Ancient Botanical Garden

群馬の埋文・考古系ブログです。植物と食物を中心に、考古学、民俗学の裏通りを散策してます

カテゴリ: 民俗

同室のT藤氏のおすすめにより見学。 なるほど、良くできた展示だ。 御殿雛を分類、編年して、しっかり歴史と民俗を描き出している。 赤堀資料館、常設にもだいぶ手が入っていて、とても良い展示になった。 2階の民家ジオラマと昭和40年代の道具展示を対比させた民俗展示 ...

新井八幡神社 戸開きの舞広馬場聖宮神社 猿田彦命の舞常将神社 天乃浮橋常将神社 天狐 大宮神社の獅子舞 宿稲荷神社の獅子舞 南新井の獅子舞 ...

今年最後の散歩道は中の尾根コース。 赤城も榛名もきれいに見える。 五六橋の八丁注連が新しい。 ...

 絶滅する「墓」  話題の本。  とても読みやすい文章で、  取材もなかなかに深い。  墓制の沿革から、土葬、両墓制や  沖縄、北海道アイヌの墓、現代の墓事情に及ぶ。  2年ほど前に読んだ 高橋繁行「土葬の村」と  重なる部分も多いのだけれど  こちらのほうが、 ...

 ケーブルカーで榛名富士山頂へ。  下界では多少日射しがあったのだけれど、  まるきり雲の中。    おやつは圭月園で購入した  シャインマスカット。  甘い、甘い。 ...

 樋口和雄  古文書が語る信州秋山郷の原風景  -文政八年の「秋山様子書上帳」を読む- 文政八年(1825)に郄井郡箕作村(下水内郡栄村大字境)の名主島田三左衛門から  中野代官の矢島藤蔵あて提出された  「秋山様子書上帳」  の写真版、翻刻、読み下し、解説がメイ ...

 滝泉神社  高崎渋川線バイパスが出来てから、  何度も近くを通っているのだけれど、  お参りしたことがなかった。  今でもよく手入れされた立派な神社。  狛犬も古手で、大きな石塔も多い。  お散歩中のおばさまにうかがったところ、  以前はお祭りごとに屋台やお店 ...

 日経 文化欄 2023年4月4日  蛤型の鹿沼箒 生活に美  栃木、明治から昭和初期に全盛の編み技を継承  増形早苗鹿沼箒を後世に残すなら、ホウキモロコシは無農薬栽培で、かつ最後は土に戻る形で・・・」 「技術が残るか決めるのは、世間様」   ...

父は積極的なコレクターではなかったが、どこかに行くと、何かしらの「民芸品」を買って来た。 新宿の備後屋や、阿佐ヶ谷のねじめも、良く覗いていたものだ。 僕も旅行の土産には、多少足を延ばしても、あるいは多少値が張るものでも、 その土地の民芸品を探すことにしていた ...

恒例のどんど焼き、道祖神祭。 ...

 明日は午後からワクチン接種5回目だし  明後日はこの道の先達の葬儀参列のため、休みを取ることにした。  それで、今日が今年最後の昼休み散歩。  竹林コースで中の尾根へ上る。  榛名も赤城も、雪雲を背負っているね。  五六橋の八丁注連、今年も新しくなっていた。 ...

 上三原田歌舞伎舞台 移築140年記念公演南京玉すだれと剣舞の一コマ津久田人形芝居 鎌倉三代記七段目「三浦別れの段」赤城古典芸能保存会 歌舞伎 御所桜堀川夜討三段目 「弁慶上使の段」 毎回楽しみな村歌舞伎。  昼過ぎの公演前口上は 「本日はお暑い中お越しいた ...

栃木県立博物館第132回企画展「異界〜あなたとふいにつながるせかい〜」 見逃せない展示。 会期が明日までというのに、昨日気がついた。 急遽休みを取って、宇都宮へ。 心配した雨もなく、暑くもなし。 散歩日和だな。平日の午前中なのに、栃木県中央公園の駐車場はほぼ満車 ...

ウメ、ハクモクレンは盛りを過ぎる。 キブシ、ミツマタは蕾。 目立たないけれど、ツノハシバミの花が開いた。 いつもどうりに盗人越林道から上野原線に向かおうと思ったのだけれど、 富士見峠から先が通行止め。 地球屋に下る林道吾妻山線も工事中なので、Uターン。 久しぶ ...

みぞれ〜小雪のため、昼の散歩はなし。 同僚のT藤さんが行ってきたという、東京国立博物館の「ポンペイ展」図録を見せてもらう。 見に行きたい展示なのだけれど、呼吸器の基礎疾患持ちとしては、お江戸はまだまだ危険地帯。 図録を見るだけで我慢我慢。 ポンペイがベスビオ ...

孫2の初誕生。 一升餅を背負わせる。 私の父母にそういう習慣が無かったから、娘、息子は経験していないのだが、 各地で行われている、わりと一般的な行事。 孫1の時には、料理屋さんに両家で集まって祝ったのだが、 このご時世では、そうもいかない。 息子のマンションに ...

群馬県立歴史博物館第105回企画展 「アイヌのくらし − 時代・地域・さまざまな姿」 予測はしていたけれど、期待した「くらし」の展示ではない。 生活用具はほぼなし。 あたらしいもの、和人の求めたもの、和人から求めたものが主体。 かえって、これが歴史性を示しているの ...

今朝のNHKニュース 佐賀県の基山町宝満神社で粥占が行われたとのこと。 佐賀 NEWS WEB 「災害少なく過ごしやすい年に」基山町の神社で「粥占い」 群馬の粥占は小正月の行事。 この時期は珍しいなと思っていたら、 占いの方法はもっと珍しかった。<おかゆの表面に出来たかび ...

今年最後の昼休み散歩。 八丁注連が新しくなっていた。 竹林コースで中の尾根へ上る。 榛名も赤城も、良いお年を。。。 ...

柳田国男 禁忌習俗事典−タブーの民俗学手帳 (河出文庫版) 最近話題なんだそうだ。 帯にはTwitterでバズってる、とあった。 禁忌というのが、まぁたくさんあること。 生きるということは、窮屈なもんだ。 そして、 考古学じゃぁとっても解き明かせないものばかり。 竃を ...

桃井宏和・高橋敦・久保光徳 用材から考える籾摺臼の機能評価 民具マンスリー54-5 2021.8 久保光徳・王健・高橋敦・桃井宏和 放射目を臼目とする2つの木摺臼の摺り面の形状比較  −民具の形から読み取ることができる合理性と造型のアイデア 民具研究62 2021.8 摺臼に ...

コロナ禍の副産物。 Zoomでいろいろなウェブセミナー、ミーティングに参加できるようになった。 今日は 青森大学 第5回「火の文明学」 焼畑と在来作物‐現代に継承する意義- 講師は映画「よみがえりのレシピ」にも出ておられた、山形大学農学部の江頭宏昌先生。 食の豊か ...

登録無形民俗文化財の第一号登録について https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/93421601.html 讃岐の醤油醸造技術と土佐節の製造技術が登録された。 讃岐醤油では、木桶の製造技術の継承も評価されている。 これは大事な視点だね。 「登録文化財」という ...

榎本純一 『神道集』と神道思想 論究日本文学 (45), p20-29, 1982-05 立命館大学 どうも基本的なところがぴんと来ていなかったのだが、わかったような気になった。 「神が人として誕生し苦難を経て神と顕れ、その力をもって衆生を救済するに至る」と釈迦の八相成道が通じ ...

高橋繁行「土葬の村」講談社現代新書 母方の祖父は土葬であった。 寝棺を担い、短いながら葬列があり、身内のものがひとスコップづつ土をかけた記憶が。 両墓制の埋め墓、参り墓を見たのは、八ッ場ダムで水没した、河原湯地区の上ノ平遺跡の近く。 朽ちた塔婆と埋葬位置を示 ...

雷電神社 板倉町教育委員会が、過去に出した文化財関係書籍の残部を整理・頒布するというので、午後休暇を取って出かける。 気になっていた「水郷の伝統食」は売り切れていたけれど、考古系、民俗系の書籍数冊を購入。 板倉町は「鶴舞う形」という群馬県の最東端。 鶴のくち ...

山の神様に海の妖怪のお札って、これもヴァナキュラー? ...

2月というのに24℃まで上がった。 太田市徳川町の満徳寺。 鎌倉の東慶寺とともに、千姫ゆかりの縁切りの寺。 ここにお世話になるのはレアケースだったようで、 離婚率世界No.1だった?江戸時代の結婚と離婚にまつわる驚きのデータ という記事を最近読んだばかりだ ...

 せっかく帰国したのに、  緊急事態宣言で会いに行くわけにもいかない。  せめて、というわけで産泰神社。  お守りを送ることにした。 ...

 コロナのせいで、例年お世話になる地区のどんど焼きは中止。  お飾りは隣の地区にお願いすることになった。  作り方が微妙に違うみたいだな。  熊野神社の鳥居があって、秋葉様と衣笠様と庚申様と青面金剛その他石塔や石宮があって。  神社はどこにあったのだろう ...

白石昭臣 1998 農耕文化の民俗学的研究 岩田書院 序 章 農耕文化の形 第1部 稲作の展開と儀礼  第1章 稲魂と稲作儀礼  第2章 稲と継続観念  第3章 稲魂儀礼の展開 第2部 麦と畑作儀礼  第1章 畑作儀礼の構成と意義)  第2章 稲作と畑作  第3章 粟・ ...

マタギ食伝 村井米子著 春秋社 1999.10 かなり前に買った本だ。 マタギの話だから、獣の肉のことが良く出てくる。 そうそう食べる機会のあるものではないが、嫌いじゃない。 けれど、著者の村井さんは、あまりお好きではなかったようだ。 「鹿の肉は野菜との鍋汁で煮て ...

咲前神社御筒粥神事、なかなかに厳しいお告げです。 ここでは麻が中ほどに書かれていますね。 神宮大麻の入っていた箱。 初めて見た!1000体入り! ...

団地近くの広場に、昨日作られた隣区のどんど焼き。 高さ5m、直径4m。  午前6時、小学生が点火。  日が昇るころにはおおよそ燃えて、熾火で繭玉餅をあぶる。  本当は餅をミズキの枝に刺すのだそうだが、これを守っていたのはおばさま一人だけ。  暮に切った手近な ...

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