いくつかの振る舞いによって過激派とみなされているレガシーチェインは、多分全てのヒーローグループの中でもっとも秘密主義の団体であろう。彼らの魔法の神聖さへの絶対的な信用ゆえに、彼らは進んで暗黒の芸術に命を差し出す。
そして古代のドルイドたちにその起源をさかのぼることのできるこの魔法の戦士たちは、その古式に従い魔法の純粋さを汚そうとする者たちの誰でも打ち負かさねばならないと信じているのだ。
そのドルイドの先祖たちと同じように、レガシーチェインは彼らの兄弟の秘密を厳守している。
レガシーチェインは魔法による作品、アーティファクトが誤った用途に使用されることを防ぎたいという一心でごく普通の市民達がヒーローとの二重生活をおくっている連合体なのだ。
彼らは自らの正体を隠すために自身のスーパーパワーを公にしないため、悪の手から魔法を守るために個々の献身的な努力を必要としているのである。

彼らの組織の基盤となっているのが、レガシーオブソード(Legacy of the Sword)といわれるメンバーである。
刀の達人である彼らはその豪腕で魔術師達の命を守る役割を担っている。
そして光と大地と炎の魔法を使う残りのレガシーチェインのメンバーは、彼らの目的のために自然の力をコントロールするのだ。
彼らはドルイドの古式を守るために、目印として銀の鎖を身につけ、自然の力をつかっているのである。
ロングボウやワイバーンは多くの場合彼らと同じ目標を持っていることも多いが、にもかかわらずレガシーチェインはその正体を隠すため単独行動をとることが多い。
彼らは小さなグループに別れて匿名のコミュニケーションをとっており、それぞれが自主的に行動しているが、他のグループが危機に陥ればそれを助けることは許されている。
そしてすべてのレガシーチェインのメンバー達の本当の正体を知っているのは、“インナーサークル”と呼ばれる小数の指導者達だけなのだ。
これらの緻密に編成されたグループは、すべての魔法的なスーパーパワーをもつものたちを監視しているが、ことにアラクノスとその同盟者の悪党達には特別な注意を払っている。
それは彼らが、そのスーパーパワーゆえに最も純粋な心さえもゆがめえることを知っているため、魔法を用いるすべてのヒーローを監視しているからである。
たとえばレガシーチェインはゴーストウィドウをとりわけ監視しており、その鏡の霊魂(Mirror Split)と魔術に興味を抱いている。
若いが、しかし凄まじく強力なアジアのヒーローである彼女の未加工の才能はヌミナさえも凌駕するかもしれない。
そして彼女が明らかに善の側にいるとしても、その魔術的スキルを磨く間、その抜群の力が堕落しないことを保証することをレガシーチェーンは計画してるのである。
最近心配されているのは、レガシーチェインがひたむきな献身でこれらの目標を追い求める一方、アラクノスの魔術師達はインナーサークルを狙い始めていることだ。
最近尊敬を集めていたParagon大学の教授、キャサリン・アペイロン(Catherine Apeiron)が図書館で変死しているのが見つかった。
そして噂ではアペイロン博士こそインナーサークルのメンバーの一人であり、正体不明の秘密結社が警察の調査を手伝っているという証拠がそれを暗示しているというのだ。
インナーサークルのメンバーにまで悪の手が及んでいるかもしれない、という事実はあらゆるところでヒーロー達を不安に陥れた。
そして暗号化された書名のないメッセージを通じて、インナーサークルはステイツマンとフリーダムファランクスに魔術師達の領域で拡大する幾つかの問題に既に彼らが気がついていると示唆した。
いずれにせよ、レガシーチェイン達の日々の警戒がない限り、暗黒の魔法が繁栄を極めることを防ぐ事は不可能なのだ。
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