2012年02月24日

遅きに失したのか

 やはりオバマ大統領の誕生がその背景にあるだろう。アフリカン・アメリカン。多様性が社会のエネルギーの源泉であった米国社会。その中で他のマイノリティー共々、アフリカン・アメリカンはすでに米国の歴史と文化に大きな貢献をしてきた。

 米国では数十年前までは露骨な差別があった。この国で暮らしていると、アフリカン・アメリカンのように明らかに肌の色の違う人々には出会わないし、実は差別の実態はやくわからないのだが、それもまた米国自らの情報の発信で、公民権運動などの存在も知り得たわけだ。

 失業率の若干の改善、株価の値上がりなど、欧州危機の行方はまだ不透明だが、オバマには風が吹き始めたようだ。初めてのアフリカン・アメリカンの大統領。極端な保守勢力を除いて、共和党の候補者たちも彼のような劇的なストーリーを描けそうもないし、もう一期、オバマにやらせてみようかとの声も聞こえてくるかもしれないと。再生への不安もなければ、思い切った改革が可能かもしれないからだ。

archinet_japan at 22:33│TrackBack(0) 文化・歴史 

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