May 30, 2011

―グアムのダイビングショップ物語511―  今日のグアム

guam530guam今日はメモリアルデーという祭日。
戦争などで亡くなった方たちの慰霊の日ということになり、学校も全部お休みなのです。
ビーチにもさまざまな人々が遊びに来ていますが、そんな祭日なんか関係なしで毎日来てる網もった人たちも混ざるのです。

ボートダイビングにもてっきりがらがらのボートを想像して行きましたら、何と満員!?
ローカルダイバーたちがダイビングを楽しみに来ていました。
それにしてもグアムにたまたま住むことになった人たちが、そんな環境の中で自然にダイビングを始めて、なんだかんだとインストラクターになるまで金を使っちゃったとしても元が取れるんですねグアムの場合。
なぜなら、そんなたまたま住んでダイビングを始める人たちが後から後から湧いて出てくるようなものなので、こないだダイバーになった人が今はインストラクター。
そしてその元締めには金が集まってくるわけです。
今日はPADIの始まりを見たように思います。
それほど恵まれた島・グアムなのですね。
ライセンス発行数全米2位のショップがあったり、グアムという地域のライセンス発行数が世界トップクラスなのでPADIから社長が直々にやって来てパーティーを開くの納得できるのです。
ちなみにタバスコの消費量も世界一ですけどね。

guam530kameせっかくのボートダイビングだったのですが、透明度が・・・。
ボムホールかと思っちゃった・・・。
だから写真はこんな感じの一枚のみです・・・。
バラクーダの群れもいたんですけど・・・。
肉眼でしか見えなかったのです・・・。  

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May 29, 2011

―グアムのダイビングショップ物語510―  今日のグアム

guam529guam5月最後の日曜日はビーチも含めてとっても賑やか。
つい数日前のさびしいビーチとは打って変わっててんやわんやです。
この写真には本当はもうひと組のお客様が入る予定でいたのですが、昨日の確認のお電話のときに帰りの飛行機が明日の早朝であることが判明。
急遽助っ人インストラクターをお願いしまして、別メニューで講習は進めることになったのです。

お天気も良いですし、空も海もきれいだし、何よりも皆さんの笑顔が最高のグアムのダイビングを物語るのです。

水中ではと言いますと、誰もパニッくらないのですが、どうも泳ぎ方がへっぴり腰な方が多いんですよ。
それでダイビングの合間に「ちゃんとダイビングしてくればヒップアップ効果絶大なんですよ!」とその気にさせてみたものの、結局一度身につけてしまった身体の動きって言うのはそうそう変えることができずに最後までへっぴり腰ダイビングだったりするのです。

そんなことくらいガタガタ言うなよって感じでしょうが、実はたったその一つのことが原因で耳抜きができなかったり、疲れたり、すぐ浮いてしまったり沈んでしまったり落ち着かないダイビングになるんですよ。
幸い皆さん、浮きかかりましても自分で戻ってきたりできる運動能力がありますから、結果オーライの楽しいダイビングとなって良かったのです。
グアムのダイビング最高でしたよね!?

guam529diveこの写真は岸から300メートルほど離れたところです。
水中展望塔を通り越して、きれいなサンゴの森を下に見ながら文字通りの水中散歩です。
ここまで来ると透明度も高いですから、下にいる人から上にいる人まで皆がはっきりと写真に入ります。

guam529fishこちらはシ―ウォーカー脇まで帰ってきて、餌付の格好をするだけで集まる魚たちに囲まれている光景です。
こういうダイビングを体験しちゃいますと、はまっちゃうでしょうねえダイビングに。
もうどこに行ってもダイビングしたい!ってことになると思うのですが、きっとまた皆さんグアムに、アクアアカデミーに帰ってくることになると思いますよ。
・・・と暗示にかけておきますので、近いうちにまたお会いできると思います。
次回こそみなさんもライセンスを取ってくださいね。  
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May 28, 2011

―グアムのダイビングショップ物語509―  今日のグアムと、・・・本当に投網を許していいのかよ?!

guam528guam台風2号の影響はどうでしょうか。
目がくっきり見えてますから心配ですね。

グアムは穏やかな日が続いています。
昨日の夕暮れに土砂振りの雨がありましたが、家の周りは全く降らなかったみたいです。
これだからグアムの天気予報をインターネットで見ると、いつも雨マークになってしまうんですよね。
無茶苦茶いい天気でも、どこかで雨が降ってたりするもんですから。

週末ということもありますが、今日は朝からビーチチェアがミリタリーたちに占領されてます。
クーラーボックスにビールなんか持ちこまれたら、何時間いるつもりなんだよってことで、一般ツーリストは近づきずらいですねえ。
しかしビーチチェアは無料で使い放題ということになっているので、文句のつけようもないわけです。
まあ、この問題はホテルとうちとで話せば解決する問題ですが・・・、
タモン湾で一番スノーケリングが楽しめたアクアアカデミー前のビーチが、魚が激減してしまっているのです。
「うわあ〜!」っていう歓声が上がったほどにカラフルなデバスズメダイなどが群れていたっていうのに、今は全くです。

原因は明らかにあいつらです。
ここのところ連日投網を担いで歩きまわっていた地元フィッシャーマン。
それが職業かどうかもわからない怪しい連中、って言うかそれが職業ってことは正式にはあり得ないはず。
彼らがむやみやたらに魚を一網打尽にしているからに違いないわけです。
魚が増えすぎると困るからという変てこな理由で黙認していることがわかりましたが、絶対ダメでしょ許してちゃ。
いくら黙認しているグアム政府観光局的でも、「カラフルな熱帯魚たちが減ってしまってツーリストたちがつまらないって言ってます。」っていう理由を上げたら動き出すんでしょうねえ。
でもそれも自分のところのメリットだけ考えているってことですからねえ、感心しないのです。

根本的に今の自然のこと、地球環境のことを考えたら一網打尽はダメです。
そんなこと世界的にダメであるっていう方向で動いてるわけです。
「魚が増えすぎて海が一杯になるから適当に獲ってもらった方がいい。」
海の中の連鎖に、そんな人間のやることが今まで関わってきましたっけ?
じゃあ、しばらく魚を獲らないでおいたら海の中は魚で物凄いことになるんでしょうかねえ。そんなことになるんだったら本物の漁師さんたちも喜ぶんじゃないですか?

もちろんデバスズメダイたちもガッツがありますから、いずれまた増えてくることになるだろうとは思いますが、だからと言っていいわけではないのです。
だいたい、喰わない魚、売れない魚だったらその辺にポイしてるんでしょ。
だったら最初から獲らないでおいてよ!
ニモもその中に混ざっちゃうことだってあるんですよ!

  
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May 26, 2011

―グアムのダイビングショップ物語508―  今日のグアムと、・・・空飛ぶサヨリ

guam526aoi2ちょうど朝の通勤時間あたりに雨が降ったりしまして意地悪な天気だったのですが、日中は一滴の雨も降らずによいお天気です。

今日のグアムは海の中からの撮影です。
ちょうど本格的なダイビングからお母さんたちが帰って来た頃、我々スクーバ体験チームがエントリーしたのでお母さんが水面から応援に駆け付ける場面もありましたが、8歳のAoi君はきっちりとダイビングを楽しんでいました。

朝、お母さんの妹さん、つまりAoi君のおばさんってことになりますが、彼女がちらりと「あの子は怖がりだから・・・」という言葉を発したのを聞き逃しません。
ってことは、水中にロープを張っておいた方が安心だなと判断した自分は、お母さんたちがダイビングに出発した後、30メートルロープを2本、15メートルロープを1本、そして10メートルロープの付いているフロートを抱えて一人エントリー。
千代の富士のまわしのようにビシッとセッティングしておきました。

今日のようなコンディションでは流れはほとんどありませんから、本来はいらないロープですが念のためです。
そして登場したAoi君もちょっと不安げな表情を見せているような気がして、ロープを張っておいて正解だねって思ったのではありますが・・・、いざ水中に入ってみるとただの一度も不安な表情はなし。
泳ぎ方こそほとんど教えていないのでそりゃあ進み具合がよくはありませんが、ロープにつかまっていなきゃいけないっていう理由は見当たらないのです。

本来水深2メートルまでのスクーバ体験はダイビングとは呼んでいませんで、水中を簡単に楽しんでもらおうという目的のツアーですので、ブリーフィングはほとんどなしのあっさりパターン。フィンの使い方などは何も言ったりしないほどです。
でもそれは、長々と説明しても聞いていられないほどに年齢が低かったり、ぐたぐた言ってないで早く水中に行かせてよっていう子供たち向けのツアーだからであり、それでも結構いっぱいいっぱいの子が多かったりするのです。

guam526aoiしかしAoi君の場合、朝一番のお母さんたちとのダイビングに行っても大丈夫だったんじゃない?と思うほどの落ち着きぶりは頼もしく見えたのです。
この写真なんか一丁前に中性浮力っぽく浮いて泳いでいるのです。
はしゃぎまくりの子供ではありませんからどこまで楽しかったかはわかりませんが、たぶん相当楽しかった経験ではなかったでしょうか。
10歳までに秘密で特訓しておいて、10歳になったらすぐにライセンスを取って周りの大人がビックリするほど上手なダイバーになってみようぜ。
まずは次回のグアム旅行からだな。

guam526sayori空には透き通ったサヨリが浮かんでいるのです。  
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May 24, 2011

―グアムのダイビングショップ物語507―  今日のグアムと、・・・沖合の風をなめたらいかんぜよ!

guam524guam昨日の投網の一件は、間接的にではありますがあっという間にグアム政府観光局にまで伝わっていきまして、あっという間に結論が出てまいりました。
結論も間接的に伝わったもので、詳しく反論や質問などはしておりませんが、グアム政府観光局の一意見として「あの稚魚を取っておいてもらわないと、大量の魚が成長し泳ぐ場所がなくなる。」というものもあるそうで、自分がその場所にいたとしたら間髪いれずに反論してるような意見のように思えますが、まあ公の機関からの意見ですからここは黙るしかないのであります。

痛快だったのは、うちでスノーケリングセットをレンタルした韓国の女の子二人が、投網を担いで群れを狙っていたおっさんの側をバシャバシャ泳ぎまして邪魔していたことです。
さすがに何も文句を言えずに場所を変えて行きました。

今日はよいお天気。
ときおり小雨も降りますが、基本的には晴れと言っていいでしょう。
バイクで走りまわるのも気持ちがいいくらいで、レオパレスの山の上まで行ってきました。
途中、あまりにもきれいな赤い花を咲かせた南洋桜、フレームトゥリーがポツンと目立っていたもので今日の写真に決定しました。
白黒のイメージしかない太平洋戦争中にも、同じようにこんなに派手な赤い花を咲かせていたかとアンバランスな感じがします。

今日は朝からカヤックのパドルを修理していました。
カヤックをレンタルするとなぜか必ず行きたがる沖の島。
遠くで見るからアイランドっていう名前がすんなり聞こえますが、そばまで行けばとても裸足では歩けないほどの尖った岩でできた浅瀬。
たとえ辿り着いても寝っ転がることもできませんし、なあんだ・・・と言って引き返すのが関の山なのですが皆さん行こうとするのです。
お陰でうちのパドルは破壊されっぱなし。
「カヤックをこいでいたらパドルが折れたよ。」
って文句付けられましても、こいでたんじゃなくて浅い岩の水底をパドルで押したせいでしょって言い返したくなるのです。
アルミのポールが二つに折れてるのですから尋常じゃありません。
先日もマリオットのパーティーがあるからってことで無料でカヤックを貸し出していたら、何と返してきたときにはパドルが2本折れていて、さらにその報告はなし。
頭にきたので、新しいパドルを何百ドルもかけて買いたくはありませんから、ホームディポに行って同じ直径の木のポールを探し出しまして、ちょっと短いのですが一本何と$3.75。これとアルミのポールを交換です。
これなら何本折られてももういいや!

いちおうこの木のパドルをテストしておかないといけません。
そんな時、沖を見てみると、サンチェイサ―とシーファンタシ―2隻がガンビーチとビッグブルーに。
実は朝の8時からいたのを知っていたのですが、今はもう10時過ぎです。
よしあそこまでカヤックで行ってみよう!

「Hey、Oka!」
「ここで何してるんだよ?」
オーストラリアから医者の団体がボートを5日もチャーターしてるそうで、こんな暇な時期にいい商売してるじゃん。
っていう遣り取りをしてるうちにダイバーたちが上がってきたので帰ることに。
内心想像はしていたんですよ。
ビーチから見れば何て穏やかな海だろうとなるのですが、沖合は風が結構吹いておりまして、グアムの通常は北西風なのでアクアアカデミーからビッグブルーまではリーフさえ越えれば風に押される感じ。
それだけに帰りはやばいなあ・・・とは気づいてはおりました・・・。
実際にこぎ出すと、現実問題無事に帰りつくのかよと思えるほどの向かい風。

毎日こいでる訳ではないので、後半は腕の筋肉、握力、腹筋が悲鳴を上げ始めます。
最短距離で帰ろうとするとリーフの波立つところにぶつかってしまうので、遠周りをして一度フィエスタ方向へ行ってからリーフを越えなくてはいけません。
しかしその方向がちょうど風上であり、直進するのは超ハード。
舳先をちょっとでも左に向けてしまうと、今度は風がカヤックの方向を大幅に左に押し出すことになるし、右はその逆ってことになるのです。
一瞬コーストガードが自分を救出するシーンが新聞の一面を飾ることなんか考えましたが、そんなことは死んでも許しません。
渾身の力を込めて、とにかくリーフの波だけは通過しておかないとです。

遠くのビーチではこっちを見てるかどうかはわかりませんが、こっちを数人が心配そうに見てるような気がしてなりません。
間違ってもこいでる手を休ませる訳にはいかないのです。
休んだらコーストガード。
そう言い聞かせながら必死のパドリング。
リーフを越えました!
今はちょうど満潮時刻ですから、リーフさえ越えれば多少西方向に風で流されてももう大丈夫。ただ、PICのブイの中にまで流されて行くとちょっと情けない格好になりますので、最低でもPICとアクアアカデミーの境目までで止めておきませんとです。

ビーチが近づくにつれ、風の影響は弱まってきますので、何とかそこまでたどり着けば風上に向かうにしても何とかなります。
こぎ出して1時間。
カヤックを降りて押すとか引っ張るという最悪のシナリオは回避されたのです。

教訓!
『沖合の風をなめたらいかんぜよ!』
普段エンジンの付いてるボートで移動してるとこんな風くらいって思ってしまいますが、自分でパドリングするっていうのはかなり辛いのです。
  
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May 23, 2011

―グアムのダイビングショップ物語506―  今日のグアムと、・・・5mを挟んで天国と地獄

guam523fishing今日は久しぶりに日照時間が短いグアムです。
お陰でカンカン照りの暑さはありませんが、濡れたくないので雨がやむまで立ち往生という時間もあったりするのです。

そんな今日のタモンビーチですが、数日前から地元の投網を持った本物のフィッシャーマンか似非フィッシャーマンかはどちらでもいいですけれど、人数が増えてきています。
「昨日は大漁だったよ!」っていう評判がそんな連中を集めているのは明らかですが、もっと別の所で投網してもらいたいのです。
何でわざわざ観光資源の大元にやって来てそんなことしてるんだよ。
てっきり、こういう公園のようになっているビーチではフィッシングは禁じられていると思っていたのですが、なかなか複雑な法律で、浜からのフィッシングはOK。しかし水に入ってのフィッシングは違法ってことらしいのです。

これまた合法でも違法でもどっちでもいいけど、投網で一網打尽で幼魚の群れを根こそぎ捕獲してしまえば、じゃあ次のシーズンは幼魚が減るに決まってるでしょう。
いくらかは次の世代に残すとかそういう考えは持つ訳もない、お前らは原始人か!
ってことなんですよ。
グアムの人に限らず本当に自分さえよければ後のことは考えないって言う原始人が、こんなに進歩した時代に生きてるっていうのに何でこんなに多いんだよ、ったく!

この写真は目の前にそんなアイゴの幼魚の群れが通ったと思ったら、水中にそーっと入って行って投網で一網打尽にした奴がいて、その大量ぶりに「どれどれ?」って集まってきたバカ野郎たちです。
その瞬間の決定的違反の写真は撮れませんでしたけれども、現に向こうの二人はしっかりと水中に入って網をかついでいるじゃないですか。

ちなみにさっきの投網で撮れた魚は$200くらいの大漁。
マヨネーズの瓶一本分を$20で売るそうです。

そんな胸糞悪い午後の前、つまり午前中には大ファミリーと楽しいダイビングをしてきたっていうのに、本当に気分を悪くさせやがるぜ。

さて、そんな気分のよい時間に巻き戻しまして、予約状況から今日マークしなければいけないのは12歳っていうSota君。
予約台帳にしっかり「12歳」っていう注意書きがしてあります。
でもよく見ると身体のサイズは自分と同じくらいあることになっていて、こういう時は会うまでわからないのです。
要注意なのかノーマークでいいのか・・・。
そして登場したのは本当に12歳ではありますが、しっかりしたガタイをしていますし、人の話をちゃんと目を見て聞いています。
お姉ちゃんのAyaちゃんもしっかりとした感じで、お母さんはダイバーだって言うし、これなら今日はみんなで楽しめそうなのです。
たっぷりとダイビングの説明の後出発です。

guam523dokuもちろんポイントはボムホール。
すり鉢状に窪んだ砂地にサンゴが豊富に育っていて、そのど真ん中に水中展望塔を建てられているという海底の形です。
この写真がおもしろいです。
ここのところ透明度が落ちていると報告しましたが、このAyaちゃんの位置を境目にして、上は透明度がよく下は悪いのがはっきりわかります。
その境目は水深5メートルほどですので、底を這いずりまわって移動すれば透明度が悪い中を更に自分たちが砂を巻き上げて悪くする一方です。
この境目よりも上を泳ぐにはしっかりと中性浮力を調整して泳げるようになっていないといけないのです。
もちろんそういうダイビングを目指したツアーなので、行く前のブリーフィングは長かったですけど、この上の透明度のいいところをキープして泳げるのです。

guam523dokuこちらの写真は同じところでのダイビングなのに透明度が高いでしょ?
その水深よりも上に、この方も自分もいるのできれいな水中写真になるのです。
それにしても初めてのダイビングなのに、このポーズはなかなかのものです。

guam523swそしてこちらは帰り際に通ったシーウォーカー。
残念ながら思いっきり透明度の悪いど真ん中に位置しているものですから、全体が緑色になってしまいます。
ここが自由に泳げるダイビングと動けないシーウォーカーの顕著な違いなのです。
おまけにシーウォーカーが餌付けして魚を集めているので、体験ダイバーを連れたインストラクターたちはここに集まって来たがり、立ち去るときに砂を巻き上げて行くので、これを踏んだり蹴ったりと言うのです。

guam523ayaそれならばこっちはどうだ。
完璧にきれいな水中でしょ?!
これならグアムでダイビングしたんだよっていう証拠写真になるのです。

guam523sotaこっちはもう水深2メートルもないくらいの立ち上がる寸前。
透明度は素晴らしく見えます。
太陽光がさして明るいですからね。

みなさん、ダイビングのライセンス取りたくなったようですよね。
そういうときはまたグアムにお越しください。
お待ちしております。
  
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May 22, 2011

―グアムのダイビングショップ物語505―  今日のグアム

guam522guamときどき小雨が降るものの、グアムのお天気は良い日が続いております。
風もなく海は大変よいコンディションなのですが、この時期特有の潮の干満差が激しいことと、水温の上昇が原因でしょうか。
透明度が本来のグアム!・・・とはちょっと違って落ちているのが気になります。

自分も5ミリのスーツを脱ぎ棄て、先日8時まで待って手に入れましたオニールの1ミリのラッシュガード風上着に衣替えです。
本当はもっと前からそれで足りていたとは思いますが、なかなか温かいものを脱ぐ決心がつかなかっただけなんだと思います。
水温計上はほとんど変わっていないですから。

そして本日は三重からお越しの二人の女の子がダイバーの仲間入りをしました。
朝一番のお話では、沖縄でボートから体験ダイビングをしたときに溺れかかって・・・というところからのスタートでしたので、大丈夫かよ?!とは思いましたが、本人がいきなりボートからだったので慌ててしまったとその時の状況をしっかりと分析しておりますし、それなのに講習を受けにグアムまで来るわけですから逆に言えば大したやつなのです。

二人とも最初は怖かったと言ってはいましたが、最終的にはグアムの海をダイバー以上に満喫してくれたようです。
今回の講習では少し潜っているダイバー以上に泳げる練習には力を入れましたけれども、まだ細かいことを教えて上げなくてはなりませんし、その練習も必要です。
またグアムまで来てくれるようにお願いします。
ビシビシ鍛えますので。

今日の景色はそんな講習が終了したボムホールの景色です。
他にダイバーはいるようには見えませんけど、アメリカ人ダイバーがいましたよ。
どさくさに紛れて、その中の一人がマイクラスの女の子と水中でハイタッチしてましたけど。  
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May 21, 2011

―グアムのダイビングショップ物語504―  今日のグアム

guam521guam昨日の天気予報が大きく外れたみたいで、物凄い快晴です。
暑いし、風はないし、潮は引いちゃうし、人はいないしってことで今日の写真は海と逆方向で撮ってみました。

まあ本当を言うと人はたくさんビーチにいるのですが、あまり絵にならないっていう感じで、白とブルーの世界を写し出してみたのです。

夕方の5時頃、ガンビーチ方面にボートが浮いているので双眼鏡で覗いてみると、ローカルダイバーたちを乗せたサンチェイサーがなかなかダイバーが浮上してこないのか退屈そうにしておりました。
自分も20分くらいは覗きましたけど、一部のダイバーは上がっているのにまだ待たせてるダイバーがいるのかよ!?ってことで表情までは見えませんが、ボートのスタッフたちは苛立っているでしょうねえ・・・。
こういうダイバーグループとは一緒のボートには乗りたくないものです。  
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May 20, 2011

―グアムのダイビングショップ物語503―  今日のグアム

guam520guam今日から数日間は雨が降りやすくて、波が高くなる予報のグアムです。
そうは言っても、この通りのタモンビーチではありますが、ナショナルウェザーサービスの波の予想は結構当たっているので多少の雨は覚悟しなくてはならないのかもしれません。

昨日も夕方から夜までかなりの時間雨が降っていましたし、例年ならゴールデンウィーク後半にお天気が崩れるのに崩れていないし、ここが季節の変わり目かもしれません。
気分はとっくに夏本番で雨期に入ったように思ってましたが、これからが本当の夏本番にかわっていくってことかもしれません。  
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May 18, 2011

―グアムのダイビングショップ物語502―  今日のグアムと、・・・社員旅行

guam518guam今週は昼の時間に大干潮のタイミングとなっちゃいまして、ここまで引いてしまうとタモン湾で一番サンゴが群生しているマリオットとの前辺りは、サンゴむき出しの海じゃないような景色になっちゃうもので、とてもじゃありませんがカヤックを貸し出すことはできないのです。
サンゴが破壊されることになってしまうので。
商売あがったりですね。
この写真に写るアメリカ人たちも彼らの乗る飛行機が故障したようでホテル待機。
それでスノーケリングでもしようってことになったらしいのですが、どこまで歩けば泳げるのやらって後ろ姿です。

そして今日は北海道は帯広から社員旅行でグアムに遊びに来てくれました皆さんが、アクアアカデミー名物の2ダイブ体験ダイビングに参加してくれました。
ちょっと控え気味な日本の状況からしますと、よくぞグアムに来てくれましたって言いたいほどにグアムの経済も、日本がクシャミしたらグアムが風邪ひくみたいなもんで大変な状況ですから本当にうれしいのです。

guam518b一名が残念ながら欠けてしまいましたけど、みんなで中性浮力を体験してもらいました。
よく見ると一人遅れて来ていますけど、彼女本当はもっと泳げる人なんですよ。

guam518a水温もかなり上がってきていますし、干潮っていうこともあって透明度が少しだけ下がっていますけれども、こんな風に魚に囲まれたりすると、きっと素晴らしい体験になってくれたのではないかと思います。  
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May 17, 2011

―グアムのダイビングショップ物語501―  今日のグアム

guam517guamNice Sunset !!!  
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May 16, 2011

―グアムのダイビングショップ物語500―  今日のグアム

guam516guam久しぶりに高い所からの夕焼けを見てきました。
実際にはそれが目的であったわけではないのですが、結果的にきれいな夕焼けも見ることができたってことです。
では何でそんな高い所に来たかと言えば、8時まで時間をつぶさなければ会えない男がおりましてそれなら冷たいものでも飲みながら待ちましょうとなったわけです。

その男は今朝の新聞に載っておりまして、決して悪いことをした奴ではなく、8月にサーフィンの大会でニューカレドニアまで行く代表選手に決まったということなのです。
それはおめでとうと言わないとなりません。

「ロングボードやってたの?」
「うん、でも難しいんだよね。昔のスタイルでボードの上を歩いたり、ショートボードのようにも乗らなくてはならないし、3枚軽いのとか重いのとかオーダーメイドで作ったよ。」
「ふーん。」
「あと8月だから寒いよね?」
「おお、南半球だからねえ、たぶん日本と同じくらいじゃない?」
「ラッシュガードで行ったら10分ももたないよね?」
「うんうん。」

そんな話から現在のグアムの暇なツーリズムの話に移っていったのですが、グアムの人たちのいい性格がグアムの生活をゆったりなものにしているってことが再認識されたのです。
「若いスタッフたちに言ってるんだよ、今が暇でもあわてるなって。世界には食べるものもなくて亡くなってる子供がいるんだよ。ちょっと暇だからって、大きい車を小さい車にしたり、私立の学校に行かせてた子供を公立の学校に行かせればいいってことだよ。それにしたって食べることはできてるし、住むところもあるんだからまだ幸せなんだよ。」

そうなんだよね。
全てがいつもの通りに完璧に快適になることを求めるから大変な思いになるんであって、問題が起きたんだから何かを諦めて最低限必要なことを優先して考えないといけないんだと思うのです。
今日は8時まで時間をつぶして彼に会いに行ってよかったのです。  
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May 15, 2011

―グアムのダイビングショップ物語499―  今日のグアムと、・・・バルボンバーの謎

guam515guam今日は静かなグアムです。
一年中大勢のツーリストで溢れるグアムですが、毎年このゴールデンウィークから夏休みの間が静かになるシーズンなのです。
会社や学校が始まったばかりだし、大型連休を取りたければ、この時期には一生懸命働いてるという姿を見せておかないといけないわけです。
しかし逆に言えば、この時期に休んじゃえっていう気持ちの人にはラッキーでして旅行料金が年間の底値に設定されているのです。
これなら本当に近場に行く旅行よりもお得な感じで海外旅行になるのです。

そして今日は情報をもとにちょっと調べてみたいものがありまして、大変楽しい時間を過ごさせていただきました。

guam515va4この写真はグアムのワールドワ―博物館に展示されているもの。
空港の飛行機とゲートを結ぶタラップで作ったような建物なのですが、ホテル街から離れているので知らない人が多いと思いますが、場所は比較的簡単なところで口で説明されただけでもレンタカーで行くことができます。

グアムのダイビング通という方はこれを見て何か思いつきませんでしょうか?
グアムは太平洋戦争中、物凄い激戦が繰り広げられたサイパンなどと違いますから、戦闘機や船などがそこら中に残されているわけではないのです。
でも一瞬見ただけでこれが飛行機の後部であることがわかります。
主に前方部分に特徴があったり、目にしてることが多いので飛行機の後部だけ見て「あ、これは○○だ!」と言える人は多くないでしょう。
しかし、この飛行機の後部にはかなり特徴ある部分が残されているのです。

垂直尾翼がしっかりと残っているのですが、その尾翼が飛行機前方に向かって細長くヒレのような形で伸びています。
この形の垂直尾翼を持った飛行機は特定できるのです。
試しに他の飛行機の形を見てもこの垂直尾翼を持っているものはありません。
例えば、比較的名前が通ってる「九七式艦上攻撃機」「「九六式陸上攻撃機」「一式陸上攻撃機」「銀河」「流星」「彗星」「天山」「雷電」そしてもちろん「ゼロ戦」の垂直尾翼はこれではないのです。
そうなのです、これは「九九式艦上爆撃機」、アメリカのコード名「バルボンバー」として知られているものの垂直尾翼なのです。

実は、そうか!バルボンバーか。
ではないのです。
有名な九九式艦上爆撃機と言えども、それほど多くがグアム上空に飛んできてはいないと思われますし、ましてや人の手に届くところにそうそう何機も落ちていないと思うのです。

guam515va2こちらは現在グアムの水中で見ることができる九九式艦上爆撃機、バルボンバーです。
上下裏返しになって沈んでいるので、水面が下側になりはしますが右側に右主翼が残っているのがわかります。
また胴体の前方(写真では水底側となります)にコックピットがわかります。

guam515va1こちらは九九式艦上爆撃機の雄姿です。
コックピットを開き、後方に向けて機関銃が見えますが、このように二人乗りのコックピットのちょうど後ろで二つに折れた前方部分が現在もグアムの水中に沈んでいるのです。
そして最初の後方部分の写真と比べてみると、完全ではありませんが、この二つをつなげると九九式艦上爆撃機が復元できると思うのです。
もちろんその証拠はありません。
ただの推測です。

ただ、こんな話を聞きました。
水中の九九式艦上爆撃機が見つかったときはちゃんと正対のまま沈んでいて、裏返しではなかった。それを引き揚げようとしたところ、二つに折れて今のように沈んでいるのだ。
てっきり近辺に後部が沈んでいるのかと思って、周辺も探しましたが何も見つかりません。
もし、その引き揚げの時に後部だけは引き揚げに成功していたとすれば、それがここに保存されていてもおかしくはないのです。

  
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May 14, 2011

―グアムのダイビングショップ物語498―  今日のグアム

guam514guam何で南の島の雲はこんなにうまく青空に配置されるんでしょうねえ!
この空とプールの青さで常夏リゾートの風景が完成するのです。

そしてビーチのローカルの多さで今日が週末であることに気がつくのですが、自分もローカルの一人として複雑ではあるのですが、ルールとか秩序とかを考えるとそうそうローカルの味方としてはいられないのです。
ビーチはパブリック、しかしホテルはプライベート。
その境目に位置するアクアアカデミーは境界線を死守しているのです。
どこかの世界でも境界線はややこしいことになっているとは思いますが、いちおうこちらはホテルの立場だし、向こうは酔っぱらってることもあるし、そんな状態でややこしいことが起こると本当に隣の国の境界線みたいな雰囲気になったりもするのです。

ゴミを放置して帰るなよ!
パンパースなんかもってのほかだぞコノヤロー!!
  
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May 13, 2011

―グアムのダイビングショップ物語497―  今日のグアムと、・・・撮影に力が入ってしまいました

guam513guam今日のグアムも遅い時間になってしまいましたけれども、これは我が家から見えた夕焼け空です。
金曜日なので下手に動いていると渋滞にはまってしまって、にっちもさっちも身動きできなると厭なので最短距離で帰宅してみると、思ったよりも早い時間に到着してしまい、まだ今日のグアム写真が撮れていなかったので、ちょうどきれいになってきた夕焼けの空を撮ってみたのです。

今日のお客様は、定期的にグアムに来ていただいてる方で、いつも新たなダイバー予備軍を引き連れて大勢でわ〜っと潜って帰ります。
だいたいが午前中はボートダイビングで、午後からはダイバーでない方も混ぜ込んでビーチダイビングというパターン。
そして今日のもう一人のボートダイバーも経験的に全く問題ございませんっていう方なので、もうどこのポイントになろうとも自由自在にグアムの海を満喫できるのです。

一本目はシャークピット。
ポイント的に何も問題ないのですが、先に着いているボートから入ったダイバーたちの動きから流れが多少あることがわかり、何を思ったのかエントリーをターザンケーブから行いドリフトでシャークピットってことに突然変更。
こっちはもうタンクも背負って今にも入ろうかってときで申し訳ないですが茫然とするしかなかったのです。
幸いにも流れが適当で15分ほどでシャークピットエリアにたどり着いて事なきを得たってところで、シャークピットの楽しみ方が深いので、後半になってそこに行っても何もできなくなるのですよ。
本当にびっくりしたよ、今日のプラン。

guam513kasumiそんな訳でシャークピット辺りで楽しんでいる頃には誰も他のダイバーは付いてきてはいないで一人占めです。

二本目はこっちの意見を強く出しておかないとたまったもんではなくなりそうですから、積極的にポイント選定に口出します。
昨日はGab2だからそこはないし、ウェスタンって言われても困るし、だいたい一本目の透明度がこれこそグアムの海っていう状態ではなかったので、スパニッシュステップはどうだ?ってことで提案。
ところが先客が・・・。
ならばベッキーズリーフだ!
これ以外ダメ!ってことで決定。

guam513kumanomi一本目のダイビングが50分を超えていたので遅れてエントリー。
でも結局水中に入ってみると先頭で動けたので、オレンジフィンアネモネフィッシュに行きます。
すぐ隣にハナビラクマノミもいるので、クマノミ的にはこっちにもあるじゃんってことも言えるでしょうが、写真写り的には断然オレンジフィンが勝るのです。
卵も産まれていたしね。

guam513kameその後に別グループがオレンジフィン目当てで待っておりましたので、先に移動開始します。
そのままの深度で向かっていくとアオウミガメが休んでいるのが見えてきました。
自分の狙いは先日サメが魚を捕食中であったあたりをもう一度と思っていましたが、ここまで近くでカメを見ることができるんならそれも有りなのです。

カマスの群れ、コミカルブレニー、カスリフサカサゴ、セダカギンポ、ベニゴンベ、アカホシサンゴガニなど色んなものを観察しながら楽しんだダイビングも45分超え。
マリンダイビング取材で一緒に潜ったばかりなので、やけに小さな魚に目を向けるし、モデルと魚という撮影に力を入れてしまいました自分にちょっと驚くのです。
今日のダイバーの目力も凄かったですしね。

体験ダイビングチームもやらたパワフルな人もいたりしまして、本当にマリンダイビング取材に負けず劣らずの長い一日だったのです。
  
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May 12, 2011

―グアムのダイビングショップ物語496―  今日のグアム

guam512guam日本もかなり暑い日があったりするようで、あんまり暑い暑いって言いますと、クソ暑い中「暑い暑い」って言うなよ!って怒られそうです。

気温は30℃オーバー。
真っ白いビーチではサングラスが不可欠で、「ミンパチイタイ!」って叫びそうです。
確かこう言いましたよね?
沖縄は宮古島あたりの言葉で・・・。  
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May 11, 2011

―グアムのダイビングショップ物語495―  今日のグアムと、・・・マリンダイビング予告編

ちょっと早目の7:30分にホテルロビーに集まってもらい、まずは腹ごしらえのホカホカおにぎりを仕入れに大阪屋に寄ります。
ウーロン茶とセットで仕入れた後、Hanaと軽く遊んでいるともう8:00まで10分前に。
あわてて出発するもまだタンクをピックアップしなくてはならず、出港予定から25分遅れになってしまいました。

それでも他の船にはまだ時間がたっぷりとあるローカルダイバーしか集まっていませんので、楽勝のブルーホール一番乗り。
とは言っても今日は穴に入る必要はないのです。
ボートの上で最終確認してみると、ブルーホールもギャブギャブ2も行かなくてOK。
今回は本当に浅くてきれいで初心者に最適のグアムという絵を前面に出していく方針とのこと。
それでもやはりブルーホールが一番種類豊富に魚を見ることができますし、何が出てくるかわからないという期待感も大きいのです。

guam511shikon少し流れが南から向かってきますが気にせず徐々に深場に降りて行きます。
最初の狙いはシコンハタタテハゼ。
昨晩の打ち合わせで、普通に沖縄など別の地域でも見ることができる種類でも、グアムの場合はちょっと色が違うことがあり、それはグアム周辺でしか見ることができないわけだからそれは見に来る価値があるんじゃないの?ということになりまして、自分としてはかなり珍しく魚でも小物に注目することになったのです。
そうなってくれば、アカハチハゼの頭が黄色くない種類であるとか、フタイロカエルウオでもグアムには3色入っているものと2色のものと両方を同じ魚として分類しているなどの魚が狙いとなるわけです。
そうなるのであればもういっそのことハゼ特集もいいかもねと思ってみたりしたわけです。

先日3匹のシコンハタタテハゼが集まっていたところに着くと、残念ながら今日は一匹だけでしたけれども、次のスパニッシュステップとウェスタンショールで着実に小物をゲット。
ワイド的な写真もヱスターンショール辺りでOKだろうと思っていたのですが、Kカメラマン曰くモンツキカエルウオがまだ満足できてないということでしたので、午後からビーチでガンビーチに行ってみることにまりました。
ボートが帰ってきたのは1:30分過ぎ。
朝早くから潜り始めたものの、何せKカメラマンと潜ると常にぎりぎりになるのです。
以前ブルーホールの穴に入ったときは減圧不要限界超えてるし、今回のブルーホールも穴には入ってませんので減圧はOKですが、潜水時間1時間で上がるときは本当にエア切れになって上がってくるのです。
減圧的には最後の時間を5メートルほどで過ごしているので問題ないですが、「エア切れだから」っていうサインを送ってきたかと思うとスタコラサッサという感じで水面を目指すのです。
スパニッシュステップも一時間越え。
3ダイブ目のウェスターンショールこそ、最大水深10メートルも行かずに潜っているので窒素的には全く問題ないどころか、今までのダイビングの減圧を行っているようなものだし、港に帰る時間をKカメラマンに伝えてあったので40分ほどで上がってきましたが、チャモロビレッジで昼食にありついたのは2:30過ぎであったのです。

ボートでは富士フィルムの新型コンパクトデジカメをテストすることがあってブルーホールのときは自分が手にしていたのですが、何とOリングがプニュッとはみ出ておりまして水滴が内部に・・・。
自分も以前経験がありますが、フジの場合カメラ自体に防水機能がありませんので水没は即アウトとしてもOリングがダブルになっているのです。
一見頼りなさそうな内側の細いOリングがなかなか有効でOリングプニュリっていうくらいでは完全水没にはならないのです。
ですからほとんど使ったことにはならないですが、第一印象は写真というよりも動画撮影を考えたカメラなのかもしれないかなというのが自分の思ったことです。
そこでビーチではKカメラマンと2人だけですから、オリンパスの6020を持っていくことにしました。

人一倍プロフェッショナルなカメラマンですから、その撮影方は大変勉強になり、彼も言ってましたが水中写真っていうのは独学では無理だと思うのです。
誰かがやっていることの物まねから入っていかないととてもじゃないですが、あんな技は気がつかないのです。
そこでまだまだ使いこなしていない6020、特にマクロが使えねえよなどと言っておりましたが、70分も潜っていれば十分じっくりと構えて撮影できるのです。
当然マリンダイビングの紙面を飾る写真は同じ魚でも、Kカメラマンの腕と一眼レフの性能、そしてまだもう一つあるんですが間違いなくもっと凄いのですが、何とデジカメ全盛の時代にKカメラマンはフィルムで撮影しているのです。
何年かぶりに聞きましたよ。
フィルムを巻きあげる音。
36枚しか撮影できない足かせ、撮影した写真をその場で確認できないこと、全てがデジカメ有利と思わせるのですが、どんな高級一眼レフデジカメだろうと不可能なことがあるってご存じでしょうか。
夜空に光る★、本当の★ですけれども、あれをシャッター解放で撮影すると、きれいな★の軌跡が撮れるのですが、デジタルではできないんだそうです。
昔一緒に行って見たインドの星空を思い出しながら語ってくれました。

guam511montsukiguam511futairo

guam511benitsukeそれではマリンダイビングの予告編です。
たぶん、こんなモンツキカエルウオ、フタイロカエルウオ、ベニツケタテガミカエルウオあたりが載るのではないでしょうか。
ちなみに今日の写真は一切トリミングなどの補正は行っていません。6020の性能のままです。

guam511lemonそしてこちらは自慢のレモンチョウチョウオ。
Kカメラマンが他の被写体と格闘していると、2匹のレモンチョウチョウオを発見。
近づいてみると意外と逃げないので撮影開始。
で、Kカメラマンがこっちを見たので「これこれ」と指さすと2匹は移動開始。
自分ならそれを追いかけないでしょうけれど、それがプロのプロたる所以なのでしょう。
今までワイドを持って撮影していたので、自分がマクロ用のカメラを持っていました。それをチェンジしてくれと言ってからストロボの電源を入れ、絞り・距離などを
セットし始め、追いかけているのです。
もう本日4本目、このダイビングももう40分過ぎているのにここから深場に向かって追いかけていくか・・・。
すみませんが自分は20メートルほどで待機。Kカメラマンの泡を確認して待っていると、レモンチョウチョウオを撮影しながら戻ってきました。
「水深25メートルまで行って、浅場に追い込んで来ました。」
さすがなのです。
でも絶対このレモンチョウチョウオだけはKカメラマンに負けてないと思うのです。
なんでしたら貸しますよ、このレモンチョウチョウオのデータ。(笑)

guam511show今夜はチャモロビレッジのナイトマーケット。
当然撮影に向かいます。
ガンビーチから帰るや否やシャワーも浴びずに18:30集合。
まずはダンスショー会場の様子を確認しに行ってみるとちょうどショーがスタート。
ショーの関係者を見つけて舞台の袖から撮影する許可を得ようと見回すと、何とラッキーなことにそこにはパピーがいたのです。
アクアアカデミーが前に入っていたホテルのメンテナンスのマネージャーでお世話になったおじさんです。
彼はタヒチアンで奥さんと一緒にダンスショーチームを率いていましたが、今夜は偶然にも彼のグループがショーを開催しているのです。

もう何してもOKみたいな状態で袖からショーを楽しませてもらいましたが、さすがの内容は他のショーとは比べものになりません。
踊りのレベルも高いし、ショーの運び方もエンターテインメントなのです。
ただ、時計を見たら1時間30分もやっていたのであっという間に8:00なんですけど・・・。
これから夕食とビールが待っているんですけど・・・。
というわけで長い長い、そして水中に4時間もいたという今日が終わりそうなのです。
  
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May 10, 2011

―グアムのダイビングショップ物語494―  今日のグアム

guam510guam昨日の停電には参りました。
グアムではどこかしらの地域で計画停電になることはよくあり、その数時間は外で過ごしたり、ショッピングモールなどで涼んだりすることが恒例ですけれども、全島で停電するっていうことは何かが壊れたとか、大問題が発生したということを意味しますから、いつになったら直るんだろうという先の見えない辛さがあるのです。
あそこまでなら頑張れるけど、あんな先までは無理だよ・・・。
っていうのが人間っていうものです。

自分の場合、ビールが冷えてるうちにガンガン飲みほしていき、こんな暑いのによく眠れるねと言われながら眠りにつくのです。
そして喉が渇いて起きてみると、エアコンがついてるじゃあないですか。
停電直ったんだ!

そんな訳で、昨晩の身体のほてりが残っているのか、今日はやけに暑いのです。
朝から車を洗うふりして水を浴びちゃいますし、何やっても水につかりたいという気分なのですが、残念ながら今日はゴールデンウィークで溜まっていた事務仕事、特に支払いに歩き回らなくてはいけない日となっているので気分的にも溜まらないのです。

そんな中でいつもの撮影ポイントから少し目線をずらすときれいな花が見えることに気がついたので、今日はこんな写真です。
こんなに暑い中でよくきれいに咲けるもんですねえ。
花弁の中の方まで水分取られてしまいそうです。  
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May 09, 2011

―グアムのダイビングショップ物語493―  今日のグアムと、・・・事故!?

guam509guam連続で良いお天気が続いていて暑いグアムですが、今日は突然風が強まってきました。
適当に涼しくて大変いいのですが、あまり強すぎて海が荒れてこないといいのですが・・・。
明日からマリンダイビングがグアム取材に来てくれることになっていますから、撮影に影響しないといいと思います。

そんな風の強い朝、いつものようにビーチの準備をしていると海に黄色っぽいものが浮かんでいるのが見えました。
これだけ強い風が吹いて水面が波立っているというのに、その黄色いものは同じ場所に浮かび続けています。
「?!」
自分の視力ではそれがはっきり何であるかは見極められません。
急いで双眼鏡を取りに戻って確認します。
8倍の倍率で見えているので、今度はかなりはっきり見えてはいるのですが何であるかはっきりわからないのです。そこで30秒ほど見続けていると、・・・黄色い帽子をかぶった子供が腕用の浮き輪を両手に付けて漂って見えてきたではないですか!

guam509eこりゃあ一大事。
フィンとマスクを取りに帰ってレスキュー出動です。
行く前にあらかじめ救急車を手配しようと思いましたが、とりあえず出動。
距離は岸から50メートルほどあり、あれだけ動かずにしかもスノーケルは付けていないので、間違いなく呼吸停止。
しばらく泳いでいないので自分の呼吸が上がってきます。
あと10メートルほどに近づいたとき、その黄色い物体の下に見えるはずの子供の身体が見当たりません。
「ほっ!」
どうやら子供が溺れているように見えたのは間違いで、不自然につぶれかかったアヒルの形の子供用浮き輪なのでした。

朝から緊急事態と思って海に飛び込みましたが、何事もなくてよかったのです。
しかし良かったと思ったと同時に、こんなややこしいもの流すんじゃねえよ!っていう思いが浮かんできたのは言うまでもありません。  
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May 08, 2011

―グアムのダイビングショップ物語492―  今日のグアムと、・・・日米ダイバーの差

guam508guam最終日となりました。
今年の長いゴールデンウィークと言ったらいいのか、どこからどこまでがゴールデンウィークって呼んだらいいのか、とにかくややこしいゴールデンウィークが今日で終わります。
例年にない良いお天気が続きましたし、海況もバッチリでしたからグアムのダイビングを楽しんだ方はラッキーだったのではないでしょうか。

ただダイビングの場合、日本に帰る飛行機に乗る前に12時間以上の間を置かないとならないため、今日の飛行機で帰る方々にとりましては今日のダイビングはあり得ないこととなり、事実上ダイビング業界としては昨日でゴールデンウィーク終了でしょうか。

毎週末恒例のローカルたちが多い今日のタモンビーチですが、この通りの青空が約10日間のゴールデンウィオーク中続いたのです。
今日の気温なんかは35℃を超えてるんじゃないかと思えるほどの暑さで、湧き出る汗が背中の傷にしみながらビーチをレイクするわけですが、あまりの暑さに早くダイビングで水中に浸かりたくなるわけです。
ところがダイビング中はダイビングで海水が背中の傷にしみながらなので、今日はどんなときにも傷の存在を意識せざるを得ないのでした。
何の傷かといえば、昨晩我が家の暴れん坊Musashi君に下り坂で引きずり倒されそうになったので、アスファルトよりは脇の草地を狙ったのはいいいのですが、藪の中まで転がり落ちることとなったのです。
恐るべしMusashi。

guam508lionそんな背中にしみながら撮った今日の一押しがこれ。
久しぶりに泳ぐハナミノカサゴに遭遇した瞬間です。
そしてボートにも週末なりの風景があり、アメリカ人ダイバーが大勢乗船。
彼らは本当にサメが好きですねえ。
先を行く二人のダイバーが岩の淵に止まって前方を見てます。
一人が振り向くので「何見てるの?」とジェスチャー送ります。
すると「サメが他の魚を喰ってるんだよ!」というジェスチャーが返ってきたので、それなら自分も見たいってことでちょっとダッシュ。
なるほど活発にブラックチップが泳ぎまわっていて、確かに何かを捕まえて食べたのでしょう。
ふと周りを見ると、アメリカ人ダイバーに囲まれてる感じで、まさにこれはグアムのダイビングなんだなと思わせる瞬間なのでした。

そして後半はもう一組の日本人ダイバーたちと合流。
ドリフトダイビングで本当に流れがあるので、あのままアメリカ人ダイバーと共に流されると深場に連れて行かれるので、自分たちはちょっと流れに逆らってコースを岸寄りに修正したのですが、そっちのコースには日本人ダイバーがいたのです。
なるほど日本人は慎重であり、先のことを考えるとこういう安全優先コースになるのだなあ。アメリカ人ダイバーたちはとにかく楽しいこと最優先であんまり先のことは考えないコース取りなんであるなあと妙に納得したのでした。  
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May 06, 2011

―グアムのダイビングショップ物語491―  今日のグアム

guam506guamカレンダー通りに動けば今日は出勤日。
ゴールデンウォーク中に何で一日だけ仕事に出て、また明日から休みなんだよっていう文句を言いたくなるくらいに変なカレンダーなのです。
一日くらい出てきたって屁にもならないってこともあるんでしょうねえ。
・・・というわけなのか、今日のグアムはやっぱりちょっと暇なのです。

お天気は相変わらずのいいお天気なのですが、夕方に降ったスコールのお陰でこんな虹が見えました。
それにしましても絵にならない木ですねえ。
ヤシの木があれだけ絵になるのに、逆にめずらしいと思って一緒に入れたパパイヤの木は何だかしまりのない写真になっちゃいました。  
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May 04, 2011

―グアムのダイビングショップ物語490―  今日のグアム

guam504guam今日は爽やかな朝の風景をお届けします。

東から上がったばかりの太陽が、もうすでに常夏の威力を発揮しつつある時間の8時ちょっと前。
気温は涼しいとは言いませんが、日中に比べれば暑すぎるようなものでもなく、気持ちよく強烈な太陽の景色を眺めていられるのです。

そして今日は朝からトレーラーの修理、昼食のサーモン丼の準備、そしてボートを売りたいっていう人の家に行きましてボートをチェックして来れたのです。
ゴールデンウィークなのに今日は午前中のダイビングには行かなくてもいいっていう状態で、やはり例年よりはお客様が少ないようです。

サーモン丼はうまかったですねえ。
ボートはちょうどいいサイズであり、使い勝手も悪くはなさそうで現在かなり欲しいという気持ちがたかまりつつあります。
問題はちょっと古いボートなので、手に入れた後に相当のお金が掛かる気配が濃厚なのです。

今まで2回同じ問題がトレーラーに起こりまして、その都度直してはみていたのですが、かなり厄介な作業になってまして、こりゃあ専門に任せた方が得策だろうと考え始めていたのです。
ところが動かせないわけなので修理に来てくれる人がいないとどうしようもないわけで、もう一度チャレンジだ。黙ってても直るわけはないってことで作業スタート。
・・・何のことはない。
ほんの1時間で作業終了。
しかも今回壊れた原因は、前回グリースを全く注入してなかったことだろうと思われ、全く腹が立つのです。
これでしばらく壊れなければ、この腹立ちの原因が原因であると証明されるのす。

とにかくこれで明日からマイトレーラーが復活です。  
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May 02, 2011

―グアムのダイビングショップ物語489―  今日のグアムと、・・・今日のボートダイビング

guam502guam今日は夜中まで仕事になるだろうと覚悟しました・・・。
ダイビングから帰って来たら、何とトレーラーのベアリングが壊れていることが発覚。
夕方ぎりぎりに帰ってきたときの出来事で、まだお客様はホテルに送らなくてはならないし、明日はどうしてもこのトレーラーが必要だし。
しかし駆けつけたパーツ屋さんはすでに閉店。
もうお先真っ暗という状態・・・ではあるのですが、そこはグアム人なのです。

まず夜中までかかるだろう時間に十分足りるビールを買い出し腰を落ち着けます。
そしてプシュッとしながら、どうしたものか考え始めるのですがいかんせんパーツが手に入らないということはどうしようもないということになるわけですが、2本目をプシュッとやるわけです。
頭の回転がよくなったところで「そうだでかいトレーラーのパーツと交換するっていうのはどうだ?」という解決策を見つけ出すのです。
いいでしょ?グアム人。

しかしそこに日本人であるAkikoが口を出します。
「トレーラー借りたらいいんじゃないの?」
仲の良いダイブショップにも同じサイズのトレーラーがあり、たぶん使っていないだろうという憶測なわけです。
早速電話してみると、二つ返事で「OKですよ。」

夜中までに十分に用意したものはどうしてくれるんだ。
置いていくわけにはいかないので、こんなきれいな夕日を眺めながら油まみれの手になることはなかったのであります。

そんな大騒ぎの夕方ではありましたが、昼間には楽しいボートダイビングが行われまして、こんな写真が撮れました。
たぶん写真だけでどこのダイビングポイントであったかは想像できるのではないでしょうか。

guam501ukon自分で光ることができるウコンハネガイ。

guam501oiranバッチリ全身をフレームに入れることに成功したオイランヨウジ。

guam501bottleでっかい重たそうなボンベとともに浮遊するダイバー。  
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