じめじめとついに関東も梅雨入りしましたが、いかがお過ごしでしょうか。
5月は連休でお休みいたしましたが、今月6月より「暮らす会」再開しましたのでご報告です。
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今回はテーマ「子ども達と私達」と題して建築の仕事の傍ら、市川市少年補導員もされている
螢好廛譽奪疋魁璽匹梁式羆冖聖瓩プレゼンテーションをしてくださいました。
 
今の子供たちが抱える疑問、問題など村井氏が子ども達と接する中で得たものや発見したことから見る
「今」の大人たちが「今」の子供たちに何の種を植えることができるのか、を参加者の皆様と考えてみました。
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 なかば恒例となった自己紹介における幼少期のスナップ写真もご用意していただき
村井さん自身の子供時代、学生時代のお話から、現在お子さんが通っている小学校の話へと続きます。 
子どもたちとの関わりのきっかけは、テレビで取材されるほど自転車の交通量が多くて有名な
「北京通り」がお子さんの通学路になっており、毎朝そこを通って学校に向かう子どもたちの
安全の為にいわゆる旗振り(交通整理)のボランティアを始めたそうです。
その時自然に子どもたちに「おはよう!」とあいさつの声がけをしてみたところ誰一人として
あいさつが帰ってこなかったそうです。
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とても違和感を覚えた村井さんは、さらに踏み込んで地域の「少年補導員」となります。
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夕方以降は塾通いで街に子どもたちの姿はほとんどなく、それならば朝校門の前に立って
「おはよう挨拶隊」として毎日子どもたちに声がけを始めよう、と活動を始めました。
以来3年余り、今ではニックネームの「ウオ」と呼ばれて親しまれる熱いおじさんとして認識され
子どもたちも元気にあいさつを返してくれるようになったそうです。
また、朝の挨拶以外でも、輪からはずれてしまったり、飛び出してしまう子どもたちをいろんな
場面でサポートしておられるとのこと。
村井さんの担当地区には3つの小学校があり、ある日そのうちの一校でたまたま、子どもが問題行動
を取る場面に遭遇します。子どもたちの行動もさることながら、目の前の児童に何もできないでいる
先生たちの様子にも驚いたそうです。きつく怒ったり、叱ったりするとすぐ保護者から苦情が出たり
するのを恐れているからなのでしょうか。
村井さんなりに考える問題行動をとる子どもたちの特徴は次のようになります。

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理由もなく問題を起こす子は少ないはずで、もっと子ども目線で考え、どんな接し方をするのが
彼らのためになるのか、大人が知恵を絞る必要がある、責任があるということ。
学校任せにしない、家庭だけの問題でもない、地域の大人が加わって良い方向に変えていけたらいい、
という村井さんの思いが伝わってきました。

もう一つ私が驚いたのは、水泳大会が廃止になった、というエピソードです。
まずは飛び込みが危険、となって飛び込まない大会になり、やがて水泳そのものが危ないとなり、
廃止されてしまったとの事です。信じられない気持ちです。危険から遠ざけてばかりでは、
危険から身を守る術を学ぶ事なく大人になってしまい、かえって大きな危険を招くのでは?
ととても心配になりました。
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そんな毎日を送る村井さんにとっての「豊かな暮らし」のイメージは、
自分の行動で相手も自分も笑顔になれる、
人を豊かにできることが自分の豊かさにつながるということ。
毎朝あいさつ運動で元気にあいさつを返してくれる子供たちから自分も元気をもらい、
こちらもとても清々しい気持ちになれる、その瞬間こそ「豊か」で「幸せ」になれる。
と語っていただきました。

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というわけで現在とってもハッピーな村井さん、あいさつ運動は年齢を重ねても続けていきたいし、
高齢でも続けられる活動とのこと、素晴らしいですね。
わたしたちも普段から大きな声(村井さんのように?)であいさつを心がけていきたいと思います。
素敵なお話をありがとうございました!