おじいちゃん、おばあちゃんと子供。ちびまる子ちゃんの時代までは当たり前のように見られた風景が、核家庭化によりすっかり珍しく感じられるようになったのは気のせいではないと思います。

東村山に竣工したほんちょう保育園•ほんちょうケアセンターはそんな時代背景のもと、高齢者と子供達がさりげなく交流できる場所づくりを目指した建物です。

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建築主は社会福祉法人村山苑様で、私たちが設計監理を担当させていただきました。

建物の構成ですが、認可保育園と子育て広場に併設して、デイサービスやショートステイのためのスペースを設け、子供と保護者、高齢者とご家族といった四世代の交流が可能な施設になっております。

建物のデザインにおいては、高齢者と子供達の交流を促すように、あえてデイサービスの前を保育園のアプローチにした配棟計画としています。

こちらの写真はエントランスから室内をみたものですが、保育園は黄色、高齢者施設は茶色にするなど、それぞれの施設の特徴がでるような色彩計画になっております。

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建物周りには、菜園や壁面緑化、屋上緑化を積極的に採用し、季節感を取り込むと同時に、緑を介したコミュニケーションを誘発するように配慮しました。こちらの写真はデイサービス前の菜園と保育園前の壁面緑化をみたものです。

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これらの工夫により、様々な世代の方々にご利用いただき、様々な交流が生まれることで、地域のコミュニティー形成に貢献できればと考えております。