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2012年04月01日

こんなに寒かったのに東京では3月中に桜が開花した

 各テレビ局のニュースで、東京の桜の開花を示す靖国神社の標準木の前で気象庁の職員が開花宣言をしていた。こんなに寒かったのに東京の開花は4月にずれ込まず、3月31日となった。今年の桜は、4月1日の年度始まりにきっちりと合わせて咲いてくれたようだ。

 年度始めの4月1日。この制度がどのようにして始まったのかは知らないが、1月1日の年の始まりから3ヶ月が過ぎ、そろそろ何となく流されているなと思い始めた時期に、また年度「始め」といわれると、シャキッとせざるを得ない。なかなかうまいことを先人は考えた。

 昨年は沢山の方々が逝ってしまった。それにしても、それなのに、自然とは律儀で、不可思議なものだ。毎年、梅そして桜と目を楽しませてくれる。生き越も過半が過ぎ、桜を見ると、あと何度、この開花に立ち会えるのかとも考えてしまう。

 西行の和歌。以前は、この季節になると、あまりにもよく知られている「ねがはくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月の頃」が浮かんだが、そんな今は、「風さそふ 桜の行方は 知らねども 惜しむ心は 身にとまりけり」がぴったりときている。

archinet_japan at 18:31│TrackBack(0) 街・ストリート 

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