが、台風がグアムに接近して来ている時のボムホールはコンディション良しなのだ。
逆に通過されると特に沖合が荒れ始めて厄介であることは昔からわかっていることなのである。
最接近の時間は過ぎたのかダイビングを終えてホテルに戻る頃には少し薄日が刺し始めていた。



PB220081  

November 21, 2018

ダイビングショップ物語2434―今日のグアムと、全然違うなTG-5

PB200002今更なのだがオリンパスのTG-5は今でもまだ使っているTG-3とだいぶ違う感じだと思う。
フラッシュライトとワイドコンバージョンレンズを使ってレックを撮っているとあまり差を感じないが、カメラ単体で内蔵フラッシュを使ってみると全然違うのだ。
内蔵のフラッシュはかなり強力そうだ。
この前タイマイをバルボンバーの近くで正面から撮影した。
やった!という手応え十分だったはずなのだが、モニターに3秒間映し出されるタイマイの顔が白く飛んでしまうというまさかの失敗。
PB200003ハレーションを起こすという問題は覚悟していたが、まさか飛んでしまうとは・・・夢にも思わなかった。
シャッターの感覚も違っていた。

そこで今日はそれらを踏まえてTG-5単体でアオウミガメを狙ってみる。
アクアアカデミーのダイバーはブルーホールを希望していたが、昨
PB200009PB200007日ブルーホールに行っているダイバーが今日もダブっていたのでバラクーダロックの予定だったのだ。
ところが赤旗が立っていたための代替え案はブルーホールで我々としてはラッキー。
流れが結構ある。
この流れなら普段たどり着けないところまで行けそうだ。
最近はブルーホール近辺にはカメを見ないので
PB200010そこまで足を伸ばす予定である。

だいぶ先の方で見つけたアオウミガメはほとんどダイバーを見ていない様子で、我々が泳いで行くことを歓迎はしていないだろうが嫌がってもいないようで、かなりの時間そばにいさせてくれたのだ。
おかげでシャッターチャンスが何回も巡って来た。
透明度の良さも相まって久しぶりに格好いいカメを撮影することが
PB200013できた。

最初の赤いのはウコンハネガイ。
隣接して2匹いたのだが、1匹のそばに赤ちゃんのような小さいウコンハネガイが増えていた。
しかし今日見てみると、その大きいのがいなくなって後ろにいた小さいのだけになっていた。
あのウコンハネガイは確実に20年以上そこに居続けていたというのに寿命が来てしまったのか。
PB200017
最後の赤いのはクマノミの卵だ。
TG-5の顕微鏡モードはストロボが使えるのか!
勝手にあんな近い距離で光ってるのにハレーションは起こしていない。
確かTG-3では使えなかったのではなかったか・・・。

  

November 20, 2018

ダイビングショップ物語2433―今日のグアムと、東海丸の特別貨物室

PB190096スペシャルルームと言われる貨物室が東海丸にはある。
狭い。
畳でいうと四畳半ほどでしかないし、進入路はこの壊れた壁穴だけなので中に入らなくても見渡すことができる。
しかし今回の推測で床の材質を見て来る必要が出て来た。

シルクルームは前後左右に大きな部屋が4つも設定されているのだ
PB190099が特別室と言いながらのサイズであり入口も小さい。
横浜に浮かぶ氷川丸の展示を見てみると、大時化の海で積荷の金魚の水が溢れたというものがあった。
シルクほどの需要はないが金魚というのも日本からの特産品で価値があったのだろう。
それならば東海丸のスペシャルルームというのは、例えば金魚なんかを積み込んだのかもしれない。
扉も機密性の高い作りになっていて冷蔵装置が働いていたかもしれない。
ただ部屋の中には冷蔵倉庫と言われる部屋の天井にあったようなパイプを見ることができない。

PB190100そのままシルクルームを通って第四船倉からエンジンオープニングに入る。
今日のダイバーはレックに慣れているので狭い部分の通過もスムーズであり、また彼の興味を持つところが自分とほぼ同じであるため案内するのに悩むことは必要ない。どんどん好きなところに行けばいいだけだ。

PB190107この床材は乗船客が往来するようなところのデッキとは違いそうだ。
おそらく見た目はずっと悪いだろうしブルーの塗装がしてあったようだが、エンジンオープニングに勤務している人たちが行き来する狭い廊下だろうが東海丸に残る数少ない木材だ。

船橋内に戻ってブリッジデッキ。
今残っている船橋が3階建のように見えると思うが、その二階の高さのデッキだ。
左に小さく区分けされた部屋が配膳室でそこには流し台が残っている。
PB190113そしてその右のこのスペースがダイニングルームであり、ここに6人掛けのテーブルが2台置かれていたのだ。その右の窓は前方を向いていて景色も悪くなかっただろう。

そんなダイニングの床がしっかりと今も残っているところを見ると木製ではなかったということだ。
それに比べて天井はすっかり抜けてしまっている。
ボートデッキ、三階に船長始め操舵室に勤務する乗組員たちのスペースになっていたのだ。
PB190124
もう一枚別角度から。
この扉を開けてブリッジデッキの船内に入って行く。
細い廊下を通って左側は客室で、入ってすぐ右がダイニングルームだ。
その向こうの配膳室の後ろはエンジンオープニングとなっている。
壁や床が抜けてしまっているが、こうして見ると廊下であるという
PB190123ことがわかりやすくなり、船内の移動の仕方がわかりやすいのではないだろうか。
  
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November 19, 2018

ダイビングショップ物語2432―今日のグアムと、二つの船首

PB190041今日は木津川丸と東海丸の船首を比べてみる。
その前に両船の沈没の仕方も異なっているのだが、アンカーとチェーンというのもその様子を物語る有力な手がかりとなるだろうからその話からだ。

木津川丸のアンカーは左右二つともチェーンを長く出したまま今も一緒に沈んでいるが、あまりにもチェーンが長い。
この辺りの水深が40mほどあるため70mは出していたのだろうか。
左右のチェーンがぐるぐると巻きついたりしている。
そのチェーンの一本が倒れている第一マストに絡みついているということは、このマストが沈没時にはすでに折れて倒れていたということだろう。後からは誰も重たいチェーンをマストに載せることはできないのだ。
またマストは右舷側に倒れているが絡みついているチェーンはどうやら左舷側のものだ。
どれだけ沈んでいくときに船が回ったのか船首付近で左右のチェーンは交差している。

PB190043船底を着地させて直立して沈んでいるので、船首から船尾までが同じようなスピードで沈んで行ったものと思うがチェーンというのは船よりも先に水底に落ちると思っていたのだが、まさか沈没途中で木津川丸が一回転したことはないであろう。
面白いところだ。

木津川丸と東海丸ではサイズが相当に異なっている。
PB190055総トン数で言えば東海丸の1/4ほどでしかない木津川丸なのだ。
そのサイズの差が如実に表れているのが船の幅と高さであり、高さがないからこそ直立しているのだろうし、船首の大砲の台座が小さく、また船外にまで飛び出しているほどなのだ。

東海丸がバランスを保つため船首の第一船倉に鉄くずをバラストとして入れてあるわけなので、木津川丸の極端な船首に重い大砲を置
PB190061いていることは問題ないのだろうが、その位置はどう見ても大砲で狙う敵は水面ではなく水中なのではないかと思うのだが、果たして大砲を水中に向けて撃ったときに威力はどれほどなのだろうか。

東海丸のものも船首近くではあるが、船外まではみ出ていることはない。
直径が5mほどある大砲の台座だがデザイン的に全く違和感がな
PB190137く、しっかりと東海丸の船首に収まっている感じだ。
この場合は水中に砲撃する角度には持っていけないかもしれない。

水深がそれぞれ15mと30mと違うためだろうか、同じ日に撮影しているにも関わらず写真の色合いがだいぶ違って見えているが、やはり船首というのは絵になるものだと思う。
そこに実際に大砲が残されている木津川丸は格好いいのだ。
PB190140  
Posted by aquaacademy at 09:40Comments(0)レック

November 18, 2018

ダイビングショップ物語2431―今日のグアムと、航空機レック

今日は飛行機特集。
ボートダイビングのスケジュールを確認したところ、午後からはハーレーリーフに行くと言うことだったので午前はガンビーチに行っておいて午後からボートに移動することにした。
今日のダイバーは一年ぶりにグアムに来てくれるダイバーだが、ここ1−2年はレックに行っていたので外洋の青い海を久しぶりに見たいと言うリクエストがあり、ガンビーチとバラクーダロックで透明度の良い海を楽しんでもらう予定だが、何だかんだ言おうともレックの魅力にはまったダイバーが透明度だけで我慢できるわけがないのだ。

何の躊躇もなくエントリーしたらカタリナのフロートに向かう。
グアムの上陸作戦に際して海岸線の防衛線を壊滅し上陸時の攻撃を受けないことが必要だった。
そこで爆撃機のB-24と偵察爆撃機のカタリナを使って空爆を行ったのだが、その作戦中に日本軍によって5機が撃墜されたと記録にある。

PB180006上陸可能な海岸線はホテル街のあるタモン、アガニア、アガット。
北側からタモン湾に入って来たカタリナの主翼先端周辺に被弾して先端のフロートが落ちた。
態勢を崩しながらアガニア方面に下降して行ったカタリナはイーストアガニアの水面に着水。
これが当時のカタリナ撃墜時の推測だ。
フロートはガンビーチに沈み、機体前方の何処かのパーツが数年前にイーストアガニアの水深90僂虜獣呂波見されている。
そして本体は?
イーストアガニアで飛行機を見たと言うダイバーがいるのだ。
まだ発見に至っていないが、これらのパーツが全てPBYカタリナのものではないかと考えている。

PB180009フロート前部のこのパーツは主翼に収納するための支柱が止められていたものだ。
その後ろにある最初ネジだと思ったものは何だ?
もしかするとこのパーツの何処かに何か刻印でもあるかと思ったが、今回は何も発見できなかった。

フロート後部にあるこの小さい穴は何だろう。
この部分は主翼先端に収まる形なので、上部には曲面はない。
一緒に潜ったダイバーはなぜ塗装がなかったのかと言っていたが、もしかすると所々に赤いものが残っているのが赤色で塗装されていたというペイントの残りかもしれない。

PB180026今日のボートからは誰もバルボンバー方面には来ていない。
ハーレーリーフからのドリフトではなく元のブイに戻らなくていけないプランなので、ハーレーリーフそのものを楽しもうとするはずだ。
そんな中を我々は静かに早めにエントリーして水中を移動。
バルボンバー、九九式艦上爆撃機を目指す。
この角度の写真を初めて撮った。
PB180016この手前に偵察員用の座席があるため、通り過ぎるだけで見れば椅子が邪魔でこの高さでは見ることができない。
偵察員の目線で一枚撮ってみたのだ。

目の前にあるのは無線機でその向こうのスペースには操縦員席がある。
両側にはキャノピーに色とりどりの付着物が付いてしまっているが本来はそこから左右の景色が見えたはずだ。
そして無線機の下には計器類があったと思われる丸い穴がいくつか空いている。
その前の箱型の枠には測波機。
その箱の奥には送受信用の発電動機があっただろうと思われる。

PB180022三菱製エンジンであることを示す特徴的なプッシュロッドがはっきり写っている写真も載せておく。
これが九九式艦上爆撃機や零式水上偵察機に使われていた金星エンジンである。  
Posted by aquaacademy at 15:54Comments(0)レック

November 17, 2018

ダイビングショップ物語2430―今日のグアムと、タグボートも運命を共にしたのか

PB170004レックに興味を持ってアクアアカデミーに来てもらえるダイバーは確実に増えているのだが、例えば沈船と言った時、みなさんのイメージは漁船らしい。
確かに西伊豆の土肥でも漁船が沈めてあるし、今日のダイバーもニューカレドニアのマグロ漁船と言われている漁船にダイビングの経験があると言っていた。
だから東海丸の全長が136mあると言うと驚くのだ。

どんなサイズでも沈船は沈船だし、とにかく興味を持ってもらえれば小さいより大きい沈船の方が喜んでもらえるだろうし、とにかく一人でも多くのダイバーにレックの面白さを伝えて行きたい。
だからここのところのレックスペシャルツアーは東海丸と九九式艦上爆撃機に行くことが多い。
今日もスレート片手に面白そうなところを紹介しまくって来た。
自分にとっては慣れたコースのはずなのだが、驚くものを見つけた。
これはみんな前から知っていたのか?
それとも突如現れたのだろうか?
もし以前からあったのだとしたら、なんと言う節穴の目ん玉を持っていたのだろうか・・・。

東海丸の船橋すぐ後ろの右舷にあるボラード。
以前からここに巻きつけられたロープが日本人らしく丁寧に規則正しく結ばれていると紹介はしていたが、船尾のロープが東海丸の沈没を食い止めようとタグボートが必死に引っ張り続けた作業のものであると気が付いたことで、このロープも同じくタグボートが引っ張っていたものと推測できる。
ほんの15分ほどの間の救出作業中によくぞここまで美しくロープを巻きつけたものだ。

ちょっと待てよ。
タグボート・・・。
もしかすると東海丸の救出作業でダグボートも一緒に沈んだのか・・・?
自分はまだ見に行ってはいないが、アウトハウスビーチから東海丸に水面移動していた頃、東海丸の手前に水底からブイを付けてロープが上がっていた。
航行するボートの邪魔にならないためか水深5mほどにブイが浮かんでいたのだが、これから東海丸に潜るのでそれ以上下には確認に行かなかった。
どうやらそれが日本のタグボートのようでほんの時々中型ボートがそこにダイビングに行くためにツアーを組んでいる。

タグボートなんて面白いのかと思っていたが、もしこれが東海丸の救出作業に関わったとすれば見に行ってみたい。
おそらくロープが長く伸びているのではないだろうか。
そんな理由がない限りタグボートがここに沈む理由はないのではないのか。
俄然興味が湧いて来たのだ。

PB170007九九式艦上爆撃機はつい最近見つけた手書きの文字を見せた。
航空機は船よりも小さいのでパーツパーツに興味を持ってもらえない限り興味をそそらないかもしれない。
一緒に潜っていた感じでは断然東海丸の方が楽しかったように思う。
後半はいつものようにセメントバージに向かうのだが、やはり色々書くスレートを見せても船の方が目が輝いているようだった。

PB170010そこで目に入って来たのが、数字だった。
本当に前から見えていたのなら恥ずかしいのだが、自分は今日初めて気が付いたのだ。
数字が7から2まで。
一つの数字は30僂曚匹旅發気覆里任匹Δ笋辰討盧は見えている。
もしかすると誰かが表面を磨いてくれただろうか。そうとしか思えないほど突然自分の目に入って来たのだ。

PB170011喫水の表示だと思われるが、こんな書体の数字を日本人なら使わないだろう。
まさにアメリカンタンカーと呼ばれるようになった証拠であると思う。
・・・と言うことはアメリカンタンカーにもこの数字がある・・・と言うことではないのか。
今度タワシ持ってアメリカンタンカーかもしれない。   
Posted by aquaacademy at 08:57Comments(0)レック

ダイビングショップ物語2429―今日のグアムと、ダイバーが参加しても楽しめるはず

PB160009私もダイバーなんです。
今日は各チームにダイバーがいた。
カップルの彼とファミリーの娘さんだ。
なかなか頼もしそうだ。

マイマスク持参で来るくらいだしアドヴァンスダイバーということは潜り始めればわかるものだ。
PB160022彼女は大学のサークルで取ってあまり潜っていないそうだけど、ダイビング大好きそうですぐに上手になりそう。
逆に変な癖が付いていない内に基礎がわかってもらえそうだ。

そんな二人に付いて行くことができるのか・・・と思ったのも取り越し苦労だった。
鍬みたいな足で泳いで来るお母さんだが、姿勢や足の開き方は一番格好いい。
お母さんによるとダイビングに参加することに躊躇したお父さんらしいが、
PB160038お父さんも予想の5倍くらいに楽しそうにダイビングしている。

ということで残るはカップルの彼女。
説明の段階ではちょっと不安な顔の時もあったが、彼女にできないわけがないのだ。
そして最も格好いいポジションの写真をゲットだ。

ダイバーの方が混じってもらっても楽しめるダイビングになる予定のツアーなのでダイバーの方に来ていただくことは大歓迎。
PB160045ほぼ皆さんがダイバーとしてダイビングを楽しんでもらえていると思う。
ごく稀にダイバーだからダイバーじゃない人の面倒を看ようとする方もいるのだが、それは本当に面倒を看るインストラクター側からするとちょっと困ったりすることもあるのだ。
その点今日の二人のダイバーは気持ちがいい。
彼なんか彼女と全く違うところをカメラ持って泳いでいたし。
PB160047そのくらいにアクアアカデミーのインストラクターを信頼してくれてるという証なのかもしれない。
自分が面倒看なくてもちゃんとやってくれる。

そう思ってもらえてるとしたら嬉しいのだ。
  

November 15, 2018

ダイビングショップ物語2428―今日のグアムと、横浜と群馬県からのお客様

PB150015今日のツアーは毎回1組だけというスペシャルツアー。
本日はお客様の貸切でございます。
1組限定とは言ってないのだがそうなっちゃった。
その中の真ん中のツアーが自分の担当。

ところどころ雨雲に追いかけられたりもしたがダイビング中は青空だったので御の字。
ただちょっと移動がトラックだったので、ちょっとエアコンの調子が悪く窓を全開で走ることができないのがマイナスポイント・・・。
PB150019PB150025本当はエアコンよりも気持ちの良いオープンエアーなのだが雨では閉めるしかない。

そんな道中でもこちらの二人が横浜線の沿線からグアムに来てくれてるというもので、横浜線っていうのはシルクを運ぶ貨物線からスタートして・・・から始まり、高崎線と山手線となって、巣鴨刑務所に池袋と話は進んで行くが、そうなってくると鉄オタと勘違
PB150028いされそうなので、ここから横浜港と横浜銀行に話を持って行って、実はグアムに沈む船のことを調べていたらこんな話が出て来たのだと東海丸の壮大なお話を軽く完了させるのだが、今日の二人には意外と好評を得てしまった。(笑)

しかし移動中に一切ダイビングの話をしないというのもどうかと思うが、話し出したら終わらないっていうことなので、「日本のどこから来たんですか?」という質問に対して横浜とか群馬と言ったら覚悟しておいて欲しい。
ほぼ必ずこの手の話に引き摺り込まれるので。
PB150031PB150054
そして海に到着すると二人がダイビング経験がないことがわかった。
でもそれでいいのだ。
それが一番アクアアカデミー的にはやりやすい。
何も心配しないで付いて来てみて!
ってことで潜ってみれば、若干泳ぎ方が変だったり、最初は良かったのにいきなり耳抜きトラブルが出たりと順調ではなかったのだが、結果はこれらの
PB150044写真が物語るのだ。
どれも綺麗な写真で二人も楽しそうに泳いでいるのだ。
これぞアクアアカデミーマジック!  

November 14, 2018

ダイビングショップ物語2427―今日のグアムと、チュークの元水上飛行艇基地の沖のもう一つのレック

P9200952このレックが何だかわかったとき、自分の今年のチューク遠征ツアーがようやく終了する。
完全特定に至ってはいないのだが、これ以上自分が撮って来たレックの写真からは手がかりが得られそうもない。次回もう一度このレックに連れて行ってもらって調べたいところを確認することで新しい手がかりが手に入り、それを元にもう一度調べ直すと言う作業が必要だ。
P9200964
多くの博物館、記念館、資料館などに展示されている歴史的航空機は撮影することができる。
中には個人情報を展示し過ぎていて撮影禁止というところもあったが、記憶ではどうしてもあやふやになるところを写真で記録しておくことでこうして比較することが可能になり、調べが進むので本当に撮影OKにしてくれているところはありがたい。
P9200969
今回のチューク最後の謎のレックはひっくり返った航空機。
主翼はほぼ完全な形で残り、コックピット内も一部が残っていて覗くことができるが計器類などは何も残っていない。

主翼内に車輪を畳んで収納する航空機、特に車輪の形が見えるレックを自分は見たことがなかった。
IMG_0654 2だから見た瞬間、零戦だ!って思ったのだ。
他にも主翼内に車輪を収納するものはあるはずなのに。
そこでまずは零戦であるという証拠を探すことにする。

しかしあっという間に違うことが判明してしまうのだ。
よく見たことがなかったが、よく見てみれば相当に車輪は異なる形をしているのだ。
IMG_0655 2チュークのレックにはサンゴが付着してしまい見えなくなっている部分がある。
肝心の車輪の収納スペースも両側をはっきり見ることができない。だがその間隔は推定できる。
零戦の場合、両側の車輪ケースがこんなに離れていないのだ。
21型でも52型でもこんなに接近して並んでいるデザインであれば32型だって同じだろうと思う。
IMG_0656
メジャーで計測してないが、感覚的に零戦よりも主翼が大きいのではないだろうか。
一緒に見たダイバーも主翼の厚みが零戦より厚いように思うと言っていた。
そこで彩雲、天山、彗星。
それぞれ偵察機、攻撃機、爆撃機であるため一人乗りではなく零戦
IMG_0657よりも少し大型の航空機である。
これらの車輪が主翼内に収められる航空機を下から見た形を載せてみる。
これ以上大きくなると中型機となってしまい、チュークで見ることができる一式陸攻の大きさにまでなってしまい、それは明らかに大き過ぎるので実はこの中に該当する機体があるのかもしれない。
主翼の形そのものが彗星とは違いそうだろうとは思う。
IMG_0658彩雲の側にもう一機彩雲があるというのも納得しずらい。
なぜならここの彩雲は日本から潜水艦でチュークまで運ばれて作戦を遂行することなく廃棄された機体と言われていて、一緒に運ばれて来たもう一機は空港近くの民家の庭にあったということがわかっているのである。
そうなると天山・・・。
これが今のところの自分の推測であるが、主輪の収納ケースのサイズを計測したいことと、主翼内に見える丸いパーツ。
右主翼の胴体近くで後端に近いところにあるこれはカメラを固定する穴ではないかと思ったりするので、そういう装備があったと思う機体をリストアップしてみたいところだ。

下から主翼を見た写真は上から零戦52型、21型、彩雲、天山、彗星の順である。  
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November 13, 2018

ダイビングショップ物語2426―今日のグアムと、チュークの元水上飛行艇基地の沖のレック

9月に行ったチューク遠征ツアー。
チュークというところは不思議なところで、失礼ながらレックダイビング以外何もないと言っても自分的には過言ではない。
何か美味いもんがある訳でもなく、自分は相変わらずフライドチキンを食べながらビールを飲み、ボートに持って行くランチはホテルのレストランでサンドイッチなんかを頼む始末である。
本来パンを食事にしない自分としたらびっくりのメニューだが選択肢がそうそうないのだ。
インターネットもキビキビとは繋がらない。
だが、ほぼ一週間滞在しても全く退屈しないのだ。
それどころかチュークから帰って来てほぼ2ヶ月が経つというのに頭の中にはチュークが浮かび続け、まるでチューク熱にでも冒されているのではないだろうかという気持ちである。

一緒にチュークに行った方達もどうやら同じような気持ちのようで、帰って来て2ヶ月で来年の計画を決めようじゃないかという意見も出始めているのだ。
前々回のチューク遠征ツアーに行ったダイバーは、世界中旅しているはずなのに今までの旅行で一番よかったとも言っていた。
何かすごい魅力を秘めているのだろう。
そしてレックダイビングっていうのは日本人ダイバーにとって馴染みがないだけであり、経験してみると実はとても楽しいダイビングで日本人ダイバーに適しているのだと思う。
毎年これだけ大河ドラマが作られ楽しみにしてる日本人が歴史に興味がないわけがない。
決して戦争を掘り返すわけではなく、その当時の人々の様子や生活をレックを通して見たり感じたりする楽しみがレックにはあるのだと思うのだ。

P92009439月、現地で初めてこのレックを見せてもらった瞬間に「もしかして」という感覚があった。
ウエノ島のすぐ南に沈められている彩雲。
それを見る前に、まだ確認ができないレックがあるということで案内してもらったのだ。
彩雲が目的であり、ちょっとおまけに見ておく?って程度だったろうと思うのだが、未確認という言葉でスイッチが入ってしまうのだ。
案内してくれていたトレジャーズのUmiちゃんが「あの〜そろそろ移動しないと潜水時間が足りなくなるんですけど・・・」という気配を出してきたので仕方なく移動したのだが、もう一つ謎のレックも見せられてしまうし、こりゃあ彩雲はもう一回来直さないとだなとマジで思ったほどだった。(笑)

グアムに帰って来てから自分の持っている資料を見たり、ネットで検索したりもしたがなかなか手がかりが掴めなかった。
そこで10月に日本に行く時の仕事に、このレックの正体を確かめるというのを入れたのだ。
防衛省の資料館にも行ってみたのだが、自分の欲しい情報はどうやらそこではなく雑誌「丸」の編集部だったと気がついたときには遅かった。
その足で神保町のこの手の古本屋に向かって見つけた1972年1月に発行された「太平洋戦争・日本海軍機」という雑誌の中の写真に決定的な写真を見つけた。

IMG_0652これだけ古い本で、これだけ昔に撮影した写真によくぞここまで形が鮮明に見えるものがあったものだ。
一つ見つけると自分の持っている本にも写っているものが見つかった。
そんなものが付いているという意識がないので見えていなかったのだ。
だが、だからと言って全ての機体に付いているわけではないよう
IMG_0650 2だ。
付いてないものにはないのだ。
この点が特定することができなかった原因なのだが、チュークで初めて見た時の大きさ・形が自分に一つの機体を思い浮かべさせていた。

ウエノ島の南端。
現在ブルーラグーンリゾートがあるところは水上飛行艇の基地だった。
チュークの博物館にはその当時の基地を上から撮影した写真もあったが撮影禁止の館内のため、今はうる覚えではあるが確実に零式水上偵察機が写っていた。
そこからボートで3分もあれば到着できる距離に沈んでいるレックが零式水上偵察機であることは十分にあり得る。
完全な形で残っていないので未確認なのだが、コックピットの端に機銃を装着して左右に動かすためのレールが残っている。
その長さと曲線がグアムで見るものと同じようだと思った。

このレールで確信できなかったのは、グアムのものよりもレールの奥に残留物が多く、特に酸素ボンベのような小さいボンベがあったのだ。
それはグアムの零式水上偵察機には残っていなく、本を見てもそこの酸素ボンベの存在が確認されていないのだ。

IMG_0653P9200947そしてこのレックの最大の特徴はコックピット後ろに残っているY字と言うかU字と言えばいいのか、要するに後ろに向けた機銃の銃身を置いておくパーツだろうと思う。
これもグアムのものには残っていない。
鹿児島の万世の機体にもなかった。
二人乗り以上だが中型までではない海軍機でこのパーツがあるものを調べて来たのだが、自分の見る限りはなかった。
そんなときに見つけた写真。
はっきりと銃身を置けるあのパーツの形が見えたのだ。

P9200950これだけでは90%くらいの確認だろうが、この機体には垂直尾翼のラダーの基礎部分も残っている。
この長さなどをもう少し確認できれば100%の確認に近づけることができるのではないだろうか。  
Posted by aquaacademy at 13:55Comments(0)レック