2005年04月16日

考察6、分析実戦・投資手法(1)


ありさ「今回はトレンドについて説明するって書いてあったのに、なんで変わってるのー! 筆者はてきとーすぎるの。。。」

わんわん先生「筆者が計画性が無くて行き当たりばったりだってことが分かったところで、さっそく今日の講義じゃ」

ありさ「はーい」

わんわん先生「今回の内容はとても重要だから心して聞くように!」

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『投資の準備』


 ”儲けるための”投資をする上であなたが必要なことは以下のことです。

★資金調達

  なるべく合法手段で調達することをお勧めします。


★手法会得

 『自分で分析する』の他に『他人から教えてもらう』『他人から買う』などの手段があります。


★環境準備

 取引できる環境を整えましょう。取引する時間も必要です。


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『手法とは?』


 手法とは取引のルールのことです。具体的な例を挙げます。

★PERが10倍以下の株を買う
★好材料があった株を買う
★投資雑誌に載っていた株を買う
★RSIが20%以下、且つ、移動平均乖離率がー15%以上の株を買う
★ダーツで当たった株を買う
★月齢、占星術、霊界との交信、未来予知等
★直感

 人が投資先を決める方法はこういったところでしょうか。
 これらの手法を、過去のデータから分析します。
 これはテクニカル分析によるものだけでなく、全ての手法について必須です。
 一番上の手法を試すなら、PER10倍以下の銘柄は統計的に、実際に株価が上がっているのかを調べてください。PER10倍以下の株ならいつかは上がるだろう、では駄目です。
 好材料で買うなら、以前に同様の好材料があったときにどのように株価が動いたか調べてください。
 投資雑誌等、自分以外の誰かに聞いた株を買うなら、その情報源が過去に薦めた株の値動きを分析してください。
 例えテクニカル分析でテクニカル指標が良さそうな状態が出現しても、過去のデータを調べて良い結果が出ていなければ取引するべきではありません。
 ダーツ以下も同様です。


 『過去のデータを調べて確信の持った手法以外、使ってはならない』です。
 絶対。

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『分析方法』


 手法の構成要素は次の通りです。

★エントリー時の状態

 『この状態になったら買う(または空売りする)』という条件です。
 例えば『RSI20%以下』『ある雑誌に紹介されてた』
『上方修正のサプライズがあった』『霊界からのお告げがあった』などです。

★損切りルール

 これも手法を分析する上で絶対に外せません。
 どういう条件になったら損切りする、というルールです。
 例えば『買値より5%下がったとき』『抵抗線を割ったとき』
『出来高が前の日より減少したとき』といった明確なルールが必要です。

★利益確定ルール

 いつ利益確定するかも予め決めておいてください。
 『買値+10%』『移動平均乖離+5%』『レンジ上限』
『値動きに関わらず3日後終値で決済』
『移動平均を使ったトレーリングストップ(←分からない人はぐぐってください〜)』などです。


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『期待値』


 手法を評価する一つの方法が『期待値』です。
 期待値とは、その試行一回あたりどれくらいの値が期待できるか、というものです。

 (利益合計+損益合計)/試行数

 で求められます。これがプラスにならない手法は使えません。
 逆に大きくマイナスになるようなら、逆の売買をすれば儲かります(笑)
 期待値が0から乖離した手法を目指してください。


 例
 利益確定 +100円
 損切り  −50円
 損切り  ー50円
 利益確定 +150円
 利益確定 +50円
 損切り  −50円
 (100+150+50−50−50−50)/6 = 25

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 次回はこの続きをやります。

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 ありさメモ

 『過去のデータを調べて確信の持った手法以外、使ってはならない』。
 手法の調べる時は、エントリー条件と損切り条件と利益確定条件を決めないといけない。

 あ、そうそう。投資をするには手法のほかに、
資金と環境がないといけないんだったの〜。
 中学生のありさはどうやって資金調達すればいいんだろ。。。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  

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2005年04月15日

考察5.過去の値動きから分かること。


ありさ「せんせー! 筆者が更新を怠けて遊び呆けてる間にこんなの調べたのー」


『ポンド(GBP/JPY)10分足・パターン別上下確率(2005年のある期間の10分足を使用・ありさ調べ)』
 『ぷ』=プラス 『マ』=マイナス

ぷ      3462 ←A
ま      3415 ←A

ぷぷ     1575 ←B
ぷま     1718 ←C
まぷ     1711 ←C
まま     1520 ←B

ぷぷぷ     687 ←D
ぷぷま     809 ←E
ぷまぷ     817 ←E
ぷまま     811 ←E
まぷぷ     812 ←E
まぷま     821 ←E
ままぷ     806 ←E
ままま     631 ←D

ぷぷぷぷ    272 ←F
ぷぷぷま    382
まままぷ        
まままま    280 ←F


わんわん先生「なんじゃねこれは?」


ありさ「最初の『ぷ』10分足の陽線(前の10分より上昇)で、『ま』は陰線(前の10分よりマイナス)の数。『ぷぷ』は陽線の次にまた陽線が出た数で、『ぷま』は陽線の次に陰線の――」


わんわん先生「分かった分かった。全部言わんでよろしい。ところで『まままぷ』のところは何で空欄なんじゃ?」


ありさ「そこだけ計算するの忘れちゃったから……」


わんわん先生「……。 それで、ありさはこの結果から何が分かった?」


ありさ「うんとね、『ぷぷ』とか『まま』みたいに同じ方向には連続で動きづらいみたい。あとね、この中には同じ出現率のパターンがあるんじゃないかな。そう思ったところに同じアルファベットをつけてみたの。例えばBをつけた『ぷぷ』と『まま』は一緒の確率じゃないかな。Cの『ぷま』と『まぷ』も同じ。800個くらい出現したパターンには全部Eをつけちゃったけど、『ぷまぷ』と『まぷま』は『ぷぷ』と『まま』が含まれないパターンだから少しだけ出現率が高いかな?」


わんわん先生「ふむ、テクニカル分析について何も教えてない割にはなかなかのものじゃな」

ありさ「嬉しいの〜♪」


わんわん先生「しかしテクニカル分析というのは今までに大勢の人が調べておる。それを学んでから自分だけの分析を進めていくのがいいぞ」


ありさ「なるほどなの。じゃあ早速教えてほしいの〜」


わんわん先生「よし、今回はテクニカル分析において最も基本的で、そして一番重要な法則、『トレンド』について教えるぞ」

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 価格の値動きは『トレンド』を作ることがあります。
 トレンドとは価格が一方方向に動くことです。



 トレンドはどのくらいの大きさでチャートを見るかによって向きが違います。例えば上の図では大きなトレンドを赤い矢印で示していますが、小さなトレンドを示す青い矢印は赤い向きと同じときと違うときがありますね。
 また、ある縮尺でトレンドが発生していなくても、別の縮尺でトレンドが発生していることもあります。(上図では真ん中あたり)

 トレンドはテクニカル分析をする上で最も重要です。次回からトレンドの重要性と分析を説明します。(予定)


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ありさメモ

 値動きにはトレンドっていう方向性があるんだね。
 上の図を見ると、大きなトレンドと小さいトレンドが同じ方向に発生してるときがチャンスに思えるの。あってるかなぁ?


  
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2005年04月10日

考察4、ファンダメンタルズとは?(2)

ありさ「せんせー! どうすればファンダメンタルズ分析で勝てるの?」


わんわん先生「『ファンダメンタルズは価格に内包されている』という言葉がある。これは業績が株価に織り込まれていて、テクニカル分析をすることによってファンダメンタルズの価格変動も分かる、というようなときに使う言葉じゃが、わしはこうも考えておる。『ファンダメンタルズもテクニカル分析の一部である』。これはどういう意味かというと、収益や利回りや成長性、通貨の金利や需要といったものをテクニカル的に分析してみるということじゃ。テクニカル分析には価格だけでなく信用取引残や出来高などを分析するものもあるからな。それらと同様にファンダメンタルズもテクニカル分析できないか? ということじゃ。そして他のテクニカル分析と統合的に考える。業績がいいという理由で株価が下がっていってもナンピンし続けるのはイカン。下落トレンド形成時にナンピンは自殺行為じゃからな。ファンダメンタルズ分析で投資した場合は必ず損きりラインと利益確定タイミングを決めておくべきじゃ」


ありさ「なるほどね。ファンダメンタルズ分析していると、『この株はいつかは必ず上がる!』ってなっちゃって、そのまま株価が下がり続けて樹海逝きになりそうだもんね。『ファンダメンタルズ分析においても利益確定ラインと損切りラインを決めて、その条件下で期待値の高い株を買う』だね」


わんわん先生「その通りじゃ。テクニカル分析には客観性があるがファンダメンタルズには主観が入り込みやすいしな。『ファンダメンタルズ分析においても利益確定ラインと損切りラインを決めて、その条件下で期待値の高い株を買う』。これは必ず心に留めておくように!」


ありさ「うん。しっかりと覚えたの〜♪」


わんわん先生「物覚えのいい子じゃな」


ありさ「で、ファンダメンタルズをどうやってテクニカル分析すればいいのかな? 多分、PERとかPBRなどの条件が近い株のその後の値動きを統計すればいいと思うんだけど……」


わんわん先生「知らん! わしはそんなことやったことないからな」


ありさ「ぇー! 今回のテーマは『ファンダメンタルズで勝つ方法』なのに放棄しちゃっていいの!?」


わんわん先生「わしがいいといったらいいのじゃ! わしははっきり言ってファンダメンタルズ分析が嫌いなんじゃ! 調べるの面倒だし、経済とか苦手だから!」


ありさ「ぇー! そんなこと言っちゃっていいの!?」


わんわん先生「閑話休題! 次回からはテクニカル分析に戻る! 次回は価格形成と、過去の値動きから見て分かることを初心者向けに解説するぞ!」


ありさ「こんなにてきとーでいいのー!?」



ありさメモ
 ファンダメンタルズ分析をする場合でも期待値の法則は当てはまるんだね。
 損切りはしっかりしなきゃ!
  
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2005年04月09日

考察3、ファンダメンタルズとは?(1)

ありさ「せんせー! 前回までは価格だけに注目して計算していたけど、
 株には企業の業績があるし、為替には国の貿易収支や金利、
 先物には実需があるよね?
 そーいうのを無視してもいいの?」



わんわん先生「それは当然の疑問じゃのう。それでは株というのはどうして値段が上下するんじゃ?」


ありさ「えっと、業績のいい株は上がって、業績の悪い株は下がるのかな?」


わんわん先生「業績のいい株の価格が下がって業績の悪い株の価格が上がるなんて日常茶飯事じゃよ。その考えは間違ってるな」


ありさ「ぇー!? じゃあどうして株価は上下するの?」


わんわん先生「簡単なことじゃ。『株は買われると価格が上がって売られると下落する』」


ありさ「ぇぇぇー!? それじゃあ業績は関係無いの?」


わんわん先生「業績がいいと買う人が多く、業績が悪いと売る人が多い、という意味では業績も間接的には関係あるな。しかし業績がよくても売る人が多ければ株価は下がるぞ」


ありさ「単純に業績のいい株を買うだけじゃ駄目なの?」


わんわん先生「その株の『業績がいい』というのはありさだけが知ってることじゃろ? みんなが知っていることじゃから、その株が欲しい人はその株を既に持っているのじゃ。もしありさが株を買うのを最後に他の人が誰も株を買わなくなったら……」


「そっか〜。自分の買った後に他の誰かが買わなきゃ駄目なんだね。なんだかババ抜きゲームをやってるみたい……」


 株などの価格形成は、同じ値段でそれを買う人と売る人がいて成り立ちます。
 そして、買う人が多ければ価格は上昇し、売る人が多ければ価格は下落します。
 つまり株で儲けるには、未来において他の人が買いたい銘柄の株を自分が先に買っておき、
未来において他の人が売りたい銘柄の株を先に売り抜けなければなりません。
 当然市場参加者は全員、自分が先に買って先に売りたい! と考えるわけです。
 あなたが『この株の決算は良さそうだから、
他の市場参加者も自分に追随してこの銘柄を買うだろう』と思っているときには、他の人はもっと先に同じことを考えていると思って構いません。
 これがファンダメンタルズのみで投資をすることの難しさです。


ありさ「じゃあファンダメンタルズ分析は役に立たないってこと?」


わんわん先生「ここまでファンダメンタルズでは勝てないというようなことを書いてしまっては、そう思われても仕方ない。
 でもファンダメンタルズ分析でもちゃんと勝つことができるぞ!
 次回はファンダメンタルズ分析で勝つ方法じゃ!」


ありさメモ
 株価は株の実需で決まるのかぁ。
 それなら未来においてどれくらい株の需要があるのかが分かれば勝てるよね?
 もしかしたら、『価格が上昇している』『出来高が増えている』という株は需要が増えているってことだから、翌日も株価が上がる可能性が高いかも。
  
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2005年04月07日

考察2、どうやって未来の価格を予測するの?


ありさ「せんせー! ありさ、投資で儲けるには価格推移の期待値が大事って事が分かったの。でも価格推移の期待値なんてどこにも書いてないの。どうやって未来の株価の確率なんて予想すればいいの?」


わんわん先生「実はな、将来の価格推移の期待値なんてものは正確に出すのは困難なのじゃ。
 しかし近似値は出すことができる。
 それはじゃな、過去の価格推移を見ればいいのじゃ。
 歴史は繰り返すという言葉もある」


ありさ「過去の価格の値動きで将来の値動きが分かる?
 そんなにうまくいくのかなぁ」




 ここに架空の株のデータがあります。
 『3日間で10%〜15%上昇した日』の翌日の価格推移を100日分抽出します。
 その日の終値から始値を引いた数値の100日分の平均を求めた結果、
3%上昇という値が出ました。



 では将来において『3日間で10%〜15%上昇』という条件を満たした日の期待値は約3%になるのでしょうか?
 答えはNOです。
 常に株価の推移パターンは変動しています。
 過去において使えた取引手法も未来では使えなくなってしまうこともあります。

 それなら過去の統計は未来において1%も役に立たないのでしょうか?
 未来の価格推移は過去の価格推移を全く無視して生成される値なのでしょうか?
 もちろん答えはNOです。
 これは重要なことです。
 仮に未来の価格推移の期待値が過去の価格推移に全く影響を受けないなら、未来の価格の期待値は完全に0になってしまいます。
 しかし未来の価格推移に過去のそれが1%でも役に立つなら予測の余地は出てきます。

 例えば過去において+3%という期待値が算出されたなら、
未来においては期待値が+になる可能性が高いということです。
 ただし時間が経つごとにこの期待値は役に立たなくなっていきます。



 このように過去の価格の値動きから未来の値動きを予測することを『テクニカル分析』と呼びます。


ありさメモ

 未来の価格推移の期待値は、
1、過去の値動きから求めた期待値
2、未来の値動きが、過去の値動きにどのくらい近くなるかという期待値
 で決まるんだね。

 2を求めるのはむつかしそうだけど必ず計算しないといけないわけじゃないし、1だけならありさにもできそう。
 確かヤフーファイナンスに株価の時系列データがあったから、それを参考にしよっと。

http://table.yahoo.co.jp/t


  
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考察1、どうやって投資で稼ぐんだろう?



ありさ「せんせー! ありさ、ライブドアのニュースを見て株式投資したくなったの。株ってお金儲けできるんだよね? でも大損することもあるって聞いたの。どうしたら株で大儲けできるか教えて欲しいの」

わんわん先生「13才が株取引するのもどうかと思うが、
 そんなに知りたいなら教えてやろう。
 まずは、どうして投資で儲けられる人と損してしまう人がいるのか、ということじゃ。
 これを知らずして先には進めんから必ず覚えるように」

ありさ「はーい♪」


 投資で儲ける人がいます。
 投資で損する人がいます。
 なぜこんなことが起こるのかを、ありさの投資に対する解釈で、簡単に説明します。



 株、為替、先物等の、『買い』と『売り』(空売り)ができる投資では、次のような原則が成り立ちます。

 ある時間tからある時間t+αまでの価格変動の期待値が0ではないtが存在する場合において、
 取引による利益期待及び損失期待を持てる。




 分かりやすく言うと、
今日から三日後までに株価が+100円になる確率が45%
−100円になる確率が55%の場合、
空売りすることによって利益期待を持つことができます。
 逆にこの株を買った場合は損失期待を持つことができます。



 つまり価格変動の期待値が0でない場合は、
損をする売買と反対の売買が得をする売買であり、
その期待値は真逆になります。
 価格変動の期待値が0の場合は、
期待値的には得をすることも損をすることもできません。



 実際の取引と比べて多少デフォルメしてありますが、この原則がある限り投資で儲けたり損したりすることができます。
 株の業績を見て取引する人も、価格の値動きを見て取引する人も、この原則は必ず覚えておくべきです。


ありさメモ

 株とかの値動きには、たま〜に買いと売りのどちらかが有利になる時があるんだね。
 その時にだけ投資すれば確率的には負けないの。
 株で勝つ人はこうやって儲けてるんだね。
 逆に負けてる人は、期待値がマイナスの取引を繰り返してしまってるみたい。
 ありさは儲けてる人の方を目指すの!


  
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