設計監理を担当させていただいたリノベーション物件が竣工します。

この物件は株式会社リビタさんが事業主で、築20年の物件を一棟まるごとリノベーションするというものです。(http://www.re-minamiurawa.com/


エントランスに共用のライブラリーを設けたのが特徴で、本を介した入居者同士のコミュニケーションを促すことができればと期待して設置したものです。

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先日、入居に先立ちライブラリーの説明を兼ねたワークショップがリビタさん主催で行われ、私たちも参加して来ました。

蔵書は、本でおなじみのユトレヒトさん(http://www.utrecht.jp/
)にご協力いただき、各入居者のアンケートをもとに、予めリビタさんがご用意されました。絵本あり、浦和ならではの浦和レッズものあり、とても楽しいライブラリーができました。

マンションにライブラリーって、なかなかイメージがつきにくいかもしれませんが、ワークショップに参加された方々はとても前向きのようで、今後はこのライブラリーを通じて、色々な和が広がるといいと思いました。

ライブラリー以外にも、入居者用の大型掲示板をもうけたりしています。
また各玄関前には、もともと電気メーターがあったところを変更して、ニッチを設けました。

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植栽なんかをおいていただくと、殺風景な共用廊下に個性がでますね。

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場所によって、白と茶が反転します。
こんなカウンターがあるだけで、どんな人が住んでいるのか、どんな趣味なのか、お子さんはいるのか・・・なんている情報も得られますし(専門的にはノンバーバルコミュニケーションといいます)コミュニティを考えるうえでとても重要な場所になると期待しています。

住まいというと、ついついハコモノだけに目が行きがちですが、本当に暮らしやすい住まいにするためには、入居者同士のコミュニティーも必要不可欠だと思いますし、そんな設計をこれからも続いていきたいと改めて感じました。

リビタさんをはじめ関係者の皆様、そして入居者の皆様には、貴重な機会をいただきありがとうございました。