2007年10月31日

宇宙大作戦 第301話 『初出港』

宇宙、それは人類に残された最後の開拓地である。そこには人類の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。これは人類最初の試みとして、5年間の調査旅行に飛び立った宇宙船U.S.S.エンタープライズ号の驚異に満ちた物語である。

恒星日誌、宇宙歴0401.1030
USSエンタープライズ号の船長として銀河連邦屈指の宇宙船乗りと自負する私だが、水の上に浮かぶ船を操船するのは実は初心者だ。
エンタープライズの指揮をスポックに任せ私は小型船の操船に赴くのだった・・。

今日は小樽マリーナからレンタルボートで初出港であった。
天気予報は晴れだったのに実際は朝から雨。
天気予報で今日の晴れを確信してから予約をいれたのだが午後になってもずっと雨のままだった。
午前中と夕方からはチェロのレッスンが入っていたので昼過ぎから3時間ほどの操船である。
私が入会したヤマハのボートクラブには色々と決まりがあって、初回は80分ほどの講習を受けることになっている。
まずボートクラブの独自ルールなどを説明するビデオを見て、次に女性スタッフから周辺海域の説明。操船できるエリアが決まっており、刺網など漁具が設置されている場所の説明などを受ける。漁業者とのトラブルはぜひ避けたい。

初回の80分講習はレンタルの時間に含まれており一見損な気もするが、スタッフが同乗しての講習もあり実践で役立つ内容で実に有意義だった。
初出港にあたって友人などを誘ってみたが皆恐がって尻込みするので、講習が有意義であろがなかろうが、とにかく早く実績を作らなければいけないのだ。
最初は一人で行くつもりだったが試しに母を誘ってみたところ、一瞬尻込みしたが結局着いてきて初出港に付き合ってくれた。しかも結構楽しんでいた。
やはり母親の愛は偉大で盲目的ある。アーメン。

さて、プレジャー船の船長として初めて全責任を負って一人で船を操船した訳だが、あいにくの悪天候にも関らずとても楽しかった。それにとにかく実際に始めないことには話しが先に進まない。
雨も降っていたし白波が立つ程度に波も高かったので、波に向かって進んでいるときは一瞬船が持ち上がりドバーーンと海面に当る感じで進んだ。(今こうして書いていてもまだ視界が揺れている)
予算をケチって屋根無しの船を借りたのでスプラッシュマウンテン状態で何度も頭から水をかぶった。
今日借りたのは一番安い半日8,000円の船である。
これが次のランクの屋根付きだと11,000円。そっちにしておけば良かったと少し後悔した。
小樽港を出港して祝津の岬を過ぎたあたりで引き返し、1時間半ほどでマリーナに帰港した。(下の写真は操縦席から見た風景)
初出港






6月に船舶免許取得の構想を思いつき、何かに突き動かされるように免許教室に通い、その間カヌーも買い、あまりに今までの私のキャラクターと逸脱した行動に周囲からは、”昔、海難で死んだ人の霊が乗り移ったのではないか?”などと気味悪がられているが(笑)、きっと自分の中に隠れていたものがある程度の年齢になって出てきたのではないかと思っている。

そんな訳で、私の初出港は無事に終了しエンタープライズ号へ帰還したのであった。


(エンタープライズ号のコックピットにて)
船長    変わりはなかったか? スポック
スポック  おかえりなさい、船長。ボート遊びはいかがでしたか?
船長    面白かったぞ、スポック。口うるさい副官もいないしな(ニヤリ)。
スポック  地球人らしい否論理的な感想ですが・・・・、おもしろい。 ・・けっこう。

船長    カトウ、周回軌道を離脱。ワープ1で前進。
  

Posted by arakihitoshi at 01:13Comments(2) │ │カヌー・船舶 

2007年10月29日

宇宙大作戦 第300話 『美々川下り』

宇宙、それは人類に残された最後の開拓地である。そこには人類の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。これは人類最初の試みとして、5年間の調査旅行に飛び立った宇宙船U.S.S.エンタープライズ号の驚異に満ちた物語である。

恒星日誌、宇宙歴0401.1028
船の指揮をミスター・カトウに任せ、私(船長)とミスター・スポック、マッコイ、そしてクルーたちは惑星ポンポコで休暇を過ごすことにした。
惑星ポンポコに流れる千歳・美々川は銀河連邦でもカヌーフィールドとして有名である。私たち6名は3艇のカヌーに分乗し、美々川上流部にある美々橋からカヌーで下ることにした。
カヌーでの美々川下りは私の長年の夢であった。

美々橋よりの上流部には美しい自然が残っており、快適な川下りができるはず・・・だったが、予想以上の水草の繁殖に進路を阻まれた。
曲がりくねった川は両脇と川底に茂った草で川幅がほとんど無くなる箇所もあり、スポックと私はパドルで草を掻き分けカヌーを進めた。
美々川1







やがて行くと2匹の謎の生物が私たちの行く手に現われた。
美々川2







船長   スポック、あの生物をトリコーダーで分析するんだ。
スポック 船長、特に危険はないようですね。知能は低く両翼により飛行できるようです。そう・・、地球の白鳥に極めて似た生物です。

危険がないと分かったので、私とスポックは2羽の白鳥に極めて似た生物をカヌーで追いかけ回してみた。逃げる様子もないのですぐに飽きてしまった。やがて2羽は支流の方へ去っていってしまった。

また水草を掻き分けてカヌーを進める。

美々川3







前を行く1号艇はマッコイご自慢の自作艇である。マッコイとウラ中尉が乗船している。マッコイはベテランカヌーイストである。今回の企画もマッコイが担当した。
マッコイが言うには美々川は10年前にはもっとカヌーに適した川であったそうだ。私がネットで拾った情報にも同じことが書いてあった。
どうやらクリンゴン星人たちの生活廃水などが美々川に流れ込み、”富栄養化”により水草が繁殖してしまったようだ。実に残念なことである。

1時間半ほどで上陸地点に着くはずが途中の松美々橋をこえたあたりで既に2時間近く経過していた。

スポック さすがはドクターですね。実に素晴らしい企画だ。身体を鍛えるにはね・・。
マッコイ うるさい! この嫌味くさいバルカン人め!
船長   よさないか二人とも! 仲間割れなどしている場合ではないぞ。上陸地点に急がないと日が暮れるぞ。

チャーリーとクリスティンが乗り込んだ3号艇はゴムボートタイプのカヌーであったのでさらに事態は深刻であった。船底が広く柔らかいため水草の抵抗が非常に大きく、カナダのユウコン川を10日かけて下った経験のある超ベテランカヌーイストのチャーリーでさえ悪戦苦闘するありさまであった。

チャーリー 船長、これ以上行くのは無理です。エンジンがやられちまう!
船長    弱音を吐くなチャーリー。上陸すれば美味しいコーヒーが待っているぞ。

周回軌道で待機するエンタープライズ号は機関主任のチャーリーが推奨する廃油リサイクルで運行しているが、こうしたCO2削減の更なる取り組みが環境保護のためにも急務であると今回つくづく思った。

元々設定していた下流部の植苗付近の上陸地点を中流部の第2美々橋に変更した。ここまででも予定の時間を大きくオーバーしたが、私の船長としての働きが功を奏して無事にクルーたちを上陸させることができた。

美々川4







上は船のクルーたち。(左からスポック、ウラ中尉、クリスチーヌ、チャーリー、マッコイ)
昼飯のはずが早い夕食になってしまったが、銀河広しと言えどもアウトドアと言えば焼肉はお約束である。
こうして皆で焼肉を囲めるのも一重に船長である私の苦労の賜物であるが、困難な仕事を無事に終えたクルーたちの誇らしい笑顔が船長である私の疲れを癒してくれた・・・。

船長 エンタープライズに戻るぞ。転送準備だ。

(エンタープライズ号のコックピットにて)
カトウ おかえりなさい。船長。
チェコフ 船長、おかえりなさい。
船長  うむ。かわりはなかったか?

恒星日誌補足
こうして私たちは惑星ポンポコリンを後にした。
それにしても、消え行くカヌーフィールドとしての美々川の姿には考えさせられるものがあった。上陸地点で出会ったクリンゴン星人のオジサンたちも「こっから上は駄目っしょ」、「上から来たのかい? いやいや、大変だったっしょ」と口々に言っていた。
快適に美々川下りをしたい場合は松美々橋か第2美々橋からの出発をお薦めする。
そして草を掻き分けても上流部を見たい!という方は1日も早く行かれることをお薦めする。(水草が茂ったとはいえ大変美しく今回行けて本当に良かった)

船長 カトウ、ワープ2で前進だ。  
Posted by arakihitoshi at 15:26Comments(4) │ │カヌー・船舶 

2007年10月24日

国家資格取得の欲望に際限なし

やっと1級小型船舶の試験が終わった。
既に2級を持っている人は実技免除で学科のみの試験なので、今回はスクールに通わず申請から勉強まで全て自力でやってみた。
海図問題など難しかったが試験終了後に張り出された模範解答と照らし合わせた結果100点満点であった。
後は合格発表と免許の交付を待つだけである。それが終われば晴れて小型船舶の船長として世界中の海に行けることになる(法律上は)。

え?「すご〜い」って?
「まあね!」

さて、こうして受験勉強なるものを久々にしてみると実に楽しく心躍るものがあった。大学受験や平常試験などはあんなに辛く苦しかったのに・・・。
社会人になってから余暇で取り組む勉強、それも仕事と関係ない分野の勉強は面白く大いなる息抜きになる。
世の中に”資格マニア”なる人たちがいるが彼らの気持ちがよ〜く分かった。

実際私も2級の合格発表を待たずに1級のテキストを買ってきて勉強を初めていたし、1級の試験が終わる前に船舶とは全く別の分野の次なる目標の参考書を買ってきてしまった(笑)。一種の資格中毒、資格依存症と呼ぶべきかもしれない。
国家資格は沢山あるのでまだまだ楽しめそうだ。いっそ音楽家にも国家資格が必要だったらいいのに、と思うこの頃である。

ちなみに音楽家国家試験ができた場合の『1級擦弦楽器演奏士』の学科試験にはこんな問題が出る・・。

問1 擦弦楽器演奏士の心構え及び遵守事項として次の中から適当なものを選べ。
ー分はテンポ通り演奏しているので指揮者や他の奏者を気にする必要はない。
⊃譴Δ閥枋イ靴覆なるので大切な演奏会前には少々飲酒するべきである。
仕事を引き受ける前にギャラを確認することは演奏よりも重要である。
こ擺錣汚れた場合は中性洗剤かクレンザーで素早く磨き常に清潔を保つ。

模範解答は次回・・・


P.S.札響は現在、本州の東北方面に演奏旅行中である。編成が小さいので私はローテーションの順番で降り番になり待機中である。
久々に本州の秋を味わえず残念だったが、今日の札樽自動車道の紅葉はそれはそれは見事であった。快晴だったので両脇の山の色が路面に写って一面金色の世界だった。今までの人生で見た紅葉の景色の中でも5本の指に入る出来栄えだった。明日も晴れるようなので小樽方面に向かう方は是非高速でどうぞ!
  
Posted by arakihitoshi at 23:05Comments(4) │ │カヌー・船舶 | 雑感

2007年10月18日

親馬鹿伝

先日、三才と七才になる娘たちの七五三のお祝いに北海道神宮に詣でた。
『馬子にも衣装』とはけして言うまい。
和服で着飾った二人の姿はそれはそれは両目に入れられるものなら入れても痛くないだろうと推測され、女のコの父親で本当に良かったと心から思った。

こういうのを”親バカ”と言うのだろうが、今最もナウな親バカはやはり亀父であろう。

亀長男が人気絶頂のころ当ブログで亀嫌いを宣言したが、亀ファンに反撃されないだろうかと書くのに多少勇気が必要だった。しかし内心いつかはこうなるだろうと思っていた。が、実際は傍若無人の愚連隊親子をアイドルに担ぎ上げたTVの責任の方が重いのではなか?。亀兄弟はチンピラを気取るほどチヤホヤされて金も儲かるなら悪のりもするだろう。バカなんだから。
亀たちに罪があるとすれば、それはバカで愚かという罪であって、本当なら亀番組を制作して散々商売したTBSの企画者や経営者始め世間で良識人として認知されている人たちに多少なりとも社会的制裁を受けてほしい。

亀父がこの期に及んで「自分に対する罰は甘んじて受けるが、亀次男への処分を軽くしてほしい」という内容の発言をしているのをTVで見たが、(今後この態度が変わらないのであれば)やはり愚かという他なく、わが子を失って初めて自分の罪に気がつく鬼子母神を髣髴とした。

中国の史書「雄耶馬火伝」(※)の一節に「故に曰わく、親は知るべし、而して親馬鹿為すべからざる」とある。
我が子を溺愛するあまり、寵臣と思っていた者たちにも見放され適地に親子で取り残される武将亀武胡の言葉である。

同じ子を持つ親として、ゆめゆめ肝に銘じるべし・・。と思った。


(※)「雄耶馬火伝」は実在しません。架空のデタラメですのでググらないよーに!(笑)  
Posted by arakihitoshi at 01:03Comments(2) │ │雑感 

2007年10月08日

次ぎはこれだ!

脳無いメーカーの次ぎはこれらしい・・。
↓ ↓ ↓
http://genzu.net/sokan/

こういうのもね〜、アホらしいと思いつつ、時間を忘れてついついやっちゃう自分はマンドリル?

下の図は職場の人たちとの相関図。
あ〜んなこともこ〜〜んなことも分かっちゃうのだ!。けっこう当ってるかも!!(笑)
あまりにも当たり障りがあるので名前は伏せ字です(爆)

相関図  
Posted by arakihitoshi at 01:01Comments(0) │ │雑感 

2007年10月07日

釧路川でカヌー(イメージ)

毎年のことであるが9月、10月、11月の札響はなかなかに忙しい。
”ゲージュツの秋”である。オーケストラにとっては繁忙期。しっかり働こう。

昨日まで釧路・弟子屈と道東方面演奏旅行であった。
釧路から弟子屈への移動中、カヌーのメッカである釧路川の偵察をしてきた。
河川敷には建設省管轄のカヌー発着場まであってなかなか至れり尽くせりである。
釧路川にはガイド付きレンタル・カヌー屋がひしめいており、週末ということもあって観光客で活況を呈していた。こちらも繁忙期。稼ぎ時らしい・・。

下の写真は細岡というところにあるカヌー発着場。
ちょうど観光客らしい夫婦がカヌー業者のガイドでカヌーに乗り込む所であった。
話しを聞くと東京から釧路川を目指して来たらしい。
日和もよく、札幌からマイ・カヌーを積んでこなかったことを後悔した。
細岡






レンタルカヌーも良いが値段が高いし、ガイド付きなので自由もきかない。
やはりマイ・カヌーで気ままに下りたいところだ。
しかし、マイ・カヌーには大きな問題がある。
上流まで車にカヌーを積んで川を下って、その後どうするか?
カヌーで川を遡上するのは厳しいので、結局カヌー仲間を探して車2台で行くしかないのだろうか・・?
これはレジャーとして成り立っていると言えるのだろうか?

私の場合は3才と7才の娘たちをカヌーに乗せて、取得した船舶免許でクルーザーにも乗せて、完璧な絵に描いたようなアメリカ映画のような父親像を目一杯演出して、娘たちの男に対する理想を無茶苦茶高くして、ファザー・コンプレックスにして将来結婚できないようにしてやるという壮大な計画の第一歩でもあり、まずはカヌーで川を下る方法を何とかしなくてはいけないのだ。
カヌーにはもちろんコリー犬も乗せて、ステンレス製のコーヒーカップでコーヒーを沸かして飲んで、夕陽が沈んで川面に写って、BGMはガーシュインのラプソディー・イン・ブルーのヴァイオリンソロの後のバラード調の部分である。
これはお約束であり大人の男のダンディズムである。

しかし相変わらずネットでのカヌー情報は極端に少ない。コリー犬にたどり着くのはいつになるのか・・。  
Posted by arakihitoshi at 22:58Comments(3) │ │カヌー・船舶 
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