とうとう、保護場所も無く、そして、最近保護した子達は搬送に耐えれるほどの体力もなく、シェルターを設立するしかない・・との考えに至りました。

 今週は、現地の人や、犬班のAさんに物件探しなどで走り回ってもらってました。

 しかし、南相馬は、まだまだ避難所にいる方も多く、そして、下の地図を見て頂いてもわかるように、
南相馬

 南相馬市は4つの区域に分かれています。

 通常、私がいつも行く時は、東北道の二本松インターで降り、計画避難区域の川俣村、飯館村すで避難になっていて人の気配のない地域を通り、南相馬に入ります。

 南相馬の居住可能地域は約半分、そしてその半分は緊急時避難準備区域になっています。

 警戒線の道を挟んで、警戒立入禁止区域と避難している飼主さん達が居る地域が分かれているところです。

警戒立入禁止区域に住居があった方たちは、警戒線の向こうの我が家に、犬や猫を置いてきた人がほとんどで、帰れない我が家で可愛がっていた犬や猫が、餓えて死んでしまうかも、死んでしまったかも・・・と、悲痛な思いを抱え、避難所で暮らしてらっしゃいます。

 時折、封鎖線の警官が居るところでは、我が子を迎えに行きたいと、警察官と揉めている光景さえ見られます。

 誰が想像できたでしょうか?

 この日本で平和に暮らし、毎朝、毎晩、一緒に寝ていた家族である犬猫が、自分の家が立入禁止区域になり、飢えて死んでしまうのに、迎えに行く事が出来ないといったこの状況が。

 以下、今回同行した飼主さまから、私に来たメールです。(※今回保護する事が出来ました)
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この度の東日本大震災において、被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。
その他の地域にお住まいの皆様には、多大なるご支援、お見舞いのお言葉を頂戴しありがとうございます。私達は皆様のお力で命を繋ぐことができています。
本当にありがとうございました。


私は東京電力福島第一原発から10キロメートルの地点に住んでいました。
裕福ではありませんでしたが、贅沢をしなければ家族三人それぞれに仕事をしながら、愛する動物達と暮らすことが出来ていました。
それが一変したのは、3月11日のことでした。
あの大震災が起きたとき、家族はそれぞれに仕事場で仕事中で…一時間後には恐ろしい巨大な津波が押し寄せてきました。
それぞれに自宅を目指し、幸い津波の被害も免れることができ、無事を確認したのも束の間でした。
翌日には、避難指示が出たのです。

当初、何の情報もなく、取りあえずの避難であると、すぐに…夜には自宅に帰ることができるようなことが言われていました。我が家は、犬が3匹、猫が3匹、合鴨が2羽、鶏が5羽いました。
動物達はそれぞれに余震に怯え、特に犬と猫は地震の度に体を震わせていました。猫は揺れる家の中に入ることができず、庭の木陰に丸くなっていました。

すぐに帰ることが出来る…そう思って、多目に餌を置いて、犬は繋いだまま、鳥は庭に放して、猫は家に出入りが出来るようにして家を出ました。
震災による影響で、水は出なくなっていたのでありったけの水を犬や猫達に置いて、出掛けました。


それっきり、私達は家に帰ることができなくなりました。
数時間後に拡大された避難指示に追われるようにして、車を走らせ、避難しました。
戻る道には防護服を着た警察官が道を塞いでいます。危険だからこの先に立ち入らないで、引き返して…と言われました。

逃げる間中、ずっと動物達のことが頭にありました。繋いだままにしてしまった犬の姿。丸くなって、こちらを見ていた猫の瞳。

どうして?
なんでこんなことになってしまったの?
連れてこなかった自分を責めました。
私のせいで、あの子達は死ぬのだ…
水を飲めず、餌もなく、飢えて死ぬのだろう。
そう思うと、食事も喉を通らなくなりました。
数日たつと、食べなくても空腹を感じなくなりました。

避難生活を送りながら、なんとかして家に戻れないか?そればかりを考えていました。


更に事態が悪化したのは4月21日のことでした。
20キロ圏内が警戒区域に指定されたのです。
それによって、餌やりを続けていた畜産農家やペットの飼い主が、自宅に立ち入ることができなくなりました。

そして、未だに入ることが許されません。
生きている動物がいるのに、餌をやることも許されないのです。

事業主が事業に必要なものを持ち出すのはすぐに許可が出るのに、動物を連れ出したり、探したりするための許可は出ません。
一時帰宅で帰ったとしても直接、動物を連れて帰ることは許されません。
ゲージに入れて、自宅に置いてくれば後で回収して保護施設に入れてくれるそうです。

たった2時間の一時帰宅で、怯えて隠れている猫や自由になった犬が捕まるでしょうか?
私は一時帰宅で奇跡的に2匹の猫を捕まえることができました。しかし、避難場所に、猫と一緒にいることができません。痩せてガリガリになった猫を保護施設に預けるしかありませんでした。


避難生活は100日を超え、一年の三分の一になろうとしています。
それでも諦めずに、手を差し伸べてくれた人達がいます。必死に生きている動物達を救おうとして頑張っている人が沢山います。


今、20キロ圏内の動物達は限界ぎりぎりで頑張っています。
救助・保護出来ても移送に耐えられないくらいに弱っている動物が多くいます。
助けるためには、20キロ圏内から近いところに、保護、療養できる場所が必要です。まだ、間に合うから、少しでも助けたいです。

頑張った子達に安らぎの場となる場所を、命を繋ぐための場所を。

しかし、避難生活を送っている被災者の多くは自らの生活を一から建て直さなければならず、資金を用意することが出来ません。

皆様のお力を貸していただけないでしょうか?
少しずつの善意でも、たくさん集まれば、大きな力になります。
勝手なお願いで申し訳ありません。それでも、救いたい命があります。
どうか、よろしくお願い致します。

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 まだまだレスキューしなければ、いけない犬猫が沢山います。

 まだまだ生きている子もいます。

 でも、今は私の今までの日記を見て下さっても分かるように、限界ぎりぎりです。

 犬は他団体様の大きなシェルターなどがありますが、猫専用のシェルターはありません。
猫は、繋いで置ける訳でもなく、エイズキャリア、白血病キャリア、ダブルキャリア、健康な子、弱っている子。。
すべて分け無ければならず、そして、いくら2段ケージでも、ずっとケージはかわいそう。。

 光も、風も感じさせてあげたい。

  シェルターは運営が難しく、常時、誰が、世話をするのか?と言った問題がありますが、南相馬・・・同じ市内であるならば避難所が近く、飼主さま自ら、参加する事も出来ます。

 たまには一緒に眠ることも出来ます。

 とは言え、専門のスタッフは必要不可欠と思い、雇用も考えなくてはいけません。

 設立費、運営費に関しては皆様のお力をお借りしたいと思います。

 私も、ねこさま王国・・と言う、猫のボランティアである前に、一人の、自分の家の猫を愛する飼主です。

 同じ、猫を愛する飼主として、ぜひ、福島の、避難地域の飼主様を、飼い猫ちゃんを助けるお手伝いのご協力をお願い出来ればと思います。

 今回のシェルター運営に関しましては、多額の費用が必要となる為、今まで協力しあっている猫の団体様皆様と、共同で取り組むことになりました。

 とりあえず、来週、福島入りの予定でしたが、今日もこれから場所の確保の為、福島に向かいます。

 賛同団体
 ねこさま王国
 天使たちの居場所
 ねこひと会
 みえ東北わんにゃんレスキュー
 富山犬猫避妊の会
 ちゃんたとゆかいな仲間たち
 ぷちぽん盛岡

 皆、福島の被災動物に取り組んできた日本中の仲間です。

 シェルター基金 皆様 1口5000円 で是非ご協力して頂けないでしょうか?

 支援口座(専用口座を開設しました) 
 
 ゆうちょ銀行 記号12220 番号30429911 口座名義 にゃんこはうす

 ネットや銀行からは 店名228 店番228 口座番号3042991 名義 にゃんこはうす




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  お願いばかりで本当に申し訳ありません。今一度、福島の被災猫の為、そして、圏内に残された動物を救いたい私たちの為今一度お願いいたします。

 転載等、ご協力をお願いします。

 

jisinbanner
http://tohoku-dogcat-rescue.com/
 
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 福島犬猫レスキュー支援のお願い
やり残した事、心残りがたくさんです。救いたい子たちが沢山います。

 次回、7月1,2、3日

ご支援のお願い

犬用餌(消化のよいものや、シニア犬用のもの)
犬用ゲージ猫用ケージの折りたたみSサイズ(猫用)、Mサイズ(プラスチック製のもの。中型以上大型犬用)
猫用餌(子猫用、成猫用)
犬猫のおやつ
猫用砂(出来れば紙以外。)
リード(先が輪になっているやつ)
保護した犬猫の医療費や交通費に充てるための義援金
(最近保護した子達はほとんど入院になっています。)
現地同行ボラさん
一時預かり様、里親さま
(どんな子なら大丈夫か具体的に教えて下さい)

 活動費、医療支援、支援先  
北陸銀行 開発出張所 普通 5019400  
口座名義 A-NETふくい 会計 中山 (エーネットフクイ カイケイ ナカヤマ)
 連絡先 E-mail ariko602@yahoo.co.jp  090−3885−1673(中山)