海外交渉担当小田島です。
弊社の海外取引先は20社ほどありますが、全て英語が通じます。
私の場合は1年ほど週末NOVAに通いましたが、英語は毎日使うのが一番だと感じています。
仕事のメールは9割以上が英語です。習うより慣れろ、これ重要かと。話す機会は少ないですが英語脳に頭を切り替えるのは慣れています。英語の文章は日本語のように変換ボタンが無いので慣れると入力がとても楽です。

突然ですが先日悲報が・・・

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長年愛用してきた電子辞書が壊れました。表示はされるのですがキーボードのいくつかの文字が打てなくなりました。EやR、Sといった良く使うキーが打てなくなり、さすがにお手上げです。この辞書は本当に使いやすくてビジネス用語も多くて助かりました。程度の良い中古があればまた買いたいくらいです。

さて、月曜の悪夢から浄水器メーカーに無理なお願いをすることになりました。
入荷して初めて発覚した商品の不備、これを超特急で用意して出荷してもらわなくてはありません。
普通なら商品を送ってくれますか?で良いので

『Can you send the product?』

で良いのですが、今回は明らかなウチのミスですから英語にもある丁寧語を使います。

『Could you send the product?』

このように、Canを過去形にすることで丁寧な表現になります。
しかし今回は超特急で依頼するにも拘らず、お金は次回一緒に払うから、という超身勝手なお願いもありますので最上級の丁寧語にします。(だって海外送金は送金手数料が4,000円~6,000円もかかるので少ない金額の送金は厳しいのです

『Could you please send the product? 』

さらに、pleaseをつけることでしつこいくらい丁重な言い方になります。

もちろんこの前後には色々な文章、文言が入りますが、こちらの非を謝り、それが無い事で商品が1つも売れないことを説明し、どうしても今週中に受取らなくてはならないことを分かってもらえるよう具体例を出して伝え、代金の支払いを次回注文分と一緒にしてもらえるようお願いするという、実に一方的でわがままな要求を受け入れてもらわなくてはなりません。

結果、こちらの依頼分の数量をすぐには用意できませんでしたが、ひとまず安心できる量を手配してもらい、翌日の火曜日には「今日出荷するよ」との返事をもらえました。

発注忘れてたけどすぐに欲しいからお金は払わないけど明日出荷して。
こんな要求にも優しく応えてくれる取引先には大感謝です。
これは日頃から取引先と強固な信頼関係が無くては、一朝一夕で出来た交渉ではありません。
地味な私のファインプレーなのです

と誰にも分からない部分だからあえて言ってみる!


はい、なにより忘れた我々が悪いのです。
反省してます!

何とか今週中に入荷しますように
ただいま全員で祈っています。