March 28, 2007

いぎす豆腐

いぎす
日々の食べているモノ、コトについて サイトで紹介しているので、周りの方が、「サイトのネタにどうぞ」と、 珍しい食べ物、大切な食べ物を分けてくださることがよくあります。みなさん、本当にいつもありがとうございます。

今回は、お茶仲間から、「いぎす豆腐」の材料を分けていただきました。
ご存知の方おられます? 私は初めて聞きました。 愛媛県今治を中心とする瀬戸内海の郷土料理。

私も、昨年初めて今治に仕事で行きましたが、さっと行き帰りしただけで郷土料理を味わう機会はなく、途中目にした看板から「鯛飯」が名物であることや、後は水上水軍、タオルの町ということしか知りませんでした。


生大豆粉

「いぎす」はテングサのような海草なのですが、 生大豆粉を混ぜて溶かして固めるという、料理。
webで紹介されているレシピだと 洗面器一杯くらいできてしまうので、もし失敗すると怖いので、少なめに作ってみました。




いぎすを掃除してから30分ほど水につけ、その後5分間だし汁で煮て、生大豆粉を入れて15分位煮続けると、いぎすが溶けていきます、不思議!  どういう反応でとけるんでしょう??

よーく溶かして、だし汁や具を加えて型に流してひやせば出来上がり。


生大豆粉は、天ぷらに混ぜるとさくっと仕上がるとか。
以前、お友達から、 天ぷらの粉にきなこを混ぜると卵なしでも、それふうに仕上がると聞いてやってみたことがありますので、なるほどと思いました。

他にも団子にしたり、いろいろと使えるそうで、これも魅力的な食品。 なかなか普通は見かけませんが業務用ではよく使われるようです。

「いぎす豆腐」は本来は冷たい夏のごちそうで、 エビや枝豆を散らして彩りよく仕上げたレシピもあるのですが、春らしくエビとタケノコで作ってみました。

娘の評価は、「初めての味で不思議な感じだけど、これ、おいしいわー」と喜んでくれたので一安心。
いぎす豆腐
作り方 4人分

いぎす5g
生大豆粉25g
だし汁1.5カップ
えび 100g
タケノコ70g
醤油、塩,みりんなど

1.いぎすは洗って汚れやゴミをとり、水に30分以上つけます。2センチ長さに切り、だし汁1カップで5分煮ます。
2.冷ましただし汁500c.c.で溶いた生大豆粉を加えて、15分〜20分にていくうちに、いぎすの繊維質が溶けてきます。
3.別に、えびやタケノコに下味をつけおいたものを2に加えて、醤油やみりん、塩で調味し、流し缶に入れて
ごまをパラパラとふり、あら熱がとれたら冷蔵庫に入れて固めます。




aquarius373 at 09:15コメント(8)トラックバック(0) この記事をクリップ!
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コメント一覧

1. Posted by みむ   March 30, 2007 20:06
ここのサイトは勉強になりますねえ。
いぎす豆腐 初めて知りました。
今治と言えば「タオル」しか知りませんでした。
このように全国各地にいろいろあるのでしょうねえ。
またご紹介下さい。
2. Posted by アクエリアス   March 31, 2007 13:52
みむ様
コメントをありがとうございます。
やはり今治は、タオルの町の印象ですか?
本当に郷土料理は、興味深いです。
様々な先人の知恵が詰まっていて、感心するばかりです。
3. Posted by みむ   March 31, 2007 22:24
郷土料理といっても、私たちの世代ではすでに伝承できていない人が多くなっています。恥ずかしながら私もその一人で、母から私に伝わっていません。私の娘たちは、「おばあちゃんのお料理は種類もいっぱいあって美味しいのに。」と言います。
アクエリアスさんは、どのようにお料理上手になられたのかしら。
私と同世代のように想像するのですが(間違っていたら失礼です)
4. Posted by アクエリアス   April 01, 2007 17:29
みむ様

みむ様は、私よりお若いのではないかと思います。
私は、祖父母と同居だったので、子どものときから
和食中心の煮炊きものばかり食べていた気がします。

とはいえ、電化製品も普及した時代ですし、
祖父母同居でも、特別な郷土料理を教えてもらったわけでもないので、
今思うと「もっと聞いておけばなー」と思うことがあります。

私は、料理研究家ではないので、決してお料理が上手ではないですが、
忙しい現代人が、伝統食をお手本に、
簡単で、おいしくて、ヘルシーで、エコロジーも考えた、
ごはんを楽しめたらいいなーって、思ってます。

何かおいしいメニューがあれば、教えてくださいね。
5. Posted by かんぶつ太郎   June 17, 2008 08:18
余計なことですが、いぎす草の写真を拝見させていただきましたが写真は「てんぐさ」です。この天草でいぎす豆腐ができたのでしょうか?
6. Posted by アクエリアス   June 17, 2008 16:46
かんぶつ太郎様

はじめまして。
コメントをありがとうございました。

そうですかー。
天草ではないのか?と言われると自信がないですが、私は、お知り合いに「いぎす豆腐」を作るセットとして生大豆粉と、ともにいただいたので、これがいぎす草だと思ってました。

テングサに似た紅藻で干したら白くなるそうですし、いろいろwebで見たいぎす豆腐の中には、よく似た形状のものがありましたし、ご紹介したレシピで、生大豆粉を入れたら溶けてできましたから疑いもしませんでした。

webの通販などを見ると、さらして白いものだけでなく、さらしていない赤いものや、いろいろ混ざったものもあるようですし、もう少しいろいろと調べてみようと思います。

イギス草がとれにくくなっていることもあるためか、郷土食として紹介している中には、寒天を使ったものもありますし、中大豆粉ではなく米ヌカで作る地域もあるようですね。

7. Posted by 通りすがり   July 10, 2008 16:43
いぎす豆腐について調べていたらたどり着きました。

今治市にある高橋屋のWEBショップでいぎすを売っていました。
ここにはいぎすの写真も載っていました。
同じ店で天草も売っているのですが、正直違いがわかりません。
8. Posted by アクエリアス   July 10, 2008 21:03
通りすがり様
コメントありがとうございます。

>同じ店で天草も売っているのですが、正直違いがわかりません。


貴重な情報をありがとうございます。
やっぱりそうですか。
いろいろな色の画像が見つかるのですが、
やはり天草に似ているのですね。
実際に見てきていただいて有り難いです。

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プロフィール
アクエリアス
食と健康アドバイザー・フードライター。
フードコーディネーター/健康管理士一般指導員などの資格取得。

お酒とご馳走をこよなく愛する夫と食べ盛りの娘を抱え、「都会的な暮らしをしているふつーの人が、ふつーの食べ物で、ふつーにできる、健康的で、かつ環境に配慮した食生活とはどんなもんでしょ」を探求しながら、日々の食事を作っています。誤解されがちですが、調理師や料理研究家ではないので、料理の腕はふつーです。

私の提案するオイシー・ヘルシー・エコロジーな「素食」については、サイト「素食な生活」をご覧ください。このブログでは、日々のごはんや感じるモノ・コトを綴っていきたいと思います。

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