2007年05月12日

外国為替証拠金取引(FX)とは?

外国為替証拠金取引(FX)とは、簡単にいえば、外貨預金の発展型のようなもので、高金利通貨での運用により、外貨預金の金利に相当する「スワップ金利」による収益で金利収入を得つつ、為替相場のタイミングをみて相場変動分の「為替差益」の両方の収益源を持つ投資商品になります。外国為替証拠金取引(FX)の主な特徴を挙げると下記のとおりです。

1.外国為替証拠金取引(FX)では、少ない資金で大きな資金を運用できます(レバレッジ取引)。

2.外国為替証拠金取引(FX)の収益のスタイルは様々あります(売りからも買いからも取引可能。預入期間がないので、為替差益も狙い安い)。金利に相当する「スワップ金利」も外貨より高いです。

3.外国為替証拠金取引(FX)の取扱通貨は、外貨預金よりも多く、米ドル/円・ポンド/円のような円を絡めた「クロス円」の取引はもちろん、ユーロ/米ドルのような「ストレート通貨」の取引も可能です。

4.外国為替証拠金取引(FX)では、24時間休みなくいつでも取引できる。(土日は市場も休み)

5.外国為替証拠金取引(FX)では、外貨預金に比して、手数料も安く、金利利回りも高いため、投資効率が優れています。

では、各項目につき、詳細に触れてみたいと思います。

■少ない資金で大きな資金の運用(レバレッジを効かす)〜外国為替証拠金取引(FX)の特徴その1

外国為替証拠金取引(FX)の魅力の一つとして、「少ない資金で大きな資金の取引ができる」というメリットがあります。簡単に言ってしまえば、100万相当の外貨取引を10万程度の資金(外国為替証拠金取引では証拠金とか保証金といいます)で取引することができ、このことをレバレッジ取引ということもあります。

以下、詳細について述べていきたいと思います。

証拠金とは、外国為替証拠金取引(FX)をする上での投下資金のことですが、外国為替証拠金取引(FX)では、株式投資のように投資に必要な総代金(丸代金)を投下するのではなく、総代金の数%〜数十%の担保金を投下することで、運用することが可能となります。この担保金のことを証拠金と呼びます。(株で言うところの信用取引にあたります。)

レバレッジとは、直訳すると「てこの力」という意味になります。上述したように、外国為替証拠金取引(FX)では、実際に取引する金額(総代金)の数%〜数十%の担保金(証拠金)で取引できる、つまり、少ない投下資金(証拠金)で大きな額(総代金)の取引ができることから、「てこの原理」になぞらえて、「レバレッジ取引」とか「レバレッジの効いた取引」などと言います。

また、証拠金に対する、実際の取引金額(総代金)の大きさ(倍率)のことを「レバレッジ」を言うこともあります。

(例)通貨ペア:米ドル−円 取引単位:1万米ドル
・総代金:115円(レート)×10,000ドル=115万円
・証拠金:10万円
・レバレッジ:115万円÷10万円=11.5倍
※取引あたりに必要な証拠金(担保)が少なくなればなるほど、レバレッジ比は高くなります。

外国為替証拠金取引(FX)においてもレバレッジが高くなると危ないという風潮は随分昔からいわれていますね。実際、今でも信じている投資家も少なくありませんが、たしかに資金の数百倍もの額を取引すればリスクが高くなるのも当然です。しかし、レバレッジ100倍というと、100万円の資金で100万ドル(1億円)を取引しなくてはいけない!と言うことではないんです!

例えば最小単位の10万ドルを取引する時、取引用資金(一般的にいう証拠金)が500万円でも200万円でも50万円でも取引できます。世間で勘違いされているレバレッジ計算に換算すればそれぞれレバレッジ2倍、レバレッジ5倍、レバレッジ20倍ということになります(要点を単純にするため、1ドル100円計算)。

先に取引単位が決まっている以上、それをいくらの資金で運用をするかは基本的に自由なのです。レバレッジが200倍だからといって、200倍の運用しかできない、という訳では決してないので安心してください。レバレッジの倍率は、取引業者ごとに異なりますので、自分のスタイルでレバレッジを選択しそれを提供する取引業者で取引すればいいだけですから。

つまり、レバレッジをコントロールするのは、取引者つまり、我々自身ということなんです。


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