2008年01月07日

天と地と

天と地と!

…意外とやりやがる…っていうか面白いじゃん!
敵方のドラマにも関わらず、かなりしびれた。
渡部篤郎の信玄公はちょいと、というかかなりしょぼくれた感じではあったが、実は結構好きだったかも。

っていうかね、実はああ言うくだけた感じ、好きなんだよねえ。
もし万が一、今後の人生で信玄公を演じる栄誉を受けるようなことがあったら、ああ言う要素も取り入れて行きたいと思っていた。
逆に「ガツッ」と締める所が締まらなかったのは惜しまれるが、そこはジェームス三木、台詞の一つ一つが「粋」なんだなあ…。

やられました。

要所要所で差し挟まれる全軍赤備えの武田軍の勇壮さ、そして(台詞上ではあったが)十全な強さ。
上杉方のドラマ上での武田軍としては文句のつけ様がない。

…で、ちょっと気になったのは諏訪法性の兜と山本勘助の甲冑。
アレってNHKから借りて来たのかな?

諏訪法性の兜は元々ああ言うデザインだし、同じなのは解るとして、勘助の兜もまったくデザイン一緒なのは何故!?

しかも篤郎さんにしてはサイズ大きめだし…

となると、NHKが顔がひしゃげて無駄にでかいガマ公用に作った兜を借りたばっかりに、小顔の篤郎さんは菅笠かぶったみたいになっちゃう、って寸法なのでは…?

戦国期の城には石垣や天守はない、とか、突っ込みどころはたくさんあったけれど、限られた予算をきっちり使って、ある意味舞台的に開き直った作り方には好感を覚えた。

角川映画より、大河ドラマより、素敵な二時間ドラマでした☆


…ごめん、上杉のドラマなのに、謙信のこと書いてないや…

arcadia_1 at 23:58│Comments(0)TrackBack(0)

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