2007年01月19日

純粋ねぇ

「本を出しませんか?」詐欺のお話
http://www.janjan.jp/media/0701/0701148009/1.php

以前身近な所でこの話を聞いた時,
すぐに「詐欺だ」と分かっていたのですが,
本人が喜んでいるようなので黙ってました.

本人さえよければ詐欺にはならないですしね.

元書店員なので,
本屋が売れ筋と自分のオススメ以外は絶対に置かないのを知ってるし,
版元のことも営業さんから良く話を聞いていたので知ってます.

良く印税1割といいますが,
これは出版にかかる費用を版元が投資しているため,
投資リスクも考慮して売り上げの大半を版元が受け取るシステムになっているのです.

著者に金を出させているならこのリスクは無いし,
さらに自分たちの取り分(人件費)などを上乗せしておけば
本が売れなくても版元は困らない.

これじゃ営業が書店回って売り込む訳がない.

ちょっと頭を使えば,こんなカラクリ分かるのに・・・

当人には純粋に「本を出す」という事に意味を感じているかも知れないので,
あんまり詐欺だ詐欺だとはやし立てるのも可哀そうかも知れない.

でも,そんなに本を出したいなら同人誌などの自費出版にすればよいのに.
どんな本が何部いくらで出来るかなんて,
町の製本屋に行けばすぐ分かるんだし.

arinosuke at 09:33│Comments(0)TrackBack(0)

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