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そして『田中邦衛映画祭』がやって来た。

 当日(7月14日)、実行委員約20名が、会場の伝国の杜置賜文化ホール」に8時集合。

全員で、注意事項の確認し、持ち場へ。

開場1時間前の8時半からお客さんが並びだす。

ロビー展示はOK。
邦衛さん一色のロビー展邦衛さん一色のロビー展
邦衛さん所蔵の台本邦衛さん一色のロビー展
予定を早め9時に受付開始。

先頭は、静岡県からいらしたご夫婦。

そして、田中邦衛さんが9時40分に会場入り。

いやがうえにも実行委員のテンションは急上昇。

邦衛さんのお喋りを満喫する観客満席になった開映10分前には、ステージに立ち、この映画祭への想いを語らせてもらう。

田中邦衛さんにも映画を、会場で一緒に観せてください とお願いをする。

そして、主催者「米澤映社会」代表の酒井和昭さんが挨拶。彼は、連絡先を一手に引き受け、県内外の人からの問い合わせや申し込みに応え、チケット郵送などの地味な仕事を黙々とこなしてくれた。そして、ロビー展で使用するパネルボードを借りてきたり、マスコミ対応、街宣車を走らせたり・・・と八面六臂の活躍。

風当たりも強かっただろうに、そんなことをおくびにも出さずに、率先垂範でみんなを引っ張ってくれた大功労者。

会場一杯の観客を前にした時は胸が一杯になったことでしょう。

そして、『学校』上映。

邦衛さん、奥さん、娘さん夫妻、お友達夫妻(今回は6人でいらしたのです)も、最後列左端の席に並んで観賞。
邦衛さんにとって、思い入れの強い映画ですが、スクリーンで観るのは初めてとのことでした。

映画後半では、会場一杯に大きな感動が拡がる。

上映終了、そしてステージに田中邦衛さんが万来の拍手で迎えられる。

『学校』出演に当たって、実際に夜間中学に見学に行ったときの話。邦衛さん演じる‘イノさん’が、夏の炎天下で、浅草の坂を重いリヤカーを引いて歩くシーンの過酷さや、イノさんへの想い等を話して戴いた後、少年時代、俳優座養成所受験、養成所時代、駆け出し俳優時代の黒澤明作品『悪い奴ほどよく眠る』体験等々を語って戴く。

30分のお昼休憩後、1時から『ウホッホ探険隊』上映。

今度の邦衛さんは、読み書きのできないイノさんと打って変わり、マサチューセッツ工科大学を卒業したような、理科系高学歴エリートの役。そして 不倫だもの。

邦衛さんにとっても珍しい役どころ。

インテリの歩き方を披露している邦衛さんトークアウトでは、その為に、舞台となったつくばを訪れ、研究員を観察したとのこと。
自分の歩き方のようにガサツではなく、頭が上下動しないでスーッと歩くんです、と実際に歩いてくださる。サービス精神旺盛なひとです。

黒澤作品体験の続きで、『椿三十郎』の時の、ラスト 椿三十郎(三船敏郎)と室戸半兵衛(仲代達矢)の決闘シーンでのエピソード。

監督を囲んでの楽しくも可笑しい食事のエピソード。代用教員時代のエピソード、高倉健さんのこと等々を語ってくださる。

3時半から『若者たち』上映。

邦衛さんは、時には笑い、恥じらい、目頭を熱くしながら、客席で3作品全て観賞。

この段階で、私のこの映画祭の目的の多くの部分は達成できたと云っても過言ではなかった。

トークアウトでは「俺、『若者たち』では怒鳴ってばかりで恥ずかしいよ。」と仰っていましたが、時代が生み出した映画で、‘佐藤太郎’はあれだからいいんですし、邦衛さんだから良かったんです。

最後のトークアウトの時間ということで、会場のお客さんとの質疑応答タイムに。

九州鹿児島、福岡、四国徳島、静岡、名古屋、東京、横浜、北海道、仙台、福島・・・そして地元米沢のほか山形県内各地から集まった約5百人の内6人ぐらいからしか質問は受けられませんでしたが、『北の国から』を中心に、邦衛さんは一人一人に誠実に応えてくださいました。

映画デビューから50年。

田中邦衛さんの俳優人生を振り返るには短すぎるトーク時間でしたが、よく通る低音の声で、間が長い邦衛さん独特の語り口でのトークを味わってもらえただけで、邦衛さんのあったかさ、やさしさ、誠実さ、品の良さを伝えることは出来たのではないでしょうか。

観客一人ひとりのキラキラ輝く瞳、笑い、涙がすべてを物語っていました。

やって良かった と心から思いました。

気が進まないご自身の映画祭にいらっしゃることを快く引き受けて下さった邦衛さん、奥さんに心から感謝いたします。そして、同行して下さった石塚ご夫妻、彦根ご夫妻にも感謝。

全国津々浦々から遠路いらしてくださったお客さんにも感謝です。

告知PRに協力してくれたマスコミそして個人の方々、ポスターを貼らせて戴いた商店の方々にも感謝です。会場となった伝国の杜の町田さん他皆さんにも特段のご配慮戴きました、感謝申し上げます。

よしひでさん、今井さん、キクチ君、ハジメさん、キンヤさん、匡子さん、いつもいつも有難うございます。

丹野蒟蒻 益夫さん・栄子さん、ウメちゃんご家族、川口桜桃園の皆さん、天竜飯店和広さん・艶子さん 深く感謝申し上げます。


 実行委員‘米澤映社会’のオバマちゃん、ヨシコちゃん、ユウコちゃん、シゲちゃん、フミエちゃん、ワピちゃん、ヒロカズ、トモちゃん、スギウラさん、オヌキちゃん、ミホちゃん、寿宝園のさっちゃん・トシノブ君、当日ボランティア参加してくれた方々、そして、サカイちゃん、ホントにホントに有難うございました、ご苦労様でした。

 みんなに感謝の想いで一杯です。


*代々木アニメーション学院仙台校ブログでウノさんがリポートしてくれました。感謝
http://www2.yoani.jp/snd/diarypro/diary.cgi

arayuki_cinema at 2007年07月15日 (22:42)
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