先日、設計を担当させていただいた「まつやま大宮保育園」に
おじゃましてきました。

まつやま大宮保育園は、「自然とともに暮らす」をコンセプトに、
長い年月をかけて森のような自然環境を作りましょう!
ということで設計をさせていただいた保育園です。

そのため園庭には既存樹木に加えて多種多様な植栽をほどこし、
その種類は90種類を超えます。

ちなみにこちらが竣工時。
DSC05317
当時は枝がきゃしゃだったり、芝も苗の状態だったりして、
まだ森と呼ぶにはすこしさびしい状態でした。

竣工して1年経ち、こちらが今回の様子。
園庭1
植栽たちも成長しており、
とても気持ちの良い環境になってきておりました。

そしてこちらは、今回の計画の中でも重要な菜園と田んぼ。
子どもたちが食や植物に対して自然に興味をもってもらえるように、
あえて保育室の目の前に設けました。
菜園1
ちょうど春の田植えが終わったところで、
秋の稲刈りが楽しみですね。

こちらは散策路。
島状に緑地を設け、様々な植物を植えています。
散策路2

そしてこちらが土と土管でできたシンプルな築山。
築山1

今回の計画では園庭を日常生活の場とし、
あえてグラウンドのような広場は設けませんでした。

また、体力づくりを目的としたウンテイや鉄棒はありますが、
いわゆる総合遊具といった、
大人が設計した便利な遊具は設けておりません。

このような計画にすることで、
四季を通して色々な景色をうみだし、
季節ごとに子どもたちの様々な遊びを誘発したり創造力を刺激する、
豊かな環境ができるのではないかと考えました。

竣工からおよそ1年経ち、今回保育園に訪れて、
四季を通して元気に走り回る子どもたちの様子をうかがい、
ほっと一安心といったところです。

またそれと同時に、
建物の設計は竣工時が完成ではなく、
その後にできあがる環境がいかに大切かを、
改めて実感いたしました。

次回の訪問が今からとても楽しみです。。