2008年07月

2008年07月31日

コロー

コロー展に行きてえです。

「真珠の女(コローのモナリザ)」が見てえです。

…ミーハーですいません。

上野西洋美術館で開催中だが、会期は8/31まで。
小僧どもの夏休みとだだかぶりである。

ミュシャ展に行った時も人ごみとうるささにうんざりさせられたものだったが、今回はさらに悪条件。
しっかしなあ…今回逃すと次っていつさ、ってことにもなりかねないし…。
別に僕は「美術館に行く時はきちんとした格好をして云々」というような格式張った事を求めている訳ではない。
そもそも芸術ってそんなに堅苦しいものであるべきではないと思うし、本当に良いモノはリラックスしてみた方が良いに決まっている。
一緒に見に行った人にその場で感想を述べるのも大事だ。
だからして、僕はどちらかと言うと美術館や博物館での観覧・閲覧についてはずいぶんリベラルな方だと思う。

でもね、やっぱり最低限守るべき「お約束」ってものがあると思うんだよね。

まあ、それは普段の生活からして同じ事とは思うのだけれど、つまりこう言う事だ。

自分がされていやな事は、他人にもしない

簡単な事じゃないですか。
良く「リラックスする」ってことをだらしなくのんべんだらりんと傍若無人に振る舞う事だと勘違いしている輩がいるが、もしもその場の全員がそういった態度を取ったとしたらさあどうなる?

絶対怒ると思うんだよね。

別に口をきくな、とは言わないから、もっとひそひそしゃべれば良いじゃない。
美術館でそっと頬を寄せて囁きあうカップルって、僕は結構嫌いじゃない。…見つめあってたらそりゃまた話しは別になるけれど(笑)。
あとガムとかなんとか、どうして口を開けてモノを噛む?
僕はあの「くっちゃくっちゃぴっちゃぴっちゃ」ていう音がこの世の全てのジャンルを総合してトップ3にはいるくらい嫌いなのだ。
普段だって人間性を疑うのに、美術館何ぞでやられたらホントに発狂しそうになってしまう。

とまあそんな事情でね、行きたい行きたいと思いつつ、いつ行こうかと思い悩んでひが過ぎて行く訳ですわ。

はふう=3
いつでもどこでも自由自在に使いこなせる金と時間が欲しいっすわ。


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Flower bed 第五話の4

一階まで下りきる間、エレベータには誰一人乗って来なかった。
重々しくドアが開いたとき、俺の前を何かが通り過ぎた。
それは、見覚えのある背の高い男、シゲルさんだ。

「先生、あいつ…」

同時に気付いた四郎をそっと制し、間合いを取る為に極力ゆっくりとエレベータを下りる。
昨晩と同じパールグリーンとホワイトのスカジャンを着たシゲルさんは、白衣を着た小柄な男と何かをしゃべりながら正面玄関に向かって歩いて行く。

『体を取り返す』『関東総合病院』そして『シゲルさん』。

ダークなスメルがぷんぷんするぜ。

「臭うな、四郎」

「はい」

長身のシゲルさんはある程度距離を置いても見失う心配は少ない。
俺たちはエレベータホールに備えてあるベンチに腰を下ろして手短に作戦を練った。

「お前は奴らの後を追え。見失うなよ」

「はい」

「俺は先回りしてモービルで待つ。何かあったら緊急回線を使え。行け」

四郎がふたりの後を追って行くのを見届けると、俺はエレベータホールの片隅にある扉を開いて階段を駆け上った。
病院内で走るのも、時と場合によるのだ。

非常用の連絡通路から立体駐車場に入り、俺は愛車に飛び乗った。
暖まっていたエンジンはすぐに息を吹き返し、2スト特有の甲高い排気音と、真っ黒い排気煙を吐き出した。

スズキ・ジムニーSJ30。
トップクラスの走破性を持つこいつで、俺はターゲットをどこまでも追いつめる。
車体後部に満載された電子機器が、全て稼働状態になった事を助手席正面に設置されたモニタで確認すると、俺はサイドブレーキを解放した。
最大128の目標を同時に追尾し、そのうちの任意の8目標をロックオンする事が出来るMSC101型レーダーをはじめとする電子兵器は、助手席より一段高く設置されている運転席下部に収納されたMacintoshG5クアッドによって制御され、助手席、もしくは運転席からの一元管理が可能だ。
コンソール下部から伸びるイヤフォンを左耳に押し込んだ時、四郎の声が飛び込んで来た。


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2008年07月30日

あんたバカぁ?

聞くならく、海を挟んで我が国と隣接する「恥」という概念が欠如した「何でも元祖になりたがる」国のメガネをかけた俳優に魂を奪われたボケナスどもが、世にも愚かな所行をしたそうである。

ペ・ヨンジュンの日本ファンが「独島(トクト、日本名・竹島)は韓国領土」という独島関連謝罪の手紙を送り、注目を集めている。
http://news.livedoor.com/article/detail/3751241/

ってバカか!!
どうしてこうお前らは…どれだけ日本の恥を輸出したら気が済むのであろうか?

「昔だったら関心外だったが、ヨン様に言われて」関心を持ち、結果的に「竹島は韓国領です。ヨン様万歳」ってどう考えてもおかしいだろ?
関心もったんなら、どうして正しい歴史を学ばない?

大体お前らは「島一個くらいどうって事無いじゃない、ヨン様の為なら」程度の浅はかな事しか考えていないのだろうが、国境線上にある島の価値というのがどれほどのものか、ちゃんと判って言っているのか。
国際法上、国土の周囲二百海里は領海として認定され(排他的経済水域)、漁業権や海底資源の採掘など諸々の権利が発生するのである。
お前ら晩飯に魚喰うだろ?
どこで取れるんだ、その魚は?

そもそも竹島が領国の史料に現れるのは1618年、米子の町人が幕府に渡航の許可を得た、という所から。
もちろん文字に表れなくても使ってた、という言い分も成り立つから、これはこれで別に良い。
その後日韓両国の間でああでもねえこうでもねえちんこだまんこだ、みたいなのがあって、その間日韓併合だの太平洋戦争だのの経緯があった後、1951年「竹島は日本の領土である」というアメリカの(つまりは第三国の)認定が『ラスク書簡』によって韓国に伝えられているのである。

それに対して韓国は翌1952年、一方的に竹島の領有を宣言して日本の漁船を拿捕するやら銃撃するやらやりたい放題、遂には勝手に軍隊でもって乗り込んで来て、へリポートやら船着き場やらを作り、おまけに「独島の歌」まで作って流行らせる始末。

それに対して日本は常に抗議し続けてはいるものの、向こうさんは聞く耳も持たないのが現状。

もちろん僕が書いたのは日本側の言い分には相違ない。
しかし自分たちの生活や国益、そういったものに対してあまりに思慮が足りない行為だとは思わないですか?

「日本の言い分も韓国の言い分も聞いた。出来うる限り資料も集めた。色々考えた結果、ヨン様のいう事が正しいと判断した」

と言うのなら、別に僕はこれ以上何も言いませんよ。
でもね、今の日本人って、今書いたような事にあまりにも無関心すぎるんじゃないだろうか。
別に今さら「竹島は日本のもの」みたいな歌を作ってジャニタレに唄わせようとか、そういうことを言いたい訳ではないけれど、もう少し歴史教育と言う事に対して考えを改めても良いんじゃないだろうか。

今頃嗤われてるぜ、世界に。
世も末である=3

ああそうそう、なんでも「目が大きく、ぱっちり写るプリクラ」っていうのが出たらしいですよ。
目が細いのを気にして、いつも写真に写る時にびっくりしちゃうあの人に、誰か教えてあげてくださいな。

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Flower bed 第五話の3

「そう。ふたりとも元気が良いのはいいけれど、時と場所をわきまえてくださいね」

やれやれだ。まるで幼稚園児になった気分だ。
大きくうなずいて歩いて行く松田さんを引き止め、俺は恵理と話しが出来るようになる、と言う件について聞いてみる事にした。

「え…」

明らかに松田さんの表情が困惑で曇った。

「話しが出来る、って具体的にどう言う事ですか?何かドラスティックな変化がある、って事ですか?それとも…」

「ちょっと待ってください」

畳み掛けるように質問する俺を、松田さんは必死に遮った。

「まだその件に関しては、私も良く把握していないんです。いずれ本多先生から正式な説明があるかと思いますので、それまで待ってください」

松田さんはそれだけをなんとか言い終えると、一礼して小走りに去って行ってしまった。

「先生…」

「なんだ?」

「あの人廊下走ってますけど、注意しないんですか?」

俺は振り返って四郎を見た。

「時と場合をわきまえろ、ってことだろう」

俺たちは肩をすくめて笑い、エレベータホールに向かって歩き出した。
俺の革靴の鈍い足音と、四郎のスニーカーがリノリウムとこすれあうきゅっきゅっという音が、だだっ広い廊下に響き渡った。
コンクリートや板張りの床を歩くには断然固い踵の革靴だが、リノリウムの上を歩くならスニーカーだ。
俺はこのきゅっきゅっ、という音が嫌いではない。

「で、どうした?道に落ちてたタコでも拾って喰ったのか」

「違いますよ」

ため息まじりに四郎が言った。
大型のエレベータがじらすようにゆっくりと上ってくる。なかなか切り替わらない階数表示を見ながら、なぜか俺は無性にビールが呑みたくなった。

「先生、これ…」

四郎が差し出した紙切れには、少し四角い几帳面な字で

関東総合病院

と書かれていた。四郎の筆跡ではない。
とすると…

「依頼人が、これを?」

「はい。昨日、いつの間にか僕のポケットに…」

ずいぶんとじらしじらし上がって来たエレベータのドアが開き、看護士が二人と患者を一人吐き出した。

「こんにちは」

点滴のパックがぶら下がった車輪つきの竿を引きずって、降りて来た女の子が挨拶をして行った。

「こんにちは」

俺たちは会釈を返し、入れ替わりにエレベータに乗り込む。
一階のボタンを四郎が押すのを見届け、俺はエレベータの奥の壁にもたれて紙切れに目を落とした。

私の体を取り返してください

関東総合病院

普通に考えれば、「関東総合病院から体を取り返す」と言う事になるのだろうが…。

「昨日依頼人にちょっと話しを聞いた所では、『体』、というのは『体のデータ』って意味だそうです」

「体のデータ…」

「どう言うことなんでしょうか」

「さあな。一口にデータ、と言っても色々ある。カルテに記載された情報も体のデータだし、極端に言えば写真一枚だって体のデータだ。」

「…ですよねえ」


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2008年07月29日

夢判断

どうにも妙な夢を見た。

夢の中の僕は、一足早く神奈川県北東部の仕事を辞め、懐かしの池袋メンツと夏の出稼ぎに。
それが今回はどうした訳か出向先はプール。
プールの監視員っすわ。
それも男ばっかりで。
iトウ氏はいつもの如くひょうひょうと悪巧みをし、Mツダ氏は監視台で煙草を吸い、スギモツ師は…まあこれは本人の名誉の為に伏せておこう。

女子メンツが登場しなかったのは、きっと僕の想像力が欠如しているからに相違ない。

憧れのリゾートバイトにいろんな意味で精を出す(ここの描写は残念ながらなかった)僕達。
しかしプールの建物は一風変わった古びた木造家屋で、それもそのはず、廃れたお寺を改造したものなのだとか。
忙しい一日が終わり、夢特有の理不尽を受け入れた僕は、何の脈絡もなくお寺に一人のこって宿直することに。

文字通りがらんとした伽藍の真ん中にせんべい布団をしいて眠る。
夢の中で眠るというのもおかしな話しだが、事実夢の中で寝ちゃったんだから仕方ない。
その夢は…あまりに切なくて、ちょっと書けません。

夢の中で目覚めた僕は、夢中夢の為にしばらく泣いた。

その後はいくら眠ろうとしても寝る事が出来ず(実際は寝ているのだが)、僕は布団をもって縁側に出てみる事に。
真夏のプールサイドは極彩色に彩られ、海を渡る風が生暖かい。
よく見ればそのあたりには塔婆の破片やらなんやらが無造作に置かれていて不気味な事この上ない。
最近ほとんどないとは言え、ラップ音やら金縛りやら無理矢理幽体離脱やらの経験がある僕としては、こんな所で眠るのは本来まっぴらごめんのはず。
しかしそこは夢の夢たる理不尽さ、そのまま布団にひっくるまって寝てしまうのである。

こと幽霊だオカルトだホラーだスプラッタだ、と言う事に関してはカイさんよりも軟弱者な僕のこと。
眠れる道理がないのである。
恐怖におののく僕は差し出された手を握り、ひたすら震えておりました。


…手?


妙に筋張っていて、その上たるんだ手が縁側の下から伸びている。

いやーっきゃあーっばかーっ

よく考えればどうしてここで目が覚めなかったのか良くわからないのだが、とにかく僕は抜けた腰で(34年間生きて来て、初めて「腰が抜ける」という感覚がどう言うものかわかった。夢もたまには見てみるものである)これまたなぜか布団をきちんと畳んで抱え、一目散に伽藍のなかへ。

安眠の地を求め、布団を抱えたまま奥の間のふすまを開けると…

「おう、どうした剛志」

…おやじどの?

「お前今日当番なの?」

という所で脱力しつつ目が覚めました。
これはどのようなアレなのでしょうか?
どなたかご教示頂きたく…。

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Flower bed 第五話の2

「良かった、ここに居たんですね」

いつも通りの能天気さで四郎が言う。いつもと若干違うのは、昨日ジュークボックスに激突した際強打した鼻っパシラに絆創膏が貼られている所くらいだ。
ここのところ妙な邪魔が入りっぱなしで言おう言おうと思っていて言えなかった事だらけだが、今日こそは言ってやる。

「四郎」

「…なんですか」

なんですか、だと。

「四郎、病院の廊下でばたばた走るんじゃない。お前は他人の迷惑ってことが解らないのか?」

「…すいません」

しおらしく四郎が肩を落とす。

「でも先生」

「でもも何もない。良いか、言い訳なんて男として恥ずべき事だ。大体最近お前は…」

「御手洗さん」



「ここ、病院ですよ」

松田さん、という恵理の担当の看護士さんにたしなめられ、またしても俺は四郎の説教を断念せざるを得なくなってしまった。

「すいません」

素直に謝る俺を見て、松田さんはにっこりと微笑んだ。
松田さんは俺より二つ三つ下で、少しぽっちゃりとした女性だ。
恵理と同年代、と言う事もあってお母さんとも仲がいい。たまに俺が病室に入ると、ふたりして涙を流している事がある。そんなとき俺はそっと病室を出て、長い廊下を歩いてエレベータを下り、煙草を吸ってまた病室に戻る事にしている。

「御手洗さんの良い所は」

と松田さんが言った。

「そうやってすぐにきちんと謝れる所ですね」

説教を断念させられたのは残念だったが、俺の美点を理解してくれたのならまあ良いだろう。
率先垂範、という言葉もある。

「そちらの方は、お弟子さん?」

「あ、ええ、助手の…」

「諏訪四郎です」

ぺこりと四郎が頭を下げた。
松田さんはまたにっこりとした。



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2008年07月28日

合わせ技

喘息です。

どうせなるなら昨日なれば良いのに、なぜか今朝発症。
月曜休んじゃうと火曜日も休みたくなるし、そのペースをキープすれば水曜日も木曜日も休みたくなってしまうに決まっている。
夏バテ?
いや、五月病か…

一つ一つはたいした事がないのだが、いくつか集まると大ダメージを食らう、というものがある。
蒸し暑い雨の日の停電(雨が吹き込んで来るので窓が開けられない)、給料日前の焼け付くような空腹(冷蔵庫にはなにもない)、FF3でケルベロスに惨敗(今までの時間と苦労を返せ)などなど。

たいした事のない事でも二つカブれば甚大な損害を被るのであるから、これが結構たいした事だとそれはもう筆舌に尽くしがたい悲劇となるのは必定なのである。

今日は喘息+下痢のダブルコンボで悶絶ですわ。

おまけにうちのトイレは窓がないのよ、暑いのよ。
さりとて涼しいベッドで咳き込んだ時に「ぷりっ」とか行った日にゃあもう生きて行く自信なんて14万8千光年の彼方へ飛んで行ってしまうだろう。

もうなんかね、午前中はトイレで貧血起こしてなんだか訳が分からなくなってましたよ。

胃腸の中の排出できるものが全て排出され、移動可能になった所を見計らってお医者さんへ。
吸入さんのお世話になりました。

午後はおなかが冷えないように布団を抱えて爆睡。

まったくもう、去年からこの時期はどうしてこんなんなんですかね=3
普通は晴れ男=夏男、のはずなんだけどなあ…。



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2008年07月27日

さらば、友よ

昨日は「ハナタレ王子」こと山岡徹の送別会であった。

まあ知っている人は知っているかも知れないけれど、ヤツとは去年の12月あたりから断交状態であったのだが、しかし十年にわたる東京生活と役者人生に区切りを付けて故郷の岡山に帰るとなれば、些細な事は水に流して笑顔で送ってやるのが男と言うもの。

できたてほやほやのDVDを餞別に、池袋まで呑みに行きましたよ。

池袋。

僕の出会いと別れはいつもこの街だ。
来る度に少しずつ切なさが増して行くような気がする。

久々に会う白納豆メンツと思い出話に花が咲くうち、すっかり終電を逃した僕と王子。
結局地元ひーやん家でDVDのスペシャル試写会を開催した。
先日バラしてメンテナンスを敢行して以来、MAXくんの調子がえらく良いのか、「駿河湾」ではどうしても出来なかったプレステ2での再生にもばっちり対応!
これにまたしても感動する始末(笑)。

一緒に出演した仲間と観るお芝居はまた格別ですな。
もっとも僕はビールを呑みすぎて、珍しく記憶がフェイドアウトでしたが。

家に帰ってルーキーズの最終回を観たら、何故だか涙が止らなくなった。

さらば、友よ。
遠く、時の環の接する所で、また会おう。

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2008年07月25日

進歩

最近白納豆第一次黄金期のナンバー3、たわしがマイミクになった。

たわし自身はこの日記の事は知っていたので、最近頻繁にコメントしているのはそれが原因、という訳でもない(と思う)。

何を隠そうたわしと僕とへこことキクチハジメは高校時代に同人誌を発行していた仲である。
まあ、同人誌と言っても所謂二次創作的ファンジンではなく、れっきとした一次創作(まあ詰まる所オリジナル作品ね)だったので、そんじょそこらの同人誌と一緒にされては困る。

…まあ、僕達十分オタクですがね(笑)。

当時は僕がマンガ、たわしとへこは小説担当であった。
その頃のたわしの文章はお世辞にもうまいとは言えず(事実一度も言った事がない)、さりとてものすごく奇抜なアイディアがあった訳でもない。
それでも「へえ」と思うくらいの着眼点の面白さはあったし、僕自身は嫌いではなかった。

あ、これ一応褒めてます。

でまあ、高校を卒業して、たわしは大学へ、僕は専門学校へ、ヘコはアメリカにマリファナ留学とてんでんばらばらになった挙句、同人誌「白納豆ひきわり」は発行中止の憂き目を見るのだが、しかしまあその流れでいけば白納豆の公演は拡大版「ひきわり」と考える事も出来る。さしずめ「大粒」って感じなんですかね。

そんな訳で、ヤツは僕の文章を好きな時に好きなだけ読む事が出来ていたのだが、僕はたわしの文章をもうずいぶん長い事読んでいなかった訳だ。
そんなたわし氏が、ミクシの日記を更新していたので読んでみた。

これがねえ、なかなか読ませるんですわ。

仕事の休みを利用してのちょっとした旅行記なのだが、要所要所に織り交ぜられた写真も美しく、ついつい先が気になってしまうのである。
やりやがる。

元々僕も文章にはコンプレックスをもっていて、少しでもうまい文章が書けるようになれば、と思って始めたこの日記だけれど、まあねえ…ちいとも進歩しませんね(笑)。
やっぱりシリコンバレーでプログラミングとかをする人は、相対的にロジカルな思考が身に付くのかね。

僕に小説を書け、とリクエストして来た張本人が、ずいぶん良い文章を書くようになってしまったから、僕ちょっと「フラワーベッド」再開に躊躇してます。

いやいや、負けてられねえよな、いろんな事に。

うし、がんばろ☆

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2008年07月24日

完成!

a1e38374.JPGどうにかこうにか「天河異伝」DVDが完成した。

ムービー自体は二週間前に出来ていたのだが、ムービーファイルとDVDはこれまた別次元の別問題。
本当は昨日出来ていたのだが、昨日も今日も残業で…

やる気のでない仕事の残業ほど苦痛なものはないですわ。

それはさておき、昨日は帰ってメシ喰って寝てしまったので、今日こそ試写だ!

…すげえ。

すげえよ、俺。

「駿河湾海賊衆」に比較すれば、多分半分くらいの製作期間だったはずなのに、DVD自体の出来としても、編集自体も、ちゃんと進歩してますがな。


よし、決めた。
次こそは一番観てもらいたい人に観てもらえるうちに、本番もやってDVDも作ろう。

最近は仕事上でずいぶん自分自身に懐疑的だったが、俺はやりゃあ出来るんだって再確認した。

良い仕事探すぞ!


…ってそう言う事じゃねえよな…。

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2008年07月23日

両極端

暑い。

最近はもう朝っぱらから暑い。

そうかと思うと田園都市線はアホウのように寒い。

両極端である。

両極端になるとどこかにしわ寄せが必ず来るもの。
幸せはちいとも来ないくせに、しわ寄せだけは押し寄せる。

困った事である。

今日は僕のデリケートなおなかにしわが大挙して押し寄せて、ぶらり途中下車の旅。
遅刻しちゃったよ。

遅刻しちゃうといっそ欠勤しちゃおうか、とか思う私の悪い癖。

ちゃんと出勤したけどさ=3

arcadia_1 at 23:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年07月22日

凝り性

現在の所関係者近辺用に作成している「天河異伝」DVD。
「駿河湾海賊衆」みたいに販売する事を前提にしていないから、パッケージとか盤面とかはデザインしていないのだが、どうせ作るのならチャプタメニューでシーンの呼び出しくらいは出来るようにしたい…とかなんとか考えているうちにどんどんどんどんコリコリになって行ってしまった。

だってさ、チャプタがあるならメニュー画面は欲しいじゃない、メニュー画面からチャプタメニューに移ったら、そこはそれで画像を変えたいじゃない、どうせ変えるんだったら主役四人で一画面ずつ…とかなんとか。

いやあ、フォトショップは魔物だね(笑)。

次はMacを使う仕事にしたいなあ、なんて。

まあ、そんなに甘くないよね=3


今日は池袋の元同僚、おまるまることこまっちゃんの誕生日☆
健闘と健康とご多幸をお祈り申し上げまする。

おめでとう。

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2008年07月21日

叶神社

かねてよりの懸案、叶神社に行って参りました。

朝十時に家を出て、横須賀中央でトモダチと待ち合わせ。
海軍カレーを食べながらビールを呑み(逆か?)、いざ縁結びの霊験あらたかな(というふれこみの)叶神社へ。

途中どう言う気のまわし方をしたのか、友人が「横須賀美術館」に寄り道。
横須賀にゆかりのある現代作家を中心にしたこぢんまりとした美術館だったが、その建物自体もなんだかの賞を取ったとかで、海辺という立地も相俟ってなかなかおしゃれであった。

自然光を取り入れた真っ白な回廊は明るくて爽やかだが、額のガラスに自分の顔が映っちゃってちょっと頂けない。
僕が見たいのは美しい絵画であって、醜い自分自身ではない。

もうひとひねり欲しかったかな。

でも、展示してある作品は、まあピンからキリまで色々あったけれど結構楽しめた。
もう少しゆっくり見ていたかったが、友人のしびれと駐車場の無料時間が切れちゃったので、致し方なく撤退。

連れて行ってくれた友人とは大して長い付き合いではないが、やはりまだまだ僕の事が判っていない。
僕が美術館とか博物館とか資料館に入って三十分やら一時間で出て来れる訳がないのだ。

叶神社は西と東に別れており、最初に西叶神社でお参りして縁結びの勾玉を購入し、しかる後ぽんぽん船で対岸にわたって東叶神社を参拝して勾玉を入れる袋を購入、袋に勾玉を入れてお守り完成、というなかなか本格的なシステムである。
なるほど確かに「二つを一つに」結ぶのに、一カ所で済むというよりは二カ所めぐる方が理にかなっている気はする。
しかもその間に横須賀の造船ドッグのある湾(つーか入り江?)がはさまっているのがまたイカす。
昔の人ってホントにロマンチストだよね。

東叶神社では僕自身のことと、僕よりも長く苦しむ人の病気が治るように祈った。

たのむぜ、叶さん。

僕がお参りしている間、事が事だけに(なんと言っても縁結びだ)、一緒に来るのを遠慮して暑い中車で待っていてくれた友人に駅まで送ってもらい、帰りの電車のビールを買った。

日光、競馬、叶神社、そしてもちろんこの日記。
いろんな人に、ずいぶん助けてもらいましたね。

みんなみんなありがとう。
感謝してますよ、ココロから。

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2008年07月20日

Don't think, feel

今日は月に一度の競馬の日。

あいにく東京での開催はなかったけれど、会長のスギモツ師とベテランD村氏が、掟破りのカノジョ同伴参戦のため、後楽園の場外馬券上ではなく府中競馬場でモニター観戦する事に。

まったくよう=3

しかしみんなの期待通りに天候はピーカン。
その上現地開催ではないので比較的すいていてのんびりムード。
これで僕の隣にも綺麗なあの子がいてくれれば…。

とかなんとか言いつつ、相変わらず競馬では無敵の強さですわ。
今日僕は判りましたよ。


競馬場とは、世界で最も安価な飲み放題のビヤガーデンである


と。

スギモツ師に誘われて競馬を始めたのが三月、先月は体調不良で参戦を見合わせたものの今回で四戦四勝!
今日は初めて「三連複」っていうのをやってみました。
だってさあ、馬連で三頭買うと三百円かかるけど、三連複だったら百円ですむじゃん。
大変合理的ですばらしい。

朝九時から夕方まで、メシ喰ってたらふくビール飲んでひなたぼっこして、五千円もってって六千円もって帰ってくれば御の字。

なんにも考えないで良いのって良いね。
ただ感じるままに、感じたままに。

もしかして俺、今までいろんな事考えすぎてたのかなあ…

そんな風に思った一日でした☆


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2008年07月19日

頑張れ、シェリル!

悪いが「マクロスF(フロンティア)」に夢中だ。

それにしても最近シェリルの凋落振りがひどくないですか?
銀河の妖精だぜ?
あんな良い女なかなかいないって。

っていうかみんなロリコンなんか、マクロスワールドのボケナスどもは?

いや、他はどうでも良い、アルトよ、お前だけはツンデレの良さを理解してシェリルにスッ転んでくれ。
だって貴重だぜ、ツンデレに心開かれるなんて。
ロリータは(殺されない限り)いつか大人になるが、ツンデレはいつまでもツンデレだ。
…まあ、場合によってはただのデレになってしまうかも知れんが。

いや、もうとにかくシェリル様に復権していただきたいばっかりですわ。


全然関係ないけど、ドラクエVが発売されたのに、FF3に夢中です。

明日は競馬に行って来ます☆

髪を切りました。
結局キュービーさんにされました(笑)。


でもそれが、僕の答えです。
迷惑でしょうが、ほっといてください。

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2008年07月18日

妹よ…

どうせオイラはヤクザな兄貴。

判っちゃいるんだ、妹よ。

いつかお前の喜ぶような、えらいアニキになりたくて…

奮闘努力の甲斐もなく、今日も涙の…今日も涙の日が落ちる。

日が…落ちる…


妹よ。

兄はお前にどんなに嫌われても、兄の生き方を変えるつもりはない。

思春期にさしかかったお前が、女の子を連れ込む兄に嫌悪感を覚えたのは致し方ない。

お前が堅気の男とめでたく結婚しているのに、いまだに役者だなんだとヤクザな暮らしをしている兄は、確かにダメな男だ。

総合的に言って、お前が兄を嫌うのは当然と言えば当然の帰結。
結婚した事を三ヶ月も教えてもらえなかったのも致し方ない。


だがそれでも。

お前は俺のかけがえのないたった一人の妹だよ。

誕生日おめでとう。

健闘と健康とご多幸を、陰ながらお祈り申し上げまする。

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2008年07月17日

夏の一人旅計画

諸般の事情でお盆近辺で有給休暇を大量に取得する事になりそうである。
8/8から/17まで、実に九日間!是非ともここは恒例・夏の一人旅を何もかも忘れて素っ頓狂に楽しみたい。

しかし問題は、給料日が明けも押し迫った15日、という哀しい現実。

金はない、しかし旅には出たい。

そうなれば当然の帰結として浮上するのは徒歩。
電車であれバスであれタクシーであれ、とかく乗り物には金がかかるが、自分の脚で歩く分にはどこまで行ってもただだ。

…すばらしいじゃないか、徒歩。

という訳で、ふと思いついたのは昨年訪れた新田義貞公旗揚げの地・生品神社(群馬県太田市)から小手指が原、分倍河原を経由して稲村ケ崎まで歩く、題して

新田義貞公倒幕の旅!

…まあ、例によってタイトルはどんどん長くなって行く事とは思いますが(笑)。

作戦計画は至ってシンプル。

なけなしの金で生品神社まで行って参拝→小手指が原を目指して歩く→分倍河原目指して歩く→鎌倉目指して歩く→源氏ゆかりの鶴岡八幡宮参拝→入った給料で電車に乗って帰る。

これだけ。
しかも史実の新田軍よろしく、鎌倉に到着する頃にはジリ貧だった軍勢が十万を超える大軍になるのである。

すばらしいじゃないか、俺。

とはいえ群馬県から埼玉県と神奈川県をまるまる縦断するのである。
一体何日かかるのか?
ていうか人間はそもそも時速何キロで歩いているのか?

不動産屋の「徒歩◯分」というのは80m/分だそうだから、これをベースに考えると10分で800m、一時間で4.8キロメートル、と言う事になる。
グーグルマップで適当に目測すると群馬県の太田から神奈川県の鎌倉市までは100キロ弱。
もちろんまっすぐ歩いて来れる訳はないから1.2倍と見積もって120キロとすると…

ふむうう…もう少し詳細な検討が必要なようですなあ…

今日は池袋の元同僚・マイミクmamekoさんのお誕生日。
健闘と健康とご多幸をお祈り申し上げまする☆

arcadia_1 at 23:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年07月16日

あーあ…

お仕事したくないです。

やめたいです。

はあ=3

arcadia_1 at 23:19|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

2008年07月15日

永田組

期せずして、またしても「永田組」結成。

勧善懲悪、正義の味方。

今時はやらないのにね。


誰かの為に何かをしたい。
そんな想いを踏みにじるヤツはいつか地獄に堕ちる。

きっとね、それが世界のあるべきカタチなんだよ。

arcadia_1 at 23:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年07月14日

そろそろ床屋の時期ですが

暑い。

携帯の天気予報では夜半から雨となっていたが、現在の所降雨の気配はない。
ただうだるような暑さとけだるい湿気が充満しているだけだ。
しかもこんなタイミングで扇風機は死亡。
現在アイスノンうぃバスタオルで首筋にくくりつけて強制冷却中です(爆)。

もうこうなってくると一刻も早く床屋へ行って髪を切りたくなる。
三月頃から毎月欠かさず床屋に行って半強制的にキューピー頭にされていたのだが、先月は結局行かずじまい。
原因の六割くらいは床屋で受信した衝撃的なメールがトラウマになっていたからなのだが(笑)。
しかもそう言うタイミングで良くしゃべるんだわ、床屋のおっさんが。

タクシーの運ちゃんと床屋の店主はもう少し空気を読む能力を身につけていただきたいものである。

でもまあね、随分立ち直って参りましたよ、皆様のお陰で☆

験を担ぐなら床屋を変えるべき、という考え方もあるし、逆にそこから立ち上がる、という選択肢もある。
悩みどころではありますな。

なんにしてもこの暑さと湿気はいかんともしがたい。

今週末は三連休。
二十日は毎月恒例の競馬同好会なので、十九か二十一にはすっきりさっぱりしたいものである。

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