2009年07月

2009年07月22日

すでに強固なインフラとなったiPhone


 無料、有料を問わずiPhoneのアプリケーションは日々、増殖している。iPhoneをメディアとして利用する各種コンテンツも溢れている。すでにiPhoneはある種の臨界点を越えて強固なインフラとなった。iPhoneは、ハードウェア的には、数多のコンペティターも製造できる程、取り立ててユニークなものではない。まずは強く個人的な嗜好に依存する「音楽」のネット流通に目をつけ、「音楽」業界を取り巻く多くの権利関係者に変化へ参加を促した。そして勿論、経済的なメリットの分配も適度に維持しつつだ。

 そして何よりもiPhone搭載のOSが素晴らしかった。それは今も進化を続けている。考えるに、アップル(コンピュータ)の真骨頂は優れたOSにある。その一点にのみ拘っているジョブスの姿も垣間見られる。

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2009年07月21日

バーンズ&ノーブルの新たな試み


 バーンズ&ノーブル。米国最大の書店チェーン。この記事には「通販大手アマゾン・ドットコムに、挑戦状をたたきつける」とある。アマゾンとの違いは、リアルな店舗をもっていることだ。米国では、iPhoneなどで閲覧できる電子書籍の市場が盛り上がっているそうだ。詳しいデータは持ち合わせていないが、電子情報という形態で書籍を読んだ人は、その後、リアルな「本」を買いたくなるのではないか。だとすると、リアルな店舗もリアルな「本」も生き残る可能性はあるのではないだろうか。

 それはCDと音源ダウンロードとの関係にも似ている。この国では中高年も携帯音楽プレーヤーを持ち歩き、ネットでダウンロードというスタイルが浸透しつつあるが、一方で彼らはいぜんとしてリアルなCDを買うという。「本」「CD」というリアルには、まだまだ人々を引きつける「何か」があるように思える。

archinet_japan at 23:30|PermalinkTrackBack(0) IT関連 

2009年07月20日

ネットの向こうに依存することのリスク顕在化


 理論的、技術的には、アマゾンがユーザーの電子書籍用端末「キンドル」に手を突っ込み、そこの書籍データを削除できるのはわかっている。それでも、まさかやるとはというのが正直な感想だ。おりからGoogleがPC用OSの開発を発表した。今後は、ますますネットの向こう側への依存が進むだろう。

 プロバイダーの契約約款を読むと、多くの場合、天変地異などによって起こる通信不可やデータの消去などからは責任が回避されると書いてある。ネットの向こう側のストレージにデータを収めておいても、それはいつ何時、消えてしまうかもわからず、自己責任ということだ。それと今回のアマゾンのやり口は異なるが、ユーザーの権利を守るための法制化と合わせて何らかの新たなコンセプトによる契約のようなものも必要なのではないのだろうか。

 そういえば、どうなったのかも定かではなく、誰も最近は問題としないNTTに預けていた電話設置時の「権利料(その名称も忘れてしまったが)」。あれもどこに消えてしまったのだろう。

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2009年07月06日

とうとうOS開発に手をつけだグーグル


 やるだろうなと予想できた。すでに携帯電話ではOSを提供している。すでに携帯電話はハード的にはPCのようなものだから、PC用OSも、実ももうできあがっているのではないか。インターネット以前、1台1台のPC向けにOSを提供していたマイクロソフト。そしてインターネット状況を迎えると、OSと抱き合わせでブラウザを提供し、一見すると、インターネット状況に対応できたと思われたマイクロソフト。それでも1台1台のPC向けにOSとアプリケーションを提供するというビジネスモデルはそのままだった。

 ブラウザ。今では企業の基幹システムでも入出力のインターフェイスとして使われている。セキュリティについては、サーバーとの間に、いくつもの「障壁」を設けているから、比較的、「甘さ」のあるブラウザでも問題は回避できている。すでにインターネット状況ではブラウザが「主役」なのだ。

 グーグルは「ブラウザ」に高度な検索機能を付与し、そしていよいよOSへと手を伸ばした。すでにインターネット上では、マイクロソフトのオフィスに匹敵するアプリケーションを無償で提供している。彼らがOSを創るとどうなるのか。OSもアプリケーションも無償、1台1台のPCは「ネットブック」のようにハード的には軽やかとなり、データはグーグルのような組織のストレージに蓄えられる。極論すれば、マイクロソフトのようなビジネスモデルは不要となる可能性があるわけだ。生き馬の目を抜くような恐ろしい世界だ。

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2009年07月03日

ウォークマンというビジネスモデル


 初代ウォークマン。値段がいくらだったかは忘れだが、思い切って買った記憶はある。音楽を持ち運ぶ。画期的だった。初代ウォークマン登場で、よく見かけるようになったのが、学生などだけでなく、背広を着込んだサラリーマン達も、通勤途上にヘッドフォンを着けていたこと。それこそサラリー・ウォークマン....だった。

 物理的に音楽を持ち運ぶだけでなく、好みの音楽という極めて個人的な嗜好も身につける。それは背広を着て、しっかりと社会に組み込まれていても許されることなんだ。そんな自由な感覚も初代ウォークマンは表現していた。

 それから30年。メディアもカセットテープからMD、CDなどへと変化し、今では携帯音楽プレーヤーはネットワークの端末のひとつとなった。ソニーとアップル。音楽を持ち運ぶというモデルで闘っている両社。何が現状での「差異」を生んだのか。

archinet_japan at 22:49|PermalinkTrackBack(0) 最新技術動向 

2009年07月02日

「ライ麦畑でつかまえて」の続編?!


 J・D・サリンジャーはまだ生きている。90歳だという。そして、主人公ホールデン・コールフィールドは76歳になった。「ライ麦畑でつかまえて」の続編を書いた(という)このスウェーデンのFredrik Coltingとは何者だろうか、Googleで検索すると、アマゾンで著書が見つかるが知らなかった。

 それよりも、まだ生きているサリンジャー自身が、このFredrik Coltingという人物と出版社を相手に著作権侵害であると提訴し、出版差し止めを求めたという。読んでみたい気もするが、ホールデン・コールフィールドは永遠に歳をとらないで欲しいのも本音だ。

archinet_japan at 22:52|PermalinkTrackBack(0) 文学 

2009年07月01日

伝説となることをジョブスは拒否した


 膵臓癌を患い、肝臓移植もしたと伝えられているジョブス。彼が姿を現すか否かでアップルの株価も上下する。彼がアップル社内で、どのような実質的な役割を果たしているのかはよくわからない。それでも彼は、第一線を退いたビル・ゲイツや、すでに姿を消した数多の企業家達をさしおいてIT業界を生き抜き、アイコンとなった。

 アップルの歴史を読むと、彼は、とても一筋縄ではいかない嫌な奴という面ももっていた。多く語られているが、彼の転機は、自ら招聘したスカリーにアップルから追放された時だった。その後はピクサーで財をなし、アップルに招かれるように戻った。現在のOSへとコンセプトが引き継がれているNEXT STEPも素晴らしかった。そしてMacは究極、最強のWindowsマシンとなり、今に至っている。

 彼は仕事が、そしてアップルが大好きなのだ。今回の職場復帰は、まだ伝説などにもならないとの彼の意思表明に違いない。

 

archinet_japan at 22:09|PermalinkTrackBack(0) IT関連