2008年07月

2008年07月31日

日本も対象となる米国の電子渡航認証システム


 このニュースによると、米国土安全保障省は、「米国本土に脅威を与える可能性のある渡航者の入国阻止としている。また、合法的旅行者にとっても、事前に入国許可を得ることで、米国に到着後に送還される不安がなくなる」としているが、本音は後半部分にあるだろう。

 米国到着後、強制送還される不安を解消するため、「事前に入国許可」を得よとの姿勢だ。問われる内容は、伝染病、精神性疾患、麻薬中毒症などの経験の有無や、諜報行為、テロ活動、大量虐殺などでの犯罪・逮捕歴の有無に及ぶ。この内容を事前にオンライン登録できるという。それらの情報はどのように管理されるのか、そして判断基準はどうなるのか。本来は開かれた情報メディアを通じて、米国は「閉じよう」としている。

archinet_japan at 12:19|PermalinkTrackBack(0) 最新技術動向 

2008年07月30日

第65回ヴェネチア国際映画祭まで一ヶ月


 ヴェネチア国際映画祭の季節がやってきた。カンヌほど過度に華やかでなく、アカデミー賞ほど映画産業の思惑が強くなく、良い意味で「斜」にも構え、映画をリスベクトした映画祭。金獅子賞を競うコンペティション部門の21作品も出揃った。さて、注目情報を追いかけてみよう。

archinet_japan at 15:07|PermalinkTrackBack(0) スクリーンの向こうへ 

2008年07月29日

ジャージー・セイモアの椅子は豊富な色も魅力的



 若手のデザイナーとして人気が高まっているジャージー・セイモア。収納しやすく、高い勝手のよい、その名も「イージーチェア」。色数が豊富で、価格も手頃なので、別々の色で何脚が手に入れで使うのもよいだろう。

 Jerszy Seymour(ジャージーセイモア)は、1968年、ドイツ・ベルリン生まれ。80年代はクラブDJとして生活をしていた異例の経歴の持ち主。ロンドン・ロイヤルカレッジ・オブ・アート(RCA)卒業後、1999年にミラノを拠点にデザインを行う。2000年に「Dedalus Award for European Design」、2003年に「岡本太郎現代美術賞」を受賞。フランスのFNAC(国立現代美術基金)に作品がパーマネントコレクションに選定されている。

 包み込むようなデザインと凹形をした脚が特徴の一体成型のスタッキングチェアー。軽量で手軽に持ち運べて、屋外でも使用できます。部屋の中でも、ベランダでも美しい曲線美が光るチェアーです。豊富なカラーバリエーションでスタッキングした状態でも美しい。
・品名
 MAGIS Easy Chair(マジス イージーチェアー)
・カラー
 パープル/イエロー/オリーブグリーン/フクシアピンク/ライトブルー/ベージュ/レッド/ホワイト/グレイアンスラサイト
・サイズ
 幅590x奥行610x高さ750 座面440mm
・材質
 グラスファイバー入りポリプロピレン・インジェクション成型
・重量
 約5.1kg
・価格
 18,900円(税込)
Jerszy Seymour(ジャージーセイモア)公式サイト(情報の出典も)

archinet_japan at 10:05|PermalinkTrackBack(0) 建築 

2008年07月28日

グーグルが始めたオンライン百科事典「Knol(ノル)」


 これまたグーグルの増殖。次はオンライン百科事典だ。ウィキペディアはとても便利だ。一方で、このニュースでも指摘されているように、書き手が不特定多数であり、情報の信憑性に課題ありといわれていた。

 今回、サービスが開始された「Knol(ノル)」では、基本的に署名記事となる。インターネットの一面での良さは、その匿名性。匿名性の文化の中で発展してきたインターネットに署名記事の要素を持ち込む。

 それによって情報の質は一定程度、向上すると期待できるが、それでも最終的には、その情報の質を判断するのは読み手であるのは変わりない。

archinet_japan at 11:57|PermalinkTrackBack(0) 最新技術動向 

2008年07月26日

チベット支持アルバム、8月5日にiTunesで全世界に配信


 CNN報道によると、チベットのラサでは僧侶の姿が街中では全く見えず、武装警官の姿だけが目立っているという。僧侶達は当局に拘束されているか、あるいは「愛国教育」のためのキャンプに収容されているのかとも推測されていた。

 何が何でもオリンピックを成功させたい中国政府。開会式の3日前の8月5日に配信するとは、彼らにとっては何とも悪すぎるタイミング。オリンピック招致の条件には、中国国内の人権問題の改善の約束があった。欧米のリベラルは、どこまでもしつこい。

archinet_japan at 18:23|PermalinkTrackBack(0) 音楽 

2008年07月25日

中国に変化を促すのはインターネットかもしれない


 オリンピックを前に中国は揺れている。一時、西側メディアでも報道された地震被害地の現状。CNNなどによると、子供達を失った父母への接触が難しくなっているという。民主活動家の予防拘束の情報も掴みにくくなっているという。中国政府は何が何でもオリンピック輪成功させようとしている。

 一方で、中国政府もインターネットの威力を無視できないのは知っている。官製プレゼンだと思うが、政府高官は、インターネットで発信される民心にも理解を示したいと述べている。

 インターネットの抱える矛盾。すでに2億5300万人のユーザーは無視できず、一方で、権力側は何らかの規制をせざるを得ない。中国に変化を促すのはインターネットかもしれない。

archinet_japan at 14:03|PermalinkTrackBack(0) IT関連 

2008年07月24日

携帯電話の更なる可能性を模索しているノキア


 我が国でも携帯電話は、普及台数としてはすでに飽和した。iPhone発売で、そのユーザーインターフェイスのクールさが話題となっているが、実は携帯電話を取り巻く市場変化の萌芽を見せた意味も大きい。それは、飽和状態におしては、すでに携帯キャリアがその独占的な地位を保てないかもとれないとの意味だ。

 そんな中、このニュースでは、世界的には圧倒的なチェアを持つノキアの研究内容が垣間見られる。ここでのキーワードも「ソフトウェア」「サービス」だ。すでにハードウェアとしての携帯電話とインフラとして通信ネットワークを提供していれば事足りるとの状況は終わった。

archinet_japan at 14:50|PermalinkTrackBack(0) IT関連 

2008年07月23日

単なるゲーム機を超えた任天堂の「Wii」が次に目指すものとは


 何と国内では600万台以上、世界的には2,000万台以上、販売された任天堂の「Wii」。人気の背景には、これまでの操作性を一挙に革新したWiiリモコンの存在がある。

 「Wii Motion Plus」とは何か。正式情報はまだ手に入れていないが、同社のホームページでは、「加速度センサーやセンサーバーとの連携により、プレイヤーの腕の姿勢をより包括的に検出し、プレイヤーに無比の正確さと没入感を提供します。プレイヤーの手首や腕の僅かな動きでさえ、実際と同じようにリアルタイムに画面上に表示され、ゲームプレイにおいてまさに1対1のレスポンスを実現します」「Wii Motion Plus」によって「直感的で誰にでも操作しやすいゲームを作るという任天堂の真剣な取組みを改めてご確認いただけます」とある。

 要はリモコンの精度を上げ、人の動きへの追随の精度を上げて、更なる高度なゲームソフトの供給を行うということだろう。

archinet_japan at 14:55|PermalinkTrackBack(0) IT関連 

2008年07月22日

ヒルズに置かれていた「蜘蛛」はルイーズ・ブルジョワの作品(動画)


 ルイーズ・ブルジョワ(Louise Bourgeois)。フランスのパリに生まれ、後に米国に活動拠点を移した彫刻家。彼女の彫刻といえば「巨大な蜘蛛」をすぐに思い出す。六本木ヒルズにも一時期、置かれていたのを見た人も多いのではないか。

 彼女が72歳の時に、同じくニューヨークの近代美術館で個展が行われたが、今回は、それにも増した大規模な回顧展となるとのこと。1911年12月生まれの彼女は、今も製作を続けているという。

archinet_japan at 10:02|PermalinkTrackBack(0) アート 

2008年07月21日

「創る」側の立場であるジョルジュ・ルースが何故、壊れたものに興味を持つのか


 ジョルジュ・ルースは1947年、パリに生まれで、世界的に活躍している現代美術作家。我が国では阪神淡路大震災後における兵庫県立近代美術館でのインスタレーションによっても広く知られることとなった。

 建築家でもあり、「創る」側の立場である彼が何故、壊れたものに興味を持つのか。彼は以前、こんな試みをしている。平面である壁に普通に人物などを描くと、見る位置によって当然、その人物は「歪んで」見える。2次元と3次元の関わりの歪み。それならば最初から「歪んで」描けばどうなるのか。

 本ニュースでのインタビューでも、その種の「歪み」について語っている。彼には、建築の基本でもある美しい整合性=遠近法を壊し、「歪み」を体感して欲しいとの欲求があるのだろうか。そして壊れたものと現在は、時を媒介として「歪んで」いるのだと...。

archinet_japan at 14:41|PermalinkTrackBack(0) 建築 

2008年07月19日

61歳でアルコール問題が起こせるロニー・ウッドは凄い


 ストーンズ。日本流にいえばもう還暦も過ぎたメンバーも。そんな彼らのギタリストであるロニー・ウッドがアルコール問題で入院したと伝えている。

 ライブの舞台を所狭しと走り回るミック、目立ちたがりのキースと比べて彼はどちらかというとライブでも寡黙だ。そんなストレスからでもないだろうが、61歳になって、酔っぱらい続けられる体力というのも凄い。

archinet_japan at 14:03|PermalinkTrackBack(0) 音楽 

2008年07月18日

もう一人のビートルズ ジョージ・マーティン氏健在


 近々、公開される「アクロス・ザ・ユニバース」。ビートルズの楽曲に触発された映画作品。試写会を観たが、彼らの音楽が実に見事に使われていた。

 ビートルズもすでにジョンとジョージはこの世にない。そして彼の音楽性を影で支えた音楽プロデューサーのジョージ・マーティン氏が久し振りにメディアに登場した。

 ビートルズの初期の作品はシンプルなロック、ポップ。そんな彼らがドラマチックで物語性もある作品を創造する過程でジョージ・マーティン氏のクラシックへの造詣の深さなどが貢献している。

archinet_japan at 13:58|PermalinkTrackBack(0) 音楽 

2008年07月17日

マルチメディア機器の中に再現されたベルリンの壁


 その強固さ故に、かつては誰もそれが崩壊するとは思わなかったベルリンの壁。今でも壁崩壊を喜ぶ人々の映像を思い出す。あの壁は、実体として目の前に出現する前に、旧東側の権力者の思想=頭脳の中に現出した。だから、実体として壁が壊れる前に、彼らの思想=頭脳の中で崩壊し、それが結果として実体の崩壊に繋がった。

 ドイツは統一され、EUの主要国として生まれ変わった。旧東側との経済格差も解消されないなどの課題もある。それでも壁が壊れたのはよかった。そして、今は、MauerGuideという携帯機器の中にのみ存在している。これは歴史の、そして人の思想とは何かを問う一種の皮肉のようにも思えてくる。

archinet_japan at 13:32|PermalinkTrackBack(0) 街・ストリート 

2008年07月16日

現実味を増しつつある太陽光発電


 太陽光発電用のソーラーパネルを最初に商品化したのは我が国企業だ。それにも関わらず、設置数は伸びていない。背景には政策面での貧困がある。量産化が進んでいるソーラーパネルだが、一般家庭で設置しようとすると、まだコスト負担が大きい。助成制度もあるが、問題は設置後にある。

 技術面、商品化面では後発であったEU諸国の中には、設置後の施策で、普及を進めている例がある。一般家庭でソーラーパネルを設置すると、電力会社に、その家庭から電力を買い上げるように義務化したり、そのためのインフラ整備を積極的に進めたりしている。

 地球温暖化、低炭素社会に向けた動きは、感情面を超えて、科学技術と政策を総動員する状況となった。科学技術は先進国、政策は最貧国。途上国として定義し、地球温暖化の元凶だと考えていると、インドなどに追い抜かれるかもしれない。

archinet_japan at 10:54|PermalinkTrackBack(0) 建築 

2008年07月15日

筐体自体を3次元にし、そこに3次元画像を表示するという逆転の発想



 2次元(平面)的なディスプレイ上(内部)に3次元画像を表示する試みは、以前からさまざまに試みられてきた。4月16日から18日まで東京ビックサイトで開催された国際展「Display2008(第4回 国際フラットパネルディスプレイ展)」を取材した際にも、ニューヨークに拠点をもつニューサイト・コーポレーション、ビクターのブースを訪ねた。

Display2008取材記

 これらは全て2次元(平面)的なディスプレイ上(内部)に表示した画像を、みる側に、どのようにして3次元画像として認識させるのかの試みだ。今回、NICTによって発表された技術は、2次元(平面)的なディスプレイという呪縛から逃れ、ディスプレイ自体を3次元にしてしまうという逆転の発想だ。

 ディスプレイはどんどんと薄型化している。これは3次元画像表現には最適なのか。そんな疑問を喚起する、とてもユニークな試みだ。

archinet_japan at 10:36|PermalinkTrackBack(0) 最新技術動向 

2008年07月14日

過去を蘇らせるのにも最適な3次元システム


 PCの性能向上で、比較的、安価に建築分野での3次元プレゼンテーションも容易となった。我が国では以前から、それらの3次元システムは、これから作られる建物や都市のプレゼンだけでなく、かつての建築や都市の再現にも援用されていた。

 このニュースもそれらの延長で捉えられるが、堂々?と「Virtual Archaeological Museum(仮想遺跡博物館)」と銘打っているのが面白い。そして売春宿の前に子供が立つと、あたりさわりない情報に差し替えられるという。さて、どんな仕組みとなっているのだろうか。

archinet_japan at 12:23|PermalinkTrackBack(0) 建築 

2008年07月12日

「ダークナイト」大ヒットの予兆


 バットマンの新作なのに、何故かタイトルは「ダークナイト」。しかもヒース・レジャーの遺作となった作品。米国で大ヒットの予兆だ。

 本ニュースでは、クリストファー・ノーラン監督のインタビューが観られる。彼曰く「バットマンは複雑なキャラクターだ」。当初はコミックの味わいを残していたが、最新作はどうも違うようだ。大人の寓話のような作品に仕上がっている様子だ。

archinet_japan at 12:40|PermalinkTrackBack(0) スクリーンの向こうへ 

2008年07月11日

iPhone自体が一種のポータルとなる


 今回、発売されたiPhoneは性能アップ、価格低下が目玉だが、同時に提供されるApp Storeの方がアップルの戦略をよく表している。前々から喧伝されていたが、iPhone+iTunes Storeと連携するアプリケーションを開発できるように、外部に対してその仕様を公開した。

 これによって何が起こるのか。まずはiPhone上で行動発信サイト「Twitter」、ソーシャルネットワーキングサービス、フェースブック、マイスペース、ネット競売イーベイなどが利用できる。それに加えてiTunes Storeとの連携も可能となる。そして、それらの連携の中で、グーグルのネットワークと類似するようにiPhone+iTunes Storeがアップルの一種のポータル(巨大な海)となる。さて、アップルとジョブスは何を考えているのか。

archinet_japan at 11:12|PermalinkTrackBack(0) IT関連 

2008年07月10日

グーグルの次はセカンドライフ追い上げか


 きっと考えているのだろうなと思っていたら、案の定だった。検索のデファクトとして膨大なアクセスを呼び込み、次々と買収を繰り返し、それら他システムとの連携を実行する。そして今回は仮想空間サービス。

 今回のキーワードも「連携」だろう。セカンドライフなどでは、作成した環境を仮想空間から他のサイトへ持ち出すことができなかったが、今回、提供されるサービスでは、動画投稿サイト・ユーチューブやウェブアルバムPicasaなどと連携している。

 さて、どんな使い方ができるのか。個人領域として自分の部屋を作る。そこには気に入った写真が飾られており、テレビのようなウィンドウからは動画がみられる。気がつくと友人のアバターが訪ねてきたり....。ますますグーグル依存が強まるのか。

 

archinet_japan at 11:41|PermalinkTrackBack(0) 最新技術動向 

2008年07月09日

米国内では前回ほどの盛りあがりをみせていないiPhone発売


 初代iPhone発売時には大行列ができた米国内では、前回ほどの盛りあがりをみせていない。CNN報道でニューヨークのアップストア前に並んでいた男性がインタビューに答えていたが、初代より価格が下がったのは嬉しいが、それに反して通信料がアップするので、コスト負担は似たようなものかも....。通りかがりの女性は、シンプルな機能だけで十分と素っ気ない返事だった。ガソリン価格、食料高騰、株価低迷、経済減速などで、iPhoneどころではないのではとの論調もあった。

 国内では少し違う様相。編集部員の自宅近辺のソフトバンクモバイルショップに問い合わせたところ、7月11日発売の予約台数はすでにはけてしまい、7月12日の朝9時30分から整理券を配るという。そして整理券の枚数は教えてくれなかった。さて、どうするか。ここは少し冷静になって、ある程度、時間がたってから、検討するも手だろう。

archinet_japan at 16:35|PermalinkTrackBack(0) IT関連