2012年03月

2012年03月16日

まだ吉本さんの言葉を聞きたかった


 今は感謝の気持ちだけだ。自分の外部からくる考えを崇めてはいけない。今、現前にあるものを見ると共に、その構造を捉えよ。対象との関係性の中に「ほんとう」があり、それを突き詰める際には、自己は非知に着地するのがよいと教えられた。

 10年ほど前に、ある出版社の編集長と共に、出版の企画を持って自宅を訪ねた。よく知られているが、まずは猫が出迎えてくれた。そして、我々のような、見ようによっては変なファンも多数、来訪するからだろうか、漫画家のお姉さんがいとも自然体風で取り次いでくれた。

 事前に資料は送っておいたのだが、それにしても初対面。玄関先で約1時間も立ち話をしてくれた。その際の吉本氏の見解は、「私の話を聞くのではなく、もう少し先まで自分で行けるはずだ」とのことだった。優れて良い読者ではなかったし、すべての著作に触れてはいないが、これからの時間、もう一度、著作を読み込んでみよう。これから何が起こり、それは何を意味するのかを、自分で結論するために。

archinet_japan at 22:03|PermalinkTrackBack(0) 文学 

2012年03月13日

ネット時代の広告とは何か再検討の余地あり

 デジタル情報は可用性が高く、広告などで情報を効率的に届けたい人々がそれを徹底的に利用したいと考えるのは当然の成り行きだ。すでにネット上で何かを買えば、こちらの嗜好を見透かし、関連製品を推薦して表示する。メルマガでも登録しようものならば、これでもかと送ってくる。最初は、これがターゲット広告というものかと、確かに便利だと感じたものだ。しかし、このニュースにあるように、それも当たり前だと感じるようになり、やがて少しばかり不快で、わざと逆張り的行動を取ることもある。

 資本制社会においてサプライヤー側がユーザー候補に商品なり、サービスなりの情報を伝え、それを購買行動に結びたけたいと考えるのは、一種、永遠の思いだ。ターゲット広告の対局にあるのがステルス・マーケティング手法だろうが、そろそろこのふたつの手法とも、多くの人々がうんざりとしつつある状況が生まれているのではないか。そこで注目なのが「いいね」による情報訴求らしいが、それもやり続けると、人々の心理に何を生み出すのか、明るい展望だけではない。

archinet_japan at 22:37|PermalinkTrackBack(0) 最新技術動向 

2012年03月09日

経済はやはり元気な方がいい


 株式への投資もしていないし、経済のことも本当はよくはわからない。それでも一般的な知識として、東証株価1万円がひとつの壁であり、それを超えることで市場心理も明るくなる程度は知っている。すでに我が国ではGDPの過半が消費となり、そのため人々の消費が景気回復のキーである。

 震災後には消費の自粛傾向もあったが、マネーが回り、経済が活性化するためには、まずは身の丈に応じて消費するのが近道だ。被災地支援のためのイベントなどもあり、どこへ行くのかわからない義援金よりも、せめて被災地の物産を買う方がよいとの思いもある。

 それにしても景気の「気」というものは不思議だ。ギリシャも当面の無秩序なデフォルトは回避したし、米国の経済指標も改善し、極端な円高も回避されつつある。良くも悪くも世界は繋がってしまった。よい「気」の方に向かって欲しものだ。

archinet_japan at 23:38|PermalinkTrackBack(0) 編集部便り 

2012年03月08日

「Siri」の日本語対応も同時発表

 9.7インチの高解像ディスプレイ「Retina」は従来のiPadの4倍の解像度だという。これまでもかなり綺麗だったが、さて早速、店頭で見てこよう。それと合わせて、話題のLTE高速通信方式に対応するのも魅力だが、何よりも、「iOS 5.1」で「Siri」の日本語対応も実現したのが嬉しい。

 高度な音声認識システムに初めて日常的に向き合うこととなる。米国の「Siri」に関するコマーシャルによると、単なる音声認識でなく、一種、「対話」に近い能力を発揮していた。日本語でそこまでいけるのかも興味深いし、どんな学習をしていくのかも楽しみだ。この「Siri」もジョブズの置き土産だ。せいぜい「対話」してみようと思う。

archinet_japan at 18:42|PermalinkTrackBack(0) 最新技術動向 

2012年03月07日

プロジェクター投影ができるiPhoneケース

 これは欲しい。国内でもいくつかあるが、この製品のようにiPhoneと一体化しているものは見つけられなかった。価格は1万円台から3万円台まで。このiPhoneケース仕様ならば、もう少し安いのではないか。さて、どこかの商社が扱ってくれないものか。

 アップルの一人勝ちが余り、嫉妬?されていないのは、彼らが自らの製品の回りにサードパーティが活躍できる市場を作っているからだ。家電量販店に行けば、市場が飽和し、価格下落が止まらない薄型テレビ売り場の撤退の跡にはiPhone関連のアクセサリー売り場が鎮座していたりする。そして、利用者も、アプリは勿論、こんなアクセサリーがあるのかと驚かされる楽しさもある。

archinet_japan at 22:19|PermalinkTrackBack(0) 最新技術動向 

2012年03月06日

約3,300億円の方が興味深い


 250億ダウンロードでアプリ開発者への支払いが約3,300億円。こちらの数字の方が興味深い。本音ではアップルが儲かる仕組みだと知っていても、ここまで巨大な市場形成の仕掛けを作ってくれたのもアップルだ。勿論、アプリ開発での収益は魅力たが、iPhone、iPadを稼働させるOSの素晴らしさ故に、このOSの上でアプリを作りたいと開発者に思わせたことも大きい。

 本気で、とことん探してはいないが、App Store上で流通するアプリには、ほぼ「こんなものは?」と考えたものはすでにあるだろう。そのことは人々のアイディアや創造性とは無尽蔵なのだと思わせてくれる。インターネットを介して全てのデバイスが繋がっていること。場所や時間などの次元情報を使えること。「iPhone4S」から搭載されたボイスアシスト機能Siri(シリ)に大きな可能性を感じること。これからも益々、アップルはアプリ開発者を刺激し続けるだろう。

archinet_japan at 21:50|PermalinkTrackBack(0) 最新技術動向 

2012年03月05日

何故、この時期に公開したのか

 マルティン・ルターへの破門状やガリレオ・ガリレイに対する17世紀の異端審問の記録とはまるで歴史の教科書を再読しているような感覚だ。確かにそういうことがあったのだと、その記録文書が見られなくとも、リアルに感じられる。

 何故、この時期の公開なのか。自らタブーとしたものも変化していくと認めざるを得ないのならば、現在の課題に対する変化も進めて欲しい。

 いぜんとしてカソリックの総本山は、同性愛者の存在を忌避しているし、妊娠中絶も認めてはいない。一方で、閉ざされた教会内で、いまだに頻発している聖職者による主に少年らに対する性的な虐待についても曖昧な姿勢だ。しかし今、守っているものを廃棄すれば、それこそカソリックではなくなってしまう。遠く離れたアジアの島国で宗教も持たないものの遠吠えだ。

archinet_japan at 21:42|PermalinkTrackBack(0) 文化・歴史 

2012年03月02日

グーグルにとっては当然の成り行きだ

 今回のグーグルの動きには、この報道にもあるように、さまざまな方面から危惧が表明されている。グーグルは「ログインしなければよい」との最も基本的な見解を繰り返している。

 一方で、多岐に渡るサービスで、それぞれに個人情報が散逸していた方がシステムの整合性の面からはおかしかった。極めて可用性の高いデジタル情報だから、それを統合したデータベースを構築するのは当然の流れだ。ただし、グーグルに盲点があるとすると、自らにとっては当然の流れが行き着く方向がユーザーにとって当然かは別物だということ。

 インターネットは理論的には全てのデバイスが繋がっているのが前提だ。その便利さのレベルは素晴らしいが、個人的には少しばかり退歩してもよいと考え始めた。その方法は極めて難しいが、今回のグーグルの動きがそんなことを考えさせてくれた。良い契機になったと思う。

archinet_japan at 20:24|PermalinkTrackBack(0) 最新技術動向 

2012年03月01日

iPhoneの電源確保は大問題だから強い味方だ

 iPhoneは何でこんなに電気を食うのかというほど、すぐにバッテリーマークの減り具合が心配になるので、電池使用の予備電源を持って歩いている。さて、「水さえあればOKな充電器登場」のニュースタイトルから、予想した通り、燃料電池を使用したポータブル充電器とのこと。

 これならば、例えばペットポトルの水で「水」自体は充当できるし、とても便利だ。きっとどこかのアクセサリーメーカーなどが輸入してくれるかも知れない。値段は...が気になる。燃料電池を使用したポータブル充電器。この組み合わせで他の使い道のプロダクツも考えられるだろう。

archinet_japan at 19:36|PermalinkTrackBack(0) 最新技術動向