今日も中3受験生対象に。
夏期講習前、是非やっておいてほしいのが理科・社会の1・2年範囲の復習です。

国・英・数の3科目は、勉強してすぐ成績が上がるという科目ではありませんが、理科・社会は、勉強をしたらした分、すぐ結果に出ます。
さらにこの2科は、応用問題といえるものがほとんどない。勉強さえしておけば高得点を狙える科目でもあります。重要な2学期の実力テストで5教科400点をとりたいとして、理・社で190点とれたら、残りの3教科は平均70点をとれば到達します。

さて、理科の重要事項の覚え方です。範囲は中学1・2年範囲に限定しました。


最重要事項を語の定義とともに正確に覚えよう

コツ1:最頻出語をまずおさえる
コツ2:言葉だけでなく、定義も覚えると武器になる


各単元で1個か2個、よく出題される最重要語があります。これらは、語の意味も言えるように、(例:磁力のはたらく空間→磁界、磁界→磁力のはたらく空間、の両方がすぐ思いうかべられるように)、正確に覚えておきましょう。全部で19問。正しい漢字で書けないと点にならないことはもちろんです。

【問い:次の言葉にあたる語を答えなさい】
1.水中から空気中に光が進むとき、すべて境界面で反射する現象
2.空気の重さによる圧力
3.砂糖やでんぷんなどの、炭素を含む化合物
4.物質がそれ以上とけることのできない水溶液
5.液体を沸騰させ、出てくる気体を冷却して再び液体として取り出すこと
6.水を水蒸気として気孔から大気中に出す現象
7.おしべで作られた花粉がめしべの柱頭につくこと
8.岩石が表面からもろくなり崩れていくこと
9.地層が堆積した当時の環境がわかる化石
10.P波が来てからS波が届くまでの、小さな立て揺れが続く時間
11.磁石の力がはたらく空間
12.磁界の変化によってコイルに流れる電流
13.2種類以上の原子からできている物質
14.化学変化の前後で質量の総量が変わらないこと
15.無意識に(大脳が関係しないで)、刺激を受けたらすぐに起こる反応
16.消化液に含まれる、食物を消化するのに不可欠な物質
17.血液中の血しょうが毛細血管からしみ出たもの
18.子が親の体内である程度育ってから生まれ出ること
19.空気が含むことのできる水蒸気の最大量

【答え】
1.全反射
2.大気圧(気圧)
3.有機物
4.飽和水溶液
5.蒸留
6.蒸散
7.受粉
8.風化
9.示相化石
10.初期微動継続時間
11.磁界
12.誘導電流
13.化合物
14.質量保存の法則
15.反射
16.消化酵素
17.組織液
18.胎生
19.飽和水蒸気量


理科では公式が最重要、式、単位を一言一句正確に

コツ3:理科の核は公式である
コツ4:理科では単位が重要、式は単位を示し、単位で式がわかる

どの科目にも、完全に自分のものにしておかないといけない核にあたるものがあります。理科では公式です。公式を不正確にしか覚えていない、覚えていても使いこなせないと、理科の得点は伸びません。
また、理科の公式と単位の関係を把握しておきましょう。単位は、原則として公式をそのまま反映しています。公式を知っておれば単位がわかりますし、単位を見ればどういう式から求められたものかがわかります(例:圧力。力N÷面積cm2だから単位はN/cm2、逆に単位がN/cm2ということは公式はN力÷cm2面積)。
1・2年範囲だと、公式とは言いにくいものを無理やり含んでも9問しかありません。

【問い:次のものを求める公式をいいなさい】
1.光の反射の法則
2.音が空気中を伝わる距離
3.圧力
4.密度
5.オームの法則
6.電力
7.電流による発熱量
8.銅と酸素が化合するときの比
9.湿度

【答え:単位も重要】
1.入射角=反射角
2.340m/秒×秒
3.力÷面積(N/cm2)
4.質量÷体積(g/cm3)
5.V=IR、I=V/R、R=V/I
6.電流×電圧(W)
7.電力×秒(J)
8.銅:酸素=4:1
9.水蒸気量÷飽和水蒸気量×100(%)


覚えるときはまとめて

コツ5:ものを覚えるときグループごとに

どうやら、人間の頭は、単独でものを覚えるより、グループごとにまとめて覚えたり、反対のものを一緒に覚えたり、他のものにからめたほうが覚えやすいようにできているようです。覚えやすいし、忘れません。
少し多くて33問あります。

【問い:それぞれについてまとめておきましょう】
1.光の性質3つ
2.凸レンズでできる像2つ
3.音の大きさ、高さは何で決まるか
4.2力がつりあうための3条件
5.気体の集め方3つ
6.溶けている物質、溶かしている液体
7.BTB液の色の変化
8.固体から液体に、液体から気体に変化するときの温度
9.気孔を出入りする気体3つ
10.葉脈の種類2つ
11.双子葉類と単子葉類との違い
12.堆積岩6種類
13.火山岩と深成岩の組織
14.地震が発生した場所とその真上の地点
15.地震の揺れ2つ
16.直列回路と並列回路の特徴 
17.理科の物質の変化の仕方2つ 
18.化学変化2つ 
19.物質を分けると2つ 
20.酸化と燃焼の違い 
21.銅・硫化鉄・酸化鉄・酸化銅・酸化マグネシウムの色 
22.神経系を2つに分類する 
23.さらに末梢神経を2つに分ける 
24.消化液5種類(新教科書では腸液とは言わないので消化「液」は4種) 
25.デンプン、タンパク質、脂肪は何になって消化されるか 
26.赤血球、血しょうは何を運んでいるか 
27.心臓から出て行く血液と心臓に戻る血液 
28.体温の変化の仕方による動物の分類 
29.雲量による天気の決め方 
30.露点とは 
31.高気圧と低気圧の違い 
32.前線4種類 
33.ヨウ素液、ベネジクト液、塩化コバルト紙の色の変化 

【答え】
1.直進・反射・屈折
2.虚像と実像
3.大きさ:振幅、高さ:振動数
4.同一直線上・向きは逆・大きさ等しい
5.水上置換・上方置換・下方置換
6.溶質・溶媒
7.酸性:黄、中性:緑、アルカリ性:青
8.融点と沸点
9.水蒸気・二酸化炭素・酸素
10.網状脈と平行脈
11.主根・側根とひげ根、維管束の並び方、網状脈と平行脈(前が双子葉類)
12.れき岩・砂岩・でい岩・凝灰岩・石灰岩・チャート
13.斑状組織と等粒状組織
14.震源と震央
15.初期微動と主要動
16.直列回路は電流が同じ、並列回路は電圧が同じ
17.状態変化と化学変化
18.分解と化合
19.純粋な物質と混合物
20.光と熱を出す酸化が燃焼
21.(順に)赤かっ色、黒、黒、黒、白
22.中枢神経と末梢神経
23.感覚神経と運動神経
24.だ液、胃液、すい液、胆汁、(小腸)
25.(前から順に)ブドウ糖、アミノ酸、脂肪酸とグリセリン
26.赤血球:酸素、血しょう:二酸化炭素と栄養分と不要物
27.動脈、静脈
28.恒温動物、変温動物
29.0,1:快晴、2〜8:晴れ、9,10:曇り
30.水蒸気が水滴にかわる温度
31.高気圧:下降気流で時計回りに吹き出す、低気圧:上昇気流で反時計回りに吹き込む
32.寒冷前線、温暖前線、停滞前線、閉塞前線
33.(前から順に)青紫色、赤かっ色、青色から赤色