一学期の前半に、家庭訪問や個人面談を行うという学校も多いことでしょう。
私の学校では、年に2回、個人面談を行います。

以前の私は、家庭訪問や個人面談の時に、子供によって話す時間が長くなってしまいがちでした。そのため最後の人は、30分遅れで行うなどということもありました。
けれども最近は、伸びてしまうことが少なくなりました。面談の内容を、ある程度定例化したためです。

年度初めの面談

年度初めの個人面談は、保護者から話を聞くことを中心にします。
「まだ担任してすぐなので、お子さんのことを教えてください。家庭ではどんなお子さんですか」と尋ねるといいでしょう。
「何か気を付けた方がいいことやご要望はありますか」と付け加えると、この先生は子供を大事にしてくれそうだと感じてくれるはずです。
けれども話を聞いても、内容を忘れてしまってはいけません。重要な内容は、「大切なことなのでメモをしておいてもいいですか」と、その場で書き留めておくといいでしょう。
保護者からの要望があったら、「できるだけ実現できるように努力していきます」と伝えます。
この時期、保護者が最も知りたいことは、「友達と仲良くしているか」ということです。事前に「誰と何をして遊んでいるか」をアンケート調査しておくと、学校での様子を具体的に伝えることができます。家庭訪問のやり方もほぼ同様です。

年度途中の面談

年度途中の面談は、資料を用意して、学校での様子を具体的に伝えるようにします。
子どもの作品やノートを用意しておくと、話す言葉に説得力が生まれます。
テストの集計ソフトの中には、児童一人一人のテスト結果がレーダーチャートで印刷できる機能をもったものがあります。このレーダーチャートをテストの答案用紙と共に見せながら、子どものよさと課題を伝えていくと、保護者の信頼度は大いに高まります。学習につまずきがちな子の場合、危機感を感じて、家庭学習に力を入れてくれるようになります。
ただし、教師が一方的に話し続けてしまうと不満を感じる保護者もいます。「お聞きしておいた方がよいことはありますか」と初めに断わってから話し始めるといいでしょう。