2007年11月

2007年11月29日

今日の読書 富岡製糸場と絹産業遺産群

archaeoring at 23:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)繊維・糸・布 

2007年11月28日

種実調査遺跡 境ヶ谷戸遺跡

 唐三彩を出土するなど、官衙的な色彩を帯びるとされる遺跡である。
 6号掘立柱建物は2間×2間以上の総柱と思われる掘立柱建物で、柱穴内から炭化米と炭化材片が出土している。炭化米は水洗して抽出したもので塊状をなさない。


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2007年11月27日

今日の読書 食べ物の考古学

食べ物の考古学 (暮らしの考古学シリーズ 2)
かながわ考古学財団主催の講演会記録がベースになった本だそうです。
話し言葉風の文体なので、さらっと読めてしまいます。

樋泉岳二 三内丸山遺跡における自然環境と食生活
田村晃一 『魏志』倭人伝にみる食べ物
木下正史 万葉時代の食生活
河野真知郎 鎌倉武士の食べ物
堀内秀樹 江戸大名の食べもの

という構成。
樋泉さんは三丸の漁労に焦点を当てています。
田村先生は前半で倭人伝の食関係記事を細かく解説、後半では弥生人の主食がコメであったことを力説されています。
木下先生は出土遺物に加えて万葉集や文献から、料理や調理法、食器のこと等々を。
鎌倉武士と江戸大名となると、(みしゅらんの星付きレストラン同様)と私の興味からはだいぶんはずれるのですが、まるで味までわかってくるような気がします。

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種実調査遺跡 高崎情報団地遺跡

3号掘立柱建物のピット2及びピット3から炭化した稲籾の塊が出土した。
ピット2からは17.4g、2175個。
ピット3からは165g、20625個。
頴及び枝梗の残る物もあり、穂の状態であったものと想定される。
同定は古環境研究所。
3号掘立柱建物は3間×1間の側柱建物で、桁行5.36m、梁行3.92m。
出土遺物はないが、柱穴覆土の状態と遺構分布から古墳時代前期と判断されている。


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種実調査遺跡 南雲寺後遺跡

平安時代のものとされる竈を持たない竪穴状遺構から炭化した獣骨(イノシシ・ニホンジカ)とともに炭化したコナラ属子葉、トチノキ子葉片が出土している。
ほとんどがコナラ属の子葉で、トチノキ子葉片は数個だが、「中には種皮がついている状態で検出されたものも見られた。」「皮が剥がれている個体が大部分であったことから、貯蔵していたもの」と見られる。


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東宮遺跡

「馬糞が黄色いのさ!」という興奮気味の電話をいただいていた遺跡。
考古学がどこまでデータを引き出せるか、それが問題。。。

yahoo!ニュース
東宮遺跡:天明の大噴火で埋もれた大型民家跡発見 梅や馬ふん保存良く /群馬 11月25日11時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071125-00000047-mailo-l10



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2007年11月25日

種実調査遺跡 北町遺跡

古墳時代前期の竪穴住居8棟から種実が出土している。
B区H-23は大型の竪穴住居で、床からモモ核が出土している。
C区H-1も大型の竪穴住居で、覆土下層からオニグルミが出土している。
C区H-5は比較的小型の竪穴住居。覆土からモモが出土している。
C区H-7住は南北に長い長方形住居で炉が2か所あり、中央からやや北よりの炉1からモモ核が出土している。鍛冶工房的な性格が想定されている。
C区H-8は小型の竪穴住居で覆土下層からモモ核が出土している。
C区H-12は比較的小型の竪穴住居。詳細な調査はされていないが覆土下層からモモ、覆土中位からユリ科の炭化根茎が出土している。
C区H-17住もやや小型の竪穴住居で、覆土の上層からモモが出土している。
E区H-27-20は焼失住居で、住居東部の床面から炭化米多数が出土している。同定はパリノ・サーヴェイ株式会社。


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種実調査遺跡 中筋遺跡

7次調査の7号平地式建物跡は東西3.68m、南北3.9m前後の方形の平地式建物。
Hr-FAの火砕流によって焼失、倒壊しており、炭化した建築部材や屋根材が残る。
南壁沿いに炭化米が、北東部を中心に炭化粟が見いだされている。
「ともに床面直上に濃い分布を有し、米は20cm上位まで、粟は40cm上位までその包含が認められる。」
「洗い出しによって得たそれぞれの量は、炭化米約3函炭化粟約12箸任△襦」とされる。
パリノ・サーヴェイによる同定報告があり、「炭化米についてはイネの胚乳およびモミ、小型の炭化種子についてはアワに同定された。」とある。
量的な評価はなされていない。
「アワとイネの一部がすでに脱穀された状態で、イネの一部が翌年の稲作に備えた種籾の状態でそれぞれ貯蔵されていたことなどが想起される。」としている。
奈良時代の8次調査区1号住居(焼失住居)の床面からはモモ核片が出土している。
同定はパリノ・サーヴェイ株式会社。


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種実調査遺跡 町田小沢彊篝

1号竪穴住居跡は多量の土器類を出土した弥生時代後期の焼失竪穴住居。
炉の西側に横転した状態で出土した樽式の甕から約2.5合の炭化米(籾なし)が出土した。
各粒が分離している状況であった。
コメを煮ていたものと考えられている。


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種実調査遺跡 浜川芦田貝戸遺跡

「5区大畦畔9東の耕作土下位」とされる同定結果があり、Hr-FA下水田の耕作土下にあたる黒色粘質土の水洗選別結果と思われる。
オモダカないしオモダカ科・ウキヤガラ・ホタルイ・コナギ・イボクサ・イバラモ属・ナデシコ科・シソ属・カヤツリグサ科・タデ属が出土しているとされる。
掲載写真にはカヤツリグサ科・タデ属が無く、シソ属・イバラモ属・ナデシコ科がある。
「6区大畦畔1」もHr-FA下水田の大畦構成土中の炭化物層から水洗により抽出したもので、コムギとイネの炭化胚乳がある。
同定は株式会社古環境研究所によるとあるが、同定報告は掲載されていない。


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2007年11月24日

種実調査遺跡 矢瀬遺跡

縄文時代後期から晩期の集落遺跡。石組みを伴う水場から種実類が出土している。本文記載と、パリノ・サーヴェイによる分析レポートに記載されたものの2者があり、それぞれ出土数が記されている。
本文記載では、トチノキ154(2/3個体以上85、1/2個体61、幼果8、「鬼皮と種子破片も多数あり」とされている。)オニグルミ60(2/3個体以上15、1/2個体45)、クリ4、カヤ2、ケヤキ1、サンショウ1、ミズキ1、エゴノキ1がある。
パリノ・サーヴェイ株式会社のレポートは水場内の堆積土から上層A、下層A、南Aの3資料を採取、水洗選別した結果についてのもので、母サンプルは200cc。0.5mmメッシュの篩を用いている。南Aからはオニグルミ2、クリ1、トチノキ5、ミズキ1が出土した。水場上層Aからはケヤキ1、サンショウ1、トチノキ39、エゴノキ1、水場下層Aは有機物が多いとされ、トチノキ5が出土している。オニグルミは核片、クリは果皮片、ケヤキは種子、サンショウ果実、トチノキは果皮片、種皮片及び幼果、エゴノキ、ミズキは核片である。


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2007年11月23日

種実調査遺跡 半田中原・南原遺跡

奈良時代の98号住居は多くの土器を出土した焼失住居。
本文中では「北壁中央東よりの一部に炭化米が出土している。これは垂木の上に横方向の稲藁が葺かれた状態であり、その藁束の中に稲穂が紛れていたと考えられる。」とされる。
同定レポートでは炭化胚乳で胚が脱落していることが述べられている。
数的表現は無いが図版では数十粒が見られる。
同定はパリノ・サーヴェイ株式会社。


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種実調査遺跡 細田遺跡

中野谷遺跡群内の遺跡。
縄文時代のJ-5号住・3区・3層からオニグルミ、D-3号土坑からオニグルミ・クリ・エゴマが出土している。
エゴマは塊状をなすものとされる。
産状記載は見あたらない。


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種実調査遺跡 市之関前田遺跡

平安時代竪穴住居に隣接する土坑の木櫃状炭化物内から、炭化米・アワが左右に分かれて出土した。
住居と土坑に共通する墨書「西」から、竪穴住居に伴う屋外貯蔵穴であろうとされる。


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種実調査遺跡 芝山遺跡

JP28号土坑は3.1m×2.03m、深さ0.47mの不整楕円形の大型土坑。
「底面より約10cmの高さで炭化したクルミが0.6リットルほど出土し」た。
炭化したクルミの下から諸磯b式の土器が出ている。
同定はパリノ・サーヴェイ株式会社。


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2007年11月21日

今週末は。。。

今週末の3連休、気になる現説があります。

山王廃寺現地説明会 11月23日(雨天時は11月24日)10:00〜15:00
金堂の基礎部分と西側回廊の調査。
現地に駐車場がないので、前橋市役所から無料シャトルバスが運行されるそうです。
詳しいことは、前橋市ホームページ内の案内を見てください。
http://www.city.maebashi.gunma.jp/ctg/14400072/14400072.html

天良七堂遺跡現地説明会 11月24日午前10時〜午後3時
北側建物と、北側建物跡の南側で見つかった広範囲の石敷き遺構
詳しいことは、太田市ホームページ内の案内を見てください。
http://www.city.ota.gunma.jp/gyosei/0100a/005/01/event/07tenra.gensetsu2.htm

金曜日と日曜日はソフバの試合。
山王は行けそうもありませんが、天良は何とか。。。

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種実調査遺跡 六万遺跡

堀之内擬梓の袋状土坑覆土上位から、少量の炭化材片とともに炭化したオニグルミ核破片が出土している。
「覆土は人為堆積の様相を呈する」との注記がある。
出土したオニグルミには完形核はなく、いずれも2cm以下の細片で、総乾燥重量は324g、同定破片数は約200片とされる。
同一層中に含まれた炭化材は、クリを主体とし、オニグルミ、ケヤキ、サクラ亜属がみられた。
同定はパリノ・サーヴェイ株式会社。

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種実調査遺跡 行幸田西遺跡

「方形竪穴遺構」は、東西1.5m、南北1.4mのゆがんだ方形の平面形で、確認面から30cmほどの深さがある竪穴状のもの。
「覆屋を有する穀物穴」と考えられている。
床面から20cm以上の厚さで、総量43函2斗4升)に及ぶ炭化状態のイネ、オオムギが出土している。
米麦比は8:2で米が多いとされる。出土した香炉から14世紀代とされる。
同定はパリノ・サーヴェイ株式会社田中義文氏。

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今日の道ばた 休耕田

休耕田休耕田で見つけた稲穂。

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今日の道ばた 紅葉のトンネル

紅葉のトンネル

archaeoring at 19:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)草と木と・・ 

今日の道ばた シロヨメナかな?

シロヨメナかな?キクはよくわからない。。。

archaeoring at 19:24|PermalinkComments(0)TrackBack(1)草と木と・・ | 

今日の道ばた ダイコン干し

風物詩 ダイコン干しずらっと並んで干されたダイコン。
この時期らしい風景だけれど、ずいぶん少なくなってきた。


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2007年11月20日

種実調査遺跡 小塚遺跡

弥生時代中期後半の竪穴及び土坑から多量の籾が出土している。
1号竪穴は最大幅1.8m、確認長3.7mの細長い平面形で深さは10cmほどしかない。
底面は平坦で全体的に焼けて赤変している。
西端近くにこの遺構を挟むように浅いピット2基がある。
覆土中に「炭化した籾が多量に散っており、床面にも多数密着していた。」とされる。
9・21・23号土坑からも同様に、覆土中から底面にかけて炭化米が出土し、特に21号土坑では塊状を呈する部分があった。


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種実調査遺跡 東原遺跡

縄文時代前期を中心に、早期から晩期にかけての遺物が認められ、9世紀後半代にも集落が営まれている。
縄文時代の土坑のうち、平面形が円形で断面がフラスコ状または鍋底状の土坑をAタイプとされていて、この中から「栗・胡桃と思われる断片も検出されている。
これらの炭化物については、今後の植物学的な鑑定が必要である。」とされる。

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種実調査遺跡 村西・増殿遺跡

中世の村西城址。
第2郭中央やや東にある井戸の底面近くから、柄の付いた杓子状木製品、漆器椀とともにウメ・モモ各1点が出土している。
同定はパリノ・サーヴェイ株式会社。


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種実調査遺跡 下村北・砂内遺跡

中世の館址。
館内最大の井戸である1号井戸の覆土から、マツ・モモ・ヤブツバキ・エゴノキ属が出土している。
遺構記載には「炭化した栗の実、桃の種子等が出土している。」とある。
同定はパリノ・サーヴェイ株式会社。


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群馬埋文HP情報 整理遺跡の最新情報

整理遺跡の最新情報更新

亀泉坂上遺跡
7世紀代の古墳から大刀や鉄鏃とともに見つかった中空金箔貼りの耳環が紹介されています。

http://www.gunmaibun.org/saishin/index-s.htm
からどうぞ。



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2007年11月19日

種実調査遺跡 中村遺跡

天明泥流下の畑が良好な状態で見つかった遺跡として著名であるが、縄文時代から近世まで、各時代の遺構が重層した、内容豊富な遺跡である。
天明泥流下では莢の青さを残したダイズの畑や畦桑などが良好な状態で認められた。
Hr-FA下水田面では50cm×50cm×10cmのブロックサンプルを1mmメッシュで水洗選別している。オモダカ属・イネ・イネ科の一種・ウキヤガラ・ホタルイ属・カヤツリグサ科・イボクサ・コナラ属・カナムグラ・タデ属・サンショウ属・トウダイグサ類似種・ツリフネソウ属・ブドウ科・イヌコウジュ属の283点の種実が出土している(他に不明99点)。オモダカ属、カナムグラなどをのぞいて炭化している。
また、調査時にも炭化したイネの頴が出土している。
中世の6号地下式土坑は東西3.8m、南北4.8mの楕円形土坑で、南に出入り口と考えられるテラスが付属し、床面から、炭化した稲穂が出土している。
同定はパリノ・サーヴェイ株式会社。

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種実調査遺跡 八方(八形)遺跡

古墳時代中期から後期を中心とした集落遺跡。
「特殊遺構」から「炭化米の純層」が見つかった。
古墳時代後期の土器片が共伴する。
特殊遺構は集落内の共同的な施設と考えられているが、中身がよくわからない。


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種実調査遺跡 見立溜井遺跡

旧石器時代、縄文時代草創期から中期、弥生時代末から古墳時代初頭を主体とした集落遺跡。
縄文時代前期の土坑2基から炭化した堅果類が出土している。
一基は本文記載では174号土坑、写真図版には74号土坑とあるもので、74号だと袋状土坑である。ここから「2,000点に上るカヤの実とくり、くるみ」が出土している。
195号土坑も縄文時代前期の袋状土坑で「1,000点以上のくるみとくり」が出土している。
渋川市赤城歴史資料館に種実が展示されている。

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種実調査遺跡 中棚遺跡

縄文時代早期から平安時代に至る複合遺跡。
NJ-1号住居跡は縄文時代前期のもので、埋土中に焼土と混在して「炭化したドングリ・オニグルミ・ミズキ等の種子」が出土している。
パリノ・サーヴェイ株式会社による炭化種子同定ではオニグルミ52、クリ178、ミズキ113、その他細片215(いずれも破片を含む数)とされている。
クルミは殻片、クリは子葉片、ミズキは子実丸ごとが炭化したものらしい。
ミズキは良く見つかるのだけれど、自然に吹きだまったものなのだろうか、それとも何らかの形で利用されていたのだろうか?

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2007年11月18日

種実調査遺跡 舞台D遺跡

古墳時代後期の第2号住居址に切られる1号土坑から、一部未熟果、頴などを含む炭化米3箸出土している。
この土坑の西にあるやはり1号土坑とされる土坑には、ロームや焼土とともに総量約4箸傍擇崔魂淑討投げ込まれ、廃棄されたものと考えられている。
第2号住居の竈の袖部や、同じく古墳時代後期の5・9・17号住居の覆土からも炭化米が出土している。
同定は佐藤敏也氏によるもので、特に西の土坑出土の炭化米が、東の土坑や小角田前遺跡出土米粒とはやや異なる形状・サイズ構成であることが注意されている。

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種実調査遺跡 鶴谷遺跡群

弥生時代中期から奈良・平安時代にかけて集落遺跡。
96号住居は古墳時代前期の焼失住居で、壷2個体に多量の炭化米が入っていた。
ジャポニカ型の玄米が主で、これに混じって若干のインディカ型玄米とヒエ種子があるとされる。
同定は近藤晃(群馬県農業試験場)氏。

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種実調査遺跡 金竜台遺跡

縄文時代早期から中世に至る複合遺跡。
縄文時代の遺構は早期から中期が中心とされる。
群馬県遺跡大事典には「炭化したヤマグリがびっしり詰まった状態の縄文時代の貯蔵穴もあった。」とある。

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種実調査遺跡 大塚・間之原遺跡

縄文時代前期の3号住居床面から、炭化したクルミの核片が多数出土している。
柱穴と思われるピットの近くで、0.78屬糧楼呂帽がる。
掲載された写真によると、半割され、頂部を欠くものが多いように見える。

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種実調査遺跡 下触向井遺跡

概報掲載の写真図版に「25号住居跡内炭化した稲穂」「4号住居跡床面下掘込み坑中炭化米出土状況」がある。25号住居は平安時代の住居で、まとまった量の頴稲が出土しているようだ。4号住居は古墳時代後期の住居で、これも多数の炭化米が出土しているようだが詳細はわからない。
なお、赤堀資料館には「向井遺跡」の1号土坑から出土した炭化米が土師器甕に入れられた状態で展示されている。解説によると、この土坑は古墳時代中期のもので、底面から30kgにおよぶ炭化米が出土し、周辺にも同様な土坑が認められるとされる。

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2007年11月17日

釈迦堂遺跡博物館

釈迦堂遺跡博物館釈迦堂サービスエリアで昼ご飯をすませて、釈迦堂遺跡博物館へ。
常設展示と、特別展「いただきます!の考古学-縄文時代の食べもの展」をじっくり見学。
特別展は山梨県内の資料を中心に一部千葉や茨城の資料を対比させながら、魚介、動物、そして植物に関する資料を展示しています。
最後は(もちろん)「いただきます!のその後に」ということで、糞石の展示で〆。
あまりお金をかけた展示ではないのですが、良い資料が丁寧に並べられています。
長沢さんの講演は、豊富な経験と知識に裏付けられたお話でした。
講演の後でお話を伺ったのですが、マメにせよ、ドングリにせよ「ある」という前提で調査を進めなければ見えないよ、という言葉が印象的でした。
たしかにその通りです。
酒呑場遺跡のダイズ痕跡についても、よくわかる説明をいただきました。
年代の確定が必要とのことでしたが、京原遺跡例、これは問題ですねぇ。。。

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今日の道ばた 赤い実

山梨県立博物館の庭で。
寒くなると言うのでコートを持って行ったのだが、全く必要なし。
青い空に映える赤い実が目を引いた。

ヒメリンゴヒメリンゴ。

ウメモドキウメモドキ

ソヨゴソヨゴ

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山梨県立博物館

山梨県立博物館朝、ちょっとした用事を済ませてから山梨へ。
圏央道が通じたので、山梨がずいぶん近くなった。
まずは山梨県博。

インフォメーションが充実新しい博物館らしく、インフォメーションが充実している。
また、来館者の興味を引くような仕掛けがたくさん準備されている。
個人的には、展示室の一番奥にあった日本住血吸虫の展示が印象的だった。
小学校の頃カワニナを採ってきたら、山梨出身の母がひどく心配したのを思い出した。

さほど遠くない場所に考古博物館があるからだろう。
展示は古代以後が中心。
でも、中近世から近代の展示にも、発掘資料がかなり使われているのも特色。

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2007年11月16日

種実調査遺跡 新堀東源ヶ原遺跡

 縄文時代中期を中心とする集落遺跡。
 164号住居ではオニグルミ2・堅果(トチノキかクリ)2、174号住居ではオニグルミ6、91号住居の炉内からはオニグルミ7、包含層(DC-45)からもオニグルミ1が出土している。いずれも縄文時代の遺構である。
 同定はパリノ・サーヴェイ株式会社。


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2007年11月15日

種実調査遺跡 井堀遺跡

井堀遺跡 吾妻郡草津町
 標高960メートルの高冷地にある遺跡。平安時代の竪穴住居1棟が調査された。
 焼失住居と見られ、覆土中にイネ科植物起源の炭化物があって、「茎や葉の間に丸い種子状の炭化物が認められたが、粟様のものと認められた。」とある。
 


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種実調査遺跡 分郷八崎遺跡

分郷八崎遺跡 渋川市
1970年の発掘調査では、弥生時代の焼失住居から13個体の土器、鉄鏃、炭化した小豆?と中空の種子が出土して注目を集めた。
1982-83年の調査では縄文時代前期の219号、378号土坑からミズキ、弥生時代後期の14号住居から種類不明の炭化種子が出土している。なお、他にも種実出土遺構があるらしく、「付載3 炭化材及び炭化種子の同定」の冒頭文中に「炭化種子は・・・出土するのは主として縄文時代の土坑からであるが、稀に縄文時代住居跡や弥生時代住居跡・平安時代住居跡からも出土している。多くは、外見の特徴からクルミまたはクリというふうに判断できる」「いくつか出土している炭化材・炭化種子の中から試料を選び、その同定を依頼した」とある。同定はパリノ・サーヴェイ株式会社。


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種実調査遺跡 保美濃山西遺跡

保美濃山西遺跡 多野郡神流町
 1967年に発掘調査された縄文時代の遺跡。縄文時代晩期の住居2棟からクリ、クルミが出土している。ともに方形の竪穴住居で石囲い炉を持つ。第1号住居址から炭化したクルミ核片、第2号住居址から炭化した栗の種皮片が出土している。


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種実調査遺跡 入野遺跡

入野遺跡 多野郡吉井町
 1958年に群馬大学が調査した古墳時代後期を中心とする集落遺跡。1973年に県指定史跡となっている。古墳時代後期の竪穴住居17棟が調査され、3棟からモモ核が出土した。第5号住居跡では住居の西半から炭化材、鉄滓とともに、第9号住居跡では住居東部の床面から炭化した材や萱とともに出土したものである。
 発掘調査報告書に記載された集落出土種実としては、群馬県内で最も古い事例だろう。


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2007年11月14日

いただきます!の考古学

山梨の釈迦堂遺跡博物館で開催中の特別展
「いただきます!の考古学-縄文時代の食べもの展」
酒呑場遺跡のダイズ痕跡のこともあって、とても気になる展示です。
今度の土曜日には長沢宏昌氏が「縄文の食」という講演をされるそうです。
トチ餅作りの勉強をする予定が中止になったので、聞きに行こうと思っています。
詳しいことは釈迦堂遺跡博物館のホームページを見てください。
http://www.eps4.comlink.ne.jp/~shakado/

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2007年11月13日

ニュース3つ

縄文樫の実から焼酎 宗政酒造発売、瓶は有田焼 佐賀
11月10日12時18分配信 西日本新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071110-00000012-nnp-l41
大賀ハス、ツタンカーメンのエンドウ、そして坂ノ下の縄文アラカシ
・・・というわけなのだけれど、にわかには信じがたいなぁ。

脚光浴びる縄文農耕論 山梨・5000年前の大豆痕
11月13日7時51分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071113-00000021-san-l19
まずはレポートを早く読みたいな。

群馬・みどり市職員を収賄容疑で逮捕、配水池工事で便宜
11月13日11時49分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071113-00000403-yom-soci
「岩宿」の名前がひどく傷つけられてしまいました。


archaeoring at 23:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)出土種実 

2007年11月12日

群馬埋文HP情報 発掘最新情報更新

発掘最新情報更新

上泉武田遺跡群(前橋市)
平安時代の住居と旧石器時代遺物包含層の調査です。
http://www.gunmaibun.org/saishin/index-h.htm
からどうぞ。

archaeoring at 20:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)遺跡 

2007年11月11日

見落とし確認

十日の窪。
オオムギ、コムギ、アワ。
科研報告にはヒエもあるかのように書かれているが、展示品はオオムギとアワ。
今井東平遺跡。
トチノキ、クリ。
これは未報告。
下触向井遺跡。
概報には記載がないようだが、30kg(!?)の炭化米が出たという。
千網谷戸遺跡。
クリ、ムクロジ。ナラとあるのはコナラ、カシはクヌギのようだ。

archaeoring at 23:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)出土種実 

2007年11月10日

千網谷戸遺跡発掘60年

千網谷戸遺跡発掘60年岩宿博物館で開催中。
この秋必見の展示です。
タイミング良く、学芸員のKさんの解説を聞くことができました。
面的な調査がなされていないので、全体像がつかみにくいのですが。
千網って、ほんとうにすごい遺跡なのです。
これだけの遺物をまとめてみる機会は、今後しばらくは無いでしょう。
詳しいことは岩宿博物館のホームページを見てください。




archaeoring at 21:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)遺跡 | 博物館

2007年11月09日

群馬埋文HP情報 発掘最新情報更新

発掘最新情報更新

上ノ平軌篝廖文禳雰環耕邯饗次
縄文時代と平安時代の集落です。
9世紀後半の焼失住居が紹介されています。

http://www.gunmaibun.org/saishin/index-h.htm
からどうぞ。

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