今回は一風変わったロックコンボデッキの紹介です。

・What's 八汰烏?
まずはデッキ名にもなっている八汰烏の説明から。
八汰烏(ヤタガラス)というのはまー元々は日本神話に出てくるカラスなんですが、今はそれは置いといて、ここでは遊戯王のカードから取っています。
遊戯王カードは大して詳しくないんですが、昔一時期やっていたことがあって、一応多少は知ってます。
で、この八汰烏、遊戯王wikiなんかにも書かれているとおり、禁止カードになっている超凶悪なカードです。
一度相手の場と手札をカラにして攻撃を通してしまえば、その時点で相手は何もできなくなってしまいゲームセット。この非情なロック性能から「八汰烏ロック」と呼ばれるデッキが横行していたとか。
現在は禁止カードなのでもちろん使用不可能なのですが、何を隠そうポケモンカードには使用無制限で、こいつと同じカラスがいる!
そう、君だヤミカラス!!
今回は「ポケモンカード界の八汰烏」ことヤミカラスを使って、ポケモンカードならではのロックコンボを見せていこうと思います!
あの八汰烏様がポケモンカードに帰ってきたぜ!!(激何
・デッキレシピ
「帰ってきた八汰烏ロックデッキ」
ポケモン/16枚
4 ウリムー(neo4)
3 イノムー(neo1)
3 ナゾノクサ(ロケット団)
3 わるいクサイハナ(ロケット団)
1 わるいラフレシア(ロケット団)★★★★
2 ヤミカラス(neo1)
トレーナー/32枚
4 オーキドはかせ
4 マサキ
3 ナツメの眼
3 ウツギはかせ
3 クルミ
4 ポケモンいれかえ
3 ロケット団の特訓ジム
3 ポケモン交換おじさん
2 礼儀作法
2 ふうせんのみ
1 ポケモン再転送
エネルギー/12枚
8 水エネルギー
4 悪エネルギー
・デッキの使い方
デッキレシピをパッと見てもどう使うのかよくわからない、という方も多いと思います。
普通に育てて殴るのではなく、コンボを成立させればその時点でほぼ勝ちというコンセプト上、かなり尖った構成になっているので、まずは使い方から見ていきましょう。
このデッキの核は、イノムーとヤミカラス。

イノムーのワザ「こおりつかせる」は一旦成功すれば、相手はバトル場を離れるまで永久にワザが使えないという強力な効果を持っています。
まずは何としてでもこのイノムーの「こおりつかせる」を成功させることが不可欠。「バトル場を離れるまで」という効果は進化をしても解除されてしまうので、なるべくそれ以上進化できないポケモンを狙って使いたいところ。
できれば相手の場が育つ前、最速で2ターン目に仕掛けるのが理想ですが、まあ多少遅れても何とかなります。
そしてこの「こおりつかせる」を成功させたら、あらゆる手段を使って、相手を1ターンだけバトル場に留めておきましょう。
「ロケット団の特訓ジム」を使って逃げにくくするのもひとつの手。
わるいクサイハナの特殊能力「くさいかふん」でこんらんさせても足止めしやすくなります。
できればバトル場にウリムーがいる状況で使い、自分がこんらんしてもイノムーに進化して解除できるようにしておくと理想的です。
そして「こおりつかせる」を成功させ、次の番相手がワザを使えない状態でターンを終了し、再び自分の番が回ってきたら、ここが勝負!!
何が何でもイノムーをヤミカラスに交代させます。イノムーの逃げるコストは3で、特訓ジムを張った場合更に増えますが、4積みの「ポケモンいれかえ」と2積みの「ふうせんのみ」で逃げましょう!
そしてバトル場に出たヤミカラスでワザ「くろいまなざし」を使います!
これもイノムーと同様、相手がバトル場を離れるまで効果が持続するタイプのワザ。
イノムーでワザを封じ、今度はこのヤミカラスでにげるを封じます!
これによって相手はワザも使えないし、にげることもできないという完全なロック状態に!!
もちろん「ポケモンいれかえ」などトレーナーカードで入れ替えることは可能なので、そこはわるいラフレシアで更なるロックをかけます!
ここまで綺麗にロックが決まれば、相手にはもうこのロック状態を抜け出す手段はほとんど残されていません。
後はヤミカラスの「だましうち」で1体ずつベンチポケモンを狩っていくだけですね。
20ダメージずつという低火力ですが(ベンチへの攻撃には悪エネルギーのダメージ追加は適用されないので注意!)、相手は何もできないので心配すべきはせいぜい山札切れくらい。
仕掛けるタイミングにもよりますが、大体15~20ターンくらいあれば全滅まで持っていけるでしょう。不安なら夜の廃品回収を入れておくとベネ(唐突にジョジョネタ
(もちろんわるいラフレシアを出す前に使う必要がありますが)
まあ一度使うと次からは確実に警戒されてしまうので、初見殺し(もとい一発ネタ)の趣きが強く、到底一線級にはならないと思われるデッキですが、タケシのキュウコンのエラッタ適用後の環境でここまでのロックデッキはなかなかないのではないでしょうか。
これで今は亡き八汰烏さんも浮かばれますかねw
八汰烏さん、聞こえますか?
オレ達から貴方への鎮魂歌です
そういえば今はこんなカードもあるそうですね。
・カード個別解説
コンボに必要なパーツは紹介しましたが、ここでは残りのサポートカードについていくつか。
・ふうせんのみ
ただでさえ「ポケモンいれかえ」を4積みしているのに過剰じゃないかとも思いましたが、イノムーでワザをロックしたら速やかにヤミカラスを出さないといけないので、ここにはなるべくスペースを割きました。
オーキドやウツギで手札を切る前にあらかじめ場に出しておく使い方もできますし、その後わるいラフレシアを出してからでも効果が使えるので、重宝します。
・ポケモン再転送
わるいラフレシアピンポイントカード。わるいラフレシアは殿堂ポイントの関係上、1積みしかできないので、万が一オーキドで落とさざるを得ない状況になったとき、サルヴェージできる手段として入れました。
夜の廃品回収でもいいんですが、どうせ他に戻したいカードもないので。ロック成功後の山札切れを心配するなら廃品回収の方がいいと思います。
・アリアドス(neo1)
デッキには入れてないカードですが、イノムー・ヤミカラスと同系統の能力を持っているのでついでに紹介。
neo1のカードは「以後~」と書かれたワザが多いですねw
こいつの「クモのす」もヤミカラスの「くろいまなざし」と似たワザですが、こちらはヤミカラスとは違って、自分がベンチに戻っても効果が続くのが特徴。原作でもクモのすはPPが多い分、くろいまなざしの上位互換わざでしたが、カードでも上位性能なんですね。まあこちらはコイントスですけどw
イノムー&ヤミカラスの場合、「くろいまなざし」の仕様上、「こおりつかせる」→「くろいまなざし」の順にかけていかないといけないので、その間に相手に逃げられる恐れがありますが、アリアドスを使えば「クモのす」→「こおりつかせる」の順にロックできるので、ちょっとは楽になるかもしれません。
この場合ヤミカラスを使う必要もないので、フィニッシャーはエリカのモンジャラとかでも大丈夫ですね。
これなら草エネルギーが入るのでナゾノクサ系統もワザを使えるようになります。
まあせっかくの八汰烏コンセプトが台無しになるので僕は使いませんがw
・デッキの弱点
やはりププリンが鬼門ですw
これ1枚でわるいラフレシアの特殊能力が無効化され、そこからポケモンいれかえなどを使われたらコンボが台無しになってしまいます。
なるべくコンボ始動前にヤミカラスの「だましうち」でププリンを倒しておきたいところ。ベンチにいればベイビィ判定は必要ないので、優先して狙いましょう。
また、「こおりつかせる」を成功しても逃げられたら意味がないので、全体的に逃げるコストが少ないデッキは困りますね。突風で逃げるコストの重いポケモンを呼んだり、エネルギーリムーブで逃げるエネルギーをトラッシュできればいいんですが、わるいラフレシアで殿堂ポイントを全消費しているので、それも無理、と。
この辺を改善できればガチデッキとしての有用性も増しそうなんですがね。
あとは「こおりつかせる」のコイントス次第ですw
たまにはこういうデッキも面白いんじゃないでしょうか。
まあロックデッキは多用すると嫌われやすいので、程々にしておいた方が良いと思いますがw
