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出版業界的な話

なんかサンデー近辺がきな臭いことに。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1135827.html

ガッシュは泣かせる王道少年漫画としてずっと読んでたので
自分が雷句ひいきになってしまっているとは思いますが、
それにしても一応編集の仕事してる身として正直あ り え な い。



で、ちょっと出版業界の端くれとして思ったこと。

小●館社員って超エリートで勝ち組なんですよ。
数多くの出版志望者が採用にエントリーするなか、
数千倍と言われる倍率を勝ち残った高学歴のエリート中のエリート。
そして高い初任給にその後も高い給料。
ただまあ間違いなくそれだけ働いてる部署もあるんでしょうけどね。

……しかし、そんなエリートの仕事相手が
10代から漫画ばかり描いてて、社会やビジネスの事何も知らずに
サンデーでデビューさせてもらって無邪気に喜ぶ若い漫画家だったりしたら。
なんか、今まで泣き寝入りしてた若手作家が多そうな理屈も見えてきそうな気が。
そりゃあ編集者が神にもなるかもな……。

その点雷句センセは、陳述書自体は感情的な部分も見受けられますが
ビジネス感覚はかなり鋭そうで素晴らしいです。
漫画家の権利向上のために是非頑張っていただきたい。

この前読んでた日垣隆『売文生活』も
漫画とフリーライターの違いはあっても同じ問題だよなーと。


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コメント
1. Posted by ゆ   June 08, 2008 14:49
そういえば、こないだ参加してたシンポジウムで竹熊さんが「漫画界(特に編集側)にはどうあっても裁判沙汰にしたくないという慣行がある」なんてことを言ってました。こうやってちゃんと裁判に持ちこむのはそれだけで素晴らしいことだと思いますよ。

いやはや、私もフリーになって色々と編集さんとお付き合いするようになって、さすがにお金の面ではしんどいですけど、それでもみなさん対等に接してくれますからね。(一緒に企画も考えますし)

フリーランスの仕事をしてる身としても、これは正直ありえないですよ。ほんとに。
2. Posted by 蟻   June 08, 2008 21:06
へー、まあ普通、漫画に限らずどの企業も裁判沙汰にしたくは無いものだろうけど(うちもだ)、なんでかねー。負けるの目に見えるほどのことしてるからかね……。
いずれにせよ漫画家の権利に画期的な一歩を与える裁判だと思います。ライクGJ。

出版もビジネスですよ。労働と賃金の交換なのですよ。だから編集と執筆者は対等なのが当たり前なのですよ。それをなんだこの小●館社員。まず社会人としてどうかと。

ジャンプ編集部の鬼畜っぷりは漫画への愛がある分ましだとしみじみ思った。

余談ですが初期のじゃぱんやWLは大変面白かったのですよ……冠って編集者はマジスゲーと思ってたこともあったんだが……ああなんかそんな過去があるからさらに鬱だ死のう。
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